2010年6月26日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して堅調。米商務省が発表した1-3月期の米国内総生産(GDP)確定値は前期比年率2.7%増と改定値、市場予想平均の3.0%増を下回った。米景気の先行き不安がくすぶる中で、指標発表前から円買いドル売りが先行したが、結果を受けて円買いが加速した。米長期金利の低下に伴い、日米金利差の縮小が意識されたことも円の支えとなった。70ドル超下落したダウ平均が50ドル超高まで持ち直した場面では持ち高調整の円売りが広がったが、ダウ平均は上昇を維持できず、円の下値は限られた。
 一方、円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売りが優勢となった。対ドルで円買いが先行した影響が波及した。また、スイス国立銀行(SNB、中央銀行)が25日発表した四半期報告書の中で「デフレリスクは大幅に減少した」との見解を改めて示したことを受け、介入警戒感の後退をはやしたユーロ売りスイスフラン買いが優勢に。ギリシャのソブリンCDSが過去最高水準まで拡大する中、対ユーロ中心にリスク回避的な円買いが強まった。ロンドン16時(日本時間24時)に向けてユーロ売りポンド買いが膨らんだことも、対ユーロでの円買いを後押しした。
 ただ、買い一巡後は一転売りが優勢に。カリブ海周辺の熱帯低気圧が今週末までにハリケーンに発達する可能性が高まり、メキシコ湾岸の製油所からの原油供給が低下するとの思惑から、原油先物相場が急伸。資源国通貨などに対して円を売る動きが優勢となった。「週末に主要8カ国(G8)首脳会議と20カ国・地域(G20)首脳会議を控えて、ユーロに対する円の買い持ち高を解消する動きが広がった面もある」との指摘もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は前日安値の1ドル=89円22銭前後をわずかに下抜け、5月21日以来の安値となる89円21銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は1ユーロ=109円59銭前後まで下落した後、110円90銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは買い戻し優勢。欧州の取引時間帯には1ユーロ=1.2254ドル前後まで値を下げた。ギリシャのソブリンリスクが改めて意識される中、英・独の株価指数が下げ幅を拡大したことが売りを誘った。ただ、「中東勢の買いで1.2250ドル前後がサポートされた」との声もあり、1.23ドル台を回復。メキシコ湾岸の原油供給懸念から資源国通貨買いドル売りが膨らむと、買い戻しが優勢となった。前日高値の1.2388ドル前後を上抜け、1.2396ドル前後まで上げ幅を広げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ガートルード・トゥンペルグゲレル[NP+3.6 HDP +0.4 CHDP +0.2 RHDP +0.4 CRHDP +0.2]
・トゥンペルグゲレル欧州中央銀行(ECB)専務理事「欧州の景気回復は軌道に乗っている」

2010年6月26日のFX要人発言・ニュース

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.0 CHDP +0.8 RHDP +0.0 CRHDP +0.8]
ドイツ政府関係・独政府当局者は金融規制改革案についての米議会の決定について「G8・G20サミットへの“重要なシグナル”」との見解を示した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「G20で銀行課税の導入を主張する」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「G8諸国の中には、金融取引税の導入に依然として意欲的でない国もある」

ガートルード・トゥンペルグゲレル[NP+3.6 HDP +0.4 CHDP +0.2 RHDP +0.4 CRHDP +0.2]
ガートルード・トゥンペルグゲレル・トゥンペルグゲレル欧州中央銀行(ECB)専務理事「欧州の景気回復は軌道に乗っている」

デーヴィッド・キャメロン[NP     HDP -4.0 CHDP 0.00 RHDP -4.0 CRHDP 0.00]
デーヴィッド・キャメロン・キャメロン英首相(カナダのテレビ局が伝える)「BPの”破滅”を避けるため、原油流出にかかるコストを明確にする必要」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・25日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して堅調。米商務省が発表した1-3月期の米国内総生産(GDP)確定値は前期比年率2.7%増と改定値、市場予想平均の3.0%増を下回った。米景気の先行き不安がくすぶる中で、指標発表前から円買いドル売りが先行したが、結果を受けて円買いが加速した。米長期金利の低下に伴い、日米金利差の縮小が意識されたことも円の支えとなった。70ドル超下落したダウ平均が50ドル超高まで持ち直した場面では持ち高調整の円売りが広がったが、ダウ平均は上昇を維持できず、円の下値は限られた。
 一方、円はドル以外の通貨に対して買い先行後、売りが優勢となった。対ドルで円買いが先行した影響が波及した。また、スイス国立銀行(SNB、中央銀行)が25日発表した四半期報告書の中で「デフレリスクは大幅に減少した」との見解を改めて示したことを受け、介入警戒感の後退をはやしたユーロ売りスイスフラン買いが優勢に。ギリシャのソブリンCDSが過去最高水準まで拡大する中、対ユーロ中心にリスク回避的な円買いが強まった。ロンドン16時(日本時間24時)に向けてユーロ売りポンド買いが膨らんだことも、対ユーロでの円買いを後押しした。
 ただ、買い一巡後は一転売りが優勢に。カリブ海周辺の熱帯低気圧が今週末までにハリケーンに発達する可能性が高まり、メキシコ湾岸の製油所からの原油供給が低下するとの思惑から、原油先物相場が急伸。資源国通貨などに対して円を売る動きが優勢となった。「週末に主要8カ国(G8)首脳会議と20カ国・地域(G20)首脳会議を控えて、ユーロに対する円の買い持ち高を解消する動きが広がった面もある」との指摘もあった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は前日安値の1ドル=89円22銭前後をわずかに下抜け、5月21日以来の安値となる89円21銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は1ユーロ=109円59銭前後まで下落した後、110円90銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは買い戻し優勢。欧州の取引時間帯には1ユーロ=1.2254ドル前後まで値を下げた。ギリシャのソブリンリスクが改めて意識される中、英・独の株価指数が下げ幅を拡大したことが売りを誘った。ただ、「中東勢の買いで1.2250ドル前後がサポートされた」との声もあり、1.23ドル台を回復。メキシコ湾岸の原油供給懸念から資源国通貨買いドル売りが膨らむと、買い戻しが優勢となった。前日高値の1.2388ドル前後を上抜け、1.2396ドル前後まで上げ幅を広げた。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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