2011年11月17日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行も一巡後は買い戻しが優勢。イタリア銀行最大手のウニクレディトなど欧州金融機関の資金調達懸念を背景に、対ユーロなどで円が買われた欧州時間の反動が出た。市場から「欧州中央銀行(ECB)はほぼ独力でイタリア、スペイン国債を買い続けている」との声が聞かれる中で、イタリアの10年物国債利回りが一時7%を下回るなど、欧州の債務懸念がやや緩和したことも円買いユーロ買いにつながったようだ。また、対ユーロでの円売りの動きは他通貨にも波及。売り先行となった欧米株式相場が一時プラス圏に浮上し、投資家のリスク志向改善を意識した円買い外貨買いも出た。
 ただ、売り一巡後は引けにかけて米国株式相場が急落したことに伴う買い戻しが優勢に。格付け会社フィッチが「ユーロ圏の危機の伝播は、米国の金融機関の格付け見通しに脅威を与える」との見解を示したことを受けて、ダウ平均が失速すると、円も急ピッチで買い戻された。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。新規の相場材料に乏しく、総じて動意の薄い展開となった。市場関係者からは「欧州の債務問題をめぐり様子を見たいとする雰囲気が強まり、持ち高を一方向に傾ける動きはみられなかった」との声が聞かれた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。時間外のダウ先物が上昇したことなどを受け、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から円買い外貨買いが出たものの、夕刻にかけて下げ幅を縮めた。欧州の財政問題が引き続き警戒されるなか、欧州株相場が安く始まったことを手掛かりに円を買い戻す動きが出た。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円はやや買い戻し。アジア時間の終盤に、時間外の米株価指数先物が上昇したことを受けて、ポジション調整の円売りが出た地合いを引き継いだ。ただ、欧州市場では逆に円を買い戻す動きが見られた。17日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、フランス、スペインのソブリンCDS5年物スプレッドが過去最高水準となった。ユーロ圏の財政問題が拡大しているとの見方が広がっていることを背景に、17日の欧州の主要株価指数がマイナス圏で推移しており、投資家のリスク志向は高まらなかった。円を調達通貨とした運用機運は高まらず、散発的に円買いが入った。もっとも、ユーロに対しては、欧州中央銀行(ECB)が積極的にイタリアやスペインの国債を購入しているとの観測が広がり、両国の国債利回りの上昇に歯止めをかけようとする姿勢が伝わっているため、一方的に円買いが進む展開にはなっていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は小動き。20時過ぎに1ドル=76円92銭前後と本日安値を付けたが、ドルと円が欧州オセアニア通貨に対してほぼ同時に売買されている影響で方向感は乏しい。
・ユーロ円は19時前に1ユーロ=103円46-51銭まで値を下げたが、ECBのイタリア、スペインの国債購入観測を背景に下値は限られた。
・ユーロドルは一進一退。フランス、スペインのソブリンCDS5年物スプレッドが過去最高水準までワイドニングしたことや、スペイン政府が17日に実施した10年物国債入札で、平均落札利回りは6.975%と前回の5.433%を上回り、応札倍率が1.54倍と前回の1.76倍を下回ったことなどが一時ユーロ売りを誘った。
 一方で、ECBがイタリア、スペインの国債を購入していると伝わったため、下値は堅かった。「アジア系ソブリンネームからの買いが観測された」との指摘もあった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

マリオ・モンティ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・マリオ・モンティ氏が17日、宣誓式が執り行われイタリアの首相に就任したと報じた。

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
・パパデモス・ギリシャ首相「ギリシャのユーロ圏離脱は高インフレにつながる」

ジェフリー・ラッカー[NP+4.4 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP +0.0]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「今後2-3年の米経済成長率は2.5-3.5%程度になるだろう」「インフレリスクの可能性があることを懸念」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは16日、ユーロ圏の危機の伝播は、米国の金融機関の格付け見通しに脅威を与えるとの見解を示した。

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-5.8 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.3]
・「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が為替フォワード市場でレートチェックをしている」との噂が出回っている模様。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・17日の欧州債券市場で、スペインとドイツ10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来最大の水準となる495bpに拡大したという。スペイン10年物国債入札の結果が低調だったとの見方を受けた格好だ。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・ユーロ圏と国際通貨基金(IMF)は、ユーロ圏の大国の救済に十分な資金を供給するために、欧州中央銀行(ECB)がIMFに貸し出しを行うという案を検討していると関係者の話として伝えた。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは17日、「イタリアはすでにリセッションに陥っている可能性があり、ユーロ圏経済の悪化がモンティ新政権の課題をより困難なものにしている」との見解を示した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは17日、イタリアは市場へのアクセスを失った場合は格下げされる可能性があるとの見解を示したと報じた。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ヨルグ・アスムッセン[NP+2.0 HDP -1.4 CHDP +1.2 RHDP -1.4 CRHDP +1.2]
・アスムッセン独財務次官「状況は依然として深刻である」「ユーロ危機に陥っているとは思っていない」「ユーロ圏のいくつかの国に債務危機がある」「ユーロは物価の安定を保証している」

2011年11月17日のFX要人発言・ニュース

イタリア銀行(イタリア中銀)関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
イタリア銀行(イタリア中銀)関係・関係者筋の話として、イタリア中銀はクレジットクランチのリスクを指摘していると伝えた。

マリオ・モンティ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
マリオ・モンティ・マリオ・モンティ氏が17日、宣誓式が執り行われイタリアの首相に就任したと報じた。

ジェフリー・ラッカー[NP     HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP +0.3]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「中央銀行は、特定のセクターを支援することを選択したり、信用配分に関与したりすべきではない」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.3]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ドイツの債務レベルは懸念のもと」

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
ルーカス・パパデモス・パパデモス・ギリシャ首相「ギリシャのユーロ圏離脱は高インフレにつながる」

エリック・ローゼングレン[NP+4.0 HDP -2.5 CHDP +0.1 RHDP -3.2 CRHDP +0.0]
エリック・ローゼングレン・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「FRBは経済が改善するにつれてより適切な刺激策へと移行するだろう」「国内外の財政問題から米国経済にはリスクが残存している」

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ議会は16日、パパデモス新内閣に対する信任案の可決に必要な票数を確保したと複数の通信社が伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.1 CHDP -0.1 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・トロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)の合同審査団は16日に記者会見を開き、ポルトガルに対する80億ユーロの融資実行を承認した。

ジェフリー・ラッカー[NP+4.4 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP +0.0]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「今後2-3年の米経済成長率は2.5-3.5%程度になるだろう」「インフレリスクの可能性があることを懸念」

ヨルグ・アスムッセン[NP+2.0 HDP -1.4 CHDP +1.2 RHDP -1.4 CRHDP +1.2]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン独財務次官「状況は依然として深刻である」「ユーロ危機に陥っているとは思っていない」「ユーロ圏のいくつかの国に債務危機がある」「ユーロは物価の安定を保証している」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは16日、ユーロ圏の危機の伝播は、米国の金融機関の格付け見通しに脅威を与えるとの見解を示した。

エレナ・サルガド[NP     HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
エレナ・サルガド・サルガド・スペイン財務相「今年の成長見通しは達成できないだろう」「ユーロは協調して危機に対応する必要がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・16日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行も一巡後は買い戻しが優勢。イタリア銀行最大手のウニクレディトなど欧州金融機関の資金調達懸念を背景に、対ユーロなどで円が買われた欧州時間の反動が出た。市場から「欧州中央銀行(ECB)はほぼ独力でイタリア、スペイン国債を買い続けている」との声が聞かれる中で、イタリアの10年物国債利回りが一時7%を下回るなど、欧州の債務懸念がやや緩和したことも円買いユーロ買いにつながったようだ。また、対ユーロでの円売りの動きは他通貨にも波及。売り先行となった欧米株式相場が一時プラス圏に浮上し、投資家のリスク志向改善を意識した円買い外貨買いも出た。
 ただ、売り一巡後は引けにかけて米国株式相場が急落したことに伴う買い戻しが優勢に。格付け会社フィッチが「ユーロ圏の危機の伝播は、米国の金融機関の格付け見通しに脅威を与える」との見解を示したことを受けて、ダウ平均が失速すると、円も急ピッチで買い戻された。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。新規の相場材料に乏しく、総じて動意の薄い展開となった。市場関係者からは「欧州の債務問題をめぐり様子を見たいとする雰囲気が強まり、持ち高を一方向に傾ける動きはみられなかった」との声が聞かれた。

日本銀行(日銀)関係[NP+1.0 HDP -2.0 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・日銀は17日、11月分の金融経済月報(基本的見解)で、景気の現状について「わが国の経済をみると、持ち直しの動きが続いているものの、海外経済の減速の影響などから、そのペースは緩やかになっている」との総括判断を示した。また、先行きについては「当面、海外経済の減速や円高に加えて、タイの洪水の影響を受けるとみられる。もっとも、その後は、新興国、資源国に牽引される形で海外経済の成長率が再び高まることや、震災復興関連の需要が徐々に顕在化していくことなどから、緩やかな回復経路に復していくと考えられる」とした。

ユルキ・カタイネン[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
ユルキ・カタイネン・カタイネン・フィンランド首相「ユーロ圏でトリプルA格付けの国の健闘を望む」

安住淳[NP-4.0 HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
安住淳・安住淳財務相「介入の目的は過度な変動を阻止すること」「日銀に政府と緊密に取り組むことを望む」

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・国際金融協会(IIF)は17日、ギリシャ債の民間部門関与について記者会見を開くことを明らかにしたと伝えられた。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ユーロ圏債務危機を受けて市場はますます神経質になっている」

スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-5.8 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.3]
スイス国立銀行(スイス中銀)関係・「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が為替フォワード市場でレートチェックをしている」との噂が出回っている模様。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「市場はソブリン債務に関して過剰反応している」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「債券利回りは正当化されない水準に達している」

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・フランスとドイツの10年物国債の利回りスプレッドはユーロ導入来最高水準となる200bpまで拡大した。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -6.1 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)はイタリアとスペイン国債を購入している模様。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。時間外のダウ先物が上昇したことなどを受け、投資家がリスク回避姿勢を弱めるとの見方から円買い外貨買いが出たものの、夕刻にかけて下げ幅を縮めた。欧州の財政問題が引き続き警戒されるなか、欧州株相場が安く始まったことを手掛かりに円を買い戻す動きが出た。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、スペインに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、スペインのソブリンCDS5年物スプレッドは一時482bpまでワイドニングし過去最高水準となった。また、イタリアやフランスなどのCDS5年物スプレッドもワイドニングした。

スペイン政府関係[NP     HDP -2.0 CHDP -0.3 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
スペイン政府関係・スペイン政府17日、10年物国債入札を実施した。平均落札利回りは6.975%と前回の5.433%を上回った。また、応札倍率は1.54倍と前回の1.76倍を下回った。なお、調達額は35.6億ユーロと目標上限の40億ユーロを下回った。

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・17日の欧州債券市場で、スペインとドイツ10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来最大の水準となる495bpに拡大したという。スペイン10年物国債入札の結果が低調だったとの見方を受けた格好だ。

フランス政府関係[NP     HDP +0.3 CHDP +0.2 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
フランス政府関係・フランス政府は17日、2013年9月・2015年7月・2016年2月・2016年7月に償還を迎える国債入札を実施した。2013年9月償還債の平均利回りは1.85%で応札倍率は3.872、2015年7月は2.44%で2.403倍、2016年2月は2.71%で2.031倍、2016年7月2.82%で1.687倍となった。

アンゲラ・メルケル[NP-4.6 HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「危機はまだ終わっていない。われわれは新たな局面に突入した」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -0.9 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「欧州共同債への参加と欧州中央銀行(ECB)が最後の貸し手となることに反対」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -6.2 CRHDP -0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)はスペイン国債入札後に同国国債を再び購入した模様。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -1.9 CHDP -0.1 RHDP -6.2 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)がスペイン国債入札を受けて再びイタリア国債を購入している模様。

ジェームズ・ブラード[NP+2.0 HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「2012年には3.0-3.5%程度の成長を見込む」「欧州がリスクであり警戒している」「リセッションの恐怖は過ぎ去った」

マリオ・モンティ[NP-5.8 HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「イタリアは困難な状況に直面している」

マリオ・モンティ[NP     HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「イタリアは債務削減が可能だと市場に確信させなければならない」「ユーロが存続しなければ欧州連合(EU)も存続できない」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-7.0 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP -0.4]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債の購入を拡大している模様。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・17日の欧州外国為替市場で円はやや買い戻し。アジア時間の終盤に、時間外の米株価指数先物が上昇したことを受けて、ポジション調整の円売りが出た地合いを引き継いだ。ただ、欧州市場では逆に円を買い戻す動きが見られた。17日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、フランス、スペインのソブリンCDS5年物スプレッドが過去最高水準となった。ユーロ圏の財政問題が拡大しているとの見方が広がっていることを背景に、17日の欧州の主要株価指数がマイナス圏で推移しており、投資家のリスク志向は高まらなかった。円を調達通貨とした運用機運は高まらず、散発的に円買いが入った。もっとも、ユーロに対しては、欧州中央銀行(ECB)が積極的にイタリアやスペインの国債を購入しているとの観測が広がり、両国の国債利回りの上昇に歯止めをかけようとする姿勢が伝わっているため、一方的に円買いが進む展開にはなっていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は小動き。20時過ぎに1ドル=76円92銭前後と本日安値を付けたが、ドルと円が欧州オセアニア通貨に対してほぼ同時に売買されている影響で方向感は乏しい。
・ユーロ円は19時前に1ユーロ=103円46-51銭まで値を下げたが、ECBのイタリア、スペインの国債購入観測を背景に下値は限られた。
・ユーロドルは一進一退。フランス、スペインのソブリンCDS5年物スプレッドが過去最高水準までワイドニングしたことや、スペイン政府が17日に実施した10年物国債入札で、平均落札利回りは6.975%と前回の5.433%を上回り、応札倍率が1.54倍と前回の1.76倍を下回ったことなどが一時ユーロ売りを誘った。
 一方で、ECBがイタリア、スペインの国債を購入していると伝わったため、下値は堅かった。「アジア系ソブリンネームからの買いが観測された」との指摘もあった。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ首相府は17日、パパデモス・ギリシャ首相は22日にユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)と会合を開くと発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.2 CHDP -0.1 RHDP -5.2 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ財務省は17日、来年早々の債務交換を目指して国債保有者との協議を開始したと発表した。なお、財務省は11月末までに国債保有者に対して債務削減案を提示できる見通しであるとの見解も示した。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・ユーロ圏と国際通貨基金(IMF)は、ユーロ圏の大国の救済に十分な資金を供給するために、欧州中央銀行(ECB)がIMFに貸し出しを行うという案を検討していると関係者の話として伝えた。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは17日、「イタリアはすでにリセッションに陥っている可能性があり、ユーロ圏経済の悪化がモンティ新政権の課題をより困難なものにしている」との見解を示した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは17日、イタリアは市場へのアクセスを失った場合は格下げされる可能性があるとの見解を示したと報じた。

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