2011年7月22日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロや資源国通貨に対して売り優位。欧州の取引時間帯には予想を下回るユーロ圏経済指標が相次いだほか、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)がギリシャの選択的なデフォルトの可能性に言及したため、対ユーロ中心に円の買い持ち高が積み上がっていた。ただ、一部通信社がユーロ圏首脳会議の草案として「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の融資期間は7年半から少なくとも15年に延長される」「ギリシャやポルトガルに適用されている金利は4.5%程度から3.5%程度に引き下げられる」「EFSFは欧州中央銀行(ECB)次第で流通市場への介入が可能となる」などと伝えると、債務問題の具体的な対応策が示されたとして円売りユーロ買いが優位に。7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や6月米景気先行指標総合指数、5月米住宅価格指数が予想を上回る内容となり、ダウ平均が大幅高となったことも低金利の円全体を押し下げる要因となった。
 一方、ドルに対しては堅調。ユーロ圏首脳会議の草案やダウ平均の大幅高を受けて、ユーロ買いドル売りや資源国通貨買いドル売りが優勢となり、同時に円も買われた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は14日安値の1ドル=78円45円前後を下抜け、3月17日以来の安値となる78円28銭前後まで下落した。NYタイムズ紙が「オバマ米大統領と米共和党のベイナー下院議長が主要な予算折衝で合意に近い」と報じたことを受けて買い戻される場面があったが、カーニー米ホワイトハウス報道官が「予算折衝で合意はなく、協議は継続している」などと述べたため、戻りは限られた。
・ユーロ円はユーロ圏首脳会議の草案を受けて1ユーロ=113円15銭前後まで上げた。ただ、中盤以降はユーロドルの上昇につれた買いと、ドル円の下落につれた売りが交錯し、113円台前半で方向感が定まらなかった。
・ユーロドルは上値を試す展開。1ユーロ=1.4435ドル前後と6日以来の高値水準まで大きく値を伸ばした。ユーロ圏首脳会議草案での財政問題改善に向けた進展が好感されたほか、強い米経済指標を材料視したダウ平均の170ドル超高に伴い、リスク志向の高まった投資家から買いが持ち込まれた。中盤以降は1.43ドル台後半で動意を欠いたが、終盤にはユーロ圏首脳会議の声明が伝わり、改めて買いが入った。
 なお、声明では「総額1090億ユーロ規模の新たなギリシャ支援プログラムで合意」「ギリシャ向けEFSF融資の償還期限を現行の7年半から最短で15年、最長で30年に延長することで合意」「EFSF融資を3.5%程度の金利で提供する」などの内容が伝わった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は高く始まったものの、上値が重かった。ユーロ圏首脳会議でギリシャ支援に向けた合意がなされたことでユーロドルが上昇し、つれて円買いドル売りが入った。市場では「米国の政府債務上限引き上げ交渉が依然として混迷しているため、ドルは売られやすい」との指摘があった。ただ、その後は徐々に上値を切り下げる展開に。仲値決済に向けた円売りドル買いが出たほか、日本株相場の上昇が相場の重しとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しい展開だった。新規材料難から様子見ムードが広がり、徐々に値動きが細った。午後の日経平均が100円超上昇したことへの反応は鈍かった。
 欧州勢が加わる時間帯になると、財政問題を抱えるギリシャなどの債券利回りが軒並み低下し、円売りユーロ買いが強まる場面もあったが、その後追随する動きがなかったため持ち直した。市場では「米債務上限をめぐる協議が長引いていることもあって、動きが取りづらい」との指摘があった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。21日にユーロ圏首脳会議で第2次ギリシャ支援策が合意されたことを背景に、対ユーロ中心に円売りが先行した。ただ、ドイツのIfo経済研究所が発表した7月の独企業景況感指数が予想を下回ったと伝わると円売りユーロ買いは失速した。その後、キャタピラーが22日に発表した第2四半期決算で、1株利益が1.72ドルとなり市場予想平均の1.742ドルを小幅ながら下回ると同社株価と時間外の米株価指数先物が下落。投資家のリスク許容度が低下して円売りポジションを閉じる動きが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は株安を受けたクロス円の売りが重しとなり、21時30分過ぎに1ドル=78円28-31銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は欧州勢が買いで参入し、16時30分過ぎに1ユーロ=113円57銭前後と本日高値まで上げたが、弱い独経済指標やダウ先物の下落を受けた売りで値を下げ、22時30分過ぎに112円41銭前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは買い先行後、下げに転じた。昨日のユーロ圏首脳会議の結果を背景に買いが先行し1ユーロ=1.4438ドル前後まで上げた。しかし、午前中に付けた本日高値1.4440ドル前後が上値を抑えたほか、独IFO企業景況感指数や株安を受けた売りが出て押し下げられた。22時30分過ぎに1ユーロ=1.4332ドル前後と本日安値を付けた。昨日の米国市場で急伸したこともあって、週末を前に利益確定の売りが出た面もある。
  なお、格付け会社フィッチは22日、「ギリシャの格付けを制限的デフォルトにする方針」との声明を発表したが直接の反応はなかった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

チャールズ・エバンズ[NP-5.4 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.2]
・エバンズ・米シカゴ連銀総裁「出口戦略に関して、いま議論する必要性はない」「状況によっては、第3の債券購入を支援する」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
・サルコジ・フランス大統領「ユーロ圏首脳はギリシャを支援することで合意した「ユーロ圏首脳は断固たるコミットメントを作成」「ユーロ圏は加盟国のひとつを見捨てることは出来ない」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
・サルコジ・フランス大統領「ユーロが支援されないということはあり得ない」「ユーロ圏首脳は欧州金融基金を開始すると約束」「基金は銀行への資本注入や流通市場での操作を可能にする」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
・サルコジ・フランス大統領「ギリシャ支援で民間部門は30年間で1350億ユーロ貢献する」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
・サルコジ・フランス大統領「民間部門は自発的な金利の引き下げやギリシャ債の償還期限延長により参加するだろう」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・国際金融協会(IIF)は、銀行はギリシャ国債の借り換えと買い戻しに参加するとの見解を示したと伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)は、1090億ユーロの公的支援をギリシャは受けるとの見解を示したと報じた。

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
・サルコジ・フランス大統領「格付け機関から何らか反応があれば、ユーロ圏諸国は銀行やECBの保証をもって介入するだろう」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
・欧州連合(EU)が「民間部門のギリシャ支援は370億ユーロになると予想している」との見解を示したと報じた。

シルヴィオ・ベルルスコーニ[NP     HDP +0.0 CHDP -4.0 RHDP +0.0 CRHDP -4.0]
・ベルルスコーニ・イタリア首相「本日の支援策の総額は1600億ユーロ」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「金融安定に向けたEUのコミットメントを歓迎」「ユーロ圏首脳のギリシャ支援は極めて重要」「民間部門の貢献は自発的」「一段のEFSFの柔軟性が正当化される」「ECBはギリシャの適格担保の結果について早まった判断をしない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「EUは必要に応じてギリシャ債の担保を支援すると約束した」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ギリシャが選択的デフォルトになるか早まった判断を望まない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは通貨の価値を維持している」「ECBには自身のギリシャ債の持ち高を増加させる計画はない」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・国際通貨基金(IMF)は21日、「引き続きギリシャ支援で役割を果たし続ける」「より望ましい融資条件を歓迎する」「追加支援は欧州連合(EU)のギリシャ支援次第だ」などの見解を示したと報じた。

野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
・野田佳彦財務相「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)債の購入がユーロ圏の安定につながるならば、これまでと同様の比率で貢献していく」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米民主党当局者は22日、オバマ米大統領と議会指導者は合意に達していないことを示唆した。民主党と共和党はブッシュ減税をめぐって意見が分かれていると伝えられた。

胡錦濤[NP+5.8 HDP +1.9 CHDP +0.3 RHDP +1.9 CRHDP +0.3]
・胡錦濤・中国国家主席「中国は下半期に穏健な金融政策を実施する」「物価の安定が引き続き優先課題である」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・22日のギリシャ2年物国債利回りは急低下。17時36分時点では前日比5.655%低い28.151%前後で推移している。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは22日、ユーロ圏首脳会議における民間部門関与の提案を受けてギリシャの格付けは制限的なデフォルトに直面するとの見解を示した。

ジョン・ベイナー[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ベイナー下院議長は22日、「債務上限の交渉は合意には近くない」「債務問題でワシントンは暑い週末になりそうだ」などと発言した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・ノルウェー首相報道官は首都オスロでの爆発について、ノルウェー首相は無事だという。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは22日、追加的な柔軟性が与えられたことにより、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の格付け「AAA」は損なわれないとの認識を示した。また、ギリシャにとって数日間だけ制限的デフォルトとなることは非現実的な予想でないとしたと伝えられた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米上院の民主党は共和党の5.8兆ドルの赤字削減案を阻止し、バランスの取れた修正案を求めたという。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

胡錦濤[NP+5.8 HDP +1.9 CHDP +0.3 RHDP +1.9 CRHDP +0.3]
・胡錦濤・中国国家主席「中国は下半期に穏健な金融政策を実施する」「物価の安定が引き続き優先課題である」

2011年7月22日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省は21日、来週の米国債の入札予定を発表。26日に2年債350億ドル、27日に5年債350億ドル、28日に7年債290億ドル規模の入札を実施するとした。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
欧州連合(EU)・21日、ユーロ圏や銀行の関係者の話として「ギリシャ支援で民間部門の関与に向けた提案は銀行が保有するギリシャ債を20%程度目減りさせる」と報じた。

チャールズ・エバンズ[NP-5.4 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.2]
チャールズ・エバンズ・エバンズ・米シカゴ連銀総裁「出口戦略に関して、いま議論する必要性はない」「状況によっては、第3の債券購入を支援する」

チャールズ・エバンズ[NP     HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -2.5 CRHDP +0.2]
チャールズ・エバンズ・エバンズ・米シカゴ連銀総裁「債務上限の引き上げに失敗すれば、金利上昇と金融政策の効果低下につながるだろう」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・ニューヨークタイムズ紙が「オバマ米大統領と米共和党のベイナー下院議長が主要な予算折衝で合意に近い」と報じたという。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米ホワイトハウス(CNBCが伝える)「予算折衝で合意はない」「オバマ米大統領は議会と依然協議を続けている」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省によると、10年物インフレ指数連動債(TIPS)入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.639%、応札倍率(カバー)が2.62倍となった。

マーク・カーニー[NP     HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -1.2 CRHDP -0.1]
マーク・カーニー・カーニー大統領報道官「オバマ米大統領は債務に関する交渉が合意可能であると確信している」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「ユーロ圏首脳はギリシャを支援することで合意した「ユーロ圏首脳は断固たるコミットメントを作成」「ユーロ圏は加盟国のひとつを見捨てることは出来ない」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「ユーロが支援されないということはあり得ない」「ユーロ圏首脳は欧州金融基金を開始すると約束」「基金は銀行への資本注入や流通市場での操作を可能にする」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「持続可能なギリシャ債務に関する力強い手段がとられる」「ギリシャ支援の融資金利は3.5-4%」「ギリシャへの手段は他の国のために繰り返されないだろう」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「ギリシャ支援で民間部門は30年間で1350億ユーロ貢献する」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「民間部門は自発的な金利の引き下げやギリシャ債の償還期限延長により参加するだろう」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・国際金融協会(IIF)は、銀行はギリシャ国債の借り換えと買い戻しに参加するとの見解を示したと伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)は、1090億ユーロの公的支援をギリシャは受けるとの見解を示したと報じた。

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -0.9 CHDP +0.5 RHDP -0.9 CRHDP +0.5]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「格付け機関から何らか反応があれば、ユーロ圏諸国は銀行やECBの保証をもって介入するだろう」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)が「民間部門のギリシャ支援は370億ユーロになると予想している」との見解を示したと報じた。

シルヴィオ・ベルルスコーニ[NP     HDP +0.0 CHDP -4.0 RHDP +0.0 CRHDP -4.0]
シルヴィオ・ベルルスコーニ・ベルルスコーニ・イタリア首相「本日の支援策の総額は1600億ユーロ」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)が「ギリシャ向け融資の支払い金利を低下させ償還期限を延長する」「ポルトガルとアイルランドは金利や償還期日がギリシャと同じとなる」との見解を示したと報じた。

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「金融安定に向けたEUのコミットメントを歓迎」「ユーロ圏首脳のギリシャ支援は極めて重要」「民間部門の貢献は自発的」「一段のEFSFの柔軟性が正当化される」「ECBはギリシャの適格担保の結果について早まった判断をしない」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「EUは必要に応じてギリシャ債の担保を支援すると約束した」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ギリシャが選択的デフォルトになるか早まった判断を望まない」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・米マイクロソフトは21日、4-6月期決算を発表した。1株利益が0.69ドルとなり、市場予想平均の0.576ドルの利益を上回った。

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +4.1 CRHDP +0.0]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは通貨の価値を維持している」「ECBには自身のギリシャ債の持ち高を増加させる計画はない」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は21日、「引き続きギリシャ支援で役割を果たし続ける」「より望ましい融資条件を歓迎する」「追加支援は欧州連合(EU)のギリシャ支援次第だ」などの見解を示したと報じた。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.4]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「要請があれば、IMFは新しい支援プログラムに参加する意向」「ギリシャはまだ新しい支援を要求していない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・21日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロや資源国通貨に対して売り優位。欧州の取引時間帯には予想を下回るユーロ圏経済指標が相次いだほか、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)がギリシャの選択的なデフォルトの可能性に言及したため、対ユーロ中心に円の買い持ち高が積み上がっていた。ただ、一部通信社がユーロ圏首脳会議の草案として「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の融資期間は7年半から少なくとも15年に延長される」「ギリシャやポルトガルに適用されている金利は4.5%程度から3.5%程度に引き下げられる」「EFSFは欧州中央銀行(ECB)次第で流通市場への介入が可能となる」などと伝えると、債務問題の具体的な対応策が示されたとして円売りユーロ買いが優位に。7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や6月米景気先行指標総合指数、5月米住宅価格指数が予想を上回る内容となり、ダウ平均が大幅高となったことも低金利の円全体を押し下げる要因となった。
 一方、ドルに対しては堅調。ユーロ圏首脳会議の草案やダウ平均の大幅高を受けて、ユーロ買いドル売りや資源国通貨買いドル売りが優勢となり、同時に円も買われた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は14日安値の1ドル=78円45円前後を下抜け、3月17日以来の安値となる78円28銭前後まで下落した。NYタイムズ紙が「オバマ米大統領と米共和党のベイナー下院議長が主要な予算折衝で合意に近い」と報じたことを受けて買い戻される場面があったが、カーニー米ホワイトハウス報道官が「予算折衝で合意はなく、協議は継続している」などと述べたため、戻りは限られた。
・ユーロ円はユーロ圏首脳会議の草案を受けて1ユーロ=113円15銭前後まで上げた。ただ、中盤以降はユーロドルの上昇につれた買いと、ドル円の下落につれた売りが交錯し、113円台前半で方向感が定まらなかった。
・ユーロドルは上値を試す展開。1ユーロ=1.4435ドル前後と6日以来の高値水準まで大きく値を伸ばした。ユーロ圏首脳会議草案での財政問題改善に向けた進展が好感されたほか、強い米経済指標を材料視したダウ平均の170ドル超高に伴い、リスク志向の高まった投資家から買いが持ち込まれた。中盤以降は1.43ドル台後半で動意を欠いたが、終盤にはユーロ圏首脳会議の声明が伝わり、改めて買いが入った。
 なお、声明では「総額1090億ユーロ規模の新たなギリシャ支援プログラムで合意」「ギリシャ向けEFSF融資の償還期限を現行の7年半から最短で15年、最長で30年に延長することで合意」「EFSF融資を3.5%程度の金利で提供する」などの内容が伝わった。

野田佳彦[NP-3.8 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
野田佳彦・野田佳彦財務相「ギリシャ支援策を評価」「ギリシャ支援策がユーロの安定化につながると期待」「円相場は一方的な動きが続いており、市場の動向を引き続き注視する」

野田佳彦[NP-4.6 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)債の購入がユーロ圏の安定につながるならば、これまでと同様の比率で貢献していく」

日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
日本政府関係・与謝野馨・経済財政担当相「安全な資金の逃避先として投資家に円が選ばれている」

日本政府関係[NP     HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
日本政府関係・内閣府は22日に公表した2011年度の年次経済財政報告で、8月に実施される消費者物価指数(CPI)の基準改定によって、生鮮食品を除く総合が2011年1-6月の平均で0.72%程度押し下げられるとの試算をまとめた。なお、総務省が発表している全国消費者物価指数は現在、2005年を100として算出。基準年を5年ごとに改定しており、今年の8月には基準年が2010年に変更される。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米民主党当局者は22日、オバマ米大統領と議会指導者は合意に達していないことを示唆した。民主党と共和党はブッシュ減税をめぐって意見が分かれていると伝えられた。

日本政府関係[NP-3.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.2]
日本政府関係・枝野幸男官房長官「為替相場は日本経済にとって重要な要素であり注視していくことが大事」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.2 CHDP +0.3 RHDP -1.2 CRHDP +0.3]
欧州連合(EU)・英フィナンシャルタイムズ(FT)は22日、欧州の銀行がギリシャ国債の保有によって最大160億ユーロの損失を計上する可能性があると報じた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は高く始まったものの、上値が重かった。ユーロ圏首脳会議でギリシャ支援に向けた合意がなされたことでユーロドルが上昇し、つれて円買いドル売りが入った。市場では「米国の政府債務上限引き上げ交渉が依然として混迷しているため、ドルは売られやすい」との指摘があった。ただ、その後は徐々に上値を切り下げる展開に。仲値決済に向けた円売りドル買いが出たほか、日本株相場の上昇が相場の重しとなった。

フランス政府関係[NP     HDP +0.0 CHDP +1.6 RHDP +0.0 CRHDP +1.6]
フランス政府関係・バロワン仏経済財務雇用相「欧州連合(EU)の支援策はギリシャに回復のための時間を与える」「投資家は他の国の支援を求められない見通し」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ギリシャに対する保証コストが低下。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、ギリシャのソブリンCDS5年物のスプレッドは1675bpと前日から380bpタイト化した。

胡錦濤[NP+5.8 HDP +1.9 CHDP +0.3 RHDP +1.9 CRHDP +0.3]
胡錦濤・胡錦濤・中国国家主席「中国は下半期に穏健な金融政策を実施する」「物価の安定が引き続き優先課題である」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感に乏しい展開だった。新規材料難から様子見ムードが広がり、徐々に値動きが細った。午後の日経平均が100円超上昇したことへの反応は鈍かった。
 欧州勢が加わる時間帯になると、財政問題を抱えるギリシャなどの債券利回りが軒並み低下し、円売りユーロ買いが強まる場面もあったが、その後追随する動きがなかったため持ち直した。市場では「米債務上限をめぐる協議が長引いていることもあって、動きが取りづらい」との指摘があった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・22日のギリシャ2年物国債利回りは急低下。17時36分時点では前日比5.655%低い28.151%前後で推移している。

エヴァンゲロス・ベニゼロス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
エヴァンゲロス・ベニゼロス・ベニゼロス・ギリシャ財務相「ユーロ圏は昨日、市場に対して明確な回答を示した」「ギリシャの銀行の流動性はユーロ圏や欧州中央銀行(ECB)の決定によって保証されている」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは22日、「ユーロ圏のソブリン危機は欧州周辺国の格下げ圧力につながる」との認識を示したと伝えられた。

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP -0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「欧州中央銀行(ECB)は選択的デフォルトに陥った債券でも追加的な保証があれば引き続き担保として受け入れることが可能」「ユーロ圏首脳会議は市場の沈静化させ危機の伝染防止を助けた」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「2011年の経済成長は昨年と同程度となる見通し」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・ゼネラル・エレクトリック(GE)は22日、第2四半期決算を発表した。1株利益は0.34ドルとなり、市場予想平均の0.325ドル程度を上回った。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは22日、ユーロ圏首脳会議における民間部門関与の提案を受けてギリシャの格付けは制限的なデフォルトに直面するとの見解を示した。

フランソワ・フィヨン[NP     HDP -3.1 CHDP -0.1 RHDP -3.1 CRHDP -0.1]
フランソワ・フィヨン・フィヨン・フランス首相「ユーロの計画は欧州にとって断固たるステップであり、フランスの公的財政に直接的なコストはない」「ユーロの計画は単にギリシャを保護するものではない」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ユーロ圏首脳会議の決定は嵐から欧州を脱出させる」「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)や欧州安定メカニズム(ESM)は欧州の安定にとって正しい手段を提供する」「低金利はアイルランドやポルトガルの安定性を促進する」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ユーロ圏首脳会議の後に、やるべき多くの仕事が引き続きある」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・キャタピラーは22日、第2四半期決算を発表した。1株利益は1.72ドルとなり、市場予想平均の1.742ドルを下回った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。21日にユーロ圏首脳会議で第2次ギリシャ支援策が合意されたことを背景に、対ユーロ中心に円売りが先行した。ただ、ドイツのIfo経済研究所が発表した7月の独企業景況感指数が予想を下回ったと伝わると円売りユーロ買いは失速した。その後、キャタピラーが22日に発表した第2四半期決算で、1株利益が1.72ドルとなり市場予想平均の1.742ドルを小幅ながら下回ると同社株価と時間外の米株価指数先物が下落。投資家のリスク許容度が低下して円売りポジションを閉じる動きが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は株安を受けたクロス円の売りが重しとなり、21時30分過ぎに1ドル=78円28-31銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は欧州勢が買いで参入し、16時30分過ぎに1ユーロ=113円57銭前後と本日高値まで上げたが、弱い独経済指標やダウ先物の下落を受けた売りで値を下げ、22時30分過ぎに112円41銭前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは買い先行後、下げに転じた。昨日のユーロ圏首脳会議の結果を背景に買いが先行し1ユーロ=1.4438ドル前後まで上げた。しかし、午前中に付けた本日高値1.4440ドル前後が上値を抑えたほか、独IFO企業景況感指数や株安を受けた売りが出て押し下げられた。22時30分過ぎに1ユーロ=1.4332ドル前後と本日安値を付けた。昨日の米国市場で急伸したこともあって、週末を前に利益確定の売りが出た面もある。
  なお、格付け会社フィッチは22日、「ギリシャの格付けを制限的デフォルトにする方針」との声明を発表したが直接の反応はなかった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・ノルウェー首相官邸で爆発があり数人が負傷したという。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米共和党関係者の話として報じたことろによると、共和党のベイナー下院議長が「オバマ米大統領と債務上限の措置について依然合意しておらず、決議に向けた職務を続ける」との認識を示したという。

ジョン・ベイナー[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ジョン・ベイナー・ベイナー下院議長は22日、「債務上限の交渉は合意には近くない」「債務問題でワシントンは暑い週末になりそうだ」などと発言した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは20日、スウェーデンの格付け「AAA」にを確認したと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・ノルウェー首相報道官は首都オスロでの爆発について、ノルウェー首相は無事だという。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは22日、追加的な柔軟性が与えられたことにより、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の格付け「AAA」は損なわれないとの認識を示した。また、ギリシャにとって数日間だけ制限的デフォルトとなることは非現実的な予想でないとしたと伝えられた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院の民主党は共和党の5.8兆ドルの赤字削減案を阻止し、バランスの取れた修正案を求めたという。

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