2010年11月15日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。15日前場の日本株や時間外の米株価指数先物の上昇を受けて、リスク志向の改善を期待し低金利の円を売る動きが出た。対ドルでは事業法人の仲値決済が集中しやすい5・10日(五十日)にあたり、仲値決済に絡んだ円売りも出て円全般を押し下げた。ただ、底堅く推移していた15日の上海総合指数が下げ幅を拡大すると、短期スタンスで円を売っていた向きから利益確定の円買いが入り下げ止まった。市場関係者からは「本日は15日とあって、米国債償還に絡んだ円買いドル売りが出やすいのでは」との指摘もあった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。対ドルでストップロスを巻き込んで一時円売りが強まったため、その他通貨にも円売りが広がる場面が見られた。ただ、15日の英・独の株価指数が安く寄り付き、時間外の米株価指数先物が小幅ながら下げに転じると、リスク志向の低下した投資家から円を買い戻す動きが出て値を戻した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は弱含み。米長期金利が上昇し日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが強まると、他の通貨に対しても円売りが波及した。時間外のダウ先物が上昇したことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。22時過ぎに一時10月6日以来の高値となる1ドル=83円23銭前後まで値を上げた。一方、ユーロ円は下値が堅い。英独の株価指数がマイナス圏に沈んだタイミングでリスクポジション解消目的の売りが出た。ユーロドルの下落も相場の重しとなり、一時1ユーロ=112円75銭前後まで値を下げた。ただ、売りが一巡すると、徐々に下値を切り上げた。ドル円の上昇につれた円売りユーロ買いが出て、113円30銭台まで値を戻している。
・ユーロドルは弱含み。時間外の米長期金利の上昇を背景にドルが全般的に買われた流れに沿ったほか、欧州株相場が安く始まったことなどを理由にユーロ売りドル買いが出た。コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁が「ギリシャは2011年財政目標を達成するためにさらなる措置が必要となる可能性がある」などと述べたことも重しとなり、20時過ぎに一時1ユーロ=1.3603ドルまで下げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

胡錦濤[NP+5.0 HDP +1.3 CHDP +0.3 RHDP +1.3 CRHDP +0.3]
・胡錦濤国家主席は13日、APECでの講演で「為替システムや貿易システムの改善に向けて努力する」などと語った。

ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +2.0 CHDP +0.1 RHDP +3.2 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「失業率低下への取り組みに焦点をあてれば、インフレが上昇するリスクがある可能性」

ジェフリー・ラッカー[NP     HDP +1.9 CHDP -0.1 RHDP +3.3 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「FRBの緩和がドル安を目的としているとの主張は不公平」

ジョン・キー[NP-4.8 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.0]
・キー・ニュージーランド(NZ)首相「米ドルに対してNZドルは過大評価されている」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.2]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「為替市場の進展は課題」「ユーロは力強くなりつつある」「一部の銀行には資本比率引き上げが必要な可能性」との認識を示したと伝えられている。

アクセル・ウェーバー[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「銀行の段階的縮小を許可するメカニズムが必要」「危機時に株式に転換させる債券が検討されるべき」

マーティン・ウィール[NP+4.8 HDP -0.4 CHDP +2.6 RHDP -0.4 CRHDP +2.6]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「MPCでは現在、金融政策を引き締めるか、緩和するかどうかに対する説得力のある主張は見られない」「インフレは、今後数ヶ月で更に上昇しそうだ」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

マーティン・ウィール[NP+4.8 HDP -0.4 CHDP +2.6 RHDP -0.4 CRHDP +2.6]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「MPCでは現在、金融政策を引き締めるか、緩和するかどうかに対する説得力のある主張は見られない」「インフレは、今後数ヶ月で更に上昇しそうだ」

2010年11月15日のFX要人発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・第18回APEC首脳会議(横浜)2010年11月13日~14日
●強い共同体への道筋
 我々は、民間部門の需要の堅固たる回復を確保することが最優先事項であると認識する。我々は、将来、より強固でより持続可能なかつより均衡ある成長のための土台を構築するために措置をとらなければならない。我々は、対外的な持続可能性を促進するための多角的協調を強化し、過度の不均衡を削減し経常収支を持続可能な水準で維持するのに資する、あらゆる政策を追求する重要性に留意する。
 我々は、根底にある経済のファンダメンタルズを反映するため、より市場で決定される為替レートシステムに移行し、為替レートの柔軟性を向上させるとともに、通貨の競争的な切り下げを回避する。準備通貨を持つエコノミーを含む先進エコノミーは、為替レートの過度の変動や無秩序な動きを監視する。これらの行動は、いくつかの新興市場エコノミーが直面している資本移動の過度な変動のリスクを軽減させる助けとなろう。

アイルランド政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
アイルランド政府関係・アイルランド政府は14日、「市場の状況を踏まえて、国際的に連絡を続けている」「アイルランドは外部に支援を要請していない」などの声明を公表した。

胡錦濤[NP+5.0 HDP +1.3 CHDP +0.3 RHDP +1.3 CRHDP +0.3]
胡錦濤・胡錦濤国家主席は13日、APECでの講演で「為替システムや貿易システムの改善に向けて努力する」などと語った。

フランソワ・フィヨン[NP     HDP -3.1 CHDP -0.1 RHDP -3.1 CRHDP -0.1]
フランソワ・フィヨン・フィヨン・フランス首相は13日、辞表を提出し内閣総辞職したが、14日に再任された。15日までには新内閣の陣容が決まり、主要閣僚が入れ替わる見通しであるという。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.2 CHDP +0.3 RHDP +0.2 CRHDP +0.3]
ドイツ政府関係・ブリューデレ独経済相は14日、イタリア紙とのインタビューで「ドイツの輸出は比較的にユーロ相場と関連性がない」との認識を示した。

日本政府関係[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.1]
日本政府関係・海江田万里・経済財政担当相「(7-9月期GDPについて)足元の景気は生産が弱含みとなるなど足踏み状態」「景気の先行きは輸出や消費に弱めの動き」

ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +2.0 CHDP +0.1 RHDP +3.2 CRHDP +0.0]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「失業率低下への取り組みに焦点をあてれば、インフレが上昇するリスクがある可能性」

ジェフリー・ラッカー[NP-2.0 HDP +1.9 CHDP -0.1 RHDP +3.3 CRHDP +0.1]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「FRBには景気刺激策を巻き戻す手段があるが、難しい部分はいつどのような速さで実行するかだ」「現時点でのインフレ水準に満足しているが、同僚の中には2%への上昇を望むものもいるだろう」

ジェフリー・ラッカー[NP     HDP +1.9 CHDP -0.1 RHDP +3.3 CRHDP +0.1]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「FRBの緩和がドル安を目的としているとの主張は不公平」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。15日前場の日本株や時間外の米株価指数先物の上昇を受けて、リスク志向の改善を期待し低金利の円を売る動きが出た。対ドルでは事業法人の仲値決済が集中しやすい5・10日(五十日)にあたり、仲値決済に絡んだ円売りも出て円全般を押し下げた。ただ、底堅く推移していた15日の上海総合指数が下げ幅を拡大すると、短期スタンスで円を売っていた向きから利益確定の円買いが入り下げ止まった。市場関係者からは「本日は15日とあって、米国債償還に絡んだ円買いドル売りが出やすいのでは」との指摘もあった。

ジョン・キー[NP-4.8 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.0]
ジョン・キー・キー・ニュージーランド(NZ)首相「米ドルに対してNZドルは過大評価されている」

日本政府関係[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.1]
日本政府関係・海江田万里・経済財政担当相「補正予算を通じ雇用を万全にし、消費回復の条件を作っていく」

温家宝[NP     HDP -1.1 CHDP +0.2 RHDP -1.1 CRHDP +0.2]
温家宝・温家宝中国首相「中国の政策は、住宅価格の上昇を抑制できていない」「マカオの住宅上昇を抑制することは困難」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.1]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド仏経済財務雇用相(仏ラジオ局とのインタビューで)「ユーロは為替変動の犠牲になり得ない」「これまでアイルランドは救済を求めていない」

ニュース[NP     HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
ニュース・インドネシア政府が資本流入を管理する手段を検討しており、管理手段には流入資金に対する課税の可能性も含まれているという。

エワルド・ノボトニー[NP-4.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「危機はまだ終わっていない」「財政再建が東欧諸国の過大」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「為替市場の進展は課題」「ユーロは力強くなりつつある」「一部の銀行には資本比率引き上げが必要な可能性」との認識を示したと伝えられている。

中国政府関係[NP     HDP +1.7 CHDP +0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.4]
中国政府関係・中国国家外為管理局(SAFE)が不動産規制を発表した。外国人が居住目的で購入できる不動産を1つ、海外企業がビジネス目的で購入できる不動産を1つにそれぞれ規制するという。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。対ドルでストップロスを巻き込んで一時円売りが強まったため、その他通貨にも円売りが広がる場面が見られた。ただ、15日の英・独の株価指数が安く寄り付き、時間外の米株価指数先物が小幅ながら下げに転じると、リスク志向の低下した投資家から円を買い戻す動きが出て値を戻した。

アクセル・ウェーバー[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
アクセル・ウェーバー・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「銀行の段階的縮小を許可するメカニズムが必要」「危機時に株式に転換させる債券が検討されるべき」

フェルナンデス・オルドネス[NP     HDP -1.2 CHDP -0.2 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
フェルナンデス・オルドネス・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのオルドネス・スペイン中銀総裁「アイルランド当局が適切に対応し、G20の行動が市場を落ち着かせることを期待する」

欧州連合(EU)[NP-8.0 HDP -1.4 CHDP -0.5 RHDP -1.4 CRHDP -0.5]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)統計局は15日、2009年のギリシャ財政赤字を対GDP比13.6%から15.4%に上方修正した。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP     HDP -2.5 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.0]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ギリシャは2011年財政目標を達成するためにさらなる措置が必要となる可能性がある」、「アイルランドは銀行の資本を強化するために欧州金融安定ファシリティ(EFSF)を利用することが出来る」

マーティン・ウィール[NP+4.8 HDP -0.4 CHDP +2.6 RHDP -0.4 CRHDP +2.6]
マーティン・ウィール・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「MPCでは現在、金融政策を引き締めるか、緩和するかどうかに対する説得力のある主張は見られない」「インフレは、今後数ヶ月で更に上昇しそうだ」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -5.9 CHDP +0.1 RHDP -5.9 CRHDP +0.1]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「ドイツの債務問題の解決策はアイルランド、ポルトガルの金利のスパイラルへと繋がる」「ドイツの解決策は逆方向で、破たんへと向かわせるもの」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.4 CHDP -0.5 RHDP -1.4 CRHDP -0.5]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)の報道官は15日、「アイルランドは支援を要請していない」、「アイルランド当局と緊密かつ定期的に連絡を取っている」、「アイルランドはすぐに金融支援を求める必要性はない」などと述べたと報じられた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.4 CHDP -0.5 RHDP -1.4 CRHDP -0.5]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)の報道官は15日、「ギリシャは財政赤字削減の取り組みで、正しい道筋にある」と述べたと報じられている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・15日の欧州外国為替市場で円は弱含み。米長期金利が上昇し日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが強まると、他の通貨に対しても円売りが波及した。時間外のダウ先物が上昇したことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。22時過ぎに一時10月6日以来の高値となる1ドル=83円23銭前後まで値を上げた。一方、ユーロ円は下値が堅い。英独の株価指数がマイナス圏に沈んだタイミングでリスクポジション解消目的の売りが出た。ユーロドルの下落も相場の重しとなり、一時1ユーロ=112円75銭前後まで値を下げた。ただ、売りが一巡すると、徐々に下値を切り上げた。ドル円の上昇につれた円売りユーロ買いが出て、113円30銭台まで値を戻している。
・ユーロドルは弱含み。時間外の米長期金利の上昇を背景にドルが全般的に買われた流れに沿ったほか、欧州株相場が安く始まったことなどを理由にユーロ売りドル買いが出た。コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁が「ギリシャは2011年財政目標を達成するためにさらなる措置が必要となる可能性がある」などと述べたことも重しとなり、20時過ぎに一時1ユーロ=1.3603ドルまで下げた。

エワルド・ノボトニー[NP-4.8 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP -0.3]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「アイルランドに関して早期に明確な決定をすることが重要」、「アイルランドが抱えるのは政府でなく銀行の問題」、「アイルランド問題は伝染リスクがあり得る」

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