2010年7月2日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売られた。対ドルでバリアオプションの突破を狙った仕掛け的な円買いが入ると、損失覚悟の買い注文を断続的に誘発した。前週分の米新規失業保険申請件数や6月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数、5月米住宅販売保留指数がいずれも予想より弱い内容となったことも材料視され、円買いドル売りが加速した。また、米景気の先行き不安から株安や原油安が進んだため、資源国通貨に対しても低金利の円が買い戻された。
 ただ、前日に格付け会社ムーディーズがスペインの格付け「AAA」を引き下げ方向で見直すと発表したものの、本日のスペイン5年物国債入札が無難に通過したほか、欧州中央銀行(ECB)が前日に続いて資金供給オペを実施したため、ユーロ圏のソブリンリスクや金融機関の資金繰り懸念が和らいだとの見方が広がった。全般的にユーロ買いが広がる中、円売りユーロ買いが優位に。その他の通貨にも持ち高調整の円売りが波及し、円全体が上値を切り下げた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。ドルに対して仲値決済に向けて円売りが出ると、その他通貨に対しても円売りが広がった。対ドル中心にストップロスを巻き込む格好で円売りが続き円は値を下げた。国内輸入企業からの円売りが出たとの指摘もあった。時間外のダウ先物が上げ幅を広げたことや、一時下げに転じていた日経平均株価が持ち直したことも円の重しとなっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。後場の日本株や時間外の米株価指数先物が伸び悩んだことを手掛かりに若干円を買い戻す動きが入ったものの、ポジション調整の域を出ず円の上値は限られた。その後は、日本時間今晩の米雇用統計の結果を見極めたいとして積極的な売買は目立たず、方向感の乏しい展開が続いている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。序盤は、6月米雇用統計を前にした持ち高調整の円買いが散発的に入ったため、じり高の展開が続いていた。その後、6月米雇用統計で、非農業部門雇用者数や失業率は予想より強い内容だった一方で、民間部門の雇用情勢が予想ほど改善しなかったことが明らかになった。強弱入り混じる内容だったため、円相場には方向感が出ていない状況となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は6月米雇用統計発表後に一時88円台前半まで買い戻された後、87円33銭前後の本日安値まで下げた。ただ、その後は、ユーロ円などが上昇している影響で、じりじりと値を戻している。
・スイスフラン円は上値の重さが目立つ。対ユーロでスイスフラン売りが進んだ影響で、一時本日安値となる1スイスフラン=81円97銭前後まで値を下げた。なお、スイス国立銀行(SNB)報道官はスイスフランの値動きについて「コメントしない」と述べたと伝わった。
・ユーロドルは堅調。欧州中央銀行(ECB)が昨年6月末に実施した1年物の資金供給オペの期日を無事に通過したうえ、スペインの国債入札も無難に通過。欧州の金融機関の資金繰り懸念が後退したとの見方から、前日からのユーロ買い戻しの動きが続いている。対スイスフランやポンドでユーロ買いが進んだ影響もあって、一時5月21日以来の高値となる1ユーロ=1.2613ドル前後まで値を上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ユルゲン・シュタルク[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP -0.4]
・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ユーロの危機はない」

2010年7月2日のFX要人発言・ニュース

ユルゲン・シュタルク[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.0]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ユーロは安定した価格の供給において成功している」

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-6.4 HDP -3.4 CHDP -0.2 RHDP -3.4 CRHDP -0.2]
スイス国立銀行(スイス中銀)関係・スイス国立銀行(SNB)のスポークスマンからスイスフラン急落についてのコメントは得られなかったようだ。

ジュリア・ギラード[NP     HDP +4.4 CHDP 0.00 RHDP +4.4 CRHDP 0.00]
ジュリア・ギラード・ギラード豪首相「資源税に関して鉱山会社と合意に達した」「豪資源超過利潤税の税率は30%にする予定」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売られた。対ドルでバリアオプションの突破を狙った仕掛け的な円買いが入ると、損失覚悟の買い注文を断続的に誘発した。前週分の米新規失業保険申請件数や6月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数、5月米住宅販売保留指数がいずれも予想より弱い内容となったことも材料視され、円買いドル売りが加速した。また、米景気の先行き不安から株安や原油安が進んだため、資源国通貨に対しても低金利の円が買い戻された。
 ただ、前日に格付け会社ムーディーズがスペインの格付け「AAA」を引き下げ方向で見直すと発表したものの、本日のスペイン5年物国債入札が無難に通過したほか、欧州中央銀行(ECB)が前日に続いて資金供給オペを実施したため、ユーロ圏のソブリンリスクや金融機関の資金繰り懸念が和らいだとの見方が広がった。全般的にユーロ買いが広がる中、円売りユーロ買いが優位に。その他の通貨にも持ち高調整の円売りが波及し、円全体が上値を切り下げた。

ジュリア・ギラード[NP     HDP +4.4 CHDP 0.00 RHDP +4.4 CRHDP 0.00]
ジュリア・ギラード・ギラード豪首相「資源税に関して鉱山会社と合意したことは、豪州での先行き不安や意見の相違を解消」

ウェイン・スワン[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「資源税に関して鉱山会社と合意したことは新規投資にとって非常に良い」

日本政府関係[NP     HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP -0.2]
日本政府関係・仙谷由人官房長官「為替レートについてはコメントしない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。ドルに対して仲値決済に向けて円売りが出ると、その他通貨に対しても円売りが広がった。対ドル中心にストップロスを巻き込む格好で円売りが続き円は値を下げた。国内輸入企業からの円売りが出たとの指摘もあった。時間外のダウ先物が上げ幅を広げたことや、一時下げに転じていた日経平均株価が持ち直したことも円の重しとなっている。

中国政府関係[NP+4.6 HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP -0.2]
中国政府関係・中国は2009年国内総生産(GDP)の伸び率を8.7%から9.1%に上方修正した。

中国政府関係[NP     HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP -0.2]
中国政府関係・中国国家統計局は、2009年国内総生産(GDP)の伸び率の上方修正について「鉱工業生産とサービス部門が上方修正の要因」との認識を示した。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.2 CHDP +5.0 RHDP +0.2 CRHDP +5.0]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「フランスとともに欧州委員会が金融取引税を受け入れるよう求めていくつもり」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。後場の日本株や時間外の米株価指数先物が伸び悩んだことを手掛かりに若干円を買い戻す動きが入ったものの、ポジション調整の域を出ず円の上値は限られた。その後は、日本時間今晩の米雇用統計の結果を見極めたいとして積極的な売買は目立たず、方向感の乏しい展開が続いている。

中国政府関係[NP+4.4 HDP +1.4 CHDP +0.1 RHDP +1.6 CRHDP +0.0]
中国政府関係・中国外為当局は「中国は外貨準備の通貨構成を最適化する」、「外貨ポートフォリオにドル、ユーロ、円、新興国通貨を保有する」などとの見解を述べた。もっとも、中国の外貨準備の規模から、これ以上の情報公開は慎重にするとしている。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは、「スペインの信用力は基本的に非常に強い状態が続いている」との認識を示したと報じられた。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは、英国が財政赤字削減策をしっかりと取り組むのであれば、トリプルA格付けは維持されるとの見通しを示したと報じられた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)の話として「世界的な金融取引税の可能性は比較的薄い」と伝えた。また、「欧州で金融取引税や金融資産税の可能性を検証する」「金融取引税について秋から次の段階へ」とした。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・今週末に行われる、ポーランド大統領選の決選投票やメキシコ統一地方選挙に市場関係者の注目が集まっている。ポーランドではコモロフスキ大統領代行(下院議長)が、航空事故死した故大統領の双子の兄で、野党党首のカチンスキ前首相を一歩リードしているが、最新の世論調査によると、そのギャップは縮小している。財政赤字削減策に消極的であるカチンスキ候補が当選した場合には、ズロチ売りが一気に強まる可能性もある。また、メキシコの統一地方選挙では、麻薬組織による選挙妨害などが予想されており、ペソが売られやすい状況となっている。

ユルゲン・シュタルク[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP -0.4]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ユーロの危機はない」

ユルゲン・シュタルク[NP+4.6 HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ユーロ圏にデフレリスクはない」「欧州は政策協調を強化する必要」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.0 CHDP +0.8 RHDP +0.0 CRHDP +0.8]
ドイツ政府関係・ウルフ独大統領(就任演説で)「金融機関は危機の代償を払わなければならない」「金融市場には良い規制が必要」「金融規制は欧州の協力が必要」

ゴンザレス・パラモ[NP     HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「今週の流動性の状況は異常だが驚きはない」「ストレステストの結果は7月に公表される」

ゴンザレス・パラモ[NP     HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ソブリンデフォルトは現実的なシナリオではない」「ユーロはデフォルトを容認できない」「ストレステストはデフォルトを考慮する必要はない」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・インド中銀は2日、レポレートを5.25%から5.50%に引き上げたと発表した。また、リバース・レポレートを3.75%から4.00%に引き上げるとした。

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP     HDP -3.4 CHDP -0.2 RHDP -3.4 CRHDP -0.2]
スイス国立銀行(スイス中銀)関係・ユーロスイスフランは堅調。一時1.3434スイスフランと本日高値を更新した。なお、スイス国立銀行(SNB)報道官の話として「スイスフランの値動きについてコメントしない」と伝えた。

バラク・オバマ[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「米経済は正しい方向へ向かっているが、十分な速さではない」「米国は不安定な世界市場による逆風に立ち向かい続ける」

米政府関係[NP+3.6 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
米政府関係・米ホワイトハウス「6月米雇用統計は米雇用市場の緩やかな回復が継続していることを示唆」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「EU救済プログラムはユーロにとって時間稼ぎに過ぎない」「ユーロの将来のために今、しっかりと行動するべき」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。序盤は、6月米雇用統計を前にした持ち高調整の円買いが散発的に入ったため、じり高の展開が続いていた。その後、6月米雇用統計で、非農業部門雇用者数や失業率は予想より強い内容だった一方で、民間部門の雇用情勢が予想ほど改善しなかったことが明らかになった。強弱入り混じる内容だったため、円相場には方向感が出ていない状況となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は6月米雇用統計発表後に一時88円台前半まで買い戻された後、87円33銭前後の本日安値まで下げた。ただ、その後は、ユーロ円などが上昇している影響で、じりじりと値を戻している。
・スイスフラン円は上値の重さが目立つ。対ユーロでスイスフラン売りが進んだ影響で、一時本日安値となる1スイスフラン=81円97銭前後まで値を下げた。なお、スイス国立銀行(SNB)報道官はスイスフランの値動きについて「コメントしない」と述べたと伝わった。
・ユーロドルは堅調。欧州中央銀行(ECB)が昨年6月末に実施した1年物の資金供給オペの期日を無事に通過したうえ、スペインの国債入札も無難に通過。欧州の金融機関の資金繰り懸念が後退したとの見方から、前日からのユーロ買い戻しの動きが続いている。対スイスフランやポンドでユーロ買いが進んだ影響もあって、一時5月21日以来の高値となる1ユーロ=1.2613ドル前後まで値を上げた。

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