2009年11月2日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。米ノンバンク大手CITグループが連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請したことを受けてリスク資産圧縮目的の円買いが先行。対南アフリカランドで、日本の個人投資家からの損失覚悟の円買いが膨らむと、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は上値を切り下げる展開に。急ピッチで円高が進んだ反動や、対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りが出たことが円全体の重しとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。序盤、時間外のダウ先物の上昇や上海株高を背景に持ち高解消の円売り・外貨買いが出たものの、売り一巡後はもみ合いの展開に。新規材料難から徐々に値動きが鈍った。一方、ポンドに対しては底堅い。「RBSは資産保護スキームで英財務省と合意間近」との報道をきっかけに、RBS株が急落したことがポンドの重しとなった。一段の英金融緩和観測が高まったことも背景にあるようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。時間外の米株価指数先物が一時60ドルを超す上げ幅となったことを背景に、東京市場の早朝に円買いを進めていた参加者などからのポジション調整の円売りが出た。もっとも、円売りは持ち高調整の域を出ず、ダウ先物が上昇が一服すると円売り圧力は後退し下値が堅くなった。短期筋からの利益確定の円買いも入ったようだ。買い一巡後は、新規の取引材料に乏しいこともあって、値動きが細っている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=90円32銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円も同じタイミングで1ユーロ=133円42銭前後と本日高値を付けている。
・ユーロドルは一進一退。WTI原油先物相場が一時上げ幅を拡大したことに連動してユーロ買いドル売りが入り、20時30分過ぎに1ユーロ=1.4796ドル前後と日通しの高値を付けた。ただ、1.4800ドルの節目に接近すると戻り売りが厚く跳ね返された。ダウ先物や、原油先物相場が伸び悩んだことも売りを誘い1.47ドル台半ばまで押し戻されている。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ウェイン・スワン[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.3]
・スワン豪財務相は2日、経済見通しの修正を発表した。豪GDP成長見通しを09-10年は1.5%、10-11年は2.75%、11-12年は4.0%とした。また、インフレ見通しを09-10年、10-11年、11-12年でそれぞれ2.25%とした。

ニュージーランド政府関係[NP+2.4 HDP -3.0 CHDP +0.2 RHDP -3.0 CRHDP +0.2]
・NZ財務省は2日、ウェブサイト上で「世界景気の回復が予想より早いことを背景に、NZ経済の成長率が2009年下期に2%前後になる」との見方を示した。

ウェイン・スワン[NP+4.0 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
・スワン豪財務相「経済見通しの修正は豪経済の強さを裏付けている」「豪州は深刻なリセッションを避けているが、経済の課題は依然懸念される」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+2.0 HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.4]
・ガイトナー米財務長官は1日、NBSとのインタビューの中で「第3四半期の米経済成長は非常に良い数字だ」との認識を示した。また、「失業率は高水準で依然上昇しているほか、景気回復にはある程度時間がかかり、一進一退となるだろう」とした。

2009年11月2日のFX要人発言・ニュース

会社・企業関係[NP     HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
会社・企業関係・2日、米ノンバンク大手のCITが連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請した、と報じた。なお、米CITの総資産は710億ドル、負債総額は650億ドルとしている。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP+2.0 HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.4 CRHDP +0.4]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官は1日、NBSとのインタビューの中で「第3四半期の米経済成長は非常に良い数字だ」との認識を示した。また、「失業率は高水準で依然上昇しているほか、景気回復にはある程度時間がかかり、一進一退となるだろう」とした。

米政府関係[NP     HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
米政府関係・ウィリアムズ米財務省報道官は日本時間2日、電子メールでの声明の中で「政府は米ノンバンク大手に対する23億ドルの出資金をおそらく回収できないだろう」との見解を示した。また、「破産に関する今後の手続きについて納税者保護の視点から注意深く見守っていくだろう」とした。

藤井裕久[NP     HDP +3.0 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP +0.0]
藤井裕久・藤井裕久財務相「国債市場での信頼を失うことが一番あってはいけない」

ウェイン・スワン[NP+2.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.3]
ウェイン・スワン・スワン豪財務相は2日、経済見通しの修正を発表した。豪GDP成長見通しを09-10年は1.5%、10-11年は2.75%、11-12年は4.0%とした。また、インフレ見通しを09-10年、10-11年、11-12年でそれぞれ2.25%とした。

ニュージーランド政府関係[NP+2.4 HDP -3.0 CHDP +0.2 RHDP -3.0 CRHDP +0.2]
ニュージーランド政府関係・NZ財務省は2日、ウェブサイト上で「世界景気の回復が予想より早いことを背景に、NZ経済の成長率が2009年下期に2%前後になる」との見方を示した。

ウェイン・スワン[NP+4.0 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
ウェイン・スワン・スワン豪財務相「経済見通しの修正は豪経済の強さを裏付けている」「豪州は深刻なリセッションを避けているが、経済の課題は依然懸念される」

藤井裕久[NP+5.2 HDP +3.1 CHDP +0.1 RHDP +3.1 CRHDP +0.1]
藤井裕久・藤井裕久財務相「円高は米国の影響であり注意深く見守っていく」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。米ノンバンク大手CITグループが連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請したことを受けてリスク資産圧縮目的の円買いが先行。対南アフリカランドで、日本の個人投資家からの損失覚悟の円買いが膨らむと、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は上値を切り下げる展開に。急ピッチで円高が進んだ反動や、対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りが出たことが円全体の重しとなった。

韓国政府関係[NP     HDP -7.3 CHDP -0.1 RHDP -7.3 CRHDP -0.1]
韓国政府関係・韓国為替当局が2日、「ウォン高を抑えるためのドル買いウォン売り介入を行った模様」と市場関係者の話として伝えた。

イギリス政府関係[NP     HDP -5.5 CHDP 0.00 RHDP -5.5 CRHDP 0.00]
イギリス政府関係・2日、英RBSが資産保証スキームで英財務省と合意が間近だ、と報じた。

イングランド銀行(BOE)[NP     HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -2.8 CRHDP +0.0]
イングランド銀行(BOE)・ブランチフラワー・元イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員は2日、「英国が景気後退から依然抜け出せていない証拠がある」と述べた。また、「景気が完全に回復するには3-4年かかるだろう」とした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。序盤、時間外のダウ先物の上昇や上海株高を背景に持ち高解消の円売り・外貨買いが出たものの、売り一巡後はもみ合いの展開に。新規材料難から徐々に値動きが鈍った。一方、ポンドに対しては底堅い。「RBSは資産保護スキームで英財務省と合意間近」との報道をきっかけに、RBS株が急落したことがポンドの重しとなった。一段の英金融緩和観測が高まったことも背景にあるようだ。

会社・企業関係[NP     HDP -3.5 CHDP -3.5 RHDP -3.5 CRHDP -3.5]
会社・企業関係・フォード・モーターは2日、第3四半期決算を発表した。項目除く1株利益は0.26ドルと市場予想の0.20ドルの損失に反して黒字となった。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・11月12日にシンガポールで開らかれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合の声明の草案で、「持続的な景気回復が見られるまで景気刺激策を維持する」との文言が盛り込まれる予定であると報じられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。時間外の米株価指数先物が一時60ドルを超す上げ幅となったことを背景に、東京市場の早朝に円買いを進めていた参加者などからのポジション調整の円売りが出た。もっとも、円売りは持ち高調整の域を出ず、ダウ先物が上昇が一服すると円売り圧力は後退し下値が堅くなった。短期筋からの利益確定の円買いも入ったようだ。買い一巡後は、新規の取引材料に乏しいこともあって、値動きが細っている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=90円32銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円も同じタイミングで1ユーロ=133円42銭前後と本日高値を付けている。
・ユーロドルは一進一退。WTI原油先物相場が一時上げ幅を拡大したことに連動してユーロ買いドル売りが入り、20時30分過ぎに1ユーロ=1.4796ドル前後と日通しの高値を付けた。ただ、1.4800ドルの節目に接近すると戻り売りが厚く跳ね返された。ダウ先物や、原油先物相場が伸び悩んだことも売りを誘い1.47ドル台半ばまで押し戻されている。

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