2011年8月1日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。オバマ米大統領は日本時間1日午前、会見を開き「両党指導者は債務上限や赤字削減で合意に達した」「合意はわれわれにデフォルトを回避することを認めるだろう」などと発言した。米国のデフォルト(債務不履行)が回避されたとして対ドル中心に円売りが膨らんだ。デフォルト回避を好感して時間外の米株価指数先物や1日午前の日本株が堅調に推移したことも円売りを誘った。対ドルではこれまでにデフォルトの可能性を背景に円買いにポジションを傾けていた向きが円売りを迫られたほか、市場関係者からは「モデル系ファンドなど短期筋からドルの買い戻しが入った」との声も聞かれている。
 その後、円の下値では利益確定の円買いが入ったほか、対ドルで米景気の弱さを材料視した円買いが入ったこともあっていったん下落は収まっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。欧州の市場参加者が参入してくるにつれて対ユーロやドルで円売りが見られたものの、時間外の米株価指数先物が失速すると、円売りの動きは弱まった。オバマ米大統領が、民主・共和両党が債務上限の引き上げと財政赤字削減で合意に達したことを明らかにした以降は次の手掛かり材料待ちの状況で方向感が出にくくなっている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は堅調。前週末発表の4-6月期米実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回ったことを受け、米景気に慎重な見方が台頭。本日発表の7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数を警戒感して円買いドル売りを進める参加者がいた。米国の格下げ懸念も根強く、円高ドル安が進みやすい面もあった。市場では「対ドルやユーロでは、コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドからの円買いが入った」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末の安値1ドル=76円70銭前後を下抜けて、一時3月17日以来の安値となる76円67銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円も前週末の安値1ユーロ=110円39銭前後を下抜けて、一時7月13日以来の安値となる110円09銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは頭が重かった。7月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことを背景にユーロポンドが上昇すると、対ドルでもユーロ買いが進んだ。19時過ぎに一時1ユーロ=1.44539ドル前後と日通し高値を付けた。ただ、一目均衡表雲の上限1.4454ドルがレジスタンスとして働いたうえ、ユーロスイスフランが一時1ユーロ=1.1171スイスフランと史上最安値を更新したため徐々にユーロ安・ドル高が進んだ。ユーロ円の下落につれたユーロ売りドル買いも相場の重しとなり、1.4352-55ドルとアジア時間に付けた日通し安値1.4348ドル前後に迫る場面があった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米上院民主党のリード上院院内総務は日本時間1日、債務上限合意案を受け入れた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
・米上院民主党のリード上院院内総務は日本時間1日、超党派の債務上限案について今夜の投票を望むとの認識を示した。なお、米議会では民主党による債務上限引き上げ案を採決するための動議が否決されていた。また、同氏が「今夜の投票を望む」との認識を示した後、同氏の見解として「債務上限合意案を受け入れた」と伝わった。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・「オバマ米大統領とベイナー下院議長が債務問題で合意に達する」と関係者の話として伝えた。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「両党指導者は債務上限や赤字削減で合意に達した」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領「今後10年間で1兆ドルの赤字削減で合意」

ジョン・ベイナー[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米共和党のベイナー下院議長(共和党議員に語る)「合意は原則に反していない」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは1日、日本の景気回復は予想より良い進展だとの認識を示した。また、日本企業の環境は地震によって損なわれたとした。

ジョン・キー[NP-4.8 HDP -3.7 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
・キー・ニュージーランド(NZ)首相「通貨高を懸念」「為替介入はNZ準備銀行の専権事項」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
・五十嵐財務副大臣「円高というよりドル安」「米国のデフォルト回避は喜ばしい」

2011年8月1日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院共和党のマコネル上院院内総務は31日、米連邦債務の上限引き上げを巡る協議について「合意が非常に近い」との認識を示した。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院民主党のリード上院院内総務は日本時間1日、債務上限合意案を受け入れた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院民主党のリード上院院内総務は日本時間1日、超党派の債務上限案について今夜の投票を望むとの認識を示した。なお、米議会では民主党による債務上限引き上げ案を採決するための動議が否決されていた。また、同氏が「今夜の投票を望む」との認識を示した後、同氏の見解として「債務上限合意案を受け入れた」と伝わった。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院関係者の話として報じたところによると、米上院で債務上限引き上げ法案の採決が1日までに行われる可能性は極めて低いという。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米民主党のペロシ下院院内総務は「民主党議員は1日に債務上限法案をどのように進展するか決定するため、1日に会合を開くだろう」との認識を示した。

野田佳彦[NP-4.0 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「市場を引き続き注視していきたい」「(為替について)対外的な要因で日本の実勢を反映していない」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・「オバマ米大統領とベイナー下院議長が債務問題で合意に達する」と関係者の話として伝えた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・リード上院院内総務「妥協によって危険な対立が終わる」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・マコネル上院院内総務「デフォルトはない」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「両党指導者は債務上限や赤字削減で合意に達した」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「今後10年間で1兆ドルの赤字削減で合意」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「合意はわれわれにデフォルトを回避することを認めるだろう」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「今後数ヶ月で債務を削減するバランスの取れた取り組みの詳細を提言するだろう」

ジョン・ベイナー[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ジョン・ベイナー・米共和党のベイナー下院議長(共和党議員に語る)「合意は原則に反していない」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院関係者の話として報じたところによると、1日に超党派の債務法案を採決する可能性があるという。

ジョン・ベイナー[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ジョン・ベイナー・米共和党のベイナー下院議長(共和党議員に語る)「出来る限り早期の採決を目指す」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省関係者の話として「議会が8月2日までに債務上限を引き上げなくても、財務省には現時点で非常事態計画が必要ない」との報じた。

ジョン・ベイナー[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ジョン・ベイナー・1日、米共和党のベイナー下院議長の話として「1日に下院が債務法案を可決することを望む」と報じた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米ホワイトハウス当局者は1日、民主・共和両党の議会指導者は債務上限法案が良い提案だと見込んでいる、との認識を示した。また、オバマ米大統領は税制改革が合意されなければ、ブッシュ減税の延長に拒否権を発動するだろうとしたと伝えられた。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは1日、日本の景気回復は予想より良い進展だとの認識を示した。また、日本企業の環境は地震によって損なわれたとした。

日本政府関係[NP     HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
日本政府関係・枝野幸男官房長官「米債務問題の上限引き上げ合意を歓迎」「市場の安定化を期待する」

野田佳彦[NP     HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
野田佳彦・野田佳彦財務相「(米連邦債務上限の引き上げ合意について)進展があってよかった」「引き続き為替動向を注視する」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。オバマ米大統領は日本時間1日午前、会見を開き「両党指導者は債務上限や赤字削減で合意に達した」「合意はわれわれにデフォルトを回避することを認めるだろう」などと発言した。米国のデフォルト(債務不履行)が回避されたとして対ドル中心に円売りが膨らんだ。デフォルト回避を好感して時間外の米株価指数先物や1日午前の日本株が堅調に推移したことも円売りを誘った。対ドルではこれまでにデフォルトの可能性を背景に円買いにポジションを傾けていた向きが円売りを迫られたほか、市場関係者からは「モデル系ファンドなど短期筋からドルの買い戻しが入った」との声も聞かれている。
 その後、円の下値では利益確定の円買いが入ったほか、対ドルで米景気の弱さを材料視した円買いが入ったこともあっていったん下落は収まっている。

中国人民銀行関係[NP+5.2 HDP +2.8 CHDP +0.0 RHDP +5.2 CRHDP +0.0]
中国人民銀行関係・中国人民銀行は1日、「中国の経済成長のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は依然健全」「中国国内のインフレ期待は依然強い」「穏健な金融政策を継続」などの見解を示した。

ジョン・キー[NP-4.0 HDP -3.6 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
ジョン・キー・キー・ニュージーランド(NZ)首相「米国の債務上限に関する合意を歓迎」「世界の状況は依然不透明」

ジョン・キー[NP-4.8 HDP -3.7 CHDP -0.1 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
ジョン・キー・キー・ニュージーランド(NZ)首相「通貨高を懸念」「為替介入はNZ準備銀行の専権事項」

日本政府関係[NP+2.0 HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
日本政府関係・五十嵐財務副大臣「円高というよりドル安」「米国のデフォルト回避は喜ばしい」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。欧州の市場参加者が参入してくるにつれて対ユーロやドルで円売りが見られたものの、時間外の米株価指数先物が失速すると、円売りの動きは弱まった。オバマ米大統領が、民主・共和両党が債務上限の引き上げと財政赤字削減で合意に達したことを明らかにした以降は次の手掛かり材料待ちの状況で方向感が出にくくなっている。

ドイツ政府関係[NP     HDP +1.0 CHDP -0.2 RHDP +1.0 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・ドイツ政府報道官は1日、ドイツは米債務上限引き上げが合意に達したことを喜んでいるとの認識を示したと伝えられた。

イギリス政府関係[NP     HDP -3.7 CHDP -0.5 RHDP -3.7 CRHDP -0.5]
イギリス政府関係・英政府報道官が1日、「米国の債務上限の引き上げ合意は世界経済の安定の助けとなる」との声明を出したと伝えた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・ドルスイスフランは下げ幅を拡大。一時0.78175スイスフランと史上最安値を更新した。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
米政府関係・米民主党のホイヤー下院副院内総務「妥協案の採決には共和党の過半数の賛成票が必要となる」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日の欧州外国為替市場で円は堅調。前週末発表の4-6月期米実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回ったことを受け、米景気に慎重な見方が台頭。本日発表の7月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数を警戒感して円買いドル売りを進める参加者がいた。米国の格下げ懸念も根強く、円高ドル安が進みやすい面もあった。市場では「対ドルやユーロでは、コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドからの円買いが入った」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前週末の安値1ドル=76円70銭前後を下抜けて、一時3月17日以来の安値となる76円67銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円も前週末の安値1ユーロ=110円39銭前後を下抜けて、一時7月13日以来の安値となる110円09銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは頭が重かった。7月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことを背景にユーロポンドが上昇すると、対ドルでもユーロ買いが進んだ。19時過ぎに一時1ユーロ=1.44539ドル前後と日通し高値を付けた。ただ、一目均衡表雲の上限1.4454ドルがレジスタンスとして働いたうえ、ユーロスイスフランが一時1ユーロ=1.1171スイスフランと史上最安値を更新したため徐々にユーロ安・ドル高が進んだ。ユーロ円の下落につれたユーロ売りドル買いも相場の重しとなり、1.4352-55ドルとアジア時間に付けた日通し安値1.4348ドル前後に迫る場面があった。

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