2010年8月31日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調。独株価指数やダウ先物が下落した上、米国株式相場も安く始まったため、欧州時間からリスクポジション解消で円が買われた流れを引き継いだ。対ユーロではアイルランドとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが過去最高水準まで拡大したことも円買いを誘った。ダウ工業株30種平均が徐々に下げ幅を広げ、引け際には140ドルを超す下げ幅となるなど終日売りが続いたとあって散発的に円が買われ、堅調に推移した。
 一方、ドルに対してはじり高。暫く方向感の出ない値動きが続いたが、米国株の下げ幅拡大につれてドル以外の通貨に円買いが広がったことを受けて、じりじりと値を上げた。
 米商務省が30日発表した7月米個人消費支出(PCE、季節調整済み)は前月比0.4%増と市場予想平均を上回ったものの、個人所得は前月比0.2%増と市場予想を下回ったほか、 物価動向を表す指標で、食品とエネルギーを除いたコアのPCEデフレーターは前月比0.1%増と市場予想と同じだったこともあり、反応は限定的だった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。前日に日銀の追加緩和策が市場予想の範囲内にとどまったことを受け、全般的に円高が進んだ流れを引き継いで始まった。31日の日本株相場が大幅に下落すると、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から安全資産と位置付けられている円を買う動きが優勢となった。市場関係者からは「月末を迎えた国内輸出企業からの円買いが入った」との声も聞かれた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。31日後場の日経平均が300円超下落したことを背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から円買い外貨売りが出たほか、市場関係者からは「月末を迎えた国内輸出企業からの円買いが入った」との声が聞かれた。ただ、その後はやや売りに押される展開に。池田元久財務副大臣が「為替介入をした場合、日銀には非不胎化をしっかりやってもらう必要がある」「ゼロ金利政策導入の可能性もあるべき」などと述べたと伝わると、為替介入への警戒感が高まったとして、全般的に持ち高調整の円売りが出た。時間外のダウ先物が下げ幅を縮小していることも円の重しとなったようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し戻された。31日の日本株の大幅安や英・独の株価指数が下落したため、欧州勢はリスク回避姿勢が強まると判断し円を買い戻す動きを進めた。ただ、池田元久財務副大臣が31日午後、「為替介入をした場合、日銀には非不胎化をしっかりやってもらう必要がある」「ゼロ金利政策導入の可能性もあるべき」などと発言したと伝わると、為替介入や日本の追加金融緩和などへの警戒感が台頭し徐々に円売りが出て押し下げられた。英・独の株価指数や時間外の米株価指数先物が底堅く推移し、リスク志向の低下が進まなかったこともポジション調整の円売りを促した。
 更に、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が31日発表した6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が前年比4.2%上昇と市場予想平均の前年比3.6%上昇を上回り、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した8月の米消費者信頼感指数が53.5と前回改定値の51.0に比べて上昇し、市場予想平均の50.9程度を上回ったことなどが明らかになると、米国株が持ち直し、一段と投資家のリスク志向が改善して円を売る動きが進んでいる。
【 通貨ペア 】
・ドル円は23時過ぎに1ドル=84円59-62銭まで上昇した。
・ユーロ円は23時過ぎに1ユーロ=107円78銭前後まで上げた。強い米経済指標を受けて現物の米国株が持ち直したため、買いが入った。
・ユーロドルはしっかり。23時過ぎに1ユーロ=1.2744ドル前後と日通し高値を付けた。ユーロポンドが22時30分過ぎに1ユーロ=0.82735ポンド前後と本日高値を付けた流れにそってユーロドルにも買いが入った。時間外の米株価指数先物が下げ渋り、リスク許容度の低下が収まった上、強い米経済指標を材料に現物の米国株が持ち直したことなどもユーロ買いドル売りを後押しした。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジム・フラハティ[NP-4.0 HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP -0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「カナダ国内総生産(GDP)の結果は経済が正しい軌道にあることを示している」、「世界経済の回復は依然としてぜい弱である」

2010年8月31日のFX要人発言・ニュース

バラク・オバマ[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
バラク・オバマ・30日、オバマ米大統領が、北朝鮮の3つの企業と1個人の資産を凍結するなど、北朝鮮に新たな金融制裁を実施することを計画していると、米政府関係者の話しとして報じている。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「米国経済は回復まで長い道のりがある。奮闘は続く。」、「経済チームは追加策を検討している」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「中間所得層向けの減税措置の延長、企業向け減税、インフラの整備、クリーンエネルギー研究開発への投資を検討している」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)が、直ぐに緊急融資を必要としない国々に対し保護手段として適用する新たなクレジットラインを計画していると報じられている。

ジェームズ・ブラード[NP     HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「必要とされる金融規制改革は完成とは程遠い」、「ファニーメイやフレディ・マックに関してするべきことは終わっていない」

ジェームズ・ブラード[NP     HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「米政府はモゲージ市場については出来るだけ民間に任せるべき」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・米国立ハリケーンセンター(NHC)は日本時間31日、ハリケーン「アール」がカテゴリー4に発達したと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・30日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調。独株価指数やダウ先物が下落した上、米国株式相場も安く始まったため、欧州時間からリスクポジション解消で円が買われた流れを引き継いだ。対ユーロではアイルランドとドイツの10年物国債の利回りスプレッドが過去最高水準まで拡大したことも円買いを誘った。ダウ工業株30種平均が徐々に下げ幅を広げ、引け際には140ドルを超す下げ幅となるなど終日売りが続いたとあって散発的に円が買われ、堅調に推移した。
 一方、ドルに対してはじり高。暫く方向感の出ない値動きが続いたが、米国株の下げ幅拡大につれてドル以外の通貨に円買いが広がったことを受けて、じりじりと値を上げた。
 米商務省が30日発表した7月米個人消費支出(PCE、季節調整済み)は前月比0.4%増と市場予想平均を上回ったものの、個人所得は前月比0.2%増と市場予想を下回ったほか、 物価動向を表す指標で、食品とエネルギーを除いたコアのPCEデフレーターは前月比0.1%増と市場予想と同じだったこともあり、反応は限定的だった。

野田佳彦[NP     HDP -2.6 CHDP -0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
野田佳彦・野田佳彦財務相「政府・日銀の政策があいまってこれから効果が出る」

野田佳彦[NP-4.6 HDP -2.7 CHDP -0.1 RHDP -2.7 CRHDP -0.1]
野田佳彦・野田佳彦財務相「(為替について)必要なときには断固たる措置をとる」「足元の為替の動きは一方向に偏っている」

日本政府関係[NP     HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.0]
日本政府関係・荒井聡国家戦略・経済財政担当相「(円高や株安について)市場は様々な政策の効果を注視している」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。前日に日銀の追加緩和策が市場予想の範囲内にとどまったことを受け、全般的に円高が進んだ流れを引き継いで始まった。31日の日本株相場が大幅に下落すると、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から安全資産と位置付けられている円を買う動きが優勢となった。市場関係者からは「月末を迎えた国内輸出企業からの円買いが入った」との声も聞かれた。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は31日、NZのソブリン格付けについて、NZ金融最大手サウス・カンタベリー・ファイナンスの破たんによる影響はない、との見解を示した。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・31日の欧州国債相場は上昇(利回りは低下)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは一時前日終値比0.046%低い2.089%と、過去最低水準まで低下した。

日本政府関係[NP-4.6 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.2]
日本政府関係・池田元久財務副大臣「急激な為替の変動には断固たる措置をとる」「為替介入をした場合、日銀には非不胎化をしっかりやってもらう必要」

日本政府関係[NP-6.8 HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP -0.2]
日本政府関係・池田元久財務副大臣「ゼロ金利政策導入の可能性もあるべき」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ロシア中銀は31日、政策金利を現行の7.75%に据え置くと発表した。

日本政府関係[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP -0.2]
日本政府関係・民主党の小沢一郎・前幹事長は31日、党代表選に出馬する意向を改めて表明した。なお、菅直人首相は午後6時に出馬会見を行う予定となっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。31日後場の日経平均が300円超下落したことを背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めるとの見方から円買い外貨売りが出たほか、市場関係者からは「月末を迎えた国内輸出企業からの円買いが入った」との声が聞かれた。ただ、その後はやや売りに押される展開に。池田元久財務副大臣が「為替介入をした場合、日銀には非不胎化をしっかりやってもらう必要がある」「ゼロ金利政策導入の可能性もあるべき」などと述べたと伝わると、為替介入への警戒感が高まったとして、全般的に持ち高調整の円売りが出た。時間外のダウ先物が下げ幅を縮小していることも円の重しとなったようだ。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・スイスフランは買いが目立っている。ユーロスイスフランは1.2905スイスフランとユーロ導入来安値を更新した。また、ドルスイスフランは1.0175スイスフランの安値まで下げたほか、スイスフラン円は82.90円の高値をつけるなど、全般的にスイスフラン買いが進んでいる。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・ランドは弱含み。ドルランドは7.4043ランドと本日高値を更新したほか、ランド円は11.38円の安値まで下落した。政府に賃上げを求めて3週間のストライキを続けている南アフリカの教職員組合が、政府の新たな賃上げ案を拒否したことがランド売りを誘った模様。

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・ブラジル石油公社ペトロブラスの株式公開に、不透明感が高まっている。現地メディアによると、ペトロブラスに譲渡される油田の資産評価を巡って、同社と政府当局が対立。9月30日に予定されている株式公開が延期される可能性が出てきた。ルラ・ブラジル大統領が最終的に政治的決断を下す可能性も高まっているが、ペトロブラスの資金繰りが厳しい状況におかれていることを考慮すれば、「株式公開の延期は、同社の信用格付け引き下げにつながる公算が大きい」と指摘されている。また、レアル相場への影響も必至だ。

中国人民銀行関係[NP     HDP +0.7 CHDP +0.0 RHDP +2.6 CRHDP -0.2]
中国人民銀行関係・中国人民銀行の胡副総裁が、米国と中国の貿易不均衡の是正で人民元相場が大きな役割を果たすとは考えていない、との見解を示したと米ウォール・ストリート・ジャーナス(WSJ)が31日に伝えた。

ジム・フラハティ[NP-4.0 HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP -0.3]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「カナダ国内総生産(GDP)の結果は経済が正しい軌道にあることを示している」、「世界経済の回復は依然としてぜい弱である」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は31日、ユーロ圏経済に関するリポートで「ほとんどの国で幅広い財政引き締めは国内需要の重しとなる可能性がある。また、高い失業率が引き続き実質所得を抑えるだろう」とする一方、2番底に陥るリスクは「現在一段と低くなっているように見える」との認識を示した。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.0]
米政府関係・米連邦預金保険公社(FDIC)は31日、第2四半期の「問題銀行」が829行となったと発表した。また、第2四半期の問題銀行の資産総額は4030億ドル、FDICの資金はマイナス152億ドルになったことを明らかにした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・31日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、売りに押し戻された。31日の日本株の大幅安や英・独の株価指数が下落したため、欧州勢はリスク回避姿勢が強まると判断し円を買い戻す動きを進めた。ただ、池田元久財務副大臣が31日午後、「為替介入をした場合、日銀には非不胎化をしっかりやってもらう必要がある」「ゼロ金利政策導入の可能性もあるべき」などと発言したと伝わると、為替介入や日本の追加金融緩和などへの警戒感が台頭し徐々に円売りが出て押し下げられた。英・独の株価指数や時間外の米株価指数先物が底堅く推移し、リスク志向の低下が進まなかったこともポジション調整の円売りを促した。
 更に、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が31日発表した6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が前年比4.2%上昇と市場予想平均の前年比3.6%上昇を上回り、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した8月の米消費者信頼感指数が53.5と前回改定値の51.0に比べて上昇し、市場予想平均の50.9程度を上回ったことなどが明らかになると、米国株が持ち直し、一段と投資家のリスク志向が改善して円を売る動きが進んでいる。
【 通貨ペア 】
・ドル円は23時過ぎに1ドル=84円59-62銭まで上昇した。
・ユーロ円は23時過ぎに1ユーロ=107円78銭前後まで上げた。強い米経済指標を受けて現物の米国株が持ち直したため、買いが入った。
・ユーロドルはしっかり。23時過ぎに1ユーロ=1.2744ドル前後と日通し高値を付けた。ユーロポンドが22時30分過ぎに1ユーロ=0.82735ポンド前後と本日高値を付けた流れにそってユーロドルにも買いが入った。時間外の米株価指数先物が下げ渋り、リスク許容度の低下が収まった上、強い米経済指標を材料に現物の米国株が持ち直したことなどもユーロ買いドル売りを後押しした。

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