2011年9月17日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。時間外の米株価指数先物が軟調に推移し、英独の株価指数先物が上げ幅を縮小すると、投資家がリスクを取りにくくなるとして対ユーロなどで円買いが入った。ただ、市場では「欧州中央銀行(ECB)によるイタリア、スペイン国債購入観測を背景に円売りユーロ買いが入った」との声が聞かれ、上値が切り下がる展開に。現物の米国株の上昇につれて対オセアニア通貨で円売りが持ち込まれたほか、対ドルでもまとまった円売りが出て、円全体が値を下げた。中盤以降は新規の取引材料に乏しく次第に動意を欠いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=76円68銭前後まで下げた後、76円97銭前後まで持ち直した。9月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)は57.8と市場予想平均の57.0程度を上回ったが、影響は限定的だった。
・ユーロ円は1ユーロ=105円55銭前後まで下げた後、106円35-40銭前後まで上げたが、中盤以降は106円ちょうど前後でのもみ合いに終始した。
・カナダドル円は1カナダドル=78円56銭まで値を上げた。カナダ統計局が16日発表した7月の対カナダ証券投資額が117億8000万カナダドルの買い越しと市場予想平均の20億カナダドルの買い越しを大幅に上回ったことが相場を支えた。また、米ドルカナダドルは引けにかけても米ドル高カナダドル安が進み、1米ドル=0.9781カナダドルまで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。時間外の米株価指数先物や英・独の株価指数の上値の重さが嫌気され、1ユーロ=1.3753ドル前後まで下げた。ただ、ECBによる国債購入観測を背景にした買いや、株高につれたオセアニア通貨買いドル売りが相場を支え、1.3843-46ドル前後まで値を戻した。もっとも、その後はドル円の買いが強まるにつれてユーロ安ドル高が進み、1.3763-66ドル前後まで失速した。週末要因で商いが薄れるなか、16-17日の欧州連合(EU)財務相非公式会合や、18日のベルリン州議会選挙などを意識した持ち高調整目的の売買で値が振れやすい面もあったようだ。中盤以降は1.37ドル台後半で値動きが細った。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・金融筋の話として報じたところによると、ギリシャの債務借り換えに関する民間部門の参加は75%弱であるという。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.1 CHDP -0.3 RHDP -5.1 CRHDP -0.3]
・ギリシャの債務交換の比率が90%を下回った場合、足りない部分をEFSFで補う可能性があると、ベルギーの話として伝わった。

フランス政府関係[NP     HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
・バロワン仏経済財務雇用相「ギリシャの債務スワップ計画におけるフランス金融機関の参加は90%を超える」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジム・フラハティ[NP+3.0 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.2]
・フラハティ・カナダ財務相「政府は経済に対し職務を遂行している」「カナダ経済は比較的よい」

2011年9月17日のFX要人発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・BRICS財務相会合は9月22日に開催されるという。また、会合では世界的な経済金融状況について協議されるとのこと。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・金融筋の話として報じたところによると、ギリシャの債務借り換えに関する民間部門の参加は75%弱であるという。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.1 CHDP -0.3 RHDP -5.1 CRHDP -0.3]
ギリシャ政府関係・ギリシャは、週明け19日に欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の調査団と電話会談を開くとギリシャ財務省が発表した。

ユルゲン・シュタルク[NP     HDP +1.3 CHDP +0.0 RHDP +3.0 CRHDP -0.3]
ユルゲン・シュタルク・欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事「ECBは、どのようなものにせよデフォルトした国の国債は担保として受け入れることは出来ない」「ユーロ圏の国を金融支援することは問題の解決にはならない。ただ時間を買っているだけだ」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.1 CHDP -0.3 RHDP -5.1 CRHDP -0.3]
ギリシャ政府関係・ギリシャの債務交換の比率が90%を下回った場合、足りない部分をEFSFで補う可能性があると、ベルギーの話として伝わった。

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.0 CHDP +0.2 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
欧州連合(EU)・EU/IMF調査団は月曜日にはギリシャ入りできず、週後半にギリシャに到着する見込みであると報じた。

マイケル・ヌーナン[NP     HDP -4.2 CHDP +0.2 RHDP -4.2 CRHDP +0.2]
マイケル・ヌーナン・ヌーナン・アイルランド財務相「EFSFによるアイルランド国債の購入の可能性について議論することに関心をもっている」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP +0.0]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「欧州連合(EU)財務相は金融取引税について協議した」

ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP     HDP +0.8 CHDP +0.3 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係・トンビニ・ブラジル中銀総裁「世界経済は複雑な課題に直面している」「ブラジルにはよく構成された国家財政がある」

フランス政府関係[NP     HDP +0.1 CHDP +0.3 RHDP +0.1 CRHDP +0.3]
フランス政府関係・バロワン仏経済財務雇用相「ギリシャの債務スワップ計画におけるフランス金融機関の参加は90%を超える」

ジャン=クロード・トリシェ[NP     HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
ジャン=クロード・トリシェ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「EUの財政規制に関する妥協は非常に重要なステップ」「EUやユーロ圏の経済統治を改善する必要」「ECBは物価安定の使命を尊重する」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「EUは、ユーロ圏の景気後退を予想していない」

オッリ・レーン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「9月末までの経済統治に関する最終合意を見込む」「新たな経済統治法は1月1日までの施行を見込む」

ジム・フラハティ[NP+3.0 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.2]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「政府は経済に対し職務を遂行している」「カナダ経済は比較的よい」

ゴンザレス・パラモ[NP+2.0 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
ゴンザレス・パラモ・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「欧州の景気回復ペースは予想より鈍い」「ギリシャ債務危機はユーロにとって脅威でない」

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の関係筋として「22日のG20では声明が発表されないだろう」と伝えた。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省が16日、ガイトナー米財務長官は、欧債務危機の解決に断固たる行動をとるようにユーロ圏財務相に促したものの、債務危機に対する具体的な政策については支持も反対もしなかったとの声明を出したと報じた。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは16日、イタリアの格付け「AA2」について引き下げ方向で見直しを継続すると発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・16日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。時間外の米株価指数先物が軟調に推移し、英独の株価指数先物が上げ幅を縮小すると、投資家がリスクを取りにくくなるとして対ユーロなどで円買いが入った。ただ、市場では「欧州中央銀行(ECB)によるイタリア、スペイン国債購入観測を背景に円売りユーロ買いが入った」との声が聞かれ、上値が切り下がる展開に。現物の米国株の上昇につれて対オセアニア通貨で円売りが持ち込まれたほか、対ドルでもまとまった円売りが出て、円全体が値を下げた。中盤以降は新規の取引材料に乏しく次第に動意を欠いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=76円68銭前後まで下げた後、76円97銭前後まで持ち直した。9月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)は57.8と市場予想平均の57.0程度を上回ったが、影響は限定的だった。
・ユーロ円は1ユーロ=105円55銭前後まで下げた後、106円35-40銭前後まで上げたが、中盤以降は106円ちょうど前後でのもみ合いに終始した。
・カナダドル円は1カナダドル=78円56銭まで値を上げた。カナダ統計局が16日発表した7月の対カナダ証券投資額が117億8000万カナダドルの買い越しと市場予想平均の20億カナダドルの買い越しを大幅に上回ったことが相場を支えた。また、米ドルカナダドルは引けにかけても米ドル高カナダドル安が進み、1米ドル=0.9781カナダドルまで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。時間外の米株価指数先物や英・独の株価指数の上値の重さが嫌気され、1ユーロ=1.3753ドル前後まで下げた。ただ、ECBによる国債購入観測を背景にした買いや、株高につれたオセアニア通貨買いドル売りが相場を支え、1.3843-46ドル前後まで値を戻した。もっとも、その後はドル円の買いが強まるにつれてユーロ安ドル高が進み、1.3763-66ドル前後まで失速した。週末要因で商いが薄れるなか、16-17日の欧州連合(EU)財務相非公式会合や、18日のベルリン州議会選挙などを意識した持ち高調整目的の売買で値が振れやすい面もあったようだ。中盤以降は1.37ドル台後半で値動きが細った。

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