2013年2月2日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。1月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比15万7000人増と市場予想を下回り、失業率も7.9%と予想より悪化したことで、一時円買いドル売りが進んだ。もっとも、1月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値や1月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数などが予想より強い内容となったことで、一転して円売りドル買いが膨らんだ。ブラード米セントルイス連銀総裁が「7%台前半の失業率なら、米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和を解除する可能性がある」と述べたことや、市場では1月米雇用統計について、「過去2カ月分の雇用者数が上方修正され3カ月平均は持続的に失業率を低下させるために必要とされる20万人に達した。米雇用情勢の緩やかな回復が示されている」との見方が広がったことも円売りドル買いを誘った。月初のロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングに絡んだユーロ買いが入ったことで、円売りユーロ買いが膨らんだことも円全体を押し下げた。米株相場が引けにかけて上げ幅を拡大したことで、投資家が「リスクオン」の動きを強め円売りが続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は、予想より弱い米雇用統計が伝わったあと、一時1ドル=91円77-80銭まで下押しした。もっとも、米消費者態度指数やISM製造業景気指数が強い結果となったことがわかると、一転して買いが優勢となった。堅調な米株相場が投資家のリスク志向を支え、5時40分過ぎには2010年5月18日の高値92円97銭前後に面合わせした。
・ユーロ円は、ロンドンフィキシングに向けたユーロ買いが支えとなったほか、堅調な米国株をながめて、投資家が「リスク・オン」の動きを強め買いが続いた。1時20分過ぎには1ユーロ=126円97銭前後まで上昇した。
・ユーロドルはもみ合い。1月米雇用統計発表後に一時1ユーロ=1.3670-73ドルまで上げたものの、そのあとは一転売りが優勢に。ユーロNZドルなどユーロクロスの下落につれたユーロ売りドル買いが出たことで、一時1.3585-88ドルまで下押しした。もっとも、アジア時間安値の1.35735ドル前後が目先のサポートとして意識されたほか、米株相場が大きく上げ幅を拡大したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から買いが進んだ。また、市場では「月初のロンドン16時のフィキシングに絡んだユーロ買いドル売りのフローが入った」との指摘も聞かれた。1時10分過ぎには一時1.3711ドル前後まで値を上げ、2011年11月14日以来の高値を更新した。その後は、ユーロポンドの伸び悩みが重しとなったほか、市場では「週末とあって足もとの上昇に対する利益確定目的の売りが出た」との声が聞かれ伸び悩んだ。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「7%台前半の失業率なら、米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和を解除する可能性も」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.1]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「7%台前半の失業率なら、米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和を解除する可能性も」

2013年2月2日のFX要人発言・ニュース

ヴォルフガング・ショイブレ[NP-4.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ユーロ危機が終了したとの推測は間違いだろう」

ジェームズ・ブラード[NP+4.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +2.3 CRHDP +0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード米セントルイス連銀総裁「7%台前半の失業率なら、米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和を解除する可能性も」

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・ドル円は底堅い動き。0時20分過ぎに一時92.40円まで買われ、2010年6月4日以来の高値を付けた。1月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値や1月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が予想より強い内容となったことが相場の支援材料となった。1月米雇用統計についても、「過去2カ月分の雇用者数が上方修正され3カ月平均は持続的に失業率を低下させるために必要とされる20万に達した。米雇用情勢の緩やかな回復が示されている」との声が聞かれた。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は1日、ニューヨーク連銀を通じて2023年2-31年2月に償還を迎える米国債8億6500万ドルを購入したと発表した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・欧州の大手清算機関であるLCHクリアネットは1日、一部のスペイン・フランス債取引の証拠金を引き下げると発表したと伝えられた。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・1日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。終値は前日比149ドル21セント高の14009ドル79セントとなった。心理的な節目である14000ドルを2007年10月12日以来約5年4カ月ぶりに回復した。1月米雇用統計で「米雇用情勢の回復基調が確認できた」との見方が広がったうえ、1月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数など好調な米経済指標が相次いだ。米景気の先行きに楽観的な見方が広がり、幅広い銘柄に買いが入った。個別では、バンク・オブ・アメリカやユナイテッド・テクノロジーズ、ベライゾンなどの上昇が目立った。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、同36.97ポイント高の3179.10で取引を終えた。2012年9月21日以来の高値水準。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・1日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。1月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比15万7000人増と市場予想を下回り、失業率も7.9%と予想より悪化したことで、一時円買いドル売りが進んだ。もっとも、1月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値や1月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数などが予想より強い内容となったことで、一転して円売りドル買いが膨らんだ。ブラード米セントルイス連銀総裁が「7%台前半の失業率なら、米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和を解除する可能性がある」と述べたことや、市場では1月米雇用統計について、「過去2カ月分の雇用者数が上方修正され3カ月平均は持続的に失業率を低下させるために必要とされる20万人に達した。米雇用情勢の緩やかな回復が示されている」との見方が広がったことも円売りドル買いを誘った。月初のロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングに絡んだユーロ買いが入ったことで、円売りユーロ買いが膨らんだことも円全体を押し下げた。米株相場が引けにかけて上げ幅を拡大したことで、投資家が「リスクオン」の動きを強め円売りが続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は、予想より弱い米雇用統計が伝わったあと、一時1ドル=91円77-80銭まで下押しした。もっとも、米消費者態度指数やISM製造業景気指数が強い結果となったことがわかると、一転して買いが優勢となった。堅調な米株相場が投資家のリスク志向を支え、5時40分過ぎには2010年5月18日の高値92円97銭前後に面合わせした。
・ユーロ円は、ロンドンフィキシングに向けたユーロ買いが支えとなったほか、堅調な米国株をながめて、投資家が「リスク・オン」の動きを強め買いが続いた。1時20分過ぎには1ユーロ=126円97銭前後まで上昇した。
・ユーロドルはもみ合い。1月米雇用統計発表後に一時1ユーロ=1.3670-73ドルまで上げたものの、そのあとは一転売りが優勢に。ユーロNZドルなどユーロクロスの下落につれたユーロ売りドル買いが出たことで、一時1.3585-88ドルまで下押しした。もっとも、アジア時間安値の1.35735ドル前後が目先のサポートとして意識されたほか、米株相場が大きく上げ幅を拡大したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から買いが進んだ。また、市場では「月初のロンドン16時のフィキシングに絡んだユーロ買いドル売りのフローが入った」との指摘も聞かれた。1時10分過ぎには一時1.3711ドル前後まで値を上げ、2011年11月14日以来の高値を更新した。その後は、ユーロポンドの伸び悩みが重しとなったほか、市場では「週末とあって足もとの上昇に対する利益確定目的の売りが出た」との声が聞かれ伸び悩んだ。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 白川方明 マーヴィン・キング
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