2011年11月2日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してしっかり。格付け会社フィッチは1日、「ギリシャの国民投票はユーロ圏の金融安定への脅威」「ギリシャの否決はデフォルトリスクやユーロ圏離脱のリスクを高める」との見解を示した。また、「ギリシャの国民投票を巡ってギリシャ与党議員の1人が離党し、パパンドレウ政権の信任投票を前に与党の議席は300議席中152議席に減少する」「ギリシャ与党の6議員がパパンドレウ・ギリシャ首相に辞任を要求する」と報じられたうえ、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)の話として「ギリシャが新たな融資計画を国民投票で否決すれば、ギリシャ破たんの可能性を排除できない」と伝わった。ユーロ圏首脳会議で合意したギリシャ支援策が実施されない可能性や、ギリシャ破たんの可能性が懸念され円買いユーロ売りが優位となった。また、欧州株や時間外の米株価指数先物が下値を探る展開となり、リスク資産から資金を引き揚げる目的で低金利の円全体が買い戻された。
 ただ、メルケル独首相サルコジ仏大統領が1日に電話会談を行い、欧州連合(EU)首脳会議での決定事項を断固として完全に実施することで合意したことが明らかになると、対ユーロ中心に持ち高調整の円売りが進んだ。ギリシャ社会党筋の話として「ギリシャの国民投票は事実上ない」と伝わったことや、米国株の下げ幅縮小も円の上値を切り下げる要因となった。
 もっとも、終盤にはギリシャ政府報道官が「パパンドレウ・ギリシャ首相は閣僚に国民投票を実施する方針を伝えた」ことを明らかにした。米国株が引けにかけて失速し、円相場も底堅く推移した。
 一方、ドルに対してはもみ合い。欧州資源国通貨に対して円とドルが同時に売買された影響から方向感が出なかった。政府日銀による円売り介入への警戒感も根強く、積極的な売買を見送る参加者が多かった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。パパンドレウ・ギリシャ首相が現地時間1日、ユーロ加盟自体を国民投票で問う姿勢を示したと伝わると、ギリシャのデフォルト(債務不履行)やユーロ離脱に関する懸念が一段と高まったため、リスクポジション解消目的で円の買い戻しが入りやすかった。
 ただ、日本時間今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているほか、政府日銀の円売り介入への警戒感が根強いこともあって、上値は限定的となっている。
 野田佳彦首相が2日午前、「(為替について)市場を注視し適切に対応する」「日銀には適切、果断な金融運営で経済下支えするよう期待」などと発言したと伝わったが、特に材料視されていない。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが強まった。午後に入り手掛かり材料難で値動きが細ったものの、時間外の米株価指数先物が持ち直し上げ幅を拡大すると円売り圧力が増した。欧州勢の本格参入後に、市場参加者間で「中国が欧州金融安定ファシリティ(EFSF)に7000億ユーロの資金注入を行う」との出所不明の噂が広がると対ユーロでの円売りが加速。ユーロに対する円売りがその他通貨にも波及する格好で円全般の下げ幅が広がった。
 一方、円はドルに対して神経質な展開。政府日銀の円売り介入に対する警戒感が重しとなる半面、欧州・オセアニア通貨に対するドル売りにつれた円買いドル売りが支えとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含み。「中国が欧州金融安定ファシリティ(EFSF)に7000億ユーロの資金注入を行う」との出所不明の噂が広がり、対ユーロで円売りが先行。時間外のダウ先物の上昇も円買い外貨買いを後押しした。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した10月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比11万人増と予想を上回り、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がると円安がさらに進んだ。
 一方、ドルに対してはもみ合い。対欧州オセアニア通貨でドル売り圧力が高まったことにつれて円買いドル売りが入った半面、政府日銀による円売り介入への警戒感は根強く上値は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=78円台前半中心でのもみ合いが続いた。
・ユーロ円はユーロ高ドル安につれた円買いユーロ買いが出て、22時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=107円88銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはEFSF関連の噂をきっかけにユーロ買いドル売りが先行。市場では「中東勢からまとまった規模のユーロ買いが入った」との指摘もあった。関係者筋の話として「EFSFが起債の延期を計画している」と伝わると伸び悩む場面もあったが、株高などをながめ買いが優勢となり、22時30分過ぎに一時1ユーロ=1.38274ドル前後まで値を上げた。1.38ドル台前半に観測されていたストップロスを巻き込むと、上昇の勢いが増した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・国際金融協会(IIF)は1日、民間投資家のギリシャ債50%減免を含む提案を進める姿勢を再確認したことを明らかにした。

日本政府関係[NP+1.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP -0.2]
・日経新聞が報じたところによると、政府、日銀が10月31日に実施した7.5兆円の円売り介入は、事前に米欧の理解を得られなかった「見切り発車」とみられる。米国やフランスの反対でなかなか動けず、31日になって「投機の抑制」を理由に介入に踏み切ったという。単独介入への批判にくわえ資金面の制約もあって、日本が巨額の介入を続けられるかどうかは不透明だとしている。3-4日にフランスのカンヌで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議での対応が焦点。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・一部メディアはギリシャ社会党筋の話として「ギリシャの国民投票は事実上ない」と報じた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・ギリシャ政府報道官は1日、パパンドレウ・ギリシャ首相が閣僚に国民投票を実施する方針を伝えたことを明らかにした。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
・ギリシャ政府の報道官が、国民投票は支援策がまとまり次第可能な限り早期に実施するとの見解を示したと報じた。

日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
・白井早由里日銀審議委員「介入が為替の安定形成に寄与することを期待」「10月に追加緩和したが、あえて言えば下振れリスク強い」「欧州問題が深刻化する可能性ゼロではない」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は、ギリシャが新たな融資計画受け入れの是非を国民投票で問うと表明したことを受けて、「ギリシャ向けの第6弾融資(80億ユーロ)のうち、IMFからの拠出分が実施されない可能性がある」との見解を示した。

マイケル・ヌーナン[NP-6.0 HDP -4.6 CHDP -0.3 RHDP -4.6 CRHDP -0.3]
・ヌーナン・アイルランド財務相「ドラギECB総裁は年末までに25-50bpの金利引き下げを行うだろう」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
・フランスとドイツの10年物国債の利回りスプレッドはユーロ導入来最大となる123bpまで拡大した。

クラース・クノット[NP+2.0 HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁「ECBはすぐにでも債券購入を終了すべき」「ECBの債券購入は無制限に出来ない」

マイケル・ヌーナン[NP-5.8 HDP -4.8 CHDP -0.2 RHDP -4.8 CRHDP -0.2]
・ヌーナン・アイルランド財務相「欧州連合(EU)は力強く、重要な決定を下すことが出来る」「欧州債務危機は加速している」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

マイケル・ヌーナン[NP-6.0 HDP -4.6 CHDP -0.3 RHDP -4.6 CRHDP -0.3]
・ヌーナン・アイルランド財務相「ドラギECB総裁は年末までに25-50bpの金利引き下げを行うだろう」

2011年11月2日のFX要人発言・ニュース

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・国際金融協会(IIF)は1日、民間投資家のギリシャ債50%減免を含む提案を進める姿勢を再確認したことを明らかにした。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は1日、ニューヨーク連銀を通じて2012年8月-2013年2月に償還を迎える米国債86億3000万ドルを売却したと発表した。

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・バンク・オブ・アメリカ(BOA)はデビットカード利用に月5ドルの手数料を導入する計画を白紙に戻したようだ。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
米政府関係・米ホワイトハウス「ギリシャ首相の発表は欧州に債務包括案を実行するため迅速に行動する必要性を強める」「ユーロ圏首脳には危機に対応する能力がある」

日本政府関係[NP+1.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -5.3 CRHDP -0.2]
日本政府関係・日経新聞が報じたところによると、政府、日銀が10月31日に実施した7.5兆円の円売り介入は、事前に米欧の理解を得られなかった「見切り発車」とみられる。米国やフランスの反対でなかなか動けず、31日になって「投機の抑制」を理由に介入に踏み切ったという。単独介入への批判にくわえ資金面の制約もあって、日本が巨額の介入を続けられるかどうかは不透明だとしている。3-4日にフランスのカンヌで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議での対応が焦点。

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「ユーロ危機を解決する唯一の方法は10月27日の合意を推し進めること」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・一部メディアはギリシャ社会党筋の話として「ギリシャの国民投票は事実上ない」と報じた。

シルヴィオ・ベルルスコーニ[NP     HDP -3.1 CHDP -0.6 RHDP -3.1 CRHDP -0.6]
シルヴィオ・ベルルスコーニ・ベルルスコーニ・イタリア首相「メルケル独首相との電話会談で改革を実行するイタリアの決意を確認」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「ギリシャの発表は欧州にとって驚き」「先週の計画がギリシャ債務問題を解決する唯一の方法」

アダム・ポーゼン[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -4.1 CRHDP +0.1]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「緊縮財政策は英経済の妨げとなるだろう」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相とサルコジ仏大統領、ベルルスコーニ伊首相は2日18時(日本時間3日2時)に会合を開くようだ。なお、ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領、ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事、レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)、バローゾEU委員長、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)らも出席するという。

エレナ・サルガド[NP     HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
エレナ・サルガド・サルガド・スペイン財務相「ギリシャの国民投票は誰も予想していなかった」「ギリシャの2つの政党は不確実性を減らすために協調するべき」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ政府報道官は1日、パパンドレウ・ギリシャ首相が閣僚に国民投票を実施する方針を伝えたことを明らかにした。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
米政府関係・米議員らは株式、債券を対象に金融取引税を提案するようだ。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・時事通信が報じたところによると、東京電力福島第1原発事故で、同社は2日未明、2号機の原子炉格納容器から1日に採取したガスを分析したところ、半減期が短いキセノン133、同135が検出された可能性があると発表した。溶融燃料の核分裂反応を否定できないとして、2日午前2時50分ごろから原子炉への冷却水注入ラインを使い、ホウ酸水の注入を開始したという。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してしっかり。格付け会社フィッチは1日、「ギリシャの国民投票はユーロ圏の金融安定への脅威」「ギリシャの否決はデフォルトリスクやユーロ圏離脱のリスクを高める」との見解を示した。また、「ギリシャの国民投票を巡ってギリシャ与党議員の1人が離党し、パパンドレウ政権の信任投票を前に与党の議席は300議席中152議席に減少する」「ギリシャ与党の6議員がパパンドレウ・ギリシャ首相に辞任を要求する」と報じられたうえ、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)の話として「ギリシャが新たな融資計画を国民投票で否決すれば、ギリシャ破たんの可能性を排除できない」と伝わった。ユーロ圏首脳会議で合意したギリシャ支援策が実施されない可能性や、ギリシャ破たんの可能性が懸念され円買いユーロ売りが優位となった。また、欧州株や時間外の米株価指数先物が下値を探る展開となり、リスク資産から資金を引き揚げる目的で低金利の円全体が買い戻された。
 ただ、メルケル独首相サルコジ仏大統領が1日に電話会談を行い、欧州連合(EU)首脳会議での決定事項を断固として完全に実施することで合意したことが明らかになると、対ユーロ中心に持ち高調整の円売りが進んだ。ギリシャ社会党筋の話として「ギリシャの国民投票は事実上ない」と伝わったことや、米国株の下げ幅縮小も円の上値を切り下げる要因となった。
 もっとも、終盤にはギリシャ政府報道官が「パパンドレウ・ギリシャ首相は閣僚に国民投票を実施する方針を伝えた」ことを明らかにした。米国株が引けにかけて失速し、円相場も底堅く推移した。
 一方、ドルに対してはもみ合い。欧州資源国通貨に対して円とドルが同時に売買された影響から方向感が出なかった。政府日銀による円売り介入への警戒感も根強く、積極的な売買を見送る参加者が多かった。

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャ国民が国の進路を決定する」「選挙の前倒し実施はデフォルトのリスクを伴う」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャ国民はユーロ加盟をめぐり国民投票を実施へ」

安住淳[NP     HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「(ギリシャの国民投票について)当初のプログラムになかった問題で欧州各国に戸惑いも」(為替相場については言及せず)

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ内閣はパパンドレウ・ギリシャ首相の国民投票実施提案への支持を決定したと伝えられた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ政府の報道官が、国民投票は支援策がまとまり次第可能な限り早期に実施するとの見解を示したと報じた。

中国政府関係[NP+4.8 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.0]
中国政府関係・中国財務次官「世界のインフレ圧力は2012年も引き続き強い見込み」「中国は貿易保護主義や為替変動の高まりという試練に直面」「中国の物価上昇圧力は引き続き強い」

野田佳彦[NP-4.0 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
野田佳彦・野田佳彦首相「(為替について)市場を注視し適切に対応する」「日銀には適切、果断な金融運営で経済下支えするよう期待」

日本銀行(日銀)関係[NP-4.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
日本銀行(日銀)関係・白井早由里日銀審議委員「リスク回避姿勢が一段と強まれば円相場が一段上昇も」「円高が一段と進み、海外シフトが急速に進めば景気の下振れリスクに」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
日本銀行(日銀)関係・白井早由里日銀審議委員「ギリシャの財政再建・経済改革プログラムは市場で信任を失われている」「欧州系の銀行は株価が低迷する中で、自力資本調達容易ではない」

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.1]
日本銀行(日銀)関係・日銀は2日、1月26日エンド分の米ドル資金供給で1億ドルの応札があったことを明らかにした。また、11月10日エンド分で200万ドルの応札もあったという。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。パパンドレウ・ギリシャ首相が現地時間1日、ユーロ加盟自体を国民投票で問う姿勢を示したと伝わると、ギリシャのデフォルト(債務不履行)やユーロ離脱に関する懸念が一段と高まったため、リスクポジション解消目的で円の買い戻しが入りやすかった。
 ただ、日本時間今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているほか、政府日銀の円売り介入への警戒感が根強いこともあって、上値は限定的となっている。
 野田佳彦首相が2日午前、「(為替について)市場を注視し適切に対応する」「日銀には適切、果断な金融運営で経済下支えするよう期待」などと発言したと伝わったが、特に材料視されていない。

野田佳彦[NP-4.6 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP -0.1]
野田佳彦・野田佳彦首相「G20では足もとの歴史的な円高が景気下振れリスクになっていることを主張する」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.4 CHDP -0.2 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャに迅速な説明を求める」「ギリシャは国民投票を迅速に実施すべき」

安住淳[NP-4.6 HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.1]
安住淳・安住淳財務相「(円高について)各国当局とは緊密に連絡を取り合っている」「介入の効果を総括する時期ではない」

日本銀行(日銀)関係[NP-5.6 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
日本銀行(日銀)関係・白井早由里日銀審議委員「介入が為替の安定形成に寄与することを期待」「10月に追加緩和したが、あえて言えば下振れリスク強い」「欧州問題が深刻化する可能性ゼロではない」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.4 CHDP -0.2 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ギリシャは合意を履行するだろう」

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.3]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は、ギリシャが新たな融資計画受け入れの是非を国民投票で問うと表明したことを受けて、「ギリシャ向けの第6弾融資(80億ユーロ)のうち、IMFからの拠出分が実施されない可能性がある」との見解を示した。

安住淳[NP     HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.1]
安住淳・安住淳財務相(参議院代表質問で)「介入の方針についてはコメントしない」

ウェイン・スワン[NP     HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP +1.6 CRHDP +0.1]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「豪州はしっかりとしたファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)について自信を持つことが出来る」「ギリシャ政府に正しいことを行うように促す」「世界は欧州の失敗に対し高い代償を払っている」

安住淳[NP     HDP -4.5 CHDP +0.0 RHDP -4.8 CRHDP +0.1]
安住淳・安住淳財務相(財務省内で記者団に対して)「(株安に関して)日本のファンダメンタルズは悪いわけではない」「外的要因があり厳しい局面」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ内務相は2日、ギリシャ支援策を問う国民投票は12月以内に行われる可能性があるとの見解を示したと報じた。

ギウリオ・トレモンティ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ギウリオ・トレモンティ・トレモンティ・イタリア財務相は2日、金融安定化策を検討する会議を2日に開催するとの見解を示した。なお、会議はビスコ伊中銀総裁なども出席するという。

ギウリオ・トレモンティ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ギウリオ・トレモンティ・トレモンティ・イタリア財務相は2日、金融安定化策を検討する会議を2日に開催するとの見解を示した。なお、会議はビスコ伊中銀総裁なども出席するという。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP -0.4]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)の報道官の話として、ドラギECB総裁はギリシャ危機に関する本日の会合に出席しないと伝えた。

マイケル・ヌーナン[NP-6.0 HDP -4.6 CHDP -0.3 RHDP -4.6 CRHDP -0.3]
マイケル・ヌーナン・ヌーナン・アイルランド財務相「ドラギECB総裁は年末までに25-50bpの金利引き下げを行うだろう」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻に売りが強まった。午後に入り手掛かり材料難で値動きが細ったものの、時間外の米株価指数先物が持ち直し上げ幅を拡大すると円売り圧力が増した。欧州勢の本格参入後に、市場参加者間で「中国が欧州金融安定ファシリティ(EFSF)に7000億ユーロの資金注入を行う」との出所不明の噂が広がると対ユーロでの円売りが加速。ユーロに対する円売りがその他通貨にも波及する格好で円全般の下げ幅が広がった。
 一方、円はドルに対して神経質な展開。政府日銀の円売り介入に対する警戒感が重しとなる半面、欧州・オセアニア通貨に対するドル売りにつれた円買いドル売りが支えとなった。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・アイスランド中央銀行は2日、政策金利を現行の4.50%から4.75%に引き上げることを決めたと発表した。

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・ルーマニア中銀は2日、政策金利を0.25%引き下げて6.00%にすることを決めたと発表した。

欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係・関係者筋の話として、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)が起債延期を計画していると伝えた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャの当局者は2日、ベニゼロス・ギリシャ財務相はパパンドレウ・ギリシャ首相に同行してG20に参加する予定であると報じられた。

欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
欧州金融安定ファシリティ(EFSF)関係・欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の報道官が2日、市場状況を理由に起債を延期することを認めたと報じた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP -0.5 RHDP -2.7 CRHDP -0.5]
ニュース・フランスとドイツの10年物国債の利回りスプレッドはユーロ導入来最大となる123bpまで拡大した。

フランソワ・フィヨン[NP     HDP -3.2 CHDP -0.1 RHDP -3.2 CRHDP -0.1]
フランソワ・フィヨン・フィヨン・フランス首相「10月27日の合意は引き続きユーロ圏にとってロードマップだ」

デーヴィッド・キャメロン[NP     HDP -1.2 CHDP -0.7 RHDP -1.2 CRHDP -0.7]
デーヴィッド・キャメロン・キャメロン英首相「英国は世界経済の嵐に直面している」

クラース・クノット[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
クラース・クノット・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁「ギリシャの国民投票は不確実性を生み出す」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -4.5 CRHDP -0.4]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)はドラギECB総裁が今夜のカンヌの会議に出席しないことを明らかにした。
 なお、メルケル独首相とサルコジ仏大統領、ベルルスコーニ伊首相は2日18時(日本時間3日2時)にカンヌで会合を開き、ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領、ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事、レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)、バローゾEU委員長、ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)らも出席する予定となっている。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「我々はユーロに平穏をもたらさなければならない」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・独財務省報道官の話として「ギリシャ次回融資はまだ支払われておらず、ギリシャには12月半ばまでに融資が必要」「国民投票を前に、ギリシャ次回融資を支払うことができるかオープンだ」「ギリシャは国際的な連帯と引き換えに責任を示さなければならない」などと伝えた。

クラース・クノット[NP+2.0 HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
クラース・クノット・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁「ECBはすぐにでも債券購入を終了すべき」「ECBの債券購入は無制限に出来ない」

ゲオルギオス・パパンドレウ[NP     HDP -5.5 CHDP +0.1 RHDP -5.5 CRHDP +0.1]
ゲオルギオス・パパンドレウ・パパンドレウ・ギリシャ首相がオバマ米大統領と本日会談するという。

マイケル・ヌーナン[NP-5.8 HDP -4.8 CHDP -0.2 RHDP -4.8 CRHDP -0.2]
マイケル・ヌーナン・ヌーナン・アイルランド財務相「欧州連合(EU)は力強く、重要な決定を下すことが出来る」「欧州債務危機は加速している」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -1.7 CHDP +0.2 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「EUとIMFのプログラムなしでは、ギリシャ市民の状況はさらに辛くなるだろう」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州首脳はギリシャに明確さを求める」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・2日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含み。「中国が欧州金融安定ファシリティ(EFSF)に7000億ユーロの資金注入を行う」との出所不明の噂が広がり、対ユーロで円売りが先行。時間外のダウ先物の上昇も円買い外貨買いを後押しした。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とコンサルタント会社マクロエコノミック・アドバイザーズが発表した10月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比11万人増と予想を上回り、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がると円安がさらに進んだ。
 一方、ドルに対してはもみ合い。対欧州オセアニア通貨でドル売り圧力が高まったことにつれて円買いドル売りが入った半面、政府日銀による円売り介入への警戒感は根強く上値は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=78円台前半中心でのもみ合いが続いた。
・ユーロ円はユーロ高ドル安につれた円買いユーロ買いが出て、22時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=107円88銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはEFSF関連の噂をきっかけにユーロ買いドル売りが先行。市場では「中東勢からまとまった規模のユーロ買いが入った」との指摘もあった。関係者筋の話として「EFSFが起債の延期を計画している」と伝わると伸び悩む場面もあったが、株高などをながめ買いが優勢となり、22時30分過ぎに一時1ユーロ=1.38274ドル前後まで値を上げた。1.38ドル台前半に観測されていたストップロスを巻き込むと、上昇の勢いが増した。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング

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