2014年5月31日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。5月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想より強い内容だったことで米10年債利回りの上昇とともに円売りドル買いが進行(経済指標データ参照:シカゴ購買部協会景気指数(PMI)のデータ推移グラフへ)。その他の通貨に対しても円安が波及した。また、市場では「月末に絡んで欧州通貨買いが観測された」との指摘があり、円売り欧州通貨買いが優勢となった。その後、米長期金利が失速したため対ドルで下げ渋ったものの、一時50ドル近く下げたダウ平均が引けにかけて持ち直したため戻りも限定的だった。
 なお、カナダドルに対しては上値が重かった。1-3月期カナダ国内総生産(GDP)が前期比年率で1.2%増と市場予想平均の1.8%増を下回ったことを受けて円買いカナダドル売りが進んだ。ただ、対ドルや欧州通貨で円が弱含むとつれて上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円85銭前後まで上昇した。前日高値の101円86銭前後が目先の上値目処として意識されると101円70銭付近まで下げたが下押しは限られた。
・ユーロ円は前日高値の1ユーロ=138円52銭前後を上抜けて138円89銭前後まで上値を伸ばした。
・カナダドル円は1カナダドル=93円56銭前後まで売り込まれたが、その後は日通し高値の93円93銭近辺まで持ち直した。
・ユーロドルは堅調。月末に絡んで欧州通貨高が進んだ流れに沿った。強いシカゴPMIを受けて伸び悩む場面があったが、再び欧州通貨買いが強まると1ユーロ=1.3650ドル前後まで上昇した。もっとも、200日移動平均線が位置する1.3641ドル前後がレジスタンスとして意識されると1.3630ドル付近まで上値を切り下げた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

チャールズ・プロッサー[NP+3.6 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP -0.1]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「物価上昇の加速に勇気付けられる」「インフレは次第に加速すると予想」「インフレは予想より速く加速する可能性」

トーマス・ジョーダン[NP+2.0 HDP -3.6 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
・ジョーダンSNB(スイス国立銀行)総裁「(世界的な長期金利低下)中銀は動向を注視すべき」「低すぎる水準、長引くとバブルの可能性」「SNBは他国中銀の政策から独立し、適切な金融政策を維持する」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

チャールズ・エバンズ[NP-2.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP -0.2]
・エバンズ米シカゴ連銀総裁「低金利はリスクを促す」

2014年5月31日のFX要人発言・ニュース

カルロス・コスタ[NP+1.0 HDP -0.6 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.1]
カルロス・コスタ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁「我々はデフレリスクに直面していない」

カルロス・コスタ[NP-3.0 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
カルロス・コスタ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁「低インフレに対する金融政策は十分でない」

サンドラ・ピアナルト[NP+3.0 HDP -1.5 CHDP +0.1 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
サンドラ・ピアナルト・ピアナルト米クリーブランド連銀総裁「2%物価目標達成に回帰する必要がある」「経済成長の原動力は物価の安定」

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・30日の米10年物国債利回りは一進一退。0時22分時点では前日比0.0009%高い2.4652%前後で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・ユーロドルは買い一服。月末絡みの買いのフローで、0時過ぎには1.3650ドルの高値まで上げた。一巡後はやや伸び悩み、0時48分時点では1.3638-41ドルで推移している。また、ポンドドルは1.6778ドルの高値から1.6760-65ドルまで値を下げた。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP +1.4 CRHDP +0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は30日、ニューヨーク連銀を通じて2036年2月-44年5月に償還を迎える米国債10億30000万ドルを購入したと発表した。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・30日のブラジル株式相場は軟調。ブラジルの代表的な株式指数であるボベスパ指数は1時11分現在、前日比803.06ポイント(1.54%)安の51436.28で取引されている。

ヴィトル・コンスタンシオ[NP-3.8 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
ヴィトル・コンスタンシオ・コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁「ECBは低インフレの長期化について楽観視していない」「ECBははっきりとしたデフレの兆候を予期していない」

日本政府関係[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
日本政府関係・日経新聞が報じたところによると、政府は今年1月から始まった個人向けの投資優遇策である少額投資非課税制度(NISA)を拡充する方針だという。現在年100万円にとどまる非課税枠を200万円以上に拡大したり、税金がかからない期間を延長したりする案が浮上しており、2016年にも実施するとのこと。1600兆円を超す家計の金融資産を株式市場に呼び込み、日本経済の成長力を押し上げると伝えている。

ロレッタ・メスター[NP-1.0 HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
ロレッタ・メスター・メスター次期米クリーブランド連銀総裁「2%のインフレ目標は完全雇用の促進を支援する」「物価安定なしに完全雇用を実現することはできない」

ロレッタ・メスター[NP-1.0 HDP -1.0 CHDP 0.00 RHDP -1.0 CRHDP 0.00]
ロレッタ・メスター・メスター次期米クリーブランド連銀総裁「2%のインフレ目標は完全雇用の促進を支援する」「物価安定なしに完全雇用を実現することはできない」

ロレッタ・メスター[NP     HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
ロレッタ・メスター・メスター次期クリーブランド連銀総裁「物価安定による経済への貢献は明らか」

ロレッタ・メスター[NP     HDP -1.0 CHDP 0.00 RHDP -1.0 CRHDP 0.00]
ロレッタ・メスター・メスター次期クリーブランド連銀総裁「物価安定による経済への貢献は明らか」

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・30日の米国株式相場は小安い。ダウ工業株30種平均は1時54分時点では前日比34.48ドル安の16664.26ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同15.40ポイント安の4232.54で推移している。

チャールズ・プロッサー[NP+3.6 HDP +2.9 CHDP +0.0 RHDP +2.9 CRHDP -0.1]
チャールズ・プロッサー・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「物価上昇の加速に勇気付けられる」「インフレは次第に加速すると予想」「インフレは予想より速く加速する可能性」

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・30日のフランクフルト株式相場は3営業日ぶりに小幅反発。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日終値比4.37ポイント高の9943.27となり、過去最高値を更新した。序盤は買いが先行したが、週末要因の利食い売りも出て下げに転じる場面があった。個別では、ドイツ証券取引所(1.28%高)やドイツ・テレコム(1.11%高)、バイエル(1.00%高)などが買われた。半面、K+S(1.64%安)やドイツ銀行(1.38%安)などは下落した。

ジョン・ウィリアムズ[NP+3.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
ジョン・ウィリアムズ・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「今年のGDP成長率は約2.5%を見込む」「失業率は2014年末には6.0%、2015年には5.5%まで低下するだろう」

ジョン・ウィリアムズ[NP+3.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
ジョン・ウィリアムズ・ウイリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「第2四半期経済は回復するだろう」「FF金利は2016年には2-2.5%と予想」

ジョン・ウィリアムズ[NP-2.0 HDP -1.6 CHDP +0.0 RHDP +1.5 CRHDP +0.0]
ジョン・ウィリアムズ・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「2015年まで金利はかなり低いだろう」

ジェフリー・ラッカー[NP     HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +2.1 CRHDP -0.1]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー米リッチモンド連銀総裁「中央銀行による市場への介入の制限を求める」

バラク・オバマ[NP     HDP -1.8 CHDP +0.0 RHDP -2.8 CRHDP -0.2]
バラク・オバマ・オバマ大統領は、カーニー報道官の辞任を発表した。カーニー報道官は6月半ばに辞任し、アーネスト副報道官が昇格する。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・30日の英国債相場は下落(利回りは上昇)。長期金利の指標となる表面利率2.25%の10年物国債の利回りは、日本時間31日3時時点の水準で、前日終値比0.029%高い2.570%だった。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・30日の欧州国債相場は下落(利回りは上昇)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間31日3時時点の水準で、前日終値比0.004%高い1.358%だった。

チャールズ・エバンズ[NP-2.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP -0.2]
チャールズ・エバンズ・エバンズ米シカゴ連銀総裁「低金利はリスクを促す」

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは小動き。3時48分時点では80.35付近で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物は小動き。6月物(円建て)は4時2分時点では前日比20円安(大証終値比65円高)の1万4715円で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・30日の米10年物国債利回りは小幅に上昇。4時25分時点では前日比0.0071%高い2.4714%前後で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・30日の米国株式相場は上げに転じた。ダウ工業株30種平均は4時36分時点では前日比4.31ドル高の16703.05ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は下げ幅を縮小。同7.84ポイント安の4240.11で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
ニュース・30日の米国債券相場で長期ゾーンは続落。表面利率2.500%の10年物国債利回りは前日比0.01%高い(価格は安い)2.47%で終えた。4月米個人消費支出(PCE)は予想を下回った一方、5月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は予想を上回り、強弱入り混じる内容となったため方向感が出づらかった。週末を控えて市場参加者が減少し商いが低調だった面もあった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・30日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。5月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想より強い内容だったことで米10年債利回りの上昇とともに円売りドル買いが進行(経済指標データ参照:シカゴ購買部協会景気指数(PMI)のデータ推移グラフへ)。その他の通貨に対しても円安が波及した。また、市場では「月末に絡んで欧州通貨買いが観測された」との指摘があり、円売り欧州通貨買いが優勢となった。その後、米長期金利が失速したため対ドルで下げ渋ったものの、一時50ドル近く下げたダウ平均が引けにかけて持ち直したため戻りも限定的だった。
 なお、カナダドルに対しては上値が重かった。1-3月期カナダ国内総生産(GDP)が前期比年率で1.2%増と市場予想平均の1.8%増を下回ったことを受けて円買いカナダドル売りが進んだ。ただ、対ドルや欧州通貨で円が弱含むとつれて上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円85銭前後まで上昇した。前日高値の101円86銭前後が目先の上値目処として意識されると101円70銭付近まで下げたが下押しは限られた。
・ユーロ円は前日高値の1ユーロ=138円52銭前後を上抜けて138円89銭前後まで上値を伸ばした。
・カナダドル円は1カナダドル=93円56銭前後まで売り込まれたが、その後は日通し高値の93円93銭近辺まで持ち直した。
・ユーロドルは堅調。月末に絡んで欧州通貨高が進んだ流れに沿った。強いシカゴPMIを受けて伸び悩む場面があったが、再び欧州通貨買いが強まると1ユーロ=1.3650ドル前後まで上昇した。もっとも、200日移動平均線が位置する1.3641ドル前後がレジスタンスとして意識されると1.3630ドル付近まで上値を切り下げた。

トーマス・ジョーダン[NP+2.0 HDP -3.6 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
トーマス・ジョーダン・ジョーダンSNB(スイス国立銀行)総裁「(世界的な長期金利低下)中銀は動向を注視すべき」「低すぎる水準、長引くとバブルの可能性」「SNBは他国中銀の政策から独立し、適切な金融政策を維持する」

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