為替・株式・商品マーケット概要

為替・株式・商品マーケット概要のイメージ画像

 2009年8月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2009年8月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2009年8月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2009-08-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては買い先行後、伸び悩み。米4-6月期米国内総生産(GDP)の個人消費が弱かったことや、1-3月期GDPが下方修正されたことなどを受けてダウ先物が売られたため円買いが入った。もっとも、米長期金利の低下をきっかけに対欧州通貨オセアニア通貨でのドル売りを受けた円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが一転して強まった。一方ドルに対しては堅調。米4-6月期GDPの個人消費や1-3月期GDPの下方修正を受けた円買いドル売りのほか米長期金利の低下も支えとなり損失覚悟の円買いを巻き込んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、一時1ドル=94円50銭前後まで下落した。
・ユーロ円はダウ先物の下落を受けて一時1ユーロ=134円30銭前後まで値を下げたが、ユーロドルの上昇につれて135円15-20銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは大幅高。米景気指標を受けてダウ先物が売られたため一時1ユーロ=1.4092-95ドル前後まで下押ししたが、米長期金利の低下を背景に一転して買いが入った。断続的にストップロスを巻き込み一時1.4280ドル前後まで上昇した。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2009年8月 発言・ニュース

[2009-08-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては買い先行後、伸び悩み。米4-6月期米国内総生産(GDP)の個人消費が弱かったことや、1-3月期GDPが下方修正されたことなどを受けてダウ先物が売られたため円買いが入った。もっとも、米長期金利の低下をきっかけに対欧州通貨オセアニア通貨でのドル売りを受けた円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが一転して強まった。一方ドルに対しては堅調。米4-6月期GDPの個人消費や1-3月期GDPの下方修正を受けた円買いドル売りのほか米長期金利の低下も支えとなり損失覚悟の円買いを巻き込んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、一時1ドル=94円50銭前後まで下落した。
・ユーロ円はダウ先物の下落を受けて一時1ユーロ=134円30銭前後まで値を下げたが、ユーロドルの上昇につれて135円15-20銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは大幅高。米景気指標を受けてダウ先物が売られたため一時1ユーロ=1.4092-95ドル前後まで下押ししたが、米長期金利の低下を背景に一転して買いが入った。断続的にストップロスを巻き込み一時1.4280ドル前後まで上昇した。

[2009-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は売り先行後に買い戻し。前週末の米国市場での流れを引き継ぎ、対ユーロやオセアニア通貨でドル売りが出ると円も連動して売られた。ただ、3日前場の日本株相場が上値の重い展開となると、短期スタンスで円売りを進めた参加者から利益確定の買いが入り値を戻している。

[2009-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが優勢。手掛かり難から暫く小動きが続いたが、時間外の原油先物相場や英・欧の株価指数の上昇を背景にカナダドルやオセアニア通貨に対して円売りが出ると、他の通貨にも売りが広がった。HSBCの決算が良い内容だったことや強い英経済指標を受けて対ポンドで円売りが膨らむと一段と下げ幅が広がっている。

[2009-08-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州株高や時間外のダウ先物の上昇を背景に投資家のリスク許容度が回復するとの見方から、対欧州通貨や資源国通貨中心に円売りが膨らんだ。一方、ドルに対してはもみ合い。クロス円の上昇つれた円売りドル買いが重しになる半面、対欧州通貨などでのドル売りにつれた円買いドル売りが支えとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=95円00銭前後を挟んでのもみ合いが続いている。
・ユーロ円は堅調。22時30分過ぎに一時7月2日以来の高値となる1ユーロ=136円43銭前後まで値を上げた。
・ポンド円はしっかり。一時6月30日以来の高値となる1ポンド=160円26銭前後まで値を上げた。ダウ先物の上昇や欧州株高を背景に円売りポンド買いが出たほか、HSBCの決算や英経済指標が予想より強い内容となったことが引き続き意識されている。
・ユーロドルは底堅い動き。予想より弱い独経済指標が嫌気されて一時1ユーロ=1.4206ドル前後まで値を下げたものの、売り一巡後は徐々に値を戻す展開に。株価の上昇や原油先物価格の上昇を背景にリスク志向が改善し、22時30分過ぎに一時1.4355ドル前後と昨年12月29日以来の高値を付けた。

[2009-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米国株式相場が堅調に推移したことを受けて売りが先行した。7月米ISM製造業景況感指数が市場予想平均を上回り売りが膨らんだ。損失覚悟の円売り注文も巻き込み下げ足を速めた。

[2009-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・韓国為替当局がドル買いウォン売り介入を行った模様と市場関係者の話。

[2009-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は軟調。序盤は4日の米国市場で円安が進んでいた反動で利益確定の買いが入る場面が見られた。ただ、予想を上回る豪住宅指標を背景に対豪ドルで円売りが膨らむと、他通貨に対しても売りが優位になった。ストップロスを巻き込んで下げ足を速めた。

[2009-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻に買いが強まっている。後場の日本株が急速に伸び悩んだことを受けて午前中に円売りを進めた参加者から買い戻しが入った。上海総合株価指数が取引終了にかけて持ち直すと一時円売りが出たが、英独の株価指数が弱含みダウ先物が下げ幅を広げると再び買いが強まった。ストップロスを巻き込み値を上げた。市場参加者からは「ヘッジファンドからまとまった規模で買いが入った」との指摘があった。

[2009-08-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は一時買いが強まった。時間外の米株価指数先物の下落を背景に、リスクポジション解消の円買い外貨売りが膨らんだ。市場関係者からは「対ドルでは、ヘッジファンドからまとまった規模の円買いドル売りが入った」との声が聞かれた。ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。ダウ先物がひとまず下げ止まったことが意識されたほか、現物の米国株の動向や6月米住宅販売保留指数の結果などを見極めたいとの空気があるようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=94円36銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=135円97銭前後まで値を下げた後、それぞれもみ合いの展開となっている。
・ポンドドルは伸び悩み。一時昨年10月21日以来の高値となる1ポンド=1.7004ドル前後まで値を上げた後は利食い売りなどに押されている。市場関係者からは「モデル系ファンドなどからのポンド売りドル買いが出た」との声が聞かれた。
・ユーロドルは、やや上値が重い展開。21時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4367ドル前後まで値を下げた。ダウ先物の下落や原油安などを背景に持ち高調整のユーロ売りドル買いが出た。この日発表された6月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)や6月米個人消費支出(PCE)への反応は鈍かった。

[2009-08-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後はもみ合い。6月米中古住宅販売保留指数が市場予想平均を上回ったことを受けて円売りが出た。米長期金利が上昇し対ドルでの円売りが強まると他の通貨に対しても波及した。安く始まった米国株式相場が指標を受けて一時持ち直したことも重しとなった。もっとも、売り一巡後は新規材料難から方向感に乏しい展開となった。

[2009-08-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。対ポンドで円売りが強まったことにつれて、他通貨にも売りが広がる場面が見られたが、日本株が下げに転じると円が買い戻された。買い戻し一巡後は新規の取引材料に乏しく、持ち高調整の取引に終始した。もっとも、上海総合指数が前場の引けにかけて値を下げるとやや円が買われている。

[2009-08-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。上海総合指数や日本株、ダウ先物の下落などを背景にリスクポジション解消目的の買いが入った。ただ、英経済指標が強い内容で対ポンドで円売りが強まると、他の通貨に対しても売りが広がり値を下げている。

[2009-08-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。序盤は英経済指標が予想より強い内容なったことをきっかけに対ポンドで円売りが強まったため、他の通貨に対しても円売りが波及した。時間外のダウ先物の下げ渋ったことも円売りを誘った。ただ、7月ADP雇用リポートが予想より弱い内容となったことを受けて、ダウ先物が再び下落すると、じりじりと買い戻される展開に。現物の米国株が安く始まったことも円を下支えした。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は1ユーロ=137円59銭前後、ポンド円は1ポンド=162円46銭前後まで値を上げた後それぞれ伸び悩んでいる。
・ユーロドルは一進一退。ポンドドルの上昇につれて一時本日高値となる1ユーロ=1.4438ドル前後まで値を上げた後、1.4385ドル前後まで下押しした。予想より弱い米雇用指標を受けて、リスクポジション解消のユーロ売りドル買いが出た。市場関係者からは「1.4400ドルに設定されているオプションの影響で値動きが鈍っている」との声が聞かれた。

[2009-08-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は伸び悩み。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が5日発表した7月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比37万1000人減と市場予想平均を下回った。また、 米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月非製造業指数(NMI)も46.4と市場予想平均よりも弱く、米国株式相場が一時軟調に推移したため円買いが先行した。米長期金利が一時低下し対ドルで円買いが強まると、他の通貨に対しても波及した。もっとも、買い一巡後は米国株が下げ渋ったことを受けて上げ幅を縮めた。軟調に推移したWTI原油先物相場が持ち直したことも重しとなった。

[2009-08-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は一進一退。時間外のダウ先物が弱含んでいたため、ポジション調整の円買いが先行した。6日前場の日経平均株価が一時100円を超す上げ幅となったことや、強い豪雇用指標を背景に対豪ドルで円売りが膨らんだことなどが売りを誘う場面もあったが、上海総合指数が一時3%超の下落となると買い戻しが入っている。

[2009-08-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は弱含み。上海総合指数の下げがリスクポジション解消目的の買いを誘う場面があったが、日本株高やダウ先物の持ち直し、英・独の株価指数の上昇などを背景にした円売りが優勢の展開だった。

[2009-08-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円はポンド以外の通貨に対しては軟調。欧州株高や米株価指数先物の上昇を背景に、投資家のリスク許容度が改善するとの見方から円売り外貨買いが出た。一方、ポンドに対しては底堅い動き。しばらくは軟調な展開が続いていたが、イングランド銀行(BOE)が資産買い取りプログラムの拡大を決めたと伝わると、一転ポンド売りが膨らんだ。市場参加者からは「資産買い取りプログラムの休止を見越してポンド買いを進めた参加者からの持ち高解消のポンド売りが出た」との声が聞かれた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=95円82銭前後まで値を上げた。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が55万件と予想よりも強い内容となったことを受けて時間外のダウ先物が上昇したことも影響した。
・ユーロ円も堅調。一時本日高値となる1ユーロ=137円96銭前後まで値を上げた。ダウ先物の上昇を背景にした円売り・ユーロ買いが出たほか、トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が定例記者会見で「現在の金利水準は適正」、「経済活動は年末まで弱い公算が大きいものの、2010年に景気は徐々に回復に向かう」などと述べたことがユーロ買いを誘った。
・ユーロドルは頭が重い。トリシェECB総裁の記者会見でECBが早急に金利の変更を行わないことなどが示唆されると、買い戻しが入る場面があったが、現物の米国株がさえない値動きとなったことを背景に再び売りに押されている。原油先物価格の下落を背景にしたユーロ売りドル買いも相場の重しになり、23時前に一時本日安値となる1ユーロ=1.4356ドル前後まで値を下げた。

[2009-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後は買い戻し。米新規失業保険申請件数が市場予想平均よりも強く、ダウ先物に買いが入ったため円売りが先行した。もっとも、現物の米国株式相場が高く始まったものの下げに転じたことや、WTI原油先物相場が一時軟調に推移したため利益確定の円買いが入った。7月米雇用統計を明日に控えて持ち高調整の円買いも入った。

[2009-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は小高い。しばらく動意の薄い展開が続いたが、対豪ドルで持ち高調整の円買いが強まると他の通貨にも買いが広がった。前場の日経平均株価が下げ幅を拡大したことも円の支えとなった。もっとも、日本時間今晩に7月米雇用統計を控えており円買いは持ち高調整の域を出ていない。

[2009-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて強含み。暫く方向感の乏しい展開が続いたが、夕刻にかけて時間外の米株価指数先物が下げ幅を拡大し、英・独の株価指数が弱含むとリスクポジション解消目的の買いが入った。ストップロスを巻き込み下げ足を速めている。7月米雇用統計の発表を前に持ち高調整の買いも入っていたようだ。

[2009-08-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は下落。しばらくは動意の薄い展開が続いていたが、7月米雇用統計が予想より強い内容となったことをきっかけに売りが膨らんだ。米景気回復期待を背景に、時間外のダウ先物が上昇すると投資家のリスク許容度が改善するとの見方から円売り外貨買いが出た。現物の米国株が高く始まったことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに一時本日高値となる1ドル=96円91銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=138円60銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは頭が重い展開。7月米雇用統計発表後に一時本日高値となる1ユーロ=1.4415ドル前後まで値を上げた後は一転売りが強まった。一時本日安値となる1.4273ドルまで値を下げた。米雇用指標を材料に米長期金利が上昇したためユーロ売りドル買いが広がった。

[2009-08-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、もみ合い。7月の米雇用統計が市場予想平均よりも強かったことを受けてダウ先物が上昇し、リスク志向の改善を見込んだ円売りが膨らんだ。景気底入れ期待が高まったことから米長期国債が売られ(金利は上昇)、対ドルで円売り圧力が強まり他の通貨に対しても波及した。米国株式相場が大幅に上昇したことも重しとなった。もっとも、売り一巡後は週末とあって積極的な売買は手控えられた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、一時1ドル=97円79銭前後と6月16日以来の高値水準まで買われた。
・ユーロ円は米株高やドル円の上昇が支えとなり、一時1ユーロ=138円72銭前後と6月5日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは大幅安。7月の米雇用統計発表後にダウ先物が上昇したことを受けて、一時1ユーロ=1.4415ドル前後まで値を上げた。もっとも、米長期金利が上昇し米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利上げ観測が高まると一転してユーロ売りドル買いが強まった。WTI原油先物相場の下落も売りを誘いストップロスを断続的に巻き込んだ。一時1.4154ドル前後まで売り込まれた。

[2009-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は安く始まった後は下げ渋り。前週末に急ピッチで売られた反動でショートカバーが入ったほか、対ドルやユーロ中心に国内輸出企業からの円買いが入った。また、市場関係者からは「財務省が発表した6月国際収支速報や内閣府が発表した6月機械受注統計が予想より強い内容となったことを背景にした円買いも見られた」との声が聞かれた。

[2009-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はポンド以外の通貨に対してはもみ合い。ドルやポンド絡みの取引が中心だったほか、新規の材料難から方向感に乏しい展開となった。一方、ポンドに対しては強含み。英ロイズ・バンキング・グループ公募増資報道や、英テレグラフ紙が英経済の先行きについて悲観的な見方を示したことなどを蒸し返す格好でポンド売りが出た。

[2009-08-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は強含み。対ポンドでは一部英紙が英経済に慎重な見方を示したことを受けた買いが入ったほか、原油先物相場が一時売り込まれたことが対ユーロやカナダドルに対して円買いを誘った。もっとも、10日の現物の米国株相場が底堅く推移していることもあり円買いの勢いは弱まっている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=97円台前半でのもみ合いが続いた。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=137円57銭前後と本日安値を付けている。
・ポンドドルは軟調。一時1ポンド=1.6556ドルまで売られた。英テレグラフ紙が9日、イングランド銀行(英中銀:BOE)のキング総裁が、量的緩和を続けなかった場合、景気後退に陥る可能性があるとの見方を示したと伝えたことが引き続き材料しされているようだ。
・ユーロドルは軟調。23時過ぎに1ユーロ=1.4151ドル前後と本日安値を付けた。原油先物相場が一時軟調に推移したことがユーロ売りドル買いを誘ったほか、先週末の強い米雇用統計を受けて米金利の先高感がやや高まっていることも重しとなっているようだ。

[2009-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は伸び悩み。米国株式相場が一時軟調に推移したことを受けて買いが入った。米長期金利が低下し、対ドルで円買いが入ると他の通貨に対しても波及した。ただ、米国株が引けにかけて下げ渋ると円売りが出たため上値を切り下げた。

[2009-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は強含み。日本時間11時過ぎに発表された一連の中国経済指標が嫌気されて中国株式市場で上海総合指数が下げ幅を拡大。リスクポジション解消の円買い外貨売りが入った。市場関係者からは「商いが薄く小額の売買でも値が振れやすかった」との声が聞かれた。

[2009-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日本株や中国株が上げ幅を広げたことを背景に、対欧州通貨やオセアニア通貨中心に円売りが出た。時間外の米株価指数先物が持ち直したことも円の重しになった。

[2009-08-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は堅調。英・独の株価指数が弱含んでいるほか、時間外の米株価指数先物が下げに下げ幅を拡大したためリスクポジション解消目的で対オセアニア通貨中心に円買いが強まった。損失覚悟の円買い注文を巻き込んで上げ幅が広がった。現物の米国株が軟調に推移していることも円の支えとなっている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=97円22銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=135円94銭前後と本日安値を付けている。
・豪ドル円、ニュージーランド(NZ)ドル円は軟調。ダウ先物の下落や現物の米株安を受けて売りが膨らんだ。豪ドル円は1豪ドル=79円79銭前後、NZドル円は1NZドル=64円23銭前後までそれぞれ売り込まれた。
・ユーロドルは一進一退。ダウ先物がいったん下げ渋ったことなどを背景に、対欧州通貨全般でドル売りが進んだ場面で1ユーロ=1.4186ドル前後と本日高値を付けた。もっとも、ダウ先物が再び下げ幅を拡大したほか、原油先物相場も下げに転じたこともあって23時過ぎには1.4113ドル前後と本日安値を付けている。

[2009-08-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後はもみ合い。WTI原油先物が70ドルの大台を割り込んだほか、ダウ工業株30種平均が一時120ドルを超す下落となったことを背景にリスク資産圧縮目的の円買いが入った。損失覚悟の円買いを断続的に巻き込み上昇に弾みが付いた。ただ、買い一巡後は12日まで行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を見極めたいと様子見ムードが漂った。

[2009-08-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は強含み。前日の米株安を受けて日本株が下落。投資家のリスク許容度が低下するとの見方から持ち高解消の円買い外貨売りが入った。中国株式市場で上海総合指数が大幅に下落したことも円買いを誘った。

[2009-08-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は一段高。中国株式市場で上海総合指数が下げ幅を拡大したほか、日本株相場も軟調な展開となったためリスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが膨らんだ。対ポンドでは、「英中銀のインフレリポート公表を前に、英銀ロイズバンキンググループの資産売却で金融セクターへの懸念が高まったため円買いが入った」との指摘があった。

[2009-08-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は高く始まった後、売りに押し戻された。時間外の米株価指数先物が大幅に下落したことや、英・独の株価指数が安く寄り付いたことなどを背景にリスクポジション解消目的の円買いが先行した。ただ、株価が値を戻すと連動して円売りが出て押し戻されている。売りが一巡後は、日本時間明日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、積極的な売買は手控えられて値動きが細っている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時前に1ドル=95円94-97銭まで値を戻した。
・ユーロ円は1ユーロ=135円87-92銭まで買い戻される場面もあった。
・ユーロドルは一進一退。ダウ先物の下落やユーロ円の売りに押される場面があったものの、原油先物相場が持ち直し、株価が買い戻されると連動してユーロ買いドル売りが入った。市場参加者からは「アジア中銀の買いが入っていたようだ」との指摘があった。

[2009-08-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は荒い値動き。安く寄り付いた米国株式相場が堅調に推移したためリスク志向が改善し円売りが出た。損失覚悟の円売りを巻き込むと下げ幅が広がった。米連邦準備理事会(FRB)は12日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲に据え置くと発表した。声明で米国債購入枠を3000億ドルで維持したため米金利が上昇。米金利上昇に連動して対ドルで円売りが出ると他の通貨に対しても売りが強まった。対欧州オセアニア通貨でドル買いが入ったことを受けて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入る場面があったが、米国株が堅調に推移し円売りが続いたため押し戻された。

[2009-08-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はじり高。前日の米株高を背景に、13日の日本株高を見越した参加者からの円売り外貨買いが先行。時間外の米株価指数先物の上昇を意識した円売りも見られた。ただ、売り一巡後は徐々に値を戻す展開に。中国株式市場で上海総合指数が下落したことを受けた円買いが入ったほか、市場関係者からは「米国債の利払いや償還に絡んだ円買いドル売りが見られた」との声が聞かれた。

[2009-08-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが優勢。手掛かり難からしばらくは方向感に乏しい展開が続いていたが、独仏の4-6月期国内総生産(GDP)速報値が予想より強い内容となったことをきっかけにユーロ圏景気回復期待が高まると、対ユーロ中心に円売りが広がった。欧州株高や時間外のダウ先物の上昇も円売りを誘った。

[2009-08-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は一進一退。時間外の米株価指数先物が堅調に推移していたため、投資家のリスク志向が改善し、日本と金利差のあるオセアニア通貨中心に対して円売りが強まった。ただ、21時30分発表の米国の小売指標や雇用指標が予想よりも弱い内容となり、時間外のダウ先物が急速に下げ幅を縮小すると一転リスクポジション解消目的の円買いが優勢になった。円の下落過程で仕掛け的に円売りを進めた参加者が反対売買を迫られたようだ。現物の米国株が下げに転じると一段と円買いの勢いが増した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=95円28銭前後。ユーロ円は1ユーロ=135円98銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは上値が重い。ダウ先物や原油先物相場の上昇を背景に買いが入る場面があった。米金利低下も支えとなり22時過ぎに1ユーロ=1.4328ドル前後と本日高値を付けた。ただ、原油先物相場が急速に伸び悩み、米株安を受けてユーロ円の売りも膨らんでいる影響で上値を切り下げている。

[2009-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。7月米小売売上高が前月比0.1%減と増加の市場予想に反し減少となり時間外のダウ先物が急速に値を下げたため、リスクポジション解消目的で買いが膨らんだ。現物の米国株式相場が一時大幅に下落したことも支えとなったほか、米金利が低下し対ドルで円買いが進むと他の通貨にも円買いが入った。もっとも、米国株が持ち直して引けたため上げ幅を縮めた。

[2009-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。スティーブンス豪中銀総裁の発言を受けて、豪景気回復期待や豪利上げ観測が高まると、対豪ドル中心に円売りが先行。対NZドルでは、NZ統計局が発表した6月NZ小売売上高指数が予想より強い内容となったことも円売りを誘った。ただ、売り一巡後は値を戻す展開に。中国株式市場で上海総合指数が下落したことを背景に、持ち高解消の円買いが入った。

[2009-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、ロンドン勢から対ドルでまとまった規模のポンド売りが出されると、ポンド円が急落。他の通貨に対しても円買いが波及した。損失覚悟の円買い注文も巻き込んだ。ただ、買い一巡後は売りに押される展開に。市場関係者からは「対ドルでは、一目均衡表雲の上限である1ドル=94円84銭前後を意識した円売りが出た」との声が聞かれた。

[2009-08-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は強含み。ダウ先物が一時底堅く推移したことや、対ニュージーランド(NZ)ドルで円売りが強まったことが、円全体の重しとなる場面あった。ただ、米消費者物価指数でインフレの落ち着きが示されて米金利が低下し対ドルで円買いが強まると他の通貨にも円買いが波及した。現物の米国株が軟調に推移していることもリスク資産圧縮目的の買いを誘った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=94円59銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=134円96銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは一進一退。対NZドルでの米ドル売りや、ポンドドルの買いが強まったことなどを受けて21時過ぎに1ユーロ=1.4307ドル前後と本日高値を付けた。ただ、ユーロ円の売りや米株安の影響で徐々にユーロ売りドル買いが優位になり上値が重くなっている。

[2009-08-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。7月米消費者物価指数が前月比で市場予想平均と同じで、インフレの落ち着きを示したことを受けて米金利が低下した。対ドルで円買いが入ると、他の通貨にも買いが波及した。8月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が7月確報値、市場予想をいずれも下回り米国株式相場が大幅に下落すると、リスクポジション解消目的の買いが膨らみ上げ幅が広がった。ただ、一時160ドルを超す下落となったダウ工業株30種平均が76ドル安で引けると、持ち高調整の円売りが出たため上値を切り下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、弱い米経済指標や米株安などを背景とした売りで一時4日以来の安値となる1ドル=94円42銭前後まで売り込まれた。ただ、米金利の低下が一服したことや米国株の下げ渋りを受けて、ショートカバーで値を戻した。
・ユーロ円はドル円の売りや米株安を受けてたリスクポジション解消目的の売りで一時1ユーロ=134円20銭前後まで下落した。
・ユーロドルは軟調。米株安やWTI原油先物相場が4%を超す下落となったことなどを背景にユーロ売りドル買いが出た。一時1ユーロ=1.4160ドル前後まで下げた。もっとも、米国株が下げ渋ると買い戻しが入り1.42ドル台を回復して引けた。

[2009-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は上昇。内閣府が発表した4-6月期の国内総生産(GDP)速報値が物価変動の影響を除いた実質で前期比、年率換算のいずれも市場予想を下回ったため、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の弱さを意識した円売りが一時出た。ただ、先週末の米株安や弱い日本GDPを背景に日本株が下落するとリスク資産圧縮目的の円買いが優位になった。中国株式市場で上海総合指数が節目として意識された3000ポイントを下回って寄り付いたことも円買いを誘った。上海総合指数が下げ渋った場面で持ち高調整の円売りが出たものの上海総合指数が再び売られており円売りが再開している。

[2009-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は堅調。17日の日経平均株価が安値引けをし、上海総合指数が5.7%ほど下落となったため投資家のリスク志向が低下した。対ドルで持ち高調整の売りが出て他の通貨に対しても円売りが出る場面があったものの、時間外のダウ先物が150ドルを超す下げ幅となるとリスクポジションを解消する動きが優勢になり円買いが強まった。仕掛け的な買いも加わって上昇に勢いが付いた模様。ただ、上値では短期筋から利益確定の円売りが出たため上昇は一服している。

[2009-08-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、やや伸び悩み。時間外の米株価指数先物の下落や欧州株安を背景に、対欧州通貨や高金利通貨中心にリスクポジション解消目的の円買いが広がった。ただ、買い一巡後は短期筋から利益確定の円売りが出たため、上昇は一服している。8月ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想より強い内容となり、ダウ先物が下げ幅を縮小したことも意識された。
【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに一時本日安値となる1ドル=94円35銭前後まで値を下げた後はもみ合い。
・ユーロ円は21時前に1ユーロ=132円70銭前後。
・ポンド円は1ポンド=153円78銭前後まで値を下げた後は、それぞれ下げ渋る展開となった。
・ユーロドルは、株安や原油先物価格の下落を材料に一時本日安値となる1ユーロ=1.4048ドル前後まで値を下げた後は、ショートカバーでやや値を戻している。米景気指標の改善を受けてダウ先物が下げ幅を縮小したことも下値を支えた模様。

[2009-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。8月のニューヨーク連銀製造業景気指数が12.08と市場予想平均を上回ったことを受けて円売りが出た。ただ、米国株式相場が大幅に下落して始まったことを受けた買いが支えとなったほか、ダウ工業株30種平均が一時200ドルを超す下落となったことをきっかけに対ドルで仕掛け的な円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は対ドルで利益確定の円売りが出たことを受けて他の通貨でも売りが広がったほか、米国株の下げ止まりも重しとなった。

[2009-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。18日前場の日本株が安寄り後持ち直したことや、中国株が一時プラス圏で推移したことなどを受けて投資家のリスク志向の低下に歯止めがかかり円売りが出た。これまでの世界的な株安局面で仕掛け的に円買いを進めていた参加者が反対売買を迫られると下げ足を速めた。もっとも、ダウ先物が上げ幅を縮小し、中国株が不安定な展開が続いているため円売りの勢いも徐々に後退している。

[2009-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて軟調。日本株や上海総合指数が持ち直して引けた上、ダウ先物が上げ幅を拡大したため欧州勢から円売りが強まった。

[2009-08-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。序盤は時間外のダウ先物の上昇や欧州株高を背景に円売りが出たほか、予想より強い英欧の経済指標を背景に、対ポンドやユーロ中心に円売りが広がった。ただ、その後は下げ渋る展開に。円の下値では押し目買いが見られたほか、21時30分に発表された米住宅指標が予想より弱い内容となったことを受けて、ダウ先物が伸び悩んだため買いが入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円はクロス円の上昇につれて18時過ぎに一時本日高値となる1ドル=95円30銭前後まで値を上げた後、徐々に値を下げる展開。米商務省が発表した7月米住宅着工件数と7月建設許可件数がともに予想より弱い内容となったことを受けて、一時94円59-62銭まで下押しした。
・ユーロ円は18時過ぎに1ユーロ=134円81銭前後。
・ポンド円は1ポンド=156円86銭前後まで値を上げた後は頭の重い展開に。予想を下回る米住宅指標を受けて米住宅底入れ期待が後退。ダウ先物が上げ幅を縮小したことが相場の重しとなった。
・ユーロドルは伸び悩み。8月独ZEW景況感指数が改善したことを受けて欧景気回復期待が高まると、一時本日高値となる1ユーロ=1.4155ドル前後まで値を上げた。ただ、買い一巡後は利食い売りや戻り売りに押されている。原油先物価格の失速も相場の重しになった。

[2009-08-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては堅調。7月の米住宅着工件数が市場予想平均より弱かったため、米住宅市場の底入れが遅れるとの見方から円買いが入った。対欧州・オセアニア通貨でのドル売りにつれた円買いドル売りも支えとなった。一方ドル以外の通貨に対しては買い先行後は伸び悩んだ。弱い米住宅指標を受けダウ先物が伸び悩んだため円買いが入った。ただ、現物の米国株式相場が堅調に推移したことを受けて一転して円売りが強まった。対欧州オセアニア通貨でのドル売りを受けた円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いも重しとなったほか、WTI原油先物相場が大幅高となったことも売りを誘った。

[2009-08-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は売り先行後、買い戻し。18日の米株高に日本株も連れ高することを期待して円売りが先行した。ただ、日経平均株価が安く寄り付くと円が買い戻されたほか、上海総合指数が一時下げに転じたことも円買いを誘った。対ドルで国内輸出企業からの買いが入ったことも円全体の支えとなった模様。

[2009-08-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。19日後場の日本株の値動きが細ると円も小動きとなったが、中国株式市場で上海総合指数が下げ幅を拡大すると日本株も売られたため円買いが再開した。上海総合指数が一時5%超の下落となると買いが加速。ストップロスを巻き込んで上げ幅が広がった。ただ、中国株が引けにかけて下げ渋ったこともあって、短期スタンスで円買いを進めた参加者から利益確定の円売りが出たため上昇は一服している。

[2009-08-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は強含み。中国株式市場で上海総合指数が大幅に下落したことや欧州株安を背景に、ロンドン勢が円買いで参入。時間外のダウ先物の下落も円買いを誘った。その後、強い米企業決算を受けてダウ先物が下げ幅を縮小すると伸び悩む場面もあったが、対ドルで短期筋からの仕掛け的な円買いが入ると、損失覚悟の円買い注文を巻き込み上昇に勢いが付いた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は目先のストップロスを巻き込んで21時過ぎに一時本日安値となる1ドル=93円73銭前後まで下落した。
・ポンド円も大幅に下落。一時1ポンド=153円66銭前後まで売り込まれた。8月5-6日分の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨をきっかけに、一段の金融緩和策拡大観測が広がったほか、英景気の先行き懸念が高まったためポンド売りが強まった。
・ユーロドルは、もみ合い。株安や原油安が相場の重しになる半面、ユーロポンドの上昇やドル円の下落につれたユーロ買いドル売りが相場の支えとなった。この日発表された7月独生産者物価指数(PPI)や6月ユーロ圏経常収支、6月ユーロ圏建設支出への反応は限定的だった。

[2009-08-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。序盤はダウ先物が下げ幅を広げたため一時円買いが入った。ただ、米エネルギー省(EIA)が発表した週間在庫統計で原油在庫が840万バレル減と、増加の市場予想に反して大幅減となったことを受けてWTI原油先物相場が上昇。安く寄り付いた米国株式相場が持ち直したことを背景に投資家のリスク志向の改善を見込んだ円売りが強まった。対欧州オセアニア通貨でのドル売りにつれた円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いも支えとなった。

[2009-08-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は売りが目立った。20日前場の日本株高や、中国株式市場で上海総合指数が上昇したことなどを受けて対オセアニア通貨中心に円売りが出た。対ドルでは仲値決済に絡んだ円売りが散見された。ただ、上海総合指数の上昇が一服すると利益確定の買い戻しが入り値を戻す場面もあった。

[2009-08-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は一時売りが強まった後は下げ渋り。20日午後の中国株式市場で上海総合指数が4%超の上昇となったことや、日経平均株価が一時200円を超す上げ幅となったことなどを背景に売りが強まる場面があった。ただ、中国株が取引を終えると短期筋から利益確定の円買いが入り値を戻している。

[2009-08-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・メキシコペソは、19日に発表された週間石油在庫統計により原油在庫が5月以来の大幅な減少を記録したことを受けて、主要通貨に対し大きく上昇した。ただ、今後の展開に関しては、21日の4-6月期GDPや政策金利の発表に市場関係者の注目が集まっている模様。

[2009-08-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。アジア時間に日本株や上海株の上昇を背景に円売りが進んだ反動で、短期筋から利益確定の円買いが入った。その後、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となり、時間外のダウ先物が失速すると円買いが強まった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=93円85銭前後。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=133円41銭前後まで値を下げた。
・ポンド円は頭が重い。7月英小売売上高指数が予想より強い内容となったことを受けて、一時本日高値となる1ポンド=156円72銭前後まで値を上げた後は売りに押される展開に。弱い米雇用指標を受けたダウ先物の下落も相場の重しになり、一時154円57銭前後の本日安値まで売られた。
・ユーロドルは、もみ合い。円やポンド絡みの取引が中心で方向感が出なかった。

[2009-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は伸び悩み。前週分の新規失業保険申請件数や失業保険継続受給者数が市場予想平均よりも弱かったことを受けてダウ先物が下げに転じ円買いが入った。ただ、米国株式相場が底堅く推移したことや8月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(フィリー指数)が昨年9月以来のプラスとなったことなどを受けて徐々に円売りに押された。

[2009-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。序盤は20日の米国株が上昇したこともあって、リスク志向の改善を期待し円を売る動きが見られた。ただ、21日前場の日本株が下落したことや、中国株式市場で上海総合指数が安く寄り寄り付いたことなどを背景に円が買い戻される展開となった。対ドル中心に国内輸出企業からの買いも入ったようだ。上海総合指数が持ち直すといったん円買いは収まったが、一部通信社が関係者の話として「中国の銀行の自己資本に関し基準を引き上げる」と伝えると、金融引き締めにつながり中国株にはマイナスとの見方から円買いが再開している。

[2009-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。中国が銀行の自己資本基準の引き上げを検討していると一部通信社が伝えると、午後の中国株への警戒感が高まりリスクポジション解消目的の円買いが進んだ。ただ、上海総合指数は下げに転じる場面があったものの、すぐに持ち直したこともあって徐々に円売りが優位になった。仕掛け的に円買いを進めた参加者から損失覚悟の円売りも見られた。

[2009-08-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含み。アジア時間に、中国の銀行の自己資本規制に関する報道などを材料に円買いが進んだ反動で、短期筋から持ち高解消の円売りが先行。欧州株高や時間外のダウ先物の上昇を背景に、対欧州通貨や資源国通貨で円売りが出た。対ユーロでは、ユーロ圏経済指標が予想より強い内容となったことも重しとなった。一方、ドルに対してはもみ合い。クロス円の上昇つれた円売りドル買いが出る半面、対欧州通貨などでのドル売りにつれた円買いドル売りが入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。1ドル=93円台半ばから後半での値動きが続いている。
・ユーロ円は底堅い動き。株高や予想より強い欧景気指標を背景に一時1ユーロ=134円59銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。株高や原油先物価格の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善するとの見方からユーロ買いドル売りが入った。21時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.4353ドル前後まで値を上げた。

[2009-08-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、もみ合い。7月の米中古住宅販売件数で前月比、年率換算が市場予想平均よりもいずれも強く、米住宅市場の底入れ期待が高まったため、米国株式相場が上げ幅を広げ円売りが強まった。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が米ワイオミング州ジャクソンホールでの経済政策シンポジウムで「米国と世界経済は景気後退から脱却を始めた」と述べたことも重しとなったほか、米金利が上昇し対ドルで売りが膨らむと他の通貨に対しても波及した。その後は、利益確定の円買いが入る一方で、米株高を背景とした円売りが出たため方向感が出なかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は、米国株が高く寄り付いたことを背景に対欧州通貨でのドル売りにつれた円買いドル売りで、一時7月22日以来の安値となる93円42銭前後まで下押しした。ただ、予想を上回る米住宅指標やバーナンキFRB議長の発言などを受けた買いでストップロスを誘発。一時94円72銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は、ドル円の上昇をきっかけに一時135円48銭前後まで買いが進んだ。
・ユーロドルは荒い値動き。WTI原油先物相場が年初来高値を更新したほか、米国株式相場が高く寄り付いたことなどを受けて投資家のリスク志向が改善し買いが膨らんだ。米住宅指標を受けて米国株が上げ幅を拡大したため、一時7日以来の高値となる1ユーロ=1.4377ドルまで買われた。その後、米金利が上昇したことを背景に一転して売りが強まり、一時1.4275-78ドル前後まで値を下げた。ただ、昨日高値の1.4277ドルがサポートとして意識されたため買い戻しが入った。ダウ工業株30種平均が160ドルを超す上昇となったことも支えとなり1.43ドル台半ばまで値を戻す場面があった。

[2009-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は弱含み。前週末の米国市場の流れを引き継いで円売りが先行した。その後は、日本株相場の上昇を背景に投資家のリスク許容度が回復するとの期待から、対高金利通貨や資源国通貨中心に円売りが出た。中国株式市場で上海総合指数が底堅く推移していることも意識された。

[2009-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日本株やアジア株の上昇を背景に投資家のリスク許容度が回復するとの期待から、対高金利通貨や資源国通貨中心に円売りが出たものの、売り一巡後は下げ渋る展開に。これまでに急ピッチで売られた反動でショートカバーが入ったほか、対ドルやユーロ中心に国内輸出企業からの円買いが入った。

[2009-08-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は一進一退。対ドルで95円台での下値の堅さを意識した買いやポジション調整の買いが入り、ストップロスを巻き込んで買いの勢いが強まると、他の通貨に対しても円買いが一時進んだ。ただ、時間外の米株価指数先物が上昇を維持したほか、ウエストテキサスインターミディエート(WTI)原油先物相場が持ち直し上げ幅を拡大するなどリスク志向が保たれたこともあり、円買い一巡後は徐々に売りが出て値を下げている。
【 通貨ペア 】
・ドル円はニューヨーク勢からの売りで21時過ぎに1ドル=94円94.49-52銭まで下押しした。
・ユーロ円はドル円の売りにつれて21時過ぎに135円37-4銭まで値をさげたが、買い戻しが入り135円台後半まで値を上げている。
・ユーロドルは売り先行後は買い戻し。序盤はユーロ円の売りに押された影響で安く始まったが、英・独の株価指数やダウ先物の上昇を受けて買い戻しが続き1.43ドル台を回復している。

[2009-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後は買い戻された。米国株式相場が一時堅調に推移したため投資家のリスク志向が回復し円売りが出た。ただ、下値では利益確定の円買いが出たほか、米金利が低下したことを受けて対ドルで円買いが強まると他の通貨に対しても買いが波及した。米国株式相場が一時下げに転じたことも支えとなった。ただ、ダウ工業株30種平均が引け際に持ち直したため上値が重くなった。

[2009-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。日本株安や上海総合指数の大幅下落を背景に、リスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが広がった。対ドルでは、国内輸出企業からの円買いも見られた。米当局者の話として「オバマ米大統領は25日、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長を再任する」と伝わったが目立った反応は見られなかった。

[2009-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。中国株式市場で上海総合指数が一時5%超下落したことなどを背景に、リスク資産圧縮目的の円買い・外貨売りが膨らんだ。ただ、買い一巡後は短期筋からの円売りが出たほか、上海株が引けにかけて下げ幅を縮小したことが意識された。時間外のダウ先物が持ち直したことも円の重しとなったようだ。

[2009-08-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は一進一退。日本株や上海総合指数の下落を受けて円買いが進んだ東京市場の流れを引き継ぎ高く始まった。ただ、時間外のダウ先物が持ち直し上げ幅を拡大すると徐々に円売りが優位になり値を下げた。米住宅指標が予想より強い内容となると、米住宅市場の底入れ期待が高まり円売りの勢いが増した。それまでに円買いを進めていた参加者からの反対売買も見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は強いケースシラー住宅価格指数を受けて22時過ぎに1ドル=94円41-46銭まで値を上げた。
・ユーロ円は22時過ぎに135円49銭と本日高値を付けた。
・ユーロドルは堅調。序盤は対ポンドでのドル買いが重しとなり安く始まったが、ダウ先物が持ち直し値を上げたことに連動して買いが入った。強い米住宅指標が伝わると22時過ぎに1ユーロ=1.4362ドル前後と本日高値を付けた。

[2009-08-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。前日の米国株相場が終盤にかけて上げ幅を縮小したことなどを背景に円買いが先行。時間外のダウ先物の下落も円の支援材料となったほか、対ドルでは国内輸出企業からの円買い注文の存在が意識された。ただ、買い一巡後は上値の重い展開に。中国株式市場で上海総合指数が安く始まった後、上げに転じたことなどが円売りを誘った。

[2009-08-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。中国株式市場で上海総合指数が2%超上昇したことや、日経平均株価が年初来高値を更新したことなど背景に円売りが強まる場面があったが、売り一巡後は下げ渋る展開に。対ドルでは国内輸出企業からの円買い注文の存在が意識されたほか、対ポンドではユーロポンドの上昇をきっかけに円買いポンド売りが入った。

[2009-08-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ポーランドの統計局が25日に発表した、7月小売売上高指数は前年比5.7%となり、市場予想の1.4%を大幅に上回ったことを受け、市場ではポーランドの早期景気回復期待が高まっている。発表直後にはズロチが主要な通貨に対し大きく値を上げた。28日に予定されている4-6月期GDPの発表にも注目が集まっている。

[2009-08-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はしっかり。時間外のダウ先物が下げに転じたことを受けた円買いが見られたほか、英国の財政悪化や量的緩和が継続するとの見方がくすぶる中で、ポンドに対する円買いが目立った。もっとも、7月の米耐久財受注額(季節調整済みで半導体は除く)が前月比4.9%増加し、市場予想平均の前月比3.0%増を上回ったと伝わった場面や、7月の米新築住宅販売件数(季節調整済み)が年率換算で43万3000件と前月比で9.6%増加と、市場予想平均の39万件程度を上回った場面などではリスク志向の改善が進み円が売られる場面も見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は23時過ぎに1ドル=94円59銭前後と本日高値を付けた。欧州通貨に対してドル買いが進んだことや、米住宅指標が予想を上回ったことを受けた。
・ユーロ円は、現物の米国株が一時下落していたことや、原油安につれたユーロドルの売りなどが重しとなり、23時前に1ユーロ=133円98銭前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは軟調。序盤は8月のIFO独企業景況感指数が90.5と前月の87.3から上昇し、市場予想平均の89.0を上回ったことや、対ポンドでユーロ買いが強まったことなどを背景にユーロ買いドル売りが先行。一時1ユーロ=1.4354ドル前後と本日高値を付けた。ただ、Ifo経済研究所のネルプ氏が「欧州中央銀行(ECB)は金利を低めに維持するべきだ」などと発言したことが利益確定の売りを誘った。時間外の米株価指数先物が下げに転じたほか、対ポンドでドル買いが続いたことなども重しとなり、一時1.4215ドル前後と本日安値を付けている。

[2009-08-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は伸び悩み。WTI原油先物相場が一時70ドル台まで下落したことや米国株式相場が安く寄り付いたことなどを受けて対欧州通貨オセアニア通貨でドル買いが強まり、円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが膨らんだ。7月米新築住宅販売件数が年率換算、前月比でいずれも市場予想を上回った。米住宅市場の改善が進んだとの見方から米国株が一時持ち直し円売りに押されたため伸び悩んだものの米国株の上値が重く円買いが入った。ただ、原油先物相場が下げ渋ったほか、米国株が小幅に持ち直して引けたことなどを受けた売りが出たため上げ幅を縮めた。

[2009-08-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は堅調。日本株の大幅下落や時間外のダウ先物の下落を背景に、リスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが広がった。中国国務院が発表した過剰生産能力削減計画や、中国国家発展改革委員会の声明などを材料に、上海総合指数がさえない値動きとなったことも円の支援材料となった。

[2009-08-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が一時200円超下落したことなどを背景に、円買い外貨売りが膨らんだ。欧州勢が円買いで参入すると、損失覚悟の円買い注文を巻き込んで上昇に弾みが付いた。ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。急ピッチで円高が進んだ反動で持ち高解消の円売りが出た。時間外のダウ先物が持ち直したことも意識されたようだ。

[2009-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は売りに押された。4-6月期米国内総生産(GDP)改定値が1.0%減と市場予想平均を上回った。対ドルで一時円売りが強まると他の通貨に対しても円が売られたが、WTI原油先物相場や米国株式相場が一時軟調に推移したため、徐々にリスクポジション解消目的の円買いが優位になった。もっとも、原油先物相場が持ち直したほか、対スイスフランでドル売りが膨らんだことをきっかけに対欧州通貨やオセアニア通貨でもドル売りが出たため、再び欧州通貨やオセアニア通貨に対して円が売られて値を下げた。米国株が持ち直して引けたことも重しとなった。

[2009-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。朝方に発表された国内経済指標を受けて、日本のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の弱さを意識した円売りが先行。対ドルでは仲値決済に絡んだ円売りも見られた。ただ、中国株式市場で上海総合指数が3%超下落すると徐々に円売り圧力は後退した。

[2009-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は動意の薄い展開が続いていたが、夕刻にかけて売りが強まった。時間外のダウ先物の上昇や欧州株高を背景に、投資家のリスク許容度が回復するとの期待から円売り外貨買いが出た。ロンドン8時のフィキシングに向けた円売りも見られた。

[2009-08-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は一進一退。序盤は英独の株価指数や時間外のダウ先物が上昇していたため、円が売られた。WTI原油先物相場が上昇していたこともリスク志向を保たせた。ただ、現物の米国株が上値の重い展開となり、リスク志向の改善に歯止めがかかると円が買い戻されている。また、米経済指標に対しても為替相場の反応は薄かった。
【 通貨ペア 】
・豪ドル円は22時過ぎに1ドル=79円46銭前後と本日高値を付けたが、米株安を背景に売りに押されて79円台を割り込んでいる。
・ユーロ円は18時過ぎに1ユーロ=135円02銭前後と本日高値をつけたが、23時過ぎには米株安を受けて134円20銭前後まで押し戻された。
・ユーロドルは伸び悩み。ダウ先物が一時上昇し、原油先物相場が上値を伸ばした場面で1ユーロ=1.4389ドル前後と本日高値を付けた。ただ、米株安をきっかけに利益確定の売りが出ている。

[2009-08-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻された。時間外の米株価指数先物やWTI原油先物相場が一時堅調に推移したことを受けて売りが先行した。ただ、現物の米国株が高く寄り付いた後、上値が重くなるとリスクポジションを解消する目的で円買いが入り値を戻した。
【 通貨ペア 】
・ドル円はダウ工業株30種平均が下げに転じ、クロス円が売られたことなどを背景に値を下げ、一時28日のアジア時間に付けた安値の1ドル=93円42銭前後に面合わせした。ただ、対欧州オセアニア通貨でのドル買いを受けた円売りドル買い出たため値を戻した。
・ユーロ円はダウ平均の下落やユーロドルの売りを背景に売られ、一時1ユーロ=133円70銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。時間外のダウ先物や原油先物相場が一時堅調に推移したことを受けた買いで1ユーロ=1.4389ドル前後まで値を上げた。ただ、現物の米国株の上値が重くなったため売りが強まった。昨日に大幅上昇していたため、週末を前に利益確定の売りが膨らむと下げ幅を広げ一時1.4281ドル前後まで下落した。

[2009-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。週末の衆議院議員選挙で民主党が圧勝し、新政権への政策期待から円を買う動きが先行した。31日の日経平均株価は年初来高値を更新したが、円高進行を嫌気して輸出関連株が売られると下げに転じたほか、上海総合指数が5%超の下落となると、対オセアニア通貨やユーロなど中心にリスク資産圧縮目的での円買いが入り上値を伸ばしている。

[2009-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午前の上海総合指数の大幅安を受けて、31日後場の日経平均株価が下げ幅を拡大するとリスクを解消する目的の円買いが入ったが、日本株の下げ渋りにつれてポジション調整の円売りにやや押し戻された。時間外の米株価指数先物が軟調に推移し、上海総合指数が前営業日比で6%超の下落となると大陸勢から円買いが再開したものの、ロンドンがバンクホリデーで参加者が減少していることもあって円買いの勢いは徐々に後退している。

[2009-08-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。時間外のダウ先物の下落や上海総合指数の急落を材料に円買いが先行したものの、ロンドンがバンクホリデーで参加者が減少しているため、徐々に円買いの勢いは後退した。対ドルでは、米ドル・カナダドルの上昇につれた円売り・ドル買いが出たほか、市場関係者からは「1ドル=92円台半ばではアジア勢からの円売りドル買いが出た」との声が聞かれた。一方、カナダドルに対しては堅調。原油先物価格の下落を受けた円買いカナダドル売りが入ったほか、カナダ統計局が発表した4-6月期カナダ国内総生産(GDP)や6月カナダGDPが予想より弱い内容となったことがカナダドル売りを誘った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下げ幅を縮小。一時93円33銭前後まで値を戻した。
・ユーロ円は16時前に一時1ユーロ=132円16銭前後まで値を下げた後、133円35銭前後まで買い戻しが入った。
・ユーロドルは、もみ合い。ダウ先物の下落や原油安を背景にユーロ売りドル買いが出る半面、アジア時間に付けた本日安値1ドル=1.4256ドル前後に接近した場面では買い戻しが入った。

重要人物・その他の発言・ニュース