2014年3月15日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。ヘイグ英外相が「米ロ外相会談でウクライナに関して進展するのは恐ろしく困難だろう」と述べたほか、エストニアのレインサル国防相が「プーチン露大統領は東ウクライナに武力侵攻する用意がある」との見解を示した。ウクライナ情勢の緊迫化を背景にナイト・セッションの日経平均先物が180円下落したためリスク回避の円買いが強まった。米10年債利回りが低下したため、対ドルでは日米金利差縮小を見越して円は強含んだ。
 その後、ラブロフ露外相がケリー米国務長官との会談後に「ロシアはウクライナ東部に軍事介入する予定はない」と述べたことで差し迫った武力行使は避けられるとの見方から上値を切り下げる場面があったが、16日に行われるクリミア自治共和国での住民投票の結果を見極めたいとの雰囲気もあり円売りは長続きしなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円21銭前後まで下落した後、3日安値の101円20銭前後が目先の下値目処として意識されると101円60銭付近まで持ち直す場面があったが戻りは限定的。
・ユーロ円は1ユーロ=140円46銭前後まで下落したものの、その後はユーロドルの上昇につれて141円50銭前後まで買い上げられた。もっとも、買い一巡後は140円70銭付近まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは堅調。市場では「前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言を受けて売りを進めていた向きが反対売買を迫られた」との指摘があり、1ユーロ=1.39385ドル前後まで上昇した。もっとも、上値の重さを確認すると次第に売りに押された。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ウラジーミル・プーチン[NP     HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・プーチン露大統領「クリミアの投票は国際法や国連憲章に違反しない」※露大統領が国連事務総長との会談で伝える

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・ケリー米国務長官「プーチン露大統領はクリミアでの住民投票が終わるまでいかなる決定も下す用意はないが、住民投票後にどのような決定を下すかは分からない」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・カーニー米ホワイトハウス報道官「(クリミア住民投票実施なら)EUとともにロシアへ直ちに制裁」「ロシアが国際法を侵しているのは明白」「追加制裁を準備」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

リチャード・フィッシャー[NP+3.0 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.1]
・フィッシャー米ダラス連銀総裁「回復が着実に進んでいることを2013年の経済データが証明していることに勇気づけられる」

2014年3月15日のFX要人発言・ニュース

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.6 CRHDP +0.0]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は14日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-44年2月に償還を迎える米国債11億5400万ドルを購入したと発表した。

ロシア政府関係[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
ロシア政府関係・ラブロフ露外相「ロシアはクリミア住民の意思を尊重する」

ロシア政府関係[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
ロシア政府関係・ラブロフ露外相「ロシアは依然としてウクライナ問題で米国と対立している」

ロシア政府関係[NP     HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
ロシア政府関係・ラブロフ露外相「ロシアはウクライナ東部に軍事介入する予定はない」

ウラジーミル・プーチン[NP     HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
ウラジーミル・プーチン・プーチン露大統領「クリミアの投票は国際法や国連憲章に違反しない」※露大統領が国連事務総長との会談で伝える

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・ドル円は下げ渋り。0時30分過ぎに本日安値の101.205円に迫ったものの、ラブロフ露外相がケリー米国務長官との会談後に「ロシアはウクライナ東部に軍事介入する予定はない」と述べたことで差し迫った武力行使は避けられるとの見方から買い戻しが入った。0時49分時点では101.47-50円で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・14日の米国株式相場は買い戻し。ダウ工業株30種平均は0時58分時点では前日比35.27ドル高の16144.16ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同8.33ポイント高の4268.75で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・14日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の4月限は失速。1時9分時点では前日比2.8ドル高の1トロイオンス=1375.2ドルで推移している。一時1388.4ドルまで上昇したもののその後は売りに押される展開となった。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・ケリー米国務長官「ラブロフ露外相と6時間話し合った」「ロシア側はクリミアの住民投票を前に一歩前進することを好まなかった」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・ケリー米国務長官「路線変更なければ露にとって大きな影響」「米国はウクライナでのロシアの利益を認識している」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・ケリー米国務長官「米国と国際社会はクリミアの住民投票結果を承認しない」「ロシアが方針を変更しなければ報いを受けることになる」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・ケリー米国務長官「プーチン露大統領はクリミアでの住民投票が終わるまでいかなる決定も下す用意はないが、住民投票後にどのような決定を下すかは分からない」

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・14日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近4月限は伸び悩み。1時59分時点では前日比0.52ドル高の1バレル=98.72ドルで取引されている。一時99.28ドルまで上昇したものの、一巡後は上値を切り下げた。

リチャード・フィッシャー[NP+3.0 HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.1]
リチャード・フィッシャー・フィッシャー米ダラス連銀総裁「回復が着実に進んでいることを2013年の経済データが証明していることに勇気づけられる」

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・14日のフランクフルト株式相場は3営業日ぶりに反発。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日終値比38.62ポイント高の9056.41となった。しばらくはさえない展開となっていたが、ダウ平均が底堅く推移したことにつれてプラス圏に浮上。前日までに大幅続落した反動から買い戻しが入りやすかった面もある。個別ではフレゼニウス(3.19%高)やバイエル(2.07%高)、ドイツ・ポスト(1.76%高)などが堅調に推移。一方、ハイデルベルグセメント(1.94%安)やコメルツ銀行(1.76%安)などの下げが目立った。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・14日の英国債相場は上昇(利回りは低下)。長期金利の指標となる表面利率2.25%の10年物国債の利回りは、日本時間15日3時時点の水準で、前日終値比0.023%低い2.664%だった。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・14日の欧州国債相場は下落(利回りは上昇)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間15日3時時点の水準で、前日終値比0.005%高い1.546%だった。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・米ホワイトハウス「16日のクリミア自治体の住民投票が実施されれば、米国は早急に対応する用意がある」「ロシアがクリミア自治体の緊張を緩和させないことに対して遺憾」

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・ドル円は戻りが鈍い。ラブロフ露外相の見解を受けて101.51-54円まで下値を切り上げたものの、16日のクリミア自治共和国での住民投票の結果を見極めたいとの雰囲気もあり戻りは限られた。3時50分時点では101.30-33円で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・14日の米10年物国債利回りは小動き。4時21分時点では前日比0.0026%高い2.6472%前後で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・14日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前日比0.01%高い(価格は低い)2.65%で終えた。前日まで上昇が続いていた反動から週末を前に持ち高調整の売りが出た。もっとも、ウクライナ情勢への懸念から安全資産としての需要も根強く、下値は限定的だった。(GI 岩間大祐)

ムーディーズ[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
ムーディーズ・米格付け会社ムーディーズは14日、欧州連合(EU)の格付け「AAA」の見通しを「ネガティブ」から「安定的」に変更したと発表した。

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・ケリー米国務長官「(クリミア情勢について)事態の打開を選択しなければロシアは代償を払うことになる」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
米政府関係・カーニー米ホワイトハウス報道官「(クリミア住民投票実施なら)EUとともにロシアへ直ちに制裁」「ロシアが国際法を侵しているのは明白」「追加制裁を準備」

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・国際連合「ロシア編入の是非を問うクリミア住民投票の結果を受け入れないように各国へ求める決議案を採決へ」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・14日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。ヘイグ英外相が「米ロ外相会談でウクライナに関して進展するのは恐ろしく困難だろう」と述べたほか、エストニアのレインサル国防相が「プーチン露大統領は東ウクライナに武力侵攻する用意がある」との見解を示した。ウクライナ情勢の緊迫化を背景にナイト・セッションの日経平均先物が180円下落したためリスク回避の円買いが強まった。米10年債利回りが低下したため、対ドルでは日米金利差縮小を見越して円は強含んだ。
 その後、ラブロフ露外相がケリー米国務長官との会談後に「ロシアはウクライナ東部に軍事介入する予定はない」と述べたことで差し迫った武力行使は避けられるとの見方から上値を切り下げる場面があったが、16日に行われるクリミア自治共和国での住民投票の結果を見極めたいとの雰囲気もあり円売りは長続きしなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円21銭前後まで下落した後、3日安値の101円20銭前後が目先の下値目処として意識されると101円60銭付近まで持ち直す場面があったが戻りは限定的。
・ユーロ円は1ユーロ=140円46銭前後まで下落したものの、その後はユーロドルの上昇につれて141円50銭前後まで買い上げられた。もっとも、買い一巡後は140円70銭付近まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは堅調。市場では「前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言を受けて売りを進めていた向きが反対売買を迫られた」との指摘があり、1ユーロ=1.39385ドル前後まで上昇した。もっとも、上値の重さを確認すると次第に売りに押された。

リチャード・フィッシャー[NP     HDP +1.9 CHDP +0.0 RHDP +3.7 CRHDP +0.1]
リチャード・フィッシャー・フィッシャーFRB副議長候補「金融危機の緩和のために破綻しつつある銀行へ公的資金を注入する事態、繰り返してはならない」「危機が将来に生じる可能性を踏まえ、公的資金の注入を回避する手立てを講じておくことが必要」

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