2012年4月16日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後、もみ合い。先週末の欧米市場で、スペインの財政や金融機関に対する懸念が高まり、リスク回避目的の円買い外貨売りが進んだ流れを引き継いだ。東京市場でもアジア株の下落を警戒した円買いが対ユーロ中心に先行し上値を伸ばした。
 もっとも、日本株が大幅安で取引を開始後、安値圏で値動きが細ったこともあって、円は買い一巡後、高値圏でもみ合いとなった。
 なお、中国人民銀行が14日、人民元の対ドル取引における1営業日の許容変動幅を16日から1%に拡大すると発表したものの、円相場への影響は目立たなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。16日のスペイン国債の利回り上昇を背景にリスク回避の円買いが先行したものの、その後失速した。スペイン国債の利回り上昇が収まり、時間外の米株価指数先物が堅調に推移したことを受けた。米商務省が発表した3月米小売売上高が市場予想を上回ったことが分かると、ダウ先物が上げ幅を拡大。投資家のリスク回避姿勢が後退するとの見方から円売り外貨買いが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は夕刻に1ドル=80円台半ばまで下げたものの、そのあとは80円台後半まで持ち直した。
・ユーロ円はアジア時間に一時1ユーロ=104円68銭前後まで下げたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げ105円台半ばまで戻した。
・ユーロドルはスペイン国債の利回り上昇を背景に売りが膨らみ、バリアオプションの観測されていた1ユーロ=1.3000ドルを下抜けて1.2995ドル前後と2月16日以来の安値を付けた。ただ、スペイン国債の利回りの上昇が一服し、時間外の米株価指数先物が堅調に推移するとショートカバーが進んだ。予想を上回る米小売統計が好感され欧米株価が上げ幅を拡大すると、ユーロ買い戻しが加速した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
・ガイトナー米財務長官は15日、地元メディアとのインタビューで「米経済は依然として非常に厳しい」「オバマ大統領の再選の際に留任することはないだろう」との見解を示した。

白川方明[NP-4.8 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
・白川方明日銀総裁「デフレ脱却のため日銀は最大限の努力をしている」「デフレ脱却が極めて重要な課題と認識」「欧州債務問題が市場を通じて波及するリスクに十分注意必要」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、スペインに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、スペインのソブリンCDS5年物スプレッドは一時520bpまでワイドニングし過去最高水準となった。また、イタリアのCDS5年物スプレッドは438bpまでワイドニングした。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ポーランド政府関係[NP+6.2 HDP +1.0 CHDP +0.3 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
・ベルカポーランド中銀総裁は、先週末に「金融政策委員会は5月の会合で利上げを巡る議論を進める公算が非常に大きい」と述べた。また、13日に発表された3月ポーランドCPIは、前年比3.9%と2月の4.3%から低下したものの、「今回の結果は政策金利の決定に影響しない」との見解も示している。

2012年4月16日のFX要人発言・ニュース

中国人民銀行関係[NP     HDP +2.4 CHDP -0.1 RHDP +2.6 CRHDP +0.0]
中国人民銀行関係・中国人民銀行は14日、人民元の対ドル取引における1営業日の許容変動幅を16日から1%に拡大するとの声明を発表した。

ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP -0.3]
ティモシー・フランツ・ガイトナー・ガイトナー米財務長官は15日、地元メディアとのインタビューで「米経済は依然として非常に厳しい」「オバマ大統領の再選の際に留任することはないだろう」との見解を示した。

日本政府関係[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
日本政府関係・財務省幹部の話として、「人民元の柔軟性の拡大を歓迎する」「物価安定にもつながることが期待される」と伝えた。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは16日、北朝鮮のミサイル打ち上げは韓国の格付けにマイナスであるとの見解を示した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い先行後、もみ合い。先週末の欧米市場で、スペインの財政や金融機関に対する懸念が高まり、リスク回避目的の円買い外貨売りが進んだ流れを引き継いだ。東京市場でもアジア株の下落を警戒した円買いが対ユーロ中心に先行し上値を伸ばした。
 もっとも、日本株が大幅安で取引を開始後、安値圏で値動きが細ったこともあって、円は買い一巡後、高値圏でもみ合いとなった。
 なお、中国人民銀行が14日、人民元の対ドル取引における1営業日の許容変動幅を16日から1%に拡大すると発表したものの、円相場への影響は目立たなかった。

白川方明[NP-3.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁「世界経済は全体としてなお減速した状態から脱していない」「米経済は緩やかな改善、欧州も停滞感の強まりに歯止めがかかっている」

白川方明[NP-4.8 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -3.5 CRHDP +0.0]
白川方明・白川方明日銀総裁「デフレ脱却のため日銀は最大限の努力をしている」「デフレ脱却が極めて重要な課題と認識」「欧州債務問題が市場を通じて波及するリスクに十分注意必要」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・ユーロポンドは軟調。欧州債務懸念で全般にユーロ売りが進んでおり、ユーロポンドは一時0.82103ポンドと2010年9月9日以来の安値を更新した。

オッリ・レーン[NP     HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.3]
オッリ・レーン・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「EUはLTROの影響を注意深く監視している」「弱い銀行は十分リストラする必要がある」

日本政府関係[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
日本政府関係・五十嵐文彦財務副大臣「G20では日本が国際通貨基金(IMF)への支援額を表明するかも含めて調整する」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・企業や政府の信用リスクが取引対象となるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、スペインに対する保証コストが上昇。信用情報会社CMAデータビジョン(ロンドン)によると、スペインのソブリンCDS5年物スプレッドは一時520bpまでワイドニングし過去最高水準となった。また、イタリアのCDS5年物スプレッドは438bpまでワイドニングした。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]
日本銀行(日銀)関係・日銀は16日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を285億円買い入れたと発表した。なお、不動産投資法人投資口(J-REIT)の買い入れはなかった。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.7 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP +0.1]
ドイツ政府関係・ドイツ政府の報道官が、欧州中央銀行(ECB)の独立性に関するドイツの立場は不変であるとの見解を示した。

ポーランド政府関係[NP+6.2 HDP +1.0 CHDP +0.3 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
ポーランド政府関係・ベルカポーランド中銀総裁は、先週末に「金融政策委員会は5月の会合で利上げを巡る議論を進める公算が非常に大きい」と述べた。また、13日に発表された3月ポーランドCPIは、前年比3.9%と2月の4.3%から低下したものの、「今回の結果は政策金利の決定に影響しない」との見解も示している。

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -6.6 CHDP 0.00 RHDP -6.6 CRHDP 0.00]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「スペインは予想より速く行動しなければならない」「財政赤字の管理は最も差し迫った優先事項」「ユーロに対するスペインのコミットメントを誰も疑うべきでない」

会社・企業関係[NP     HDP -1.0 CHDP +2.5 RHDP -1.0 CRHDP +2.5]
会社・企業関係・シティ・グループは16日、第1四半期決算を発表した。1株利益は0.95ドルとなり、市場予想平均の1.02ドル程度を下回った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・16日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。16日のスペイン国債の利回り上昇を背景にリスク回避の円買いが先行したものの、その後失速した。スペイン国債の利回り上昇が収まり、時間外の米株価指数先物が堅調に推移したことを受けた。米商務省が発表した3月米小売売上高が市場予想を上回ったことが分かると、ダウ先物が上げ幅を拡大。投資家のリスク回避姿勢が後退するとの見方から円売り外貨買いが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は夕刻に1ドル=80円台半ばまで下げたものの、そのあとは80円台後半まで持ち直した。
・ユーロ円はアジア時間に一時1ユーロ=104円68銭前後まで下げたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げ105円台半ばまで戻した。
・ユーロドルはスペイン国債の利回り上昇を背景に売りが膨らみ、バリアオプションの観測されていた1ユーロ=1.3000ドルを下抜けて1.2995ドル前後と2月16日以来の安値を付けた。ただ、スペイン国債の利回りの上昇が一服し、時間外の米株価指数先物が堅調に推移するとショートカバーが進んだ。予想を上回る米小売統計が好感され欧米株価が上げ幅を拡大すると、ユーロ買い戻しが加速した。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチのアナリストは「フィッチは現時点でいかなるイタリアの格付け変更も検討していない」などの見解を示したという。

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