2012年7月11日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して堅調。市場では「日本時間21時15分の欧州中央銀行(ECB)フィキシングに絡んだユーロ売りのフローが出た」との声が聞かれ、円買いユーロ売りが加速するとその他の通貨に対しても円が買われた。モンティ・イタリア首相が「イタリアが救済基金を決して活用しないと明言することは危険」などと発言したほか、国際通貨基金(IMF)がイタリアの2012年赤字見通しを引き上げ、欧州債務問題が改めて懸念されたことも円買いユーロ売りを後押しした。また、「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ売りドル買いが出た」との指摘があり、つれる形で円高ユーロ安がさらに進んだ。
 中盤以降はダウ平均の130ドル近い下落やWTI原油先物相場の2ドル超安をながめ、対資源国通貨中心にリスク回避的な円買いが膨らんだ。
 一方、円はドルに対してもみ合い。欧州・資源国通貨に対して円とドルが同時に買われた影響から、方向感が定まらなかった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前場の日本株と時間外の米株価指数先物の下落を背景に、リスク資産圧縮目的の円買いが先行した。ドルに対しては国内輸出企業からの円買いが散見された。しかし、上海総合指数と時間外の米株価指数先物が一時持ち直すとリスク志向の低下に歯止めがかかり、徐々に円売りが広がった。対豪ドルでは「豪ドル米ドルにモデル系ファンドの買いが入った」との声が聞かれ、つれて円売りが出ていた(モデル系ファンド参照記事:FX初心者のためのモデル系ファンドが入った相場の特徴)。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて弱含み。東京の市場参加者は明日まで開かれる日銀の金融政策決定会合の結果を見定めたいとして積極的な取引を見送った。ただ、欧州勢は時間外の米株価指数先物とWTI原油先物相場の上昇を手掛かりに対豪ドル中心に円売りを持ち込み、円全体が弱含んだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。時間外の米株価指数先物とWTI原油先物相場の上昇を手掛かりに、資源国通貨とされる豪ドルなどに対しては円売りが出た。一方、ユーロに対しては円買いのフローが入った。市場では「ユーロクロスに断続的に売りが出ている」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はじり安。前日の安値1ドル=79円22銭前後を下抜けて、21時過ぎに一時79円14銭前後まで値を下げた。ただ、市場では「6月29日の安値79円09銭前後や200日移動平均線が位置する78円98銭前後がサポートとして意識されている」との指摘があり、一本調子で下落する展開にはならなかった。
・ユーロ円はアジア時間の安値1ユーロ=97円10銭前後を下抜けて、21時過ぎに一時97円ちょうど前後まで下げた。
・豪ドル円は底堅い動き。商品相場の上昇などをながめ円売り豪ドル買いが強まると、一時1豪ドル=81円49銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは頭が重かった。時間外のダウ先物や原油相場の上昇を手掛かりにユーロ買いドル売り先行。市場参加者から「欧州の実需筋からまとまった買いが入った」との声が聞かれストップロスを誘発すると、18時前に一時1ユーロ=1.2297ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、ポンドや豪ドルに対してユーロ売りが進んだため、上値は限定的だった。「日本時間21時15分の欧州中央銀行(ECB)フィキシングに向けたユーロ売りが出た」との声も聞かれ、一時1.2253-56ドルまで下押しした。
・ユーロポンドは一時1ユーロ=0.78739ポンド前後まで下落。
・ユーロ豪ドルは一時1ユーロ=1.19494豪ドル前後とユーロ導入来安値を更新した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
・国際通貨基金(IMF)は10日、イタリアの2012年赤字見通しを4月の対GDP比2.4%から2.6%に引き上げた。また、「イタリアは低い成長と高い債務のスパイラルを反転するため、しばらくの間改革を続けなければならない」「イタリアの見通しには欧州債務危機や世界的な需要に関係する下振れリスクがある」などの見解を示したと伝えられた。

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
・スペイン銀行支援の欧州連合(EU)覚書では、「政府支援銀行のハイブリッド資本と劣後債債権者にヘアカット(債務減免)を要求する」ようだ。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じたところによると、「独議会はスペインの銀行支援を協議する特別議会を19日に開催する」ようだ。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.1]
・オバマ米大統領「増税は経済への大打撃となるだろう」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
・独連邦憲法裁判所がESMや財政協定を合憲とするかどうかの判断は遅れている。ショイブレ独財務相によると「独連邦憲法裁判所は数週間以内に決定を下す」という。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは10日、米国の格付け「AAA」を確認したと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP     HDP +1.1 CHDP -0.1 RHDP -3.3 CRHDP -0.2]
・ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁「米住宅政策が大きな不均衡を作り出した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.6 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
・ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁「豪州の金利がゼロ%に向かう可能性は『非常に非常に』低い」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・日本10年長期国債利回りは11日、一時0.785%と2003年6月以来の水準まで低下した。

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.0 CHDP +0.2 RHDP -5.0 CRHDP +0.2]
・ラホイ・スペイン首相「スペインは一段の増税と歳出削減が必要となる」

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.0 CHDP +0.2 RHDP -5.0 CRHDP +0.2]
・ラホイ・スペイン首相「予算措置は向こう2年半で総額650億ユーロ」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は11日、ポルトガルの銀行格付けを維持した。なお、格付け見通しについては引き続き「ネガティブ」とした。

イグナシオ・ビスコ[NP+2.0 HDP -2.0 CHDP +2.0 RHDP -2.0 CRHDP +2.0]
・ビスコ・イタリア中銀総裁「イタリアとドイツ国債の利回りスプレッドはイタリアのファンダメンタルズを反映したものではなく、ユーロ圏崩壊の恐れを反映したもの」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
・欧州銀行監督機構(EBA)は11日、EU域内の銀行が1-6月に1160億ドルの資本調達を行ったと発表したと伝えられた。

ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP     HDP -5.8 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
・デ・ヤーヘル・オランダ財務相の議会への書簡として「オランダ政府は議会にスペイン救済パッケージを承認するよう要請する」と伝えた。

米政府関係[NP-5.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・米ゴールドマンサックスは4-6月期の米GDP見通しを1.3%に下方修正した。本日2回目の下方修正。「1度目は米貿易収支を受けたもので、2度目は米卸売在庫を受けたもの」だという。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

イグナシオ・ビスコ[NP+2.0 HDP -2.0 CHDP +2.0 RHDP -2.0 CRHDP +2.0]
・ビスコ・イタリア中銀総裁「イタリアとドイツ国債の利回りスプレッドはイタリアのファンダメンタルズを反映したものではなく、ユーロ圏崩壊の恐れを反映したもの」

2012年7月11日のFX要人発言・ニュース

国際通貨基金(IMF)[NP-4.6 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は10日、イタリアの2012年赤字見通しを4月の対GDP比2.4%から2.6%に引き上げた。また、「イタリアは低い成長と高い債務のスパイラルを反転するため、しばらくの間改革を続けなければならない」「イタリアの見通しには欧州債務危機や世界的な需要に関係する下振れリスクがある」などの見解を示したと伝えられた。

スペイン政府関係[NP     HDP -4.6 CHDP -0.5 RHDP -4.6 CRHDP -0.5]
スペイン政府関係・スペイン銀行支援の欧州連合(EU)覚書では、「政府支援銀行のハイブリッド資本と劣後債債権者にヘアカット(債務減免)を要求する」ようだ。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.5 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は10日、ニューヨーク連銀を通じて2022年1月-42年2月に償還を迎える米国債13億2200万ドルを購入したと発表した。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
ドイツ政府関係・米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じたところによると、「独議会はスペインの銀行支援を協議する特別議会を19日に開催する」ようだ。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・米財務省によると、3年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.366%、応札倍率(カバー)が3.52倍となった。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「増税は経済への大打撃となるだろう」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相(独連邦憲法裁判所で)「ユーロ圏は非常に緊迫した状況にある」「ユーロの安定の代わりとなるものは予測できない」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.6 CHDP +0.2 RHDP -0.6 CRHDP +0.2]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相(独連邦憲法裁判所で)「ESMや財政協定は合憲であると確信」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
ドイツ政府関係・独連邦憲法裁判所がESMや財政協定を合憲とするかどうかの判断は遅れている。ショイブレ独財務相によると「独連邦憲法裁判所は数週間以内に決定を下す」という。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは10日、米国の格付け「AAA」を確認したと発表した。また、見通しは「ネガティブ」とした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・10日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して堅調。市場では「日本時間21時15分の欧州中央銀行(ECB)フィキシングに絡んだユーロ売りのフローが出た」との声が聞かれ、円買いユーロ売りが加速するとその他の通貨に対しても円が買われた。モンティ・イタリア首相が「イタリアが救済基金を決して活用しないと明言することは危険」などと発言したほか、国際通貨基金(IMF)がイタリアの2012年赤字見通しを引き上げ、欧州債務問題が改めて懸念されたことも円買いユーロ売りを後押しした。また、「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ売りドル買いが出た」との指摘があり、つれる形で円高ユーロ安がさらに進んだ。
 中盤以降はダウ平均の130ドル近い下落やWTI原油先物相場の2ドル超安をながめ、対資源国通貨中心にリスク回避的な円買いが膨らんだ。
 一方、円はドルに対してもみ合い。欧州・資源国通貨に対して円とドルが同時に買われた影響から、方向感が定まらなかった。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-5.0 HDP +1.1 CHDP -0.1 RHDP -3.3 CRHDP -0.2]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁「低金利は信用コストを相殺する」「モーゲージ金利と政策金利の拡大はここ数年、重要な政策要因」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP -0.1]
バラク・オバマ・オバマ米大統領とガイトナー米財務長官が明日会合を開くと報じた。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP     HDP +1.1 CHDP -0.1 RHDP -3.3 CRHDP -0.2]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁「米住宅政策が大きな不均衡を作り出した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+5.6 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・ロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁「豪州の金利がゼロ%に向かう可能性は『非常に非常に』低い」

ウェイン・スワン[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP -0.2]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「柔軟な為替レートが中国にとって最良の利益となる」

日本政府関係[NP     HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP -0.2]
日本政府関係・米カリフォルニア州サンバーナーディーノ議会が連邦破産法9条の申請を採決した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前場の日本株と時間外の米株価指数先物の下落を背景に、リスク資産圧縮目的の円買いが先行した。ドルに対しては国内輸出企業からの円買いが散見された。しかし、上海総合指数と時間外の米株価指数先物が一時持ち直すとリスク志向の低下に歯止めがかかり、徐々に円売りが広がった。対豪ドルでは「豪ドル米ドルにモデル系ファンドの買いが入った」との声が聞かれ、つれて円売りが出ていた(モデル系ファンド参照記事:FX初心者のためのモデル系ファンドが入った相場の特徴)。

ユルキ・カタイネン[NP     HDP -5.4 CHDP -0.1 RHDP -5.4 CRHDP -0.1]
ユルキ・カタイネン・カタイネン・フィンランド首相「ユーロ圏の状況は極めて危険な状況」「フィンランドは、ユーロとユーロ圏諸国のために活動している」

ウェイン・スワン[NP+4.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「豪州の経済成長は先進国の中で一番強い」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・日本10年長期国債利回りは11日、一時0.785%と2003年6月以来の水準まで低下した。

ヴォルフガング・ショイブレ[NP-5.0 HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ユーロ圏は極めて重要な局面にある」「ユーロ圏の停滞は世界経済に損害を与えるだろ」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.8 CHDP -0.2 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「憲法裁判所は、ESMを合憲とすると確信している」

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.0 CHDP +0.2 RHDP -5.0 CRHDP +0.2]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「EUはスペインに対して2.7%程度の構造上の削減達成を求めた」「救済条件などに関して満足している」

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.0 CHDP +0.2 RHDP -5.0 CRHDP +0.2]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「スペインは一段の増税と歳出削減が必要となる」

マリアーノ・ラホイ[NP     HDP -5.0 CHDP +0.2 RHDP -5.0 CRHDP +0.2]
マリアーノ・ラホイ・ラホイ・スペイン首相「予算措置は向こう2年半で総額650億ユーロ」

S&P(スタンダード&プアーズ)[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
S&P(スタンダード&プアーズ)・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は11日、ポルトガルの銀行格付けを維持した。なお、格付け見通しについては引き続き「ネガティブ」とした。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて弱含み。東京の市場参加者は明日まで開かれる日銀の金融政策決定会合の結果を見定めたいとして積極的な取引を見送った。ただ、欧州勢は時間外の米株価指数先物とWTI原油先物相場の上昇を手掛かりに対豪ドル中心に円売りを持ち込み、円全体が弱含んだ。

イグナシオ・ビスコ[NP+2.0 HDP -2.0 CHDP +2.0 RHDP -2.0 CRHDP +2.0]
イグナシオ・ビスコ・ビスコ・イタリア中銀総裁「イタリアとドイツ国債の利回りスプレッドはイタリアのファンダメンタルズを反映したものではなく、ユーロ圏崩壊の恐れを反映したもの」

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.5 CHDP -0.2 RHDP +0.6 CRHDP -0.1]
ドイツ政府関係・ドイツ政府は11日、10年物国債入札を実施した。平均落札利回りは1.31%と前回の1.52%を下回ったほか、応札倍率は1.5倍と前回の1.4倍を上回った。

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州連合(EU)の報道官が、EUはスペインの救済案の大きな変更は予想していないとの見解を示した。

マリオ・ドラギ[NP     HDP -2.5 CHDP +0.0 RHDP -3.5 CRHDP +0.2]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロの役割は危機にも関わらず弾力性が残されている」

欧州連合(EU)[NP     HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・欧州銀行監督機構(EBA)は11日、EU域内の銀行が1-6月に1160億ドルの資本調達を行ったと発表したと伝えられた。

OECD(経済協力開発機構)[NP-5.6 HDP -1.7 CHDP -0.2 RHDP -1.7 CRHDP -0.2]
OECD(経済協力開発機構)・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「ユーロ圏は不確実性に対し高い代償を払っている」「早急に対応されなければ、イタリアとスペインに対する市場の圧力は非常に危険である」

ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル[NP     HDP -5.8 CHDP +0.0 RHDP -5.8 CRHDP +0.0]
ヤン・ケイズ・デ・ヤーヘル・デ・ヤーヘル・オランダ財務相の議会への書簡として「オランダ政府は議会にスペイン救済パッケージを承認するよう要請する」と伝えた。

マリオ・モンティ[NP     HDP -1.6 CHDP -0.7 RHDP -1.6 CRHDP -0.7]
マリオ・モンティ・モンティ・イタリア首相「グリリ・イタリア経済次官を財務相に指名する」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。時間外の米株価指数先物とWTI原油先物相場の上昇を手掛かりに、資源国通貨とされる豪ドルなどに対しては円売りが出た。一方、ユーロに対しては円買いのフローが入った。市場では「ユーロクロスに断続的に売りが出ている」との指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はじり安。前日の安値1ドル=79円22銭前後を下抜けて、21時過ぎに一時79円14銭前後まで値を下げた。ただ、市場では「6月29日の安値79円09銭前後や200日移動平均線が位置する78円98銭前後がサポートとして意識されている」との指摘があり、一本調子で下落する展開にはならなかった。
・ユーロ円はアジア時間の安値1ユーロ=97円10銭前後を下抜けて、21時過ぎに一時97円ちょうど前後まで下げた。
・豪ドル円は底堅い動き。商品相場の上昇などをながめ円売り豪ドル買いが強まると、一時1豪ドル=81円49銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは頭が重かった。時間外のダウ先物や原油相場の上昇を手掛かりにユーロ買いドル売り先行。市場参加者から「欧州の実需筋からまとまった買いが入った」との声が聞かれストップロスを誘発すると、18時前に一時1ユーロ=1.2297ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、ポンドや豪ドルに対してユーロ売りが進んだため、上値は限定的だった。「日本時間21時15分の欧州中央銀行(ECB)フィキシングに向けたユーロ売りが出た」との声も聞かれ、一時1.2253-56ドルまで下押しした。
・ユーロポンドは一時1ユーロ=0.78739ポンド前後まで下落。
・ユーロ豪ドルは一時1ユーロ=1.19494豪ドル前後とユーロ導入来安値を更新した。

アダム・ポーゼン[NP+2.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
アダム・ポーゼン・ポーゼン・英中銀金融政策委員会(MPC)委員「BOEは2013-14年の英経済成長を2%前後と予想」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・ドル円は買いが優勢。ユーロ円の上昇につれた円売りドル買いが出たほか、市場では「マクロ系ファンドの円売りドル買いが出た」との指摘があった。79.40円付近に観測されていたストップロスを誘発し、一時79.49円まで上値を伸ばした。

パソス・コエリョ[NP     HDP -1.5 CHDP -3.5 RHDP -1.5 CRHDP -3.5]
パソス・コエリョ・パソス・コエリョ・ポルトガル首相「我々の問題が他の国によって解決可能と考えることはできない」「財政目標が達成されなければならない」

米政府関係[NP-4.8 HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.6 CRHDP -0.2]
米政府関係・米ゴールドマンサックスは4-6月期の米GDP見通しを従来の1.5%から1.4%に下方修正した。

米政府関係[NP-5.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
米政府関係・米ゴールドマンサックスは4-6月期の米GDP見通しを1.3%に下方修正した。本日2回目の下方修正。「1度目は米貿易収支を受けたもので、2度目は米卸売在庫を受けたもの」だという。

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