国際通貨金融委員会(IMFC)

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 2011年9月の期間中の国際通貨金融委員会(IMFC)による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2011年9月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2011年9月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2011-09-26][NP     HDP +0.0 CHDP 0.00 RHDP +0.0 CRHDP 0.00]
・第24回国際通貨金融委員会(IMFC)コミュニケのポイント(2011年9月24日 於:ワシントンD.C.)
 
 シンガポール副首相兼財務大臣のターマン・シャンムガラトナム議長の下で開催。
 世界経済は危険な段階に入っており、例外的な警戒と、メンバーとIMFが同様に大胆な行動を協調して行う用意をすることが必要である。我々は、ユーロ圏の国々によるユーロ圏の危機を解決するために必要なことを行うという決定に勇気付けられている。我々は、IMFがグローバルな役割の一環としてこの努力を強力に支える用意があることを歓迎する。
 今日、我々は、世界経済が直面する危険に対処するために、断固として行動することに合意した。これらは、ソブリン債務リスク、金融システムの脆弱性、経済成長の減退、高い失業率を含む。我々の状況は異なるが、我々の経済と金融システムは密接につながっている。このため、我々は、信認と金融の安定を回復し、世界経済の成長を蘇らせるために集合的に行動する。
 先進国は、現在のグローバルなストレスを効果的に解消する中核を担っている。経済の回復の継続を確保しつつ、持続可能な財政を回復することが戦略である。先進国は、各国の状況が異なることを考慮しつつ、信頼を構築し成長を支えるための政策を採り、財政健全化を達成するために明確で信頼に足る具体的な措置を実施する。ユーロ圏諸国は、ユーロ圏のソブリン債務危機を解決するために必要なあらゆることを行い、ユーロ圏全体の、また、各国における、金融の安定性を確保する。これは、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)を、影響力を最大化させつつ、柔軟化させ、ユーロ圏の危機管理とガバナンスを改善する7月21日の首脳による決定を実施することを含む。また、先進国は、銀行が強固な資本ポジション及び十分な資金へのアクセスを有すること、国際的な波及に留意しつつ、物価の安定と整合的な限りにおいて緩和的な金融政策を維持すること、脆弱な住宅市場を回復させ、家計のバランスシートを修復すること、雇用と各国経済の中期的な潜在成長力を回復するための構造改革に取り組むことを確保する。
 顕著な安定性と成長を示している新興市場国及び途上国も、効果的なグローバルな対応の鍵である。必要な場合、政策バッファーを再構築するためにマクロ経済政策を調整し、また、景気過熱を抑制し、変動する資本フローに対する各国の強固さを拡大することが、戦略である。黒字国は、国内需要を強化する構造改革を引き続き実施する。これは、為替レートの更なる柔軟化を達成する継続した努力により支えられ、それによって世界の需要と成長のリバランスに貢献する。包摂的な成長と雇用創出を促進するための取組みは、我々全ての優先事項である。
 我々は、金融セクター改革のアジェンダの重要性を再確認し、その完全かつ時期通りの実施にコミットする。我々は、システム上重要な金融機関の規制を強化し、問題を抱える金融機関の国内及び国境を越えた秩序ある破綻処理のメカニズムを確立し、シャドーバンキングがもたらすリスクに対処するため、協調した努力を継続する。
 我々は、IMFに対し、現下の危機の秩序ある解決と将来の危機の回避への貢献において、重要な役割を果たすことを求める。我々は、統合版マルチサーベイランスレポートを、主要なリスクと政策課題に我々の議論を導き、焦点を当てるための重要なツールとして歓迎する。我々は、専務理事の行動計画において定められた方向性を歓迎する。特に、我々は、IMFが以下の優先事項に焦点を当て、次回のIMFC会合に報告することを慫慂する。
  IMFの三年毎のサーベイランスの見直しとスピルオーバー報告書を踏まえた、経済・金融の安定性へのリスクをより良く捉える、より統合的、公平、効果的なサーベイランスの枠組み
  現在の融資制度の早期の評価、及び、グローバルな資金のセーフティ・ネットの強化、
  IMF資金の十分性の見直し、
  食料・燃料価格の変動の抑制を含む、低所得国(LICs)を支援するための十分な政策助言と資金の確保
  各国の経験に基づいた、包括的で柔軟でバランスの取れた資本フロー管理のためのアプローチに関する更なる作業
 ガバナンス改革は、IMFの正統性と有効性にとってきわめて重要である。我々は、2010年のクォータ及びガバナンスに関する改革の発効を2012年の年次総会までに実現するという目標を達成するため、我々の努力を強化する。我々は、2013年1月までに包括的なクォータ計算式の見直しを完了し、次回の会合において進捗を報告することをIMFに求める。2014年1月までに第15次クォータ一般見直しを完了するというコミットメントを再確認する。我々は、世界経済・金融協力に関する重要なフォーラムとしてのIMFCの役割の更なる拡大を期待している。
 我々は、ストロス=カーン氏とリプスキー氏が困難な時期にIMFにおいて卓越した指導力を発揮したことに感謝する。我々は、ラガルド氏、リプトン氏、シャフィク氏、朱氏を温かく歓迎する。我々の次の会合は、2012年4月21日にワシントンD.C.で開催される。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

国際通貨金融委員会(IMFC)による2011年9月 発言・ニュース

[2011-09-26][NP     HDP +0.0 CHDP 0.00 RHDP +0.0 CRHDP 0.00]
・第24回国際通貨金融委員会(IMFC)コミュニケのポイント(2011年9月24日 於:ワシントンD.C.)
 
 シンガポール副首相兼財務大臣のターマン・シャンムガラトナム議長の下で開催。
 世界経済は危険な段階に入っており、例外的な警戒と、メンバーとIMFが同様に大胆な行動を協調して行う用意をすることが必要である。我々は、ユーロ圏の国々によるユーロ圏の危機を解決するために必要なことを行うという決定に勇気付けられている。我々は、IMFがグローバルな役割の一環としてこの努力を強力に支える用意があることを歓迎する。
 今日、我々は、世界経済が直面する危険に対処するために、断固として行動することに合意した。これらは、ソブリン債務リスク、金融システムの脆弱性、経済成長の減退、高い失業率を含む。我々の状況は異なるが、我々の経済と金融システムは密接につながっている。このため、我々は、信認と金融の安定を回復し、世界経済の成長を蘇らせるために集合的に行動する。
 先進国は、現在のグローバルなストレスを効果的に解消する中核を担っている。経済の回復の継続を確保しつつ、持続可能な財政を回復することが戦略である。先進国は、各国の状況が異なることを考慮しつつ、信頼を構築し成長を支えるための政策を採り、財政健全化を達成するために明確で信頼に足る具体的な措置を実施する。ユーロ圏諸国は、ユーロ圏のソブリン債務危機を解決するために必要なあらゆることを行い、ユーロ圏全体の、また、各国における、金融の安定性を確保する。これは、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)を、影響力を最大化させつつ、柔軟化させ、ユーロ圏の危機管理とガバナンスを改善する7月21日の首脳による決定を実施することを含む。また、先進国は、銀行が強固な資本ポジション及び十分な資金へのアクセスを有すること、国際的な波及に留意しつつ、物価の安定と整合的な限りにおいて緩和的な金融政策を維持すること、脆弱な住宅市場を回復させ、家計のバランスシートを修復すること、雇用と各国経済の中期的な潜在成長力を回復するための構造改革に取り組むことを確保する。
 顕著な安定性と成長を示している新興市場国及び途上国も、効果的なグローバルな対応の鍵である。必要な場合、政策バッファーを再構築するためにマクロ経済政策を調整し、また、景気過熱を抑制し、変動する資本フローに対する各国の強固さを拡大することが、戦略である。黒字国は、国内需要を強化する構造改革を引き続き実施する。これは、為替レートの更なる柔軟化を達成する継続した努力により支えられ、それによって世界の需要と成長のリバランスに貢献する。包摂的な成長と雇用創出を促進するための取組みは、我々全ての優先事項である。
 我々は、金融セクター改革のアジェンダの重要性を再確認し、その完全かつ時期通りの実施にコミットする。我々は、システム上重要な金融機関の規制を強化し、問題を抱える金融機関の国内及び国境を越えた秩序ある破綻処理のメカニズムを確立し、シャドーバンキングがもたらすリスクに対処するため、協調した努力を継続する。
 我々は、IMFに対し、現下の危機の秩序ある解決と将来の危機の回避への貢献において、重要な役割を果たすことを求める。我々は、統合版マルチサーベイランスレポートを、主要なリスクと政策課題に我々の議論を導き、焦点を当てるための重要なツールとして歓迎する。我々は、専務理事の行動計画において定められた方向性を歓迎する。特に、我々は、IMFが以下の優先事項に焦点を当て、次回のIMFC会合に報告することを慫慂する。
  IMFの三年毎のサーベイランスの見直しとスピルオーバー報告書を踏まえた、経済・金融の安定性へのリスクをより良く捉える、より統合的、公平、効果的なサーベイランスの枠組み
  現在の融資制度の早期の評価、及び、グローバルな資金のセーフティ・ネットの強化、
  IMF資金の十分性の見直し、
  食料・燃料価格の変動の抑制を含む、低所得国(LICs)を支援するための十分な政策助言と資金の確保
  各国の経験に基づいた、包括的で柔軟でバランスの取れた資本フロー管理のためのアプローチに関する更なる作業
 ガバナンス改革は、IMFの正統性と有効性にとってきわめて重要である。我々は、2010年のクォータ及びガバナンスに関する改革の発効を2012年の年次総会までに実現するという目標を達成するため、我々の努力を強化する。我々は、2013年1月までに包括的なクォータ計算式の見直しを完了し、次回の会合において進捗を報告することをIMFに求める。2014年1月までに第15次クォータ一般見直しを完了するというコミットメントを再確認する。我々は、世界経済・金融協力に関する重要なフォーラムとしてのIMFCの役割の更なる拡大を期待している。
 我々は、ストロス=カーン氏とリプスキー氏が困難な時期にIMFにおいて卓越した指導力を発揮したことに感謝する。我々は、ラガルド氏、リプトン氏、シャフィク氏、朱氏を温かく歓迎する。我々の次の会合は、2012年4月21日にワシントンD.C.で開催される。

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