為替・株式・商品マーケット概要

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 2017年4月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2017年4月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2017年4月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2017-04-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。目立った手掛かり材料はなかったが、下値の堅さを確認したことで買いが入った。もっとも、日経平均株価が底堅く推移した影響もあり、一巡後は上げ幅を縮小した。一方、円は対豪ドルではしっかり。2月豪小売売上高が予想より弱い結果となり、全般に豪ドル売りが進んだ影響を受けた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2017年4月 発言・ニュース

[2017-04-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値が重い。目立った手掛かり材料はなかったが、下値の堅さを確認したことで買いが入った。もっとも、日経平均株価が底堅く推移した影響もあり、一巡後は上げ幅を縮小した。一方、円は対豪ドルではしっかり。2月豪小売売上高が予想より弱い結果となり、全般に豪ドル売りが進んだ影響を受けた。

[2017-04-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り。午後の日経平均株価が一時150円超高まで上げるなど底堅く推移したため、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。欧州勢の参入後も時間外の米10年債利回りの上昇を受けた売りが出たが、米長期金利の上昇が一服すると下げ渋るなど、一方的に売りが進む展開にはなっていない。

[2017-04-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円は底堅い。3月英製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回り、対ポンドなどで買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物の下落につれた買いも見られたほか、米10年債利回りの低下に伴い円買いドル売りがやや進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円58銭前後から111円25銭付近まで上値が切り下がった。
・ポンド円は1ポンド=138円95銭前後まで弱含んだ。
・ユーロドルは売り一服。低調な英経済指標を受けたポンドドルの下落につれて売りが先行。前週末安値の1ユーロ=1.06519ドル前後を下抜け1.0650ドル前後まで値を下げた。その後、米長期金利の低下などを支えにやや買い戻された。

[2017-04-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが先行。ダウ平均が一時140ドル超下落し、ナイトセッションの日経平均先物が150円下げると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが活発化した。「ロシアサンクトペテルブルクの地下鉄で爆発があり多数の死傷者が出た」と伝わると、リスク回避的な円買いも入った。市場では「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けた円買いドル売りが入った」との声も聞かれた。

[2017-04-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価が一時140円超安まで下げたことを受けて、リスク回避目的の買いが先行した。もっとも、一巡後は伸び悩む展開に。対ドルでは「本邦実需勢からの売りが観測された」との指摘があったほか、対豪ドルでは2月豪貿易収支が予想より強い結果となったことを受けた売りも出た。

[2017-04-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。午後の日経平均株価が280円近く下げたことで、リスク回避目的の円買い外貨売りが出た。また、欧州勢の参入後には対ドルでオセアニア通貨安や欧州通貨安が進んだことに伴い、円買いオセアニア通貨売りや円買い欧州通貨売りが進行。豪ドルに対しては、豪準備銀行(RBA)が政策金利据え置きととも公表した声明で労働市場の弱さに言及したことも買いを誘った面があった。

[2017-04-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。オセアニア通貨に対してはアジア時間から買いが強まった流れが続いた。時間外のダウ先物や日経平均先物の下落も円全体を押し上げたが、株価が反発すると上値が切り下がった。米10年債利回りが上昇に転じると持ち高調整の円売りドル買いが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円28銭前後まで下げた後、110円60銭台まで反発。
・豪ドル円は1豪ドル=83円23銭前後まで売り込まれた反動から83円60銭付近まで切り返した。
・ユーロドルは下げ渋り。豪ドル米ドルやNZドル米ドルの下落につれた売りが先行。前日安値の1ユーロ=1.06424ドル前後を下抜け1.06358ドル前後まで下落した。一方で、ユーロ豪ドルやユーロNZドルが上昇した影響も受けて1.0650ドル台まで買い戻された。

[2017-04-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円は上値の重さが目立った。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が下落するとリスク回避的な円買いドル売りが先行したものの、現物の米国株が持ち直すと失速した。米長期金利が上昇し、日経平均先物が110円上昇したことも円の重しとなった。「2月米貿易収支が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが出た」との指摘もあった。

[2017-04-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が一時130円超高まで上げたことを受けて売りが先行したものの、その後は日経平均が伸び悩んだ影響から次第に下値を切り上げる展開に。対ドルでは時間外の米10年債利回りが小幅に低下したことも買い戻しを誘った面があった。

[2017-04-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで底堅い動き。午後の日経平均株価が一時下げに転じたことを受けて、リスク回避の買いが先行した。日経平均が引けにかけて持ち直すと上値が重くなる場面も見られたが、時間外の米10年債利回りが低下した影響もあって総じて底堅く推移した。

[2017-04-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は軟調。3月英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回り、ポンドに対して売りが先行。3月ADP全米雇用報告で、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比26万3000人増と予想の18万5000人程度増を上回ったことが分かると、米10年債利回りの上昇とともに円売りドル買いが強まった。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物の上昇も円全体を押し下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=110円94銭前後を上抜け111円32銭前後まで買われた。
・ポンド円は1ポンド=138円85銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは一進一退。強い英経済指標を受けたユーロポンドの下落につれて1ユーロ=1.06624ドル前後まで売りが先行。バイトマン独連銀総裁が「1年以内の債券購入終了を望む」と発言すると、独長期金利の上昇とともに1.0686ドル前後まで切り返したが、良好な米雇用指標を受けて1.06546ドル前後まで失速した。もっとも、売りの勢いも続かず1.0670ドル台まで反発するなど方向感が定まらなかった。

[2017-04-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は一転上昇。3月ADP全米雇用報告で、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比26万3000人増と予想の18万5000人程度増を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともに円売りドル買いが先行した。その後、3月米ISM非製造業指数が55.2と予想の57.0を下回ったことが分かると下げ渋る場面もあったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「大方のメンバーは再投資政策の変更が今年後半に正当化されると認識」との見解が示されると再び円安ドル高が進んだ。もっとも、FOMC議事要旨で「株価は非常に割高」との指摘があったことが分かると、一時は200ドル近く上昇したダウ平均が失速し円買いドル売りが広がった。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の支援材料。

[2017-04-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が260円超安まで下げたことをながめ、リスク回避目的の円買い外貨売りが入った。もっとも、その後は伸び悩む展開に。対ドルでは仲値にかけて売りが出たほか、本邦実需勢からの売りも観測されたことで買いも一服した。

[2017-04-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロで堅調。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「政策スタンスを変更するためにはインフレに対するさらなる自信が必要」「インフレの見通しを変える十分な確証がない」「フォワードガイダンスの文言からそれる必要はない」などの見解を示すと、ECBの出口戦略に対する思惑が後退し、全般にユーロ売りが強まった影響を受けた。一方、円は対ドルではもみ合い。午後の日経平均株価は330円近く下げたものの、株安を背景にした買いの勢いは限られた。

[2017-04-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。欧州中央銀行(ECB)の出口戦略を巡る思惑が後退するなか、欧州序盤にユーロ安が加速した反動から円売りユーロ買いが先行。米10年債利回りの上昇に伴う円売りドル買いも出たほか、ナイトセッションの日経平均先物の140円高が円全体を押し下げた。その後、米10年債利回りが低下に転じ、日経平均先物が伸び悩むと円買い戻しが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前週分の米新規失業保険申請件数が強かったことも支えに1ドル=110円97銭前後まで上げた後、伸び悩んだ。
・ユーロ円は1ユーロ=117円37銭前後から118円42銭前後まで一転上昇したが、118円04銭付近まで失速した。
・ユーロドルは買い戻し一服。欧州序盤に1ユーロ=1.06292ドル前後まで売り込まれた反動から1.06756ドル前後まで買い戻されたが、一巡すると1.0650ドル台まで値を下げた。

[2017-04-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。前週分の米新規失業保険申請件数が23万4000件と予想の25万件程度より強い内容だったことから円売りドル買いが先行。ダウ平均が一時100ドル近く上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が170円上げたことも円の重しとなった。ただ、トランプ米大統領が「北朝鮮について単独で行動する用意がある」と改めて表明したほか、ティラーソン米国務長官が「アサド大統領排除への措置を同盟国で進行中」などと発言。北朝鮮とシリア情勢への懸念から、米国株が失速したため円を買い戻す動きが広がった。

[2017-04-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。日経平均株価が190円近く上げたことを受けて投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行したものの、米国がシリアの飛行場へミサイルを発射したとの報道が伝わると、一転してリスク回避の買い戻しが優勢に。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことも買いを誘った。半面、その後は急ピッチで値を上げた反動から戻り売りに押されるなど荒い値動きとなった。

[2017-04-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午後の日経平均株価が持ち直したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。対ドルでは「本邦実需勢からの売りが観測された」との指摘があったほか、時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことも重しとなった。なお、一部通信社は「プーチン露大統領は米国のシリア空爆を侵略とみなした」と報じたものの、米露間の緊張が高まるとの思惑を背景にした買い戻しは一時的だった。

[2017-04-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円はドルに対して一転下落。3月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比9万8000人増と予想の前月比18万人増を大幅に下回ったことがわかると買いが加速した。ただ、市場では「110円台前半には本邦機関投資家の売りが観測されている」との指摘があり、上値の重さを確認すると売りが優勢に。米10年債利回りの低下幅縮小やナイトセッションの日経平均先物のプラス圏浮上も売りを後押しした。また、カナダドルに対しても一転下落。弱い米雇用者数を受けて対ドル中心に買いが先行した。ただ、同時に発表された3月カナダ雇用統計で新規雇用者数が1万9400人増と予想の5700人増を上回り、カナダドルが全面高となった流れに沿って売りが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円14銭前後まで急落したが、3月27日安値の110円12銭前後を下抜け出来ず110円97銭前後まで一転上昇。
・カナダドル円も1カナダドル=82円23銭付近まで下押しした後、83円06銭前後まで急伸した。
・ユーロドルは行って来い。1ユーロ=1.06227ドル前後まで売りが先行した後、低調な米雇用統計を受けて1.06692ドル前後まで急伸した。ただ、米長期金利が低下幅を縮小すると売りが再開。3月15日以来の安値となる1.06105ドル前後まで急ピッチで下げた。

[2017-04-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。米労働省が発表した3月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比9万8000人増と予想の前月比18万人増を大幅に下回ったことが分かると円買いドル売りが先行した。ただ、市場では「1ドル=110円台前半には国内機関投資家の円売りドル買いが観測されている」との指摘もあり、そのあとは上値の重さが目立った。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「バランスシート縮小は利上げにわずかな影響しかない」「政策の優先手段は金利でありバランスシートではない」などと述べると、米利上げペース鈍化への懸念が和らぎ米長期金利が上昇。日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが優勢となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=110円14銭前後まで急速に値を下げたものの、110円台前半では押し目買い意欲が旺盛でそのあとはショートカバーが優勢となった。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言をきっかけにドル高が加速すると一時111円36銭前後まで上値を伸ばした。
・カナダドル円はしっかり。3月カナダ雇用統計で新規雇用者数が1万9400人増と予想の5700人増を上回ったため円売りカナダドル買いが優勢に。一時1カナダドル=83円06銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはさえない。米雇用者数が予想を大幅に下回ったことで全般ドル売りが先行し一時1ユーロ=1.06692ドル前後まで急伸したものの、すぐに失速した。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言を受けて、「バランスシート縮小に伴って米利上げの休止期間が長引く」との観測が後退するとドルを買う動きが活発化した。3時過ぎに一時1.05807ドル前後と3月10日以来の安値を付けた。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時101.26と3月15日以来の高値を付けている。

[2017-04-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が180円超上昇したことを背景に円売りが先行。本日は週明けの5・10日(五十日)とあって仲値に向けた円売りドル買いも観測された。一巡後は日経平均株価が伸び悩んだためやや下げ渋ったが、戻りは限られている。

[2017-04-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。しばらくは安値圏での推移が続いていたが、次第に持ち高調整の買い戻しが入った。時間外の米10年債利回りが低下したことで円買いドル売りが入ったほか、南アフリカの政局不安が広がるなかでランドに対しての円買いが目立った。

[2017-04-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。総じて手掛かり材料に乏しかったこともあり、方向感を欠いた動きとなった。もっとも、対ドルではNY勢の参入後に時間外の米10年債利回りが低下した影響からやや強含んだ。一方、円は対カナダドルではさえない。原油先物相場の上昇や強い3月カナダ住宅着工件数などを受けて、円売りカナダドル買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円30銭前後を挟んだもみ合いとなっていたが、22時30分前に111円10銭台まで弱含み。
・カナダドル円は一時1カナダドル=83円30銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはもみ合い。1ユーロ=1.0580ドル前後を挟んだ小動きが続いた。

[2017-04-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが入ったほか、一時は90ドル超上昇したダウ平均がマイナス圏に沈んだことなどが円買いを誘った。ナイトセッションの日経平均先物が110円下げたことも相場の支援材料。なお、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「米経済はかなり健全」「われわれは目標達成に近い」「FF金利を徐々に引き上げることは適切」などと述べたが、相場の反応は限定的だった。

[2017-04-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。北朝鮮を巡る地政学リスクが意識されるなか、朝方から円買いが先行。日経平均株価が110円超下落したほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも円高ドル安につながった。日経平均株価が下げ幅を縮めた場面では伸び悩んだが下値は堅く、その後も総じて底堅く推移した。

[2017-04-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。日経平均株価が一時130円超下落したことでリスク回避の円買いが強まったほか、欧州勢が参入すると対欧州通貨を中心に円高が進んだ。時間外の米10年債利回りが低下幅を拡大したことも円買いドル売りにつながった。一方で、その後に米10年債利回りの低下が一服するとポジション調整の売りに押されるなど円は全般伸び悩んだ。

[2017-04-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は強含み。シリアや北朝鮮などを巡って地政学リスクがくすぶるなか、全般にリスク回避の買いが優勢となった。また、時間外の米10年債利回りが低下したことで対ドルで円買いが強まると、他の通貨に対しても買いの流れが波及した。一方、対ポンドでは一時売りが優勢となる場面も見られた。英インフレ指標は強弱入り混じる内容だったが、指標発表後にショートカバー主導でポンド買いが進んだ影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円26銭前後まで下押し。
・ポンド円は16時過ぎに1ポンド=137円12銭前後まで下げた後、いったんは137円70銭台まで切り返したものの、買い戻しが一巡すると137円08銭前後まで再び売りに押された。
・ユーロドルはしっかり。ユーロクロスの上昇につれたほか、米長期金利の低下も相場の支えとなり、1ユーロ=1.06199ドル前後まで値を上げた。

[2017-04-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。シリアや北朝鮮情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりを嫌気し、米国株や日経平均先物が軟調に推移。投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り円全体を押し上げた。節目の1ドル=110円ちょうどを突破すると損失覚悟の円買い注文を巻き込んで上昇に弾みが付いた。

[2017-04-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。前日の海外市場で上昇した反動からポジション調整の売りが出たが、一巡後は円を買う動きが優勢に。市場では「欧州勢から日本株に売りが持ち込まれた」との指摘があり、日経平均株価の290円近い下落とともにリスク回避の円高が進んだ。その後に日経平均株価がやや下げ渋ったため円買いの勢いはいったん落ち着いた。

[2017-04-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。しばらくはもみ合いが続いていたが、低下していた米10年債利回りが上昇に転じると欧州勢が円売りドル買いで参入した。ナイトセッションの日経平均先物が90円上昇したことも円の重しとなった。

[2017-04-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円は下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物が90円高まで上昇したことを受け、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促したが、その後は次第に下値を切り上げる展開に。日経平均先物が失速し、米長期金利が低下に転じた影響からじわりと買い戻された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円76銭前後まで上げた後、109円40銭台まで失速。
・ユーロ円も一時1ユーロ=116円54銭前後まで上昇する場面があったものの、一巡後は116円10銭付近まで押し戻された。
・ユーロドルは上値が重い。18時過ぎに1ユーロ=1.06239ドル前後まで上昇したものの、昨日高値の1.06298ドル前後が意識されると1.0590ドル台まで上値を切り下げた。

[2017-04-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。シリアや北朝鮮を巡る地政学リスクが警戒されるなか、米国株や日経平均先物の下落を背景に円買いドル売りが優勢となった。ラブロフ露外相とティラーソン米国務長官の共同記者会見が始まると、ダウ平均が下げ幅を縮めたうえ、米10年債利回りが上昇に転じたため円売りドル買いが出る場面もあったが反応は一時的だった。トランプ米大統領が米ウォールストリートジャーナル紙(WSJ)とのインタビューで「ドルは強くなり過ぎている」などと述べたと伝わると、再び円買いドル売りが活発化した。

[2017-04-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。トランプ米大統領のドル高けん制発言をきっかけに前日NY市場終盤に円高ドル安が進んだ流れを引き継いだ。北朝鮮の情勢緊迫化を嫌気して日経平均株価が250円近く下落したほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも円買いドル売りにつながった。

[2017-04-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は行って来いの展開。日経平均株価が下げ幅を縮めたほか、時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことを背景に先に円買いを進めた向きが反対売買を迫られる形で全般円売りが強まった。ただ、調整の動きが一巡すると、ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が下落したほか、米10年債利回りが再び低下したため買い戻しが優勢となった。

[2017-04-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅かった。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことで円売りドル買いが先行。前週分の米新規失業保険申請件数が23万4000件と予想の24万5000件程度より強い内容となったことも円売りドル買いを誘った。ただ、3月米卸売物価指数(PPI)と変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数がいずれも予想を下回ったため、一本調子で下落する展開にはならなかった。「米軍はアフガニスタンのトンネル施設に通常兵器としては最強の特殊爆弾を落とした」と伝わると、ダウ平均が130ドル超下落。投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが加速した。米10年債利回りが再び低下したことも円買いドル売りを促した。

[2017-04-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。海外市場がイースターで休場とあって商いが薄く、方向感のない取引に終始した。日経平均株価は100円超高から80円超安まで一転下落したが、市場への影響は限られた。なお、雨宮正佳日銀理事は「2%物価目標の実現が財政健全化に資する」などと発言した。

[2017-04-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価が引けにかけて140円を超す下げ幅となり、リスク回避目的の買いが広がった。ただ、海外勢がイースター休暇で不在のなか、一巡すると次第に方向感が出なくなった。

[2017-04-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。海外勢がイースター休暇で不在ということもあり、しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、米経済指標の発表後は買いが優勢となった。3月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回る結果となったほか、3月米小売売上高は自動車を除いた数値が予想より弱かったうえ、前月分も下方修正された。全般にドル売りが優勢となった流れに沿って買いが進むと、他の通貨に対しても円買いの流れが波及した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は昨日安値の1ドル=108円73銭前後を下抜けて、一時108円62銭前後と昨年11月17日以来の安値を更新。
・ユーロ円は一時1ユーロ=115円42銭前後と昨年11月11日以来の安値をつけた。
・ユーロドルは小高い。取引参加者が減少するなか、1ユーロ=1.0620ドル前後でのもみ合いとなっていたが、米経済指標の発表後にはドル売りが進んだ流れに沿って1.06297ドル前後の高値をつけた。

[2017-04-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。3月米消費者物価指数(CPI)や3月米小売売上高などが予想を下回る結果となり、対ドルで買いが先行。また、他の通貨に対しても円買いの流れが波及した。本日はイースター休暇で海外勢が不在ということもあって積極的に上値を試す展開にはならなかったが、ナイト・セッションの日経平均先物が軟調に推移したことなどが相場の支えとなったため、総じて円相場は底堅く推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は4時30分前に1ドル=108円56銭前後と昨年11月15日以来の安値を更新。
・ユーロ円も一時1ユーロ=115円20銭前後と昨年11月10日以来の安値をつけた。
・ユーロドルは上値が重い。米指標発表後にドル売りが進んだ場面では1ユーロ=1.06297ドル前後まで上げたものの、その後はユーロポンドなどユーロクロスの下げにつれて上値が重くなった。

[2017-04-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。早朝取引で円売りが先行したものの、北朝鮮を巡る地政学リスクがくすぶるなか、一巡後は円買いが優勢に。日経平均株価が一時110円超下落したほか、時間外の米10年債利回りが低下したことも円高ドル安につながった。なお、1-3月期中国国内総生産(GDP)など一連の中国経済指標は良好な結果が相次いだが、相場への影響は限定的だった。

[2017-04-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。午前からの円高の流れは一服し、日経平均株価がプラス圏を回復するなど株価の持ち直しにつれる形で徐々に上値を切り下げた。また、全般持ち高調整のユーロ高が進んだため、円売りユーロ買いが強まる場面も見られた。

[2017-04-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は弱含み。時間外のダウ先物や日経平均先物が上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。また、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことを手掛かりにした売りも出た。なお、4月ニューヨーク州製造業景気指数はプラス5.2と市場予想のプラス15.0を下回ったが、相場への影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=108円64銭前後まで上昇。
・ユーロ円は一時1ユーロ=115円67銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは下値が堅い。16時過ぎからまとまった買いが持ち込まれると、1ユーロ=1.06512ドル前後まで上昇。いったんは1.0610ドル台まで失速する場面も見られたが、一巡後はユーロクロスの上昇につれて再び高値圏まで買い戻された。

[2017-04-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。ダウ平均が一時190ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が180円上昇すると、投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ円売り外貨買いが広がった。米10年債利回りが上昇に転じたことも円売りドル買いを促し、円全体の押し下げ要因となった。ムニューシン米財務長官がFT紙とのインタビューで「強いドルは長期的には良いこと」と述べたことも相場の重し。

[2017-04-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。朝方から日本株高を見越した円売りが先行。日経平均株価が190円超上昇したことで円安が進んだが、その後に日経平均株価が20円超高まで上げ幅を縮小するとつれる形で円の買い戻しが強まった。なお、オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨では「労働市場が幾分予想より弱い」「豪ドルの上昇は経済の移行を複雑にする」などの見解が示されたが、新味の内容に乏しいこともあり、豪ドル相場への影響は限られた。

[2017-04-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。アジア時間は日経平均株価の動きに振らされながらも円はさえない展開が続いていたが、時間外の米10年債利回りの低下を背景にイースター休暇明けの欧州勢が円買いドル売りで参入するなど次第に円は強含んだ。ナイトセッションの日経平均先物や欧州株が下落したこともリスク回避の円買いにつながった。

[2017-04-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は対ポンドで一転下落。「メイ英首相が健康問題で辞任する可能性」との噂が流れたことをきっかけに円買いポンド売りが先行したものの、メイ英首相が6月8日に総選挙を前倒しで実施する意向を表明すると一転して円売りポンド買いが急ピッチで進んだ。また、対ポンドでの円売りの動きは他の欧州通貨に対しても波及した。一方、円は対ドルではしっかり。時間外の米10年債利回りが低下し、日米金利差縮小を見越した買いが先行した。対欧州通貨でドル安が進んだ影響も受けたほか、株安を手掛かりにしたリスク回避目的の買いも入った。なお、3月米住宅着工件数や3月米建設許可件数、3月米鉱工業生産などの経済指標は強弱まちまちな結果となったため、相場への影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=108円66銭前後まで下押し。
・ポンド円は19時前に1ポンド=136円15銭後まで下げた後、138円56銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは堅調。ポンドドルの上昇につれたほか、米長期金利が低下した影響もあり、一時1ユーロ=1.06999ドル前後まで値を上げた。

[2017-04-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては堅調だった。ダウ平均が170ドル超下落し、ナイトセッションの日経平均先物が180円下げると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。一方、円はポンドに対しては軟調だった。メイ英首相が欧州連合(EU)離脱を推進するため、総選挙を前倒しで実施する方針を表明するとポンド全面高となった流れに沿って円売りポンド買いが優勢となった。ユーロやスイスフランなどその他欧州通貨に対しても円安ポンド高が進んだ影響を受けて軟調に推移した。

[2017-04-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して方向感がない。市場では「本邦長期資金から円売りドル買いが観測された」との指摘があったほか、下落して始まった日経平均株価がプラス圏を回復したことで円は弱含んだ。日経平均株価が再びマイナス圏に沈むと下げ渋ったが、戻りも限定的となっている。一方、ポンドや豪ドルに対しては強含み。前日の海外市場でポンドが急伸した反動から持ち高調整の円買いポンド売りが強まった。また、足もとで鉄鉱石価格が下落していることを背景に豪ドル安が進んだ流れに沿って円買い豪ドル売りも目立った。

[2017-04-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が底堅く推移したことを背景にじりじりと円は値を下げた。時間外の米10年債利回りが上昇したほか、ムニューシン米財務長官がFT紙とのインタビューで「トランプ米大統領はドルの押し下げを狙うことは絶対にない」と述べたと伝わると対ドルで円安が進んだ。

[2017-04-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は弱含み。時間外のダウ先物や日経平均先物が上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いが出た。対ドルではムニューシン米財務長官が「トランプ米大統領はドルの押し下げを狙うことは絶対にない」と述べたとことで売りが先行したほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことも売りを促した。また、市場では「本邦長期資金や米系ファンドから売りが観測された」との指摘もあった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時前に1ドル=109円08銭前後まで上昇。
・ユーロ円も一時1ユーロ=116円97銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルはもみ合い。方向感の乏しい動きとなり、1ユーロ=1.0720ドル前後を挟んだもみ合いとなった。

[2017-04-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。ムニューシン米財務長官が「トランプ米大統領はドルの押し下げを狙うことは絶対にない」と述べたことをきっかけに円売りドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出た。ただ、ダウ平均が一時140ドル超下落し、一時は100円上昇した日経平均先物が失速すると徐々に円買いが優勢に。WTI原油先物価格の急落を背景に、対資源国通貨で円買いが強まった影響も受けた。

[2017-04-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小安い。日経平均株価が上昇したことを背景に円売りが先行したほか、本日は5・10日(五十日)とあって仲値に向けた円売りドル買いが見られた。市場では「本邦長期資金から円売りドル買いが観測された」との指摘があった。もっとも、一巡後は下げ渋るなど一段と下落する展開にもなっていない。

[2017-04-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対欧州通貨を中心に売り優勢。ドルに対して欧州通貨が買われた影響から円は弱含んだほか、市場では「中東勢から円売りポンド買いが観測された」との指摘があり、対ポンドを中心に円安が加速した。また、ドルに対しても上値が重い。欧州勢参入後にドル安が進んだ場面で円は高値を付けたが、中東勢から対ドルでも円売りが持ち込まれると一転下落した。低下していた米10年債利回りが上昇に転じたことも重しとなった。

[2017-04-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。欧州勢の参入後に一時ドル安が進んだ場面では強含んだものの、その後は時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて、日米金利差拡大を意識した売りが優勢となった。市場では「中東勢から売りが観測された」との指摘もあり、NY時間に入ると損失覚悟の売り注文を巻き込んで下げ幅を拡大した。また、円は他の通貨に対してもさえない動き。対ドルでの円売りが波及したほか、時間外のダウ先物や日経平均先物が上昇し、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いも出た。なお、前週分の米新規失業保険申請件数や4月フィリー指数は予想より弱い結果となったが、相場への影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は16時過ぎに1ドル=108円73銭前後まで下げたものの、その後は109円40銭前後まで反発。
・ユーロ円も22時30分過ぎに一時1ユーロ=117円66銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは底堅い。仏政局の先行き不透明感が後退したとの見方から買いが先行し、18時30分過ぎには1ユーロ=1.07776ドル前後まで上昇。いったんは1.0740ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、総じて底堅く推移した。

[2017-04-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米長期金利が上昇すると、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが出た。ダウ平均が一時220ドル超上昇し、ナイトセッションの日経平均先物が140円上昇したことも相場の重しとなった。黒田東彦日銀総裁が「資産購入やマネタリーベース拡大のペースは当面現状維持する」「出口戦略を協議するのは時期尚早」などと述べたことも円売りドル買い要因。

[2017-04-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。朝方から日本株高を見越した円売りが先行したが、長続きしなかった。週末にフランス大統領選第1回投票を控えるなか、その後は対ユーロを中心に持ち高調整の円買い戻しが入ったため、徐々に下値を切り上げた。

[2017-04-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価が220円近く上昇したことを背景に円売りが出たが、長続きしなかった。欧州勢参入後に対ポンドなどを中心にドル安が進むと円買いドル売りが強まった。ナイトセッションの日経平均先物が下落して始まったことも円の支えとなった。

[2017-04-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は小高い。ナイトセッションの日経平均先物が弱含み、リスク回避目的の買いが先行した。対ドルでは時間外の米10年債利回りが小幅に低下したことで買いが入ったほか、週末の仏大統領選挙を控えて対ユーロでも小幅に円は買われた。また、円はカナダドルに対してもしっかり。3月カナダ消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受けて円買いカナダドル売りが出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分前に1ドル=108円99銭前後まで下押し。
・カナダドル円も一時1カナダドル=80円73銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢の参入後に一時1ユーロ=1.07379ドル前後まで上げたものの、買い一巡後は1.06879ドル前後まで弱含んだ。

[2017-04-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米長期金利の低下や日経平均先物の下落をながめ円買いドル売りが先行。23日にフランス大統領選第1回投票を控えるなか、ユーロに対しても円買いが優勢となった。ただ、トランプ米大統領が「企業と個人の大幅減税を含む税制計画を来週発表する」と述べたと伝わると米10年債利回りが上昇に転じたため一転円売りドル買いが優勢となり、円全体を押し下げた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は2時過ぎに一時1ドル=108円89銭前後まで値を下げたものの、前日の安値108円73銭前後がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。トランプ米大統領の発言も相場の支援材料となり、一時109円32銭付近まで値を上げた。
・カナダドル円は軟調。3月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで円買いカナダドル売りが先行。原油先物価格の下落に伴う売りも出て一時1カナダドル=80円57銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは下値が堅い。フランス大統領選の第1回投票を23日に控え、政治リスクへの警戒感からユーロ売りドル買いが先行。一時1ユーロ=1.06824ドル前後まで値を下げた。ただ、売りはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。取引終了にかけて買い戻しが進み1.07309ドル付近まで持ち直した。

[2017-04-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。23日の仏大統領選第1回投票でマクロン氏が首位で決選投票に進んだことがわかると、仏政局の先行き不透明感が後退したとして対ユーロ中心に売りが加速した。ただ、一巡すると持ち高調整の買い戻しが進んだ。

[2017-04-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して売り一服。後場の日経平均株価が底堅く推移したほか、米10年債利回りの上昇幅拡大を横目に売りが進んだ。ただ、米金利上昇が一服すると売りの勢いも収まった。一方、ユーロに対しては戻りが鈍い。仏政局を巡る先行き不透明感が後退するなか、日本株高も背景に売りが先行。一巡すると買い戻しが入ったが戻りは限られた。

[2017-04-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。米10年債利回りの動向にやや振らされながらも総じて方向感のない動きが続いている。フランス大統領選第1回投票の結果を受けて仏CAC40指数は4%超上昇するなど欧州株は大幅高となったものの、為替相場への影響は限られた。なお、欧州序盤に上昇していた原油先物相場が失速したためカナダドルなど資源国通貨に対してはやや円の買い戻しが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円20銭前後を挟んで方向感が出ていない。
・カナダドル円は序盤に本日高値の82円25銭前後に迫る場面があったが、その後は原油先物相場の一転下落を受けて81円台後半まで上げ幅を縮めた。
・ユーロドルはもみ合い。仏大統領選を受けた欧州勢の目立った反応は見られず、1ユーロ=1.08ドル台半ばで様子見ムードが広がっている。

[2017-04-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅かった。アジア市場では仏大統領選第1回投票の結果を受けて対ユーロ中心に円売りが広がったものの、ニューヨーク市場では急ピッチで円安が進んだ反動で円を買い戻す動きが目立った。ナイトセッションの日経平均先物が下落し、米10年債利回りが上昇幅を縮めたことも相場の下支え要因となった。なお、「トランプ米大統領は法人税率を15%に引き下げることを要請」との報道を受けて円売りドル買いが出る場面もあったが、下押しは限られた。

[2017-04-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。カナダ産製品に関する米政府の課税計画報道を受けて対カナダドル中心に買いが先行したが、上値は限られた。警戒されていた北朝鮮の軍事行動が伝わらず、地政学リスクが後退する形で日経平均株価が160円超上昇すると円売りが優位となった。

[2017-04-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が後退するなか、日経平均株価の230円超高とともに円売りが続いた。米10年債利回りの上昇に伴う円売りドル買いも見られたほか、欧州勢の参入に伴い円売りユーロ買いが強まった。

[2017-04-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は軟調。北朝鮮を巡る地政学リスクへの過度な警戒感が後退したことで時間外のダウ先物や日経平均先物が上昇するなか、全般円売りが広がった。仏政局不安が和らいだことも引き続き対ユーロを中心とした円売りにつながった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて円安が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=110円64銭前後を上抜けて110円76銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=120円64銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは小高い。欧州勢が買いで参入し1ユーロ=1.0899ドル前後まで値を上げた。もっとも、米長期金利が上昇した影響から上値は限られた。

[2017-04-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。仏政治リスクが後退し、北朝鮮を巡る地政学リスクへの過度な警戒感が和らいだためダウ平均が一時260ドル超上昇。投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り外貨買いが優勢となった。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いが出たほか、市場では「本邦長期資金の円売りドル買いが観測された」との指摘もあった。なお、3月米新築住宅販売件数と4月リッチモンド連銀製造業景気指数は予想より強い内容となった一方、4月米消費者信頼感指数は予想より弱い内容となった。

[2017-04-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。日経平均株価の150円超高を背景に売りが先行。本日はスポット応答日が月末にあたり仲値に向けた売りも見られた。ただ、一巡すると次第に方向感が出なくなった。なお、豪ドルに対しては底堅い。日本株高を横目に売りが進んだが、1-3月期豪消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで買い戻しが強まった。

[2017-04-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が210円高の高値引けとなったことを背景に円売りが進んだが、一巡すると買い戻された。米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りが見られたほか、ナイトセッションの日経平均先物の下落も円全体を押し上げた。

[2017-04-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は一進一退。時間外の米10年債利回りが低下したことで序盤から円買いドル売りがじわりと強まった。ユーロが全面安の展開となったことで円買いユーロ売りも目立った。ただ、ムニューシン米財務長官が「米史上最大の減税、税制改革になる」「目標は税制改革の恒久化」などと述べると米10年債利回りが上昇に転じるとともに対ドルで円は一転下落した。一方で、米金利が再び低下すると円を買い戻す動きが強まるなど神経質な値動きとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円10銭台まで下げた後は米財務長官の発言を受けて111円73銭前後まで反発。一方で、その後は戻り売りに押された。
・ユーロ円は1ユーロ=120円96銭前後まで下げる場面があった。
・ユーロドルは軟調。1ユーロ=1.08743ドル前後まで値を下げた。欧州勢参入後にユーロ安が活発化した流れに沿って総じてさえない値動きとなった。

[2017-04-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は持ち直した。ムニューシン米財務長官が「米史上最大の減税、税制改革になる」などと述べたと伝わると、米10年債利回りが上昇に転じたため円売りドル買いが先行。「米共和党の自由議員連盟はオバマケア代替法案への支持を表明」との報道も円の重しとなった。もっとも、円は終盤底堅く推移した。米ホワイトハウスはこの日、トランプ米大統領の税制改革案の骨子を発表し、法人税および小規模事業や個人事業主を含むパススルー事業の税率を現行の35%から15%への引き下げる方針を表明。ただ、事前に伝わった内容とほぼ同じだったため「材料出尽くし」として円買いドル売りが優勢となった。一時は70ドル超上昇したダウ平均が下げに転じたことも円買い戻しを誘った。

[2017-04-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場でドルに対して円は売り一服。日経平均株価の下げ渋りを背景に売りが先行。仲値に向けた売りも見られたが、仲値後はやや買い戻しが進んだ。なお、日銀は26-27日に開いた金融政策決定会合で長短金利操作付き量的質的金融緩和を維持したが、影響は限定的だった。一方、資源国通貨に対しては軟調。「米大統領がカナダメキシコ首相とNAFTA終結させないことで合意」と伝わると、対カナダドル中心に売り圧力が高まった。

[2017-04-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価が引けにかけて前日終値付近まで下げ幅を縮めたことが円売りを誘ったほか、欧州勢からも円売りが散見された。ただ、今晩に欧州中央銀行(ECB)政策金利やドラギECB総裁の定例記者会見を控えるなかで様子見気分も強く、総じて持ち高調整の域を出なかった。

[2017-04-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで一転上昇。欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を前に序盤は方向感のない動きが続いた。ECBは予想通り政策金利を現行の0.00%で据え置き、その後にドラギECB総裁が定例記者会見で「経済に対する下サイドのリスクはさらに低下した」と述べると円売りユーロ買いで反応。ただ、「出口戦略の順序を現時点で議論する必要はない」「インフレ見通しを修正するための十分な確証は見られない」「依然として脆弱な点が多くある」と出口戦略について消極的な姿勢を示すと一転してユーロ売りが優勢となり、円は急反発した。一方、ドルに対してはやや弱含み。時間外のダウ先物が上昇したほか、全般ドル高が進んだ影響から円売りドル買いがじわりと出た。なお、3月米耐久財受注額と前週分の米新規失業保険申請件数はいずれも予想より弱い内容だったが、影響は限られた。

[2017-04-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。ユーロやオセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買いユーロ売り、円買いオセアニア通貨売りが入った。原油先物価格の下落を手掛かりに円買い資源国通貨売りも目立った。一方、ドルに対しては下げ渋った。全般ドル買いが進んだ流れに沿って円売りドル買いが先行したものの、米10年債利回りが低下に転じると円買いドル売りが入り下げ幅を縮めた。

[2017-04-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。小安く始まった日経平均株価が持ち直すと円売りが散見されたほか、市場では「仲値に向けて本邦実需勢から月末絡みの売りが出たようだ」との声もあった。ただ、日経平均株価が50円超安まで失速すると円買い戻しが進んだ。

[2017-04-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価の90円近い下落を横目に円買いが散見されたが、上値は限られた。欧州勢の参入に伴い対欧州通貨中心に円売り圧力が高まると、他の通貨に対しても円売りが波及した。

[2017-04-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対ユーロを中心に売り優勢。欧州勢がユーロ買いで参入したほか、4月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、EU基準)速報値が予想を上回る結果となったことで円安ユーロ高が加速した。また、対ドルでも軟調に推移。米10年債利回りの上昇をきっかけに円売りドル買いが強まった。1-3月期の米国内総生産(GDP)速報値は予想を下回る結果だったが、同時に発表された1-3月期米雇用コスト指数が強い内容だったこともあり、発表後は米10年債利回りの上昇幅拡大とともに下げ足を速めた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は前日高値の1ドル=111円60銭前後を上抜けて111円71銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円も1ユーロ=122円ちょうど前後と3月17日以来の高値まで買い上げられた。
・ユーロドルは伸び悩み。欧州勢参入後のユーロ高の流れや良好なユーロ圏HICP速報値の結果を受けて買いが優勢に。前日高値の1ユーロ=1.09329ドル前後を上抜けて1.09474ドル前後まで上値を伸ばした。ただ、米指標発表後にドル高が進むと次第に上げ幅を縮めた。

[2017-04-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。米商務省が発表した1-3月期米国内総生産(GDP)速報値は前期比年率0.7%増と予想の1.0%増を下回ったものの、指標発表直後に米10年債利回りが上昇幅を拡大したため円売りドル買いが先行した。市場では「1-3月期米雇用コスト指数が0.8%上昇と予想の0.6%上昇を上回ったため、米長期金利が上昇しドル買いにつながった」との指摘もあった。もっとも、引けにかけては米10年債利回りが低下したため、円の下値も限られた。円は豪ドルに対しては軟調だった。市場関係者からは「月末のロンドンフィキシング(日本時間24時)に向けた豪ドル買いのフローが入った」との声が聞かれた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に一時1ドル=111円71銭前後と日通し高値を付けたものの、26日の高値111円77銭前後が目先上値の目処として意識されると伸び悩んだ。
・豪ドル円は取引終了間際に一時1豪ドル=83円54銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重かった。欧州市場では、4月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想を上回ったことで一時1ユーロ=1.09474ドル前後まで上げたものの、米GDP速報値公表後に全般ドル買いが進むと1.08835ドル付近まで下押しした。ユーロ豪ドルがロンドンフィキシングをきっかけに急落した影響も受けた。

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