2010年8月18日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。ダウ先物の上昇や欧州株高を背景に投資家のリスク志向が改善するとの見方から、金利の低い円を売り、比較的に高金利のオセアニア通貨を物色する動きが継続し、円全体の重しとなった。7月米鉱工業生産や7月米設備稼働率が市場予想よりも強い内容となり、米国株式相場が堅調に推移したことも売りを誘ったため、相場を押し下げた。強い米経済指標を受けて米金利が上昇すると、対ドルでの円売りが他の通貨にも波及し下げ足を速めた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後、買い戻し。17日の米株高を受け、日本株が上昇し投資家のリスク志向が高まるとの見方から円を売る動きが先行した。しかし、ユーロに対して「国内の輸出企業からまとまった円買いが入った」との指摘があり、円買いユーロ売りが強まると、その他通貨にも円買いが広がり円は値を戻した。18日午前の日本株が、高く寄り付いた後は日経平均株価が一時下げに転じるなど、さえない展開となったことも円の買い戻しを誘った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらなかった。午前の上海総合指数が小安く引けたことや、後場寄り後の日本株が伸び悩んだことを嫌気し、円が若干買われたものの、その後の日本株が再び上げ幅を拡大したため、円買いは長続きしなかった。
 その後は為替相場全体に影響を及ぼす材料が乏しい中、イングランド銀行(BOE、中央銀行)金融政策委員会(MPC)の議事要旨の内容を巡る思惑からポンドが短期筋の売買に振り回されて値動きが荒くなったほか、夕刻にかけて対ユーロで円売りが強まった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含み。イングランド銀行が発表した8月分のMPC議事要旨で、「2000億ポンドの資産買い入れプログラムの規模の据え置きは8対1で決定」「センタンスMPC委員は0.25%の利上げを主張した」ことが明らかになった。市場の一部では「ハト派的な内容になる」との憶測が広がっていたこともあって、全般的にポンド買いが膨らんだ。対ポンドで円売りが強まった影響で円全体が上値を切り下げた。
 一方、ドルに対しては強含み。ポンドやユーロに対してドル売りが進んだ影響で、対円でもドル売りが出たため円・ドルは下値を切り上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに一時本日安値となる1ドル=85円19銭前後まで値を下げた。ただ、「昨日のニューヨーク市場で下押しした水準の85円19銭レベルがサポートとして意識されている」との声が聞かれたほか、「心理的節目である85円00銭に接近すると、日本サイドからと見られる円売りドル買いがある」との指摘もあり、その後は85円台前半でのもみ合いが続いた。政府日銀による円高対応策を見極めたいとして、動きにくい面もあったようだ。一方、ポンド円は堅調。21時過ぎに一時1ポンド=133円75銭前後と本日高値を更新した。
・ユーロドルは強含み。ポンドドルの上昇をきっかけにユーロ買いドル売りが強まると、昨日の高値1ユーロ=1.2917ドル前後を上抜けて一時1.2923ドル前後まで値を上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-7.8 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP -0.3]
・米連邦準備理事会(FRB)は17日、金融システムからの資金流出を回避する目的で、2009年10月以来となる米国債の購入を開始した。FRBは公開市場操作用口座、システム・オープン・マーケット・アカウント(SOMA)を8月4日時点での約2兆540億ドルで維持することを目指す方針を示している。なお、米国債購入の財源には住宅ローン担保証券(MBS)の償還金をあてる。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ナラヤナ・コチャラコタ[NP-4.8 HDP +1.2 CHDP -0.4 RHDP +1.2 CRHDP -0.4]
・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「FRBによるMBS償還資金による米国債買取の決定は、市場に予想以上に大きな影響があった」

2010年8月18日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP-7.8 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP +1.1 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は17日、金融システムからの資金流出を回避する目的で、2009年10月以来となる米国債の購入を開始した。FRBは公開市場操作用口座、システム・オープン・マーケット・アカウント(SOMA)を8月4日時点での約2兆540億ドルで維持することを目指す方針を示している。なお、米国債購入の財源には住宅ローン担保証券(MBS)の償還金をあてる。

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+3.0 HDP +1.6 CHDP +0.1 RHDP +1.6 CRHDP +0.1]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「米経済は緩やかな回復が継続している。成長率は2010年が2.5%、2011年が3.0%となると見ている。」、「2011年の米インフレ率は1.5-2.0%と予想している」、「高い失業率は求職者と求人のミスマッチによるものであり、金融政策ではない」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP+2.0 HDP +1.6 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP +0.0]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「根強いデフレになる可能性は低い」

ナラヤナ・コチャラコタ[NP-4.8 HDP +1.2 CHDP -0.4 RHDP +1.2 CRHDP -0.4]
ナラヤナ・コチャラコタ・コチャラコタ・米ミネアポリス連銀総裁「FRBによるMBS償還資金による米国債買取の決定は、市場に予想以上に大きな影響があった」

ジェームズ・ブラード[NP-5.8 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +1.3 CRHDP -0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁は「米インフレ率が更に低下し続ける場合、資産の買い取りを支持する」との認識を示したと、米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じている。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは17日、スペイン当局の措置にも関わらず、同国の財政見通しに依然として懸念があるとの見方を示したと報じられた。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・ウクライナのプリシャジニュク農相は17日、年末までに穀物の輸出を250万トンに制限する方針を示した。干ばつ被害で収穫が落ち込んでいるためで、明日18日に正式に決定する見通しだという。

チャールズ・プロッサー[NP+3.6 HDP +2.6 CHDP +0.1 RHDP +3.2 CRHDP +0.3]
チャールズ・プロッサー・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁「米経済の緩やかな回復を予想」「米国には財政赤字を削減するための信頼できる計画が必要」

ウェイン・スワン[NP+3.2 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.3]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「世界経済は二番底へ向かっていない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・18日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。ダウ先物の上昇や欧州株高を背景に投資家のリスク志向が改善するとの見方から、金利の低い円を売り、比較的に高金利のオセアニア通貨を物色する動きが継続し、円全体の重しとなった。7月米鉱工業生産や7月米設備稼働率が市場予想よりも強い内容となり、米国株式相場が堅調に推移したことも売りを誘ったため、相場を押し下げた。強い米経済指標を受けて米金利が上昇すると、対ドルでの円売りが他の通貨にも波及し下げ足を速めた。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -1.4 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP -0.2]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)と中国人民銀行(PBOC)は10月5日に会合を行うようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り先行後、買い戻し。17日の米株高を受け、日本株が上昇し投資家のリスク志向が高まるとの見方から円を売る動きが先行した。しかし、ユーロに対して「国内の輸出企業からまとまった円買いが入った」との指摘があり、円買いユーロ売りが強まると、その他通貨にも円買いが広がり円は値を戻した。18日午前の日本株が、高く寄り付いた後は日経平均株価が一時下げに転じるなど、さえない展開となったことも円の買い戻しを誘った。

日本政府関係[NP     HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
日本政府関係・民主党デフレ脱却議連事務局長の金子洋一参議院議員が「1ドル=95円を目標に日本単独でも介入を行うべき」との見方を示した。

日本政府関係[NP     HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
日本政府関係・荒井聡国家戦略・経済財政担当相(ブルームバーグが伝える)「(経済対策に関し)内閣府による現状分析を20日に総理に報告する」

イングランド銀行(BOE)[NP+2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
イングランド銀行(BOE)・英中銀金融政策委員会議事要旨(8月4-5日分)「0.50%の政策金利の据え置きを8対1で決定。センタンス委員が0.25%の利上げを主張。」

イングランド銀行(BOE)[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
イングランド銀行(BOE)・英中銀金融政策委員会議事要旨(8月4-5日分)「2000億ポンドの資産買い入れプログラムの規模の据え置きは8対1で決定」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・アイスランド中央銀行は18日、政策金利を現行の8.00%から7.00%に引き下げることを決めたと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらなかった。午前の上海総合指数が小安く引けたことや、後場寄り後の日本株が伸び悩んだことを嫌気し、円が若干買われたものの、その後の日本株が再び上げ幅を拡大したため、円買いは長続きしなかった。
 その後は為替相場全体に影響を及ぼす材料が乏しい中、イングランド銀行(BOE、中央銀行)金融政策委員会(MPC)の議事要旨の内容を巡る思惑からポンドが短期筋の売買に振り回されて値動きが荒くなったほか、夕刻にかけて対ユーロで円売りが強まった。

菅直人[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.3]
菅直人・菅直人首相「(追加経済対策について)担当3大臣の話を近々聞いて判断する」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.0 CHDP +0.8 RHDP +0.0 CRHDP +0.8]
ドイツ政府関係・ドイツ政府は18日、連邦債10年物入札を実施した。平均利回りは過去最低の2.37%と7月の2.56%から低下した。応札倍率は1.6倍と前回の1.4倍を上回った。なお、応札額は78億5600万ユーロと、旺盛な需要が示された。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・18日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含み。イングランド銀行が発表した8月分のMPC議事要旨で、「2000億ポンドの資産買い入れプログラムの規模の据え置きは8対1で決定」「センタンスMPC委員は0.25%の利上げを主張した」ことが明らかになった。市場の一部では「ハト派的な内容になる」との憶測が広がっていたこともあって、全般的にポンド買いが膨らんだ。対ポンドで円売りが強まった影響で円全体が上値を切り下げた。
 一方、ドルに対しては強含み。ポンドやユーロに対してドル売りが進んだ影響で、対円でもドル売りが出たため円・ドルは下値を切り上げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに一時本日安値となる1ドル=85円19銭前後まで値を下げた。ただ、「昨日のニューヨーク市場で下押しした水準の85円19銭レベルがサポートとして意識されている」との声が聞かれたほか、「心理的節目である85円00銭に接近すると、日本サイドからと見られる円売りドル買いがある」との指摘もあり、その後は85円台前半でのもみ合いが続いた。政府日銀による円高対応策を見極めたいとして、動きにくい面もあったようだ。一方、ポンド円は堅調。21時過ぎに一時1ポンド=133円75銭前後と本日高値を更新した。
・ユーロドルは強含み。ポンドドルの上昇をきっかけにユーロ買いドル売りが強まると、昨日の高値1ユーロ=1.2917ドル前後を上抜けて一時1.2923ドル前後まで値を上げた。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
米政府関係・米議会予算局(CBO)は19日、2010会計年度の米財政赤字が1兆3420億ドルと前回予想の1兆3680億ドルから縮小するとの見通しを示した。米財政赤字は対GDP比では9.1%と前回の9.4%から低下すると予想。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは19日、ブルガリアの「BBB-」格付けを確認した。見通しは「ネガティブ」とした。

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