2011年5月7日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米労働省が発表した4月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想平均を上回り、欧米株式相場が上昇。投資家のリスク許容度が改善するとの見方が広がるなか、低金利の円を売る動きが先行した。ただ、売り一巡後は買い戻しが優位に。「ギリシャ政府がユーロ圏の離脱と、同国独自の通貨の再導入を検討している」と独シュピーゲル誌が伝えると、ユーロ全面安の様相となり、円も対ユーロで大幅に上昇。高く始まったダウ工業株30種平均が徐々に上げ幅を縮小したことも、円相場を押し上げた。なお、独誌の記事に関してはその後にユーロ圏各国の政府筋が相次いで否定した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は上値が重い。米雇用統計の発表後にドル買い圧力が高まると、1ドル=80円95銭前後と本日高値を更新したが、80円台後半から81円台前半にかけて並んでいた売り注文に上値を抑えられた。その後は米10年物国債利回りが失速したことで日米金利差縮小を意識した売りに押される場面もあったが、対ユーロを中心とするドル買い戻しの流れに支えられたため、下げ幅も限られた。
・ユーロ円は軟調。米雇用統計の発表直後には株高に伴う買いが入ったことで1ユーロ=117円59銭前後と日通し高値の117円60銭前後に迫る場面があった。ただ、ギリシャ絡みの報道でユーロ圏の先行き不透明感が意識されると、以降は軟調な展開に終始。前日安値の116円15銭前後も下抜けて、2時過ぎには3月29日以来の安値となる115円23銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは売り優位。米雇用統計後に一時1ユーロ=1.44565ドル前後まで値を下げる場面があったが、欧米株高に伴う買いも入ったため、その後は1.45ドル台でのもみ合いとなった。ただ、独シュピーゲル誌の記事が伝わると、ユーロが全面安の様相に。米株の上昇幅縮小に伴う売りも重なり、6時前には1.4310ドル前後と4月19日以来の安値を付けた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏の1-3月期のデータは回復を確認できるものが続くと確信している」

ジェームズ・ブラード[NP-4.8 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「FOMCは景気回復の勢いが増すように緩和的な政策を維持する見通し」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
・独シュピーゲル誌が伝えたところによると、ギリシャ政府はユーロ圏を離脱し、独自通貨を再導入する可能性を示唆しているという。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
・独政府筋の話として、ギリシャがユーロ圏を離脱する計画はないとの見解を示した。

ジェームズ・ブラード[NP-4.8 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「住宅市場の落ち込みがインフレを抑制し続けており、住宅セクターが直ぐに改善することもないと予想」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏の1-3月期のデータは回復を確認できるものが続くと確信している」

2011年5月7日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP +0.0 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は6日、ニューヨーク連銀を通じて66億7600万ドルの国債を買い入れたと発表した。

ジャン=クロード・トリシェ[NP+5.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.3]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏の1-3月期のデータは回復を確認できるものが続くと確信している」

ジェームズ・ブラード[NP-4.8 HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「FOMCは景気回復の勢いが増すように緩和的な政策を維持する見通し」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
ギリシャ政府関係・独シュピーゲル誌が伝えたところによると、ギリシャ政府はユーロ圏を離脱し、独自通貨を再導入する可能性を示唆しているという。

欧州財務相関連[NP     HDP +0.0 CHDP +0.5 RHDP +0.0 CRHDP +0.5]
欧州財務相関連・独シュピーゲル誌が6日に伝えたところよると、ユーロ圏財務相緊急会議が本日開催され、議題にはギリシャの債務再編の可能性についても含まれているという。

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相の報道官は6日、独シュピーゲル誌が伝えたギリシャに関するユーロ圏財務相緊急会議を完全に否定した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.7 CHDP -0.3 RHDP +0.7 CRHDP -0.3]
ドイツ政府関係・独政府筋の話として、ギリシャがユーロ圏を離脱する計画はないとの見解を示した。

ジェームズ・ブラード[NP-4.8 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.2]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「住宅市場の落ち込みがインフレを抑制し続けており、住宅セクターが直ぐに改善することもないと予想」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.1 CHDP -0.4 RHDP -4.1 CRHDP -0.4]
ギリシャ政府関係・ギリシャ財務省は6日、「同国がユーロ圏を離脱する可能性がある」との独シュピーゲル誌の報道を否定する声明を発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・6日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米労働省が発表した4月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想平均を上回り、欧米株式相場が上昇。投資家のリスク許容度が改善するとの見方が広がるなか、低金利の円を売る動きが先行した。ただ、売り一巡後は買い戻しが優位に。「ギリシャ政府がユーロ圏の離脱と、同国独自の通貨の再導入を検討している」と独シュピーゲル誌が伝えると、ユーロ全面安の様相となり、円も対ユーロで大幅に上昇。高く始まったダウ工業株30種平均が徐々に上げ幅を縮小したことも、円相場を押し上げた。なお、独誌の記事に関してはその後にユーロ圏各国の政府筋が相次いで否定した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は上値が重い。米雇用統計の発表後にドル買い圧力が高まると、1ドル=80円95銭前後と本日高値を更新したが、80円台後半から81円台前半にかけて並んでいた売り注文に上値を抑えられた。その後は米10年物国債利回りが失速したことで日米金利差縮小を意識した売りに押される場面もあったが、対ユーロを中心とするドル買い戻しの流れに支えられたため、下げ幅も限られた。
・ユーロ円は軟調。米雇用統計の発表直後には株高に伴う買いが入ったことで1ユーロ=117円59銭前後と日通し高値の117円60銭前後に迫る場面があった。ただ、ギリシャ絡みの報道でユーロ圏の先行き不透明感が意識されると、以降は軟調な展開に終始。前日安値の116円15銭前後も下抜けて、2時過ぎには3月29日以来の安値となる115円23銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは売り優位。米雇用統計後に一時1ユーロ=1.44565ドル前後まで値を下げる場面があったが、欧米株高に伴う買いも入ったため、その後は1.45ドル台でのもみ合いとなった。ただ、独シュピーゲル誌の記事が伝わると、ユーロが全面安の様相に。米株の上昇幅縮小に伴う売りも重なり、6時前には1.4310ドル前後と4月19日以来の安値を付けた。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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