2012年2月11日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心にしっかり。欧州時間にギリシャ連立与党の一角を占める国民正統派運動(LAOS)のカラザフェリス党首が12日に予定されている緊縮財政策の議会承認で「賛成票を投じることはできない」との見解を示したことを受けて、対ユーロで円買いが進んだ影響が残った。また、「LAOSの閣僚が辞表を提出した」との報道が伝わると、ギリシャの政治的な混乱を嫌気した円買いユーロ売りも入った。
 また、ギリシャに対する第2次支援策の先行き不透明感が高まったことから投資家がリスク回避姿勢を強めたため、週末を前に持ち高調整目的の円買いがユーロ以外の通貨に対しても持ち込まれた。2月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が市場予想を下回る結果となったほか、ギリシャ債務問題に対する懸念が再燃したことなどを受けて、米国株式相場が軟調な展開となったこともリスク回避目的の円買い圧力を強めたようだ。
 なお、ギリシャの緊縮財政策の議会承認に関しては、市場参加者から「LAOSの議席数は定数300議席のうち15議席で、反対票を投じたとしても支援策が否決されることはない」との声も聞かれた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はさえない。1ドル=77円80銭前後から78円ちょうど前後にかけた観測されている国内輸出企業からの売り注文が意識されたほか、クロス円の下げに伴う円買いドル売りも入り、日通し安値の77円52銭前後に迫る水準まで値を下げた。
・ユーロ円は軟調。週末にギリシャの緊縮財政策の議会承認を控えて、持ち高調整目的の売りが目立った。米株安に伴う円買いユーロ売りも入ったため、5時過ぎには1ユーロ=102円16銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはニューヨーク入り後に1ユーロ=1.31555ドル前後まで下落したが、欧州時間に急ピッチで値を下げていた反動から、売り一巡後には下値を切り上げた。米国株がさえない動きとなったため買い戻しの勢いも限られていたが、引け前にギリシャ内閣が緊縮財政策を承認したと伝わると1.3207ドル前後まで値を上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
・パパデモス・ギリシャ首相が内閣改造を行う予定であると報じた。

ベン・バーナンキ[NP-5.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「住宅市場が金融政策の効果を抑えている」「米経済の回復は苛立たしいほどのろい」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ベン・バーナンキ[NP-5.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「住宅市場が金融政策の効果を抑えている」「米経済の回復は苛立たしいほどのろい」

2012年2月11日のFX要人発言・ニュース

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・国民正統派運動(LAOS)の閣僚の4人のうち2人が緊縮財政策を支持する可能性があると報じた。

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
ルーカス・パパデモス・パパデモス・ギリシャ首相が内閣改造を行う予定であると報じた。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のスポークスマンが、議員に対して救済策を支持するように促していると報じた。

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
ルーカス・パパデモス・パパデモス・ギリシャ首相による内閣改造は12日に予定されている緊縮財政策の議会承認後に行われると報じた。

ベン・バーナンキ[NP-5.8 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「住宅市場が金融政策の効果を抑えている」「米経済の回復は苛立たしいほどのろい」

ルーカス・パパデモス[NP     HDP -2.2 CHDP +0.4 RHDP -2.2 CRHDP +0.4]
ルーカス・パパデモス・パパデモス・ギリシャ首相「本日の閣議は重要」「緊縮策を承認するために必要なことを全て行わなければならない」「デフォルトは選択肢にない」

ベン・バーナンキ[NP-5.4 HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.0]
ベン・バーナンキ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「FRBは銀行の融資拡大を支援している」「銀行はなお貸し出しに消極的である」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は10日、ウニクレディトを含むイタリア34行の格付けを引き下げたと発表した。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -5.3 CHDP -0.1 RHDP -5.3 CRHDP -0.1]
ギリシャ政府関係・ギリシャ内閣は10日、緊縮財政策を承認したと伝えられた。

マリオ・モンティ[NP     HDP -3.2 CHDP -1.3 RHDP -3.2 CRHDP -1.3]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相(CNBCが伝える)「ギリシャに関する交渉は合意が近い」「ギリシャがデフォルトすることやユーロ圏を離脱することはないだろう」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・10日のニューヨーク外国為替市場で円は対ユーロを中心にしっかり。欧州時間にギリシャ連立与党の一角を占める国民正統派運動(LAOS)のカラザフェリス党首が12日に予定されている緊縮財政策の議会承認で「賛成票を投じることはできない」との見解を示したことを受けて、対ユーロで円買いが進んだ影響が残った。また、「LAOSの閣僚が辞表を提出した」との報道が伝わると、ギリシャの政治的な混乱を嫌気した円買いユーロ売りも入った。
 また、ギリシャに対する第2次支援策の先行き不透明感が高まったことから投資家がリスク回避姿勢を強めたため、週末を前に持ち高調整目的の円買いがユーロ以外の通貨に対しても持ち込まれた。2月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が市場予想を下回る結果となったほか、ギリシャ債務問題に対する懸念が再燃したことなどを受けて、米国株式相場が軟調な展開となったこともリスク回避目的の円買い圧力を強めたようだ。
 なお、ギリシャの緊縮財政策の議会承認に関しては、市場参加者から「LAOSの議席数は定数300議席のうち15議席で、反対票を投じたとしても支援策が否決されることはない」との声も聞かれた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はさえない。1ドル=77円80銭前後から78円ちょうど前後にかけた観測されている国内輸出企業からの売り注文が意識されたほか、クロス円の下げに伴う円買いドル売りも入り、日通し安値の77円52銭前後に迫る水準まで値を下げた。
・ユーロ円は軟調。週末にギリシャの緊縮財政策の議会承認を控えて、持ち高調整目的の売りが目立った。米株安に伴う円買いユーロ売りも入ったため、5時過ぎには1ユーロ=102円16銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはニューヨーク入り後に1ユーロ=1.31555ドル前後まで下落したが、欧州時間に急ピッチで値を下げていた反動から、売り一巡後には下値を切り上げた。米国株がさえない動きとなったため買い戻しの勢いも限られていたが、引け前にギリシャ内閣が緊縮財政策を承認したと伝わると1.3207ドル前後まで値を上げた。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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