為替・株式・商品マーケット概要

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 2016年4月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2016年4月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2016年4月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2016-04-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。全般ドル安が進むなか、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱かったことも受けて円買いが先行した。ただ、3月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を上回ったことがわかると売りに押し戻された。市場では「期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングにかけて売りが出たのではないか」との声もあったほか、明日に3月米雇用統計を控えて持ち高調整の円売りも散見されたようだ。一方、ユーロに対しては売り一服。ユーロポンドやユーロドルの上昇につれて欧州市場から円売りが活発化した地合いを引き継いだ。強いシカゴPMIを受けて対ドルで円売りが強まった影響も受けた。一巡すると安値圏で次第に方向感が出なくなった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2016年4月 発言・ニュース

[2016-04-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。全般ドル安が進むなか、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱かったことも受けて円買いが先行した。ただ、3月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想を上回ったことがわかると売りに押し戻された。市場では「期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングにかけて売りが出たのではないか」との声もあったほか、明日に3月米雇用統計を控えて持ち高調整の円売りも散見されたようだ。一方、ユーロに対しては売り一服。ユーロポンドやユーロドルの上昇につれて欧州市場から円売りが活発化した地合いを引き継いだ。強いシカゴPMIを受けて対ドルで円売りが強まった影響も受けた。一巡すると安値圏で次第に方向感が出なくなった。

[2016-04-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。3月日銀短観が予想以上に悪化したことで、日経平均が大幅に下落すると投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが優勢となった。ただ、市場では「今晩の3月米雇用統計を前に、積極的に円買いを進める状況ではない」との指摘もあり、円の上値は限られた。

[2016-04-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩んだ。日経平均が一時640円超下落したことでリスク回避目的の円買いが入ったものの、実需筋の円売りドル買い意欲が旺盛で上値は限られた。市場では「今晩の3月米雇用統計を前に、積極的に円買いドル売りを進める状況ではない」との指摘があった。

[2016-04-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は買い優勢。欧州株や時間外のダウ先物が下落したことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、3月米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比21万5000人増と市場予想の前月比20万5000人増を上回ったほか、平均時給も前月比0.3%増と市場予想の前月比0.2%増を上回ったため、一時売りが強まる場面も見られた。半面、下値の堅さを確認するとすぐに買いが再開。原油先物相場の下落などを背景に株安が進んだ影響を受けた。なお、同時に発表された3月米失業率は5.0%と市場予想平均の4.9%より弱かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は米雇用統計の発表直後に1ドル=112円44銭前後まで上げたものの、その後は111円82銭前後まで反落。
・ユーロ円も2月10日以来の高値となる1ユーロ=128円25銭前後まで上昇した後、127円41銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルは一転下落。ユーロポンドなどの上昇につれて一時1ユーロ=1.14404ドル前後と昨年10月15日以来の高値をつけたものの、一巡後は対資源国通貨などでドル高が進んだ流れに沿って1.1360ドル台まで失速した。

[2016-04-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は荒い値動きながら堅調。欧州株や時間外のダウ先物の下落を背景に円買いが先行。3月米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比21万5000人増と市場予想の前月比20万5000人増を上回ったほか、平均時給も前月比0.3%増と市場予想の前月比0.2%増を上回り円売りドル買いで反応したが、原油安を背景とした対資源国通貨での円買いの勢いが上回った。3月米ISM製造業景気指数や3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)の強い結果を受けて再び円売りドル買いが進んだが、一巡するとドルが全面安となった流れにそって円買い戻しが加速。他の通貨に対しても円買いが波及した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円ちょうど前後を割り込んだ後、強い米雇用統計を受けて112円44銭前後まで反発したが、すぐに111円82銭前後まで失速した。米ISM製造業景気指数などが予想を上回り112円45銭前後まで持ち直したが、全般ドル安が進み111円58銭前後まで一転下落した。
・ユーロ円は2月10日以来の高値となる1ユーロ=128円25銭前後まで上げた後、127円10銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは一進一退。ユーロポンドなどの急伸につれて1ユーロ=1.14404ドル前後と昨年10月15日以来の高値を更新した。米雇用統計など良好な米経済指標が相次ぐと1.13345ドル前後まで売り込まれたが、一巡するとドルが全面安となり1.14ドル台を回復した。終盤にかけては市場参加者が減少し1.1390ドル前後で方向感が出なくなった。

[2016-04-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで買い一服。日経平均株価が一時130円超下落したことでリスク回避の円買いが先行した。日経平均株価がその後にプラス圏に浮上すると伸び悩む場面も見られたが、仲値にかけては再び買いが入った。また、2月豪小売売上高が予想より弱い結果となり、対豪ドルを中心に円買いが強まった影響も受けた。もっとも、その後は前週末の海外時間から急ピッチで買いが進んでいた反動で、やや上値が重くなった。

[2016-04-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。午後の日経平均株価が下落に転じたことで買いが先行したものの、一巡後は戻り売りが優勢に。前週末から急ピッチで買いが進んだ反動が出たほか、ナイトセッションの日経平均先物や欧州株式相場が上昇したことも売りを促した面があった。

[2016-04-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。アジア時間に円高ドル安が進んだ反動が出たほか、ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が上昇したことを背景に円売りが強まった。ただ、NY勢参入後に全般ドル売りが強まった影響を受けたうえ、株価が失速したため円を買い戻す動きが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円74銭前後まで上昇したものの、アジア時間に付けた高値111円79銭前後が目先の上値目処として意識されると111円30銭台まで売りに押された。
・ポンド円はポンドドルの上昇につれて1ポンド=159円59銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは買い戻し。ユーロポンドなど一部のユーロクロスの下げにつれたほか、2月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)が弱い内容だったことも嫌気され1ユーロ=1.13572ドル前後まで下押しした。ただ、NY勢がドル売りで参入するとショートカバーが入り1.1400ドル付近まで持ち直した。

[2016-04-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。ニューヨーク勢の参入に伴い全般ドル安が進み円買いドル売りが先行。ナイトセッションの日経平均先物の上げ幅縮小やダウ平均の80ドル超安も円買いを促した。ただ、全般ドル安が一服すると持ち高調整の円売りドル買いが広がったほか、他の通貨に対しても円売りが出て伸び悩んだ。なお、ローゼングレン米ボストン連銀総裁が「見通しは市場が織り込むほど弱くない」「市場が織り込むよりも多い利上げが必要となる可能性」などと語ったが影響は限定的だった。

[2016-04-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。午前の日経平均株価が一時360円超安まで売りに押されたことを受けて、幅広い通貨に対してリスク回避の買いが広がった。また、対豪ドルでは2月豪貿易収支が予想より弱い結果となったことを受けた買いも入った。なお、黒田東彦日銀総裁は「経済が不況に突入するような状況ではない」「為替動向には十分注意する」などの見解を示したが、目立った反応は見られなかった。

[2016-04-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。午後の日経平均株価が420円超安まで下げ幅を広げたことを受けて、リスク回避目的の買いが強まった。13時過ぎに「日銀、財務省、金融庁は本日14時に幹部会合を開催する」などの報道が伝わったほか、16時過ぎには菅官房長官が「市場の動きを引き続き注視」「為替水準の動向を緊張感を持って注視していく」などと発言したため、政府日銀による円売り介入への警戒感から売りが出る場面も見られたが、いずれも反応は一時的だった。また、円は対豪ドルでもしっかり。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行、RBA)はこの日、政策金利を現行の2.00%に据え置くことを決めたと発表。市場の予想通りの結果となったが、市場の一部では豪利下げを期待する向きもあっただけに、結果公表後は全般に豪ドル買いが強まった影響から値を下げた。半面、一巡後は株安を背景にした買いが再び強まるなど下値は堅かった。

[2016-04-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は荒い値動き。菅官房長官が「為替水準の動向を緊張感を持って注視していく」「必要に応じて適切な対応を取る」などと述べると政府日銀による介入警戒感から円売りが急速に進んだが、反応は一時的だった。ナイトセッションの日経平均先物が200円下げたほか、ダウ先物や欧州株も軟調に推移したためリスク回避の円買いが強まった。ただ、「日銀はデフレ圧力の再燃を懸念しており、4月に追加緩和を議論する公算」との報道が伝わると再び急反落。一方で、2月米貿易収支や2月カナダ貿易収支が低調な結果だったため円買いドル売りや円買いカナダドル売りが再開するなど下値も堅かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円85銭前後まで急伸したもののすぐに反落し110円27銭前後まで下落。その後110円80銭前後まで再び買い戻された後110円40銭台まで再び下げた。
・カナダドル円は1カナダドル=83円67銭前後まで下げる場面があった。
・ユーロドルは下げ渋り。欧州勢参入後に売りが強まり前日安値の1ユーロ=1.13572ドル前後を下抜けて1.13433ドル前後まで売りが先行。
・ユーロ円の下落に押されその後も戻りの鈍い値動きが続いていたが、次第にユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇につれて1.1380ドル台まで持ち直した。

[2016-04-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。NY勢が売りで参入したほか、「日銀はデフレ圧力の再燃を懸念しており、4月に追加緩和を議論する公算」との報道も売りを誘った。2月米貿易収支は予想より弱かった一方、3月米ISM非製造業指数は予想を上回るなど、米経済指標は強弱まちまちな結果となりしばらく方向感が定まらなかった。その後、安倍晋三首相が「競争的な通貨安は避けなければいけない」「独断的な為替介入は控える必要」などの見解を示したと伝わり、政府日銀による介入警戒感が後退すると円買いが加速。一巡すると持ち高調整の円売りが進んだが、ダウ平均が引けにかけて150ドル超下げたことで円買いが再開した。

[2016-04-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。昨日の海外時間に急ピッチで買いが進んだ反動が出た。その後は日経平均株価の動向をにらみながら一進一退の展開となったが、株価が次第に底堅く推移するにつれて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが優勢となった。なお、3月Caixin中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は52.2と前月の51.2から改善したが、相場への影響は限られた。

[2016-04-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。午後の日経平均株価がマイナス圏に沈んだことを受けてリスク回避の買いが入った。一巡後はいったん上値を切り下げる場面も見られたが、欧州勢の参入後は買いが再開。ナイトセッションの日経平均先物が80円安まで下げたことをながめ、徐々に買いの勢いが強まった。なお、菅義偉官房長官は「(為替介入の可能性について)為替市場を緊張感を持って注視し、適切に対応したい」などの見解を示したが、相場への影響は限定的だった。

[2016-04-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は強含み。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の円買いが先行。その後はしばらくもみ合いが続いていたが、NY時間に入り時間外のダウ先物が下げに転じ、日経平均先物が下げ幅を拡大すると全般円買い圧力が高まった。全般ドル安が進むと円買いドル売りが加速した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円40銭前後を挟んだ値動きが続いていたが、次第に売りが強まり110円03銭前後まで値を下げた。
・ユーロ円は1ユーロ=125円07銭前後まで下げたものの、その後はユーロドルの買い戻しにつれて下げ渋った。
・ユーロドルは買い戻し。アジア時間からの売りの流れが継続。前日安値の1ユーロ=1.13358ドル前後を下抜けて1.13267ドル前後まで下押しした。ただ、その後は一転してショートカバーが優勢に。
・ユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれたほか、全般ドル安が進んだことも支えとなり1.13994ドル前後まで反発した。

[2016-04-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。ナイトセッションの日経平均先物の190円安を背景にリスク回避目的の円買いが先行。全般ドル安が進んだことも円買いを後押しした。その後、まとまった円売りが持ち込まれたが勢いは続かず。原油先物相場の上昇に伴い対資源国通貨中心にドル安が加速すると円買いが再開した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「多くのメンバーが次の引き締めのステップの前に待つことが賢明と述べた」「多くのメンバーが世界経済や金融状況が米経済見通しにとってかなりの下サイドのリスクをもたらすと指摘」などの見解が示されるとさらに円が買われた。ただ、終盤にかけては急ピッチで値を上げた反動が出た。ダウ平均の120ドル超高を横目に持ち高調整の円売りが進み伸び悩んだ。

[2016-04-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。財務省幹部が「為替は一方に偏った動き」「場合によっては必要な措置をとる」などの見解を示すと、対ドルで一時売りが出たものの、下値の堅さを確認すると買い戻しが優勢に。他の通貨に対しても買いの流れが波及したほか、日経平均株価が前引けにかけてマイナス圏に沈んだことも円相場を押し上げた。なお、菅義偉官房長官は「為替の過度な変動は悪影響を与えるもの」「場合によっては必要な措置をとりたい」などの見解を示したが、相場への影響は限定的だった。

[2016-04-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は買い優勢。アジア時間からの円高の流れが継続。政府当局者からの円高けん制発言に対する市場の反応が限定的となるなか、短期勢などから仕掛け的な円買いが入った。一巡後は伸び悩む場面があったが、NY時間に入りダウ先物が下げ幅を拡大すると円買い圧力が再び高まった。また、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「ECBは行き過ぎた低インフレに屈しない」と発言したため円買いユーロ売りも目立った。なお、前週分の米新規失業保険申請件数は26万7000件と市場予想平均の27万件程度より強い結果となったが、目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=108円02銭前後まで下げた後は108円ちょうど前後に観測されているバリアオプションの防戦買いに支えられ108円50銭台まで下げ渋ったが戻りは限定的。売りが再開すると2014年10月28日以来の安値となる107円91銭前後まで売り込まれた。
・ユーロ円は1ユーロ=122円55銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢参入前に1ユーロ=1.14541ドル前後まで上昇したものの、ドラギECB総裁の発言をきっかけに売られる展開となった。一巡後は下げ渋る場面も見られたが戻りは鈍く1.13374ドル前後まで値を下げた。

[2016-04-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は伸び悩み。政府日銀による為替介入への警戒感が後退するなか、アジア市場から円買いが優勢となった流れを引き継いだ。ナイトセッションの日経平均先物が400円下げたうえ、ダウ平均の180ドル超安もリスク回避目的の円買いを後押し。米10年債利回りの大幅低下に伴う円買いドル売りも強まった。一巡すると、急ピッチで上昇した反動から持ち高調整の売りが進み上値が切り下がった。もっとも、ダウ平均が引けにかけて230ドル超安まで下げ幅を広げたうえ、日本株安も見込まれておりさらに売られる展開にもならなかった。

[2016-04-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。昨日の海外時間に急ピッチで値を上げた反動から売りが先行した。麻生太郎副総理兼財務金融相が「為替相場の急激な変化を最も望まない」「場合によっては必要な措置を取る」などの見解を示すと、対ドルで円売りが加速。他の通貨に対しても売りの流れが波及した。もっとも、その後は押し目買いなども入ったことから売りも一服した。

[2016-04-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価がプラス圏に浮上したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りの流れが続いた。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促したほか、原油先物相場の上昇を受けて対資源国通貨でも売りが目立った。一方、ポンドに対しては売りが一服。株高を支えにした売りが先行したものの、2月英鉱工業生産などの経済指標が予想より弱い結果となったため、発表後は下値を切り上げた。

[2016-04-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は戻りが鈍い。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを背景に円売りが先行したものの、日経平均先物が上げ幅を縮めると徐々に下値を切り上げた。もっとも、株価が再び上昇すると円売りが再開した。原油先物相場が上昇したほか、3月カナダ住宅着工件数や3月カナダ雇用統計が予想を上回る結果だったため円売りカナダ買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円09銭前後まで上昇したものの、2014年10月31日安値の109円17銭前後が目先の戻り目処として意識されると108円40銭台まで伸び悩み。もっとも、一巡後は再び下値を切り上げている。
・カナダドル円は1カナダドル=83円77銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは一進一退。欧州勢参入後に1ユーロ=1.1349ドル前後まで下げたものの、前日安値の1.13374ドル前後が下値の目処として意識されると1.1394ドル前後まで反発。ユーロカナダドルなどユーロクロスの下げにつれて1.1352ドル前後まで押し戻されたが、再び買いが強まると1.13981ドル前後まで持ち直した。

[2016-04-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。原油先物相場が大幅高となるなか、3月カナダ住宅着工件数や3月カナダ雇用統計が予想より強かったことでカナダドルなど資源国通貨に対して円売りが先行した。一方で、ドルに対しては資源国通貨高ドル安が加速した影響から円買いが強まった。その後しばらく方向感が出なかったが、寄り付き後に150ドル超上昇したダウ平均が引けにかけて一時下げに転じると、投資家のリスク志向が低下し円買い戻しが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=108円75銭前後で方向感が出なかったが、次第に上値が切り下がった。引けにかけてアジア時間の安値108円09銭前後を下抜け108円08銭前後までじり安となった。
・カナダドル円は1カナダドル=83円77銭前後まで上げた後、83円台前半まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは買い一服。1ユーロ=1.1352ドル前後まで下押ししたが、本日安値の1.1349ドル前後がサポートされると買い戻しが強まった。全般ドル安が進んだ流れに沿って本日高値となる1.14196ドル前後まで持ち直した。一巡すると1.1400ドル前後を意識した持ち高調整が続いた。

[2016-04-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。早朝取引では仕掛け的な円買いが入る場面も見られたが、買いが一巡すると次第に上値を切り下げた。その後は日経平均株価が300円近く下げたことでリスク回避目的の買いが再び強まったものの、日経平均が下げ渋ると買いも一服。菅義偉官房長官が「市場に投機的な動きが見られている」「(為替)緊張感もって注視し、場合によっては必要な措置」などの見解を示したことも円相場の重しとなった面があった。

[2016-04-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。午後はしばらく方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後には全般に売りが強まった。対ポンドでの売りが他の通貨に対しても波及したほか、ナイトセッションの日経平均先物が強含んだことも円相場の重しとなった面があった。

[2016-04-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は軟調。欧州勢参入後にポンドに対して円が急落するとつれる形でその他通貨に対しても円売りが広がった。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことが円の重しとなったほか、原油高を背景に対資源国通貨で円を売る動きが目立った。米10年債利回りが上昇したことで円売りドル買いも出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=108円44銭前後まで上昇。また、ポンド円は1ポンド=154円47銭前後まで急速に値を上げた。
・ユーロドルは下値が堅い。ユーロポンドの下落につれて1ユーロ=1.13722ドル前後まで売りが先行したが、ユーロポンドの下落が一服すると徐々に下値を切り上げた。対資源国通貨を中心にドル安が進んだことも支えとなり1.14224ドル前後まで反発した。

[2016-04-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は資源国通貨に対しては軟調。WTI原油先物価格が底堅く推移したことで、資源国通貨とされるカナダドルなどに買いが入った。一方、ドルに対しては下値が堅かった。対資源国通貨などでドル安が進んだ流れに沿って円買いドル売りが出た。一時は150ドル超上昇したダウ平均が失速したことも相場の下支え要因。ルー米財務長官はこの日、「競争的な通貨切り下げのための為替介入は受け入れられない」と述べたほか、カプラン米ダラス連銀総裁は「利上げには慎重で、辛抱強い姿勢が適切」と発言したものの相場の反応は限られた。

[2016-04-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。市場では「海外短期筋や本邦輸入勢から売りが観測された」との指摘があったほか、小安く始まった日経平均株価がプラス圏に浮上したことなどを受けて売りが先行した。その後はいったん買い戻しが入る場面もあったが、麻生太郎副総理兼財務・金融相が「為替変動や無秩序な動きは悪影響与えるのはG20で合意」「為替市場に一方的な偏った動きあれば必要な措置取る」などの見解を示すと売りが再開。日経平均株価が一時200円超高まで上げ幅を広げたこともあり、幅広い通貨に対して売りが強まった。

[2016-04-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅かった。午後の日経平均株価が堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行。もっとも、欧州勢の参入後は全般にドル安が進んだ流れに沿って下値を切り上げた。一方、ユーロに対しては軟調。株高を受けた受けた売りが出たほか、ユーロドルの上昇につれて円売りユーロ買いも進んだ。

[2016-04-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は弱含み。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを背景に円売りが先行。3月英消費者物価指数(CPI)や3月英小売物価指数(RPI)が強い内容だったことで対ポンドで円売りが優勢となったほか、原油高で資源国通貨に対しても円安が進んだ。また、米10年債利回りの上昇も円売りドル買いにつながった。なお、国際通貨基金(IMF)は12日、世界経済見通しで2016年と2017年の世界成長率や米成長率予想を下方修正したが、市場の反応は今のところ限られている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=108円44銭前後を上抜けて108円47銭前後まで値を上げた。
・ポンド円は1ポンド=155円53銭前後まで上げる場面があった。
・ユーロドルは一転下落。欧州勢が買いで参入し、7日高値の1ユーロ=1.14541ドル前後を上抜けると目先のストップロスを誘発し、一時1.14651ドル前後と昨年10月15日以来の高値を付けた。ただ、その後はユーロポンドやユーロ豪ドルなどユーロクロスの下落につれて売られる展開に。米長期金利の上昇も嫌気され1.13797ドル前後まで下押しした。

[2016-04-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。日経平均先物やダウ平均の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善し円売り外貨買いが先行。「サウジアラビアとロシアは増産凍結で合意」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が急騰。対資源国通貨中心に円売りが加速した。なお、カプラン米ダラス連銀総裁は「FOMCはそう遠くない将来、行動する可能性がある」と述べたほか、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は「今年少なくとも3回利上げの可能性ある」などと発言。また、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁は「今年に2回か3回の利上げが適切」などと述べ、ラッカー・リッチモンド連銀総裁は「米雇用は力強く、コアインフレは上向きつつある」「FOMCは緩やかな利上げという道筋を維持するべき」などと語った。いずれのメンバーも米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権がないことから、相場の反応は限られた。

[2016-04-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均株価が420円超高まで上昇するなか、投資家のリスク志向改善を見越した売りが幅広い通貨に対して入った。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りの上昇も売りを促したほか、市場では「マクロ系ファンドから豪ドル買いが入り、対豪ドルでも円は軟調だった」との指摘があった。

[2016-04-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。午後の日経平均株価が470円超高まで上げ幅を広げたことをながめ、投資家のリスク許容度改善を見越した売りが先行した。その後は利益確定の買い戻しが入ったことで下げ幅を縮めたものの、戻りを売りたい向きは多く、再び安値圏まで押し戻された。一方、資源国通貨に対しては強含み。原油先物相場が下落したことを受けて、全般に資源国通貨が下落した流れに沿った。

[2016-04-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は対ドルで売り一服。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が上昇したことを背景に投資家のリスク志向改善を見越した円売りが強まった。その後もしばらくはさえない値動きが続いていたが、3月米小売売上高や3月米卸売物価指数(PPI)がいずれも市場予想を下回ったことが伝わると円の買い戻しが入った。一方、南アフリカランドに対しては軟調。株高を背景とした円売りの流れに沿ったほか、2月南アフリカ小売売上高が強い結果だったことで一段と円安ランド高が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は8日高値の1ドル=109円09銭前後を上抜けて109円39銭前後まで上昇したが、低調な米指標を受けて109円ちょうど付近まで伸び悩んだ。
・南アフリカランド円は1ランド=7円49銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは軟調。全般ドル高が進んだ流れに沿って売りが先行。ユーロポンドの下落につれた面もあり、6日安値の1ユーロ=1.13267ドル前後を下抜けて1.12951ドル前後まで下げ足を速めた。もっとも、さえない米経済指標を受けて下げ渋るなどいったん売りの勢いは落ち着いている。

[2016-04-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。ダウ平均が一時190ドル超上昇し、年初来高値を更新したことで投資家のリスク志向が改善し円売りドル買いが出た。半面、米10年債入札後に米長期金利が低下に転じたため上値も限られている。なお、3月米小売売上高と3月米卸売物価指数(PPI)は市場の予想を下回ったものの、相場の反応は限定的だった。

[2016-04-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小安い。午前の日経平均株価が堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した売りが先行。シンガポール金融通貨庁(MAS)が予想外の金融緩和を決定したことで、シンガポールドルを中心に対アジア通貨でドル高が進んだ影響も受けた。もっとも、売り一巡後は利益確定の買い戻しも入るなど、一方的に売りが進む展開にはならなかった。一方、豪ドルに対しては荒い値動きに。対ドルで豪ドル売りが進んだ流れに沿って買いが先行。3月豪雇用統計では新規雇用者数が2万6100人増と予想の1万7000人増を上回ったことから一時円売り豪ドル買いで反応したものの、内訳で正規雇用者数の減少と非正規雇用者数の増加が明らかになると一転して円買い豪ドル売りが出た。半面、その後は対ドルでの豪ドル売りが一服したため、再び上値を切り下げた。

[2016-04-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。日経平均株価の上昇が相場の重しとなってしばらくは安値圏でのもみ合いが続いていたが、欧州勢の参入後はやや買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物が軟調に推移したことをながめ、リスク回避目的の買いが入った。また、対欧州通貨でも円は堅調。対ドルでユーロやポンド売りが進んだことにつれた円買いユーロ売りや円買いポンド売りも強まった。

[2016-04-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は底堅い。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことでリスク回避の円買いが先行。一巡後は米10年債利回りが上昇したことを背景に対ドルを中心に伸び悩んだが、下値は堅かった。3月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことが伝わると円買いドル売りが再開。先月21日には「利上げは早ければ4月のFOMCで正当化される」と発言していたロックハート・アトランタ連銀総裁が「4月の利上げを支持しない」「4月に動くのが妥当との見解を改めた」と述べたことも円高ドル安につながったほか、熊本地方で震度7弱の地震が発生したことで「海外勢から円買い外貨売りが持ち込まれた」との市場参加者からの指摘があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円06銭前後まで下げた後109円40銭台まで下げ渋ったが、再び売り圧力が高まり108円91銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロ円も1ユーロ=123円30銭台まで上げる場面があったが、122円73銭前後まで一転下落した。
・ユーロドルは買い戻し。欧州勢が売りで参入し1ユーロ=1.12336ドル前後まで値を下げたが、昨日から急ピッチで下げていたこともあり一巡後はショートカバーが入った。予想を下回る米CPIやロックハート総裁の発言が伝わると買い戻しが進み1.12953ドル前後まで反発した。

[2016-04-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。3月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで円買いドル売りが先行。先月21日には「利上げは早ければ4月のFOMCで正当化される」と発言していたロックハート・アトランタ連銀総裁が「4月の利上げを支持しない」「4月に動くのが妥当との見解を改めた」と述べると円買いがさらに進んだ。熊本地方で震度7の地震が発生したことを受けて、市場では「海外勢が円買いドル売りを進めた」との指摘もあった。ただ、上値では本邦実需筋の円売りが出やすいうえ、米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いが出たため引けにかけて弱含んだ。なお、黒田東彦日銀総裁は「最近の過度な円高はここ数日で幾分是正された」「為替の動向を引き続き注視する」などと述べたと伝わった。

[2016-04-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。安く始まった日経平均株価が急速に下げ幅を縮めると、投資家のリスク志向改善を見越した売りが幅広い通貨に対して出た。また、本日は週末の5・10日(五十日)とあって、仲値にかけては対ドルでの売りも目立った。一時プラス圏を回復した日経平均株価が再び下げると買い戻しが入る場面も見られたが、戻りを売りたい向きは多く、総じて円相場はさえない動きが続いた。なお、麻生太郎副総理兼財務・金融相は「(G20で)G20声明は金融政策を制約するものではないと発言した」「過度な為替の変動は好ましくないとルー米財務長官と確認した」「上海G20でドル高是正の密約はなかったと日米財務相会談で確認」などと述べたが、相場への影響は限定的だった。

[2016-04-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。午後の日経平均株価がさえない動きとなったことを受けて、リスク回避目的の買いが入った。ナイトセッションの日経平均先物が下落したこともあり、欧州勢の参入後は上げ幅を拡大。市場では「朝方に売りを進めた向きが反対売買を迫られた面もあったようだ」との指摘があった。

[2016-04-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は堅調。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が下落したことを背景に投資家のリスク志向低下を意識した円買いが先行。対ドルでは米10年債利回りの低下に伴う円買いが入ったほか、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議などを控えて持ち高調整の円買い戻しも目立った。一方で、4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数がプラス9.56と予想のプラス2.00を上回ったことが伝わるとやや伸び悩んでいる。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日安値の1ドル=108円90銭前後を下抜けて108円80銭前後まで値を下げた。もっとも、一巡後は109円台を回復する場面があった。
・ユーロ円も1ユーロ=122円75銭前後まで下落したが、前日安値の122円73銭前後が目先の下値目処として意識されると買い戻しが入った。
・ユーロドルは下値が堅い。序盤に1ユーロ=1.12455ドル前後まで下げたが、その後はドル円の下落や米長期金利の低下に伴って買い戻しが強まり1.12982ドル前後まで反発した。

[2016-04-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅く推移した。ナイト・セッションの日経平均先物や欧州株相場の下落を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが先行。4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を上回ったことが分かると伸び悩む場面もあったが下値は限られた。3月米鉱工業生産指数や4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が予想より弱い内容だったことが明らかになると円買いドル売りが再開。熊本県の地震で気象庁より津波注意報が発表されたと伝わり、日経平均先物が170円下落するとさらに円高が進んだ。なお、14-15日にワシントンで開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では「世界成長はなお緩慢でまだら模様であり、リスクは継続」「為替の急変動が経済に悪影響を及ぼす」「競争的な通貨切り下げの回避を再確認」との共同声明を採択したが、目立った反応は見られなかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=108円60銭前後まで値を下げた。ユーロ円は前日の安値1ユーロ=122円73銭前後を下抜けて一時122円60銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは伸び悩み。低調な米経済指標や米長期金利の低下などをきっかけにユーロ買いドル売りが先行し、23時30分前に一時1ユーロ=1.13173ドル前後まで値を上げた。ただ、6日の安値1.13267ドル前後がレジスタンスとして意識されると買いの勢いは後退。ユーロ円の下落につれた売りも出て1.12ドル台後半まで押し戻された。

[2016-04-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。ダウ平均が一時110ドル超上昇したうえ、ナイトセッションの日経平均先物が370円高となったことで投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り外貨買いが優勢となった。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出た。なお、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁は「米国は著しい不透明感と向かい風に直面している」「金融政策は緩やかで慎重に調整」などと述べたが、相場の反応は限られた。

[2016-04-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日のダウ平均が約9カ月ぶりの高値を付けたほか、CME日経平均先物が上昇したことで本日の日本株高を見越した円売りが先行。日経平均株価が大幅に上昇して始まるとさらに円安が進んだ。もっとも、一巡後はポジション調整の買い戻しが入るなどやや下げ渋っている。

[2016-04-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日の海外市場から円安が進んだ反動から持ち高調整の円買いが入ったものの、欧州時間に入ると全般円を売る動きが強まった。ナイトセッションの日経平均先物が190円上昇したほか、時間外のダウ先物や欧州株が堅調に推移したことが円売りを誘った。

[2016-04-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は軟調。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物、欧州株などが堅調に推移し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行。対ユーロでは4月独・ユーロ圏ZEW景況感指数が強い結果となったことも売りを促した面があった。もっとも、3月米住宅着工件数や3月米建設許可件数は予想より弱く、指標発表後には対ドルで買い戻しが入る場面も見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時前に1ドル=109円48銭前後まで上げた後、109円20銭台まで伸び悩み。
・ユーロ円は22時30分過ぎに1ユーロ=124円27銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。良好なZEW景況感指数を背景にした買いが入ったほか、全般にドル売りが進んだ影響もあり、一時1ユーロ=1.13744ドル前後まで上昇した。

[2016-04-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。欧米株価の上昇や日経平均先物の上昇で、投資家のリスク志向が改善し円売り外貨買いが優勢となった。WTI原油先物価格が3%超上昇したことで、円売り資源国通貨買いが目立った。もっとも、3月米住宅着工件数や3月米建設許可件数が予想を下回ったことで、下値も限られた。

[2016-04-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。クウェートでのストライキが終了したとの報道で原油先物相場が下落すると、対資源国通貨で円買いが先行。220円超上昇して始まった日経平均株価が上げ幅を縮小するとその他の通貨に対しても円買いが強まった。前場終了にかけて日経平均株価が買い戻されるとつれる形で伸び悩んだが、上海株が大幅に下落し後場の日経平均株価が再び上げ幅を縮めたため円買いが再開した。

[2016-04-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。原油先物相場が下げ幅を拡大したことを背景に対資源国通貨を中心に円買いが入ったほか、上海株が4%超下落したことも円高につながった。一方で、引けにかけて上海株が下げ幅を縮めたほか、ナイトセッションの日経平均先物が130円上昇したため上値を切り下げた。

[2016-04-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は軟調。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したほか、ダウ先物も底堅く推移したことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。原油先物相場が下げ渋ったことを受けて対資源国通貨で売りが観測されたほか、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことも売りを促した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分前に1ドル=109円39銭前後まで上昇。
・ユーロ円は一時1ユーロ=124円33銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。昨日高値の1ユーロ=1.13846ドル前後を上抜けて一時1.13881ドル前後まで上げたものの、その後は1.1350ドル台まで上値を切り下げた。

[2016-04-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。日経平均先物やダウ平均が上昇すると、投資家のリスク志向が改善するとの見方から円売り外貨買いが優勢となった。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出て円全体を押し下げた。イラク関係者の話として「産油国会合が5月にロシアで開催される可能性」と伝わると、原油先物価格が急伸。資源国通貨とされるカナダドルなどに買いが集まり、円安資源国通貨高が進んだ。

[2016-04-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日の米国株やCME日経平均先物が上昇したことを受けて日本株高を見越した円売りが先行。その後は前日から円安が進んでいた反動から持ち高調整の円買い戻しが入ったが、戻りは限定的。市場では「本邦長期資金と見られる円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、午後の日経平均株価が上げ幅を広げたことが円相場の重しとなった。

[2016-04-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。日経平均株価が470円超上昇したほか、市場では「海外リアルマネーから円売りドル買いが観測された」との指摘があり、全般円売りが強まった。下値ではオプションに絡んだ円買いドル売りが意識されるなか、欧州勢から持ち高調整の円買いが持ち込まれたものの、70円下落して始まったナイトセッションの日経平均先物が一時プラス圏を回復したため戻りは限定的だった。

[2016-04-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで売り優勢。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表後から円売りユーロ買いが強まった。ECBはこの日の定例理事会で政策金利を現行の0.00%で据え置くことを決めたと発表。また、その後の記者会見でドラギECB総裁は「金利は長期間、現在の水準もしくはより低い水準になる見通し」「量的緩和はインフレの調整が持続的なものとなるまで続ける」「ユーロ圏の景気見通しはダウンサイドへと傾いた」「インフレは今後数カ月間マイナスで推移」「インフレは今年の後半に持ち直し、2017年から2018年にかけて改善する」などの見解を示した。追加の金融緩和に対する具体的な示唆がなかったことで、追加緩和への期待を背景にユーロ売りを進めていた向きが反対売買を迫られる展開となり、ユーロが全面高となった流れに沿って、円も対ユーロでは売りが優勢となった。なお、円はドルに対してはもみ合い。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことで一時円売りドル買いが進む場面も見られたが、ナイトセッションの日経平均先物がさえない動きとなるなか、下値を探る動きは限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時過ぎに1ドル=109円51銭前後まで下げた後、いったんは109円80銭台まで切り返したものの、上値は重かった。
・ユーロ円は一時1ユーロ=124円97銭前後と7日以来の高値を更新したが、その後は利益確定売りに押されて伸び悩んだ。
・ユーロドルは買い優勢。ユーロが全面高となった流れに沿って損失確定目的の買いを巻き込み、21時30分過ぎには1ユーロ=1.13992ドル前後まで値を上げた。半面、節目の1.1400ドル前後の手前で上値を抑えられると、急ピッチで値を上げた反動から1.1330ドル台まで押し戻された。

[2016-04-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円はじり高。日経平均先物やダウ平均が下落すると、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが優勢となった。「石油輸出国機構(OPEC)加盟国のリビアは数週間以内に原油生産量を倍増する可能性がある」との報道をきっかけに原油先物価格が下落すると、資源国通貨とされるカナダドルなどに売りが出て円高・資源国通貨安が進んだ。なお、4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や3月米景気先行指標総合指数は予想より弱い内容となった半面、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い数字となった。

[2016-04-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が170円超下落して始まったことを背景にリスク回避の円買いが先行。その後も底堅い動きが続いていたが、日経平均株価が買い戻され一時プラス圏を回復するとつれる形で円を売る動きが強まった。

[2016-04-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は急落。「日銀は金融機関への貸し出しにマイナス金利適用を検討」との一部報道が伝わると日経平均株価の急伸とともに円売りが活発化。日経平均株価が失速した場面では買い戻しが入ったが、日経平均株価が200円超高まで再び上げると売りの流れが再開し、欧州勢参入後には円は下げ幅を拡大した。もっとも、急ピッチで円が売られた反動から一巡後はやや下げ渋っている。

[2016-04-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は売り優勢。アジア時間に伝わった「日銀は金融機関への貸し出しにマイナス金利適用を検討」との一部報道が引き続き手掛かりとなり、対ドルで売りが進んだ。ナイトセッションの日経平均先物が一時マイナス圏に沈むと買い戻しが入る場面も見られたが、日経平均先物はその後に再び持ち直したため、売りが再開。損失確定目的の売りを巻き込みながら急ピッチで値を下げた。また、円はカナダドルに対しても売り優位。対ドルでの売りが波及したほか、この日発表された2月カナダ小売売上高や3月カナダ消費者物価指数(CPI)が軒並み市場予想を上回る結果となり、カナダドルが全般に買われた影響も受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は3月17日安値の1ドル=110円67銭前後や節目の111円ちょうどを上抜けてストップロスを誘発し、一時111円41銭前後と4日以来の高値を更新。
・カナダドル円はカナダCPIなどの発表後に買いが加速し、1カナダドル=88円07銭前後まで急伸した。
・ユーロドルは軟調。ユーロポンドなど一部ユーロクロスの下げにつれたほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことも重しとなり、1ユーロ=1.12463ドル前後まで値を下げた。

[2016-04-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は大幅に下落。「日銀は来週の金融政策決定会合で、金融機関に対する貸し出しに対してもマイナス金利の適用を検討する」との一部報道を受けて、東京市場で円安ドル高が急速に進行。ニューヨーク市場でも円売りドル買いが活発化し、損失覚悟の円売り注文を巻き込んで下げ足を速めた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は堅調。節目の1ドル=111円ちょうどを上抜けてストップロスを誘発すると、一時111円81銭前後と1日以来の高値を付けた。
・ユーロ円も一時1ユーロ=125円52銭前後と6日以来の高値を更新した。
・カナダドル円はしっかり。2月カナダ小売売上高と3月カナダ消費者物価指数(CPI)がいずれも予想を上回ったことでカナダドルを買う動きが先行。ドル円の上昇につれた買いも入り、一時1カナダドル=88円27銭前後と昨年12月18日以来の高値を付けた。
・ユーロドルは対円などでドル買いが進んだ流れに沿ってユーロ売りドル買いが先行。ユーロポンドなどユーロクロスの下落につれた売りが出たほか、米長期金利の上昇も相場の重しとなり一時1ユーロ=1.12182ドル前後と3月29日以来の安値を付けた。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時95.196まで上昇している。

[2016-04-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。前週末の海外市場で円安が進んだ流れを引き継ぎ早朝から円売りが先行したが、一巡後は持ち高調整の円買い戻しが強まる展開に。小高く始まった日経平均株価が140円超安まで下落したことが円買いを誘ったほか、市場では「国内輸出企業から円買いドル売りが観測された」との指摘があった。

[2016-04-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が160円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが入った。一巡後は伸び悩む場面があったものの下値は限定的。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が下落すると再び円を買う動きが強まった。

[2016-04-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。しばらく方向感の乏しい動きが続いたが、NY勢の参入後は一時買いが優勢に。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が戻りの鈍い動きとなったことにくわえ、時間外の米10年債利回りが低下したことを受けて対ドルで買いが進んだ。もっとも、上値では戻りを売りたい向きも多く、一巡後は上値を切り下げる動き。米10年債利回りが上昇に転じたことも相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円ちょうどを下抜けてストップロスを誘発し、一時110円84銭前後まで下落した。もっとも、111円割れ水準では下値を拾う動きも見られ、111円20銭台まで買い戻された。
・ユーロ円も一時1ユーロ=124円81銭前後まで下げた後、125円台を回復した。
・ユーロドルは買い一服。ドル円の下落につれて一時1ユーロ=1.12677ドル前後まで上げたものの、その後は米長期金利の上昇などが重しとなって伸び悩んだ。

[2016-04-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が定まらない。ニューヨーク勢の参入に伴い全般ドル安が進んだ流れに沿って円買いが先行したが、戻り売り意欲も強く上値が切り下がった。3月米新築住宅販売件数が予想を下回り、ダウ平均が140ドル超下げると円買いが再開したが、その後のダウ平均が下げ幅を縮小。米10年債利回りも上昇したことで次第に円売りが進んだ。もっとも、高橋則広GPIF理事長が「為替ヘッジに挑戦していきたい」との見解を示したと伝わると円売り圧力も後退した。

[2016-04-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行。一巡後は戻り売りに押される場面があったが、日経平均株価が230円超安まで下げ幅を拡大すると再び円買い圧力が高まった。

[2016-04-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価が一時230円超下落したことを背景に円買いが強まった。日経平均株価はその後に下げ幅を縮めたが、円の下値は堅く欧州勢が参入すると円買いが再開。米10年債利回りが低下したことで円高ドル安も進んだ。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱懸念が後退するなか、対ポンドで円売りが優勢となるとその他の通貨に対しても円売りが広がった。欧州株や日経平均先物など株価上昇も円相場の重しとなった。

[2016-04-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円はさえない。時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小すると、日米金利差拡大を見越した売りが広がった。また、英国の欧州連合(EU)離脱懸念が後退したとの見方から対ポンドでの売りが目立ったほか、原油相場の上昇を受けて対資源国通貨でも売りが優勢となり、円全体を押し下げた。なお、3月米耐久財受注額が予想より弱い結果となったことでドル売りが優勢となった場面では買い戻しが入ったものの、戻りを売りたい向きも多く、買いの勢いは限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分前に1ドル=110円67銭前後まで下げたが、その後は111円16銭前後まで反発。
・ポンド円は3月30日以来の高値となる1ポンド=162円38銭前後まで急ピッチで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。弱い米指標後に買いが強まる格好となり、一時1ユーロ=1.13401ドル前後まで上昇した。

[2016-04-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米10年債利回りの上昇に伴い日米金利差拡大を見越した円売りが先行した。3月米耐久財受注額が予想を下回ったことがわかると円買い戻しが入ったが勢いは続かず。米10年債利回りが上昇幅を拡大したうえ、ナイトセッションの日経平均先物の190円高も支えに円売りが継続した。原油先物相場の大幅高を背景に対資源国通貨でも円売りが優位だった。なお、4月米リッチモンド連銀製造業景気指数は予想を上回った一方、2月米ケース・シラー住宅価格指数や4月米消費者信頼感指数は予想を下回ったが影響は限定的だった。

[2016-04-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して急伸。1-3月期豪消費者物価指数(CPI)が予想を大きく下回ったことを受けて豪ドル売りが優勢となった。原油先物相場の上昇を背景に前日の海外市場で豪ドル買いを進めていた向きが反対売買を迫られる形で円高豪ドル安が急ピッチで進んだ。また、豪ドルに対する円買い圧力がその他の通貨に対しても波及。日経平均株価が120円超安まで下落したことも円相場を支えた。

[2016-04-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はポンドに対して荒い値動き。欧州勢参入後に全般欧州通貨買いが強まった流れに沿って円売りポンド買いが進行。もっとも、1-3月期英国内総生産(GDP、速報値)の発表を前に一巡後は持ち高調整の円買い戻しが優勢となった。一方で、1-3月期英GDP速報値が前年同期比で予想を上回ったことが伝わると再び円売りポンド買いが強まった。一方、ドルに対してはもみ合い。日米金融イベントを控えてポジションを一方向に傾けづらく、様子見ムードが広がっている。

[2016-04-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ドルで神経質な動き。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて明確な方向感は出なかった。対ポンドなどで円買いが進んだ場面では強含んだものの、その後はナイトセッションの日経平均先物の上昇につれた売りに押された。半面、時間外の米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りも入ったため、下値も堅かった。一方、ポンドに対して円は荒い値動き。1-3月期英国内総生産(GDP、速報値)の発表を前に思惑的な動きから上下していたが、GDP速報値が前年同期比で予想より強い結果となると一時円売りポンド買いが強まった。ただ、その後は下値を切り上げるなど、一方的に売りが進む展開にもならなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分前に1ドル=110円05銭前後まで下げた後、いったんは111円39銭前後まで上昇したものの、上値は重かった。
・ポンド円も英指標後に1ポンド=162円82銭前後の高値をつけたが、一巡すると161円80銭台まで失速した。
・ユーロドルは神経質な値動き。17時前に1ユーロ=1.13336ドル前後まで上げたものの、昨日高値の1.13401ドル前後が意識されると1.12929ドル前後まで反落した。もっとも、その後は米長期金利の低下を受けて1.1320ドル台まで再び買い戻された。

[2016-04-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は荒い値動き。米10年債利回りの低下に伴い日米金利差縮小を見越した円買いが散見されたが、ナイトセッションの日経平均先物の150円高が円売りを誘い上値が切り下がった。米連邦準備理事会(FRB)はこの日米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%から0.50%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明では「経済活動が鈍化していると思われるにもかかわらず、労働市場の状況はさらに改善している」「強い雇用増加を含め、最近の広範の指標は労働市場の更なる強さを示している」「委員会はインフレ指標や世界経済、金融動向を注意深く見守り続ける」などと伝わった。また、前回の「世界経済や金融状況がリスクをもたらし続ける」との文言が削除された。発表後は売買が交錯したが、引けにかけては上値が重くなった。

[2016-04-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は急騰。日経平均株価が280円超上昇したことが全般円売りを誘ったほか、月末の実質5・10日(五十日)とあって仲値に向けた円売りドル買いも観測された。ただ、日銀が27-28日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを決めたと発表すると、追加緩和への期待が高まっていただけに一転して円は急反発した。

[2016-04-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上げ幅を拡大した。日銀が金融政策の現状維持を決定したことを受けて欧州勢が円買いで参入。黒田日銀総裁が定例記者会見で「金融政策に限界があるとは考えていない」「貸出支援基金のマイナス金利について今回は議論していない」と追加緩和について具体的に示唆しなかったことも円買いにつながった。

[2016-04-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は買い一服。日銀が金融政策の現状維持を決めたことを受けて、アジア時間に急ピッチで買いが強まった流れを引き継いだ。ナイトセッションの日経平均先物が一時240円安まで下げたこともリスク回避の買いを誘ったが、一巡後は急ピッチで値を上げた反動から伸び悩む展開に。日経平均先物が下げ幅を縮小したほか、時間外の米10年債利回りが上昇に転じたこともあり、次第に上値が重くなった。なお、1-3月期米国内総生産(GDP)速報値は実質で前期比年率0.5%増と市場予想の0.7%増を下回った半面、前週分の米新規失業保険申請件数は25万7000件と予想の25万9000件程度より若干強かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時30分過ぎに1ドル=107円92銭前後と18日以来の安値をつけたものの、その後は108円60銭台まで反発。
・ユーロ円も18日以来の安値となる1ユーロ=122円55銭前後まで下げた後に123円台を回復した。
・ユーロドルはさえない。1ユーロ=1.1350ドル前後を挟んだもみ合いとなっていたが、米長期金利の上昇につれて1.1320ドル台まで弱含んだ。

[2016-04-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。ナイトセッションの日経平均先物が240円安から120円高まで持ち直すにつれて、日銀の追加緩和見送りを受けた円急伸に対する調整売りが広がった。米10年債利回りが上昇に転じたことも円売りドル買いを促した。ただ、その後の日経平均先物が220円安まで下げたうえ、7年債入札後に米10年債利回りが再び低下すると円買いが進んだ。ダウ平均が引けにかけて240ドル超下げたことも円買いを後押しした。

[2016-04-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。日銀が追加緩和を見送ったことをきっかけに急速に値を上げた前日からの流れが継続。シカゴ日経平均先物が軟調に推移したことも円買いを誘い、目先のストップロスを巻き込みながら上げ幅を拡大した。もっとも、一巡後は伸び悩むなどいったん買いの勢いは落ち着いている。

[2016-04-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。東京市場が休場で市場参加者が少ないなか、しばらくはもみ合いが続いていたが欧州勢が参入すると円買いが再開。欧州株が下落して始まったことも投資家のリスク志向低下を意識した円買い外貨売りにつながった。

[2016-04-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は買い一服。アジア時間に全般円買いが強まった流れを引き継いで、欧州勢の参入後は買いが先行した。もっとも、一巡後は利益確定売りなどが散見されるなか、やや上値も重くなった。対ドルでは米10年債利回りが上昇したことも相場の重しとなった面がある。なお、この日発表された欧米の経済指標は総じて強弱まちまちな結果となった。4月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は予想を下回った半面、1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は予想より強い結果に。3月米個人消費支出(PCE)は予想より弱い内容となったが、3月米個人所得は予想を上回った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時30分過ぎに1ドル=106円91銭前後と2014年10月22日以来の安値をつけたが、その後は107円30銭台まで反発。
・ユーロ円は1ユーロ=121円75銭前後まで下げた後、ユーロドルの上昇を支えに122円84銭前後まで買い戻された。
・ユーロドルは堅調。欧州勢の参入後に1ユーロ=1.14144ドル前後まで上げた後は1.1370ドル付近まで弱含む場面も見られたが、NY勢の参入後は再び買いが優勢に。ユーロクロスの上昇につれて1.1445ドルと12日以来の高値をつけた。市場では「月末に絡んだユーロポンドの買いが観測された」との指摘もあった。

[2016-04-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米10年債利回りの上昇を背景に持ち高調整の円売りが広がったが、4月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)がいずれも予想を下回ったことで円買いが再開した。米10年債利回りが上昇幅を縮めたうえ、ダウ平均は一時180ドル近い下げ幅に。シカゴ日経平均先物も450円下落したことでリスク回避的な円買いが活発化した。市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて月末絡みの円買いが持ち込まれた」との指摘があったほか、週末を控えて市場参加者が減少するなか仕掛け的な円買いも見られるなど、引けにかけても堅調地合いが続いた。なお、米財務省は29日、半期に一度の外国為替報告書を公表。日本、中国、ドイツを新たな為替「監視リスト」に指定した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円28銭前後と2014年10月21日以来の安値を更新した。
・カナダドル円は原油先物相場の失速も嫌気され1カナダドル=84円68銭前後まで売り込まれた。
・ユーロドルは買い一服。ドル円の下落につれた買いが入ったほか、ユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇も支えに1ユーロ=1.14596ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、12日の高値1.14651ドル前後が目先の上値目処として意識されると、1.1445ドル前後で方向感が出なくなった。

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