2013年2月8日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は定例理事会後の記者会見で、「インフレ率は向こう数カ月で2%を下回る見通し」「ユーロ圏の景気低迷は2013年初めも続く見通し」「ユーロ圏の景気見通しのリスクは下向き」などと発言。インフレ率の低下や景気低迷について言及したことから全般にユーロが下落し、円も対ユーロで堅調に推移した。
 さらに、ドラギECB総裁が「為替レートは成長と物価安定にとって重要」「上昇が続くかを見極める必要がある」「政策がG20のコンセンサスを反映しない影響を為替に及ぼすのであれば、協議をする必要がある」などとユーロ高に対して一定の警戒感を示すと、円買いユーロ売りの動きが加速。他の通貨に対しても円買いが波及した。ダウ平均が軟調に推移し、投資家のリスク許容度が低下したこともリスク回避目的の円買いを誘った面があった。
 売り一巡後は急ピッチで円買いが進んだ反動が出たほか、ダウ平均が下げ幅を縮めたことで上値を切り下げたものの、総じて円はしっかりだった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価が下げ幅を拡大し、投資家のリスク許容度低下を意識した円買いが先行した。豪中央銀行(RBA)の金融政策に関する四半期報告で2013年のインフレ見通しや成長率見通しが下方修正されたほか、「インフレ見通しは必要に応じて追加緩和の余地を残す」との見解が示され、円買い豪ドル売りがやや強まった。市場では「3連休前とあって実需の円買いが入った」との声も聞かれた。ただ、前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の定例記者会見を受けて急落したユーロドルが買い戻されると、対ユーロ中心に円売りが出て上値が切り下がった。上海総合指数が底堅く推移したことも円の重しとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。しばらく方向感のない取引が続いていたが、日経平均株価が引けにかけて200円を超す下げ幅となり、リスク回避的な円買いが強まった。市場では「オプション絡みの円買いドル売りが持ち込まれた」「3連休を前に利益確定や持ち高調整の円買い戻しが続いた」との声が聞かれた。また、麻生太郎副総理兼財務・金融相が8日、衆院予算委員会で「為替は我々の意図せざるぐらい円安に振れた」と述べたことが円買い材料とみなされた。一巡すると、急速な円高進行に対する反動が出たうえ、円の下値では戻りを売りたい向きも多く上げ幅が縮まった。欧州株が堅調に推移したことも円の重しとなった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は上昇。麻生太郎副総理兼財務・金融相が衆院予算委員会で「為替は我々の意図しないくらいに円安に進んだ」との認識を示したことを受けて、円を買い戻す動きが強まった。麻生財務相が「円安ペースが速過ぎる」と述べたことも円買いを誘った。ナイトセッションの日経平均先物が100円超下落したことも円の支援材料となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日の安値1ドル=93円08銭前後を下抜けて目先のストップロスを巻き込むと、一時92円17銭前後まで下げ足を速めた。
・カナダドル円は大幅安。カナダ統計局が発表した1月のカナダ失業率は7.0%と予想の7.2%より強い内容となったものの、新規雇用者数が2万1900人減と予想の5000人程度増に反して減少。麻生財務相の発言で全般円買いが進むなか、カナダ雇用情勢への懸念が浮上し一時1カナダドル=92円07銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルはドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がユーロ高に対して一定の警戒感を示し、ユーロが売られた前日の流れが続いている。前日の安値1ユーロ=1.33705ドル前後を下抜けて、22時30分前に一時1.33605ドル前後まで値を下げた。
 ECBは8日、「3年物長期資金供給オペ(LTRO)を通じた資金供給のうち、13日の返済額は21金融機関から50億ユーロ」と発表した。前回の返済額35億ユーロを上回ったものの、目立った反応は見られなかった。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ドル円は下げ渋り。麻生太郎副総理兼財務・金融相の発言をきっかけに円買いドル売りが強まり一時92.17円まで値を下げたものの、そのあとは徐々に下値を切り上げた。一目均衡表転換線が位置する92.19円レベルがサポートとして意識されたほか、市場では「92.00円には買い注文が観測されている」との指摘があった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは7日、「アイルランドの現在の格付けは適正である」「アイルランドの経済成長は落ち着いている」との見解を示した。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
・豪中央銀行(RBA)は8日、金融政策に関する四半期報告を公表し、2013年のインフレ見通しを前回の3.25%から3.00%に下方修正したほか、成長率見通しも前回の2.75%から2.50%に下方修正した。また、「インフレ見通しは、必要に応じて追加緩和の余地を残す」との見解を示した。

米政府関係[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・関係者のコメントとして報じたところによると、「2008年の合意をめぐり、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズをNY当局が調査を実施する」とのこと。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・マイスター独連邦議会議員は8日、「通貨の問題はG8やG20で協議されるべき」「国は通貨でなく競争力に焦点を当てるべき」との見解を示した。

白川方明[NP-6.4 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.2]
・白川方明日銀総裁(衆院予算委員会で答弁)「2%の物価上昇に向けて手綱を緩めず強力な金融緩和を推進する」

安倍晋三[NP-6.8 HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.1]
・安倍晋三首相(衆院予算委員会で答弁)「日銀総裁の手腕や方向性は極めて重要」「結果が出なければ日銀法改正も現実味」

安倍晋三[NP     HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.1]
・安倍晋三首相(衆院予算委員会で答弁)「来週、経営者に集まってもらい給与など賃上げの協力を要請する」

麻生太郎[NP+2.0 HDP -4.1 CHDP +0.2 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相が「為替は我々の意図せざるぐらい円安に振れた」と述べたという。

麻生太郎[NP+2.0 HDP -3.8 CHDP +0.3 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「円安ペースが速過ぎる」

ドイツ政府関係[NP+3.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
・ドイツ政府報道官は8日、「ドイツはユーロが過大評価されていないと考えている」「為替レートは経済ファンダメンタルズを反映するべきとの見解を持っている」「最近のユーロの動きはユーロ圏債務危機の間のユーロ安の修正に過ぎない」などと述べた。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

麻生太郎[NP+2.0 HDP -3.8 CHDP +0.3 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「円安ペースが速過ぎる」

2013年2月8日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は7日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年8月に償還を迎える米国債15億3400万ドルを購入したと発表した。

ブノワ・クーレ[NP-1.0 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.2]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「インフレ期待は抑制される見通し」「ECBは物価の安定が最優先」

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは7日、「アイルランドの現在の格付けは適正である」「アイルランドの経済成長は落ち着いている」との見解を示した。

欧州連合(EU)[NP     HDP -3.0 CHDP -0.1 RHDP -3.8 CRHDP -0.2]
欧州連合(EU)・ブリュッセルで開かれる欧州連合(EU)首脳会議は日本時間8日4時30分に延期された。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・格付け会社ムーディーズは7日、アイスランドの格付け「BAA3」の見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたと発表した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・7日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は定例理事会後の記者会見で、「インフレ率は向こう数カ月で2%を下回る見通し」「ユーロ圏の景気低迷は2013年初めも続く見通し」「ユーロ圏の景気見通しのリスクは下向き」などと発言。インフレ率の低下や景気低迷について言及したことから全般にユーロが下落し、円も対ユーロで堅調に推移した。
 さらに、ドラギECB総裁が「為替レートは成長と物価安定にとって重要」「上昇が続くかを見極める必要がある」「政策がG20のコンセンサスを反映しない影響を為替に及ぼすのであれば、協議をする必要がある」などとユーロ高に対して一定の警戒感を示すと、円買いユーロ売りの動きが加速。他の通貨に対しても円買いが波及した。ダウ平均が軟調に推移し、投資家のリスク許容度が低下したこともリスク回避目的の円買いを誘った面があった。
 売り一巡後は急ピッチで円買いが進んだ反動が出たほか、ダウ平均が下げ幅を縮めたことで上値を切り下げたものの、総じて円はしっかりだった。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・ペルー中銀は8日、政策金利を4.25%で据え置くことを決めたと発表した。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・複数の通信社が伝えたところによると、2月限日経225オプションSQ(特別清算指数)暫定値は11151.92円となった。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-5.6 HDP +0.6 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP -0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・豪中央銀行(RBA)は8日、金融政策に関する四半期報告を公表し、2013年のインフレ見通しを前回の3.25%から3.00%に下方修正したほか、成長率見通しも前回の2.75%から2.50%に下方修正した。また、「インフレ見通しは、必要に応じて追加緩和の余地を残す」との見解を示した。

米政府関係[NP     HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
米政府関係・関係者のコメントとして報じたところによると、「2008年の合意をめぐり、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズをNY当局が調査を実施する」とのこと。

ウェイン・スワン[NP+2.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
ウェイン・スワン・スワン豪副首相兼財務相「世界経済は大きな課題に直面している」「豪準備銀(RBA)は引き続き、堅調な経済成長を予想している」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価が下げ幅を拡大し、投資家のリスク許容度低下を意識した円買いが先行した。豪中央銀行(RBA)の金融政策に関する四半期報告で2013年のインフレ見通しや成長率見通しが下方修正されたほか、「インフレ見通しは必要に応じて追加緩和の余地を残す」との見解が示され、円買い豪ドル売りがやや強まった。市場では「3連休前とあって実需の円買いが入った」との声も聞かれた。ただ、前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の定例記者会見を受けて急落したユーロドルが買い戻されると、対ユーロ中心に円売りが出て上値が切り下がった。上海総合指数が底堅く推移したことも円の重しとなった。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
ドイツ政府関係・マイスター独連邦議会議員は8日、「金融政策と財政政策は分離すべき」との見解を示した。

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領は日本時間14時にEUの予算提案を提示するもよう。

ドイツ政府関係[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
ドイツ政府関係・マイスター独連邦議会議員は8日、「通貨の問題はG8やG20で協議されるべき」「国は通貨でなく競争力に焦点を当てるべき」との見解を示した。

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
ヘルマン・ファンロンパイ・ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領が「日本時間14時30分にEU首脳会議を再開する」などの見解を示した。

ヘルマン・ファンロンパイ[NP     HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
ヘルマン・ファンロンパイ・EU当局者の話として「ファンロンパイEU大統領は9600億ユーロの中期予算を提案」などと伝えた。

白川方明[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
白川方明・白川方明日銀総裁(衆院予算委員会で答弁)「わが国の経済は年央ごろに緩やかな回復経路に復していく」

白川方明[NP-6.4 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.2]
白川方明・白川方明日銀総裁(衆院予算委員会で答弁)「2%の物価上昇に向けて手綱を緩めず強力な金融緩和を推進する」

安倍晋三[NP-6.8 HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.1]
安倍晋三・安倍晋三首相(衆院予算委員会で答弁)「日銀総裁の手腕や方向性は極めて重要」「結果が出なければ日銀法改正も現実味」

安倍晋三[NP     HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.1]
安倍晋三・安倍晋三首相(衆院予算委員会で答弁)「来週、経営者に集まってもらい給与など賃上げの協力を要請する」

麻生太郎[NP+2.0 HDP -4.1 CHDP +0.2 RHDP -4.1 CRHDP +0.2]
麻生太郎・麻生太郎副総理兼財務・金融相が「為替は我々の意図せざるぐらい円安に振れた」と述べたという。

中国人民銀行関係[NP     HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
中国人民銀行関係・中国人民銀行高官は8日、「ドルは引き続き世界の主要な準備通貨」「米国の国際収支が改善するにしたがい、ドルは上昇する可能性ある」などの見解を示したと伝えられた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。しばらく方向感のない取引が続いていたが、日経平均株価が引けにかけて200円を超す下げ幅となり、リスク回避的な円買いが強まった。市場では「オプション絡みの円買いドル売りが持ち込まれた」「3連休を前に利益確定や持ち高調整の円買い戻しが続いた」との声が聞かれた。また、麻生太郎副総理兼財務・金融相が8日、衆院予算委員会で「為替は我々の意図せざるぐらい円安に振れた」と述べたことが円買い材料とみなされた。一巡すると、急速な円高進行に対する反動が出たうえ、円の下値では戻りを売りたい向きも多く上げ幅が縮まった。欧州株が堅調に推移したことも円の重しとなった。

ギリシャ政府関係[NP     HDP -4.5 CHDP +0.3 RHDP -4.5 CRHDP +0.3]
ギリシャ政府関係・ギリシャ財務省は8日、「ギリシャの財政赤字、2013年はGDP比4.3%、2014年は2.8%と予想」との見解を示した。

麻生太郎[NP+2.0 HDP -3.8 CHDP +0.3 RHDP -3.8 CRHDP +0.3]
麻生太郎・麻生太郎副総理兼財務・金融相「円安ペースが速過ぎる」

マイケル・ヌーナン[NP     HDP -2.9 CHDP +0.7 RHDP -2.9 CRHDP +0.7]
マイケル・ヌーナン・ヌーナン・アイルランド財務相「アイルランドの格付けが引き上げられることを望む」「アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事やドラギECB総裁は我々を助けてくれている」

ドイツ政府関係[NP+3.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
ドイツ政府関係・ドイツ政府報道官は8日、「ドイツはユーロが過大評価されていないと考えている」「為替レートは経済ファンダメンタルズを反映するべきとの見解を持っている」「最近のユーロの動きはユーロ圏債務危機の間のユーロ安の修正に過ぎない」などと述べた。

安倍晋三[NP     HDP -6.6 CHDP +0.0 RHDP -6.7 CRHDP +0.1]
安倍晋三・安倍晋三首相「為替の水準について言うつもりはない」「為替のテンポについても言うつもりはない」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・8日の欧州外国為替市場で円は上昇。麻生太郎副総理兼財務・金融相が衆院予算委員会で「為替は我々の意図しないくらいに円安に進んだ」との認識を示したことを受けて、円を買い戻す動きが強まった。麻生財務相が「円安ペースが速過ぎる」と述べたことも円買いを誘った。ナイトセッションの日経平均先物が100円超下落したことも円の支援材料となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日の安値1ドル=93円08銭前後を下抜けて目先のストップロスを巻き込むと、一時92円17銭前後まで下げ足を速めた。
・カナダドル円は大幅安。カナダ統計局が発表した1月のカナダ失業率は7.0%と予想の7.2%より強い内容となったものの、新規雇用者数が2万1900人減と予想の5000人程度増に反して減少。麻生財務相の発言で全般円買いが進むなか、カナダ雇用情勢への懸念が浮上し一時1カナダドル=92円07銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルはドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がユーロ高に対して一定の警戒感を示し、ユーロが売られた前日の流れが続いている。前日の安値1ユーロ=1.33705ドル前後を下抜けて、22時30分前に一時1.33605ドル前後まで値を下げた。
 ECBは8日、「3年物長期資金供給オペ(LTRO)を通じた資金供給のうち、13日の返済額は21金融機関から50億ユーロ」と発表した。前回の返済額35億ユーロを上回ったものの、目立った反応は見られなかった。

ニュース[NP     HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
ニュース・ドル円は下げ渋り。麻生太郎副総理兼財務・金融相の発言をきっかけに円買いドル売りが強まり一時92.17円まで値を下げたものの、そのあとは徐々に下値を切り上げた。一目均衡表転換線が位置する92.19円レベルがサポートとして意識されたほか、市場では「92.00円には買い注文が観測されている」との指摘があった。

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