2011年10月8日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して売り先行後、買い戻された。米労働省が7日発表した9月の米雇用統計で、失業率は9.1%と市場予想平均の9.1%と同じだった。ただ、非農業部門雇用者数は前月比10万3000人増と市場予想平均の前月比5万5000人増より強かったうえ、8月の非農業部門雇用者数は前月比横ばいから前月比5万7000人増に上方修正された。米国の景気減速懸念が和らぐとの見方から時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大すると、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが優勢となった。
 その後しばらくは動意に欠ける展開が続いたが、格付け会社フィッチがイタリアの格付けを「AA-」から「A+」、スペインの格付けを「AA+」から「AA-」に引き下げたと相次いで発表。また、ポルトガルの格付けを「ジャンク級」に引き下げられる可能性がある「ウォッチ・ネガティブ」で維持した。欧州の財政不安が改めて嫌気され、対ユーロ中心にリスク回避的な円買いが一転強まった。100ドル超上昇していたダウ平均が下げに転じたことも円の押し上げ要因となったほか、取引終了間際に米格付け会社ムーディーズがベルギーの格付け「AA1」を引き下げ方向で見直すと発表したことも相場を支えた。
 一方、ドルに対しては下値が堅い。予想を上回る米雇用指標を受けて円売りドル買いが先行した。また、格付け会社フィッチによるイタリア、スペインの格下げを材料にユーロ売りドル買いが強まると、同時に円が売られた。ただ、円・ドル相場の下値では国内輸出企業などからの円買い注文が観測されており、下値の堅さを意識した円買い意欲が強かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は9月米雇用統計発表後に1ドル=76円93銭前後まで上げた。ただ、節目の77円ちょうどや77円台に観測されている売り注文をバックに戻りを売る向きが多く、頭の重さが目立った。
・ユーロ円は1ユーロ=103円86銭前後まで上げた後、102円64銭前後まで下落した。
・ユーロドルは一転下落。強い米雇用指標を受けた株高を支えに、1ユーロ=1.3525ドル前後まで値を伸ばした。ただ、格付け会社フィッチが相次いでイタリアやスペインの格付けを引き下げたことが売り材料視され、1.3360ドル前後まで失速した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

米政府関係[NP-5.6 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・米ホワイトハウス「米国が二番底に陥るとは思わない」「米国経済が減速していることは疑いようがなく、雇用創出は低調。行動が必要だ」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは7日、イタリアの格付けを「AA-」から「A+」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは7日、スペインの格付けを「AA+」から「AA-」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは7日、ポルトガルの格付けの「ウォッチ・ネガティブ」を維持すると発表した。格付けを「ジャンク級」に引き下げる可能性が残るという。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジム・フラハティ[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「特に欧州と米国の世界的な景気回復のぜい弱さはカナダに影響を与える」

2011年10月8日のFX要人発言・ニュース

デニス・ロックハート[NP-4.8 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「QE2は米国のデフレの兆しが原因で実施された」「中銀はデフレを避けたい」「現時点で経済は弱い」

デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.0]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「経済は劇的に弱体化していない」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は7日、ニューヨーク連銀を通じて2021年11月-2031年2月に償還を迎える米国債17億2000万ドルを買い入れたと発表した。

米政府関係[NP-5.6 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
米政府関係・米ホワイトハウス「米国が二番底に陥るとは思わない」「米国経済が減速していることは疑いようがなく、雇用創出は低調。行動が必要だ」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは7日、イタリアの格付けを「AA-」から「A+」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは7日、スペインの格付けを「AA+」から「AA-」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは7日、ポルトガルの格付けの「ウォッチ・ネガティブ」を維持すると発表した。格付けを「ジャンク級」に引き下げる可能性が残るという。

ジム・フラハティ[NP+3.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.2]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「9月のカナダ雇用統計はカナダが安定的かつ緩やかに雇用を創出し、経済が回復していることを証明」

ジム・フラハティ[NP-4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.3]
ジム・フラハティ・フラハティ・カナダ財務相「特に欧州と米国の世界的な景気回復のぜい弱さはカナダに影響を与える」

欧州連合(EU)[NP     HDP -1.3 CHDP -0.3 RHDP -1.3 CRHDP -0.3]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)はポルトガル向けの支援機構を創設しているようだ。また、支援チームをポルトガルに派遣するという。

日本政府関係[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
日本政府関係・古川元久国家戦略・経済財政担当相(ニューヨークで語る)「日本と米国は世界経済のけん引役として世界経済を確実にする必要」「ドイツとフランスがユーロ圏債務危機でリーダーシップを発揮することが重要」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは7日、ベルギーの格付け「AA1」を引き下げ方向で見直すと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・7日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して売り先行後、買い戻された。米労働省が7日発表した9月の米雇用統計で、失業率は9.1%と市場予想平均の9.1%と同じだった。ただ、非農業部門雇用者数は前月比10万3000人増と市場予想平均の前月比5万5000人増より強かったうえ、8月の非農業部門雇用者数は前月比横ばいから前月比5万7000人増に上方修正された。米国の景気減速懸念が和らぐとの見方から時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大すると、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが優勢となった。
 その後しばらくは動意に欠ける展開が続いたが、格付け会社フィッチがイタリアの格付けを「AA-」から「A+」、スペインの格付けを「AA+」から「AA-」に引き下げたと相次いで発表。また、ポルトガルの格付けを「ジャンク級」に引き下げられる可能性がある「ウォッチ・ネガティブ」で維持した。欧州の財政不安が改めて嫌気され、対ユーロ中心にリスク回避的な円買いが一転強まった。100ドル超上昇していたダウ平均が下げに転じたことも円の押し上げ要因となったほか、取引終了間際に米格付け会社ムーディーズがベルギーの格付け「AA1」を引き下げ方向で見直すと発表したことも相場を支えた。
 一方、ドルに対しては下値が堅い。予想を上回る米雇用指標を受けて円売りドル買いが先行した。また、格付け会社フィッチによるイタリア、スペインの格下げを材料にユーロ売りドル買いが強まると、同時に円が売られた。ただ、円・ドル相場の下値では国内輸出企業などからの円買い注文が観測されており、下値の堅さを意識した円買い意欲が強かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は9月米雇用統計発表後に1ドル=76円93銭前後まで上げた。ただ、節目の77円ちょうどや77円台に観測されている売り注文をバックに戻りを売る向きが多く、頭の重さが目立った。
・ユーロ円は1ユーロ=103円86銭前後まで上げた後、102円64銭前後まで下落した。
・ユーロドルは一転下落。強い米雇用指標を受けた株高を支えに、1ユーロ=1.3525ドル前後まで値を伸ばした。ただ、格付け会社フィッチが相次いでイタリアやスペインの格付けを引き下げたことが売り材料視され、1.3360ドル前後まで失速した。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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