為替・株式・商品マーケット概要

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 2015年12月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2015年12月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2015年12月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2015-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。欧州の取引時間帯に、クロス円中心に円安が進んだ流れを引き継いで始まった。時間外の米10年債利回りが上昇したことも円の重しとなった。ただ、11月米ISM製造業景気指数が48.6と好況不況の分かれ目とされる50を下回り、予想の50.5より弱い内容だったことが分かると円買いドル売りが優勢となった。米長期金利の低下も相場の支援材料。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2015年12月 発言・ニュース

[2015-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。欧州の取引時間帯に、クロス円中心に円安が進んだ流れを引き継いで始まった。時間外の米10年債利回りが上昇したことも円の重しとなった。ただ、11月米ISM製造業景気指数が48.6と好況不況の分かれ目とされる50を下回り、予想の50.5より弱い内容だったことが分かると円買いドル売りが優勢となった。米長期金利の低下も相場の支援材料。

[2015-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が80円超下落したことを受けて円買いが先行したものの、その後は徐々に上値を切り下げた。日経平均株価が下げ渋ったほか、米長期金利が上昇したことで円売りドル買いが強まった。一方、豪ドルに対しては売り一時的。7-9月期豪国内総生産(GDP)が予想より強い内容だったことで円売り豪ドル買いが強まったが、足もとで豪ドル高が進んでいたこともあり、一巡後は持ち高調整を目的に円の買い戻しが入った。

[2015-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロやスイスフランに対して弱含み。アジア時間は動意に乏しい動きだったが、欧州勢が参入するとユーロ高やスイスフラン高が進み円は下落した。一方、その他の通貨に対しては全般手掛かり材料に乏しいなか、大きな方向感は出ていない。

[2015-12-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。欧州勢の参入後はやや方向感の乏しい動きとなっていたが、11月ADP全米雇用リポートで政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比21万7000人増と市場予想の19万人程度増を上回ると、円売りドル買いで反応した。一方、対ユーロやポンドではしっかり。11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値や11月英建設業購買担当者景気指数(PMI)が予想より弱い結果となり、ユーロやポンドが下落した影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はADP全米雇用報告の発表後に1ドル=123円29銭前後まで上昇。ポンド円は一時1ポンド=184円95銭前後まで下押しした。
・ユーロドルはユーロドルは一転下落。欧州勢の参入後に買いが入る場面も見られたが、朝方につけた高値の1ユーロ=1.0637ドル前後の手前で頭の重さを確認すると売りに押された。19時30分前には1.0582ドル前後まで値を下げた。

[2015-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅かった。11月ADP全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比21万7000人増と予想の19万人程度増を上回ったことから円売りドル買いが先行。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長がこの日の講演で、「長過ぎる利上げの先送りは後の突然の引き締めリスクになる」「海外からの下サイドのリスクは夏以降弱まった」などと述べると、年内の米利上げが改めて意識されたため円売りドル買いが加速した。ただ、原油先物価格の急落をきっかけにダウ平均が一時180ドル超下げると、利益確定目的の円買いがじわりと強まった。ユーロドルの持ち直しに伴う円買いドル売りも入り下げ幅を縮めている。

[2015-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。10月豪貿易収支で赤字幅が予想より拡大したため円買い豪ドル売りが先行。ただ、対ユーロで豪ドルの買い戻しが強まるとつれる形で上値を切り下げた。NZ乳業大手フォンテラが「GDT物価指数の上昇は乳価支払いに自信を与える」との見解を示したことで対NZドルでも円売りが強まった。また、ドルに対してもじり安。対ユーロを中心にドル買い圧力が高まった影響から円売りドル買いが小幅ながら出た。

[2015-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対資源国通貨を中心にさえない。「サウジアラビアはOPECが最終的に日量100万バレル減産するよう提案する」との報道を受けて対カナダドルで円売りが進むとその他の通貨に対しても円売りが波及した。市場では「オセアニア通貨やドルに対して海外長期資金から円売りが観測された」との指摘があり、欧州時間に入っても軟調地合いが続いた。

[2015-12-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで荒い値動き。欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表を控えて、思惑的な円買いユーロ売りが先行した。ただ、ECBの金融政策発表直前から相場は荒い値動きに。一部報道で「欧州中央銀行(ECB)は3日に開いた定例理事会で、政策金利や中銀預金金利、限界貸出金利を据え置く」と伝わったことを手掛かりに一時円売りユーロ買いが急ピッチで進む場面も見られた。ECBはその後、政策金利を現行の0.05%で据え置き、限界貸出金利を0.30%で据え置き、中銀預金金利を現行のマイナス0.20%からマイナス0.30%に引き下げたと発表。いずれも市場予想通りの結果となったが、発表直後に円高ユーロ安が進んだものの、すぐに材料出尽くしとして再び円売りユーロ買いが急速に進むなど、相場はその後も荒い値動きが続いた。また、円は対ドルでしっかり。ユーロドルの上昇につれてやや円買いドル売りが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時過ぎに1ドル=123円55銭前後まで上げた後、123円10銭前後まで失速。
・ユーロ円はECBの金利発表直後に1ユーロ=129円90銭前後まで下げたものの、すぐに132円20銭前後まで急反発した。
・ユーロドルは荒い値動き。ECBの金利発表直後に1ユーロ=1.0523ドル前後まで下落したが、その後は1.0741ドル前後までストップロスを巻き込みながら急ピッチで値を上げた。

[2015-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。欧州中央銀行(ECB)が発表した量的緩和策の拡充が予想よりも小幅にとどまったとの見方から失望感が広がり、ユーロドルが急伸。対円でもドル安が進んだ。11月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(総合)が55.9と予想の58.0を下回り、ダウ平均が一時300ドル超下落したことも円買いドル売りを誘った。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は上下両院経済合同委員会で「利上げの先送りは後の突然の引き締めリスクになる可能性」「突然の引き締めは景気後退のリスクになりかねない」などと述べたものの、前日の講演内容とほぼ同じだったため相場の反応は限られた。

[2015-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。前日の海外市場でユーロに対してドルが急落した反動からドルを買い戻す動きが強まり、円売りが進んだ。ただ、日経平均株価が430円超安まで下げ幅を広げたため、一巡後は全般円が買い戻された。なお、10月豪小売売上高は前月比0.5%上昇と市場予想平均の前月比0.4%上昇を上回ったが、豪ドル相場への影響は限定的だった。

[2015-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで買い優勢。前日の海外市場でユーロが暴騰した反動から欧州勢参入後は持ち高調整の円買いユーロ売りが活発化した。一方、その他通貨に対しては上値が重い。日経平均株価が500円近く下落したことでリスク回避の円買いが入ったものの、対ユーロでドル買いやオセアニア通貨買いが進んだため、つれる形で円は伸び悩んだ。

[2015-12-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対ドルで弱含み。時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けた売りが先行したほか、11月米雇用統計の発表を前に思惑的な円売りドル買いも進んだ。一方、対ユーロでは上値が重い。全般にユーロ安が進んだ影響を受けたが、ユーロドルなどの売りが一服すると次第に頭が重くなった。また、対ドルで円安が進んだことにつれた売りも出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時過ぎに1ドル=123円ちょうど前後まで上昇。
・ユーロ円は一時1ユーロ=133円44銭前後まで下げたものの、一巡後は134円10銭台まで切り返した。
・ユーロドルは下値が堅い。ユーロクロスの下落につれて20時前に1ユーロ=1.0856ドル前後まで下落したが、その後は1.09ドル台を回復するなど下げ渋った。

[2015-12-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。米労働省が発表した11月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比21万1000人増と予想の前月比20万人増を上回ったことで円売りドル買いが出た。ダウ平均が一時380ドル超上昇したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが出た面もあった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はやや強含み。米雇用統計発表直後に一時1ドル=123円38銭前後まで値を上げたものの、前日の高値123円56銭前後がレジスタンスとして意識されるとやや伸び悩んだ。
・ユーロ円は小高い。米国株の上昇に伴う買いが入り一時1ユーロ=134円58銭前後まで上げたものの、ドラギ欧州中央銀行(ECB) が追加緩和に含みを持たせると上げ幅を縮めた。
・ユーロドルは戻りが鈍かった。米長期金利の低下などをながめユーロ買いドル売りが先行し一時1ユーロ=1.0952ドル付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値1.0956ドル前後を前に買いの勢いは後退した。ドラギECB総裁が講演で「ECBは必要なら一段の手段を講じる」などと述べると、全般ユーロ売りが広がり一時1.0836ドル前後まで下げた。

[2015-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでじり安。日経平均株価が300円超高まで上昇したことを背景にじりじりと値を下げた。時間外の米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いにつながった。なお、日経平均に関して市場関係者からは「11日の12月限株価指数先物オプションSQ(特別清算指数)を前に期先限月への買いが観測された」との声が聞かれた。一方で、NZドルに対しては堅調。前週末のNY市場でNZドルが急伸した反動から持ち高調整の円買いNZドル売りが目立った。

[2015-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して弱含み。アジア時間はこう着状態が続いていたが、前週末の良好な11月米雇用統計を受けて米利上げ期待が広がるなか、欧州勢参入後は全般ドル高が進み、つれる形で円売りドル買いが強まった。一方、その他の通貨に対しては強含み。対ドルで欧州通貨売りやオセアニア通貨売りが優勢となった影響から円は底堅く推移した。

[2015-12-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで堅調。市場では「アジア中銀から対ドルでのユーロ売りが出た」との指摘もあり、全般にユーロ安が進んだ影響を受けた。また、原油先物相場の下落を受けて、カナダドルや豪ドルなど資源国通貨に対しても買いが広がった。一方、対ドルでは弱含み。対ユーロを中心にドル高が進んだことに伴って円売りドル買いが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分前に1ドル=123円47銭前後まで上昇。
・ユーロ円は一時1ユーロ=133円31銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。欧州勢の参入後に売りが強まり、21時30分前には1ユーロ=1.0797ドル前後まで下落した。

[2015-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は買い一服。原油先物相場の6%超安を受けてカナダドルなど資源国通貨に対する円買いが活発化した。ダウ平均の200ドル超安も円全体を押し上げたうえ、米10年債利回りの大幅低下に伴う円買いドル売りも見られた。ただ、中盤以降は株安の一服に伴い円買い圧力も後退。取引材料難から次第に方向感が出なくなった。

[2015-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。7-9月期の国内総生産(GDP)改定値が強い内容だったことを受けて円買いが先行。日経平均株価が210円超安まで下げ幅を拡大したため、投資家のリスク志向低下を意識した円買いが強まったうえ、時間外の米10年債利回りが低下したことも円高ドル安につながった。

[2015-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が220円超下落したことを支えに円は下値の堅い動きとなった。欧州株が下落して始まったほか、時間外のダウ先物が軟調に推移したため、欧州勢参入後もリスク回避の円買いが目立った。

[2015-12-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が売りに押され、リスク回避の買いが広がった。また、NY勢の参入後には原油先物相場の下落を背景に、対資源国通貨で一段と買いが進んだ。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも相場を支えた面があった。

[2015-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。原油先物相場の大幅安を受けて対資源国通貨中心に円買いが加速した。ダウ平均の240ドル超安も全般円買いを誘ったうえ、米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りも見られた。その後、原油先物相場が反発すると株価の買い戻しとともに円の調整売りが広がったが、原油先安観も根強く勢いは続かなかった。

[2015-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。下落して始まった日経平均株価が10円超安まで下げ幅を縮めたことを受けて円売りが先行。ただ、日経平均株価の売りが再開し230円超安まで下げ幅を拡大するとつれる形で円を買い戻す動きが進んだ。日経平均について市場では「引き続き11日の12月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)を前に持ち高調整の売りが目立った」との指摘があった。

[2015-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで伸び悩み。日経平均株価が230円超安まで下げたことを背景にリスク回避の円買いが入った。もっとも、上値では本邦実需勢の売りが観測されていることもあり、頭の重さを確認すると徐々に売りに押された。また、ユーロに対しては弱含み。対ドルを中心にユーロ買いが強まったことにつれて円安・ユーロ高が進んだ。

[2015-12-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は対ドルでしっかり。ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことを受けて、リスク回避の買いが広がった。NY勢がドル売りで参入したことも相場を支えた面があった。一方、ユーロやポンドに対してはもみ合い。ドル絡みの取引が中心となったこともあり、相場は方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は23時前に1ドル=122円ちょうど前後まで下落。
・ユーロ円は18時30分前に1ユーロ=134円22銭前後まで上げたものの、その後は伸び悩んだ。
・ユーロドルは堅調。ユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇につれたほか、全般にドル安が進んだ影響もあって1ユーロ=1.0970ドル前後まで値を上げた。

[2015-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優勢。ニューヨーク勢がドル売りで参入すると円高が先行。ナイトセッションの日経平均先物の下げ幅拡大もリスク回避目的の円買いを促した。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫は予想に反して取り崩しとなったが、原油先物相場は急伸した後一転下落する展開に。つれる形でダウ平均は200ドル近い上昇から160ドル超安まで急落したうえ、米10年債利回りも一転低下したため、損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込み上値を試す展開となった。また、対南アランドでは南アフリカのズマ大統領がネネ財務相を解任したことを受けて円買いが大きく進んだ。ただ、終盤にかけては反動が出て伸び悩んだ。一方、NZドルに対しては一転下落。原油先物相場やダウ平均の下落を受けて全般円高が進んだ流れに沿った。また、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利を市場予想通り現行の2.75%から2.50%に引き下げたことがわかると円買いで反応した。ただ、声明で「状況が正当化されれば金利を引き下げる可能性もあるが、現状の政策金利でインフレ目標を達成できると予想」などと伝わると、追加利下げ観測が後退し一転して円売りが加速した。

[2015-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して急落。11月豪雇用統計で失業率と新規雇用者数が強い数字となったことをきっかけに円売り豪ドル買いが活発化した。また、ドルなどに対しても上値が重い。日経平均株価が一時270円超安まで下げたことでリスク回避の円買いが入る場面があったが、前日の海外市場で急速に円高が進んだこともあり、一巡後は上値を切り下げた。

[2015-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。前日の海外市場でドル安が進んだ反動から円売りドル買いが出たほか、市場では「カストディアン系銀行から円売りドル買いが観測された」との指摘があった。また、スイスフランに対しては一時売りが強まった。スイス国立銀行(SNB)が予想通り金融政策の現状維持を決定。一部市場では利下げを予想する向きもあっただけに発表直後は円売りスイスフラン買いが進んだが、追随する動きは限られた。

[2015-12-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで堅調。昨日の海外時間に全般ユーロ高が進んだ反動から欧州勢の参入後にユーロ売りが進んだ流れに沿った。また、円はポンドに対しても堅調。イングランド銀行(英中央銀行)は10日、政策金利や資産買取プログラムの規模を現行の水準で据え置いたが、同時に公表された議事要旨で「名目賃金の伸びが最近横ばいになってきている」「石油価格下落で総合インフレ率が抑制される可能性が高まった」などの見解が示されると、早期の利上げ期待が後退し、円買いポンド売りが強まった。なお、円はドルに対しても強含み。対ユーロやポンドでの円買いが波及した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分前に1ドル=121円25銭前後まで下落。
・ポンド円は昨日安値の1ポンド=183円71銭前後を下抜けて一時183円38銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。前日に急伸した反動から1ユーロ=1.0935ドル前後まで売りに押された。もっとも、その後は1.0960ドル台まで下値を切り上げるなど、いったんは下げ渋った。

[2015-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。欧州市場からユーロ売りが活発化した流れを引き継ぎ円高ユーロ安が先行した。イングランド銀行(BOE)政策金利と資産買取プログラムを維持したが、議事要旨で「名目賃金の伸びが最近横ばいになってきている」「石油価格下落で総合インフレ率が抑制される可能性が高まった」などと伝わると、英早期利上げ観測が後退したとして円買いポンド売りが優勢に。他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、一巡するとダウ平均の200ドル超高をながめ持ち高調整の円売りが進んだ。米10年債利回りの上昇に伴う円売りドル買いも散見された。

[2015-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が230円超上昇したことを受けて投資家のリスク回避姿勢が後退し円を売る動きが広がった。日経平均について市場では「SQ(特別清算指数)を通過したことで買い安心感が広がった」との指摘があった。

[2015-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はNZドルに対して軟調。目立った材料は伝わっていないものの、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)による追加利下げ期待が後退するなか、全般NZドルを買う動きが強まったため円は下落した。一方、ドルに対しては下げ渋り。朝方から円安ドル高が進んでいたこともあり、持ち高調整の買い戻しや押し目買いが入った。

[2015-12-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は堅調。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が下落したことを受けて、リスク回避の買いが先行した。対ドルでは米10年債利回りの低下も買いを誘ったほか、原油価格の下落を手掛かりに円買い資源国通貨売りの動きも目立った。その後は米小売売上高の発表を控えて様子見ムードが強まったため、買いも一服。11月米小売売上高は市場予想通りの結果となったが、自動車を除いた数値が予想より強い結果となったほか、11月米卸売物価指数(PPI)も予想を上回ると一時対ドルで売りが進む場面も見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=121円30銭前後まで下げたものの、昨日安値の121円24銭前後が意識されると121円60銭台まで下げ渋り。
・ユーロ円は17時30分過ぎに1ユーロ=133円78銭前後まで上げたものの、その後は133円01銭前後まで反落した。
・ユーロドルは一進一退。原油安を背景にユーロクロスが上昇すると、つれて1ユーロ=1.0970ドル前後まで値を上げた。クーレ欧州中央銀行(ECB)理事が「必要ならいつでも調整する」と発言したことで1.0930ドル台まで一時失速したものの、その後はユーロクロスの上昇を支えに再び1.0978ドル前後の高値まで上昇。ただ、買い一巡後は原油価格が売り一服となったことで伸び悩んだ。

[2015-12-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優勢。原油先物相場の大幅下落を受けて対資源国通貨で円買いが加速した。ナイトセッションの日経平均先物の630円安やダウ平均の340ドル超安もリスク回避的な円買いを後押しした。11月米小売売上高の自動車を除いた数値や11月米卸売物価指数(PPI)が予想より強かったことで対ドル中心に円売りが小幅に出たが、勢いは続かず一転して円買いが活発化。米10年債利回りの大幅低下に伴う円買いドル売りも膨らんだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は9日の安値1ドル=121円08銭前後を下抜け120円59銭前後と11月2日以来の安値を付けた。引けにかけては121円ちょうど付近まで下げ渋った。
・ユーロ円は前日の安値1ユーロ=132円78銭前後を下抜け132円65銭前後まで下げたが、引けにかけては133円ちょうど付近まで戻した。
・ユーロドルは底堅い。原油安を背景にユーロクロスが急伸したほか、米10年債利回りの大幅低下に伴う買いが優勢となった。強い米小売指標などを受けて1ユーロ=1.0930ドル台まで下げる場面があったが、その後1.1031ドル前後まで一転上昇。9日の高値1.1044ドル前後に上値を抑えられると1.0960ドル付近まで下げたが、すぐに1.10ドル台を回復した。その後は1.0990ドル前後での持ち高調整が続いた。

[2015-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。前週末の欧米株式相場が軒並み大幅安となったこともあり、日本株安を見越した買いが先行した。もっとも、一巡後は徐々に上げ幅を縮小する展開に。一時610円超下げた日経平均株価が次第に下値が堅くなったことが材料視されたほか、市場では「国内勢からの円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。

[2015-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価が下げ幅を縮小したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した面があった。

[2015-12-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は買い戻し優勢。時間外の米10年債利回りが上昇したことを背景に円売りドル買いが先行したものの、一巡後は一転して円の買い戻しが進んだ。原油先物相場の下落を背景にナイトセッションの日経平均先物が220円下げたほか、ダウ先物も130ドル超高から80ドル超安まで一転下落したことでリスク回避の円買いが活発化した。一方で、原油安や株安が一服するといったん買い戻しの勢いは落ち着いている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=121円35銭前後まで上げた後は一転して売られる展開となり、一時120円63銭前後と早朝取引で付けた安値に面合わせした。また、ユーロ円は1ユーロ=132円44銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは方向感がない。米長期金利の上昇に伴って売りが先行し、1ユーロ=1.09465ドル前後まで値を下げた。その後はドル円の下落やユーロポンドなどの上昇を支えに1.0990ドル付近まで反発したが、本日高値の1.0998ドル前後を前に上値を抑えられた。

[2015-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して行って来い。原油先物相場の下落を背景にナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が下げ足を速めると、リスク回避目的の円買いが活発化した。その後、原油先物相場が反発するとダウ平均は不安定な値動きながら120ドル超安から110ドル超高まで持ち直し。米10年債利回りが大幅に上昇したこともあり持ち高調整の円売りが活発化した。一方、ユーロに対しては一進一退。株安を受けて円買いが先行した後、ユーロドルが急伸したことで一転円売りが強まったが、ユーロドルが伸び悩むと円買い戻しが入った。

[2015-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。本日は事業法人の決済が集中しやすい5・10日(五十日)とあって仲値に向けて円売りドル買いが進んだ。仲値後は日経平均株価が下落した影響もあって売りも一服したが、対オセアニア通貨を中心に再び円安が進んだこともあり、総じてさえない動きが続いた。

[2015-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで買い一服。午後の日経平均株価が一時320円超安まで下げ幅を広げたことをながめ、リスク回避の買いが継続した。欧州勢の参入後に全般ドル安が進んだことも買いを誘ったが、市場からは「上値では断続的に売り注文も観測されている」との指摘もあり、次第に上値を切り下げた。ナイトセッションの日経平均先物が持ち直したことも相場の重しとなった。

[2015-12-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。欧州勢参入後に全般ドル安が進んだ影響から買いが先行したが、一巡後は一転して上値を切り下げる展開に。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が上昇したうえ、米10年債利回りが上昇に転じたことが売りにつながった。もっとも、株高が一服すると売りの勢いも落ち着いた。一方、ユーロに対しては下値が堅い。ユーロドルの上昇につれて円売りユーロ買いが強まったが、一巡後はユーロドルが失速したため徐々に下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円58銭前後まで下げたものの、120円50銭前後にはまとまった買いが観測されていることもあり、一巡後は121円22銭前後まで反発した。もっとも、前日高値の121円35銭前後が戻りの目処として意識されると再び122円ちょうど前後を割り込んでいる。
・ユーロ円は1ユーロ=133円50銭前後まで上げた後133円ちょうど前後まで失速した。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢が買いで参入し、前日高値の1ユーロ=1.10485ドル前後を上抜けて1.1060ドル前後まで上昇した。ただ、その後はドル円の買い戻しや米長期金利の上昇に伴って徐々に売りに押された。12月独ZEW景況感指数が良好だったことで買い戻される場面があったが戻りは鈍く、一時1.0987ドル前後まで下押しした。

[2015-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して軟調。11月米消費者物価指数(CPI)が前年同月比で予想を上回ったほか、12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数も強かったことで米10年債利回りの上昇とともに円売りが活発化した。原油先物相場の上昇を背景にナイトセッションの日経平均先物が380円高、ダウ平均が250ドル超高となったうえ、市場では「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けてドル買いが観測された」との指摘もあり、円安がさらに進んだ。一巡後は安値圏でのもみ合いが続いた。一方、ユーロに対しては買い一服。米金利上昇をながめユーロドルが下落したほか、原油高を受けてユーロカナダドルなど一部ユーロクロスも下落。つれる形で円買いが優位となった。その後、全般ユーロ安が一服すると持ち高調整の円売りが出て伸び悩んだ。

[2015-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。日経平均株価が一時400円超上げるなど堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、本日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて一方的に円売りを進める展開にもならず、様子見ムードも強かった。

[2015-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでさえない動き。午後の日経平均株価が1万9000円の大台を回復するなど堅調に推移したことで、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。ナイトセッションの日経平均先物が持ち直したことも相場の重しとなり、他の通貨に対しても円売りの流れが波及した。一方、ユーロに対しては円も売り一服。株高を背景に売りが先行したものの、欧州勢の参入後にユーロが失速すると、つれて下値を切り上げた。

[2015-12-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨を中心に強含み。欧州勢参入後に対ドルでユーロ安などが進んだ影響を受けて円買い欧州通貨売りが先行し、その後も総じて底堅い動きが続いた。また、ドルに対しては下げ渋り。ドル高が進んだ流れに沿ったほか、ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が上昇したことが重しとなり円は弱含んだ。もっとも、株高が一服し、下値の堅さを確認すると米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えていることもあり、持ち高調整の買い戻しが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円10銭前後まで上昇したものの、一巡後は121円70銭台まで売りに押された。
・ユーロ円は1ユーロ=132円91銭前後と本日安値に面合わせした。
・ユーロドルは上値が重い。16時過ぎに1ユーロ=1.0957ドル前後まで上昇した後はドル買い圧力が高まった影響から売られる展開となり、一時1.0913ドル前後まで下押しした。なお、11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)改定値は予想を上回る結果だったが、相場への影響は限られた。

[2015-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して荒い値動き。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて様子見気分が強まり、しばらく方向感を欠いた。米連邦準備理事会(FRB)は16日、FOMCを開き政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の0.0-0.25%の範囲から0.25-0.50%に引き上げることを決めたと発表。市場の予想通りの結果となった。声明では「利上げ後も緩和的なスタンスを維持する」「経済状況はFF金利が緩やかな引き上げのみ正当化すると委員会は予想」「FF金利は長期的に予想した水準を下回るレベルを維持する可能性」「FF金利の道筋は今後出てくる経済見通し次第」などと伝わった。また、経済・金利見通しでは2016年末のFF金利見通しを1.375%に据え置いた。発表後は円売りドル買いで反応したが、一巡するとイエレンFRB議長の定例記者会見を控えて円買い戻しが進んだ。イエレンFRB議長は「労働市場は明らかに一段の改善を見せている」「ドル高がインフレ抑制要因となっている面もある」「労働のたるみの解消がインフレ上昇を支援する」「利上げのペースはデータ次第」「緩やかな利上げは機械的で均等なタイミングを意味していない」などと発言。労働市場に強気な見方を示したうえ、今後の利上げに対する不透明感を高める内容ではなかったとしてダウ平均が260ドル近い上げ幅に。米10年債利回りも一転上昇したため円売りが再開した。一方、オセアニア通貨に対しては軟調。FOMCの利上げ直後は円買いが強まる場面があったが、その後全般オセアニア通貨高が加速。株高も受けて円売りが優位となった。7-9月期ニュージーランド(NZ)国内総生産(GDP)が予想を上回ったことも対NZドルで円売りを後押しした。

[2015-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後にドル高が進んだ流れを引き継いだ。午前の日経平均株価が一時450円超の大幅高となったことも相場の重しとなった。一方、他の通貨に対しては強含み。対ドルで欧州通貨安やオセアニア通貨安が進んだことに伴い、円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りが入った。

[2015-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。午後の日経平均株価が上げ幅を縮小したことを受けて、昨日の海外時間から続いていた売りの流れも一服。時間外の米10年債利回りが低下したことも買い材料視された面があった。一方、ユーロに対しては伸び悩み。対ドルでユーロ売りが一服したことに伴い、円売りユーロ買いが出た。

[2015-12-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが先行したものの、一巡後は徐々に上値を切り下げた。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことが重しとなったうえ、米10年債利回りの低下幅縮小も円売りにつながった。一方、ポンドなどに対しては買い戻し。株高を受けた円売りの流れに沿ったほか、11月英小売売上高指数が予想を上回る結果だったことで下げ幅を広げた。ただ、対ドルでポンドが失速するとつれる形で円は反発した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=122円21銭前後と本日安値に面合わせする場面があったが、その後は買い戻しが入り122円60銭前後まで持ち直した。
・ポンド円は1ポンド=183円65銭前後まで上昇した後182円59銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルは戻りが鈍い。米長期金利の低下を手掛かりに買い戻しが入り、1ユーロ=1.0879ドル前後まで下値を切り上げた。ただ、米利上げで欧米金融政策の方向性の違いが明確になるなか、一巡後は戻り売りに押され、アジア時間に付けた安値1.0832ドル前後に面合わせした。

[2015-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して下げ渋り。9年半ぶりの米利上げを背景にしたドル買い意欲が強く、じりじりと円安ドル高が進んだ。ただ、ダウ平均が引けにかけて250ドル超下げたうえ、米10年債利回りの低下幅を拡大したことで円買い戻しが入った。一方、資源国通貨に対しては買い優位。原油先物相場の下落を背景に資源国通貨安が加速した流れに沿って円買いが活発化した。引けにかけては持ち高調整の円売りが出て伸び悩んだ。なお、ユーロに対しては下げ渋り。原油安に伴いユーロカナダドルなどユーロクロスが急伸すると、つれる形で円売りが出た。ただ、ユーロクロスが伸び悩み、ユーロドルが下げ足を速めたことで円買い戻しが進んだ。

[2015-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は乱高下。日経平均株価が売り先行となったことを受けて買いが入ったものの、日銀金融政策決定会合の結果公表が遅れたことを背景に思惑的な売りも観測された。日銀は金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」と発表。市場予想通りの結果となったが、同時に声明では「年間約3000億円の新たなETF買入れ枠の設定」「買い入れ国債平均残存期間を来年から7-12年に延長」などが示された。「量的・質的金融緩和」を補完するための措置が導入されたことを受けて、日経平均株価が一時510円超高まで上昇すると円も一時急落。ただ、下値では「国内輸出企業からの買いが観測された」との指摘もあり、一転して買いが強まる場面も見られるなど相場は乱高下した。

[2015-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。午後の日経平均株価が370円超安まで下げ幅を広げたことを受けて、リスク回避目的の買いが広がった。また、ナイトセッションの日経平均先物が下落したことも相場を下支えした面があった。なお、黒田東彦日銀総裁は定例記者会見で「本日の決定は追加緩和にはあたらない」「補完措置は下振れリスクの増大に対応するものではない」「量的質的金融緩和の補完措置、資産買い入れの円滑化と緩和効果の浸透のため」などの見解を示したが、目立った反応は見られなかった。

[2015-12-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は買い一服。欧州勢参入後は対ユーロを中心に円買いが優勢となった。日銀が量的質的金融緩和策の補完措置を決めたことで円売りを進めていた向きが反対売買を迫られたほか、ナイトセッションの日経平均先物が下落したことも円を支えた。もっとも、株価の下落が落ち着くと徐々に上値を切り下げた。一方、カナダドルに対しては底堅い。全般円買いが進んだ後は株安一服に伴って伸び悩んだものの、11月カナダ消費者物価指数(CPI)や10月カナダ卸売売上高がいずれも予想を下回る結果だったことで円買いが再開している。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=121円07銭前後まで売り先行した後121円64銭前後まで反発。その後121円07銭前後まで押し戻される場面があったが、再び121円60銭付近まで下げ渋っている。カナダドル円は1カナダドル=86円70銭前後まで下げ、一巡後は87円20銭台まで買い戻されたが戻りは鈍い。
・ユーロドルは戻りが鈍い。ユーロ円やユーロ豪ドルの下落につれて序盤から売りが進み1ユーロ=1.0805ドル前後まで値を下げた。前日安値の1.0802ドル前後が目先のサポートとして意識されたうえ、「1.0800ドルに観測されているオプションに絡んだ買いが下値を支えた」との指摘があり、1.0840ドル台まで下げ渋ったが一巡後は戻り売りに押されている。

[2015-12-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して底堅い。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が戻りの鈍い展開となるなか、ニューヨーク勢が円買いで参入した。米10年債利回りの低下も円買いを誘った。その後、ダウ先物のプラス圏浮上をながめ円売りに押し戻されたが、ダウ平均が370ドルを超す下げ幅となったことで円買いが再開。全般ドル安が進んだことに伴う円買いも散見された。また、ポンドに対しては動意に欠ける取引が継続したが、引けにかけては全般ポンド安が加速した流れに沿って円買いが活発化した。一方、オセアニア通貨に対しては下げ渋り。週末を控えて足もとのオセアニア通貨安を調整する動きが見られ、円売りオセアニア通貨買いが強まった。ただ、さらに円売りを進める材料も見当たらず、次第に円買い戻しが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=121円07銭前後まで下げた後、121円70銭台まで反発したが、121円10銭台まで再び下げた。
・豪ドル円は1豪ドル=86円22銭前後から87円30銭台まで大きく持ち直した後、87円ちょうど前後を割り込んだ。
・ユーロドルはしっかり。しばらく1ユーロ=1.0830ドル前後で一進一退となったが、対オセアニア通貨でドル売りが強まるにつれて下値が切り上がった。終盤にはドル円の下落も支えに買いが進み、欧州時間の高値1.0868ドル前後を上抜け1.0874ドル前後まで持ち直した。

[2015-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。週明けの日経平均株価が軟調に推移したことを受けてリスク回避目的の買いが先行した。もっとも、対ドルでは「本邦実需勢からのまとまった売りが観測された」との指摘もあって、次第に伸び悩む展開に。また、オセアニア通貨などに対して売りが出たことも円全体を押し下げた面があった。

[2015-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価が急ピッチで下げ幅を縮めたことに伴って、投資家のリスク志向改善を見越した売りが広がった。その後はいったん下値を切り上げる場面も見られたが、時間外の米10年債利回りが上昇すると対ドルでは再び売りが出た。

[2015-12-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が上昇したことで円売りが先行したものの、株価の上昇が一服すると次第に様子見ムードが広がった。本日は米経済指標の予定はなく、手掛かり材料に乏しいなかで今のところ積極的な売買は手控えられている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=121円50銭前後と本日高値に面合わせする場面があったが、上値は限られた。
・ユーロ円は132円ちょうど前後を挟んで方向感が出なかった。
・ユーロドルは方向感がない。欧州勢が買いで参入し、1ユーロ=1.0883ドル前後まで値を上げた。一巡すると全般ドル高が進んだ流れに沿って1.0850ドル前後まで売りに押されたが、一段と売りを促す材料にも乏しくその後は下げ渋っている。

[2015-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米長期金利の低下などを手掛かりに全般ドル売りが進んだ流れに沿ったほか、一時は140ドル超上昇したダウ平均がマイナス圏に沈んだことなどが円買いドル売りを誘った。ただ、ダウ平均が再び上昇すると徐々に上値を切り下げた。ロックハート米アトランタ連銀総裁はラジオインタビューで「今後の米利上げは1会合おきに実施される可能性が高い」との見解を示したが、相場の反応は限定的だった。なお、同総裁は今月のFOMCで利上げに投票。2016年は投票権をもたないメンバーとなる。

[2015-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。午前の日経平均株価が祝日前で方向感の乏しい動きとなったこともあり、狭いレンジ内での一進一退の動きが続いた。一方、オセアニア通貨に対してはさえない動き。対ドルでオセアニア通貨高が進んだ流れに沿って、円売り豪ドル買いや円売りNZドル買いが出た。

[2015-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。午後の日経平均株価も方向感の乏しい動きとなったため、しばらくは小動きが続いていたが、欧州勢の参入後は徐々に買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が60円安まで下落したことを受けて、リスク回避の買いが入った。一方、オセアニア通貨に対してはじり安。アジア時間午前から全般にオセアニア通貨高が進んだ流れを引き継ぎ、円売り豪ドル買いや円売りNZドル買いの動きが目立った。

[2015-12-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は対ドルで底堅い。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の円買いが先行。一巡後は伸び悩む場面があったものの、戻りの鈍い株価をながめ下押しは限定的だった。一方、ユーロに対しては上値が重い。株安を背景に円買いが先行したが、その後はユーロドルの上昇につれて徐々に上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円86銭前後まで下落。一目均衡表雲下限の120円83銭前後が目先のサポートとして意識されると121円10銭前後まで下げ渋ったが戻りは鈍かった。
・ユーロ円は1ユーロ=132円13銭前後まで下げた後132円43銭前後まで買い戻された。
・ユーロドルは強含み。1ユーロ=1.0953ドル前後まで値を上げた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスが一時98.203まで低下するなど全般ドル売りが進んだ流れに沿った。

[2015-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が下落したことで円買いドル売りが先行。11月米中古住宅販売件数が予想を下回ったこともドル売りを誘った。ただ、そのあとはダウ平均が200ドル近く上昇したことで円売りドル買いがじわりと強まった。米長期金利の上昇も相場の重し。

[2015-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。早朝の欧州勢から円買いが散見されたが、手掛かり材料に乏しいなかで追随する動きは限られた。欧州株が高く始まったうえ、時間外のダウ先物が上昇したことも円の上値を抑えた。一方、ユーロに対しては堅調。朝方からユーロ豪ドルやユーロポンドなどユーロクロスの軟調地合いが続いており、円買いユーロ売りが断続的に入った。

[2015-12-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。ユーロポンドの下落をきっかけに全般ユーロ安が進んだ影響からユーロに対して円は強含んだ。また、足もとのNZドル高に対する調整から円買いNZドル売りが目立ち、対ドルでも円買いが波及した。一方、ポンドに対しては相場上昇が続いていた反動から円は反落した。クリスマスを前に市場参加者が減少するなか、目先のポジション調整の動きが中心となっている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円83銭前後まで値を下げた。また、NZドル円は1NZドル=81円77銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは弱含み。対ポンドでユーロ安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.09155ドル前後まで売りが先行。前日安値の1.0902ドル前後が下値の目処として意識されると1.0930ドル台まで下げ渋ったが戻りは鈍く1.09125ドル前後まで押し戻された。

[2015-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円はカナダドルに対しては弱含んだ。原油在庫の減少などをきっかけに原油先物価格が急伸すると、資源国通貨とされるカナダドルに買いが集まった。一方、ドルに対しては下値が堅かった。11月米耐久財受注が予想を上回ったほか、ダウ平均が一時190ドル超上昇したことで円売りドル買いが出た半面、11月米新築住宅販売件数が予想を下回ったことで円買い戻しも入った。

[2015-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでしっかり。高く始まった日経平均株価が徐々に上げ幅を縮小したほか、上海総合指数が軟調に推移したこともあって、リスク回避目的の買いが広がった。また、対欧州通貨や対オセアニア通貨でドル安が進んだことにつれた円買いドル売りも出た。

[2015-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでしっかり。午後の日経平均株価が下げに転じたことを受けた買いが入った。全般にドル安が進んだ流れに沿ったほか、市場では「海外勢から散発的に円買いドル売りが観測された」との指摘もあった。

[2015-12-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は対ドルで買い一服。アジア時間からの流れを引き継ぎ円買いドル売りが先行。ナイトセッションの日経平均先物が110円下落したことも円買いを誘った。もっとも、上値の重さを確認すると、株価が持ち直したこともあり一巡後は戻り売りに押された。なお、前週分の米新規失業保険申請件数は26万7000件と市場予想平均の27万件程度より強い結果となったが、相場への影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は14日安値の1ドル=120円35銭前後を下抜けて120円26銭前後まで値を下げた。もっとも、10月28日安値の120円02銭前後が目先のサポートとして意識されると120円台半ばまで下げ渋った。
・ユーロ円はユーロ豪ドルなどユーロクロスが売られたことにつれて1ユーロ=131円62銭前後まで下げた。
・ユーロドルは上値が重い。対円を中心にドル安が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.0967ドル前後まで値を上げた。もっとも、ユーロクロスが下落した影響から一巡後は上値を切り下げ1.0930ドル付近まで下押しした。

[2015-12-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が出なかった。米長期金利の低下やダウ平均の下落などを手掛かりに円買いドル売りが入る場面もあったが、円買いはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。クリスマス前日で米株式・債券市場が短縮取引となったため、市場参加者が少なく商いは低調だった。

[2015-12-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小高い。高く始まった日経平均株価が一時マイナス圏に沈んだことを受けて、リスク回避の買いが先行した。もっとも、日経平均株価がその後に持ち直すと買いも一服。クリスマスで全般に取引参加者が少ないこともあり、総じて動意を欠いた動きが続いた。

[2015-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。本日はスポット応答日が年末最終日にあたり仲値に向けて円売りドル買いが強まった。もっとも、オセアニア市場がボクシングデーの振替休日で休場となり、取引参加者が少ないなかで一段と円売りを進める動きともならず、仲値通過後は下値を切り上げた。

[2015-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が150円超上昇したことを背景に円はじりじりと値を下げた。16時過ぎから全般ドル買いが強まった影響から円安ドル高が進んだうえ、ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことも円相場の重しとなった。

[2015-12-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを受けて売りが先行したものの、一巡後は株価が失速したことで買い戻しが優勢に。欧州株や時間外のダウ先物が下落したことも相場を支えた面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=120円63銭前後まで上げた後、120円37-40銭まで失速。
・ユーロ円も20時過ぎに1ユーロ=132円45銭前後まで上げたものの、一巡後は132円ちょうど付近まで上値を切り下げた。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれて1ユーロ=1.0992ドル前後まで上げたものの、その後はユーロクロスの失速に伴って1.0960ドル付近まで反落した。

[2015-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円はやや強含んだ。ダウ平均が一時110ドル超下げたほか、ナイトセッションの日経平均先物が90円下落したことなどを手掛かりに円買いドル売りが入った。米長期金利の低下も相場の支援材料。ただ、米国株が下げ幅を縮めたこともあって、引けにかけては伸び悩んでいる。

[2015-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。日経平均株価が90円近く下落したことを受けてリスク回避の円買いが先行。仲値にかけて本邦実需勢から円売りドル買いが持ち込まれると反落したが、仲値通過後は次第に下値を切り上げた。

[2015-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対オセアニア通貨で弱含み。欧州勢参入後に対ドルでオセアニア通貨高が進んだ流れに沿ったほか、ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことも重しとなった。また、ドルに対しても円は弱含んだが、対オセアニア通貨を中心とするドル売りの影響から下値は限られている。

[2015-12-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨で堅調。海外勢がポンド売りやユーロ売りで参入すると、年末で市場参加者が少なく流動性も乏しいなか、損失覚悟の円買いポンド売り注文や円買いユーロ売り注文を断続的に巻き込みながら上げ幅を広げた。市場では「英利上げや英国のEU離脱問題などに対する先行き不透明感がポンドの重しになった」との指摘もあった。一方、対ドルで円はさえない。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が上昇したことを受けて売りが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時前に1ドル=120円49銭前後まで上昇。
・ポンド円は一時1ポンド=178円13銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。欧州勢の参入後に一時1ユーロ=1.09915ドル前後まで上げる場面があったが、昨日高値の1.09925ドル前後が意識されると上値も重くなった。22時過ぎからはストップロスを巻き込んで下げ幅を広げ、1.0909ドル前後まで売りに押された。

[2015-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。年末年始の休暇シーズンとあって市場参加者が少なく小幅な値動きが続いた。なお、米大手民間調査機関のコンファレンスボードが発表した12月米消費者信頼感指数は96.5と予想の93.8程度を上回ったものの、相場の反応は限定的だった。一方、ポンドに対しては底堅く推移した。英利上げ観測の後退にくわえ、英国のEU離脱懸念が高まっており、ポンドが売られやすい地合いとなった。

[2015-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日本株高が見込まれるなか、市場では「本邦勢から円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、月末・年末の5・10日(五十日)とあって仲値にかけて円売りドル買いも出た。一方で、年末で市場参加者が少なく、一段と円安が進む展開にもなっていない。

[2015-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。一時は130円超上昇した日経平均株価が30円超高まで上げ幅を縮めたことを受けてじりじりと円は買われた。また、対NZドルでも持ち高調整の円買いが強まった。一方で、全般手掛かり材料に乏しいなかで上値も限定的となっている。

[2015-12-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は対ドルでさえない。手掛かり材料には乏しかったものの、対欧州通貨などでドル高が進んだ影響を受けたほか、時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことも円売りドル買いを促した面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分前に1ドル=120円51-54銭まで上昇。
・ユーロ円は20時30分前に1ユーロ=131円47銭前後まで下げたものの、その後は131円70銭台まで下げ渋った。
・ユーロドルは欧州勢の参入後には買いが進み一時1ユーロ=1.0943ドル前後まで上げる場面があったが、その後はユーロクロスの下げにつれて1.0916ドル前後まで失速した。

[2015-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は小安い。米10年債利回りが上昇に転じた場面で、主要通貨に対してドル買いが進んだ影響が残った。ただ、そのあとは米金利が低下したため下げ渋っている。一方、資源国通貨に対しては原油先物価格の下落などを材料に円買いが入る場面が目立った。

[2015-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小高い。東京市場が大晦日で休場となり市場の流動性が低下するなか、持ち高調整の円買いドル売りが入った。もっとも、全般手掛かり材料に乏しく、上値も限られている。一方、豪ドルに対しては弱含み。目立った材料は伝わっていないものの、対ユーロを中心に豪ドル高が進んだ流れに沿って円売り豪ドル買いが強まった。

[2015-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでじり高。午前からの持ち高調整を目的とした円買いドル売りが続いた。対オセアニア通貨を中心にドル売りが進んだ影響も受けた。また、ユーロに対しても対豪ドルでユーロ安が進んだことにつれて円は強含んだ。一方、豪ドルやNZドルに対しては全般オセアニア通貨が買われた影響から円売り豪ドル買いや円売りNZドル買いが目立った。

[2015-12-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで堅調。欧州勢の参入後に全般ユーロ安が進んだ流れに沿って、円買いユーロ売りが強まった。一方、対ドルでは伸び悩み。シカゴ日経平均先物や時間外のダウ先物が弱含んだことを受けて買いが先行したものの、一巡後は対ユーロを中心にドル高が進んだ影響も受けたため、徐々に上値を切り下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分前に1ドル=120円35銭まで下げた後は、120円40銭台まで下げ渋り。
・ユーロ円は3日以来の安値となる1ユーロ=131円04銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは軟調。29日安値の1ユーロ=1.0899ドル前後を下抜けて、一時1.0880ドル前後まで売りに押された。

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