2011年4月9日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して堅調。2011年会計年度予算の合意期限を日本時間9日13時に控えるなか、米与野党の協議はニューヨーク市場終盤にかけても合意に至らなかった。政府機関が一時閉鎖する可能性が高まり、円買いドル売りが散発的に入った。
 一方、円はドル以外の通貨に対して伸び悩む展開だった。対ドルで円買いが進んだ流れに沿って、円全体が押し上げられた。米与野党の予算折衝が難航し、米国株式市場が一時下げ幅を広げたこともリスク資産圧縮目的の円買いを促した。ただ、終盤にかけて欧州通貨買い・ドル売りや資源国通貨買い・ドル売りが優勢に。欧州・資源国通貨に対して円が同時に売られ、上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間安値の1ドル=84円82銭前後を下抜けて損失覚悟の売り注文を巻き込み、84円68銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円はドル円の下落につれて1ユーロ=122円26-31銭前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後はユーロドルの上昇を支えに122円台後半まで値を戻した。
・ユーロドルは買い優位。欧州中央銀行(ECB)による追加利上げ観測がくすぶるなか、米政府機関が閉鎖するとの懸念からドルが全面安となった流れに沿った。オプションのバリアが観測されていた1ユーロ=1.4430ドル前後や1.4450ドル前後を上抜けて損失覚悟の買い注文を誘発。引けにかけても堅調地合いが継続し、2010年1月15日以来の高値となる1.4489ドル前後まで上げ幅を広げた。週末要因で市場参加者が次第に減少し値が軽くなった面もあった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

リチャード・フィッシャー[NP+5.2 HDP +0.9 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP -0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「量的緩和の終了がすでに必要な時期にある」「量的緩和縮小の規模はまだ決め手いない」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

リチャード・フィッシャー[NP+5.2 HDP +0.9 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP -0.3]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「量的緩和の終了がすでに必要な時期にある」「量的緩和縮小の規模はまだ決め手いない」

2011年4月9日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
米政府関係・ベイナー下院議長は7日、2011会計年度予算での歳出削減について依然合意に達していないが、政策問題について接近しているとの見解を示したと伝えられた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
米政府関係・リード上院院内総務は8日、2011会計年度予算での本日中の合意に非常に楽観的だとの見解を示した。また、共和党は女性のヘルスケア獲得を困難にしたいため、政府機関を閉鎖させたいとしたと伝えられた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
米政府関係・CNBCが報じたところによると、マコネル共和党上院院内総務は「米民主党と共和党は米予算についてまもなく合意に達する」との見解を示した。

リチャード・フィッシャー[NP+5.2 HDP +0.9 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP -0.3]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「量的緩和の終了がすでに必要な時期にある」「量的緩和縮小の規模はまだ決め手いない」

エレナ・サルガド[NP     HDP -0.1 CHDP +0.5 RHDP -0.1 CRHDP +0.5]
エレナ・サルガド・サルガド・スペイン財務相「スペインは救済が必要にある状況に陥っていない」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]
米政府関係・シューマー米上院議員は「ホワイトハウスと共和党のベイナー下院議長は2011会計年度予算での780億ドルの歳出削減について合意に達した」と述べたと伝えられた。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.0]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「景気回復は一段と自立的になりつつある」「欧州連合(EU)はポルトガルについて断固たる行動をとる」「エネルギーはインフレ上昇に責任の半分がある」「次の銀行ストレステストは重要なものとなる」

ジョージ・オズボーン[NP     HDP -0.4 CHDP +0.2 RHDP -0.4 CRHDP +0.2]
ジョージ・オズボーン・オズボーン英財務相「英国はアイルランドと異なり、ポルトガルに対して二国間融資をしないだろう」

ジャン=クロード・トリシェ[NP+4.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP -0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「経済の上振れ、下振れ両方のリスクが数多くあるが、欧州の成長は持続可能に見える」「特に原油価格に不確実性が高まっている」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは8日、ゴールドマン・サックス(GS)の格付け見通しを「安定的」に上方修正したと発表した。

ジョージ・ソロス[NP     HDP -5.0 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP +0.0]
ジョージ・ソロス・著名投資家のソロス氏「ドルはもはや唯一の準備通貨ではない」「中国は通貨を上昇させないミスをした」「ユーロや商品もまた準備通貨として使用される」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は8日、ポルトガルから金融支援の要請を受けたと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して堅調。2011年会計年度予算の合意期限を日本時間9日13時に控えるなか、米与野党の協議はニューヨーク市場終盤にかけても合意に至らなかった。政府機関が一時閉鎖する可能性が高まり、円買いドル売りが散発的に入った。
 一方、円はドル以外の通貨に対して伸び悩む展開だった。対ドルで円買いが進んだ流れに沿って、円全体が押し上げられた。米与野党の予算折衝が難航し、米国株式市場が一時下げ幅を広げたこともリスク資産圧縮目的の円買いを促した。ただ、終盤にかけて欧州通貨買い・ドル売りや資源国通貨買い・ドル売りが優勢に。欧州・資源国通貨に対して円が同時に売られ、上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間安値の1ドル=84円82銭前後を下抜けて損失覚悟の売り注文を巻き込み、84円68銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円はドル円の下落につれて1ユーロ=122円26-31銭前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後はユーロドルの上昇を支えに122円台後半まで値を戻した。
・ユーロドルは買い優位。欧州中央銀行(ECB)による追加利上げ観測がくすぶるなか、米政府機関が閉鎖するとの懸念からドルが全面安となった流れに沿った。オプションのバリアが観測されていた1ユーロ=1.4430ドル前後や1.4450ドル前後を上抜けて損失覚悟の買い注文を誘発。引けにかけても堅調地合いが継続し、2010年1月15日以来の高値となる1.4489ドル前後まで上げ幅を広げた。週末要因で市場参加者が次第に減少し値が軽くなった面もあった。

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