2011年5月3日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。欧州時間までの円売りが一服すると、小高く始まったダウ工業株30種平均が下げに転じたことで、投資家のリスク志向が後退するとの思惑から円買い外貨売りの動きが強まった。ドルに対しては米10年物国債利回りの低下を背景に日米金利差縮小を意識した買いが入ったほか、対豪ドルでは豪準備銀行(RBA)政策金利発表を前に持ち高調整目的の円買い豪ドル売りも出た。
 なお、米サプライマネジメント協会(ISM)が2日発表した4月米ISM製造業指数は60.4と市場予想平均の59.5を上回った半面、前月の61.2からは低下したこともあって、目立った反応は見られなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。3日の東京市場が憲法記念日の祝日休場で市場参加者が減少する中、時間外の米株価指数先物がマイナス圏で推移したほか、3日午前の上海総合指数も一時下落し、リスクを取りにくい地合いだったため、リスクポジション解消目的で円買い外貨売りが入った。取引に厚みがなく、値が振れやすいことも影響し円の上げ幅が広がった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけてしっかり。時間外の米株価指数先物が下げ幅を縮小したことや、3日午後の上海総合指数が上げ幅を拡大したことなどを背景に、欧州勢からリスク志向の改善を見込んで円売りが一時見られた。ただ、時間外のダウ先物は現物の欧州株の取引開始後に再び下げ幅を拡大。リスクポジション解消目的で円買いが強まり、円全般が本日高値圏まで切り返した。対ポンドでは弱い英経済指標を受けた円買いが目立った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外の米株価指数先物の下落や欧州株の失速を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが入った。米長期金利が低下し日米金利差が縮小するとの思惑から円高ドル安が進んだことも円全体の支えとなった。資源国通貨に対しては、原油相場が下落したことが円買いを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時1ドル=80円70銭前後と3月23日の安値に面合わせした。
・豪ドル円は株安や原油安を背景に一時1豪ドル=87円52銭前後まで売られた。
・ユーロドルは下値が堅い。株価の下落に伴うユーロ売りドル買いが出て17時過ぎに1ユーロ=1.4755ドル前後と日通し安値を付けたものの、弱い英製造業PMIを受けてユーロポンドが上げたことが買い戻しを誘い、1.48ドル台を回復した。なお、ユーロポンドは一時1ユーロ=0.89891ポンドと2010年3月30日以来の高値まで上昇した。市場では「欧州中央銀行(ECB)に対するタカ派的なリポートが出た」との噂があった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+5.8 HDP -2.0 CHDP +0.2 RHDP -2.5 CRHDP +0.2]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「金利の引き上げは物価によって正当化された」「非標準的な政策は本質的に一時的なもの」「非標準的な政策は必要に応じて調整されるだろう」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・ガイトナー米財務長官「米債務は遅くても16日に上限に達する」「緊急措置などで8月2日まで買い入れが可能になる」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.6 HDP +2.4 CHDP +0.1 RHDP +1.3 CRHDP -0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「豪ドル高が、今後数四半期に渡り、いくつかの物価の上昇を抑えるの役立つ一方、経済状況が予想通り幅広く発展すれば、長期的にインフレは上昇すると予想される」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「ヘアカット(債務元本の削減)は大きな間違いだろう」

トーマス・ホーニグ[NP+4.8 HDP +3.5 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「緩和的な金融政策が資産バブルを生み出すことを懸念」

トーマス・ホーニグ[NP+6.4 HDP +3.5 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「後々のショックを避けるためにFRBは金利を引き上げ始めるべき」「米国は中央銀行をなくすべきではない」

トーマス・ホーニグ[NP+5.4 HDP +3.6 CHDP +0.1 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「危機が起こるとは想定していないが、ゆっくりと緩和政策を解除することによってリスクを最小化する必要はある」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+2.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.3]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「連続的な金利引き上げを決断してはいない」「世界的な景気回復は穏やか」

2011年5月3日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は2日、ニューヨーク連銀を通じて72億4000万ドルの国債を買い入れたと発表した。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+5.8 HDP -2.0 CHDP +0.2 RHDP -2.5 CRHDP +0.2]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「金利の引き上げは物価によって正当化された」「非標準的な政策は本質的に一時的なもの」「非標準的な政策は必要に応じて調整されるだろう」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+2.0 HDP -1.9 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.3]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「連続的な金利引き上げを決断してはいない」「世界的な景気回復は穏やか」

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官「米債務は遅くても16日に上限に達する」「緊急措置などで8月2日まで買い入れが可能になる」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。欧州時間までの円売りが一服すると、小高く始まったダウ工業株30種平均が下げに転じたことで、投資家のリスク志向が後退するとの思惑から円買い外貨売りの動きが強まった。ドルに対しては米10年物国債利回りの低下を背景に日米金利差縮小を意識した買いが入ったほか、対豪ドルでは豪準備銀行(RBA)政策金利発表を前に持ち高調整目的の円買い豪ドル売りも出た。
 なお、米サプライマネジメント協会(ISM)が2日発表した4月米ISM製造業指数は60.4と市場予想平均の59.5を上回った半面、前月の61.2からは低下したこともあって、目立った反応は見られなかった。

スティーヴン・ハーパー[NP     HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
スティーヴン・ハーパー・ハーパー・カナダ首相が率いる保守党が2日に行われた総選挙で勝利したと地元テレビ局が伝えている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。3日の東京市場が憲法記念日の祝日休場で市場参加者が減少する中、時間外の米株価指数先物がマイナス圏で推移したほか、3日午前の上海総合指数も一時下落し、リスクを取りにくい地合いだったため、リスクポジション解消目的で円買い外貨売りが入った。取引に厚みがなく、値が振れやすいことも影響し円の上げ幅が広がった。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)は3日、政策金利を現行の4.75%に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +2.3 CHDP -0.1 RHDP +1.5 CRHDP -0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「現在の適度に引き締め的な金融政策が依然適切と判断した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+3.0 HDP +2.3 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP -0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「今後の会合では、成長とインフレの見通しの進展を注意深く査定し続ける予定だ」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.6 HDP +2.4 CHDP +0.1 RHDP +1.3 CRHDP -0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「豪ドル高が、今後数四半期に渡り、いくつかの物価の上昇を抑えるの役立つ一方、経済状況が予想通り幅広く発展すれば、長期的にインフレは上昇すると予想される」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+4.0 HDP +2.4 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「消費者物価指数(CPI)は今後一年、目標に近づくと予想する」

ウェイン・スワン[NP+1.0 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.2]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「豪準備銀行(RBA)の政策金利据え置きの決定は、家計にとってはよい事だ」

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・インド中銀は17日、政策金利であるレポレートを現行の6.75%から7.25%に引き上げることを決めたと発表した。市場の予想を上回る利上げ幅となった。また、リバース・レポレートは5.75%から6.25%に引き上げた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
ギリシャ政府関係・パパコンスタンティヌ・ギリシャ財務相「ヘアカット(債務元本の削減)は大きな間違いだろう」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけてしっかり。時間外の米株価指数先物が下げ幅を縮小したことや、3日午後の上海総合指数が上げ幅を拡大したことなどを背景に、欧州勢からリスク志向の改善を見込んで円売りが一時見られた。ただ、時間外のダウ先物は現物の欧州株の取引開始後に再び下げ幅を拡大。リスクポジション解消目的で円買いが強まり、円全般が本日高値圏まで切り返した。対ポンドでは弱い英経済指標を受けた円買いが目立った。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは3日、日本の電力問題や政府による東京電力への支援は財政面の不確実性を高めるとの見解を示したと一部通信社が伝えた。その一方で、復興への2次、3次追加予算は必ずしも信用低下を招くものではないとの見方も示した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.5 CHDP -0.2 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・アンシプ・エストニア首相「次期欧州中央銀行(ECB)総裁としてドラギ氏をバックアップする」

中国人民銀行関係[NP+4.6 HDP +2.6 CHDP +0.0 RHDP +5.5 CRHDP +0.0]
中国人民銀行関係・中国人民銀行は3日、「穏健な金融政策を改めて追求する」「総合的な物価水準の安定化を図る」「人民元レートの改革を継続する」などの見解を示したと伝えた。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・ファイザーは3日、第1四半期決算を発表した。調整後の1株利益は0.60ドルとなり、市場予想平均の0.578ドル程度を上回った。

トーマス・ホーニグ[NP+4.8 HDP +3.5 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「緩和的な金融政策が資産バブルを生み出すことを懸念」

トーマス・ホーニグ[NP+6.4 HDP +3.5 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「後々のショックを避けるためにFRBは金利を引き上げ始めるべき」「米国は中央銀行をなくすべきではない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・3日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外の米株価指数先物の下落や欧州株の失速を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが入った。米長期金利が低下し日米金利差が縮小するとの思惑から円高ドル安が進んだことも円全体の支えとなった。資源国通貨に対しては、原油相場が下落したことが円買いを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時1ドル=80円70銭前後と3月23日の安値に面合わせした。
・豪ドル円は株安や原油安を背景に一時1豪ドル=87円52銭前後まで売られた。
・ユーロドルは下値が堅い。株価の下落に伴うユーロ売りドル買いが出て17時過ぎに1ユーロ=1.4755ドル前後と日通し安値を付けたものの、弱い英製造業PMIを受けてユーロポンドが上げたことが買い戻しを誘い、1.48ドル台を回復した。なお、ユーロポンドは一時1ユーロ=0.89891ポンドと2010年3月30日以来の高値まで上昇した。市場では「欧州中央銀行(ECB)に対するタカ派的なリポートが出た」との噂があった。

トーマス・ホーニグ[NP+5.4 HDP +3.6 CHDP +0.1 RHDP +4.7 CRHDP +0.0]
トーマス・ホーニグ・ホーニグ・米カンザスシティー連銀総裁「危機が起こるとは想定していないが、ゆっくりと緩和政策を解除することによってリスクを最小化する必要はある」

[ Previous / Next ]

FX相場に関係する主な重要人物

ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング

重要人物・その他の発言・ニュース