為替・株式・商品マーケット概要

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 2015年1月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2015年1月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2015年1月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2015-01-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。年末で市場参加者が少なく商いが薄いなか、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けたドル買いのフローが入ったことで円安ドル高が進んだ。ダウ平均が160ドル超下落したにもかかわらず、円買いドル売りでの反応は鈍く本日安値圏での値動きが続いた。なお、この日発表の米経済指標は強弱入り混じる結果となったため反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。ドル全面高となった流れに沿って一時1ドル=119円95銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は弱含み。ユーロドルの下落につれた売りが出て一時1ユーロ=144円83銭前後まで値を下げた。ただ、ドル円の上昇につれた買いも入ったため、一本調子で下落する展開にはならなかった。
・ユーロドルは軟調。ユーロポンドの下落をきっかけにユーロ売りドル買いが先行。ロンドンフィキシングに向けてドル買い圧力が強まると一時1ユーロ=1.2097ドル前後と2012年7月25日以来の安値を付けた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2015年1月 発言・ニュース

[2015-01-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。年末で市場参加者が少なく商いが薄いなか、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けたドル買いのフローが入ったことで円安ドル高が進んだ。ダウ平均が160ドル超下落したにもかかわらず、円買いドル売りでの反応は鈍く本日安値圏での値動きが続いた。なお、この日発表の米経済指標は強弱入り混じる結果となったため反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。ドル全面高となった流れに沿って一時1ドル=119円95銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は弱含み。ユーロドルの下落につれた売りが出て一時1ユーロ=144円83銭前後まで値を下げた。ただ、ドル円の上昇につれた買いも入ったため、一本調子で下落する展開にはならなかった。
・ユーロドルは軟調。ユーロポンドの下落をきっかけにユーロ売りドル買いが先行。ロンドンフィキシングに向けてドル買い圧力が強まると一時1ユーロ=1.2097ドル前後と2012年7月25日以来の安値を付けた。

[2015-01-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。東京市場が年始の休場で流動性が低下するなか、ユーロドル中心にドル買いが先行。つれる形で円安ドル高が加速した。時間外のダウ先物が100ドル近く上昇したうえ、シカゴ日経平均先物が210円高となり、投資家のリスク志向が高まったことも円全体を押し下げた。

[2015-01-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。時間外の米10年債利回りが上昇したことで、日米金利差拡大を見越した円売りが散見された。時間外のダウ先物の130ドル超高も円の重しとなったうえ、ユーロドルの買い戻しにつれて円売りユーロ買いが進む場面があった。ただ、手掛かり材料に乏しいなかで円売りは続かず、総じて持ち高調整の域を出なかった。

[2015-01-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。時間外の米10年債利回りが上昇したことを手掛かりに日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが先行。ドル先高観が意識されるなか、NY時間に入ると対欧州通貨を中心にドル全面高となった流れに沿って円はさえない値動きとなった。一方、ポンドに対しては買い優勢。12月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が52.5と予想の53.6を下回ったことを背景にポンド売りが活発化した(経済指標データ参照:英製造業購買担当者景気指数(PMI)の推移グラフへ)。なお、その他の通貨に対してはドルやポンド相場が中心となったこともあり、大きな方向感は出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円65銭前後まで値を上げた。
・ポンド円は1ポンド=185円81銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは弱含み。全般ドル買いが進んだ流れに沿った。当面の下値目処として意識されていた2012年7月24日の安値1ユーロ=1.2042ドル前後を下抜けて1.2026ドル前後と2010年6月10日以来の安値まで下げ足を速めた。

[2015-01-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては軟調だった。ドル全面高となった流れに沿って円売りドル買いが進行。ダウ平均が一時130ドル近く上昇したタイミングで日通し安値を付けた。ただ、12月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が予想を下回ったことが分かると下げ渋る場面もあった。一方、ドル以外の通貨に対しては堅調だった。欧州オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は底堅い動き。ドル全面高となった流れに沿って一時1ドル=120円74銭前後まで値を上げた。米経済指標の悪化が伝わると119円82銭付近まで売られる場面もあったが下値は限定的だった。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時91.154前後と2006年3月10日以来の高値を付けた。
・カナダドル円は軟調だった。米ドルカナダドルの上昇に伴う円買いカナダドル売りが入ったほか、原油先物価格の下落が嫌気されて一時1カナダドル=102円20銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルはドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が2日付けの独ハンデルスブラット紙とのインタビューで「物価安定の責務を果たせないリスクが半年前より高まっている」「必要なら今年初めに行動する用意がある」との見解を示したことでユーロ売りが先行。ドル先高観を背景に全般ドルを買う動きも広がり、一時1ユーロ=1.2001ドル前後と2010年6月10日以来の安値を付けた。

[2015-01-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。日経平均株価が一時230円超下げるなど軟調に推移したことを受け、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、その後に日経平均が買い戻されると徐々に上げ幅を縮小した。また、ユーロに対しても上値の重い動き。早朝取引でユーロドルが下落するとつれて円買いユーロ売りが進んだものの、買い一巡後は株価の買い戻しに伴って次第に上値が重くなった。一方、豪ドルやNZドルに対してはしっかり。対ドルでオセアニア通貨安が進んだ影響を受けた。

[2015-01-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで底堅い。午後の日経平均株価が持ち直したことを受けて売りが先行したものの、円売りの動きも長続きしなかった。日経平均が引けにかけて再びマイナス圏に沈んだほか、ナイトセッションの日経平均先物も弱含んだため、徐々にリスク回避目的の買い圧力が強まった。一方、ユーロに対しては伸び悩み。日経平均の下落で一時円買いユーロ売りが進んだものの、欧州勢の参入後にユーロドルが上昇すると、つれて円売りユーロ買いが出た。

[2015-01-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は堅調。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物、欧州株の下落を背景にリスク回避の円買いが進んだ。12月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想より弱い内容となったことも円買いユーロ売りを誘った。対ドルでは欧州通貨などに対してドル高が進んだ影響から円は弱含む場面もあったが、次第に株安を背景に円買い圧力が高まったため下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円45銭前後まで値を上げたものの、その後は119円76銭前後まで売りに押された。
・ユーロ円は1ユーロ=142円85銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは売り一服。欧州勢参入後に1ユーロ=1.1978ドル前後まで値を上げたものの、一巡後は戻り売りが優勢に。ユーロクロスが売られたことにつれて1.1887ドル前後まで下落した。もっとも、朝方につけた安値1.18605ドル前後がサポートとして意識されるとその後はショートカバーが入り1.1920ドル台まで下げ渋っている。

[2015-01-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。ギリシャの政局不安や原油相場の大幅安を背景にナイトセッションの日経平均先物が340円下落したほか、ダウ平均も350ドルを超す下げ幅に。投資家のリスク回避姿勢が高まり円買いが活発化した。ただ、急ピッチで上昇した反動から次第に上値が切り下がった。米10年債利回りの大幅低下をながめ、持ち高調整の欧州通貨買いドル売りが進んだことも円売り欧州通貨買いを誘った。

[2015-01-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。日経平均株価が一時460円超下げるなど軟調に推移したことを受けて、リスク回避目的の買いが入った。もっとも、上値では本邦長期資金からの売りも観測されており、一方的に買いが進む展開にはなっていない。一方、豪ドルに対してはさえない動き。11月豪貿易収支が予想より強い結果となり、対ドルで豪ドル買いが進んだ影響を受けた。

[2015-01-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで一転下落。午後の日経平均株価が一時520円超下げるなど軟調に推移したことをながめ、リスク回避の円買いが先行した。もっとも、ナイトセッションの日経平均先物が買い戻されると、一転して売りが優勢に。他の通貨に対しても円は買いが先行していたが、対ドルでの円売りが波及したため、次第に上値が重くなった。

[2015-01-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は方向感がない。日経平均株価の大幅安を受けて欧州勢が円買いで参入したものの、ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が買い戻されると一転して円売りが優勢となった。一方で、時間外の米10年債利回りが大幅に低下したため、対ドルでは日米金利差縮小を意識した円買いが再び強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円65銭前後まで下げた後119円40銭前後まで持ち直したものの、再び戻り売りに押されている。
・ポンド円は12月英サービス業購買担当者景気指数(PMI)が弱い内容だったことが売りにつながり、1ポンド=180円36銭前後と11月3日以来の安値を付けた。
・ユーロドルは売り一服。欧州勢参入後に1ユーロ=1.1969ドル前後まで上昇したものの、その後はドル円の買い戻しに伴って戻り売りが進んだ。12月仏・独サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値が予想より強かったため持ち直す場面も見られたが、12月ユーロ圏サービス業PMI改定値が弱い結果だったため売りが再開(経済指標データ参照:独サービス部門購買担当者景気指数(PMI)の推移グラフへ)。ユーロクロスの売りにつれた面もあり1.1885ドル前後まで下げ足を速めた。もっとも、前日安値の1.18605ドル前後が目先のサポートとして意識されるとやや下げ渋った。

[2015-01-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。12月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数が56.2と市場予想平均の58.0を下回ったほか、11月米製造業新規受注も前月比0.7%減少と市場予想平均の前月比0.5%減を下回り、対ドル中心に円買いが強まった。米10年債利回りが前日比0.1468%低い1.8852%まで急低下し、日米金利差縮小を見越した円買いも活発化した。原油先物相場の下落を背景にダウ平均が240ドル近い下げ幅となったうえ、ナイトセッションの日経平均先物も350円下落する展開に。投資家のリスク回避姿勢が高まり円が全面高となった。その後、ダウ平均が20ドル超安まで下げ渋ると持ち高調整の円売りが出たが、ダウ平均は引けにかけて130ドル超下げたため円買いが再開した。

[2015-01-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。安く始まった日経平均株価がプラス圏を回復したことに伴って、投資家のリスク許容度改善を見越した円売り外貨買いが進んだ。対ドルでは「国内輸入企業からの売りも観測された」との指摘があった。

[2015-01-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。午後の日経平均株価が一時マイナス圏に沈むなどさえない動きとなったため、一時円買い外貨売りが進む場面が見られた。もっとも、その後は徐々に上げ幅を縮小。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだこともあって上値を抑えられた。

[2015-01-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。時間外の米10年債利回りが上昇幅を縮めたほか、ナイトセッションの日経平均先物が下げに転じたことを受けて円買いドル売りが強まったが、その後は徐々に上値を切り下げた。日経平均先物が買い戻されたうえ、米10年債利回りが再び上昇するにつれて対ドルを中心に円安が進んだ。12月ADP全米雇用報告が前月比24万1000人増と市場予想平均の22万5000人程度増を上回ったことも円を押し下げた。一方で、米10年債利回りが再び上昇幅を縮めたため円売りはいったん落ち着いている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円68銭前後まで下げたものの、一巡後は119円55銭前後まで下値を切り上げた。もっとも、前日高値の119円64銭前後が目先の上値目処として意識されたためその後はやや伸び悩んでいる。
・ポンド円は1ポンド=179円52銭前後まで下落した後180円79銭前後まで持ち直す場面があった。
・ユーロドルは軟調。欧州勢参入後に1ユーロ=1.18965ドル前後まで買いが先行したものの、1.1900ドル手前で上値を抑えられると、米長期金利の上昇を背景に全般ドル買い圧力が高まった影響を受けてその後は戻り売りが優勢に。12月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)速報値は前年同月比で0.2%低下と市場予想の0.1%低下を下回り、発表直後こそ反応はなかったが次第に嫌気され1.1819ドル前後と2006年1月3日以来の安値まで値を下げた。

[2015-01-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して一進一退。12月ADP全米雇用報告が予想を上回ったことがわかると、米長期金利の上昇幅拡大とともに円売りが強まった。ダウ平均が高く始まったことも円売りを後押しした(経済指標データ参照:ADP全米雇用報告の推移グラフへ)。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控えて米長期金利の上昇が一服すると円売り圧力が後退。議事要旨公表直後は売買が交錯したが、米長期金利が低下に転じたことで円買いが強まった。もっとも、引けにかけては米長期金利が再び上昇したため上値が切り下がった。なお、FOMC議事要旨では「4月より前の利上げの可能性は小さいと判断」「patient(辛抱強く)のガイダンスは政策により柔軟性を与えると判断」「原油安は米国の経済や雇用にとってポジティブ」「複数のメンバーは利上げ開始後もしばらくは緩和的であることを強調した」などと伝わった。一方、円はその他の通貨に対してもみ合い。ドル絡みの取引が中心となり総じて持ち高調整の域を出なかった。

[2015-01-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が300円超上げるなど堅調に推移したことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。また、対豪ドルでも円は軟調に推移。全般に円売りが広がった流れに沿ったほか、11月豪住宅建設許可が予想より強い結果となったことで豪ドル買いが進んだ影響も受けた。

[2015-01-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。午後の日経平均株価が伸び悩んだこともあってしばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、日経平均先物が上昇すると円売りドル買いが優勢に。もっとも、日経平均先物の買いが続かず、時間外の米10年債利回りが上昇幅を縮小したこともあり、次第に下値も堅くなった。一方、他の通貨に対しては高安まちまち。全般にオセアニア通貨高が進んだことに伴って円売り豪ドル買いや円売りNZドル買いが出た半面、英中銀金融政策委員会(MPC)の金融政策発表を控えて持ち高調整目的のポンド売りが強まったため、円も対ポンドでは強含んだ。

[2015-01-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円はユーロに対して堅調。欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測が一段と高まるなか、欧州勢参入後に全般ユーロ安が進んだ流れに沿って円は堅調に推移した。なお、ドルに対しては下値が堅い。日経平均株価の大幅上昇を受けて円売りが先行したものの、追随する動きは見られずその後はしばらくもみ合いが続いた。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことが伝わると米10年債利回りの上昇幅縮小とともに円買いドル売りが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分前に1ドル=119円96銭前後まで買われたものの、節目の120円ちょうど手前で上値の重さを確認するとその後は119円41銭前後まで売りに押された。
・ユーロ円は1ユーロ=140円74銭前後まで下げ幅を広げた。
・ユーロドルは軟調。欧州勢が売りで参入し、バリアオプションが観測されていた1ユーロ=1.1800ドルを下抜けると目先のストップロスを誘発。21時30分前には一時1.1754ドル前後と2005年12月8日以来の安値を付けた。もっとも、弱い米雇用指標を受けて米長期金利が上昇幅を縮めるとやや下げ渋った。

[2015-01-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱く対ドル中心に円買いが先行した。ただ、米10年債利回りの上昇幅拡大に伴い日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが出て上値が切り下がった。ダウ平均の330超高も円全体を押し下げる要因となった。対ユーロではクーレ欧州中央銀行(ECB)理事が「量的緩和を求めるには時期尚早」と発言したことにやや円売りで反応する場面が見られた。ただ、明日に12月米雇用統計の発表を控えて様子見気分も強く、目立った値動きは見られなかった。

[2015-01-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。日経平均株価が買い先行となったことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。もっとも、仲値通過後に日経平均株価が上げ幅を縮めると円が買い戻される展開に。日本時間の今晩に12月米雇用統計の発表を控えて売りを手控えるムードが広がったことも相場を支えた面がある。

[2015-01-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重かった。午後の日経平均株価が一時マイナス圏に沈むなどさえない動きとなったことを背景に、リスク回避目的の円買いが先行した。もっとも、買い一巡後は伸び悩む展開に。日経平均が引けにかけて下げ渋った影響を受けたほか、市場からは「上値では本邦長期資金などからの売り注文が観測された」との指摘もあった。

[2015-01-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に日米金利差縮小を見越した円買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が弱含んだことも円の支えとなった。もっとも、12月米雇用統計を控えて積極的に買いを進める展開にもなっていない。一方、ポンドに対しては下げ渋り。対ドルで欧州通貨買いが強まった影響を受けて円売りポンド買いが進んだ。もっとも、株価の下落を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、円を買い戻す動きが出た。なお、11月英鉱工業生産などこの日発表された英経済指標は強弱入り混じる内容だったこともあり、相場の反応は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は本日安値の1ドル=119円17銭前後に面合わせする場面があった。
・ポンド円はアジア時間に1ポンド=179円95銭前後まで値を下げたものの、欧州時間に入ると買い戻しが進み180円85銭前後まで持ち直した。ただ、一巡後は180円30銭付近まで失速した。
・ユーロドルは下値が堅い。11月独鉱工業生産指数や11月独経常収支が予想を下回る結果だったことを手掛かりに売りが先行し、1ユーロ=1.1785ドル前後まで下押ししたものの下値は堅かった。その後は米長期金利の低下を背景に全般ドル安が進んだ流れに沿って1.18205ドル前後まで買い戻された。

[2015-01-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は荒い値動き。時間外のダウ先物がじり安となったうえ、米10年債利回りが低下するなか、12月米雇用統計発表前から思惑的な円買いドル売りが先行した。ただ、米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比25万2000人増と市場予想平均の前月比24万人増を上回ったほか、失業率も5.6%と市場予想平均の5.7%より強かったことがわかると、一転して円売りドル買いが強まった(経済指標データ参照:非農業部門雇用者数の推移グラフへ)。
その後、原油先物相場の下落を背景にダウ平均が220ドル超下げたほか、ナイトセッションの日経平均先物が290円下落。投資家のリスク回避姿勢が高まり円買いが加速した。米10年債利回りの大幅低下を受けて日米金利差縮小を見越した円買いも出た。対カナダドルでは12月カナダ雇用統計が弱かったことで円買いが目立った。終盤にかけては週末を控えて市場参加者が減少し高値圏で方向感を欠いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円79銭前後まで下押しした後、119円78銭前後まで一転上昇したが、118円42銭前後まで急落した。
・カナダドル円は1カナダドル=99円78銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは一転上昇。米雇用統計発表直前に1ユーロ=1.1831ドル前後まで上げたが、結果を受けて1.1762ドル前後まで急ピッチで下げた。その後、米金利低下やドル円の急落を横目に1.1846ドル前後まで一転上昇した。もっとも、前日の高値1.1848ドル前後に上値を抑えられると次第に値動きが細った。

[2015-01-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前週末の米国株や日経平均先物が下落し、円買いドル売りが進んだ流れを引き継いで始まった。ただ、本日は成人の日の祝日で東京市場が休場。市場参加者が少なく、一本調子で円高が進む状況にはならなかった。

[2015-01-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は失速。シカゴ日経平均先物が一時1万6755円まで下落したことなどを手掛かりに円買いドル売りが進行。アジア株の下落も円の支援材料となった。ただ、欧州勢が加わる時間帯に入るとさえない展開に。ダウ先物やシカゴ日経平均先物が上昇に転じたうえ、欧州株相場が高く始まったことで円売りドル買いが広がった。

[2015-01-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は売り一服。シカゴ日経平均先物やダウ先物が上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが優勢となった。もっとも、米国勢の参入後は下げ渋る展開に。ダウ先物などが徐々に伸び悩んだ影響を受けたほか、原油相場の下落でカナダドルなど資源国通貨が全般に下落したため、円買い資源国通貨売りが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分前に1ドル=119円30銭前後まで上げたものの、買い一巡後は118円70銭台まで失速。
・豪ドル円は前週末安値の1豪ドル=96円84銭前後を下抜けて96円70銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢の参入後にドル買いが強まった流れに沿って、21時30分過ぎには1ユーロ=1.1787ドル前後まで値を下げた。もっとも、前週末安値の1.1762ドル前後が意識されると1.1820ドル付近まで切り返した。

[2015-01-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。ゴールドマン・サックスなどが原油相場見通しを引き下げたことで原油先物相場が下落。カナダドルなど対資源国通貨中心に円買いが優位となった。ダウ平均が50ドル超高から160ドル超安まで一転下落したこともリスク回避目的の円買いを後押しした。12月米労働市場情勢指数(LMCI)が改善したほか、ダウ平均が下げ幅を縮小すると対ドルなどで持ち高調整の円売りが出る場面もあったが、株価の戻りも限られ円買いが再開した。好調な米3年債入札を受けて米長期金利が低下幅を拡大したことも日米金利差縮小を見越した円買いドル売りを誘った。引けにかけては取引材料難から次第に方向感を欠いた。

[2015-01-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。原油安を背景に前日の米国株や日経平均先物が軟調に推移したことを受けて日経平均株価が360円超下落。投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りが広がった。もっとも、市場では「本邦長期資金などリアルマネーの売り意欲は依然として強い」との指摘があり、一巡後はやや伸び悩んでいる。

[2015-01-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。市場では「本邦長期資金や本邦実需勢などの円売りドル買いが観測された」との指摘があり、全般円安が進んだ。日経平均株価が急速に下げ幅を縮めたことも円売りを誘った。ただ、原油先物相場が下落したことを受けてナイトセッションの日経平均先物が弱含んだため徐々に円買い戻しが強まった。

[2015-01-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで堅調。資源国通貨やポンドなどに対してユーロ売りが進んだ影響を受けた。一方、ポンドに対しては行ってこい。12月英消費者物価指数(CPI)など英インフレ指標が予想を下回ったことを受けて円買いポンド売りが先行(経済指標データ参照:英消費者物価指数の推移グラフへ)。もっとも、その後は急ピッチでポンド売りが進んだ反動が出たほか、カーニー英中銀(BOE)総裁が「さらなる金融刺激の必要はない」との見解を示したことも材料視され、円売りポンド買いが強まった。なお、ドルに対しては方向感の乏しい動き。ナイトセッションの日経平均先物がプラス圏を回復した場面では投資家のリスク志向改善を見越した売りが出たものの、株買いの動きも続かず次第に下値は堅くなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円50銭台を挟んだもみ合い。ポンド円は1ポンド=178円49銭前後まで下落した後、180円ちょうど付近まで買い戻された。
・ユーロドルは軟調。全般にユーロ売りが進んだ流れに沿って、1ユーロ=1.1767ドル前後まで下押しした。

[2015-01-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物が上げ幅を拡大したほか、現物のダウ平均が280ドル超上昇したことで投資家心理の改善を意識した円売りが散見された。ただ、その後のダウ平均が下げに転じ140ドル超下落するとリスク回避目的の円買いが優勢となった。もっとも、ダウ平均が引けにかけて下げ渋ると円買い圧力も後退した。

[2015-01-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均株価が下落して始まったことを受けてリスク回避の円買いが先行。銅価格が急落したことも投資家心理を冷やした面があり、対豪ドルを中心に円高が広がった。後場に入ると日経平均株価が250円超安まで下げ幅を広げたためさらに円買いが進んでいる。

[2015-01-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が大幅に下落したことを背景に午前からの円買いの流れが継続。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が買い戻されたことで円買い圧力が後退する場面があったが、株価の下落が再開すると再び円高が進んだ。

[2015-01-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は対ドルで堅調。時間外のダウ先物や日経平均先物がさえない展開となり、リスク回避の買いが入った。また、時間外の米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いドル売りも出た。12月米小売売上高が予想より弱い結果になるとドルが全面安となり、円は一段と上げ幅を拡大した。なお、他の通貨に対しても株安を手掛かりにした円買いが先行したが、買い一巡後は次第に方向感の乏しい展開に。米小売指標の発表後はドル絡みの取引が中心となったため、相場への影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は23時前に1ドル=116円08銭前後と12月16日以来の安値を更新。
・ユーロ円は18時30分過ぎに1ユーロ=137円02銭前後まで下押ししたものの、その後は137円台半ばを挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルは下値が堅い。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「ECBは国債を購入する用意がある」と発言したことで、2005年12月8日以来の安値となる1ユーロ=1.1728ドル前後まで下げる場面が見られたが、売り一巡後は下げ渋り。米小売指標後にはドル売りの流れに沿って、1.1846ドル前後の高値まで一転上昇した。

[2015-01-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重い。12月米小売売上高が予想を下回ったことがわかると、米10年債利回りの急低下とともに円買いドル売りが優位となった。ただ、足もとで一本調子で上昇した反動が出て次第に上値が切り下がった。米10年債利回りが低下幅を縮めたうえ、原油先物相場が引けにかけて急速に買い戻されたことも投資家心理の改善につながり円売りを誘った。一方、その他の通貨に対しては軟調。米小売指標発表後はドル絡みの取引が中心となり方向感が出なかったが、対ドルで持ち高調整の円売りが進むにつれてじりじりと値を下げた。

[2015-01-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が一時250円超高まで上昇したことを受けて円売りが強まった。本日は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値に向けた円売りドル買いも見られた。また、12月豪雇用統計で失業率や新規雇用者数がいずれも強い結果となったことで円安豪ドル高が活発化した。

[2015-01-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日経平均株価が340円超高まで上昇したことを受けて投資家のリスク志向改善を見越した円売りが強まった。もっとも、下値の堅さを確認すると一巡後はポジション調整の円買い戻しが入った。なお、豪ドルに対しては売り継続。強い12月豪雇用統計を手掛かりとした円安豪ドル高の流れが欧州時間に入っても続いている。

[2015-01-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は対スイスフランで暴落。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)はユーロスイスフランの下限を撤廃し、政策金利である3カ月物銀行間取引金利の誘導目標をマイナス0.25%からマイナス0.75%に引き下げると発表した。発表後からスイスフランは独歩高となり、円も対スイスフランで前日比35%近く暴落した。なお、ドルに対してはしっかり。時間外の米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した買いが入った。原油先物相場の上昇などを背景に対資源国通貨でドル売りが進んだ影響を受けた面もある。なお、1月ニューヨーク州製造業景気指数はプラス9.95と市場予想のプラス5.00を上回ったほか、12月米卸売物価指数(PPI、季節調整済み)も前月比で0.3%低下と市場予想の前月比0.4%低下を上回った反面、前週分の新規失業保険申請件数は31万6000件と市場予想の29万件程度より弱い結果となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=116円25銭前後まで値を下げたものの、昨日安値の116円07銭前後が意識されると下げ渋り。
・スイスフラン円は1スイスフラン=115円付近から一時155円37銭前後まで40円ほど暴騰した後、130円台まで押し戻された。
・ユーロドルは下値が堅い。対スイスフランでユーロが急落したため、18時30分過ぎに1ユーロ=1.1580ドル前後まで値を下げた。もっとも、対スイスフランでのユーロ売りが一巡すると1.1772-75ドルまで反発。その後は1.17ドル台前半でのもみ合いとなった。

[2015-01-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。原油先物相場の上げ幅拡大に伴い対資源国通貨中心に円売りが先行した。ただ、原油先物相場が一転下落すると円売り圧力が後退。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)によるユーロスイスフラン下限撤廃を受けて金融市場の先行き不透明感が高まるなか、ダウ平均が130ドル近い下げ幅となりリスク回避目的の円買いが活発化した。米10年債利回りの大幅低下をながめ日米金利差縮小を見越した円買いも進んだ。なお、1月米ニューヨーク州製造業景気指数や12月米卸売物価指数(PPI)は予想を上回った一方、前週分の米新規失業保険申請件数や1月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想より弱い結果となった。強弱まちまちの結果となり総じて影響は限定的だった。

[2015-01-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。前日の海外市場で円高が進んだ流れを引き継ぎ買いが先行。一巡後は戻り売りが出たものの、日経平均株価が480円超の大幅安となると再びリスク回避の買いが強まった。もっとも、市場では「本邦長期資金や本邦輸入勢などの売り意欲は依然として強い」との指摘があり、一方的に円高が進む展開にもなっていない。一方、オセアニア通貨に対しては上値が重い。朝方に買いが進む場面があったものの、対ドルや対ユーロでオセアニア通貨買いが強まるにつれて円売りオセアニア通貨買いが優勢となった。

[2015-01-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が510円超安から240円超安まで下げ幅を縮めたことを背景に徐々に上値を切り下げた。市場では「本邦実需勢やマクロ系ファンドから円売りドル買いが観測された」との指摘があった。もっとも、前日に急落した米国株式相場など株価動向を慎重に見極めたいとの見方も強く、その後は下げ渋っている。

[2015-01-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。時間外のダウ先物や日経平均先物が方向感の乏しい動きとなったこともあり、手掛かり材料難からレンジ内でのもみ合いとなった。なお、12月米消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%低下と市場予想の0.4%低下と同じだった一方、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比横ばいと市場予想の0.1%上昇を下回ったが、指標発表後には米10年債利回りが上昇に転じたたため、日米金利差拡大を見越した売りが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=116円50銭前後を挟んだもみ合いとなっていたが、23時前には116円84銭前後まで上昇。
・スイスフラン円は1スイスフラン=133円50銭前後を挟んだ神経質な展開となった。
・ユーロドルはさえない。ユーロポンドなどユーロクロスの下げにつれたほか、米長期金利の上昇に伴って1ユーロ=1.15745ドル前後まで下押しした。

[2015-01-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。12月米消費者物価指数(CPI)は予想通りだった一方、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は予想を下回ったが、発表後から米10年債利回りが上昇幅を拡大(経済指標データ参照:米消費者物価指数(CPI)の推移グラフへ)。1月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)も予想を上回ったことで、対ドル中心に円売りが強まった。終盤にかけてはユーロドルの買い戻しにつれた円売りユーロ買いが優位に。ダウ平均が引けにかけて200ドル超上昇したうえ、原油先物相場も堅調に推移したため、対豪ドルなどでも円売りが見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円77銭前後まで上げたが、前日の高値117円94銭前後に上値を抑えられると高値圏で動意を欠いた。
・ユーロ円は1ユーロ=135円25銭前後でしばらく神経質な動きとなったが、次第に買いが強まり136円18銭前後まで上げた。
・ユーロドルは行って来い。
・ユーロカナダドルなどユーロクロスの下落につれたほか、米金利上昇を背景にドルが全面高となりユーロ売りドル買いが加速した。1ユーロ=1.1500ドル前後を下抜けてストップロスを巻き込み、1.14595ドル前後と2003年11月11日以来の安値を付けた。ただ、売り一巡後は急ピッチでの下落に対する反動が出た。週末を控えた買い戻しも進み1.1590ドル前後まで持ち直す場面があった。

[2015-01-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が一時170円超高まで上昇したことを受けて円売りが先行したものの、その後は下値を切り上げる展開となった。中国当局が中国3大証券の新規信用取引口座の開設を3ヶ月間停止したことを受けて上海株が6%超下落。投資家のリスク回避姿勢が強まり円買い戻しが優勢となった。

[2015-01-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。新規の手掛かり材料に乏しいうえ、本日は米国市場が休場ということもあり全般様子見ムードが広がっている。なお、スイスフランに対しては荒い値動き。15時過ぎにユーロスイスフランが下落するにつれて円売りスイスフラン買いが強まった。ただ、市場では「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)がユーロ買いスイスフラン売り介入を行っている可能性がある」と指摘があり、ユーロスイスフランが買い戻されると一転して円買いスイスフラン売りが優勢となった。

[2015-01-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円はじり安。ドイツ株式指数(DAX)が史上最高値を更新するなど、欧州株が底堅く推移していることなどを背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売りが出たようだ。ただ、米国が休場で取引参加者が減少しているため、積極的に下値を探る動きは限られている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は欧州時間に入り徐々に下値を切り上げる展開に。下値では本邦長期資金の買いが観測されるなかで1ドル=117円48銭付近まで値を戻している。
・ユーロ円は欧州株高を背景に買いが入り、一時1ユーロ=136円35銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは22日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にポジション調整目的のユーロ買いドル売りが先行。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇も支援材料となり、18時30分過ぎに一時1ユーロ=1.1628ドル前後まで値を上げた。ただ、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。

[2015-01-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はじり安。米国市場がキング牧師誕生日で休場だったため商いは薄かったが、独株式相場が史上最高値を更新するなど、欧州株が底堅く推移すると全般円売りが進んだ。ナイトセッションの日経平均先物が上昇に転じたことも相場の重し。半面、スイスフランに対しては堅調だった。市場では「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)がユーロ買いスイスフラン売り介入を行っている可能性がある」との指摘があり、全般スイスフラン安が進んだ流れに沿った。

[2015-01-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価の上昇を手掛かりに円売りが先行したうえ、本日は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって、仲値に向けた円売りドル買いも強まった。10-12月期中国国内総生産(GDP)など良好な中国経済指標を受けて上海株が強含み、日経平均株価もつれて上げ幅を広げるとさらに円安が進んだ。一方、オセアニア通貨に対しては一転上昇。日本株の上昇や強い中国指標を受けて円売り豪ドル買いが進んだものの、その後は急速に買い戻しが強まった。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)がNZ乳業大手フォンテラの乳製品価格見通しを引き下げたことで円買いNZドル売りが優勢となると、豪ドルにも波及し円買いが活発化した。

[2015-01-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日銀の金融政策決定会合の結果公表を明日に控え追加緩和への思惑が浮上するなか、日経平均株価が350円超高の高値引けとなったことを手掛かりに円売りが強まった。もっとも、ナイトセッションの日経平均先物が一時下げに転じたため一巡後は円を買い戻す動きが出た。

[2015-01-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことを受けて、リスク回避目的の買いが先行。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したため、日米金利差縮小を見越した円買いも入った。もっとも、その後は日経平均先物が持ち直し、ダウ先物や欧州株なども堅調に推移したため、次第に円は上値を切り下げる展開に。米長期金利の低下幅縮小で対ドルでも戻り売りが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時前に1ドル=118円ちょうど付近まで下押したが、一巡後は118円77銭前後まで反発。
・ユーロ円も18時前に1ユーロ=136円59銭前後まで下げた後、137円63銭前後まで買い戻された。
・ユーロドルは上値が重い。米長期金利の低下でドル売りが進んだ場面では1ユーロ=1.1615ドル前後まで上昇したが、その後は米長期金利の低下幅縮小に伴って本日安値の1.1568ドル前後に迫る水準まで反落した。

[2015-01-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。対ユーロなどでドル高が進んだ影響を受けたほか、市場では「明日の日銀金融政策決定会合で付利引き下げなど追加緩和が実施されるとの思惑から円売りが出た」との指摘があった。一時は160ドル超下落したダウ平均が持ち直したことも相場の重し。

[2015-01-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。日経平均株価が下落したことを受けて円買いが先行。日銀金融政策決定会合の結果公表を前に持ち高調整の円買いも強まった。日銀が金融政策の現状維持を発表すると、一部市場で「当座預金の超過準備にかかる付利を引き下げるか撤廃するのでは」との期待が高まっていたこともあり、日経平均株価の下げ幅拡大とともに円高が加速した。なお、日銀は貸出支援制度を1年間延長したほか、成長基盤強化支援の対象金融機関毎の上限を1兆円から2兆円へ、総枠を7兆円から10兆円にそれぞれ引き上げるとも発表した。

[2015-01-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。対ユーロでドル売りが強まるにつれて円買いドル売りが入った。黒田日銀総裁が「当座預金の超過準備への付利を引き下げるとの議論は全くなかった」と発言したことも円買いを誘い、円全体が押し上がった。もっとも、午前中から円高が続いていたこともあり、一巡後は上値を切り下げる展開に。黒田日銀総裁が「2%達成が難しくなる状況になれば躊躇なく調整する」と述べたことも円買い圧力を後退させた。

[2015-01-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は底堅い。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを背景に、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行。日銀金融政策決定会合の結果を受けてアジア時間から買いが進んだ反動が出たほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを誘った。もっとも、その後は日経平均先物がマイナス圏に沈み、ダウ先物も下落したため、次第に円も買い戻しが優勢に。米長期金利の上昇幅縮小で対ドルでも円は下値を切り上げた。また、円はポンドに対しても堅調に推移。英中銀金融政策委員会議事要旨(7-8日分)では「0.50%の政策金利の据え置きを9対0で決定。資産買い入れプログラムの規模の維持を9対0で決定した」と伝わった。前回25bpの利上げに投票していたマカファーティ英中銀金融政策委員会(MPC)委員とウィールMPC委員が政策金利の据え置きに投票したことで、英利上げ観測が後退したとの見方が広がり、ポンドが全面安となった流れに沿った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=117円92銭前後まで上げたものの、その後は117円24銭前後まで反落。
・ポンド円は22時30分前に1ポンド=177円20銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは底堅い。米長期金利が上昇した場面では1ユーロ=1.1546ドル前後まで下落したものの、昨日安値の1.1540ドル前後が意識されると下げ止まった。その後は米長期金利の上昇幅縮小や対円や対ポンドなどでドル売りが進んだ流れに沿って、1.1610ドル前後まで買い戻された。

[2015-01-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。ナイト・セッションの日経平均先物や時間外のダウ先物の下落を手掛かりに円買いドル売りが先行。現物のダウ平均が一時110ドル超下落したことも円買いを誘った。ただ、「欧州中央銀行(ECB)は2016年末まで月500億ユーロの量的緩和(QE)を提案する」との報道が伝わると、ユーロ安ドル高が進行。対円でもドル買いが強まった。ダウ平均がプラス圏に浮上したことも相場の重しとなった。

[2015-01-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が上昇して始まったことを受けて円売りが先行。その後に日経平均株価が下げに転じると円買い戻しが入る場面があったが、戻りは鈍かった。前場終了後に日経平均先物が強含むにつれて再び円安が進んだ。

[2015-01-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が引けにかけて底堅く推移したことを受けて円売りが強まったものの、一段と円安につながる材料に乏しく一巡後は徐々に下値を切り上げる展開に。対ユーロでドル売りが強まった影響などを受けて円買いドル売りが強まったほか、昨日にカナダ銀行(カナダ中央銀行、BOC)が予想外の利下げを実施した影響から円高カナダドル安も進んだ。

[2015-01-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて対ユーロなどで持ち高調整目的のドル売りが進んだ流れに沿ったほか、ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことでリスク回避の買いも入った。一方、他の通貨に対してはもみ合い。全般にドル絡みの取引が中心となったため、円相場は方向感に乏しかった。なお、欧州中央銀行(ECB)は22日に開いた定例理事会で、政策金利を現行の0.05%で据え置くことを決めたと発表。金融政策に関する追加的な措置については会見で発表すると述べた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時40分過ぎに1ドル=117円45銭前後まで下落。
・ユーロ円は1ユーロ=136円80銭前後を挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルはしっかり。ECB定例理事会を控えて持ち高調整目的の買いが先行した。ECBが金融政策を発表する前後で1ユーロ=1.1596ドル前後まで下押しした後、1.1652ドル前後まで上昇するなど売買が交錯したものの、一巡後は1.1620ドル付近でのもみ合いに。ドラギECB総裁の定例会見待ちの状況となった。

[2015-01-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。欧州中央銀行(ECB)が量的緩和(QE)の導入を決めたことでユーロドルが急落。対円でもドル高が進んだ。ダウ平均が一時280ドル超上昇したうえ、一時は220円下落した日経平均先物が持ち直したことも円売りドル買いを誘った。一方、ドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州・オセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。

[2015-01-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前日の欧米株式相場が大幅に上昇したことを受けて日本株高を見越した円売りが先行。ただ、その後は徐々に下値を切り上げる展開となった。市場では「本邦輸出勢から円買いドル売りが観測された」との指摘があったほか、日経平均株価がやや伸び悩んだことも円相場を支えた。

[2015-01-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。欧州中央銀行(ECB)によるQE導入決定を受けてユーロが売られやすい地合いのなか、まとまった円買いユーロ売りが持ち込まれるとその他の通貨に対しても円高が波及した。なお、仏・独の1月製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)は強弱入り混じる内容だったこともあり、目立った反応は見られなかった。なお、ドルに対しては買い一服。対ユーロを中心に円買い圧力が高まった影響を受けたほか、米長期金利の低下を受けて円買いドル売りが強まった。ただ、対ユーロでドル高が活発化したことで一巡後は伸び悩んだ。

[2015-01-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで買い優勢。前日に欧州中央銀行(ECB)が量的緩和(QE)の導入を決めたことでユーロ先安観が広がり、円もユーロに対しては一本調子で上昇した。もっとも、NY勢の参入後には欧州時間から急ピッチで値を上げた反動もあり、徐々に上値を切り下げた。また、他の通貨に対しても円は買いが先行。対ユーロでの円買いが波及して全般に円相場は強含んだが、対ユーロでの円買いが一服するとつれて上値も重くなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに1ドル=117円76銭前後まで下落。対ユーロでドル買いが進んだことにつれた買いが入る場面もあったが、黒田東彦日銀総裁が「輸出の現状を考慮すると、必ずしもこれ以上の円安が必要ということを意味していない」と述べたことが嫌気されたため、上値は重かった。
・ユーロ円は21時過ぎに1ユーロ=130円91銭前後と2013年9月6日以来の安値を更新。ただ、その後は急ピッチで値を下げた反動から132円台半ばまで買い戻された。
・ユーロドルは軟調。ユーロ売りの流れに沿って21時過ぎに1ユーロ=1.1115ドル前後と2003年9月9日以来の安値をつけた。もっとも、売り一巡後は反動から1.1220ドル台まで買い戻される場面も見られた。

[2015-01-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は持ち直した。前日に欧州中央銀行(ECB)が量的緩和(QE)の導入を決めたことで、円買いユーロ売りが継続。対ドルでも円買いが進んだ。ダウ平均が一時140ドル超下落したことも円の買い戻しを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=117円54銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は2013年9月6日以来の安値となる1ユーロ=130円91銭前後まで売られた。
・カナダドル円は軟調。カナダ統計局が発表した11月カナダ小売売上高が予想より強い内容だったことが分かるとカナダドル買いで反応する場面もあったが、反応は一時的だった。原油先物価格の下落も嫌気されて一時1カナダドル=94円67銭前後と10月21日以来の安値を付けた。
・ユーロドルはユーロ先安観を背景にユーロ売りが継続。テクニカル的な節目や心理的な節目を下抜けて一時1ユーロ=1.1115ドル前後と2003年9月9日以来の安値を付けた。ただ、足もとで相場下落が続いたあとだけに週末を控えたポジション調整のユーロ買いドル売りも入り一時1.1290ドル付近まで値を戻す場面があった。もっとも、クーレECB理事が「QEの効果が十分でなければ、われわれは一段と行動するだろう」と述べたことが重しとなり戻りも鈍かった。

[2015-01-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。ギリシャの総選挙で緊縮財政に反対する野党・急進左派連合(SYRIZA)が勝利したことが伝わり、投資家心理が悪化したため、日本株安を見越した買いが先行した。対ユーロではユーロドルが下落したことにつれた円買いユーロ売りも入った。もっとも、安く始まった日経平均株価が徐々に下げ幅を縮めたことから、円は徐々に上値を切り下げる展開に。対ドルでは上値でまとまった売り注文が観測されたこともあり、急ピッチで上げ幅を縮小した。半面、株価の買い戻しが一服すると円売りの勢いも後退するなど、総じて株にらみの動きとなった。

[2015-01-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。欧州勢の参入後に対ユーロを中心に売りが強まった。市場では「前週まで円買いユーロ売りを進めていた向きが反対売買に動いた」との指摘もあり、他の通貨に対しても円売りの流れが波及。ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことを受けた売りも出たほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことも売りを促した面がある。

[2015-01-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は軟調。アジア市場からの流れを引き継ぎ円売りユーロ買いが先行。1月独Ifo企業景況感指数が良好な結果だったことも円安ユーロ高を促し、その他通貨に対しても円売りが波及した。また、ナイトセッションの日経平均先物が180円上昇したうえ、欧州株も底堅い動きとなるなど株高も円相場を押し下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことも相場を支え、1ドル=118円48銭前後まで上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=133円55銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルはしっかり。足もとのユーロ安に対するショートカバーが進行。ユーロ円の上昇につれたほか、強い独指標も好感され、1ユーロ=1.12765ドル前後まで値を上げた。

[2015-01-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。一時は100ドル超下落したダウ平均が持ち直したことで円売りドル買いが出たほか、日経平均先物が大幅に上昇したことが円の重しとなった。ただ、そのあとは徐々に値動きが細った。市場では「米東北部で26日から28日にかけて記録的な暴風雪が予報されているため、積極的な売買は手控えられた」との声が聞かれた。なお、ルー米財務長官は「強いドルは米国にとって良いこと」「米経済は非常にしっかりとした道に向かっている」などと述べたが、相場の反応は限られた。

[2015-01-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅かった。日経平均株価が270円超上昇したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。もっとも、日本株の買いが一服すると次第に下値を切り上げる展開に。市場では「対ドルで国内輸出企業からの買いが散見された」との指摘があったほか、甘利明経済再生担当相が「日銀の物価目標2%達成は厳格な期限にコミットしているわけではない」と述べたことで、「日銀の追加緩和期待が後退するとの見方から買いを入れた向きもあったようだ」との声も聞かれた。

[2015-01-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は高安まちまち。「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)がユーロ買いスイスフラン売り介入を実施している」との噂が広がるなか、スイスフランが全面安となった流れに沿って、円も対スイスフランでは堅調に推移。一方、ユーロスイスフランの上昇につれて、円はユーロに対して売りに押された。なお、ドルに対しては上値が重い。時間外の米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した買いが入ったものの、一巡後は上げ幅を縮小した。

[2015-01-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。時間外の米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した円買いが先行。その後しばらくはもみ合いが続いていたが、キャタピラーのさえない決算などが嫌気されてダウ先物が240ドル超下落すると円買いが再開した。スイスフランに対しては荒い値動き。「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)がユーロ買いスイスフラン売り介入を実施している」との噂が広がるなか、ユーロスイスフランが上昇したことを受けて円買いスイスフラン売りが強まった。ただ、一転してユーロスイスフランが下落するとつれる形で円安スイスフラン高が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円68銭前後まで下押しした。スイスフラン円は1スイスフラン=128円80銭前後まで下げた後132円17銭前後まで急速に買い戻された。
・ユーロドルは底堅い。ユーロスイスフランの上昇につれた買いが強まり、1ユーロ=1.1345ドル前後まで値を上げた。その後ユーロスイスフランが一転下落すると1.1260ドル前後まで伸び悩む場面があったものの、下値は堅かった。ドル円の下落や米長期金利の低下に伴って全般ドル安が進んだ流れに沿って1.13ドル台を回復した。

[2015-01-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。12月米耐久財受注額が予想を下回ったうえ、キャタピラーなど米企業決算がさえない内容となったことでダウ平均が一時390ドル超下落。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いドル売りが進んだ。ただ、1月米消費者信頼感指数や12月米新築住宅販売件数などが強い内容だったことが分かると、米長期金利が上昇に転じたためドルを買い戻す動きが広がった。日経平均先物が底堅く推移したことも円の重し。

[2015-01-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対豪ドルで売りが優勢。10-12月期豪消費者物価指数(CPI)は前期比、前年同期比ともに予想を下回ったが、豪準備銀行(RBA)が重視するトリム平均値CPIの前期比や加重中央値の前期比・前年同期比が予想を上回ったため、指標発表後に豪ドル買いが強まった影響を受けた。また、円はドルに対してもさえない動き。シンガポール金融通貨庁(MAS)が「取引バンドの傾斜を緩やかにする」との見解を示すと、対シンガポールドルを中心にドルが全面高となったため、つれて円売りドル買いが出た。また、安く始まった日経平均株価が一時持ち直すなど下げ幅を縮めたことも円売りを誘ったほか、市場では「月末に絡んで国内輸入企業からの売りが観測された」との指摘もあった。

[2015-01-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで下値が堅かった。市場では「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)によるユーロ買いスイスフラン売り介入への警戒感から、思惑的なユーロ買いが入っていたようだ」との指摘もあり、欧州勢の参入後に一時円売りユーロ買いが進む場面が見られたが、その後は買い戻しが優勢に。ユーロスイスフランの下落につれたほか、ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだ影響も受けた。一方、ドルに対しては方向感の乏しい動き。日本時間の今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策公表を控えて様子見ムードが強まっており、神経質な動きとなった。

[2015-01-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを背景に円売りが先行したものの、その後は一転して買い戻しが強まった。日経平均先物が下げに転じ160円安まで下げ幅を広げたほか、ダウ先物も弱含んだためリスク回避の円買いが進行。米10年債利回りが低下したため日米金利差縮小を見越した円買いドル売りも見られた。もっとも、ボーイングの決算が良好だったことでダウ先物が持ち直したうえ、米10年債利回りが上昇に転じると次第に円買い圧力は後退した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円24銭前後まで上げたものの、朝方に付けた高値118円28銭前後を上抜けることが出来ず117円56銭前後まで売りに押された。もっとも、一巡後は117円90銭台まで下げ渋っている。
・NZドル円は1NZドル=87円69銭前後まで下げる場面があったが、一巡後は買い戻しが強まり88円35銭前後まで持ち直した。
・ユーロドルは戻りが鈍い。ユーロ円などの下落につれて1ユーロ=1.1327ドル前後まで下げた後は米長期金利の低下を手掛かりに買い戻しが入り1.1382ドル前後まで下値を切り上げた。もっとも、米長期金利が一転して上昇に転じると次第に上値が重くなった。

[2015-01-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて、しばらくはもみ合いの展開が続いていた。ただ、FOMC後に米長期金利が急低下すると円買いドル売りが優勢に。ダウ平均が190ドル超下落したことも円を買い戻す動きにつながった。なお、FOMC声明では「金融政策の方針の正常化を始めるにおいて辛抱強くなり得ると判断」との表現を据え置いた一方、「低金利を相当な期間維持する」との文言を削除した。また、「経済活動の成長はしっかりとしたペースで拡大している」との見解を示したほか、「短期的なインフレはさらに低下する」との見通しを示した。

[2015-01-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。安く始まった日経平均株価が下げ幅を縮小したことに伴い、投資家のリスク回避姿勢が後退し、円売り外貨買いの動きが広がった。また、市場では「対ドルで月末に絡んだ売りが出た」との指摘もあった。

[2015-01-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が一時220円超下げるなど軟調に推移したことを受け、リスク回避目的の円買い外貨売りが進んだ。もっとも、買い一巡後はナイトセッションの日経平均先物が強含んだこともあって上値も重くなった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面がある。

[2015-01-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は弱含み。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物の上昇を背景にじわりと円売りが強まった。米10年債利回りの上昇も日米金利差拡大を見越した円売りドル買いにつながった。「政府は当面日銀の追加緩和は必要ないとの見解を固めた」との一部報道が伝わると買い戻しが入ったものの、前週分の新規失業保険申請件数が26万5000件と予想の30万件程度より強い結果だったため再び円は弱含んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=118円19銭前後まで上昇。前日高値の118円28銭前後が目先の上値目処として意識されると117円86銭前後まで失速する場面があったが、再び118円台を回復している。
・ユーロ円はドル円と同様の値動き。1ユーロ=133円75銭前後まで上げた後伸び悩んだものの下押しは限定的だった。
・ユーロドルは底堅い。市場では「スイス国立銀行(中央銀行、SNB)によるユーロ買いスイスフラン売り介入が入ったのではないか」との指摘があり、ユーロスイスフランが急伸するにつれて買いが先行。一時1ユーロ=1.1327ドル前後まで上昇した。強い米雇用指標などを受けて売りに押されたが下値は堅かった。

[2015-01-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。「政府は当面日銀の追加緩和は必要ないとの見解を固めた」との一部報道を受けて円買いが入る場面もあったが、反応は一時的だった。前週分の新規失業保険申請件数が予想より強い内容となり、ダウ平均が一時240ドル超上昇すると円売りドル買いが優勢となった。日経平均先物が大幅高となったことも相場の重し。

[2015-01-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。高く始まった日経平均株価が次第に上げ幅を縮小したため、全般に円買いが進んだ。また、対ドルでは「本邦輸出勢などから月末絡みの買いが観測された」との指摘もあった。

[2015-01-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が上げ幅を縮小したことに伴い、やや円買い外貨売りの動きが進んだ。対ドルでは「午後も本邦勢からの月末に絡んだ買いが入った」との指摘があったほか、金利先安観の高まっている豪ドルやNZドルなどが全般に下落したため、円も対オセアニア通貨では堅調に推移した。また、対スイスフランでも円は堅調。対ユーロなどを中心にスイスフランが全面安となった影響を受けた。

[2015-01-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は堅調。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。米10年債利回りが低下したことも日米金利差縮小を見越した円買いドル売りを誘った。10-12月期の米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.6%増と市場予想平均の3.0%増を下回ったことが伝わるとさらに円買いが強まった(経済指標データ参照:米国内総生産(GDP)の推移グラフへ)。また、カナダドルに対しては買い優位。株安を背景に円高が進んだうえ、11月のカナダ国内総生産(GDP)が低調な結果だったため円買いに拍車が掛かった(経済指標データ参照:カナダ国内総生産(GDP)の推移グラフへ)。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=117円40銭前後まで値を下げた。
・カナダドル円は昨年3月27日以来の安値となる91円75銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは一進一退。序盤はユーロスイスフランが上下したことで1ユーロ=1.1330ドル前後を挟んだ値動きが続いた。その後、ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれて次第に買いが強まり、1.1363ドル前後まで値を上げた。ただ、前日高値の1.1368ドル前後が意識されると一転して戻りが優勢となり1.12935ドル前後まで失速した。弱い米GDP速報値を受けて下げ渋る場面があったが戻りは限られるなど方向感が定まっていない。

[2015-01-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調だった。10-12月期の米国内総生産(GDP)速報値が実質で前期比年率2.6%増と予想の3.0%増を下回ったことで、ダウ平均が一時260ドル超下落。日経平均先物も大幅に下落したため、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが進んだ(経済指標データ参照:米国内総生産(GDP)の推移グラフへ)。米10年債利回りが一時1.6357%前後と1年9カ月ぶりの低水準を付けたことも円買いドル売りを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は株価の下落や金利の低下を受けて一時1ドル=117円30銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は一時1ユーロ=132円36銭前後まで売られた。
・カナダドル円は11月カナダGDPが市場予想を下回ったことで売りが先行し一時1カナダドル=91円75銭前後と昨年3月27日以来の安値を付けたものの、そのあとは徐々に下値が堅くなった。WTI原油先物価格が8%超上昇したことなどを手掛かりに、資源国通貨とされるカナダドルを買い戻す動きが出たようだ。
・ユーロドルは原油価格の急伸をきっかけに、ユーロ豪ドルやユーロカナダドルなどユーロクロスが失速。対ドルでもユーロ売りが進み、一時1ユーロ=1.1278ドル前後まで値を下げた。

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