為替・株式・商品マーケット概要

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 2014年12月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2014年12月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2014年12月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2014-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで売りが先行。日経平均株価が高く始まったことなどを背景に目先のストップロスを狙った仕掛け的な売りが出たほか、原油相場先物の下落で全般にドル買いが優勢となった影響も受けた。もっとも、売り一巡後は利益確定目的の買いも観測されるなど、やや下値も堅くなった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2014年12月 発言・ニュース

[2014-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで売りが先行。日経平均株価が高く始まったことなどを背景に目先のストップロスを狙った仕掛け的な売りが出たほか、原油相場先物の下落で全般にドル買いが優勢となった影響も受けた。もっとも、売り一巡後は利益確定目的の買いも観測されるなど、やや下値も堅くなった。

[2014-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が方向感の乏しい動きだったこともあってしばらくはもみ合いとなっていたが、欧州勢の参入後は買いが優勢に。時間外のダウ先物が下げ幅を広げたほか、日経平均先物も安く始まったことを受け、リスク回避目的の円買い外貨売りが広がった。

[2014-12-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。米格付け会社ムーディーズが日本の格付けを「AA3」から「A1」に引き下げたと発表したことで円売りが進んだが、すぐにポジション調整の円買い戻しが優勢に。日本格下げを受けてナイト・セッションの日経平均先物が170円下げたことも円買いを誘い急速に円高が進行。日経平均先物が下げ渋ったため円買い戻しは一服しているものの、時間外の米10年債利回りが低下に転じたこともあり下値は堅い。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円15銭前後と2007年8月9日以来の高値を付けた後は118円07銭前後まで急失速した。売り一巡後は118円50銭台まで下げ渋ったものの戻りは鈍い。
・ユーロ円は1ユーロ=148円12銭前後まで上げた後147円15銭前後まで一転下落。その後買い戻しが入ったものの上値は重かった。
・ユーロドルは下値が堅い。ユーロカナダドルなどユーロクロスの下落につれて1ユーロ=1.2419ドル前後まで売りが先行。ただ、その後はドル円が急失速したことをきっかけに全般ドル売りが進んだ流れに沿った。米長期金利の低下も支えとなり1.2485ドル前後まで持ち直した。

[2014-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米格付け会社ムーディーズが日本の格付けを引き下げたことで、ナイトセッションの日経平均先物が下落。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円を買い戻す動きが先行した。年末商戦の出だしが低調だったとの見方から、ダウ平均が一時100ドル超下落したことも円買いを誘った。ただ、そのあとは徐々に上値を切り下げる展開に。11月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が予想を上回ったことで円売りドル買いが出たほか、米長期金利の上昇が相場の重しとなった。

[2014-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。安く始まった日経平均株価が徐々に下げ幅を縮めたことで、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。一方、豪ドルに対しては荒い値動き。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行、RBA)は2日、政策金利を現行の2.50%に据え置くことを決めたと発表。声明では「最も賢明な経路は政策金利の安定である可能性」「低い為替レートはバランスのとれた経済成長を達成するため必要とされる可能性」などの見解を示した。声明発表後は一時円売り豪ドル買いで反応。その後は円の買い戻しも入ったが、一巡すると再び円売り豪ドル買いが優勢となった。

[2014-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価がプラス圏に浮上したほか、ナイトセッションの日経平均先物も高く始まったため、全般に円売り外貨買いの動きが広がった。対ドルでは「昨日のムーディーズによる日本格下げを受けて円買いを進めていた向きが反対売買を迫られた」との指摘もあった。

[2014-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は軟調。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物の上昇を背景に投資家のリスク志向改善を意識した円売りが先行。原油先物相場が下落したことで対資源国通貨を中心にドル買い圧力が高まった影響からドル主導で円安が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=119円15銭前後を上抜けて119円28銭前後と2007年8月9日以来の高値を付けた。
・ユーロ円も1ユーロ=148円18銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは弱含み。前日安値の1ユーロ=1.2419ドル前後を下抜けて1.2410ドル前後まで値を下げた。ドル円の上昇に伴った売りが出たほか、原油安を手掛かりに全般ドル高が進んだ流れに沿った。

[2014-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米国株の上昇を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円を売る動きが出た。米長期金利の上昇も相場の重し。原油価格の下落を手掛かりに全般ドル高が進んだ影響も受けた。一方、NZドルに対しては堅調だった。NZ乳業大手フォンテラが発表したグローバルデーリートレード(GDT)物価指数が前回比1.1%低下となったことを受けて円買いNZドル売りが優勢となった。

[2014-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が210円超上げたことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが進んだ。一方、豪ドルに対してはしっかり。7-9月期豪国内総生産(GDP)が市場予想より弱い結果となり、全般に豪ドル売りが強まった影響を受けた。一巡後も下押しは限定的となるなど、総じて底堅く推移した。

[2014-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。午後の日経平均株価が上げ幅を縮めたことを受けて、リスク回避の買いが入った。もっとも、欧州勢の参入後は全般にドル買いが進んだため、次第に上値も重くなった。一方、ユーロに対してはしっかり。日本株の失速を手掛かりにした買いが入ったほか、対ドルでユーロ売りが進んだことにつれた円買いユーロ売りも出た。

[2014-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで堅調。11月スペインサービス部門購買担当者景気指数(PMI)や11月仏サービス部門PMI改定値が予想を下回ったことを受けてユーロ売りが優勢となった流れに沿って円は強含んだ。一方、その他の通貨に対しては弱含み。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを手掛かりに対ドルを中心に投資家のリスク許容度拡大を意識した円売りが強まった。11月英サービス業PMIが強い結果だったことで円売りポンド買いも進んだ。もっとも、11月ADP全米雇用報告で、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比20万8000人増と予想の22万2000人程度増を下回ったことが伝わるとやや下げ渋った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円48銭前後と2007年8月9日以来の高値を付けた。もっとも、119円50銭に観測されているバリアオプションの防戦売りに上値を抑えられると119円23銭前後まで売りに押された。
・ユーロ円は1ユーロ=147円08銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは売り優勢。低調な欧州経済指標をきっかけにユーロが全面安の展開となった。重要なサポートとして意識されていた11月7日安値の1ユーロ=1.2358ドル前後を下抜けると目先のストップロスを誘発。2012年8月20日以来の安値となる1.2322ドル前後まで売り込まれた。

[2014-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。11月ADP全米雇用報告が予想を下回ったことで円買いが先行したものの上値は重かった。11月米ISM非製造業指数が予想より良好だったことが分かると円売りドル買いが優勢となった。「衆院選の序盤情勢調査では与党が優勢」との報道が相次いだことも円売りを誘った。米連邦準備理事会(FRB)はこの日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表し、総括判断で「米経済活動は10-11月に引き続き拡大した」と指摘。今後の見通しについても多くの地区が楽観的な見方を維持していると報告した。

[2014-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価が連日で年初来高値を更新するなか、投資家のリスク志向改善を見越した売りが進んだ。一巡後は日経平均が伸び悩んだこともあって下げ幅を縮める場面もあったが、仕掛け的な円売りドル買いの勢いは根強く、戻りも鈍かった。一方、豪ドルに対しては底堅い動き。10月豪小売売上高や10月豪貿易収支が予想より強い結果となり、一時は円売り豪ドル買いが進んだものの、その後は円の買い戻しが優勢に。対ドルで豪ドル売りが進んだ流れに沿って円買い豪ドル売りが入った。

[2014-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り。欧州勢から仕掛け的な円売りドル買いが観測されるとやや弱含んだものの、オプションに絡んだ円買い注文をこなしきれず、いったん下値を確認したとの見方からわずかに買い戻された。一方、ユーロに対してはさえない。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、対ドルでユーロの買い戻しが進むとつれて円売りユーロ買いが出た。

[2014-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。欧州勢から仕掛け的な円売りが出た半面、オプション絡みの円買い注文がサポートとなり、対ドルでは本日安値圏でのもみ合いが続いた。なお、ユーロに対しては売りが先行。対ドルでユーロの買い戻しが強まった影響から円売りユーロ買いが出たものの、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の記者会見内容を見極めたいとの見方から売りは長続きしなかった。なお、ECBは4日に開いた定例理事会で予想通り政策金利を0.05%で据え置くことを決めた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=119円98銭前後と2007年7月26日以来の高値を付けたものの、120円ちょうどに観測されているまとまった規模のオプションの防戦売りに上値を抑えられている。
・ユーロ円は1ユーロ=147円81銭前後まで上げたものの、その後は伸び悩んでいる。
・ユーロドルはもみ合い。欧州勢参入後に売りが強まり、節目の1ユーロ=1.2300ドル前後を下抜けて1.2295ドル前後と2012年8月17日以来の安値を付けた。もっとも、売り一巡後はドラギECB総裁の会見を前に持ち高調整の買い戻しが入るなど方向感がなかった。

[2014-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は荒い値動きだった。バリアオプションが観測されていた1ドル=120円ちょうどの下抜けを狙った仕掛け的な円売りが先行。損失覚悟の円売り注文を巻き込んで下げ足を速めた。ただ、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言をきっかけに追加緩和観測が後退するとユーロ高ドル安が進んだため、対円でもドル安が進んだ。欧州株が急落したことも円買いを誘った。もっとも、ECB絡みの報道が伝わると一時は100ドル近く下落したダウ平均が持ち直したため、円買い圧力は早々に後退した。

[2014-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。日経平均株価が安く始まったことでリスク回避の買いが進む場面も見られたが、その後は日本株が買い戻されたことに伴って徐々に上値を切り下げた。市場では「邦銀からの円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。また、ポンドに対しては行って来い。対ドルでポンド売りが強まった場面では円買いポンド売りが進んだものの、一巡後は円が全般に売られたことに伴って失速した。

[2014-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価がプラス圏に浮上したことをながめ、全般に売りが先行。欧州勢の参入後も対欧州通貨などで売りが進み、円相場は総じてさえない動きとなった。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があった。

[2014-12-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は軟調。アジア時間からの円安の流れを引き継いだ。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク許容度拡大を意識した円売りが活発化した。もっとも、11月米雇用統計を控えていることもあり、一巡後はややポジション調整の円買いが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はバリアオプションが観測されていた1ドル=120円50銭を上抜けて目先のストップロスを誘発し120円68銭前後と2007年7月26日以来の高値を付けた。
・ユーロ円も1ユーロ=149円12銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは下げ渋り。欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測が依然として根強いなか、対ポンドでユーロ買いが優勢となった影響を受けて売りが進んだ。1ユーロ=1.2347前後まで下落した。ただ、米重要イベントを前に一巡後はショートカバーが入った。

[2014-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。週明けの日本株高を見越した円売り外貨買いの動きが先行したものの、7-9月期国内総生産(GDP)改定値が予想に反して下方修正され、高く始まった日経平均株価が下げに転じると円の買い戻しが広がった。半面、その後は日経平均が再び持ち直したこともあって徐々に円も上値を切り下げた。一方、オセアニア通貨に対してはしっかり。11月中国貿易収支で輸入額が予想より減少したことを受け、同国と資源貿易関係の深い豪ドルが全般に下落した影響を受けたほか、対ドルでNZドルが下げ幅を広げたことに伴う円買いNZドル売りも観測された。

[2014-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が方向感の乏しい動きとなったこともあってしばらくはもみ合いとなっていたが、欧州勢の参入後は対欧州通貨を中心に円買いが入った。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が弱含んだことも、リスク回避目的の買いを誘った面があった。

[2014-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は底堅い。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物の下落を背景にリスク回避の円買いが進んだ。時間外の米10年債利回りが低下に転じたことで日米金利差縮小を見越した円買いドル売りもみられた。また、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロ圏経済は大幅に悪化するだろう」「ECBは国債買い入れに関して具体的に検討している」などと述べたことを受けて対ユーロで円は堅調に推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円77銭前後まで売りが進んだ。
・ユーロ円も1ユーロ=148円20銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルはさえない。ノボトニー・オーストラリア中銀総裁の発言を受けてユーロ売りが強まった流れに沿った。
・ユーロポンドなどユーロクロスの下げにつれた面もあった。前週末安値の1ユーロ=1.22705ドル前後を下抜けて1.2248ドル前後と2012年8月10日以来の安値まで下落した。

[2014-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円はドルや資源国通貨に対して伸び悩み。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物の下落をながめ、欧州市場からリスク回避的な円買いが進んだ地合いを引き継いだ。11月米労働市場情勢指数(LMCI)の悪化などを手掛かりにダウ平均が150ドル超下落したうえ、原油先物相場が大幅安となったことも円買いを後押し。米長期金利が急低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いも活発化した。ただ、ダウ平均が下げ幅を縮小すると円売りが出て上値が切り下がった。一方、欧州通貨に対しては一進一退。株安を背景に円買い圧力が高まったものの、欧州通貨高ドル安につれた円売り欧州通貨買いも見られ、方向感が定まらなかった。

[2014-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値の重い動き。原油先物相場の下落などを背景に、対資源国通貨でドル買いが進んだ流れに沿った。また、安く始まった日経平均株価がやや下げ幅を縮めたことも円安ドル買いを促した面もあった。一方、豪ドルに対してはしっかり。対ドルで豪ドル売りが強まったことにつれて円買い豪ドル売りが入ったほか、11月豪NAB企業景況感指数がプラス5と10月のプラス13から悪化したことも豪ドル売りにつながった。

[2014-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。午後の日経平均株価が下げ幅を広げたほか、上海総合指数など他のアジア株式相場も軒並み安となったことを受けて、リスク回避の円買い外貨売りが広がった。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下に転じたことで全般にドル売りが進んだ影響も受けた。

[2014-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は堅調。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物の下落を背景にリスク回避の円買いが先行。時間外の米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いドル売りも目立った。米10年債利回りが一時上昇に転じたほか、株安が一服したことで伸び悩む場面も見られたが、下押しは限定的。NY時間に入り、株価の下落や米長期金利の低下が一段と進むにつれて円買い圧力が再び高まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円台を回復する場面も見られたが戻りは鈍く119円44銭前後まで下落した。
・ポンド円は1ポンド=187円21銭前後まで売りが進んだ。
・ユーロドルは堅調。ドル円の下落や米長期金利の低下を手掛かりに全般ドル安が進んだ流れに沿った。一時1ユーロ=1.2388ドル前後まで上値を伸ばした。

[2014-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は行って来い。中国の担保規制厳格化やギリシャ新大統領選出を巡る政局不安を背景に上海株やギリシャ株が急落。つれる形でダウ平均が220ドル超下げたうえ、ナイトセッションの日経平均先物が480円下げるなど、世界的な株安とともにリスク回避的な円買いが優勢となった。対ドルでは米10年債利回りの大幅低下をながめ日米金利差縮小を見越した円買いも強まった。ただ、市場では「本邦長期資金の円売りドル買いが入った」との声が聞かれたほか、急速な円高進行に対する反動が出て上値が切り下がった。株安や米金利低下の巻き戻しも円売りを後押しした。共同通信が衆院選の世論調査で「自公で3分の2超す勢い」と報じたことも円売り材料と見なされた。

[2014-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。本日は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値に向けた円売りドル買いが入ると、円相場は全般に売りに押された。もっとも、日経平均株価が軟調に推移するなか、円売りの流れも長続きしなかった。上海総合指数が一時下げ幅を広げたこともあって次第に下値を切り上げる展開に。半面、上海株がその後にプラス圏を回復したことで買い戻しも限定的だった。

[2014-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が一時500円超下げるなど軟調に推移したことを受けて、リスク回避目的の円買い外貨売りが広がった。もっとも、その後は次第に伸び悩む展開に。上海総合指数が堅調に推移したほか、ナイトセッションの日経平均先物も底堅く推移するなか、一方的に円買いが進む展開にはならなかった。

[2014-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は強含み。しばらくはもみ合いが続いていたが、時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことでリスク回避の円買いが入った。もっとも、全般取引材料に乏しいこともあり、一方的に円高が進む展開にもなっていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円80銭前後までじわりと値を下げた。
・ユーロ円も1ユーロ=147円28銭前後まで下押しした。
・ユーロドルはもみ合い。ユーロカナダドルなど一部のユーロクロスが上昇したことにつれる形で1ユーロ=1.2398ドル前後まで小幅に値を上げた。もっとも、節目の1.2400ドル前後を前に上値を抑えられるなど1.23ドル台後半での値動きが続いている。

[2014-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優位。原油先物相場の大幅下落を背景にダウ平均が石油関連株中心に290ドル超下落。ナイトセッションやCMEの日経平均先物も下値を模索する展開となり、リスク回避目的の円買いが加速した。米10年債利回りの低下幅拡大に伴い日米金利差縮小を見越した円買いも活発化した。一方、NZドルに対しては一転下落した。株安を受けた円買いが断続的に持ち込まれた。ただ、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利の据え置きとともに発表した声明で「いくらか更なる利上げが後の段階で必要となることが予想される」などと伝わると、一転して円売りNZドル買いが優勢となった。

[2014-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が一時360円超下げたことをながめ、リスク回避の円買い外貨売りが先行した。もっとも、その後に日本株が下げ幅を縮めると買いも一服。前日の海外時間から円買いの動きが続いていた反動もあって、徐々に上値を切り下げた。また、豪ドルに対してはさえない動き。11月豪雇用統計で新規雇用者数が予想より強い結果となったことを受けて、全般に豪ドル買いが進んだ影響を受けた。

[2014-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでさえない。午後の日経平均株価が下げ渋ったことを受けて円売りドル買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物が安く始まったこともあり、その後はいったん円の買い戻しが入ったが、日経平均先物がプラス圏を回復すると再び売りが強まった。 また、対スイスフランでは弱含み。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)政策金利発表後の声明で「SNBはユーロスイスフランで1.2000スイスフランに設定した下限を維持」「必要なら追加的手段を講じる用意がある」などの見解を示したが、一部市場では「スイスフラン高に対応するため一段の措置をとる」との思惑もあったため、声明が伝わると対ユーロでスイスフラン買いが進行。つれて円売りスイスフラン買いが入った。

[2014-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことで買いが先行したものの、その後に日経平均先物が持ち直すと次第に上値を切り下げる展開に。時間外のダウ先物も強含んだうえ、市場では「本邦長期資金から円売りドル買いが観測された」との指摘があり、円安が加速した。もっとも、一巡するとポジション調整の円買い戻しが入った。なお、豪ドルに対しては買い優勢。スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が「豪ドルは1豪ドル=0.75米ドルに近づくべき」「豪ドルにとって1豪ドル=0.85米ドルより0.75米ドルが望ましい」と述べ、対米ドルで豪ドルが急落するにつれて円買い豪ドル売りが活発化した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円90銭前後まで下げた後は118円88銭前後まで買い戻しが進んだ。もっとも、一巡後は次第に上値を切り下げた。豪ドル円は1豪ドル=97円45銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは一進一退。欧州勢参入後に全般ドル安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.2486ドル前後まで買いが先行したものの、朝方に付けた高値1.2496ドル前後が目先の上値目処として意識されると、ドル円が買い戻されたことに伴って売りが優勢に。欧州中央銀行(ECB)が的を絞った長期資金供給オペ「TLTRO」(第2回)で1298.4億ユーロを供給したと発表すると1.2415ドル前後まで下げ足を速めた。その後1.2465-68ドルまで買い戻しが入ったものの豪ドル米ドルが急落した影響を受けて再び1.2420ドル台まで押し戻されるなど方向感がなかった。

[2014-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。11月米小売売上高や前週分の米新規失業保険申請件数、11月米輸入物価指数が軒並み予想より強く、ダウ平均が220ドルと超す上げ幅に。ナイトセッションの日経平均先物も320円高となり、投資家のリスク志向改善を意識した円売りが活発化した。米10年債利回りの上昇幅拡大に伴い、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いも強まった。日経新聞が衆院選の終盤情勢調査で「自民党は単独で300議席の勢い保つ」と報じたことも円売り材料となった。ただ、中盤以降に株価が失速すると持ち高調整の円買いが入り下値が切り上がった。米10年債利回りの上昇幅縮小も円買いドル売りを後押しした。一方、豪ドルに対しては乱高下した。スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が「豪ドルは1豪ドル=0.75米ドルに近づくべき」「豪ドルにとって1豪ドル=0.85米ドルより0.75米ドルが望ましい」「豪ドルは現在の水準に対して1年で下落する可能性がかなり高い」などと発言したことに円買い豪ドル売りで反応した。強い米経済指標を手掛かりに株高が進むと一転円売りが強まったが、株高の一服に伴い円買いが再開するなど一進一退となった。

[2014-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日本株高を見込んだ円売り外貨買いが先行したほか、午前の日経平均株価が堅調に推移したことも売りを誘った半面、一方的に売りが進む動きにもならなかった。14日に衆院選の投開票を控えて、市場では「様子見ムードも強まっている」との指摘もあった。

[2014-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。午後の日経平均株価は伸び悩んだものの、株価動向を意識した動きは限定的。14日に衆院選の投開票を控えて様子見ムードが強かったほか、対ドルでは「本日のNYカット(日本時間24時)に行使期限を迎える1ドル=119円ちょうどのオプションが観測されていることも値動きを鈍くした」との指摘もあった。

[2014-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。時間外の米10年債利回りが低下したことで、日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが先行。一部通信社が関係者筋の話として「日銀は原油安でも1月は追加金融緩和を見送る公算」「日銀内でさらなる追加緩和には慎重」と報じるとナイトセッションの日経平均先物の下落とともに円買いが強まった。もっとも、株価の下落が一服するとその後は徐々に上値を切り下げた。なお、11月米卸売物価指数は変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数を含めいずれも予想を下回る結果となったものの、相場への影響は限られている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円06銭前後まで下落したものの、その後は118円59銭前後まで戻す場面があった。
・ポンド円も1ポンド=185円61銭前後まで下げた後は下値を切り上げ186円台を回復している。
・ユーロドルは強含み。米長期金利の低下を手掛かりに全般ドル安が進んだ流れに沿った。ユーロ豪ドルなどユーロクロスが堅調に推移した影響も受けて、1ユーロ=1.24645ドル前後まで値を上げた。ユーロクロスの上昇が一服すると伸び悩む場面があったが、下値は限定的だった。

[2014-12-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が定まらない。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が下げ幅を縮小すると円売りが散見された。ユーロ高資源国通貨安が加速するにつれて円売りユーロ買いが進み、他の通貨に対して円売りが波及した。12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が予想を上回ったことがわかると日経平均先物がプラス圏に浮上。安く始まったダウ平均が下げ渋ったことも円売りを後押しした。その後、原油先物相場の大幅安を背景にダウ平均や日経平均先物が下値を模索する展開に。投資家のリスク回避姿勢が急速に高まり円買いが優勢となった。米10年債利回りの低下幅拡大をながめ、日米金利差縮小を見越した円買いドル売りも強まった。もっとも、終盤にかけては持ち高調整の円売りが出て伸び悩んだ。株安や米金利低下はさらに進んだが影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円10銭前後まで上げたが、アジア時間に付けた日通し高値119円21銭前後に上値を抑えられると118円19銭前後まで一転下落した。引けにかけては下値が切り上がり、118円80銭付近まで値を戻した。
・ユーロ円は前日の高値1ユーロ=148円06銭前後を上抜け148円16銭前後まで値を伸ばした。その後、147円50銭付近まで失速したが下値も限られた。
・ユーロドルは神経質な動き。ユーロクロスの上昇や米金利低下をながめ1ユーロ=1.2476ドル前後までユーロ買いドル売りが先行した。その後、強い米経済指標を受けて1.2431ドル前後まで失速したが、米金利低下がさらに進んだことで1.2485ドル前後まで再び上げた。もっとも、前日の高値1.2496ドル前後がレジスタンスとなったうえ、格付け会社フィッチによるフランス格下げを受けて1.2442ドル前後まで下押しするなど一進一退となった。

[2014-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。前週末の海外市場で米国株や日経平均先物が大幅に下落したことを受けて本日の日本株安を見越した円買いが優勢に。「シドニーのマーティンプレイスのカフェで複数人が人質となっている」との報道が伝わったことも円買い豪ドル売りを誘い、全般円高が急速に進んだ。ただ、市場では「本邦長期資金から円売りドル買いが観測された」との指摘があり、一巡後は一転して円を売る動きが活発化。朝方に買いを進めていた向きが反対売買を迫られた面もあった。一方で、日経平均株価が戻りの鈍い値動きとなると円は下げ渋るなど一進一退の展開となった。「年末が近づいていることもあり、流動性の低下から値が振れやすくなっている」との声も聞かれた。

[2014-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。後場の日経平均株価が戻りの鈍い動きとなったことをながめ次第に円買い圧力が高まった。ナイトセッションの日経平均先物が1万6930円まで下落するとさらに円高が進んだ。一方で、その後に日経平均先物が下げ渋ったほか、時間外のダウ先物が上昇するにつれて伸び悩むなど株価の動向について回る展開となっている。

[2014-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は弱含み。安く始まったナイトセッションの日経平均先物が持ち直したほか、ダウ先物も堅調に推移したことを受けて、全般に円売り外貨買いの動きが広がった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇し、日米金利差拡大を見越した売りも出た。もっとも、12月NY連銀製造業景気指数がマイナス3.58と市場予想のプラス12.00に反してマイナスとなると、円買いドル売りで反応した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時40分過ぎに1ドル=118円96-99銭まで上昇したものの、米指標発表後は118円50銭台まで伸び悩んだ。
・ユーロ円も1ユーロ=147円90銭台まで上げた後、ドル円の下げにつれて147円台半ばまで失速した。
・ユーロドルは弱含み。米長期金利の上昇で全般にドル買いが進んだ流れに沿って、19時過ぎには1ユーロ=1.2417ドル前後まで下押しした。もっとも、米指標発表後はドル売りが進み、1.2440ドル付近まで買い戻された。

[2014-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や12月NAHB住宅市場指数が予想より弱かったうえ、原油先物相場の大幅安を背景にダウ平均が120ドル超高から160ドル超安まで一転下落。ナイトセッションの日経平均先物も410円安となり、リスク回避的な円買いが活発化した。米10年債利回りが一時低下に転じ、日米金利差縮小を見越した円買いドル売りも強まった。その後、ダウ平均が10ドル超安まで下げ幅を縮小すると持ち高調整の円売りが出たが、株価の戻りが限られたことで円買いが再開した。

[2014-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が360円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが強まった。市場では「英系銀行から円売りドル買いが観測された」との指摘があり伸び悩む場面もあったが、下値は堅かった。なお、オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨が公表されたが、声明内容とほぼ同じ内容だったこともあり、豪ドルに目立った動きは見られなかった。弱い12月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値に対する反応も薄かった。

[2014-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優位。日経平均株価が一時380円超安まで下げ幅を広げたことを受けてリスク回避の円買いが強まった。一巡後はやや伸び悩む場面があったが、欧州勢が参入すると円買いが再開。ロシア株が7%超下落したことをきっかけに上昇して始まったナイトセッションの日経平均先物が一転して170円安まで下げたほか、欧州株が大幅に下落するなど全般リスクオフの動きが活発化し、急速に円高が進行した。

[2014-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は対ドルで買いが先行。原油価格の下落を手掛かりに世界的な株安基調が続き、ナイトセッションの日経平均先物が290円安となったため、リスク回避目的の円買い外貨売りの動きが広がった。また、米10年債利回りが低下幅を拡大したことも、日米金利差縮小を見越した買いを誘った面があった。もっとも、買い一巡後は株安や米金利の低下が一服したため、円もやや上げ幅を縮小。11月米住宅着工件数や11月米建設許可件数は予想より弱い結果となったが、目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=115円58銭前後まで下げたものの、売り一巡後は116円台半ばまで反発。
・ユーロ円も1ユーロ=144円99銭前後まで下げた後、145円台後半まで買い戻された。
・ユーロドルはしっかり。米長期金利の低下で全般にドル売りが進んだ流れに沿って、21時過ぎには11月20日以来の高値となる1ユーロ=1.2570ドル前後まで値を上げた。もっとも、米金利の低下が一服すると1.2510ドル台まで伸び悩んだ。

[2014-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。原油安やルーブル安を背景に投資家のリスク回避姿勢が高まり、時間外のダウ先物が150ドル近く下げたほか、ナイトセッションの日経平均先物も290円下落。つれる形で円買いが活発化した。米10年債利回りの急低下に伴う円買いドル売りも優位となった。その後、原油相場の反発などを手掛かりにダウ平均が240ドル超上昇。日経平均先物も160円高まで持ち直し、持ち高調整の円売りが一転して強まった。その後しばらく方向感のない取引が続いたが、ダウ平均が引けにかけて110ドル超下落すると円買いが再開した。

[2014-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。下落して始まった日経平均株価がプラス圏に浮上し130円超高まで上昇したことを手掛かりに円売りが優勢に。市場では「本邦輸入勢から円売りドル買いが観測された」との指摘があった。もっとも、原油先物相場が下落したことを受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、日経平均株価が伸び悩むと円を買い戻す動きが出た。一方で、対豪ドルを中心にドル買い圧力が高まった影響から対ドルでの円の戻りは限定的となっている。

[2014-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が底堅く推移したことをながめ、じわりと円売りが強まった。原油先物価格が買い戻されたほか、ロシア財務省が「保有外貨の売却を開始する」「ルーブルは大幅に過小評価されている」との声明を発表し、ルーブルが急反発したことを背景に投資家のリスク回避姿勢が後退。ナイトセッションの日経平均先物が170円上昇するにつれて円安が加速した。米10年債利回りが上昇に転じたことも円売りドル買いにつながった。

[2014-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は弱含み。原油相場が買い戻されたことなどを受け、ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が底堅く推移したため、やや円売り外貨買いの動きが先行した。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも重しとなったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて積極的に売りを進める展開にもならなかった。また、11月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ると米10年債利回りが上昇幅を縮小し、円買いドル売りで反応する場面も見られた(経済指標データ参照:月米消費者物価指数の推移グラフへ)。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに1ドル=117円50銭前後まで上げたものの、その後は117円台前半でのもみ合いに終始。
・ユーロ円も17時前に1ユーロ=146円40銭前後まで上げた後は146円ちょうど前後を挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルはさえない。米長期金利の上昇で全般にドル買いが進んだ流れに沿って、20時前に1ユーロ=1.2447ドル前後まで値を下げた。もっとも、その後は徐々に様子見ムードが強まり、米CPIの発表後には1.2470ドル台まで下げ渋った。

[2014-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。11月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったほか、クーレ欧州中央銀行(ECB)理事が「来年にも大規模な資産買い入れが始まる可能性」との見解を示したことで、対ドルやユーロで円買いが進む場面があった。ただ、ダウ平均やナイトセッションの日経平均先物が大幅高となり、投資家のリスク志向改善を意識した円売りが出たため上値は重かった。米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利据え置きとともに発表した声明では「委員会は金融政策の方針の正常化を始めるにおいて辛抱強くなり得ると判断」「今回のガイダンスは『資産購入プログラムを終了した後も相当な期間FF金利を現在の目標範囲に維持することが適切である可能性が高い』という前回の声明と矛盾していない」「労働市場の状況は健全な雇用の増加や失業率の低下とともにさらに改善されている」「広範な労働市場の指標は労働資源の未活用が減少し続けていることを示唆している」などと伝わった。また、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は定例記者会見で「今後数回の会合で正常化を開始する可能性は低い」「"patient(辛抱強い)"は次回数回の会合で動かないことを意味する」「数回の会合は2回を意味する」などと発言した。FOMC声明やイエレンFRB議長の定例記者会見が伝わると、米10年債利回りが上下に振れながら上げ幅を拡大。日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優位となった。ダウ平均が320ドル超上昇したことも円全体を押し下げた。

[2014-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前日の海外市場で米国株や日経平均先物が大幅に上昇したことを受けて、本日の日本株高を見越した円売りが先行。ただ、仲値通過後は徐々に下値を切り上げた。市場では「海外勢を中心にポジション調整の円買い外貨売りが観測された」との指摘があった。なお、日経平均株価は450円超高まで上昇したものの、相場の反応は薄かった。

[2014-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はスイスフランに対して急騰。スイス国立銀行(中央銀行)がマイナス金利を導入すると発表したことを受けてスイスフラン売りが広がったため円は急速に上昇した。一方、オセアニア通貨に対しては軟調。対スイスフランでオセアニア通貨買いが活発化したことにつれて円安オセアニア通貨高が進んだ。なお、ドルに対しては下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物が190円上昇したことにつれて円売りドル買いが出たうえ、対スイスフランを中心にドル買い圧力が高まった影響を受けて円は弱含んだが下値は堅かった。時間外の米10年債利回りが低下したこともあり、一巡後は円を買い戻す動きが強まった。

[2014-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。時間外のダウ先物や日経平均先物が堅調に推移したことを受けたほか、時間外の米長期金利が上昇したため、日米金利差拡大を見越した売りも出た。一方、スイスフランに対しては堅調。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)がマイナス金利を導入すると発表したことを受けて、スイスフランが全面安となった流れに沿った。買い一巡後は上値を切り下げる場面も見られたが、総じて戻りは鈍かった。
 【 通貨ペア 】
・【スイスフラン・円】ドル円は利益確定売りに押されて17時30分過ぎに1ドル=118円26銭前後まで弱含んだものの、売り一巡後は株高などを支えに118円90銭台まで買い戻し。
・スイスフラン円はSNBの発表後に1スイスフラン=120円62銭前後まで下押し。その後は急ピッチで値を下げた反動から121円台半ばまで買い戻されたが、NY勢の参入後は再び売りに押された。
・ユーロドルはさえない。対スイスフランなどでドル買いが強まった流れに沿ったほか、米長期金利の上昇も相場の重しとなり、16時過ぎには1ユーロ=1.2278ドル前後まで値を下げた。売り一巡後は1.2340ドル付近まで下値を切り上げる場面もあったが、戻りの鈍さが嫌気されると再び安値圏まで押し戻された。

[2014-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が定まらない。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物の上げ幅拡大に伴い、投資家心理の改善を意識した円売りが先行した。米10年債利回りの大幅上昇をながめ、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いも見られた。株高が一服し原油先物相場が一転下落すると利益確定の円買いが加速したが、株価が再び上値を試したことで円売りが再開するなど一進一退となった。終盤にかけては株高がさらに進んだが、影響は限定的で次第に動意を欠いた。なお、12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を下回った一方、11月米景気先行指標総合指数は予想を上回った。強弱まちまちな結果となったため、目立った反応は見られなかった。

[2014-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日本株高を見越した円売りが先行。国内輸出企業から円買いが観測されたことで下げ渋る場面も見られたが、日経平均株価が340円超高まで上昇するなど堅調に推移したため戻りも限られている。なお、この後には日銀金融政策決定会合の結果公表や黒田日銀総裁の定例記者会見を控えている。

[2014-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は戻りが鈍い。日経平均株価が410円超高、時間外のダウ先物が110ドル超高まで上昇するなど株価が堅調に推移したことを背景に円売りが強まった。一巡後はポジション調整の円買いが入り下げ渋る場面があったが戻りは限定的。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだうえ、対ユーロでドル買い圧力が高まった影響も受けて再び円は弱含んだ。なお、黒田日銀総裁は記者会見で「原油の下落は短期的には物価押し下げ要因だが、やや長い目で見れば物価を押し上げる方向に作用する」「ETF購入は市場のリスクプレミアム抑制効果を発揮」などと述べたが、目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円47銭前後まで上昇したものの、11日高値の119円55銭前後が目先の上値目処として意識されると119円07銭前後まで売りに押された。もっとも、その後は再び買いが強まり119円48銭前後まで買い戻された。
・ポンド円も底堅く推移し1ポンド=187円25銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは上値が重い。ドル円が伸び悩んだことに伴って買いが先行し1ユーロ=1.2297ドル前後まで小幅に値を上げた。もっとも、1.2300ドル手前で戻りの鈍さを確認すると米長期金利が上昇したことも嫌気され、1.2272ドル前後まで売りに押された。

[2014-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことで売りが先行したものの、下値の堅さを確認するとNY勢の参入後は買い戻しが優勢となった。日経平均先物が下げに転じたほか、米10年債利回りが低下したことも円買いドル売りを誘った面があった。また、円は対カナダドルでもしっかり。対ドルでの買いが波及したほか、カナダ経済指標の発表を前に思惑的なカナダドル売りが進んだ流れに沿った。11月カナダ消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことが明らかになるとさらに円は上げ幅を広げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時40分過ぎに1ドル=119円50銭前後まで上げたものの、買い一巡後は118円83-86銭まで失速。
・カナダドル円は一時1カナダドル=102円35銭前後まで売りに押された。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢の参入後に1ユーロ=1.2297ドル前後まで上昇する場面があったが、1.2300ドル前後の手前で上値の重さを確認すると1.2253ドル前後まで反落した。半面、8日安値の1.2247ドル前後が目先のサポートとして意識されたため、売り一巡後は全般にドル安が進んだ流れに沿って再び高値圏まで買い上げられた。

[2014-12-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売られた。対ユーロでドル売りが先行すると円買いドル売りが強まった。11月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで円買いカナダドル売りもやや目立った。その後、対ユーロで一転してドル買いが優位となり、つれる形で円売りドル買いが加速。他の通貨に対しても円売りが波及した。中盤以降は週末を控えて市場参加者が減少し方向感のない取引が続いた。なお、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁は「"patient(辛抱強い)"はFOMCにとって自然な展開」「正常化検討の時期に近づいている」などと語った。また、ラッカー米リッチモンド連銀総裁は「FRBは利上げが遅過ぎるリスクを避けなければならない」などと発言したが材料視されなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円83銭前後まで下げたが、アジア時間に付けた日通し安値118円82銭前後を下抜け出来ず119円63銭前後まで一転上昇。その後は高値圏で方向感を欠いた。
・カナダドル円は1カナダドル=102円35銭前後まで売り込まれた後、103円台を回復した。
・ユーロドルは一転下落。1ユーロ=1.2253ドル前後まで売りが先行したが、8日の安値1.2247ドル前後が重要なサポートとして機能すると買い戻された。市場では「本日NYカット(日本時間24時)のオプションに絡んだ買いが観測された」との声も聞かれ、1.23025ドル前後まで持ち直した。もっとも、24時を過ぎると再び売りが優位に。1.2247ドル前後の下抜けを狙った売りも出てストップロスを誘発した。2012年8月3日以来の安値となる1.22205ドル前後まで下げ足を速めた。売り一巡後は安値圏での持ち高調整に終始した。

[2014-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前週末の海外市場で円安が進んだ流れを引き継ぎ、週明け早朝取引で円は弱含んだ。もっとも、上昇して始まった日経平均株価が下げに転じたことを背景に円の買い戻しが強まった。一方で、市場では「今週からクリスマス休暇に入る向きが多いほか、明日は日本が祝日で東京市場が休場ということもあり全般様子見ムードが強い」との声も聞かれ、総じて値動きは鈍かった。

[2014-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。しばらくはもみ合いが続いていたが、欧州勢参入後に対欧州通貨を中心に円売りが優勢に。欧州株や時間外のダウ先物、日経平均先物が上昇したことも投資家のリスク許容度拡大を見越した円売りを誘った。

[2014-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。時間外のダウ先物や日経平均先物が堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。一巡後はいったん下値を切り上げる場面も見られたが、NY勢の参入で円売りが再開。時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを誘った。一方、対カナダドルに対しては下値が堅かった。株高を手掛かりに円売りが先行したものの、NY勢の参入後は原油先物相場が失速し、資源国通貨であるカナダドルが売りに押された影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時10分過ぎに1ドル=119円96銭前後まで上昇。
・カナダドル円は17時30分前に1カナダドル=103円48銭前後まで上げたものの、サウジアラビアが原油増産の準備があることを示したことで原油価格が下落すると、103円ちょうど近辺まで反落した。
・ユーロドルは伸び悩み。ユーロポンドなどユーロクロスの上昇に伴って18時過ぎに1ユーロ=1.2272ドル前後まで値を上げた。もっとも、NY勢の参入後にカナダドルや円などに対してドル買いが進むと、つれて1.22ドル台半ばまで伸び悩んだ。

[2014-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物の上昇を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが先行。11月米中古住宅販売件数が予想を下回ったことが分かると下げ渋る場面もあったが、ダウ平均が史上最高値を更新すると再び円売りドル買いが進んだ。

[2014-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前日の海外市場からの流れを引き継ぎ円売りが先行。CME日経平均先物が上昇したことも円売りにつながった。もっとも、東京市場が休場で市場参加者が少ないなか追随する動きは見られず、その後は次第に値動きが鈍った。なお、カナダドルに対しては軟調。朝方から円安が進んだ流れに沿ったほか、原油の大幅安を背景に前日の海外市場でカナダドル安が活発化した反動が出て、円は総じてさえない展開となった。

[2014-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。本邦勢が不在のなか、午前に引き続き動意の薄い値動きとなった。市場では「NY時間に米重要指標が相次いで発表されることもあり、一連の指標結果を見極めたい」との声が聞かれるなど、総じて様子見ムードが広がった。なお、豪ドルに対しては失速。対米ドルを中心にまとまった豪ドル売りが持ち込まれ、つれる形で円買い豪ドル売りが強まった。もっとも、一巡すると一転して豪ドルを買い戻す動きが見られ上げ幅を縮めた。

[2014-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。市場参加者がクリスマス休暇入りするなか、総じて方向感の乏しい動きとなった。対ドルで欧州通貨安が進んだ流れに沿って円買いユーロ売りや円買いポンド売りが出た半面、対ドルでオセアニア通貨が強含んだ影響から円もオセアニア通貨に対しては売りに押された。一方、ドルに対してはもみ合い。7-9月期米GDP確報値など米経済指標の発表を控えて様子見ムードが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円10銭台でのもみ合い。アジア時間に付けた高値の120円19銭前後に面合わせしたものの、買いが強まる動きにはなっていない。
・ポンド円は7-9月期英国内総生産(GDP、確定値)が前年同期比で予想を下回ったほか、7-9月期英経常収支が予想より弱い内容となったこともあり、1ポンド=186円49銭前後まで下押しした。
・ユーロドルはさえない。昨日安値の1ユーロ=1.2216ドル前後を下抜けて、一時1.2211ドル前後と2012年8月3日以来の安値を更新した。

[2014-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。7-9月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率5.0%増と改定値の3.9%増から大幅に上方修正されたうえ、予想の4.3%増を上回ったことを手掛かりに円売りドル買いが優勢となった。米5年債入札が低調だったとの見方から米長期金利が上昇幅を拡大したことも円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。ダウ平均が1万8000ドル台に乗せて史上最高値を更新したことも相場の支援材料となり、一時1ドル=120円82銭前後まで値を上げた。
・カナダドル円はしっかり。10月カナダGDPが予想を上回ったことで円売りカナダドル買いが先行。原油先物価格が3%超上昇すると、資源国通貨であるカナダドルに買いが集まり一時1カナダドル=103円99銭前後まで上値を伸ばしている。
・ユーロドルは軟調。予想を上回る米GDPをきっかけに全般ドル買いが先行。市場では「ギリシャのサマラス首相が大統領選出に向けた第2回目投票で十分な票を集めることが出来なかったこともユーロ売りにつながった」との指摘もあった。バリアオプションが観測されていた1ユーロ=1.2200ドルを下抜けて一時1.2165ドル前後と2012年8月2日以来の安値を付けた。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時90.159と2006年4月3日以来の高値を付けた。

[2014-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。前日のNY市場で円安が進んだ反動から、ポジション調整の円買い戻しが強まった。日経平均株価は一時240円超高まで上昇したものの、市場では「本邦輸出勢から円買いドル売りが観測された」との指摘もあり、円は堅調に推移した。なお、麻生太郎副総理兼財務・金融相が「円安も円高もどちらがいいか分からない」「市場のすう勢に任せることが正しい」「うかつに介入する発言はしないことになっている」などと発言したが、目立った反応は見られなかった。

[2014-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。手掛かり材料に乏しかったうえ、海外勢の多くが実質クリスマス休暇入りしていることもあって、総じて値動きは鈍かった。前日に続き上海株は大幅安となったが、相場への影響は限られた。なお、欧州時間に入ってから対ドルで欧州通貨買いが入った影響から、欧州通貨に対して円はじり安となった。

[2014-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。市場参加者の多くがクリスマス休暇入りしていることもあって、全般に動意が乏しく方向感を欠いた。なお、前週分の新規失業保険申請件数は28万件と市場予想の29万件程度より強い結果となったが、目立った反応は見られなかった。一方、欧州通貨に対しては弱含み。昨日に全般ドル買いが進んだ反動から、対ドルで欧州通貨の買い戻しが強まっており、つれて円売り欧州通貨買いも出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円40銭前後を挟んだもみ合い。
・ユーロ円は22時30分前に1ユーロ=147円07銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは強含み。アジア時間に昨日安値の1ユーロ=1.2165ドル前後の手前で下値の堅さを確認すると、昨日に売りが進んだ反動から1.2220ドル前後まで買い戻された。

[2014-12-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は小動き。ダウ平均が6日続伸し過去最高値を更新したことを背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが出たものの、下値は限られた。海外勢の多くがクリスマス休暇入りしているため、商いは薄く大きな方向感が出なかった。

[2014-12-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が下落したことを受けてリスク回避の円買いが先行。市場では「本邦輸出勢から円買いドル売りが観測された」との指摘もあり、全般円高が広がった。クリスマス休暇で市場参加者が激減するなか、流動性の低下から値が振れやすかった面もあった。

[2014-12-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。本邦勢参入後に売りが強まったものの、クリスマス翌日で引き続き市場参加者が少ないなかで売りは長続きしなかった。日経平均株価は前日終値をやや下回る水準でもみ合いとなるなど手掛かり材料に乏しいこともあり、その後の値動きは鈍かった。

[2014-12-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。東京、シンガポール、NY以外のほぼ全ての市場が休場となり、前日に続き市場参加者が激減するなか、動意のない展開が続いた。ただ、対ユーロでドル買いが強まるにつれてドル主導で円売りが強まった。

[2014-12-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。原油など商品価格の上昇を背景に資源国通貨である豪ドルやカナダドルなどに対して売られた半面、対欧州通貨では堅調に推移。対ドルでユーロやポンドが下落したことにつれて、円買いユーロ売りや円買いポンド売りが進んだ。一方、ドルに対してはさえない動き。全般にドル買いが強まった影響を受けたほか、ナイト・セッションの日経平均先物が強含んだことを受けた売りも出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎにアジア時間につけた高値の1ドル=120円43銭前後に迫る水準まで上昇。
・豪ドル円は一時1豪ドル=97円87銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは弱含み。ユーロクロスの下げにつれたほか、対円などでドル買いが進んだ流れに沿って売りが出た。昨日安値の1ユーロ=1.2189ドル前後を下抜けて、一時1.2169ドル前後まで下押しした。

[2014-12-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は小安い。ダウ平均が連日で史上最高値を更新するなど、米国株が堅調に推移したことを背景に円売りドル買いが出た。対ユーロなどでドル買いが強まった影響も受けた。ただ、クリスマスと週末の谷間で市場参加者が少なく、大きな方向感は出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は小高い。米国株高に伴う買いが入り一時1ドル=120円46銭前後まで値を上げた。ただ、前日の高値120円52銭前後が目先上値の目処として意識されると伸び悩んだ。
・ユーロ円は頭が重かった。ユーロドルの下落につれた円買いユーロ売りが入り、一時1ユーロ=146円52銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは弱含み。ユーロクロスが下落した流れに沿ってユーロ売りドル買いが先行。一時1ユーロ=1.21675ドル前後まで値を下げた。ただ、23日に付けた年初来安値1.2165ドル前後がサポートとして意識されると下げ渋った。

[2014-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が高く始まったことを受けて売りが出たほか、市場では「本邦輸入勢からの売りや外貨建て投信設定に絡んだ売りも観測された」との指摘があった。また、他の通貨に対しても売りの流れが波及したため、全般に円売りが先行した。もっとも、その後は売りも一服。厚生労働省が「シエラレオネから帰国した30代の男性がエボラ感染の疑いがある」と発表すると、日経平均先物が一時100円安となり、株安を手掛かりにした買い戻しが入った。

[2014-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで買いが先行。エボラ関連のニュースが嫌気されて、午後の日経平均株価が一時300円近く下げたため、リスク回避目的の買いが広がった。もっとも、その後は徐々に上げ幅を縮める展開に。日経平均株価が引けにかけて急ピッチで買い戻されると、円買いの勢いも後退。欧州勢の参入後にややドル買いが進んだ影響も受けた。

[2014-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は弱含み。厚生労働省が「東京の30代男性からエボラウイルスは検出されなかった」と発表したことを受けて、軟調だったナイトセッションの日経平均先物が下げ幅を縮めるにつれて対オセアニア通貨を中心に円売りが強まった。欧州株やダウ先物の下げ渋りも円の重しとなった。なお、ギリシャ大統領選では最終投票でも大統領は決まらず、1月にも解散・総選挙を実施することが決定したが目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円52銭前後までじりじりと値を上げるなど小幅ながら底堅く推移している。NZドル円は1NZドル=93円92銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは上値が重い。18時過ぎからまとまった買いが入り、1ユーロ=1.2220ドル前後まで上昇した。ただ、前週末高値の1.2226ドル前後が戻りの目処として意識されると一転して売りが強まり1.2180ドル台まで失速。その後は1.2200ドル近辺での方向感のない動きとなった。

[2014-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。エボラ懸念が後退したことでナイトセッションの日経平均先物が下げ渋ると円売りドル買いが先行。ギリシャの政局不安を背景にユーロドルが下落したことも円安ドル高につながった。WTI原油先物価格が5年8カ月ぶりの安値を付けるとさらにドル高が進み、円全体の重しとなった。

[2014-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午前の日経平均株価が軟調に推移したことを受けて、全般にリスク回避目的の円買い外貨売りの動きが広がった。市場では「年末を控えて国内輸出企業からの円買いドル売りも観測された」との指摘があった。

[2014-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。午後の日経平均株価が下げ幅を広げたほか、ナイトセッションの日経平均先物も下落したことで、リスク回避目的の買い圧力が強まった。対ドルでは1ドル=120円ちょうど付近に観測されていた損失覚悟の円買いドル売り注文を巻き込んで買いが優位に。つれて他の通貨に対しても円買いが強まった。

[2014-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は買い一服。年末を前に市場の流動性が低下するなか、ナイトセッションの日経平均先物が下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込みながら急速に円高が進んだ。もっとも、急ピッチで円買いが強まった反動が出たほか、日経平均先物が下げ渋ったこともあり、円買い圧力はいったん後退している。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は節目の1ドル=120円ちょうど前後を下抜けると売りが加速し119円17銭前後まで売り込まれた。一巡後は119円80銭台まで下げ幅を縮める場面も見られた。
・ユーロ円は1ユーロ=145円12銭前後まで急ピッチで下げた後はやや下げ渋っている。
・ユーロドルは伸び悩み。前日海外市場から売りが進んでいた反動が出たうえ、ドル円の急落に伴う買いが入った。一時1ユーロ=1.2187ドル前後まで上昇。もっとも、ギリシャ政局への先行き不透明感が広がるなか、積極的に戻りを試す動きも限られ一巡後は上値を切り下げた。

[2014-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。欧州株や米国株の下落を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いドル売りが先行。12月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことが分かると円買いドル売りが加速した。ただ、そのあとは急ピッチで上昇した反動などが出て伸び悩んだ。ナイトセッションの日経平均先物やダウ平均が下げ渋ったことも相場の重し。

[2014-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。東京市場が大晦日の休場で取引参加者が減少するなか、しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、全般にドル売りが進んだ流れに沿って徐々に下値が堅くなった。半面、オセアニア通貨に対してはさえない動き。対ドルで豪ドル高やNZドル高が進んだことにつれて、円売り豪ドル買いや円売りNZドル買いが出た。

[2014-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。時間外のダウ先物やシカゴ日経平均先物、上海総合指数など株価が全般に強含んだことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。もっとも、その後は株価の伸び悩みに伴って円売りの動きも一服。本日はドイツ市場が休場、英国市場も短縮取引となっているため、欧州時間に入っても全般に動意が乏しかった。

[2014-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は対ドルで伸び悩み。時間外の米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが先行したが、年末で市場参加者が減少するなかで追随する動きは見られなかった。その後に米10年債利回りが低下幅を縮めると徐々に上値を切り下げた。なお、前週分の米新規失業保険申請件数は予想より若干弱い内容となったが、相場への影響は限定的だった。また、その他通貨に対しては全般ドル相場となったこともあり大きな方向感は出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=119円28銭前後まで下げたものの、朝方に付けた安値119円25銭前後を下抜けることが出来ずその後は119円60銭台まで持ち直した。
・ユーロ円は1ユーロ=145円台前半での値動きが続いた。
・ユーロドルは弱含み。ユーロポンドが下落したことにつれてユーロ売りドル買いが先行。米長期金利が低下幅を縮めたことも重しとなり、1ユーロ=1.21305ドル前後まで値を下げた。

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