為替・株式・商品マーケット概要

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 2016年7月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2016年7月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2016年7月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2016-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売られた。月末絡みとみられるフローでユーロドルが下落した影響から円買いユーロ売りが先行。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて円買いドル売りも強まった。カーニー英中銀(BOE)総裁が「BOEは恐らく夏にかけて政策を緩和しなければならない」と述べたことで円買いポンド売りが加速したうえ、「欧州中央銀行(ECB)は債券購入のルール緩和を検討」との報道を受けて円買いユーロ売りがさらに進んだ。その後、ナイトセッションの日経平均先物の170円高やダウ平均の230ドル超高を背景に一転して円売りが優勢に。先に円買いを進めた向きが反対売買を迫られる形で下げ足を速めた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2016年7月 発言・ニュース

[2016-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、売られた。月末絡みとみられるフローでユーロドルが下落した影響から円買いユーロ売りが先行。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて円買いドル売りも強まった。カーニー英中銀(BOE)総裁が「BOEは恐らく夏にかけて政策を緩和しなければならない」と述べたことで円買いポンド売りが加速したうえ、「欧州中央銀行(ECB)は債券購入のルール緩和を検討」との報道を受けて円買いユーロ売りがさらに進んだ。その後、ナイトセッションの日経平均先物の170円高やダウ平均の230ドル超高を背景に一転して円売りが優勢に。先に円買いを進めた向きが反対売買を迫られる形で下げ足を速めた。

[2016-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。昨日のNY時間に売りが進んだ流れを引き継いだものの、朝方の売りが一巡すると次第に買い戻しが優勢に。対ドルでは「米系ファンドからの買いが観測された」との指摘があったほか、市場では「米国の3連休を控えて持ち高調整目的の円買い戻しが入りやすかった」との声も聞かれた。

[2016-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。午後の日経平均株価が伸び悩んだほか、ナイトセッションの日経平均先物も売りに押されたことを受け、リスク回避目的の買いが広がった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘った面があったほか、市場では「米国の3連休を控えて、引き続き持ち高調整の買いが観測された」との指摘もあった。

[2016-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。ナイトセッションの日経平均先物が下落したほか、米10年債利回りが低下したことで対ドルを中心に円買いが先行。もっとも、「欧州中央銀行(ECB)は債券購入のルール緩和を検討」と前日に伝わった報道をECBが否定したため、ユーロを買い戻す動きが優勢となり円は上値を切り下げた。欧州株が堅調に推移したうえ、米10年債利回りが低下幅を縮めたことも円高一服につながった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=102円45銭前後まで下落したものの、前日安値の102円36銭前後が目先のサポートとして意識されると下げ渋り。
・ユーロ円は114円40銭台までショートカバーが進んだ。
・ユーロドルは堅調。ECBが前日の報道を否定したことをきっかけに買いが進行。全般ドル売り圧力が高まったことも支えとなり、1ユーロ=1.11528ドル前後まで値を上げた。

[2016-07-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は欧州資源国通貨に対して下げ渋り。「欧州中央銀行(ECB)は債券購入のルール緩和を検討」との前日の報道をECBが否定し、欧州市場から円売りユーロ買いが先行した流れを引き継いだ。対ドルで欧州資源国通貨買いが進んだことも円売りを誘った。ただ、6月米ISM製造業景気指数が予想を上回り、対ドルでの欧州資源国通貨買いが一服すると円売り圧力も後退。次第に下値が切り上がった。一方、ドルに対してはもみ合い。強い米ISM製造業景気指数を手掛かりに円売りドル買いが進んだが、ダウ平均の上げ幅縮小を受けた円買いも見られ方向感が出なかった。米国の3連休を控えて積極的な売買が手控えられた面もあった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=102円60銭前後で持ち高調整の域を出なかった。ユーロ円は1ユーロ=114円58銭前後まで上げた後、114円ちょうど前後を割り込む場面もあった。
・ユーロドルは伸び悩み。ECBが前日の報道を否定したことが引き続き好感された。全般ドル売り圧力も高まり前日の高値1ユーロ=1.11546ドル前後を上抜け1.11697ドル前後まで上げた。ただ、米ISM製造業景気指数が予想を上回ったことで1.1110ドル台まで失速。その後1.1150ドル台まで反発したが戻りも限られた。

[2016-07-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。日経平均株価が一時120円超安まで下げるなど安く始まったことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、その後は日経平均が持ち直したため、上値を切り下げる展開に。市場では「米国が3連休とあって様子見ムードも強く、株価にらみの動きに終始した」との指摘もあった。また、円は豪ドルに対しても上値の重い動き。2日投開票の豪総選挙はターンブル豪首相率いる与党保守連合と野党労働党のいずれも過半数に達しない見通しとなった。政局の先行き不透明感から、早朝取引では全般に円買い豪ドル売りが強まったものの、上値の重さを確認すると次第に円売り豪ドル買いが進んだ。

[2016-07-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。午後の日経平均株価が買い一服となったこともあり、次第に下値が堅くなった。もっとも、米国市場が独立記念日で休場とあって全般に様子見ムードが強く、買いの勢いも限られた。なお、6月英建設業購買担当者景気指数(PMI)は46.0と市場予想の50.7を下回る結果となったが、相場への影響は限定的だった。

[2016-07-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は対資源国通貨で弱含み。目立った材料は伝わっていないものの、ドルに対して資源国通貨買いが強まるとつれる形で円売り資源国通貨買いが進んだ。一方、ポンドに対しては底堅い。6月英建設業購買担当者景気指数(PMI)が46.0と市場予想平均の50.7を下回ったことを受けて円買いポンド売りが強まった。また、ドルに対しては欧州株やナイトセッションの日経平均先物が弱含んだため小幅ながら円買いが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=102円50銭前後までやや弱含み。
・豪ドル円は1豪ドル=77円30背前後まで値を上げた。
・ユーロドルは買い戻し。欧州勢参入後はユーロ豪ドルなどユーロクロスの下落につれて一時1ユーロ=1.10977ドル前後まで下押しした。ただ、低調な英指標を受けてユーロポンドが反発するとショートカバーが優勢に。対資源国通貨を中心にドル安が進んだ影響も受けて1.1148ドル前後まで持ち直した。

[2016-07-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が下落したほか、全般ドル安が進んだ影響から対ドルでは円買いが入る場面があった。もっとも、米国が独立記念日の休場で市場の流動性が極端に低いなか、総じて値動きは鈍く、方向感は出なかった。なお、その他の通貨に対しては全般ドルが売られ欧州通貨やオセアニア通貨が買われたため、やや円は弱含む展開となった。

[2016-07-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均株価が一時170円超安まで下げるなど軟調に推移するなか、リスク回避目的の買いが先行した。本日は5・10日(五十日)にあたり仲値に向けた売りも一時出たものの、一巡後は下値が堅いと見た向きからの買いが改めて入った。また、円は対豪ドルでもしっかり。株安を受けた買いが入ったほか、5月豪小売売上高や5月豪貿易収支が予想より弱い結果となったことで全般に豪ドル安が進んだ影響も受けた。

[2016-07-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで堅調。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が下落し、リスク回避の買いが進行。時間外の米10年債利回りが過去最低水準まで低下したことで、日米金利差縮小を意識した買いも強まった。また、円はポンドに対してもしっかり。株安が手掛かりとなったほか、欧州勢の参入後にポンド売りが強まった流れに沿った買いも入った。

[2016-07-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は堅調。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が下落したことを背景に円買いが先行。米10年債利回りが低下したことも対ドルで円買いを誘った。また、英経済の先行き不透明感やイングランド銀行(英中銀、BOE)による追加緩和への期待などからポンド売りが活発化すると円は急速に値を上げ、その他の通貨に対してもつれる形で上げ幅を拡大した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円58銭前後まで値を下げた。
・ポンド円は6月24日安値の133円31銭前後を下抜けて132円67銭前後と2012年12月11日以来の安値まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは伸び悩み。ユーロポンドの上昇につれたうえ、「イタリア政府はモンテパスキに資本注入検討」との報道も支えとなり1ユーロ=1.11873ドル前後まで値を上げた。もっとも、ポンドドルが下落した影響も受けたため買いは続かず、その後は1.1150ドル前後を挟んで売買が交錯した。

[2016-07-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は対ポンド中心に上昇した。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて世界景気の減速懸念が改めて強まるなか、円買いポンド売りが活発化。他の通貨に対しても円買いが波及した。市場では「英不動産ファンドの解約停止が伝わり、不動産市場を中心に先行きへの警戒が強まっている」との指摘があった。ダウ平均が一時160ドル超下落したことも円全体の押し上げ要因となった。

[2016-07-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買いが優勢。日経平均株価が一時500円超安まで下げるなど、投資家のリスク回避姿勢が強まるなか、全般に円買いの流れが広がった。英国の先行き不透明感からポンドの売りが目立ち、対ポンドでの円買いが相場を主導した面があった。

[2016-07-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午前に急ピッチで買いが進んだ反動が出たほか、午後の日経平均株価が下げ幅を縮小したことも相場の重しになった。ポンドの買い戻しが目立ち、円も対ポンドでは軟調に推移した。

[2016-07-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が下落したことを背景に欧州勢が円買いで参入。米10年債利回りの低下も円買いドル売りを誘った。もっとも、政府日銀による介入警戒感が意識されると一巡後は一転して円を売る動きが優勢に。米長期金利が低下幅を縮めたほか、株価が下げ渋ったことも円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=100円20銭前後まで値を下げたものの、一巡後はショートカバーが進み100円90銭台まで反発。
・ユーロ円も1ユーロ=110円83銭前後まで下落した後は111円台後半まで買い戻された。
・ユーロドルは底堅い。対ポンドを中心にドル安が進んだ流れに沿って買いが強まった。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの売りに押される場面があったが下値は堅く、一時1ユーロ=1.10881ドル前後まで値を上げた。

[2016-07-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う欧州経済の先行き懸念が改めて意識されて、欧州の取引時間帯では「低リスク通貨」とされる円を買う動きが優勢だった。ただ、6月米ISM非製造業指数が56.5と予想の53.3を上回り、昨年11月以来7カ月ぶりの高水準まで改善したことが分かると、一転円売りドル買いが優勢に。一時は120ドル超下落したダウ平均が持ち直したことも円全体の重しとなった。なお、米連邦準備理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「ほとんどのメンバーは英国民投票が米経済を妨げ、金融市場を混乱させる可能性があると指摘」「ほとんどの委員は雇用統計が労働市場の見通しについての不確実性を増したと判断」との見解が示されたものの、相場の反応は限られた。

[2016-07-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午前の日経平均株価が一時100円超安まで下げたことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。対豪ドルでは米格付け会社スタンダードアンドプアーズ(S&P)が豪州の格付け「AAA」の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたことを受けて、全般に豪ドル安が進んだ影響も受けた。もっとも、一巡後は次第に伸び悩む展開に。急ピッチで豪ドル安が進んだ反動から円売り豪ドル買いが出たほか、日経平均株価が下げ幅を縮小したことも相場の重しになった。対ドルでは政府筋の話として「財務省・金融庁・日銀が8日9時30分から3者会合を開く」と伝わったことも売りを促した面がある。

[2016-07-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午後の日経平均株価が130円超安まで下げ幅を広げたことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、一巡後は対NZドルを中心に上値を切り下げる展開に。スペンサーNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)副総裁が「さらなる利下げは金融安定性のリスクをもたらす可能性がある」との見解を示したことで円売りNZドル買いが進んだほか、欧州株やナイトセッションの日経平均先物が高く始まったことも円相場の重しになった。

[2016-07-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は弱含み。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株の上昇を背景に投資家のリスク志向改善を見越した円売りが先行。6月ADP全米雇用報告や前週分の米新規失業保険申請件数がいずれも予想より強い結果となり、米10年債利回りが上昇したことも円売りドル買いにつながった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円23銭前後までじわりと値を上げた。
・ユーロ円も一時1ユーロ=112円20銭台まで上げる場面があった。
・ユーロドルは下値が堅い。ユーロNZドルなどの下落につれて売りが先行し1ユーロ=1.10565ドル前後まで下落。ただ、その後はユーロ円の上昇や対オセアニア通貨を中心としたドル安の流れに沿って買い戻しが入り1.11ドル台を回復した。良好な米指標を受けて再び売りに押されたものの下値は限られた。

[2016-07-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。6月ADP全米雇用報告や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことで、円売りドル買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株相場の上昇も円の重しとなった。ただ、EIA週間在庫統計をきっかけにWTI原油先物価格が5%超急落すると、対資源国通貨中心に円買いが優勢に。ダウ平均の失速も円買い戻しを誘った。

[2016-07-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。午前の日経平均株価が一時120円超高まで上昇したことを受けて売りが先行した。もっとも、その後は日経平均が失速したことに伴って買い戻しが優勢に。対ドルでは全般にドル安が進んだ影響もあって、徐々に円買いの勢いが強まった。なお、浅川雅嗣財務官は金融庁・財務省・日銀の三者会合後に会見を開き、「市場のボラティリティがおさまらない」「投機的な動きがあればきちっと対応」「今晩の雇用統計も含めて、緊張感を持って為替市場を注視する」などの見解を示したが、目立った反応は見られなかった。

[2016-07-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。午後の日経平均株価が下げ幅を広げたことでリスク回避目的の買いが先行したが、対ドルなどで上値の重さを確認すると次第に上値を切り下げた。ナイトセッションの日経平均先物が高く始まったことも相場の重し。市場では「朝方に買いを進めた向きが反対売買を迫られたようだ」との指摘もあった。

[2016-07-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は対ドルで荒い値動き。ナイトセッションの日経平均先物や米10年債利回りの上昇に伴って円売りが先行したが、6月米雇用統計を控えて一段と円売りを進める動きも限られ、次第に下値を切り上げた。6月米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比28万7000人増と予想の前月比18万人増を大きく上回ったことで急反落したが、一巡後は押し目買いが優勢となり、急速に反発した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=100円75銭前後まで上げた後は上値を切り下げ100円20銭前後まで下げたが、米雇用統計発表後は101円30銭前後まで一転上昇。ただ、すぐに失速し99円99銭前後まで再び下げた。
・ユーロ円は1ユーロ=110円91銭前後の安値を付ける場面があったが、総じてドル相場となったため大きな方向感は出ていない。
・ユーロドルは一転上昇。強い米非農業部門雇用者数を受けて1ユーロ=1.10003ドル前後まで下落した後はドル円の失速に伴い急速に買い戻しが強まり、1ユーロ=1.1122ドル前後まで買い上げられた。

[2016-07-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は荒い値動きだった。6月米雇用統計発表前に思惑的な円買いドル売りが先行したものの、非農業部門雇用者数が前月比28万7000人増と予想の前月比18万人増を上回ったことが分かると一転下落した。ただ、失業率や平均時給が予想より弱い内容だったことから円売りドル買いの勢いは長続きしなかった。市場では「米雇用統計は強い数字だったが、英欧州連合(EU)離脱決定などの影響で米利上げ先送り観測は根強くドルは上昇しづらい」との指摘があった。半面、円の上値では政府日銀による介入も意識されるため円売りドル買いを進める参加者もいた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は乱高下。21時30分前に一時1ドル=100円20銭前後まで下げたものの、米雇用統計発表後に101円30銭前後まで急伸した。ただ、22時30分前には99円99銭前後と6月24日以来の安値まで再び下げた。23時過ぎに100円台後半まで持ち直す場面もあったが、戻りは鈍かった。
・豪ドル円は堅調。ダウ平均が一時270ドル超上昇したことで投資家のリスク志向改善を意識した円売り豪ドル買いが出て、1豪ドル=76円16銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは荒い値動き。21時30分過ぎに一時1ユーロ=1.10003ドル前後まで売り込まれたものの、米長期金利の低下に伴って一転上昇した。前日の高値1.11074ドル前後を上抜けて一時1.1122ドル前後まで上値を伸ばした。そのあとは再び上値が重くなり1.10ドル台半ばでのもみ合いとなった。

[2016-07-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。週明けの早朝取引で円買いが先行したものの、その後は前週末の米国株やCME日経平均先物が大きく上昇したことを背景に日本株高を見越した円売りが強まった。もっとも、一巡すると押し目を拾う動きが見られるなど下値も限定的。総じて方向感に欠ける展開となっている。

[2016-07-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優位。「安倍首相が12日に経済対策の策定指示へ」との報道を受けて期待感から円を売る動きが活発化した。日経平均株価が710円近い上昇となったことも円安につながったうえ、欧州勢も円売りで参入。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が上昇したことで円は下げ幅を拡大した。

[2016-07-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は軟調。政府による経済対策への期待を背景に、アジア時間から売りが強まった流れを引き継いだ。欧州株やナイトセッションの日経平均先物が上昇したことも相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に1ドル=102円66銭前後まで上昇。
・ユーロ円も一時1ユーロ=113円57銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢の参入後は全般にドル高が進んだ流れに沿って1ユーロ=1.10153ドル前後まで下げたものの、前週末安値の1.10003ドル前後が意識されると下値も堅くなった。その後はユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの上昇につれて1.1075ドル前後まで反発した。

[2016-07-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。キャメロン英首相の後任にメイ内相が就任することが確実となったことで、英政局をめぐる不透明感が和らぎ、対ポンド中心に円売りが先行。政府による経済対策への期待が高まるなか、米国株相場が上昇したことも円売りを誘った。米長期金利の上昇も相場の重し。米連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有するジョージ米カンザスシティー連銀総裁は「現行の金利水準は低すぎる」「緩やかな利上げは当局の目標達成を支援」などと述べたが、相場の反応は限られた。

[2016-07-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。前日に急ピッチで円安が進んだ反動から朝方は円の買い戻しが先行したものの、政府による大規模な経済対策への期待が高まるなか、その後は円を売る動きが優勢に。日経平均株価が530円近く上昇したことも円相場の重しとなった。一巡するとやや下げ渋る場面があったが戻りは限られている。

[2016-07-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。しばらくはもみ合いが続いていたが、欧州勢が参入すると欧州通貨やオセアニア通貨を中心に円売りが強まった。安倍首相とバーナンキ前米連邦準備理事会(FRB)議長の会談内容が伝わり、経済対策への期待が高まると円は下げ幅を拡大。もっとも、石原経済再生相が記者会見で「補正予算財源として赤字国債の発行は望ましくないと思う」「今日特に4大臣と財源について議論していない」などと述べると円を買い戻す動きが強まった。一方で、ナイトセッションの日経平均先物が170円上昇したため戻りも限られている。

[2016-07-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は軟調。ナイトセッションの日経平均先物が320円高まで上昇したほか、欧州株も堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが進んだ。石原経済再生相が「補正予算財源として赤字国債の発行は望ましくないと思う」との見解を示すと一時買いが入る場面も見られたが、総じて上値は重かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分前に1ドル=104円46銭前後まで上昇。
・ユーロ円も一時1ユーロ=115円79銭前後と6月24日以来の高値をつけた。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢が買いで参入すると一時1ユーロ=1.11266ドル前後まで上げたものの、その後は上値を切り下げる展開に。原油先物相場の上昇をながめ、対資源国通貨などでユーロ売りが進んだ流れに沿って1.1080ドル付近まで弱含んだ。

[2016-07-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。バーナンキ前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が安倍晋三首相との会談で「日銀には金融緩和の手段がまだいろいろ存在する」と述べ、緩和継続を主張。日銀の追加緩和に対する期待が高まり円を売る動きが広がった。ダウ平均が史上最高値を更新したことも円売り外貨買いを誘った。円はポンドに対しても軟調だった。メイ英内相の早期首相就任が決まり、英政局の不透明感が和らいだことも円売りポンド買いを誘った。

[2016-07-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。足もとで急ピッチで円安が進んだ反動から持ち高調整の円買いが先行。一時は340円超上昇した日経平均株価が伸び悩んだほか、菅義偉官房長官が「ヘリコプターマネーを検討している事実ない」と発言したことが伝わると円高が進んだ。一方で、戻りを売りたい向きも多く、一巡後は伸び悩んだ。

[2016-07-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で対ドルで円はもみ合い。一時は340円超上昇した日経平均株価が伸び悩んだことで円買いが入る場面があったが、上値は限定的。全般手掛かり材料に乏しく、方向感が出ていない。なお、欧州通貨に対してはやや強含み。欧州勢参入後に全般欧州通貨売りが強まった流れに沿って円買い欧州通貨売りが入った。

[2016-07-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は底堅い。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、その後は下値の堅さを確認したことで下げ渋る展開に。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買い戻しを誘った面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=104円86銭前後まで上げたものの、アジア時間につけた高値の104円87銭前後が意識されると伸び悩んだ。
・ユーロ円も一時1ユーロ=116円23銭前後まで上げた後は上値が重くなった。
・ユーロドルはしっかり。米長期金利の低下を背景に一時1ユーロ=1.1095ドル前後まで値を上げた。

[2016-07-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。「安倍政権の経済対策は10兆円規模を軸に調整」との報道をきっかけに円売りが先行したものの、心理的節目の1ドル=105円ちょうどに接近した場面では円を買い戻す動きが目立った。米長期金利が低下幅を広げると円買いドル売りが優勢となり、円全体を押し上げた。米連邦準備理事会(FRB)はこの日、米地区連銀経済報告(ベージュブック)で「米経済活動は大半の地域で引き続き緩やかに拡大した」との見方を示したが、相場の反応は限定的だった。

[2016-07-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。本邦輸出勢から円買いドル売りが観測されるなど朝方は円買いが先行したものの、6月豪雇用統計で正規雇用者数が大幅に改善されたことで豪ドルに対して円が急落するとつれる形で円を売る動きが優勢に。日経平均株価が150円超上昇したことも円売りにつながった。市場では「海外勢からの円売りが目立った」との指摘があった。

[2016-07-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優勢。本田悦郎氏が「4月訪米時に永久国債の発行をバーナンキ氏が議論」と述べたことをきっかけに円を売る動きが活発化した。日経平均株価が160円超上昇したことも円安につながった。一巡後は急ピッチで円安が進んだ反動から下げ渋る場面があったが、ナイトセッションの日経平均先物が140円上昇したこともあり、戻りも鈍かった。

[2016-07-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は戻りが鈍い。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。当局者の話として「財務省内ではヘリコプターマネーについて議論していない」と伝わると一時買い戻しが入ったものの、一巡後は再び株高を手掛かりにした売りが再開するなど戻りは鈍かった。また、円は対ポンドで軟調。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)はこの日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表。市場の大方の予想は0.25%への引き下げだったため、発表後は急ピッチで円売りポンド買いが進んだ。同時に公表された議事要旨で「ほとんどのメンバーが8月に金融政策を緩和すると予想」などの見解が示されると買い戻しも入ったが、その後は株高を受けて再び売りに押された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時過ぎに1ドル=105円93銭前後まで上げた後、いったんは105円25銭前後まで反落したものの、再び高値圏まで下値を切り上げた。
・ポンド円はBOEの政策金利発表後に1ポンド=142円21銭前後まで急伸。その後は140円ちょうど付近まで反落したものの、売りが一巡すると141円ちょうど前後を挟んだ動きとなった。
・ユーロドルは上値が重い。ポンドドルの上昇につれて一時1ユーロ=1.1165ドル前後まで上げたものの、5日高値の1.11873ドル前後がレジスタンスとして意識されると1.1100ドル付近まで失速した。

[2016-07-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。ヘリコプターマネー政策の導入をめぐる思惑から円安が進んだアジア市場の流れを引き継いだものの、「財務省内ではヘリコプターマネーについて議論していない」との報道が伝わると円を買い戻す動きが優勢に。オプション絡みの円買いドル売りも入ったため、ニューヨーク市場に限れば下値の堅さが目立った。なお、6月米卸売物価指数(PPI)や前週分の米新規失業保険申請件数は予想より強い内容となったものの、相場の反応は限られた。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有するジョージ米カンザスシティー連銀総裁は「FF金利の水準は低すぎる」「低金利を長期間継続するとリスクを生み出す」などと述べたが、目立った反応は見られなかった。

[2016-07-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優勢。朝方は利益確定の円買いが先行したものの、日経平均株価が上昇して始まると一転して円を売る動きが優勢に。3連休前の5・10日(五十日)にあたり仲値に向けた円売りドル買いも出た。日経平均株価が190円超高まで上げ幅を広げたうえ、4-6月期の中国国内総生産(GDP)など良好な中国指標を受けて対豪ドルで円安が進むなど総じて円はさえない展開となった。

[2016-07-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。市場では「日本の3連休を前にポンドや豪ドルに対して利益確定の円買いが入った」との指摘があり、その他通貨に対しても円高が進んだ。ただ、政府の経済対策や日銀の追加緩和への期待が高まるなか、戻りを売りたい向きは多く、一巡後は徐々に上値を切り下げた。

[2016-07-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。政府の経済対策や日銀の追加緩和への期待を背景にした売りが出た半面、日本の3連休を控えて持ち高調整目的の買い戻しも入るなど、やや方向感を欠いた動きとなった。なお、6月米小売売上高が予想より強い結果となったことで一時対ドルで売りが進む場面もあったが、同時に発表された7月米NY連銀製造業景気指数や6月米消費者物価指数(CPI)は予想を下回る結果となったため、相場への影響は一時的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円10銭台まで上昇する場面もあったが、総じて105円台後半でのもみ合い。
・ポンド円は利益確定売りに押されたほか、ホールデン英中銀金融政策委員会(MPC)委員が「8月に重大な金融緩和が必要になる可能性」と述べたことも重しとなり、1ポンド=140円50銭台まで下押しした。
・ユーロドルは上値が重い。17時30分前に1ユーロ=1.1149ドル前後まで上げたものの、昨日高値の1.1165ドル前後がレジスタンスとして意識されると買いも一服。週末を控えたポジション調整の売りに押されて1.10716ドル前後まで下押しした。

[2016-07-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下落して始まったあとはもみ合いの展開。トルコでのクーデターが失敗に終わったことで、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り外貨買いが先行。前週末に円買いを進めた短期勢が反対売買を迫られた面もあった。そのあとは東京市場が休場とあって、次第に値動きが細っている。一方、NZドルに対しては上昇。4-6月期NZ消費者物価指数(CPI)が前期比0.4%上昇と予想の前期比0.5%上昇を下回ったため円買いNZドル売りが優勢となった。

[2016-07-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。米長期金利の上昇に伴って円売りドル買いが先行すると、他の通貨に対しても円売りが波及した。時間外のダウ先物やCME日経平均先物が底堅く推移したことも円の重し。ただ、東京市場が休場だったこともあり、大きなトレンドは出ていない。

[2016-07-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は強含み。手掛かり材料難から方向感の乏しい動きとなっていたが、原油先物相場が下落したことなどを受けて対資源国通貨を中心に買いが入った。また、円は対ドルでもしっかり。対資源国通貨での買いが波及したほか、米10年債利回りが上昇幅を縮めたことも買いを誘った面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円40銭台まで弱含み。
・カナダドル円は22時過ぎに1カナダドル=81円24銭前後まで下押しした。
・ユーロドルはもみ合い。19時前に1ユーロ=1.10377ドル前後まで下げる場面があったものの、前週末安値の1.10247ドル前後が意識されると下げ止まった。

[2016-07-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。原油先物相場の下落に伴い対資源国通貨中心に円買いが先行した。ただ、米10年債利回りが上昇幅を拡大すると日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優位に。他の通貨に対しても円売りが波及した。先に円買いを進めた向きが反対売買を迫られた面もあり、引けにかけても円はじり安となった。

[2016-07-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。本日の日本株高を見越した円売りが先行したものの、その後は下値を切り上げる展開に。市場では「国内輸出企業から円買いドル売りが観測された」との指摘があったほか、上昇して始まった日経平均株価が伸び悩んだことも円買いにつながった。もっとも、戻りを売りたい向きが多いなか、日経平均株価が再び強含んだこともあり、上値も限られている。また、オセアニア通貨に対して円は堅調。NZ準備銀行(RBNZ)が住宅投資の制限変更を提案し、住宅価格を抑制することでRBNZが追加金融緩和に動きやすくなるとの見方から円買いNZドル売りが活発化した。また、オーストラリア準備銀行(RBA)の追加利下げへの思惑も根強く、円高豪ドル安も進んだ。

[2016-07-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対欧州通貨を中心に上値が重い。日経平均株価が220円超上昇したことで円売りが出る場面があったが、英インフレ指標の発表を前に欧州勢参入後は全般ポンド安が進み、円買いポンド売りが強まった。対ポンドでの円買い圧力がユーロなどその他欧州通貨に対しても波及した。ただ、6月英消費者物価指数(CPI)が前年同月比で予想より強く、6月英小売物価指数(RPI)や6月英卸売物価指数(PPI)コア指数も良好な結果だったことが伝わると円は反落した。

[2016-07-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。全般にドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが強まった。一方、ユーロなど他の通貨に対してはもみ合い。対ドルでの円売りが波及した半面、対ドルで欧州通貨売りやオセアニア通貨売りなどが進んだ影響も同時に受けたため、総じて方向感の乏しい動きとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は6月米住宅着工件数や6月米建設許可件数が強い結果となったこともあり、21時30分過ぎに1ドル=106円53銭前後まで上昇。
・ユーロ円は1ユーロ=117円台前半でのもみ合いとなった。
・ユーロドルは売り優勢。全般にドル高が進んだ流れに沿ったほか、7月独ユーロ圏ZEW景況感指数が大幅に悪化したことも嫌気され、22時30分前には1ユーロ=1.10118ドル前後まで値を下げた。

[2016-07-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して一進一退。全般ドル買い圧力が高まったほか、6月米住宅着工件数や6月米建設許可件数が予想を上回ったことを受けて円売りが先行した。その後、米10年債利回りが低下し、ナイトセッションの日経平均先物が下げ幅を広げると円買い戻しが進んだが、戻りを売りたい向きも多く上値も限られた。一方、ユーロに対しては堅調。7月独ユーロ圏ZEW景況感指数が大幅に悪化したことが引き続き円買いを誘った。ユーロドルや日経平均先物の下落を受けた円買いも強まった。

[2016-07-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。朝方は円売りが先行したものの、日経平均株価が170円近く下落したことを背景に円を買い戻す動きが強まった。一方で、本邦実需勢など戻りを売りたい向きは多く、上値も限られている。

[2016-07-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで軟調。日経平均株価が30円超安まで下げ幅を縮めたことを背景にじわりと円は弱含んだ。欧州時間に入ると全般ドル高が進んだほか、時間外のダウ先物や欧州株が上昇したことで円は下げ幅を拡大した。

[2016-07-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は弱含み。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株などが堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。対ドルでは米10年債利回りの上昇を背景にした売りが出たほか、英雇用統計が総じて強い結果となったことを受けて円売りポンド買いも観測された。もっとも、売りが一巡すると原油先物相場が下落した影響から対資源国通貨では買い戻しも入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は昨日高値の1ドル=106円53銭前後を上抜けて、一時106円72銭前後と6月24日以来の高値を更新。
・ポンド円は一時1ポンド=140円79銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロクロスの上昇につれて1ユーロ=1.10221ドル前後まで上げたものの、朝方につけた高値の1.10225ドル前後が意識されると、米長期金利の上昇などが重しとなり1.0990ドル台まで伸び悩んだ。

[2016-07-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は売り一服。ダウ平均やナイトセッションの日経平均先物の上昇を背景に投資家のリスク志向改善を見越した円売りが散見された。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫が予想以上の取り崩しとなり、原油先物相場が買い戻されたことで資源国通貨に対する円売りも進んだ。また、「政府は経済対策で20兆円超の規模を視野に入れている」との報道も円売り材料とみなされた。ただ、一巡すると持ち高調整の円買い戻しが入りやや下げ渋った。

[2016-07-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。本日の日本株高を見越して朝方から円売りが先行。一巡後は持ち高調整の円買い戻しが入ったが、日経平均株価が250円超上昇すると再び円を売る動きが強まった。その後は日経平均株価が伸び悩んだことで円売りは一服しているものの戻りは鈍い。

[2016-07-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優位。日経平均株価が50円超高まで上げ幅を縮めたことを受けて円買いが入ったが、引けにかけて株価が強含むと伸び悩んだ。ただ、「日銀内では量的質的金融緩和の持続可能性に懸念が広がりつつある」との報道で円を買う動きが再び強まった。黒田東彦日銀総裁が「ヘリコプターマネーは必要ないし、可能性もない」と述べたと伝わると円買いが加速した。

[2016-07-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。「日銀内では量的質的金融緩和の持続可能性に懸念が広がりつつある」との一部報道や、黒田東彦日銀総裁が英BBCラジオとのインタビューで「ヘリコプターマネーは必要ないし、可能性もない」と述べたと伝わると、日銀の追加金融緩和期待が後退したため買いが優勢となった。もっとも、一巡後は上値を切り下げる展開に。急ピッチで買いが進んだ反動が出たほか、BBCが日銀総裁とのインタビューは6月中旬に実施したことを明らかにしたことも売りを促した面があった。なお、欧州中央銀行(ECB)はこの日開いた定例理事会で、政策金利を現行の0.00%で据え置くことを決めたと発表。ドラギECB総裁はその後の記者会見で「金利を現在の水準もしくはより低い水準で長期間維持する」「ECBは必要に応じてすべての手段を活用する」「構造改革が強化される必要がある」「公的資金による不良債権処理支援は例外的状況では可能である」などの見解を示した。

[2016-07-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い。黒田東彦日銀総裁が英BBCラジオとのインタビューで「ヘリコプターマネーは必要ないし、可能性もない」と述べたことについて、BBCが「日銀総裁とのインタビューは6月中旬に実施した」ことを明らかにすると、持ち高調整の円売りが優勢となった。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は政策金利据え置き後の定例記者会見で「ECBは必要に応じてすべての手段を活用する」「ユーロ圏の成長リスクは下向きに傾いた」「インフレは今後数カ月、非常に低い水準を維持する」「構造改革が強化される必要がある」などと発言したが、追加緩和を期待させる内容ではなかったとして円売りユーロ買いが強まる場面もあった。ただ、ダウ平均やナイトセッションの日経平均先物が下げ幅を広げるとリスク回避目的の円買いが強まった。米10年債利回りの一転低下に伴い日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが進んだうえ、原油先物相場が下落したことで円買いカナダドル売りも目立った。

[2016-07-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。前日の海外市場で伝わった「経済対策の事業規模が20兆-30兆円に膨張も」との報道を材料に円売りドル買いが先行したものの、下値は堅かった。日経平均が200円超下落したことが円を買い戻す動きにつながった。

[2016-07-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重かった。日経平均が一時240円超下落したことで円買いドル売りが入ったものの、そのあとは徐々に弱含んだ。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことが相場の重しとなったほか、市場では「実需勢の円売りドル買い意欲は旺盛」との指摘があった。

[2016-07-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。7月英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回る結果となったことで円買いポンド売りが入った反面、5月カナダ小売売上高や6月カナダ消費者物価指数(CPI)がいずれも予想を上回った影響から円売りカナダドル買いが進んだ。一方、ドルに対しては方向感の乏しい動き。米10年債利回りの上昇を受けて円売りドル買いが出たものの、売りの勢いは限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分前に1ドル=106円28銭前後まで上昇したが、その後は買いも一服。
・カナダドル円はカナダ指標発表後に一時1カナダドル=81円32銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。17時過ぎに1ユーロ=1.10412ドル前後まで値を上げたものの、一巡後はポンドドルの下げにつれて伸び悩んだ。

[2016-07-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対してもみ合い。ナイトセッションの日経平均先物の下落に伴い円買いが先行した。その後、市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングにかけてドル買いが入ったのではないか」との指摘があり、つれる形で円売りが優位に。もっとも、フィキシング通過後は円売りも一服し、次第に方向感が出なくなった。一方、円はユーロに対して堅調。日経平均先物の下落が円買いを誘ったほか、ユーロドルやユーロクロスの下落につれた円買いも進んだ。「独ミュンヘン警察がモールでの銃撃で3人の死亡を確認」との報道も円買いを後押しした。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円70銭台まで下げた後、106円40銭前後まで持ち直したが、終盤は106円15銭前後で動意を欠いた。
・ユーロ円は1ユーロ=116円23銭前後まで下げたが、前日の安値116円16銭前後が目先のサポートとなり売りは一服した。
・ユーロドルは軟調。1ユーロ=1.1015ドル前後でのもみ合いが続いていたが、ロンドンフィキシングにかけてドル買いが強まり前日の安値1.09793ドル前後を下抜けた。独銃撃事件も嫌気され1.09554ドル前後まで下落。引けにかけては1.0980ドル付近まで下げ渋った。

[2016-07-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。本日は5・10日(五十日)にあたり仲値に向けた円売りが観測された。また、日経平均株価の150円超高も円売りを促した。ただ、日経平均株価が10円超高まで失速すると円買い戻しが入り下値が切り上がった。

[2016-07-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価が下げに転じ、その後の戻りも鈍い展開となったことで円買いが広がった。ただ、手掛かり材料に乏しいなかで追随する動きは見られず、上値が切り下がった。欧州株やナイトセッションの日経平均先物の上昇も持ち高調整の円売りを誘った。

[2016-07-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が上昇したことを背景にじわりと円売りが出たものの、下値は限られた。原油先物相場が軟調に推移したことで対カナダドルで円を買う動きが強まったほか、時間外の米10年債利回りが低下に転じ、ダウ先物も失速したことで全般円は下値を切り上げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=106円40銭台まで下値を切り上げたが、戻りは鈍かった。
・カナダドル円は前週末安値の1カナダドル=80円42銭前後を下抜けて80円27銭前後まで下げ足を速めた。
・ユーロドルは伸び悩み。7月独Ifo企業景況感指数が予想を上回ったことを背景に買いが先行。1ユーロ=1.09968ドル前後まで値を上げた。もっとも、その後はユーロ円が下落した影響を受けるなど上値が重くなった。

[2016-07-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。日経平均先物が失速し、ダウ平均が一時110ドル超下落すると円買い外貨売りが入った。原油先物価格が下落したことを背景に、円買い資源国通貨売りも優勢となった。なお、「経済対策、財政支出6兆円に増額」との報道が伝わると円売りドル買いで反応する場面もあったが、下値は限定的だった。

[2016-07-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。日経平均株価が270円を超す下げ幅となり、リスク回避目的の円買いが加速した。市場では「相模原の障害者施設での刺殺事件を受けて海外勢から円買いが持ち込まれた」との指摘もあった。急ピッチで上げた反動から持ち高調整の円売りも出たが、下値の堅さを確認すると再び円買いが強まった。

[2016-07-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い継続。日経平均株価が300円近い下げ幅となったうえ、ナイトセッションの日経平均先物が安く始まり、リスク回避目的の円買いが続いた。米10年債利回りの低下に伴い日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが出たうえ、原油先物相場の下落を受けて円買い資源国通貨売りも進んだ。

[2016-07-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は買い一服。アジア時間からの円高の流れが継続。ナイトセッションの日経平均先物が110円下落し、米10年債利回りが低下したことで対ドルを中心に円買いが広がった。原油先物相場の下落も円買い資源国通貨売りを誘った。もっとも、一巡後は持ち高調整の円売りが見られるなどいったん円買いの流れは落ち着いている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=104円ちょうど前後まで下げ足を速めた。もっとも、14日安値の103円98銭前後が目先のサポートとして意識されるとやや下げ渋り。
・カナダドル円も1カナダドル=78円66銭前後まで下落した後は下げ幅を縮めている。
・ユーロドルは失速。米長期金利の低下を背景に全般ドル安が進んだ流れに沿って一時1ユーロ=1.10302ドル前後まで値を上げた。ただ、ユーロ豪ドルなどユーロクロスが下落した影響を受けると一時1.09852ドル前後まで値を下げ、本日安値の1.0983ドル前後に迫った。

[2016-07-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。日経平均先物が持ち直したほか、米国株が底堅く推移したため積極的に上値を試す展開にはならなかった。6月米新築住宅販売件数が年率換算で59万2000件と予想の56万件程度を上回り、7月米消費者信頼感指数が97.3と予想の96.0程度を上回ったことも円売りドル買いを促した。「日銀内で追加金融緩和論が浮上」との一部報道も円の重し。

[2016-07-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りが優勢。日経平均株価が堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。また、12時前後に「経済対策の事業規模は27兆円となり、安倍首相が午後に公表する」「政府、景気対策で50年債の発行を検討」などの報道が相次ぐと売りが加速。損失確定目的の売りを巻き込んで下げ幅を拡大したが、その後に財務省理財局の見解として「50年債発行検討の事実はない」との報道が伝わると一時買い戻しが入るなど、総じて軟調ながら荒い値動きとなった。

[2016-07-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。政府の景気対策報道に絡んだ動きが一巡すると、やや買い戻しが先行した。その後に安倍晋三首相が「経済対策を来週取りまとめる」「経済対策の事業費は28兆円超になる」「財政措置は13兆円」などの見解を示すと再び売りで反応する場面も見られたが、経済対策については午前に伝わっていたこともあり、売りの勢いは長続きしなかった。なお、4-6月期英国内総生産(GDP、速報値)は予想より強い結果となったが、発表直前に円売りポンド買いが進んでいたこともあり、指標結果に対する反応は限られた。

[2016-07-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。政府の経済対策や日銀の追加緩和への期待が高まるなか、円売りが出る場面があった。一方、6月米耐久財受注額が低調な結果だったため対ドルでは円買いが見られるなど、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、大きな方向感は出ていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=105円80銭台まで上げる場面があったが、上値は限られた。
・ユーロ円は1ユーロ=116円ちょうど前後を挟んだもみ合いとなった。
・ユーロドルは小動き。米金融イベントを前に全般様子見ムードが広がり、1ユーロ=1.1000ドル前後挟みでのレンジ取引に終始している。

[2016-07-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、結果が伝わるとドル売りが優勢となった。米連邦準備理事会(FRB)は26-27日、FOMCを開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を市場予想通り0.25%から0.50%の範囲に据え置くことを決めたと発表。声明では「雇用データはここ数カ月で労働力活用の一定の増加を示している」「景気見通しの短期的なリスクは後退した」などと指摘し、全般に米経済への自信を示した。当初はドル買いで反応したものの、そのあとは「9月の利上げは示唆されなかった。年内1回の利上げは正当化されるが、年末になる公算が大きい」との見方が広がり、米長期金利が急低下。ドルを売る動きが優勢となった。

[2016-07-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。昨日海外時間からの流れを引き継いで、対ドルを中心に買いが先行した。日経平均株価が一時210円超安まで下落したことも円相場を支えた面があった。昨日高値の手前で上値の重さを確認すると、朝方から買いを進めた向きが反対売買を迫られる場面も見られたが、その後は再び買い戻しが入るなど総じて下値は堅かった。

[2016-07-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでしっかり。下値の堅さを確認するとじわりと買いが進んだ。欧州勢の参入後には対ユーロなどでドル売りが強まったこともあり、つれて円買いドル売りが進行。もっとも、ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことで、投資家のリスク志向改善を見越した売りも出たため、その後は伸び悩む場面も見られた。一方、対ユーロでは上値の重い動きに。午前からの買いの流れが一服すると、全般にユーロ買いが強まった流れに沿って上値を切り下げた。

[2016-07-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は弱含み。明日の日銀金融政策決定会合の結果公表を見極めたいとの見方から全般様子見ムードが広がり、しばらくは動意のない動きが続いた。ただ、時間外の米10年債利回りが上昇したため対ドルではじわりと円売りが強まったほか、対ポンドで月末絡みと見られるユーロ買いのフローが出ると円安ユーロ高も進んだ。なお、前週分の米新規失業保険申請件数は26万6000件と市場予想平均の26万2000件程度より弱い結果となったが、市場の反応は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=104円65銭近辺でのもみ合いから104円90銭台まで下値を切り上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=116円40銭台まで値を上げた。
・ユーロドルは底堅い。欧州勢が買いで参入すると1ユーロ=1.11198ドル前後まで値を上げた。一巡後は利食い売りに押されたものの、ユーロポンドの上昇が支えとなるなど下値は限定的だった。

[2016-07-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。明日の日銀金融政策決定会合を前にしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、「日銀は29日、追加緩和を検討する。経済対策と相乗効果を期待」「日銀が追加緩和決定なら政府は声明を出す方向で準備」との報道が伝わると円を売る動きが広がった。ナイトセッションの日経平均先物が190円上昇したことも円の重しとなった。なお、前週分の米新規失業保険申請件数は26万6000件と予想の26万2000件程度より弱い内容となったが反応は一時的だった。

[2016-07-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて市場の流動性が低下するなか、上下に急変動を繰り返す荒い値動きとなった。朝方に急速に買いが進んだ後はすぐに上げ幅を縮小したものの、月末に絡んだ国内輸出企業からの買いに支えられて再び円相場は上げ幅を拡大した。総じて手掛かり材料を欠いたものの、その後も上下に振らされる展開となるなど荒い値動きが続いた。

[2016-07-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。日銀はこの日、金融政策決定会合で「ETFの保有残高増加ベースを年6兆円に増額」と決めた一方、「マネタリーベースが年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」「金融機関が保有する日本銀行当座預金に▲0.10%のマイナス金利を適用する」などの目標は維持した。追加緩和の内容が不十分との見方から買いが強まる場面も見られたが、一時300円超下げた日経平均株価がプラス圏を回復すると次第に上値を切り下げた。なお、黒田日銀総裁はその後の記者会見で「必要な場合は量、質、金利の3次元で追加緩和を講じる」「マイナス金利や量的拡大が限界に来ているとは考えていない」「総括検証、さらに何か必要なら金融政策についても考える」などの見解を示した。

[2016-07-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は底堅い。日銀金融政策決定会合の結果を受けて急速に円高が進んだ反動から欧州勢参入後は円売りが出たものの、下値は堅かった。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことで徐々に円買い圧力が高まったほか、4-6月期の米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率1.2%増と市場予想平均の2.5%増を下回ったことが伝わると円高ドル安が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=103円90銭台まで上げたが、その後は売りに押される展開となり、102円62銭前後まで下押しした。ユーロ円も1ユーロ=115円30銭台まで上げた後は戻り売りに押されている。
・ユーロドルはしっかり。ユーロポンドが月末絡みのフローから上昇したことにつれて買いが先行。米GDP速報値が予想より弱かったことも買いを誘い、1ユーロ=1.11681ドル前後まで上げ幅を広げた。

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