2012年6月29日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行も終盤に上げ幅を縮小。WTI原油先物相場の急落で資源国通貨が全般に売られた流れに沿って、円買い資源国通貨売りが入った。また、米国株式相場が軟調な展開となったこともリスク回避目的の円買いを誘った。もっとも、引けにかけてダウ平均が急ピッチで下げ幅を縮めると、円も戻り売りに押された。
 ドルに対しては米長期金利の低下で日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが先行したが、米長期金利の低下が一服したため、一巡後は次第に円の上値が重くなった。
 なお、商務省が発表した1-3月期の米国内総生産(GDP)確定値は前期比年率1.9%増と改定値、市場予想平均の1.9%増と同じだったため、目立った反応は見られなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。月末、四半期末を迎えた日本の輸出企業の円買いドル売りが先行したほか、市場では「米系短期筋の円買いドル売りが入った」との指摘がありしばらくは堅調に推移した。ただ、そのあとは急速に円を売る動きが強まった。欧州連合(EU)首脳初日の協議が終了し、ファンロンパイEU大統領が「欧州首脳はスペインの融資に関して返済の優先権を放棄した」と発表。欧州安定メカニズム(ESM)が銀行に直接資本を注入する可能性にも言及したため、スペインの債務懸念が和らぎ株高・円安につながった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領の発言をきっかけに、スペインの債務懸念が和らぎ株高と円安が進んだ。夕刻にかけては「ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んで、外貨建て投信の新規設定に伴う円売り外貨買いが出た」との指摘があった。ただ、そのあとは「海外勢の円買いドル売りが入った」との声が聞かれ、円は下げ幅を縮めている。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は下値を探る展開。ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領が初日のEU首脳会議終了後に、「欧州首脳はスペインの融資に関して返済の優先権を放棄した」「間もなく提案される見通しの欧州統一銀行監督メカニズムには欧州中央銀行(ECB)が関与し、施行されれば欧州安定メカニズム(ESM)が銀行に直接資本注入する可能性がある」などと明らかにし、アジア時間に円売りが膨らんだ流れを引き継いだ。欧州市場の序盤には「ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んで、外貨建て投信の新規設定に伴う円売り外貨買いが出た」との指摘があった。
 利益確定の円買いで下げ渋りを見せる場面があったものの、ニューヨークの取引時間帯に入ると、欧州株や時間外の米株価指数先物が上昇幅を拡大したこともあって、円売りが再開し一段安となった。対資源国通貨ではWTI原油先物相場が急伸していることが円売りを後押ししている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は方向感を欠いている。ドルと円が欧州オセアニア通貨に対してほぼ同時に売られていることを反映した。米商務省が発表した5月米個人消費支出(PCE、季節調整済み)、5月米個人所得に対する反応はなかった。
・ユーロ円は大幅高。22時30分過ぎに1ユーロ=100円96銭前後まで上昇。
・ユーロドルは上値を追う展開。EU首脳会議での決定事項を好感し、スペイン国債が大幅高となっており、為替市場ではユーロ買いが膨らんだ。一時1ユーロ=1.26927ドル前後と21日以来の高値まで上値を伸ばした。もっとも、1.2700ドルにはバリアオプションが観測されており、防戦売りがいったん上値を抑えている。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

イブ・メルシュ[NP     HDP +0.8 CHDP -0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.3]
・ユーロ圏高官の話として、「欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁が5月末で退任したゴンザレス・パラモ氏の後任として専務理事に指名された」と伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州連合(EU)首脳会議の草案として「銀行同盟は欧州全ての国をカバーすべきだが、ユーロ圏と非ユーロ圏の違いは容認される」と報じた。

リチャード・フィッシャー[NP-4.0 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.8 CRHDP +0.1]
・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「現在、インフレに関して懸念していない」「政治の不確実性が依然雇用に影響を与えている」

イタリア政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.2 RHDP -4.6 CRHDP -0.2]
・イタリアは、国債購入で合意するまで成長計画に署名しない可能性があると報じた。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.2 RHDP -4.6 CRHDP -0.2]
・イタリア当局者の話として「(成長計画で合意したとの)EU大統領の発言に驚いている」と報じた。「債務に関する協議の間は成長計画を保留」「利回りを押し下げる取り組みを要求」などとも伝わった。

リチャード・フィッシャー[NP-4.8 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP -0.1]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「米国の景気回復は痛々しいほど鈍い」

リチャード・フィッシャー[NP+2.0 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.4 CRHDP -0.3]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「米国の低金利維持において、FRBの米国債購入より安全資産とされる米国債への資金流入のほうが影響がより大きいと確信」「ツイストオペの結果は不透明」

リチャード・フィッシャー[NP+3.4 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP -0.1]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「米国の住宅は底入れした」「米国が深刻なデフレの状況に直面しなければ、追加緩和を支持しない」

周小川[NP-2.0 HDP +2.5 CHDP -0.1 RHDP +4.0 CRHDP +0.2]
・周小川・中国人民銀行総裁「慎重な金融政策を維持し、必要なときに微調整を行う」

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
・オランド・フランス大統領「EUサミットでは銀行資本状況について進展があった」「ユーロ圏財務相は救済基金を最大限使用できるようにした」

マーヴィン・キング[NP-6.4 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -4.9 CRHDP -0.3]
・キング英中銀(BOE)総裁「異常な脅威のため国内銀行の自己資本比率を一時的に引き上げる必要がある」

マーヴィン・キング[NP-5.8 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
・キング英中銀(BOE)総裁「不確実性とタイトな信用状況が英経済回復への強い逆風となっている」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

リチャード・フィッシャー[NP+2.0 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.4 CRHDP -0.3]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「米国の低金利維持において、FRBの米国債購入より安全資産とされる米国債への資金流入のほうが影響がより大きいと確信」「ツイストオペの結果は不透明」

2012年6月29日のFX要人発言・ニュース

イブ・メルシュ[NP     HDP +0.8 CHDP -0.1 RHDP +2.4 CRHDP +0.3]
イブ・メルシュ・ユーロ圏高官の話として、「欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁が5月末で退任したゴンザレス・パラモ氏の後任として専務理事に指名された」と伝えた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)首脳会議の草案として「経済・金融同盟への具体的な工程表を年末までに策定し、10月までに中間報告を作成するよう主要EU当局者に要請へ」と報じた。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)首脳会議の草案として「銀行同盟は欧州全ての国をカバーすべきだが、ユーロ圏と非ユーロ圏の違いは容認される」と報じた。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は28日、ニューヨーク連銀を通じて2014年11月-15年6月に償還を迎える米国債86億2500万ドルを売却したと発表した。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・米財務省によると、7年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが1.075%、応札倍率(カバー)が2.64倍となった。

ブノワ・クーレ[NP     HDP -0.7 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「ESMの銀行への資本注入は支えとなるだろう」「欧州共同債は政治統合後のみに可能」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・ユーロ圏当局者筋の話として、「欧州連合(EU)財務当局者はイタリアやスペイン支援に向けて発行市場での国債購入に関連し、フィンランド提案のカバードボンドを検討中」との見解を示した。

リチャード・フィッシャー[NP-4.0 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.8 CRHDP +0.1]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー・米ダラス連銀総裁「現在、インフレに関して懸念していない」「政治の不確実性が依然雇用に影響を与えている」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.6 CHDP +0.1 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
ドイツ政府関係・独首相の報道官が、メルケル独首相は28日の欧州連合(EU)首脳会合後に予定されていた記者会見をキャンセルすると発表した。

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領「成長計画のための1200億ユーロ投入を含む成長・雇用の協定で合意」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・当局者筋の話として「欧州連合(EU)首脳会議でイタリアとスペインは短期的な対応を要求した」と伝えた。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.2 RHDP -4.6 CRHDP -0.2]
イタリア政府関係・イタリアは、国債購入で合意するまで成長計画に署名しない可能性があると報じた。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.2 RHDP -4.6 CRHDP -0.2]
イタリア政府関係・イタリア当局者の話として「(成長計画で合意したとの)EU大統領の発言に驚いている」と報じた。「債務に関する協議の間は成長計画を保留」「利回りを押し下げる取り組みを要求」などとも伝わった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・28日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行も終盤に上げ幅を縮小。WTI原油先物相場の急落で資源国通貨が全般に売られた流れに沿って、円買い資源国通貨売りが入った。また、米国株式相場が軟調な展開となったこともリスク回避目的の円買いを誘った。もっとも、引けにかけてダウ平均が急ピッチで下げ幅を縮めると、円も戻り売りに押された。
 ドルに対しては米長期金利の低下で日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが先行したが、米長期金利の低下が一服したため、一巡後は次第に円の上値が重くなった。
 なお、商務省が発表した1-3月期の米国内総生産(GDP)確定値は前期比年率1.9%増と改定値、市場予想平均の1.9%増と同じだったため、目立った反応は見られなかった。

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
フランソワ・オランド・オランド・フランス大統領「財政協定の支持を保留」「イタリア、スペインに安定に関する合意を求める」「借り入れコストの押し下げ策も求められる」

リチャード・フィッシャー[NP-4.8 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP -0.1]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「米国の景気回復は痛々しいほど鈍い」

リチャード・フィッシャー[NP+2.0 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.4 CRHDP -0.3]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「米国の低金利維持において、FRBの米国債購入より安全資産とされる米国債への資金流入のほうが影響がより大きいと確信」「ツイストオペの結果は不透明」

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
フランソワ・オランド・オランド・フランス大統領「ユーロ圏はイタリアやスペインに関して計画されていない会合を開催」「利回り低下におけるECB以外の代替策を見つける必要」

リチャード・フィッシャー[NP+3.4 HDP +1.8 CHDP +0.0 RHDP +3.3 CRHDP -0.1]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「米国の住宅は底入れした」「米国が深刻なデフレの状況に直面しなければ、追加緩和を支持しない」

周小川[NP-2.0 HDP +2.5 CHDP -0.1 RHDP +4.0 CRHDP +0.2]
周小川・周小川・中国人民銀行総裁「慎重な金融政策を維持し、必要なときに微調整を行う」

周小川[NP-4.0 HDP +2.3 CHDP -0.2 RHDP +3.8 CRHDP -0.2]
周小川・周小川・中国人民銀行総裁「実体経済を支援する融資を最適化する」

周小川[NP     HDP +2.3 CHDP -0.2 RHDP +3.8 CRHDP -0.2]
周小川・周小川・中国人民銀行総裁「中国は積極的な財政政策を継続する」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
日本政府関係・古川元久国家戦略・経済財政担当相「消費税引き上げ前の2年間は経済再生に専念し、必要なら様々な経済対策を打つことも含まれる」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領「EU首脳は長期的なビジョンを協議した」「EU首脳尾は短期的な措置を協議した」

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.2 CHDP -0.2 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領「欧州首脳は銀行と政府の連鎖の打破目指す」「欧州統一銀行監督メカニズムに関する提案は間もなく出される見通し」「メカニズムにはECBが関与し、施行されればESMが銀行に直接資本注入する可能性」「ECBは救済基金運営においてエージェントの役割を担う」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーログループのリーダーシップが本日協議された」「欧州首脳は安定性に対して全ての選択肢をオープンにすることを維持した」

マリオ・モンティ[NP     HDP -0.9 CHDP +1.0 RHDP -0.9 CRHDP +1.0]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「合意された措置はユーロ圏にとって非常に前向き」

オランダ政府関係[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
オランダ政府関係・ルッテ・オランダ首相「欧州安定メカニズム(ESM)による銀行融資は全会一致の支持が必要」「ESMの銀行直接融資は政府債務拡大につながらず」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。月末、四半期末を迎えた日本の輸出企業の円買いドル売りが先行したほか、市場では「米系短期筋の円買いドル売りが入った」との指摘がありしばらくは堅調に推移した。ただ、そのあとは急速に円を売る動きが強まった。欧州連合(EU)首脳初日の協議が終了し、ファンロンパイEU大統領が「欧州首脳はスペインの融資に関して返済の優先権を放棄した」と発表。欧州安定メカニズム(ESM)が銀行に直接資本を注入する可能性にも言及したため、スペインの債務懸念が和らぎ株高・円安につながった。

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「欧州首脳は昨晩重要な決定に達した」「条件付きで救済基金からの支援に適用される」「支援には依然として条件が伴う」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「諸国はトロイカが検査する必要がある債券購入プログラムに対する条件を達成しなければならない」「直接の銀行資本注入に対して条件がある」

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
フランソワ・オランド・オランド・フランス大統領「EUサミットでは銀行資本状況について進展があった」「ユーロ圏財務相は救済基金を最大限使用できるようにした」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領の発言をきっかけに、スペインの債務懸念が和らぎ株高と円安が進んだ。夕刻にかけては「ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んで、外貨建て投信の新規設定に伴う円売り外貨買いが出た」との指摘があった。ただ、そのあとは「海外勢の円買いドル売りが入った」との声が聞かれ、円は下げ幅を縮めている。

中国人民銀行関係[NP-4.0 HDP +2.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.3]
中国人民銀行関係・中国人民銀行(PBOC)は29日、「中国の成長は基本的に安定」「中国は慎重な金融政策を維持する」「人民元相場の双方向の柔軟性を高める」「インフレが低下し続けている」「人民元相場の基本的な安定を維持する」「様々な金融政策手段を活用する」などの見解を示した。

イングランド銀行(BOE)[NP-5.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -4.3 CRHDP -0.1]
イングランド銀行(BOE)・英中銀(BOE)は29日、「英国の金融安定見通しはより大きなユーロ圏のリスクにより悪化している」などの見解を示した。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・ベトナム中銀は29日、リファイナンス金利をこれまでの11%から1%引き下げて10%することを決めたと発表した。

マーヴィン・キング[NP-6.4 HDP -1.6 CHDP -0.1 RHDP -4.9 CRHDP -0.3]
マーヴィン・キング・キング英中銀(BOE)総裁「異常な脅威のため国内銀行の自己資本比率を一時的に引き上げる必要がある」

マーヴィン・キング[NP-5.8 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -5.0 CRHDP -0.1]
マーヴィン・キング・キング英中銀(BOE)総裁「不確実性とタイトな信用状況が英経済回復への強い逆風となっている」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
日本政府関係・財務省は29日、5月30日-6月27日の間に外国為替市場で為替介入を実施しなかったことを明らかにした。介入額ゼロは7カ月連続となる。

マリオ・ドラギ[NP     HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「欧州連合(EU)首脳会議では長期的コミットメントと具体的な短期措置を生み出した」「銀行への直接的な資本注入が可能になったことは前向きな進展」

マリオ・ドラギ[NP     HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「合意された全ての新たな措置は信頼に足る厳格な条件付きであるべきだ」

エリック・ローゼングレン[NP     HDP -3.1 CHDP +0.0 RHDP -3.6 CRHDP +0.0]
エリック・ローゼングレン・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「銀行のMMFにストレステストが必要」「ストレステストはぜい弱性を明らかにする」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「欧州連合(EU)の人事決定はまだされていない」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「ユーロ共同債への反対姿勢は依然として変わっておらず、首脳会議でもそのように表明した」

アンゲラ・メルケル[NP     HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.3]
アンゲラ・メルケル・メルケル独首相「独議会による欧州安定メカニズム(ESM)の採決は今日実施されるだろう」

フランソワ・オランド[NP     HDP -4.5 CHDP +0.5 RHDP -4.5 CRHDP +0.5]
フランソワ・オランド・オランド・フランス大統領「ユーロ共同債の工程表は今日決定できないが引き続き将来の目標」

ジャン=クロード・ユンケル[NP     HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP -0.4]
ジャン=クロード・ユンケル・ユンケル・ルクセンブルク首相(ユーログループ議長)「ユーログループ議長としてあと半年続ける用意がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・29日の欧州外国為替市場で円は下値を探る展開。ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領が初日のEU首脳会議終了後に、「欧州首脳はスペインの融資に関して返済の優先権を放棄した」「間もなく提案される見通しの欧州統一銀行監督メカニズムには欧州中央銀行(ECB)が関与し、施行されれば欧州安定メカニズム(ESM)が銀行に直接資本注入する可能性がある」などと明らかにし、アジア時間に円売りが膨らんだ流れを引き継いだ。欧州市場の序盤には「ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んで、外貨建て投信の新規設定に伴う円売り外貨買いが出た」との指摘があった。
 利益確定の円買いで下げ渋りを見せる場面があったものの、ニューヨークの取引時間帯に入ると、欧州株や時間外の米株価指数先物が上昇幅を拡大したこともあって、円売りが再開し一段安となった。対資源国通貨ではWTI原油先物相場が急伸していることが円売りを後押ししている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は方向感を欠いている。ドルと円が欧州オセアニア通貨に対してほぼ同時に売られていることを反映した。米商務省が発表した5月米個人消費支出(PCE、季節調整済み)、5月米個人所得に対する反応はなかった。
・ユーロ円は大幅高。22時30分過ぎに1ユーロ=100円96銭前後まで上昇。
・ユーロドルは上値を追う展開。EU首脳会議での決定事項を好感し、スペイン国債が大幅高となっており、為替市場ではユーロ買いが膨らんだ。一時1ユーロ=1.26927ドル前後と21日以来の高値まで上値を伸ばした。もっとも、1.2700ドルにはバリアオプションが観測されており、防戦売りがいったん上値を抑えている。

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