為替・株式・商品マーケット概要

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 2009年12月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2009年12月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2009年12月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2009-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。欧州時間でドバイ金融当局者が「ドバイ政府はドバイワールドの債務について保証しない」と述べたと伝わったことを背景に対欧州オセアニア通貨でドル買いが入ったことや、米国勢から持ち高調整のドルの買い戻しが入ったなどを背景に円売りドル買いが出る場面があったため、円全体の上値が抑えられた。その後は、ロンドン16時(日本時間16時)のフィキシングに向けた円買いドル売りが円の支えとなり値を上げたものの、米国株が引けにかけて持ち直すと再び円売りが出て押し戻された。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2009年12月 発言・ニュース

[2009-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。欧州時間でドバイ金融当局者が「ドバイ政府はドバイワールドの債務について保証しない」と述べたと伝わったことを背景に対欧州オセアニア通貨でドル買いが入ったことや、米国勢から持ち高調整のドルの買い戻しが入ったなどを背景に円売りドル買いが出る場面があったため、円全体の上値が抑えられた。その後は、ロンドン16時(日本時間16時)のフィキシングに向けた円買いドル売りが円の支えとなり値を上げたものの、米国株が引けにかけて持ち直すと再び円売りが出て押し戻された。

[2009-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りが優勢。日本政府の新たな経済対策関連補正予算についての声明や藤井裕久財務相の発言などを背景に、為替介入への警戒感が高まる中、日銀が本日午後2時に臨時の金融政策決定会合を開催すると発表。一段の金融緩和観測が高まったため、円全面安の展開となっている。

[2009-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。日銀が一段の金融緩和策を実施するとの期待から円売り外貨買いが出たほか、午後の日本株相場が上げ幅を拡大したことが円売りを促した。ただ、その後は日銀が公表した金融政策決定会合の内容をきっかけに一転円買いが強まる展開に。市場関係者からは「市場では、長期国債の買い取りなど量的緩和政策を期待した参加者からの円の買い戻しが入った」との声が聞かれた。もっとも、夕刻にかけては再び円売りが目立つ展開となっている。時間外の米株価指数先物が堅調に推移していることや商品相場が持ち直したことを材料に、対ユーロや資源国通貨中心に円売りが進んでいる。

[2009-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外の米株価指数の上昇を受けて投資家のリスク志向が改善すると、ユーロや日本と金利差のあるオセアニア通貨などに対して円売りが膨らんだ。ニューヨーク金先物相場が史上最高値を更新したことやWTI原油先物相場が堅調に推移したことなども、投資家のリスク選好の動きを後押しした上、対資源国通貨での円売りを誘った。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。クロス円の買いが円売りドル買いを促した半面、欧州オセアニア通貨に対するドル売りを受けた円買いドル売りが出たため、方向感が出ない。
・豪ドル円は21時30分過ぎに1豪ドル=80円29銭前後と日通しの高値を付けた。
・ユーロドルは堅調。22時過ぎに1ユーロ=1.5096ドル前後と本日高値を付けた。株高を背景にリスク許容度が回復すると米低金利政策の長期化観測を背景にした買いが続いた。

[2009-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては買い戻された。ドバイの信用不安が和らぎ米国株式相場が上昇。投資家のリスク志向が改善し対欧州オセアニア通貨で一時ドル売りが出たため、円買いドル売りが強まり値を戻した。ただ、米国株の上昇が一服すると対欧州オセアニア通貨でのドル売りが収まり方向感なくもみ合った。一方ドル以外の通貨に対しては安値圏でもみ合い。ドルに対して円買いが入ると、円全体の支えとなり値を戻したが、米株高を受けた円売りやニューヨーク金先物相場が史上最高値を更新したことを背景にした対資源国通貨での円売りが重しとなり値を下げた。

[2009-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり安。日本株は反落したものの、アジア株が上昇しリスク志向が保たれたこともあって対豪ドルやユーロ中心に円売りが出た。時間外のNY金先物相場が一時1トロイオンス=1210.4ドルと史上最高値を更新したことも円売り資源国通貨買いを誘った。

[2009-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。株高や金先物価格の上昇を背景に、国内投資家などから円売り外貨買いが出た。日本時間夕刻の鳩山首相と白川日銀総裁との会談に注目が集まる中、鳩山由紀夫首相が「円独歩高は放置出来ない」などと述べたと伝わると、海外勢が円売りで反応した。時間外のダウ先物が持ち直したことや欧州株が上昇して始まったことも円の重しとなった。

[2009-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。序盤は、鳩山由紀夫首相が「円独歩高は放置出来ない」などと述べたことが介入警戒感を高め円売りを誘った。その後に予定されていた日銀白川総裁との会談で、更なる金融緩和について話し合われることへの期待が高まったことも円売りを誘った。加えて、対ポンドでの円売りが膨らんだことが円全体を押し下げたほか、ニューヨーク金先物相場の史上最高値更新が投資家のリスク志向の改善につながったことも円売りを誘った面がある。ただ、鳩山首相と白川総裁の会談では、白川方明日銀総裁が「追加的な金融緩和措置について求められていない」などと述べるなど、現時点での追加の金融緩和観測が高まらなかった上、時間外のWTI原油先物相場が一時下げ幅を広げ、NY金先物相場の上昇もいったん収まったため、徐々に利益確定の円の買い戻しが入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=87円39銭前後と本日高値を付けた。ユーロ円は19時過ぎに1ユーロ=131円99銭前後と日通しの高値を付けている。
・ポンドドルは堅調。1ポンド=1.6696ドル前後まで上昇した。欧州や米国の金融機関からと見られる買いが断続的に入ったようだ。
・ユーロドルは上値が重い。対ポンドでユーロ売りが続いていることが上値を抑えている。

[2009-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した11月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比16万9000人減と市場予想平均よりも弱くダウ先物が下げに転じた。指標を受けてリスクポジション解消目的の円買いが入ったが、上値では前回値よりも減少幅が小さかったことを背景にした円売りやダウ工業株30種平均が寄り付き後底堅く推移したことも重しとなり値を下げた。ただ、 米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫、ガソリン在庫がいずれも市場予想平均より多く、WTI原油先物相場が大幅下落となったほか、ダウ平均も下げに転じたため対資源国通貨中心に円買いが広がり値を戻した。

[2009-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日本株が大幅に上昇したことや、NY金先物相場が史上最高値を更新したことなどを背景に、投資家のリスク許容度が改善するとの見方から対ユーロや豪ドル中心に円売りが広がった。これまでに円を買い持ちにした投機筋などの反対売買も誘った。

[2009-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ幅を拡大。午前中に急ピッチで円安が進行した反動で下げ渋る場面もあったが、欧州勢参入後に再び円売りが優勢となっている。金や原油など商品相場が底堅く推移していることや、時間外のダウ先物の上昇などを受けて、対ユーロや豪ドル中心に円売りが出た。

[2009-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は軟調。序盤はダウ先物の上げ幅拡大を背景に投資家のリスク志向が高まると、ユーロや日本と金利差の大きい豪ドルなどに対して円売りが出た。ダウ先物が伸び悩むと利益確定の円買いが入って、下げ止まっていたが、米雇用指標が改善し対ドルで円売りが強まると、その他通貨にも円売りが広がって円全体が値を下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は米労働省が3日発表した前週分の新規失業保険申請件数が45万7000件と市場予想平均の48万件程度よりも強い結果で、米長期金利が上昇したことなどを背景に円売りドル買いが出て一時1ドル=88円38銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円はドル円の買いにを受けて22時30分過ぎに1ユーロ=133円56銭前後と11月23日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは伸び悩み。一時1ユーロ=1.5142ドルと11月25日以来の高値を付けた。トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の定例理事会後の会見で12カ月物資金供給オペを終了させることを発表した。ただ、金融緩和策の解除に関して更に踏み込んだ言及がなかったほか、年初来高値1.5145ドルを上抜け出来ず上値の重さが意識されたこともあって利益確定の売りに押し戻されている。

[2009-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。前週分の新規失業保険申請件数が45万7000件と市場予想平均よりも強かったことを受けて米長期金利が上昇すると対ドルで円売りが入り、他の通貨にも円売りが波及した。ダウ工業株30種平均が高く寄り付いたことも重しとなった。ただ、11月米ISM非製造業指数が48.7と市場予想平均を下回り、ダウ平均が下げに転じたことを受けた円買いで下げ幅を縮めた。その後は、4日に発表される11月米雇用統計を控え積極的な売買が見送られたこともあり方向感が出なかった。

[2009-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後、もみ合い。前日の海外市場で円安が進んだ反動や、日本株がさえない値動きとなったことを背景に円買いが先行したものの、買い一巡後は売りに押される展開に。平野官房長官が日本政府の米国債売却の可能性に触れた観測記事を否定したと伝わると、対ドル中心に円売りが出たほか、菅直人副総理・国家戦略担当相が閣議後の会見で「円安がもう少し進んでくれるとよい」などと述べたことが円の重しとなった。

[2009-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。米労働省が日本時間22時30分に発表する11月米雇用統計を前に、持ち高調整の取引に終始した。夕刻にかけては、時間外のダウ先物が持ち直したことを材料に対ユーロやオセアニア通貨中心に円売りが出る場面があったが、円を積極的に売り進める材料に乏しかったため徐々に円売り圧力は後退している。

[2009-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は軟調。序盤は11月米雇用統計を前に、積極的な売買が手控えられて、値動きが細っていた。ただ、注目の11月米雇用統計で、失業率は10.0%と前回から低下し、予想よりも強い結果だった上、非農業部門雇用者数にいたっては1万1000人減少とあとわずかで増加に転じるほど減少ペースが緩和していた。米雇用市場の改善期待が一気に高まって米金利が上昇すると対米ドルで円売りが膨らみ円全体が押し下げられている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=89円90銭前後と11月13日以来の高値、ユーロ円は1ユーロ=134円31銭前後は11月16日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは軟調。一時1ユーロ=1.4912ドル前後まで売られた。強い米雇用指標を受けて米低金利政策が長期化するとのこれまでの見方が後退し、ドル売りポジションを解消する動きが強まった。

[2009-12-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。11月の米雇用統計が強い内容で、米金利が急上昇すると対ドルで円売りが膨らみ、円全体が値を下げた。指標を受けてダウ工業株30種平均が一時150ドル高と年初来高値を更新し、リスク志向が高まったこととも一時円売りを誘った。もっとも、米国株が伸び悩むと下げ渋った場面も見られたが、対ドルで損失覚悟の円売り注文を巻き込むと、その他通貨に対しても円売りが再び強まった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時11月6日以来の高値となる1ドル=90円78銭前後まで買われた。ユーロ円はドル円の上昇につれて、一時11月12日以来の高値の1ユーロ=134円54銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは大幅安。一時1ユーロ=1.4821ドル前後まで売り込まれた。

[2009-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。前週末の米国市場で、11月米雇用統計が予想以上に改善したことを受けて対ドルで円売りが膨らみ、その他通貨に対しても円が売られた。その反動から利益確定の円買いが先行した。日本株高を期待した参加者から円売りが出る場面があったものの、利益確定の買いが厚かった上、国内輸出企業からの買いが対ドル中心に目立ち下値は限定的だった。

[2009-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。午後に入っても対ドルで国内輸出企業からの円買いが続き、その他通貨に対しても円買いが入った。日本株が引けにかけて上げ幅を拡大すると一時伸び悩んだが、ドバイの株価が軟調なことや時間外の米株価指数先物が下げ幅を拡大していることなどを背景にリスクポジション解消目的の円買いが再開して値を上げている。ストップロスを巻き込んで上げ幅が拡大した。

[2009-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は買い先行後はやや伸び悩み。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の資金繰り悪化懸念が再び意識されたことを受けて英欧株価が下落すると、対ポンドやユーロ中心にリスクポジション解消目的の円買いが広がった。商品相場の下落を背景に、対資源国通貨での円買いも見られた。ただ、買い一巡後はやや伸び悩む展開に。短期スタンスで円買いを進めた参加者からいったん持ち高調整の円売りが出たほか欧州株が下げ幅を縮小したことなどが意識された。
【 通貨ペア 】
・ドル円はクロス円の下落につれて一時1ドル=89円70銭前後まで値を下げた後、90円台前半まで値を戻した。
・ユーロ円は一時1ユーロ=132円83銭前後まで売られた後はひとまず下げ渋っている。
・一方、ポンド円はさえない。ドバイ株の急落を受けてドバイの信用不安が改めて意識されると、一時1ポンド=146円92銭前後まで値を下げた。市場関係者からは「英インディペンデント紙の『英経済は世界のトップ10から転落する』との記事がポンドの重しとなった」との声も聞かれた。
・ユーロドルはドバイの信用不安が改めて意識されると、欧州株や時間外のダウ先物が下落。目先のストップロスを巻き込んで、一時本日安値となる1ユーロ=1.4756ドル前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後はショートカバーでやや値を戻す展開に。市場参加者からは「1.4750ドルに設定されたオプションに絡んで、アジア系中銀からのユーロ買いドル売りが見られた」との指摘があった。

[2009-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては堅調。対欧州通貨でドル売りが出たことを受けた円買いドル売りが入った。米長期金利が低下したことも支えとなり値を上げた。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が「米国は経済成長において重大な逆風に直面している」、「クレジット市場はタイトで、雇用市場は弱い」と米経済の先行きに対し慎重な見方を示したことなどを背景に買いが膨らみ、一時上げ幅を広げた。一方、ドル以外の通貨に対してはもみ合い。対ドルでの円買いが支えとなる一方、米国株が一時上昇したことを受けた円売りが重しとなった。

[2009-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が7日、米景気に改めて慎重な見方を示し、米低金利政策の長期化観測が再燃。対ドルでの円の先高観が高まったこともあって国内輸出企業から円買いが入った。対ユーロや豪ドルでは、8日午前の日本株や上海総合指数が下落していることを受けたリスク資産圧縮目的の円買いも入って値を上げた。

[2009-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。対ドルで国内輸出企業からの円買いが続くと、その他通貨にも円買いが波及した。上海総合指数が引けにかけて下げ幅を縮小すると、持ち高調整の円売りが出る場面があったが、欧州勢が参入すると英国債の格下げの可能性を示唆する報道を材料に対ポンドで円買いが強まったほか、ドバイの株価が大幅に下落したことや、時間外のダウ先物が下げに転じたことなどを背景にリスクポジション解消目的の円買いが入ったため円全般が値を上げた。

[2009-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は堅調。英国の格付けを巡る懸念が高まったことや10月英鉱工業生産指数が予想より弱い内容となったことを背景に、対ポンド中心に円買いが広がった。ドバイ株や時間外のダウ先物の下落を受けて、リスク資産圧縮目的の円買い・外貨売りも入った。
【 通貨ペア 】
・ドル円はクロス円の下落につれて、一時1ドル=88円39銭前後まで値を下げた。また、ポンド円はドバイの信用不安が改めて意識される中、英格付けを巡る懸念が高まり一時1ポンド=144円14銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は軟調。22時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=130円68銭前後まで値を下げた。10月独鉱工業生産指数がさえない内容となったことや、フィッチがギリシャを格下げしたことが相場の重しとなった。
・ユーロドルは22時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4757ドル前後まで値を下げた。株価の下落や商品相場安を背景に、リスクポジション解消目的のユーロ売りドル買いが膨らんだ。格付け会社フィッチによるギリシャの格下げや予想より弱い独経済指標を意識したユーロ売りも見られた。

[2009-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。ドバイの信用不安が意識される中、格付け会社フィッチがギリシャの格付けを引き下げたと発表。米国株式相場が軟調に推移したことを背景に投資家のリスク回避の動きが強まり、円買いが膨らんだ。NY金先物相場が2%を超す下落となったことを背景に対資源国通貨やユーロで円買いが入ったことも円全体の支えとなった。

[2009-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。9日の米国市場で、米株安を背景にリスクポジション解消目的の円買いが進んだ流れを引き継ぎ高く始まった。日本の7-9月期実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から大幅に下方修正され、市場予想平均も下回るとファンダメンタルス(経済の基礎的条件)の弱さが意識されて円売りが出たが、対ドルで国内輸出企業からの円買いが厚く、円全体が下支えされて値を戻している。9日前場の日本株が下落したものの、米株安や日本のGDPの下方修正を受けてある程度織り込まれており反応は薄い。

[2009-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。9日のドバイの株価が大幅に下落すると、英金融機関とドバイの関係が強いとされているため対ポンドで円買いが膨らんだ。対ポンドでの円買いはその他通貨に対しても円買いを誘い、ストップロスを巻き込んで円全体の上げ幅が拡大した。時間外のNY金先物相場やWTI原油先物相場が底堅くなっている影響で、資源国通貨やユーロなどに対する円買いの勢いが弱まる場面も見られたが、対ドルで円買いが断続的に入ると円は一段高となった。

[2009-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ドバイの株価が大幅に下落すると、英金融機関とドバイの関係が強いとされている英ポンドに対して円買いが先行。ポンド円の下落につれる格好で、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。英・独の株価指数が持ち直したことや、時間外のダウ先物が底堅く推移していることなどが円の重しとなった。序盤に、短期スタンスで円買いを進めた参加者から持ち高解消の円売りも出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円はクロス円の下落につれて、一時1ドル=87円36銭前後まで値を下げた。損失覚悟の円買いドル売り注文を巻き込んだ。ただ、その後はクロス円の買い戻しにつれて、88円台前半まで値を戻した。ユーロ円は18時前に一時本日安値となる1ユーロ=128円78銭前後まで値を下げた後は130円台前半まで買い戻される場面があった。
・ポンド円は売り先行後は持ち直した。ドバイの信用不安の再燃を受けて一時1ポンド=142円02銭前後まで下落した後は、ショートカバーで徐々に値を戻す展開に。ダウ先物や原油先物相場の上昇が買い戻しを誘った。10月英貿易収支が予想より弱い内容となったことや、ダーリング英財務相が「景気回復が確保されるまで財政支援を維持する」「銀行利益に対する超過利潤税は課さないと決定」などと述べたことへの反応は限定的だった。
・ユーロドルは底堅い動き。ポンドドルやユーロ円の下落につれて一時1ユーロ=1.4700ドルを割り込む場面が見られたが、ダウ先物の上昇などを背景にしたユーロ買いが支えとなり、一時1.4783ドル前後まで値を上げた。

[2009-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペインの格付け見通しを「ネガティブ」としたことを受けてダウ先物が一時下げに転じた。投資家がリスク回避の動きを強めるとの見方から円買いが入った。安く始まった現物の米国株式相場が持ち直した場面では円売りが出たため伸び悩んだが、WTI原油先物相場が一時3%を超す下落となったことが対ユーロや資源国通貨で支えとなり値を上げた。ただ、引けにかけて米国株が持ち直すと投資家のリスク回避の動きに歯止めがかかり円売りに押し戻された。

[2009-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。利上げ時期の前倒しが示唆されたNZドルや、強い雇用指標の伝わった豪ドルなどに対して円売りが強まると、その他通貨にも円売りが波及し、円全体が下げた。

[2009-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。10日後場の日本株が下げ幅を拡大したことを受けて、リスク資産圧縮目的でユーロやオセアニア通貨などに対して円買いが入った。対ドルでは国内輸出企業からの買いも出ていたようだ。もっとも、10日のドバイ金融市場総合指数が一時マイナス圏で推移した後、持ち直し上げ幅を拡大すると、短期スタンスで円買いを進めていた参加者から円売りが出て押し戻された。

[2009-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円はさえない。安く始まったドバイ株が急反発すると投資家のリスク志向が回復するとの見方から、金利先高観の強い豪ドルや金融引き締め時期の前倒しが示唆されたNZドル中心に円売りが広がった。時間外のダウ先物が堅調に推移していることも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円はクロス円の上昇につれて、一時1ドル=88円45銭前後まで値を上げた。ただ、22時30分に公表された前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったと伝わると、87円台後半まで下押しした。
・ポンド円は20時30分過ぎに一時本日高値となる1ポンド=144円42銭前後まで値を上げた。ドバイの信用不安がやや後退したことや、株高を背景に円売りポンド買いが出た。イングランド銀行(BOE)は10日、政策金利を市場の大方の予想通り現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表。同時に公表された声明では「資産買い取りプログラムは2000億ポンドで据え置く」「現在の資産買取プログラムの終了にはあと2ヶ月かかる見込み」との見方が示された。市場では、概ね予想された内容だったと受け止められ特に材料視されなかった。
・ユーロドルは17時30分過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4684ドル前後まで値を下げた後、徐々に値を戻す展開に。昨日の安値1.4665ドル前後を意識した買いが入ったほか、ダウ先物の上昇などが相場を支えた。一時1.4756ドル前後まで値を上げて、アジア時間に付けた日通し高値の1.4760ドル前後に接近する場面があった。

[2009-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。前週分の新規失業保険申請件数が市場予想平均より弱く、対ドルで円買いが入ると他の通貨でも円買いが波及した。米国株式相場が高く始まったことを受けた円売りがいったん上値を抑えたが、米国株が伸び悩んだほか、商品相場が売られると対ユーロ、資源国通貨などで円買いが広がり上げ幅を広げた。ただ、積極的に円を買い進める材料も見当たらず、米国株もプラス圏で推移したことから徐々に売りに押された。

[2009-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日本株高を背景に、リスク志向が高まって円売りが出た。対ドルでは仲値決済に絡んだ円売りが散見された。11月の中国主要経済指標は強弱まちまちの内容だったが、発表後の上海総合指数が一時上げ幅を拡大すると円売りの勢いが増した。ストップロスを巻き込んで下げ幅が広がっている。

[2009-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は軟調。序盤は、アジア時間に急ピッチで円安が進んだ反動や、対ユーロで独国債の償還・利払いに絡んだと見られる円買いが入る場面があったが、買い一巡後は売りに押される展開に。時間外のダウ先物の上昇や欧州株高を背景に、投資家のリスク志向が回復するとの見方から円売り外貨買いが広がった。その後、米商務省が発表した11月の米小売売上高が予想より強い内容となったことが伝わると、対ドル中心に円売りが加速した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=89円28銭前後まで値を上げた。予想を上回る米指標を受けて米長期金利が上昇したことも円売りドル買いを促した。
・ユーロ円は底堅い動き。独国債の償還利払いに絡んだ円買いユーロ売りに押されて一時1ユーロ=130円台半ばまで下押しする場面があったが、売り一巡後はじりじりと値を上げる展開に。株高や商品相場高を材料に買いが進んだ。22時30分過ぎに一時131円60銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。株価やコモディティ価格の上昇につれて一時本日高値となる1ユーロ=1.4777ドル前後まで値を上げた後は、利食い売りなどに押されている。11月米小売売上高が予想より強い内容となったことを受けて米長期金利が上昇すると、一時1.47ドル台前半まで下押しした。

[2009-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻し。米11月小売売上高が市場予想平均を上回り、ダウ先物が上げ幅を拡大。日欧市場で強まっていた投資家のリスク志向が一段と進むとの見方から売りが強まった。対ドルでの円売りも重しとなり値を下げた。ただ、指標を受けて米金利が上昇すると対ユーロなどでのドル買いが進み、ユーロ円が下落。これが円全体の下値を支えた。米12月消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)は市場予想平均を上回ったものの、米国株式相場が一時伸び悩むと短期スタンスの参加者からの利益確定の円買いも加わり値を戻した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=89円81銭前後まで値を上げたが、クロス円の売りや国内輸出企業の円買いドル売りで値を下げた。ユーロ円は一時1ユーロ=131円60銭前後まで値を上げたものの、独国債の償還利払いに絡んだ円買いユーロ売りが意識される中、ユーロドルの売りを受けた円買いユーロ売りが重しとなり上値を切り下げた。
・ユーロドルは下値を探る展開。強い米経済指標を背景に米金利が上昇したため、ユーロ売りドル買いが強まった。昨日安値の1ユーロ=1.4684ドルを下抜けると断続的にストップロスを巻き込み、一時10月5日以来安値の1.4586ドルまで売り込まれた。

[2009-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。14日午前の日本株相場がさえない値動きとなったことや、中国株式市場で上海総合指数が一時2%超下落したことなどを材料に、リスク資産圧縮目的の円買い外貨売りが入った。対ドルやユーロでは、国内輸出企業からの円買いが断続的に見られた。

[2009-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国が声明で「本日期限を迎えるナヒールのイスラム債41億ドルを償還するために、アブダビから100億ドルの支援を得た」と発表すると、ドバイの信用不安が後退し円売りが出た。時間外のダウ先物が持ち直したことや、14日後場の日本株が下げ幅を縮小したことも円売りを促した。ただ、その後は再び円が買われる展開に。円の下値では押し目買い意欲が強いほか、対ドル中心に国内輸出企業から円買いが入った。

[2009-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。対ユーロで英欧の金融機関からと見られるドル買いが入ると、ユーロに対して円買いが進み、その他通貨に対しても円買いが入る場面があった。時間外のダウ先物が伸び悩んだことも円を一時支えた。もっとも、米シティ・グループが米政府や規制当局とTARP返済で合意したと伝わるとダウ先物が再度上げ幅を拡大。リスク志向が戻り対豪ドルやポンドなど中心に円売りが進んで円全体が押し戻された。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに一時本日安値となる1ドル=88円32銭前後まで売られた。ユーロ円はユーロドルの売りにつられて20時30分過ぎに1ユーロ=129円31-36銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは上値が重い。欧州や英国系の金融機関からと見られる売りに一時押された。1ユーロ=1.4613-18ドル前後まで下押しする場面があった。

[2009-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。ドバイの信用不安が和らぎ米国株式相場が上昇したことを受けて、オセアニア通貨に対して円売りが出たことが円全体の上値を抑えた。

[2009-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日本株や中国株の下落が円の支援材料となる半面、事業法人の決済が集中しやすい五十日とあって仲値決済に絡んだ円売りが出た。欧米のクリスマス休暇接近で参加者の減少が見込まれる中、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、積極的な売買は手控えられたようだ。

[2009-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。序盤は、対ドル中心に国内機関投資家から断続的に円売りが出たため、他の通貨に対しても円売りが波及した。ただ、売り一巡後は一転円買いが優勢に。オーストリアの銀行を巡る懸念が高まったことをきっかけに、対ユーロ中心に円買いが入ったほか、時間外のダウ先物の失速が円の支援材料となった。

[2009-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して一進一退。序盤は、時間外のダウ先物の下げ幅拡大や、欧信用不安の高まりなどを背景に対ドルでユーロやオセアニア通貨が売られたため、ユーロやオセアニア通貨に対して円買いが先行。円はドル以外の通貨全般に対し値を上げた。ただ、対ドルで円売りが強まっていたため円の上値は限定的で伸び悩むと、欧州市場の序盤に円買いを進めた参加者が反対売買を迫られた。その後も、対ドルでの円売りが継続したこともあって、円全体は一段と押し下げられた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は英フィナンシャル・タイムズ(FT)が15日、米連邦準備理事会(FRB)がこれまでの金融緩和政策を変更させる可能性があるとの観測記事を載せたことが支えとなった。22時30分過ぎに1ドル=89円72銭前後まで上げた。ユーロ円は序盤に1ユーロ=129円54銭前後と本日安値をつけたが、対ドルで円売りが続くと、徐々に円売りユーロ買いが優位になった。23時過ぎには1ユーロ=130円44銭前後と本日高値を付けている。
・ユーロドルは軟調。FTの記事や、オーストリア中央銀行が国内第4位の金融機関を『ウォッチリスト』に載せるよう求めるなど欧金融不安が高まっていることなどを受けた。1ユーロ=1.4522ドル前後と10月2日以来の安値を付けた。

[2009-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。対欧州オセアニア通貨でのドル買いを受けた円売りドル買いが円全体の重しとなったほか、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を変更する可能性があるとの英フィナンシャル・タイムズ(FT)の憶測記事も意識され米長期金利が上昇したことも対ドルでの円売りを誘い、値を下げた。ただ、現物の米国株式相場が引けにかけて下げ幅を広げると円買いが入ったため下げ渋った。

[2009-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後はもみ合い。日本時間今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、持ち高調整の取引が中心だった。一方、豪ドルに対しては底堅い動き。7-9月期豪国内総生産(GDP)が予想より弱い内容となったことや、バッテリーノ豪準備銀行(RBA)副総裁の発言を材料に、豪追加利上げ観測が後退したことを受けた円買い豪ドル売りが進んだ。

[2009-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。豪追加利上げ観測が後退したことなどを背景に、対豪ドルで円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが波及。対ドルでは1ドル=90円台に観測されている国内輸出企業からの円買い注文を意識した円買いも見られた。ただ、日本時間今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、円を積極的に買い進める材料に乏しかったため、徐々に円買い圧力は後退している。

[2009-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円はドルや欧州通貨に対して軟調な半面、対オセアニア通貨では下値が堅い。時間外のダウ先物が上げ幅を拡大したことを受けてユーロなどに対して円売りが出たほか、強い英雇用指標を背景に対ポンドでも円売りが目立った。一方、早期の利上げ観測の後退した豪ドルに対しては下値が堅い。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=89円88銭前後と本日高値を付けた。ただ、対欧州通貨でドル売りが強まったことが重しとなり、徐々に上値を切り下げている。ユーロ円は18時過ぎに1ユーロ=130円80銭前後と本日高値をつけた。
・ポンドドルは堅調。21時過ぎに本日高値となる1ポンド=1.6374ドル前後まで上昇した。英国立統計局が16日発表した11月の英雇用統計で、失業者数(失業保険申請ベース、季節調整済み)が前月比で6300人減と市場予想平均の前月比1万2500人増より強かったことや、失業率も5.0%と市場予想平均の5.1%より強かったことなどを受けて買われた。
・ユーロドルは堅調。時間外のニューヨーク金先物相場が堅調に推移していることや、ダウ先物の上昇などを受けて買いが入った。日本時間明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、昨日ユーロ売りドル買いを進めていた参加者がポジション調整で反対売買を進めている面もあるようだ。21時過ぎに1ユーロ=1.4585ドル前後と日通しの高値を付けている。

[2009-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。米国株式相場が高く始まったことを受けて円売りが出た。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がギリシャの長期ソブリン債の信用格付けを「BBB+」に引き下げたことを背景に対欧州通貨でのドル買いにつれた円買い欧州通貨売りが支えとなる場面があったが、対ドルでの円売りが強まったため円全体が押し下げられた。米公開市場委員会(FOMC)終了後に米長期金利が上昇したことも対ドルでの円売りを誘った。

[2009-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては強含み。米国が徐々に出口戦略に近づいているとの見方が広がる中、ユーロドルが急落。これを受けて対ユーロで円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外の米株価指数先物の下落も円の支援材料となった。一方、ドルに対してはじり安。対ユーロでのドル買いにつれた円売りドル買いが出た。ただ、国内輸出企業からの円買い注文は厚く下落の勢いは弱めだった。

[2009-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて買いが強まった。対ポンドでまとまった規模の円買いが入ると、他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外のダウ先物や中国株の下落も円の支援材料となった。市場関係者からは「対ドルでは、1ドル=90円台を維持できなかったため、短期筋からの円買いが入った」との声が聞かれた。

[2009-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対して堅調。対ポンドでまとまった規模の円買いが持ち込まれると、他の通貨にも円買いが波及し円全体が値を上げた。時間外の米株価指数先物が軟調に推移しているため、リスクポジション解消目的の円買いも入り円を支えた。一方、円はドルに対しては一進一退。序盤は対ポンドでの円買いにつられて円買いドル売りが入ったものの、欧州オセアニア通貨に対するドル買いの勢いが増すと円に対してもドル買いが優位になって値を戻した。
【 通貨ペア 】
・ドル円はポンド円の売りに押されて、序盤に1ドル=89円56銭前後と本日安値をつけたが、欧州オセアニア通貨に対するドル買いを受けた円売りドル買いが続き22時過ぎには90円台を回復している。
・ユーロ円は19時過ぎに1ユーロ=128円92銭前後と本日安値をつけた。
・ポンド円は大幅安。序盤は「ロシア勢からの売りが出た」との指摘があったほか、英小売指標が予想を下回ったことも売りを誘った。一時1ポンド=144円69銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは軟調。19時30分過ぎに1ユーロ=1.4329ドル前後と9月7日以来の安値を付けた。ポンドドルの売りが強まったことや、時間外のダウ先物が軟調に推移したことなどを背景にユーロ売りドル買いが出た。

[2009-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては下げ渋り。米連邦準備理事会(FRB)が16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で雇用市場の悪化に歯止めがかかったとの認識を示したほか、大部分の特別流動性供給策を来年2月1日に終了すると公表した。出口戦略に近づきつつあると意識されて対ドルで円売りが出たほか、ユーロ圏信用不安を背景に対ユーロでドル買いが膨らんだことも対ドルでの円売りを後押しした。ただ、下値では国内輸出企業の円買い注文が支えとなり値を戻した。一方、ドル以外の通貨に対しては一進一退。対ドルでの円売りが一時強まると他の通貨でも円売りが波及し値を下げた。もっとも、米国株式相場が下げ幅を広げたことを背景に、リスク資産圧縮目的の円買いが入り値を戻した。

[2009-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。ユーロが対スイスフランで急落すると、ユーロ円が下落。他の通貨に対しても円買いが波及した。ドルスイスフランの下落を背景にした円買いドル売りも見られた。損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込むと、上昇に弾みが付いた。ただ、買い一巡後は一転円売りが優勢に。日銀金融政策決定会合の結果公表を前に、円の上昇過程で円買いを進めた短期筋から反対売買が出たようだ。欧米勢のクリスマス休暇を前に商いが細っており小額の売買でも値が振れやすかった。

[2009-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。午前中に円高が進んだ反動で短期筋から持ち高解消の円売りが出たほか、日本株相場が引けにかけて下げ幅を縮小したことなどが円の重しとなった。夕刻にかけては、ロンドン8時(日本時間17時)のフィキシングに向けて、外貨建て投信の設定に伴う円売り外貨買いが出たとの指摘があった。日銀が17-18日に開いた金融政策決定会合で政策金利の維持などを決めたことや、白川方明日銀総裁の定例記者会見での発言については直接の反応は見られなかった。

[2009-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は軟調。外貨建て投資信託の新規設定に絡んだと見られる円売りが先行した。時間外のダウ先物が上げ幅を拡大し、リスク志向が高まったことも円売りを後押しした。その後は、ダウ先物が上げ幅を縮小しており、ドル以外の通貨に対しては下値が堅くなっている。一方、ドルに対しては欧州オセアニア通貨に対してドル買いが進んでいることを受けた円売りが出てじり安となっている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=90円47銭前後と本日高値をつけた。ユーロ円は19時過ぎに1ユーロ=130円03銭前後と本日高値をつけている。
・ユーロドルは行って来いの展開。ユーロ円の買いや時間外のダウ先物の上昇を背景に買いが先行した。一時1.4400ドル台を回復した。もっとも、ダウ先物が伸び悩むと、ユーロ買いドル売りの動きも後退。22時30分過ぎには1ユーロ=1.4327-30ドル前後まで押し戻されている。

[2009-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。ダウ工業株30種平均が一時下げに転じリスクポジション解消の円買いで値を上げたが、その後ダウ平均は持ち直したため円買い圧力は後退し値を戻した。また、ドルに対しては、クリスマス休暇を控えた参加者から対ユーロでポジション調整のドル買いが強まったことを背景に円売りドル買いが膨らむ場面があった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=90円91銭と11月4日以来の高値を付けた。ユーロ円はリスクポジション解消の円買いユーロ売りが出た場面で、一時1ユーロ=129円03-08銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは底堅い。節目の1.4300ドルを下抜けて、ストップロスを誘発。一時9月4日以来の安値となる1ユーロ=1.4262ドル前後まで売り込まれた。もっとも、今週に入り大幅に下げており、週末を控えて買い戻しが入り入ったため、徐々に値を戻した。

[2009-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は早朝取引で買いが強まった後、もみ合い。早朝取引で、ユーロスイスフランやポンドスイスフランが売られると、つられて円買いポンド売り、円買いユーロ売りが強まりその他通貨にも円買いが入った。商いの薄い時間帯だったこともあり、値動きが大きくなったようだ。ただ、ユーロスイスフラン、ポンドスイスフランの売りが収まったほか、日本株が上昇したことを背景に上値では円売りが出たため押し戻された。その後は、新規の取引材料に乏しく積極的な売買は見られない。

[2009-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。豪準備銀行(RBA)の追加利上げ観測が後退していることが意識されて対豪ドルで円が買われると、その他通貨に対しても円買いが入る場面があった。もっとも、一段と円を買い進める材料に乏しかった上、21日午後の上海総合指数が持ち直したこともあり、持ち高調整の円売りに押し戻された。その後は、手掛かり難で方向感に乏しい展開だ。

[2009-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。序盤は、豪追加利上げ観測の後退を材料に対豪ドルで円買いが入ったほか、対スイスフランで円買いが強まったことをきっかけに他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、その後は一段と円を買い進める材料に乏しかった上、時間外のダウ先物が堅調に推移していることもあり、徐々に持ち高調整の円売りに押されている。
【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。1ドル=90円台半ばでの値動きが続いている。一方、ユーロ円は底堅い動き。ギリシャのソブリンリスクが引き続き意識される中、一時1ユーロ=129円台前半まで下押ししたものの、売り一巡後は値を戻す展開に。対ポンドでユーロ買いが強まった影響を受けたほか、ダウ先物の上昇を背景に円売りユーロ買いが強まると一時130円18銭前後まで値を上げた。
・ドルスイスフランは頭が重い。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)による介入警戒感がくすぶる中、まとまった規模のドル買いスイスフラン売りが出されると一時1ドル=1.0483スイスフランまで値を上げた。ただ、買い一巡後は売りに押される展開に。SNB当局者がスイスフラン相場へのコメントを拒否したため、再びドル売りスイスフラン買いが進んでる。
・ユーロドルは底堅い動き。ユーロ圏の信用不安が高まっていることを材料にユーロ売りが先行。18時前に一時1ユーロ=1.4280ドル前後と早朝に付けた日通し安値に面合わせした。市場関係者からは「コンピューターで売買の好機を判断するモデル系ファンドからの売りが出た」との声が聞かれた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢。ダウ先物の上昇や欧州株高を背景にユーロ買いドル売りが入った。22時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.4373ドル前後まで値を上げた。

[2009-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。白川日銀総裁がテレビ局とのインタビューで「実質ゼロ金利を粘り強く継続し、需給バランスの改善を図る」などと述べたことや米長期金利が上昇したことなどを受けて対ドルで円売りが膨らみ、他の通貨でも円売りが波及した。米国株式相場が堅調に推移したことも重しとなり値を下げた。

[2009-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。手掛かり難で値動きが細っていたが、欧州勢が参入すると、欧州オセアニア通貨に対するドル売りと共に円も売られたため値を下げている。ドル売り材料は伝わっていないが、これまで、欧州オセアニア通貨に対しドルの買い戻しが続いていたため、持ち高調整のドル売りが出たようだ。一方、対ドルでは、欧州オセアニア通貨に対するドル売りの勢いが強かったこともありやや円買い優位。

[2009-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。対ドルでは、米国が徐々に出口戦略に近づいているとの見方が広がる中、時間外のダウ先物の上昇や欧州株高を意識した円売りが出た。一方、ドル以外の通貨に対してはもみ合い。株高を受けた円売り外貨買いが出る半面、対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が下落したことにつれた円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。対ポンドでは、7-9月期英国内総生産(GDP)確定値が予想より弱い内容となったこと意識した円買いも見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。アジアの取引時間帯に付けた高値1ドル=91円49銭を上抜けて、一時10月28日以来の高値となる91円66銭前後まで値を上げた。一方、ポンド円はさえない。予想を下回る英GDP確定値を意識した売りに押されて、一時1ポンド=146円03銭前後まで値を下げた。ただ、ドル円の上昇につれた円売りポンド買いが下値を支えたため、一方的に円高ポンド安が進む状況にはならなかった。
・ユーロドルは頭が重い。17時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.4333ドル前後まで値を上げた後は、じりじりと売りに押される展開に。米格付け会社ムーディーズがギリシャを格下げしたことが嫌気されたほか、ポンドドルの下落につれたユーロ売りドル買いが出た。一時1.4269-72ドルまで下押しして、アジア時間に付けた日通し安値1.4265ドル前後に接近する場面があった。

[2009-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。7-9月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率で2.2%と改定値、市場予想平均を下回った。米景気回復期待が後退し対ドルで円買いが入ると、他の通貨でも円買いが広がった。ただ、米GDP確定値を「過去の数値」と見なす向きもあり対ドルでの円買いは限定的となったほか、米国株式相場が高く始まったことを受けた円売りに押された。11月米中古住宅販売件数が市場予想平均を上回り、米長期金利が上昇。対ドルでの円売りが強まると、円全体の重しとなり値を下げた。その後、対欧州オセアニア通貨でドルが上げ幅を広げたため円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入る場面もあったが、上値では米国株が堅調に推移したことを背景にした円売りが重しとなった。

[2009-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。天皇誕生日の祝日に伴い東京市場が休場となる中、対ドルで前日に膨らんだ円の売り持ち高を解消する動きが進み、その他の通貨にも円の買い戻しが波及した。ただ、積極的に円を買う材料もなかったため、上値は限られた。

[2009-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。新規の取引材料に乏しかったほか、東京市場の休場や海外勢のクリスマス休暇入りで薄商いだったこともあり、持ち高調整を目的とした小口取引に終始した。ただ、時間外のダウ先物が伸び悩むにつれて、対ユーロや資源国通貨で小幅に円が買われる場面もあった。

[2009-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してはさえない。時間外のダウ先物の上昇や欧州株高を背景に円売り外貨買いが出た。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が上昇したことにつれた円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いも見られた。一方、ドルに対しては下値が堅い。ドルが対欧州オセアニア通貨で売られたことにつれた円買いドル売りが相場を支えた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は上値が重い。18時30分過ぎに一時1ドル=91円88銭前後と昨日の高値に面合わせした後は、伸び悩む展開に。市場関係者からは「節目の92円00銭や10月27日の高値92円33銭が上値の目処として意識されている」との声が聞かれた。
・スイスフラン円は堅調。対ユーロやドルでスイスフラン買いが強まった影響で、一時7日以来の高値となる1スイスフラン=88円06銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは特に新規のユーロ買い材料は伝わっていないが、対スイスフランやカナダドルでドル売りが強まった流れを受けて、一時本日高値となる1ユーロ=1.4293ドル前後まで値を上げた。前日までに急ピッチでユーロ安ドル高が進んだ反動もあった。

[2009-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては弱含み。米国株が高く始まったことを背景に対欧州オセアニア通貨でのドル売りを受けた円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いで値を下げた。原油在庫統計が前週比で市場予想平均を上回る減少幅となりWTI原油先物相場が大幅に上昇したため、対資源国通貨で円売りが出たことも円全体の重しとなった。ただ、11月米新築住宅販売件数が市場予想平均よりも弱く、ドルに対して円買いが膨らむと、他の通貨でも円買いが波及し下げ渋る場面があった。一方ドルに対しては一進一退。対欧州オセアニア通貨でのドル売りを受けた円買いドル売りが支えとなったほか、予想を下回る米住宅指標を受けて米長期金利が低下したことも円買いを誘い、値を上げた。ただ、上値では米国株が底堅く推移したため円売りが出たほか、ドル売りが一服したことも重しとなり上げ幅を縮めた。

[2009-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。中国株や日本株の上昇を背景に円売りが出た。対ドルでは仲値に向けた円売りも出た。一方で、株高を受けて欧州オセアニア通貨に対するドル売りの勢いが徐々に増すと、円買いドル売りが優位になり円全体の下値を支えている。対ドルでは国内輸出企業の円買いも引き続き入っているようだ。もっとも、クリスマス休暇に入った参加者が多いこともあり、商い自体は低調だ。

[2009-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。対ドルやユーロで国内輸出企業からと見られる円買いが入り、円全体を一時支えた。一方で、中国株高や時間外のNY金先物相場の上昇などを背景に欧州勢から欧州オセアニア通貨に対して円売りが出たため上値は重かった。

[2009-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円はさえない。時間外のダウ先物やNY金先物相場の上昇を材料に、対ユーロ中心に円売りが出ると他の通貨に対しても円売りが波及した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は下げ渋り。16時過ぎに一時本日安値となる1ドル=91円13銭前後まで値を下げた後は、ショートカバーでやや値を戻している。クロス円の上昇につれた円売りドル買いが相場を下支えした。
・ユーロ円は強含み。昨日の高値1ユーロ=131円49銭前後を上抜けて、一時8日以来の高値となる131円83銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは時間外のダウ先物やNY金先物相場の上昇を背景に、欧州勢がユーロ買いドル売りで参入。ユーロポンドの上昇につれた買いも相場の支えとなり19時30分過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.4419ドル前後まで値を上げた。

[2009-12-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、買い戻し。前週分の新規失業保険申請件数が市場予想平均より強い内容となったことを受けて米長期金利が上昇。対ドルで円売りが強まると、他の通貨でも円売りが波及し値を下げた。ダウ工業株30種平均が年初来高値を更新したことも重しとなった。ただ、下値では短期スタンスで円売りを進めた参加者から円買いが入ったほか、対ドルでの円売り圧力が後退したことも円全体の支えとなり値を戻した。

[2009-12-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。ドルに対して仲値決済に絡んだ円売りが出ると、他通貨に対しても円売りが出た。半面、ドルやユーロに対して国内輸出企業からの円買いが散見された上、25日午前の日本株が上値の重い展開となっており、円の下値は限られた。日本の雇用指標や、消費者物価指数などに対する反応は目立たなかった。全体としては、欧米市場がクリスマスで休場となるため取引は閑散だった。

[2009-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りが出ると、他の通貨にも円売りが波及。対オセアニア通貨では、日本株や上海総合指数の上昇を背景にした円売りが出た。

[2009-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日本、アジア株高や商品相場の上昇を受けて、対オセアニア通貨中心に円売りが出る場面があった。ただ、その後は一段と円を売り進める材料に乏しかった上、ボクシングデーで英国が休場となるため徐々に値動きが細った。

[2009-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。ユーロやスイスフランに対してやや円売りが散見されたが、ボクシングデーでロンドン市場が休場で、市場参加者が通常より減少しており、積極的な持ち高形成は見られなかった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は22時前に1ユーロ=131円92銭前後と本日高値を付けた。
・スイスフラン円は22時過ぎに1スイスフラン=88円60銭前後と日通しの高値を付けた。
・ユーロドルは強含み。ニューヨーク勢から買いが見られ22時前に1ユーロ=1.4414ドル前後と本日高値を付けた。

[2009-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が出なかった。対ポンドやカナダドルで円売りが一時強まると円全体の重しとなり値を下げたが、主要な米経済指標がなく、新規の取引材料に乏しかったため円売り圧力は後退し値を戻した。

[2009-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。対ドル中心に仲値決済に向けた円売りが出る場面があったものの、売り一巡後は徐々に値動きが鈍った。年末年始を控えて市場参加者が減少し、積極的な持ち高形成が手控えられたため方向感が出なかった。

[2009-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては売りが優勢。しばらくは動意の薄い展開が続いていたが、連休明けのロンドン勢がドル売りで参入すると、円もつられて値を下げた。一方、ドルに対してはじり高。クロス円の上昇つれた円売りドル買いが重しになる半面、ドルが対オセアニア通貨で売られたことにつれた円買いドル売りが相場を支えている。

[2009-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は軟調。連休明けのロンドン勢から円売りが先行した。特にオセアニア通貨に対する円売りが目立った。対ドルでは、欧州オセアニア通貨に対してドル売りが進んだ影響で値を上げる場面があった。ただ、同時にオセアニア通貨やユーロなどに対し円売りが続いたことが円売りドル買いを誘ったほか、対ポンドでドルの買い戻しが進んだため円は安値圏まで値を下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は欧州オセアニア通貨に対してドル売りが強まったことを受けて1ドル=91円52銭前後と本日安値を付けた。ただ、オセアニアのクロス円に買いが続いたことが下値を支えた上、対ポンドでドルの買い戻しが入ったことも円売りドル買いを誘い値を上げている。22時過ぎには1ドル=91円80銭前後と本日高値をつけた。
・ユーロ円は22時前に本日高値となる1ユーロ=132円61銭前後まで買われた。
・ポンドドルは行って来いの展開。ロンドン勢からのポンド買いドル売りで1ポンド=1.6068ドル前後と本日高値を付けたが、ユーロポンドの買いが強まったことを受けたポンド売りドル買いが徐々に優位になって押し戻された。20時過ぎには1.5982ドル前後と本日安値まで売られた。
・ユーロドルは堅調。ロンドン勢からの買いが先行。アジアの中銀からと見られる買いも入り値を上げた。対ポンドでユーロ買いが強まったことも支えとなり、22時前に1ユーロ=1.4459ドル前後と日通しの高値をつけている。

[2009-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては売り先行後、買い戻し。序盤は、欧州時間でロンドン勢から円売りが出た流れを引き継ぎ安く始まった。ただ、米国株式相場の上値が重くリスク志向が後退したため円買いが入った。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて対欧州通貨でドル買いが強まり、円買い欧州通貨売りが入ったことも円全体の支えとなった。一方、ドルに対しては軟調。対欧州通貨でのドル買いを受けた円売りドル買いで、損失覚悟の円売りを巻き込み下げ足を速めた。

[2009-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は高安まちまち。対ドルでは、前日の流れを引き継ぐ形で円売りドル買いが先行。仲値決済に絡んだ円売りも出たため値を下げた。一方、ドル以外の通貨に対してはもみ合い。ドル円の上昇につれた円売り外貨買いが出る半面、対ドルで欧州通貨が下落したことにつれた円買い欧州通貨売りが入った。

[2009-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが強まった。特に新規の円売り材料は伝わっていないが、欧州勢がドル売りで参入したことをきっかけに、円もつられて値を下げた。一方、ドルに対してはもみ合い。クロス円の上昇つれた円売りドル買いが重しになる半面、ドルが対欧州通貨などで売られたことにつれた円買いドル売りが相場を支えた。

[2009-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は小安い。欧州通貨が対米ドルで売られた場面で、円買い欧州通貨買いが散見された。ただ、対ドルで円売りが続いたことが、その他通貨に対しても円売りを誘うと値を下げている。
【 通貨ペア 】
・ドル円は23時過ぎに1ドル=92円45銭前後と9月21日以来の高値を付けた。対ポンドでドル買いが一時強まったことをきっかけに円売りドル買いが進んだ。断続的にストップロスを巻き込んで上値を伸ばしてる。
・ユーロ円は22時過ぎに本日高値となる1ユーロ=132円46銭前後まで上げた。
・ユーロドルは一進一退。ロンドン勢からの買いが続き19時過ぎに1ユーロ=1.4361ドル前後と日通しの高値をつけた。ただ、対ポンドでドル買いが一時加速した影響を受けたほか、年末で米国の企業がドルを米国に移す動きが出やすいこともあって徐々に値を下げている。

[2009-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後、下げ渋り。対ポンドで円売りが膨らんだことを受けて、他の通貨にも円売りが波及し値を下げた。シカゴ購買部協会が発表した12月景気指数(シカゴPMI)が60.0と前回値、市場予想平均を上回り対ドルで円売りが加速したことも円全体の重しとなった。ただ、下値では利益確定の円買いが出たほか、米長期金利の低下を背景に対ドルで円が買い戻されると円全体が下値を切り上げた。

[2009-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小安い。東京市場が大晦日で休場となり商いが薄い中、対オセアニア通貨中心に海外勢から円売りが出た。ただ、ドルやポンドに対しては下げ渋る展開。前日の海外市場で円安が進んだ反動で、利益確定の円買いドル売り、円買いポンド売りが入った。

[2009-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対してはさえない。東京市場が大晦日で休場だったため、しばらくは動意の薄い展開が続いていた。ただ、欧州勢がドル売りで参入したことをきっかけに、円もつられて値を下げた。一方、ドルに対しては底堅い動き。対欧州通貨でのドル売りにつれた円買いドル売りが広がった。

[2009-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は安い。対ポンドで円売りが続き、その他通貨にも円売りが波及したため円全体が値を下げた。強い米雇用指標を受けて対ドルで円売りが加速すると円全体の下げ幅が拡大している。
【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=92円79銭前後と9月8日以来の高値を付けた。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=133円44銭前後と7日以来の高値まで上げた。
・ユーロドルは買い先行後、売りに押し戻されている。ロンドン8時のフィキシングに向けて買いが先行。アジア中銀からの買いを指摘する声もあり、一時1.4441ドルまで上げた。ただ、その後は更に買い進める材料が乏しかった上、急伸したこともあり利益確定の売りで徐々に上値を切り下げた。22時30分発表の米雇用指標が強い内容で、米雇用指標の改善が示されると、FRBの金融引き締め時期がこれまでの予想よりも早まるとの見方から米長期金利が上昇。ユーロ売りドル買いがやや強まり1.4400ドルを割り込む場面も見られている。

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