2011年12月9日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は資源国通貨に対して売り先行後は一転買いが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)は8日に開いた定例理事会で、政策金利を現行の1.25%から0.25%引き下げて1.00%にすることを決めたと発表。市場の予想通りの結果となった。ドラギECB総裁は定例記者会見で「銀行に対して3年物資金供給を実施する」「融資の適格担保条件を緩和する」と述べると、ユーロ圏の金融機関の資金調達懸念が和らぐとして欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大。投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが対オセアニア通貨中心に強まった。
 ただ、直後には一転円買いが優勢に。ドラギECB総裁は先週1日に欧州議会で「8-9日の欧州連合(EU)首脳会議で加盟国の財政管理の厳格化に合意すれば、ECBは債務危機対応で一段の措置を講じる用意がある」との認識を示していたが、これについて「コメントの解釈に驚いた」「先週、債券購入を拡大すると示唆した覚えはない」と語った。また、「中銀が国際通貨基金(IMF)に融資し、IMFがユーロ圏の国債を購入することは条約に矛盾する」「チャンネルとしてのIMF活用は非常に複雑」としたうえ、「より大幅な利下げの検討はなかった」「国債利回りの上限に関する協議は行っていない」「最優先事項は物価の安定」などの認識を示した。ECBが欧州債務危機への積極的な対策を打ち出すとの期待感が失望に変わり、株価や原油先物相場の急落とともに低金利の円にリスク回避的な買いが集まった。現物の米国株の軟調地合いが継続したことも円を押し上げる要因となった。
 一方、円はドルに対して買い先行後、売りが優位となった。ドラギECB総裁の会見が始まり主要通貨に対してドル売りが先行した場面では、同時に円買いドル売りが強まった。ただ、その後のドラギ氏の発言を受けて主要通貨売りドル買いが優勢となった流れに沿って円が一転下落した。
 なお、円は欧州通貨に対して上げ幅縮小。ECBの政策金利発表後に、対ユーロ中心に円売りが広がる場面があったが、ドラギECB総裁が債券購入拡大に慎重な見方を示すと株安とともに円買いが優勢となった。ただ、対ドルで円安が急速に進行した影響から持ち高調整の円売りが出て上げ幅が縮まった。EU首脳会議の声明草案として「長期的にはユーロ共同債に向かって行動する可能性を考慮する必要がある」「ユーロ圏は2012年7月に欧州安定メカニズム(ESM) 導入を前倒しする予定がある」「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)は2013年半ばまで継続する」「ESMは最大5000億ユーロの融資上限を持つ」「ESMに銀行免許を付与す る」などと伝わると、対ユーロで小幅な円売りが持ち込まれた。ただ、独政府当局者の話として「ドイツはESMへの銀行免許付与やEFSFとESMの並行運用、ユーロ共同債の発行などのEU首脳会議声明草案を拒否する」と報じられ円売りは一服した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調だった。「ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領が記者会見を開く」と伝わると、思惑的な円売りユーロ買いが先行し円全体を押し下げた。ただ、(EU)当局者の話として「EU加盟27カ国による条約改正は断念。ユーロ圏17カ国の条約改正を目指す」「EU首脳は欧州安定メカニズム(ESM)に銀行免許を付与しないことで合意」などと報じられると、EU首脳会議で債務危機対策が打ち出されるとの期待がはく落。対ユーロで円買いが優勢となり、他の通貨にも円買いが波及した。アジア株式相場の下落も円の支援材料となった。
 一方、ドルに対してはもみ合い。ドルと円がユーロなどに対して同時に売買された影響で、方向感が出なかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。欧州連合(EU)首脳会議初日の協議で「ユーロ共同債については合意に達しなかった」ことが明らかになると、リスク回避の円買い外貨売りが優勢となった。アジア株式相場が下落したことも円の追い風。市場では「国内勢が対豪ドルやカナダドルで円買いを進めた」との指摘もあった。
 ただ、欧州勢が加わる時間帯に入ると上値を切り下げる展開に。時間外の米株価指数先物や現物の欧州株が底堅く推移していることなどを理由に円売り外貨買いが強まった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で軟調。9日の欧州の主要株価指数と時間外の米株価指数先物が上昇していることを受けて、円売り外貨買いが出た。「中国人民銀行は欧州向けと米国向けの2つの基金で構成される3000億ドル規模の外貨投資機関を創設する」との一部報道が伝わると、ユーロ建て投資が行われることを連想して円売りユーロ買いが強まり、その他通貨にも円売りが波及した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=77円78銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=104円40銭前後と本日高値を更新した。
・ユーロドルは堅調。欧州株や時間外の米株価指数先物の上昇を受けて買いが入った。中国人民銀行が外貨投資機関を創設すると伝わると買いが加速した。20時過ぎに1ユーロ=1.34338ドル前後と日通し高値を付けた。格付け会社フィッチが9日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)保証付き短期証券に最も高い信用力のある『F1+』を付与したことを手掛かりにユーロを買う動きがあったほか、「中東勢やアジア系ソブリンネームからの買いが入った」との指摘があった。欧州中央銀行(ECB)のイタリア・スペインの国債購入観測もサポート要因。
 ただ、急伸した反動で利益確定の売りが出たほか、22時を過ぎると欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を縮小していることがユーロ売りを誘ったため若干伸び悩んでいる。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ラホイ・スペイン次期首相「必要に応じて条約改正を支持する」「EUを強化するいかなる動きも支持する」「欧州は経済・金融・政治同盟とならならなければならない」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「デフレの可能性は極めて小さい」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+1.0 HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.2]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「非標準的措置は一時的」「インフレ期待は抑制されている」「危機の感染は悪化している緩和はしていない」「ユーロにとって極めて困難な時期にある」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ECBは必要に応じてさらなる銀行への措置を取る用意がある」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)首脳会議の声明草案として「ユーロ圏加盟国は事前に国債発行計画を報告しなければならない」「ユーロ圏は財政赤字がGDPの0.5%を超えないように注意する新しい規則を目指す」「多数決によって反対がない限り自動的な制裁が課される」「長期的にはユーロ共同債に向かって行動する可能性を考慮する必要がある」「ユーロ圏は2012年7月にESM導入を前倒しする予定がある」などと伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)首脳会議の声明草案として「EFSFは2013年半ばまで継続する」「ESMは最大5000億ユーロの融資上限を持つ」「ESMに銀行免許を付与する」などと伝えた。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
・独政府当局者の話として「ドイツはESMへの銀行免許付与やEFSFとESMの並行運用、ユーロ共同債の発行などのEU首脳会議声明草案を拒否する」と報じた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)首脳会議ではEU27カ国の条約改正を断念し、ユーロ圏17カ国の条約改正になる見込みだと伝えられた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)当局者の話として、「EU首脳は欧州安定メカニズム(ESM)の規模を5000億ユーロを上限とすることで合意」「ESMの規模については2012年7月に再検討することで合意」「IMFへの拠出額を合計2000億ユーロ、ユーロ圏から1500億ユーロとする選択肢を検討することで合意」などと伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・欧州連合(EU)当局者の話として、「EU首脳は欧州安定メカニズム(ESM)に銀行免許を付与しないことで合意した」と報じた。

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・サルコジ・フランス大統領「27カ国による条約改正が望ましかったが実現できなかった」「英国とハンガリーは条約改正への参加を望まず、チェコとスウェーデンは議会に諮る必要がある」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
・サルコジ・フランス大統領「EU首脳はユーロの構造に関する独仏提案を全て承認した」「政府間合意文書は素案を2012年3月目処にまとめる」

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
・9日の欧州債券市場ではイタリアの5年物国債利回りが上昇。一時7.034%と1日以来の7%台に乗せた。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.0]
・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債を購入している模様。

エワルド・ノボトニー[NP+2.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP -0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「インフレの低下は予想よりも穏やか」「デフレに陥るとは想定していない」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP+2.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)関係筋の話として「ECBの債券購入は週に最大200億ユーロで制限されたままだ」「EU首脳会議後に追加の政策対応を検討するためのECB電話会議は計画されていない」「EU首脳会議の結果は予想に沿ったものであり、現時点で追加的な行動を検討する必要はない」などと伝えた。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)短期証券に「A-1+」格付けを付与したと発表した。

ユッタ・ウルピライネン[NP     HDP -5.0 CHDP +1.0 RHDP -5.0 CRHDP +1.0]
・ウルピライネン・フィンランド財務相「全会一致でなければ欧州安定メカニズム(ESM)を脱退する用意がある」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・メルケルドイツ首相「IMFへの2000億ユーロの融資のうち1500億ユーロがユーロ圏からもたらされる可能性」「ドイツはESMの上限引き上げに反対する」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「EU27カ国の完全な条約改正の機会を逸したことは残念」「26カ国が政府間の合意を支持するだろう」

マリオ・モンティ[NP     HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
・モンティ・イタリア首相「EU27カ国での完全な条約改正が望ましかったが不可能だった」「英国の要求は受け入れられなかった」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ヴィトル・コンスタンシオ[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ECBは必要に応じてさらなる銀行への措置を取る用意がある」

2011年12月9日のFX要人発言・ニュース

世界の政策金利関係[NP     HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
世界の政策金利関係・デンマーク中銀は8日、政策金利を現行の1.20%から0.80%に引き下げることを決めたと発表した。

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン次期首相「必要に応じて条約改正を支持する」「EUを強化するいかなる動きも支持する」「欧州は経済・金融・政治同盟とならならなければならない」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州銀行監督機構(EBA)は8日、ユーロ圏内の銀行が必要な資本増強額が1147億ユーロであると試算したと関係者の話として報じられた。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「デフレの可能性は極めて小さい」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP -0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は8日、ニューヨーク連銀を通じて2020年2月-2021年11月に償還を迎える米国債46億1700万ドルを購入したと発表した。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP+1.0 HDP -1.6 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.2]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「非標準的措置は一時的」「インフレ期待は抑制されている」「危機の感染は悪化している緩和はしていない」「ユーロにとって極めて困難な時期にある」

ヴィトル・コンスタンシオ[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.3]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ECBは必要に応じてさらなる銀行への措置を取る用意がある」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「消費者金融保護監視機関への代表候補となることを共和党議員が阻止するのは全く理解できない」「欧州は現時点で緊急性を認識しており問題を十分解決できる」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「米国経済は前向きな兆しを示しつつある」「イランに関する全ての選択肢を検討しており、制裁はイラン内部に影響がある」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・ドイツの金融監督庁(BAFIN)は8日、ドイツの銀行13行のうち6行に資本増強が必要となると発表した。また、ドイツ銀行は32億ユーロ、コメルツ銀行は53億ユーロが必要になるなどとした。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州銀行監督機構(EBA)は8日、ユーロ圏内の銀行に必要な資本増強額が1147億ユーロであると発表した。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ユーロは信頼性を失っている」「EUの信頼性は回復されなければならない」「欧州首脳は着実に行動する」「ユーロ以外の国はより安定的なユーロに関心がある」

デーヴィッド・キャメロン[NP     HDP -1.8 CHDP -0.6 RHDP -1.8 CRHDP -0.6]
デーヴィッド・キャメロン・キャメロン英首相「我々にはユーロ圏の安定が必要であり、英国の利益を保護することも必要」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、スペインの銀行15行を「クレジットウォッチネガティブ」に指定したと発表した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)首脳会議の声明草案として「新たな財政協定に向けて行動すると決意」「差し迫った債務危機の課題に取り組むため、救済メカニズムを強化することを決意」などと伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)首脳会議の声明草案として「ユーロ圏加盟国は事前に国債発行計画を報告しなければならない」「ユーロ圏は財政赤字がGDPの0.5%を超えないように注意する新しい規則を目指す」「多数決によって反対がない限り自動的な制裁が課される」「長期的にはユーロ共同債に向かって行動する可能性を考慮する必要がある」「ユーロ圏は2012年7月にESM導入を前倒しする予定がある」などと伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)首脳会議の声明草案として「EFSFは2013年半ばまで継続する」「ESMは最大5000億ユーロの融資上限を持つ」「ESMに銀行免許を付与する」などと伝えた。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・独政府当局者の話として「ドイツはESMへの銀行免許付与やEFSFとESMの並行運用、ユーロ共同債の発行などのEU首脳会議声明草案を拒否する」と報じた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日のニューヨーク外国為替市場で円は資源国通貨に対して売り先行後は一転買いが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)は8日に開いた定例理事会で、政策金利を現行の1.25%から0.25%引き下げて1.00%にすることを決めたと発表。市場の予想通りの結果となった。ドラギECB総裁は定例記者会見で「銀行に対して3年物資金供給を実施する」「融資の適格担保条件を緩和する」と述べると、ユーロ圏の金融機関の資金調達懸念が和らぐとして欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を拡大。投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが対オセアニア通貨中心に強まった。
 ただ、直後には一転円買いが優勢に。ドラギECB総裁は先週1日に欧州議会で「8-9日の欧州連合(EU)首脳会議で加盟国の財政管理の厳格化に合意すれば、ECBは債務危機対応で一段の措置を講じる用意がある」との認識を示していたが、これについて「コメントの解釈に驚いた」「先週、債券購入を拡大すると示唆した覚えはない」と語った。また、「中銀が国際通貨基金(IMF)に融資し、IMFがユーロ圏の国債を購入することは条約に矛盾する」「チャンネルとしてのIMF活用は非常に複雑」としたうえ、「より大幅な利下げの検討はなかった」「国債利回りの上限に関する協議は行っていない」「最優先事項は物価の安定」などの認識を示した。ECBが欧州債務危機への積極的な対策を打ち出すとの期待感が失望に変わり、株価や原油先物相場の急落とともに低金利の円にリスク回避的な買いが集まった。現物の米国株の軟調地合いが継続したことも円を押し上げる要因となった。
 一方、円はドルに対して買い先行後、売りが優位となった。ドラギECB総裁の会見が始まり主要通貨に対してドル売りが先行した場面では、同時に円買いドル売りが強まった。ただ、その後のドラギ氏の発言を受けて主要通貨売りドル買いが優勢となった流れに沿って円が一転下落した。
 なお、円は欧州通貨に対して上げ幅縮小。ECBの政策金利発表後に、対ユーロ中心に円売りが広がる場面があったが、ドラギECB総裁が債券購入拡大に慎重な見方を示すと株安とともに円買いが優勢となった。ただ、対ドルで円安が急速に進行した影響から持ち高調整の円売りが出て上げ幅が縮まった。EU首脳会議の声明草案として「長期的にはユーロ共同債に向かって行動する可能性を考慮する必要がある」「ユーロ圏は2012年7月に欧州安定メカニズム(ESM) 導入を前倒しする予定がある」「欧州金融安定ファシリティ(EFSF)は2013年半ばまで継続する」「ESMは最大5000億ユーロの融資上限を持つ」「ESMに銀行免許を付与す る」などと伝わると、対ユーロで小幅な円売りが持ち込まれた。ただ、独政府当局者の話として「ドイツはESMへの銀行免許付与やEFSFとESMの並行運用、ユーロ共同債の発行などのEU首脳会議声明草案を拒否する」と報じられ円売りは一服した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)高官の話として、EU首脳は欧州安定メカニズム(ESM) の強化の仕方や、銀行免許付与について引き続き協議中であると報じられた。新たな財政統合の基本方針で合意とも報じている。

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.2]
安住淳・安住淳財務相「EU首脳会合は非常に重要」「市場を含めて世界を安心させる結果を出してほしい」「第4次補正予算を今月半ばから後半に確定させたい」

安住淳[NP     HDP -4.2 CHDP +0.0 RHDP -3.9 CRHDP -0.2]
安住淳・安住淳財務相「EUが課題を解決する前に国際通貨基金(IMF)などによる支援はない」

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・12月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)暫定値は8478.46円となったと複数の通信社が伝えた。

日本政府関係[NP-5.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.3]
日本政府関係・日本政府関係者の話として、「強い円や欧州財政懸念、タイの洪水などの影響に関して注意深く監視する必要がある」などと伝えた。

日本政府関係[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・古川元久国家戦略・経済財政担当相「欧州状況や為替、株価変動などに留意しつつ景気下振れリスクに配慮する」「現時点では政府経済見通しの修正を考えていない」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)広報官によると、ファンロンパイEU大統領の記者会見が少なくとも30分遅れる見込みだという。EU首脳会議が依然として継続しているため。なお、当初は日本時間11時から記者会見が行われることになっていた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)首脳会議ではEU27カ国の条約改正を断念し、ユーロ圏17カ国の条約改正になる見込みだと伝えられた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)当局者の話として、「EU首脳は欧州安定メカニズム(ESM)の規模を5000億ユーロを上限とすることで合意」「ESMの規模については2012年7月に再検討することで合意」「IMFへの拠出額を合計2000億ユーロ、ユーロ圏から1500億ユーロとする選択肢を検討することで合意」などと伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)当局者の話として、「EU首脳は欧州安定メカニズム(ESM)に銀行免許を付与しないことで合意した」と報じた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては堅調だった。「ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領が記者会見を開く」と伝わると、思惑的な円売りユーロ買いが先行し円全体を押し下げた。ただ、(EU)当局者の話として「EU加盟27カ国による条約改正は断念。ユーロ圏17カ国の条約改正を目指す」「EU首脳は欧州安定メカニズム(ESM)に銀行免許を付与しないことで合意」などと報じられると、EU首脳会議で債務危機対策が打ち出されるとの期待がはく落。対ユーロで円買いが優勢となり、他の通貨にも円買いが波及した。アジア株式相場の下落も円の支援材料となった。
 一方、ドルに対してはもみ合い。ドルと円がユーロなどに対して同時に売買された影響で、方向感が出なかった。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)当局者の話として「EU首脳は1日目の協議を終了した」と報じた。

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「27カ国による条約改正が望ましかったが実現できなかった」「英国とハンガリーは条約改正への参加を望まず、チェコとスウェーデンは議会に諮る必要がある」

ニコラ・サルコジ[NP     HDP -1.1 CHDP -0.2 RHDP -1.1 CRHDP -0.2]
ニコラ・サルコジ・サルコジ・フランス大統領「EU首脳はユーロの構造に関する独仏提案を全て承認した」「政府間合意文書は素案を2012年3月目処にまとめる」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「ユーロ圏17カ国の首脳の間で合意得られた」「ユーロ圏17カ国の財政規律強化で合意」「EU首脳会議の合意は非ユーロ圏にも開かれている」「

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「EU首脳はIMFへの融資の選択肢を依然として検討中」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「ユーロ共同債については今夜の協議で合意に達しなかった」「ユーロ共同債に関する協議は今後も継続する」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・参議院本会議は9日、一川保夫防衛相に対する問責決議案を可決した。

西村清彦[NP-4.0 HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
西村清彦・西村日銀副総裁「日本経済はさまざまな課題に直面している」「景気は持ち直しのペースが穏やかになっている」

デーヴィッド・キャメロン[NP     HDP -1.8 CHDP -0.6 RHDP -1.8 CRHDP -0.6]
デーヴィッド・キャメロン・キャメロン英首相「議会に新条約を提出するつもりはなく英国は参加しない」「提案内容は英国の国益に沿わない」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -4.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・参議院本会議は9日、山岡賢次消費者行政担当相に対する問責決議案を可決した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは9日、仏BNPパリバの長期債務格付けを「AA3」に引き下げたと発表した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは9日、仏クレディ・アグリコルの長期債務格付けを「Aa3」に引き下げたと発表した。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは9日、仏ソシエテ・ジェネラルの長期債務格付けを「A1」に引き下げたと発表した。

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP -0.3]
国際通貨基金(IMF)・朱民・国際通貨基金(IMF)副専務理事「欧州危機でアジアのぜい弱性が増している」「欧州の銀行は自己資本比率9%の達成困難」

ニュース[NP     HDP -3.1 CHDP -0.4 RHDP -3.1 CRHDP -0.4]
ニュース・9日の欧州債券市場ではイタリアの5年物国債利回りが上昇。一時7.034%と1日以来の7%台に乗せた。

野田佳彦[NP-4.0 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -3.8 CRHDP +0.1]
野田佳彦・野田佳彦首相「欧州債務危機はわが国としても緊張感をもって注視し必要があれば機動的に対応する」「欧州債務危機は対岸の火事ではなく、財政規律を守るか世界と市場が見ている」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はイタリア国債を購入している模様。

中国政府関係[NP     HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +3.1 CRHDP -0.3]
中国政府関係・中国指導部は9日、穏健な金融政策と積極的な財政政策を維持すると表明した。新華社の報道として伝えた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。欧州連合(EU)首脳会議初日の協議で「ユーロ共同債については合意に達しなかった」ことが明らかになると、リスク回避の円買い外貨売りが優勢となった。アジア株式相場が下落したことも円の追い風。市場では「国内勢が対豪ドルやカナダドルで円買いを進めた」との指摘もあった。
 ただ、欧州勢が加わる時間帯に入ると上値を切り下げる展開に。時間外の米株価指数先物や現物の欧州株が底堅く推移していることなどを理由に円売り外貨買いが強まった。

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBは欧州のリセッション入りを避けるために最大限の努力をしている」

エワルド・ノボトニー[NP+2.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP -0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「インフレの低下は予想よりも穏やか」「デフレに陥るとは想定していない」

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは9日、欧州中央銀行(ECB)の行動はインターバンク市場の活性化を支援するとの見解を示した。

中国政府関係[NP     HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +3.1 CRHDP -0.3]
中国政府関係・新華社が報じたところによると、「中国は物価が妥当な水準に戻るまで不動産抑制策を継続し、インフレ期待を管理する」という。また、「中国は2012年には安定的で比較的高い経済成長を達成する」としている。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.8 CHDP -0.2 RHDP +0.8 CRHDP -0.2]
ドイツ政府関係・独財務省報道官の話として「欧州安定メカニズム(ESM)発足の前倒し計画を歓迎する」「ギリシャは特別な事例」などと伝えた。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは9日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)保証付き短期証券に格付け「F1+」を付与したと発表した。

中国人民銀行関係[NP     HDP +2.5 CHDP -0.1 RHDP +3.4 CRHDP -0.4]
中国人民銀行関係・中国人民銀行は3000億ドル規模の外貨投資機関を創設するようだ。なお、この外貨投資機関は欧州向けと米国向けの2つの基金で構成されるという。

イグナシオ・ビスコ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
イグナシオ・ビスコ・ビスコ・イタリア中銀総裁「欧州の協調は債務危機への対応のみであり、デフォルトやユーロ解体ではない」「ESMはECBにより管理されるだろう」

イギリス政府関係[NP     HDP -4.0 CHDP -0.3 RHDP -4.0 CRHDP -0.3]
イギリス政府関係・クレッグ英副首相「英国はEU首脳会議で適度かつ合理的な要求を行った」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP+2.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -6.6 CRHDP +0.1]
欧州中央銀行(ECB)関係・欧州中央銀行(ECB)関係筋の話として「ECBの債券購入は週に最大200億ユーロで制限されたままだ」「EU首脳会議後に追加の政策対応を検討するためのECB電話会議は計画されていない」「EU首脳会議の結果は予想に沿ったものであり、現時点で追加的な行動を検討する必要はない」などと伝えた。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)短期証券に「A-1+」格付けを付与したと発表した。

ユッタ・ウルピライネン[NP     HDP -5.0 CHDP +1.0 RHDP -5.0 CRHDP +1.0]
ユッタ・ウルピライネン・ウルピライネン・フィンランド財務相「全会一致でなければ欧州安定メカニズム(ESM)を脱退する用意がある」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)関係筋の話として報じたところによると、ユーロ圏17カ国に加えEU9カ国がより深い財政統合に向けた新たな条約の起草に参加する用意があるという。

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -6.4 CRHDP +0.2]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はポルトガル国債を購入している模様。

クリスティーヌ・ラガルド[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
クリスティーヌ・ラガルド・ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事「EU首脳の合意を歓迎」「ESMの加速は悪影響の防火壁を増強する」「追加資金は役割を完遂するIMFの能力を強化する」

欧州中央銀行(ECB)関係[NP-6.8 HDP -2.4 CHDP -0.1 RHDP -6.4 CRHDP +0.0]
欧州中央銀行(ECB)関係・市場関係者の話によると、欧州中央銀行(ECB)はスペイン国債を購入している模様。

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、格付けに関する欧州連合(EU)首脳会議の影響を調査している、との見解を示したと伝えられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・9日の欧州外国為替市場で軟調。9日の欧州の主要株価指数と時間外の米株価指数先物が上昇していることを受けて、円売り外貨買いが出た。「中国人民銀行は欧州向けと米国向けの2つの基金で構成される3000億ドル規模の外貨投資機関を創設する」との一部報道が伝わると、ユーロ建て投資が行われることを連想して円売りユーロ買いが強まり、その他通貨にも円売りが波及した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=77円78銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=104円40銭前後と本日高値を更新した。
・ユーロドルは堅調。欧州株や時間外の米株価指数先物の上昇を受けて買いが入った。中国人民銀行が外貨投資機関を創設すると伝わると買いが加速した。20時過ぎに1ユーロ=1.34338ドル前後と日通し高値を付けた。格付け会社フィッチが9日、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)保証付き短期証券に最も高い信用力のある『F1+』を付与したことを手掛かりにユーロを買う動きがあったほか、「中東勢やアジア系ソブリンネームからの買いが入った」との指摘があった。欧州中央銀行(ECB)のイタリア・スペインの国債購入観測もサポート要因。
 ただ、急伸した反動で利益確定の売りが出たほか、22時を過ぎると欧州株や時間外の米株価指数先物が上げ幅を縮小していることがユーロ売りを誘ったため若干伸び悩んでいる。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「EUは危機から教訓を得ている」「多くがEUを注視していることを認識している」「EUはユーロに対する信頼感の新たな基礎を創出する」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「EU首脳はECBの役割や政策を協議しなかった」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
アンゲラ・メルケル・メルケルドイツ首相「IMFへの2000億ユーロの融資のうち1500億ユーロがユーロ圏からもたらされる可能性」「ドイツはESMの上限引き上げに反対する」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「EU27カ国の完全な条約改正の機会を逸したことは残念」「26カ国が政府間の合意を支持するだろう」

ホセ・マヌエル・バローゾ[NP     HDP -2.2 CHDP -0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
ホセ・マヌエル・バローゾ・バローゾ欧州連合(EU)委員長「財政統合の条約は達成は早いだろう」

デーヴィッド・キャメロン[NP     HDP -1.8 CHDP -0.6 RHDP -1.8 CRHDP -0.6]
デーヴィッド・キャメロン・キャメロン英首相「EUのメンバーであることは依然として英国の国益」「条約改正を巡る首脳会議での孤立にもかかわらず、英国はEUの決定における影響力を依然として保持している」

マリオ・モンティ[NP     HDP -5.8 CHDP 0.00 RHDP -5.8 CRHDP 0.00]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「EU27カ国での完全な条約改正が望ましかったが不可能だった」「英国の要求は受け入れられなかった」

エルッキ・リーカネン[NP     HDP -0.5 CHDP -0.1 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
エルッキ・リーカネン・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「IMFとともに取り組むことにオープン」「IMFは危機対応において優れた信頼性を持っている」

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