2013年8月6日の相場概要

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は弱含み。全般円買いが進んだ流れに沿って、3時45分過ぎに一時本日安値となる98.275円まで値を下げた。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。米長期金利の上昇で日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが先行。7月米ISM非製造業指数が予想より強い結果となったことで全般にドル買いが進んだ影響も受けた。もっとも、その後は徐々に下値を切り上げる展開に。米長期金利の上昇が一服したほか、米国株式相場がさえない動きとなったことで、徐々にリスク回避目的の円買いが優勢となった。途中、円が戻り売りに押される場面も見られたものの、円安を促す材料を欠いたこともあって、円売りの動きは一時的だった。
 他の通貨に対しても円は底堅い動き。一時的に円売り外貨買いが進む場面も見られたが、株安など手掛かりにした円買いも根強く、下値は堅かった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均株価が次第に下げ幅を拡大し220円超下落したため、リスク回避姿勢を強めた投資家が円の買い戻しに動いた。市場では「英系金融機関から円買いドル売りが観測された」との指摘があったほか、「国際テロ組織アルカイダの最高指導者ザワヒリ氏がイエメンの関連組織にテロ攻撃を指示した」との報道も円買いドル売りを後押ししたようだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午前に220円超下落していた日経平均株価は午後にかけてプラス圏に浮上し、140円超上昇して取引を終えた。投資家のリスク許容度が改善し、朝方からの円高進行に対する持ち高調整の円売りが活発化した。
 オーストラリア準備銀行(RBA)は6日、市場の予想通り政策金利を2.75%から2.50%に引き下げることを決めたと発表。声明では「豪ドルは4月初旬から 15%程度下がったが、引き続き高い水準にある」「為替レートは時間とともに一段と下落する可能性」「引き続き見通しを評価し、必要に応じて政策を調整する」などの見解が示された。豪ドル一段安の可能性が示されたものの、利下げ余地への言及がなかったとして全般豪ドル買いが膨らみ、円安豪ドル高が加速した。
 また、6月英鉱工業生産や6月英製造業生産が予想を上回ったことを手掛かりに、円売りポンド買いが目立った。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は下値が堅かった。対豪ドルやポンドで円売りが先行すると他の通貨に対しても円売りが波及。イタリアやドイツの経済指標が予想より良好な内容となったことが分かると、ユーロに対しても円売りが進んだ。ただ、対ドルで円買いが進むと全般円を買い戻す動きが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時前に一時1ドル=98円58銭前後まで値を上げたものの、市場では「一目均衡表雲の上限が位置する98円76銭前後が上値の目処となる」「99円ちょうどより上の水準には国内輸出企業の売り注文が並んでいる」との指摘があり、徐々に上値が重くなった。
・ポンド円は上げ幅を縮小。6月英鉱工業生産や6月英製造業生産が予想を上回ったことを手掛かりに、円売りポンド買いが先行し一時1ポンド=151円44銭前後まで上げたもののその後失速した。前日の高値151円51銭前後がレジスタンスとして働いた面もあり、150円台半ばまで下押ししている(経済指標データ参照:英鉱工業生産の推移グラフへ英製造業生産の推移グラフへ)。
・ユーロドルは底堅い動き。4-6月期イタリア国内総生産(GDP)速報値や6月独製造業新規受注が予想より強い内容となったことからユーロ買いドル売りが先行。対ポンドや豪ドルでドル売りが活発化した影響も受けて、一時1ユーロ=1.3306ドル前後まで値を上げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.8 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.2]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「FOMCは9月に資産購入の縮小を開始するべき」

ニュージーランド政府関係[NP     HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
・グローサーNZ貿易相「乳製品汚染の経済的な打撃は非常に限定的」「NZの質の高い食品の評価に変わりはない」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-5.6 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.1]
・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「利下げが適切と判断」

デニス・ロックハート[NP+2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「債券利回りの上昇は米国経済への楽観的な見通しが背景」「18-20万人程度の雇用増加が続けば債券購入の縮小が可能」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.8 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.2]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「FOMCは9月に資産購入の縮小を開始するべき」

2013年8月6日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は5日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-42年11月に償還を迎える米国債14億9600万ドルを購入したと発表した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・5日の米10年物国債利回りは高い。0時27分時点では前営業日比0.0497%高い2.6467%前後で推移している。

リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.8 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP -0.1]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「FOMCプットに投資家は依存してはならない」「債券購入額縮小の時期は近づきつつある」「今秋にも債券購入の縮小を開始するべき」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円は弱含み。23時過ぎに98.80円付近まで上昇する場面があったものの、その後は徐々に上値を切り下げた。0時57分時点では98.53-56円で推移している。

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは5日、ハンガリーの銀行システムの格付け見通しは依然として「ネガティブ」との見解を示した。

リチャード・フィッシャー[NP-2.0 HDP +1.7 CHDP -0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「現時点や近い将来において重大なインフレ圧力は見られない」

リチャード・フィッシャー[NP     HDP +1.7 CHDP -0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「FRB議長の選出について何も聞いていない」

リチャード・フィッシャー[NP+3.0 HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP -0.2]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「債券購入縮小の時期は近づきつつある」

リチャード・フィッシャー[NP+2.6 HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP +0.0]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「市場の混乱を避けるために緩和縮小は慎重に行うべき」「資産買い入れプログラム、将来的なインフレ加速させる可能性」

リチャード・フィッシャー[NP+1.0 HDP +1.7 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP +0.0]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「デフレのリスクはない」「現在はディスインフレーション」

リチャード・フィッシャー[NP+4.0 HDP +1.8 CHDP +0.1 RHDP +2.2 CRHDP +0.2]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「FOMCは9月に資産購入の縮小を開始するべき」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・5日の英国債相場は下落(利回りは上昇)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間6日3時時点の水準で、前営業日終値比0.050%高い2.475%だった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・5日の欧州国債相場は下落(利回りは上昇)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間6日3時時点の水準で、前営業日終値比0.036%高い1.687%だった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円は弱含み。全般円買いが進んだ流れに沿って、3時45分過ぎに一時本日安値となる98.275円まで値を下げた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・5日の米10年物国債利回りは上昇一服。4時18分時点では前営業日比0.0402%高い2.6362%前後で推移している。

フィッチ・レーティングス[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
フィッチ・レーティングス・格付け会社フィッチは5日、米カリフォルニア州の一般財源債の格付けを「A-」から「A」に引き上げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・5日の米国債券相場で長期ゾーンは反落。表面利率1.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.04%高い(価格は安い)2.63%で終えた。7月米ISM非製造業指数(総合)が56.0と予想を上回ったことをきっかけに、「安全資産」とされる米国債に売りが出た。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・5日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。米長期金利の上昇で日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが先行。7月米ISM非製造業指数が予想より強い結果となったことで全般にドル買いが進んだ影響も受けた。もっとも、その後は徐々に下値を切り上げる展開に。米長期金利の上昇が一服したほか、米国株式相場がさえない動きとなったことで、徐々にリスク回避目的の円買いが優勢となった。途中、円が戻り売りに押される場面も見られたものの、円安を促す材料を欠いたこともあって、円売りの動きは一時的だった。
 他の通貨に対しても円は底堅い動き。一時的に円売り外貨買いが進む場面も見られたが、株安など手掛かりにした円買いも根強く、下値は堅かった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・国際テロ組織アルカイダの最高指導者ザワヒリ氏がイエメンの関連組織にテロ攻撃を指示したという。

ヤニス・ストゥルナラス[NP     HDP -1.9 CHDP +0.5 RHDP -1.9 CRHDP +0.5]
ヤニス・ストゥルナラス・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「プランBは存在しない」

イタリア政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.1 RHDP -4.7 CRHDP -0.1]
イタリア政府関係・グリッロ伊五つ星運動党首「レッタ首相ともベルルスコーニ陣営とも連携ない」

国際通貨基金(IMF)[NP     HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・IMFアジア太平洋部門担当者「日本のデフレ脱却策は適切」「日本の金融政策への依存は持続できない」

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
会社・企業関係・クレディ・アグリコルの4-6月期純利益は6.96億ユーロとなった。

会社・企業関係[NP     HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
会社・企業関係・三菱東京UFJ銀行が6日発表したドル円相場の仲値は98.02円となった。前日の99.16円から1円14銭程度の円高ドル安水準となった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ユーロ円はさえない。11時30分前に一時129.85円まで下落した。日経平均株価が前場引けにかけて下げ幅を拡大したことを受けてリスク回避的な売りが再開した。

ニュージーランド政府関係[NP     HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
ニュージーランド政府関係・グローサーNZ貿易相「乳製品汚染の経済的な打撃は非常に限定的」「NZの質の高い食品の評価に変わりはない」

ニュージーランド政府関係[NP     HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.1]
ニュージーランド政府関係・イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相「NZの長期的なレピュテーションリスクは限定的に」「乳製品の問題を受けたNZドルの反応は理解出来る」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・6日の米10年物国債利回りは時間外取引で小幅に低下。11時56分時点では前日比0.0086%低い2.6248%前後で推移している。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均株価が次第に下げ幅を拡大し220円超下落したため、リスク回避姿勢を強めた投資家が円の買い戻しに動いた。市場では「英系金融機関から円買いドル売りが観測された」との指摘があったほか、「国際テロ組織アルカイダの最高指導者ザワヒリ氏がイエメンの関連組織にテロ攻撃を指示した」との報道も円買いドル売りを後押ししたようだ。

世界の政策金利関係[NP     HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
世界の政策金利関係・オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)は6日、政策金利を2.75%から0.25%引き下げて2.50%にすると決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.0 HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「豪ドルは時間の経過とともに一段と下落の可能性」「成長促進のため見通しを分析し、政策を調整へ」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.0 HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「豪ドルは4月以来15%下落したが、なお高い」「成長促進のため見通しを分析し、政策を調整へ」「インフレ見通しを引き続き分析へ」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-5.6 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP +0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「利下げが適切と判断」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP+1.0 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP -0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「過去1年間豪経済はトレンドを若干下回る成長」「インフレは中期的な目標と合致」「インフレは1-2年間引き続き目標にとどまる見通し」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-3.6 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.2]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「インフレが目標と合致し続けるように政策を調整へ」「短期的にトレンド下回る成長続く見通し」「利下げは最近の物価の情報を考慮した」

オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-1.0 HDP +0.1 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.1]
オーストラリア準備銀行(RBA)関係・オーストラリア準備銀行(RBA)声明「引き続き見通しを評価し、必要に応じて政策を調整する」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円は底堅い。本日高値となる98.38円まで持ち直した。RBA声明で豪ドルがさらに下落する可能性が示されたものの、利下げ余地への言及がなく、豪ドル円が88.18円まで急伸した流れに沿った。

オーストラリア政府関係[NP-4.8 HDP -2.8 CHDP -0.2 RHDP -2.8 CRHDP -0.2]
オーストラリア政府関係・ボーウェン豪財務相「RBAの利下げを歓迎」

ピーター・プラート[NP-4.0 HDP -2.0 CHDP -0.1 RHDP -2.0 CRHDP +0.0]
ピーター・プラート・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「ECBのガイダンスは緩和バイアスを含む」「ECBの政策金利は下限に達していない」「一段の利下げは引き続き選択肢」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・6日の欧州株式市場でロンドン株式相場は売り先行。FTSE100種総合株価指数は16時29分現在、前日比12.90ポイント(0.19%)安の6606.68で取引されている。ドイツ株式指数(DAX)は同5.01ポイント(0.06%)安の8393.37で推移している。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午前に220円超下落していた日経平均株価は午後にかけてプラス圏に浮上し、140円超上昇して取引を終えた。投資家のリスク許容度が改善し、朝方からの円高進行に対する持ち高調整の円売りが活発化した。
 オーストラリア準備銀行(RBA)は6日、市場の予想通り政策金利を2.75%から2.50%に引き下げることを決めたと発表。声明では「豪ドルは4月初旬から 15%程度下がったが、引き続き高い水準にある」「為替レートは時間とともに一段と下落する可能性」「引き続き見通しを評価し、必要に応じて政策を調整する」などの見解が示された。豪ドル一段安の可能性が示されたものの、利下げ余地への言及がなかったとして全般豪ドル買いが膨らみ、円安豪ドル高が加速した。
 また、6月英鉱工業生産や6月英製造業生産が予想を上回ったことを手掛かりに、円売りポンド買いが目立った。

日本銀行(日銀)関係[NP     HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.0]
日本銀行(日銀)関係・日銀は6日、資産買入等基金で指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を208億円買い入れたと発表した。ETFの買い入れは2日連続。なお、不動産投資法人投資口(J-REIT)の買い入れはなかった。

イタリア政府関係[NP     HDP -4.7 CHDP -0.1 RHDP -4.7 CRHDP -0.1]
イタリア政府関係・6日発表された4-6月期のイタリア国内総生産(GDP、速報値)成長率は前期比0.2%減と市場予想平均の0.4%減より強い結果となった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・6日の米10年物国債利回りは時間外取引で上昇一服。20時3分時点では前日比0.0107%高い2.6441%前後で推移している。

南アフリカ中銀(準備銀行)関連[NP+4.8 HDP -0.6 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.1]
南アフリカ中銀(準備銀行)関連・南ア準備銀行(SARB)のグロエペ副総裁は5日、「南アのインフレ率は上昇する見通しが依然として根強い。この傾向が続ければ、SARBは国内物価を抑制するために必要な措置を実施する用意がある」と述べた。また、「FRBによる量的緩和策の縮小見通しが海外からの資金流入を圧迫している。主要通貨に対して進んでいるランド安は国内インフレ圧力を更に後押しする」可能性があるとの見方を示した。

デニス・ロックハート[NP+2.0 HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -1.0 CRHDP +0.2]
デニス・ロックハート・ロックハート・米アトランタ連銀総裁「債券利回りの上昇は米国経済への楽観的な見通しが背景」「18-20万人程度の雇用増加が続けば債券購入の縮小が可能」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・6日の欧州債券市場でイタリアの10年債利回りは低下。21時42分時点では前日比0.050%低い4.226で推移している。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・6日の欧州外国為替市場で円は下値が堅かった。対豪ドルやポンドで円売りが先行すると他の通貨に対しても円売りが波及。イタリアやドイツの経済指標が予想より良好な内容となったことが分かると、ユーロに対しても円売りが進んだ。ただ、対ドルで円買いが進むと全般円を買い戻す動きが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時前に一時1ドル=98円58銭前後まで値を上げたものの、市場では「一目均衡表雲の上限が位置する98円76銭前後が上値の目処となる」「99円ちょうどより上の水準には国内輸出企業の売り注文が並んでいる」との指摘があり、徐々に上値が重くなった。
・ポンド円は上げ幅を縮小。6月英鉱工業生産や6月英製造業生産が予想を上回ったことを手掛かりに、円売りポンド買いが先行し一時1ポンド=151円44銭前後まで上げたもののその後失速した。前日の高値151円51銭前後がレジスタンスとして働いた面もあり、150円台半ばまで下押ししている(経済指標データ参照:英鉱工業生産の推移グラフへ英製造業生産の推移グラフへ)。
・ユーロドルは底堅い動き。4-6月期イタリア国内総生産(GDP)速報値や6月独製造業新規受注が予想より強い内容となったことからユーロ買いドル売りが先行。対ポンドや豪ドルでドル売りが活発化した影響も受けて、一時1ユーロ=1.3306ドル前後まで値を上げた。

ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP-1.0 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係・トンビニ・ブラジル中銀総裁「2012年よりも2013年の消費者物価指数(CPI)は低下するだろう」「CPIは年後半にターゲット内に収まるだろう」

国際通貨基金(IMF)[NP+1.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.0]
国際通貨基金(IMF)・国際通貨基金(IMF)は6日、「ドイツの2013年成長率見通しを0.3%で維持、14年は1.3%から1.4%に上方修正」「ドイツに追加景気刺激が必要かどうかで意見が割れる」「独は一段と力強く、均衡した成長が必要」などの見解を示した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円はじり安。クロス円の下げにつれて円買いドル売りが進み、一時97.78円と本日安値を更新した。なお、市場では「97.70円より下の水準には買い注文も並んでいる」との指摘があった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円は、98円の大台を終わりこむと下落の勢いが加速し、97.50円まで下落。97.50円には実需勢などの買いが観測される。ただ、この水準を割り込むと、大きめのストップロス売りオーダーも観測されることから、目先は97.50円をにらんだ神経質な展開が見込まれるか。

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