2010年7月29日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。英・独の株価指数が軟調に推移する中、投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方から円買いが先行した。米商務省が発表した6月の米耐久財受注額が予想より弱い内容だったことが伝わると、対ドル中心に円買いが加速した。また、米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油在庫が予想に反して大幅に増加したため、原油先物相場が下げ幅を拡大。資源国通貨に対しても円を買い戻す動きが広がった。
 米連邦準備理事会(FRB)は28日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を発表。「経済は総じて拡大しているが、2地区は横ばいで、他の2地区は拡大ペースが鈍化」「住宅市場は4月末の米政府の住宅購入支援終了により、大部分の地区で停滞」などの見方を示した。米景気の先行き不透明感をはやす形で、ダウ平均は一時70ドルを超す下落となった。投資家のリスク回避姿勢が強まったとして、円は一段高となった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。28日の米国市場で、米株安を背景にリスク資産を解消する目的で円が買い戻された流れを引き継いだ。29日午前の日本株も下落し、投資家のリスク許容度が低下しているため、円買いが続き円は上値を伸ばしている。
 もっとも、一時マイナス圏に沈んだ時間外のダウ先物が上昇に転じたことがポジション調整の円売りを誘い、円の上昇は一服している。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。後場寄り後に下げ幅を縮小した日本株が再度下げ幅を広げると、円買いが入る場面があった。ただ、時間外のダウ先物が上昇を維持していたこともあり一方的に円が買われる展開にはならず、持ち高整理目的の売りに押し下げられた。欧州勢が参入すると、時間外のダウ先物が上げ幅を広げたため円売りの勢いが増した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は一進一退。英・独の株価指数や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から低金利の円が売られた。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことを受け、現物の米国株が高く始まったことも円の重しとなった。ただ、対欧州通貨やオセアニア通貨でドル売りが進んだ影響で、円ドルが上昇。他の通貨に対しても円買いが波及し円全体が支えられた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=87円00銭前後を下抜けてストップロスを巻き込むと、20時前に一時86円73銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円は17時過ぎに一時1ユーロ=114円24銭前後まで値を上げたものの、買い一巡後はもみ合いの展開に。ドル円の下落につれた円買いユーロ売りが入る半面、ユーロドルの上昇につれた買いが入った。
・スイスフラン円は堅調。23時過ぎに一時本日高値となる1スイスフラン=83円74銭前後まで急伸した。対ドルやユーロでスイスフラン買いが膨らんだ影響を受けたほか、市場関係者からは「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が次回の金融政策決定会合で、政策金利である3カ月物銀行間取引金利の誘導目標中心値を0.25%引き上げるとの思惑が台頭している」との声が聞かれた。
・ユーロドルは大幅高。ドル全面安の地合いとなる中、バリアオプションが観測されていた1ユーロ=1.3050ドル前後を上抜けてストップロスを巻き込んだ。一時1.3107ドル前後と5月4日以来の高値を付けた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)は28日、政策金利を0.25%引き上げて3.00%にすることを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

アラン・ボラード[NP+4.2 HDP -2.9 CHDP +0.2 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「利上げのペースは一段と緩やかになる可能性」

アラン・ボラード[NP+5.8 HDP -2.7 CHDP +0.2 RHDP -2.1 CRHDP +0.3]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「経済成長の見通しはいくらか和らいだが、2008/09年の景気後退で実施された異例のサポートを縮小し続けることは適切」

アラン・ボラード[NP+5.4 HDP -2.4 CHDP +0.2 RHDP -1.6 CRHDP +0.3]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「現時点では、いくらかの金融刺激策の巻き戻しが適切」

アラン・ボラード[NP+5.8 HDP -2.2 CHDP +0.2 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「本日の利上げ後も、政策金利は依然として経済活動を非常に支援している」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.3]
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「経済は総じて拡大しているが、2地区は横ばいで、他の2地区は拡大ペースが鈍化」

2010年7月29日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.1]
米政府関係・アナリストらは米商務省が30日に発表予定の4-6月期の米国内総生産(GDP)の予想値を見直しているようだ。6月米耐久財受注額(季節調整済みで半導体は除く)が前月比1.0%減少、変動の大きい輸送関連を除いた受注額が前月比0.6%減となったことが背景にあるという。なお、現時点での予想では4-6月期米GDP速報値は前期比年率で2.5%増となっている。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省によると、5年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが1.796%、応札倍率(カバー)が3.06倍となった。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「経済は総じて拡大しているが、2地区は横ばいで、他の2地区は拡大ペースが鈍化」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-4.4 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP +0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米地区連銀経済報告(ベージュブック)「大部分の地区で住宅市場が低迷し融資は引き締められている」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院銀行委員会は28日、サンフランシスコ連銀のイエレン総裁を次期米連邦準備制度理事会(FRB)副議長として承認した。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)は28日、政策金利を0.25%引き上げて3.00%にすることを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

アラン・ボラード[NP+4.2 HDP -2.9 CHDP +0.2 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「利上げのペースは一段と緩やかになる可能性」

アラン・ボラード[NP+5.8 HDP -2.7 CHDP +0.2 RHDP -2.1 CRHDP +0.3]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「経済成長の見通しはいくらか和らいだが、2008/09年の景気後退で実施された異例のサポートを縮小し続けることは適切」

アラン・ボラード[NP+4.8 HDP -2.6 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「短期的にしっかりとしたGDP成長の予想を続ける」

アラン・ボラード[NP+5.4 HDP -2.4 CHDP +0.2 RHDP -1.6 CRHDP +0.3]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「現時点では、いくらかの金融刺激策の巻き戻しが適切」

アラン・ボラード[NP+5.8 HDP -2.2 CHDP +0.2 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「本日の利上げ後も、政策金利は依然として経済活動を非常に支援している」

アラン・ボラード[NP     HDP -2.2 CHDP +0.2 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
アラン・ボラード・ボラードNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁「ここ数週間のNZドル高は、NZ経済見通しの軟化と一致していない」

ウェイン・スワン[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「インフレは鈍化しつつある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。英・独の株価指数が軟調に推移する中、投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方から円買いが先行した。米商務省が発表した6月の米耐久財受注額が予想より弱い内容だったことが伝わると、対ドル中心に円買いが加速した。また、米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油在庫が予想に反して大幅に増加したため、原油先物相場が下げ幅を拡大。資源国通貨に対しても円を買い戻す動きが広がった。
 米連邦準備理事会(FRB)は28日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を発表。「経済は総じて拡大しているが、2地区は横ばいで、他の2地区は拡大ペースが鈍化」「住宅市場は4月末の米政府の住宅購入支援終了により、大部分の地区で停滞」などの見方を示した。米景気の先行き不透明感をはやす形で、ダウ平均は一時70ドルを超す下落となった。投資家のリスク回避姿勢が強まったとして、円は一段高となった。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)理事会はウクライナへ総額152億ドルの融資を承認した。

中国人民銀行関係[NP-2.0 HDP +0.8 CHDP -0.1 RHDP +2.8 CRHDP +0.0]
中国人民銀行関係・馬・中国人民銀行副総裁「人民元をさらに弾力化する」「適度に緩和的な金融政策を続ける」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。28日の米国市場で、米株安を背景にリスク資産を解消する目的で円が買い戻された流れを引き継いだ。29日午前の日本株も下落し、投資家のリスク許容度が低下しているため、円買いが続き円は上値を伸ばしている。
 もっとも、一時マイナス圏に沈んだ時間外のダウ先物が上昇に転じたことがポジション調整の円売りを誘い、円の上昇は一服している。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは29日、ベトナムの格付けを「Bプラス」に引き下げたと発表した。見通しは安定的であるとの見解を示した。

ジョージ・オズボーン[NP     HDP -1.2 CHDP +0.4 RHDP -1.2 CRHDP +0.4]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相「欧州のストレステスト(健全性審査)は成功した」「ユーロ圏諸国は、財政的に一緒になっている」

クリスティーヌ・ラガルド[NP+4.0 HDP -0.7 CHDP +0.2 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏経済財務雇用相「2番底に向かうリスクは見られない」、「欧州のソブリン債デフォルトリスクは非常に小さい」、「2011年に経済成長はかなり上向くだろう」

オッリ・レーン[NP     HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -2.4 CRHDP +0.1]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「欧州の経済情勢は一段と持続性が高まっている」、「重要なことは欧州経済の信用を回復すること」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。後場寄り後に下げ幅を縮小した日本株が再度下げ幅を広げると、円買いが入る場面があった。ただ、時間外のダウ先物が上昇を維持していたこともあり一方的に円が買われる展開にはならず、持ち高整理目的の売りに押し下げられた。欧州勢が参入すると、時間外のダウ先物が上げ幅を広げたため円売りの勢いが増した。

南アフリカ中銀(準備銀行)関連[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
南アフリカ中銀(準備銀行)関連・南アの現地メディアは本日、同国準備銀行の金融政策動向に焦点を当てている。昨日に発表された6月南ア消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受けて、市場関係者の間に利下げ観測が再燃しているようだ。「金利先物から算出した9月の0.5%利下げ確率が、50-60%に高まった」ことをはやす向きが多いほか、「ランド相場が主要通貨に対して堅調地合いが続いていることも、利下げを促す要因になる」との声も聞かれている。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
国際通貨基金(IMF)・IMFスタッフが「人民元は著しく過小評価されている」との見方を再度表明した。また、「中国は現在の人民元相場がこれまでで最も均衡に近いと見ている」とした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日の欧州外国為替市場で円は一進一退。英・独の株価指数や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から低金利の円が売られた。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことを受け、現物の米国株が高く始まったことも円の重しとなった。ただ、対欧州通貨やオセアニア通貨でドル売りが進んだ影響で、円ドルが上昇。他の通貨に対しても円買いが波及し円全体が支えられた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=87円00銭前後を下抜けてストップロスを巻き込むと、20時前に一時86円73銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円は17時過ぎに一時1ユーロ=114円24銭前後まで値を上げたものの、買い一巡後はもみ合いの展開に。ドル円の下落につれた円買いユーロ売りが入る半面、ユーロドルの上昇につれた買いが入った。
・スイスフラン円は堅調。23時過ぎに一時本日高値となる1スイスフラン=83円74銭前後まで急伸した。対ドルやユーロでスイスフラン買いが膨らんだ影響を受けたほか、市場関係者からは「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が次回の金融政策決定会合で、政策金利である3カ月物銀行間取引金利の誘導目標中心値を0.25%引き上げるとの思惑が台頭している」との声が聞かれた。
・ユーロドルは大幅高。ドル全面安の地合いとなる中、バリアオプションが観測されていた1ユーロ=1.3050ドル前後を上抜けてストップロスを巻き込んだ。一時1.3107ドル前後と5月4日以来の高値を付けた。

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