2012年11月10日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円はやや荒い値動き。欧州株や時間外のダウ先物の軟調地合いが継続したほか、欧州情勢の根強い不透明感が円買い外貨売りを誘った。軟調な米長期金利をながめて日米の金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが進んだことも円全体を押し上げた。
 ただ、11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)9月米卸売在庫(季節調整済み)がいずれも市場の予想を上回る強い結果となったことが伝わると、ダウ平均や米長期金利が上昇に転じた。投資家のリスク回避志向が弱まるとの見方から、円は売りに押される展開となった。オバマ米大統領の声明を受けて米株相場がマイナスに沈んだ場面では改めて円買いの動きが強まったが、週末とあって商いが次第に薄れるなか、追随する動きは見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は行って来い。さえない米長期金利を手掛かりに日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りが入ったことで、10月19日安値の1ドル=79円14銭前後を下抜けて、一時79円07銭前後まで下げ幅を拡大した。ただ、米経済指標が予想よりも強い結果となったことを受けてダウ平均や米長期金利が上昇に転じると、アジア時間につけた日通し高値の79円61銭前後に迫る79円52-55銭まで買い戻される場面があった。
・ユーロ円は欧州情勢の根強い不透明感から円買いユーロ売りが進み、一時10月11日以来の安値となる1ユーロ=100円43銭前後まで下げ足を速めた。その後は米株価の上昇幅拡大に沿ったほか、週末要因の買い戻しを背景に一時101円18-23銭までショートカバーが入った。
・ユーロドルはもみ合い。市場では「1ユーロ=1.2700ドルに観測されているオプションのバリアに絡んだ買いが入った」との指摘が聞かれたことで下げ渋ったものの、バリアの下抜けを狙った仕掛け的な売りが出たことで、22時過ぎには一時1.2690ドル前後まで下げ幅を拡大した。ギリシャ副財務相の話として「ギリシャの現金準備はほぼ枯渇」と伝わったことも重し。株価の買い戻しを支えにショートカバーが進み一時1.2725-28ドルまで戻した。その後は週末とあって商いが次第に薄れるなか、1.27ドル台前半で方向感に欠ける展開となった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.2]
・オバマ米大統領「歳出削減は歳入と結びつく必要がある」「バランスの取れないアプローチは受け入れない」「中流層の増税を誰もが望んでいない」「富裕層への増税を要請すべき」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

イェンス・バイトマン[NP-2.0 HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
・バイトマン独連銀総裁「現時点でインフレを懸念する理由はない」「2013年のドイツのインフレ率は2%を超えないと見ている」

2012年11月10日のFX要人発言・ニュース

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは9日、ペルーの格付け「BBB」を確認した。また、見通しは「安定的」とした。

ジョン・ベイナー[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ジョン・ベイナー・米共和党のベイナー下院議長「財政の崖を回避することが出来ると期待している」

イェンス・バイトマン[NP-2.0 HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.0]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「現時点でインフレを懸念する理由はない」「2013年のドイツのインフレ率は2%を超えないと見ている」

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.3]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は9日、ニューヨーク連銀を通じて2019年1月-2042年2月に償還を迎えるインフレ指数連動債(TIPS)14億ドルを買い入れたと発表した。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.2]
バラク・オバマ・議会筋の話として「オバマ米大統領は来週、財政の崖を協議するため議会指導者をホワイトハウスに招く」と伝えた。

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.2]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「経済・財政問題を協議するため、来週議会指導者をホワイトハウスに招く」「目標は予算や税でコンセンサスを築くこと」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.2]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「歳出削減は歳入と結びつく必要がある」「バランスの取れないアプローチは受け入れない」「中流層の増税を誰もが望んでいない」「富裕層への増税を要請すべき」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP -0.2]
バラク・オバマ・オバマ米大統領「選挙結果は国民の大半が私の方針を支持することを示しており、議会が国民の支持を反映することを望む」「私の計画のすべての詳細に固執しておらず妥協の余地がある」

米政府関係[NP     HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP -0.2]
米政府関係・カーニー大統領報道官「ガイトナー米財務長官は1月20日まで職に留まる」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・9日のニューヨーク外国為替市場で円はやや荒い値動き。欧州株や時間外のダウ先物の軟調地合いが継続したほか、欧州情勢の根強い不透明感が円買い外貨売りを誘った。軟調な米長期金利をながめて日米の金利差縮小を見込んだ円買いドル売りが進んだことも円全体を押し上げた。
 ただ、11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)9月米卸売在庫(季節調整済み)がいずれも市場の予想を上回る強い結果となったことが伝わると、ダウ平均や米長期金利が上昇に転じた。投資家のリスク回避志向が弱まるとの見方から、円は売りに押される展開となった。オバマ米大統領の声明を受けて米株相場がマイナスに沈んだ場面では改めて円買いの動きが強まったが、週末とあって商いが次第に薄れるなか、追随する動きは見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は行って来い。さえない米長期金利を手掛かりに日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りが入ったことで、10月19日安値の1ドル=79円14銭前後を下抜けて、一時79円07銭前後まで下げ幅を拡大した。ただ、米経済指標が予想よりも強い結果となったことを受けてダウ平均や米長期金利が上昇に転じると、アジア時間につけた日通し高値の79円61銭前後に迫る79円52-55銭まで買い戻される場面があった。
・ユーロ円は欧州情勢の根強い不透明感から円買いユーロ売りが進み、一時10月11日以来の安値となる1ユーロ=100円43銭前後まで下げ足を速めた。その後は米株価の上昇幅拡大に沿ったほか、週末要因の買い戻しを背景に一時101円18-23銭までショートカバーが入った。
・ユーロドルはもみ合い。市場では「1ユーロ=1.2700ドルに観測されているオプションのバリアに絡んだ買いが入った」との指摘が聞かれたことで下げ渋ったものの、バリアの下抜けを狙った仕掛け的な売りが出たことで、22時過ぎには一時1.2690ドル前後まで下げ幅を拡大した。ギリシャ副財務相の話として「ギリシャの現金準備はほぼ枯渇」と伝わったことも重し。株価の買い戻しを支えにショートカバーが進み一時1.2725-28ドルまで戻した。その後は週末とあって商いが次第に薄れるなか、1.27ドル台前半で方向感に欠ける展開となった。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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