為替・株式・商品マーケット概要

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 2017年9月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2017年9月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2017年9月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2017-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。7月米住宅販売保留指数が予想を大きく下回ったため全般ドル売りが出たほか、月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いドル売りが入った。ムニューシン米財務長官が「米貿易にとってはドル安の方がいくぶん良い」と発言したことも円買いドル売りを誘った。ナスダック指数が史上最高値を付けるなど米国株が堅調に推移したため、伸び悩む場面もあったが下押しは限定的だった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが入り相場を下支えした。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2017年9月 発言・ニュース

[2017-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は底堅い動き。7月米住宅販売保留指数が予想を大きく下回ったため全般ドル売りが出たほか、月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いドル売りが入った。ムニューシン米財務長官が「米貿易にとってはドル安の方がいくぶん良い」と発言したことも円買いドル売りを誘った。ナスダック指数が史上最高値を付けるなど米国株が堅調に推移したため、伸び悩む場面もあったが下押しは限定的だった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りが入り相場を下支えした。

[2017-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日経平均株価が90円近く上げて始まったことで円売りが先行。ただ、日経平均株価が上げ幅を縮めると円買い戻しが入った。もっとも、本日はシンガポール市場が休場とあって商いが薄く、総じて様子見ムードが強かった。

[2017-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して下げ渋り。一時下げに転じた日経平均株価が引けにかけて60円超上げたほか、ナイトセッションの日経平均先物の上昇も円売りを誘った。その後、株高が一服したほか、米10年債利回りが上昇幅を縮めたこともあり、持ち高調整の円買い戻しが入った。

[2017-09-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は対ドルで荒い値動き。しばらくは方向感のない動きが続いていたが、8月米雇用統計で非農業部門雇用者数や失業率、平均時給がいずれも予想より弱い内容だったことが伝わるとドルは売られ、円は上昇した。ただ、その後に米10年債利回りが一転上昇すると円は反落した。ユーロに対しても値動きは荒かった。ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「我々はユーロ高を誇張して表現すべきでない」「ユーロの動きは歴史的なレンジの範囲内にある」と述べると円売りユーロ買いが先行。ただ、「欧州中央銀行(ECB)は12月までQE縮小計画を準備できない可能性」との一部報道が伝わると一転して円は買い戻された。一方、全体的にドルやユーロが売られたため、その他の通貨は総じて堅調に推移したことから円は対オセアニア通貨や対ポンドではさえない値動きだった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円57銭前後まで下落した後110円台を回復。
・ユーロ円は1ユーロ=131円34銭前後まで上昇したが、その後に130円74銭前後まで一転下落した。
・豪ドル円は1豪ドル=87円83銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは上下に振らされる動き。ノボトニー総裁がユーロ高を容認する発言をしたことで買いが先行したほか、低調な米雇用統計を受けて1ユーロ=1.1980ドル前後まで値を上げた。ただ、ECB絡みの観測記事が伝わると1.1890ドル台まで急失速した。

[2017-09-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米労働省が発表した8月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比15万6000人増と予想の前月比18万人増を下回ったほか、失業率は4.4%と予想の4.3%より弱い内容となった。また、平均時給は前月比0.1%増と予想の前月比0.2%増を下回った。米長期金利の低下とともに円買いドル売りが先行した。ただ、8月米ISM製造業景気指数が58.8と予想の56.5を上回ったことが分かると一転円売りドル買いが優勢に。米長期金利が上昇に転じるとさらに円安ドル高が進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時1ドル=109円57銭前後と日通し安値を付けたものの、23時過ぎには110円47銭前後と日通し高値まで買い戻された。
・カナダドル円はしっかり。2時30分前に一時1カナダドル=89円08銭前後と7月28日以来の高値を更新した。
・ユーロドルは低調な8月米雇用統計をきっかけに一時1ユーロ=1.1980ドル前後と日通し高値を付けたものの、「欧州中央銀行(ECB)は12月までQE縮小計画を準備できない可能性」との観測記事が伝わると一転下落。好調な米ISM製造業景気指数も相場の重しとなり、一時1.18505ドル前後と本日安値を付けた。

[2017-09-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。週末に北朝鮮が核実験を実施したことで、早朝からリスク回避目的の買いが加速した。ただ、一巡すると反動が出てポジション調整の売りに押し戻された。日経平均株価が210円超下落すると買いが再開したが、勢いは限られた。

[2017-09-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い再開。日経平均株価が安値圏で方向感が出なかったこともあり、しばらくもみ合いが続いた。その後、「韓国が北朝鮮のミサイル発射準備を確認した」と報じられると、リスク回避目的の円買いが改めて強まった。もっとも、米国市場が休場とあって流動性が低下しており、追随する動きも見られなかった。

[2017-09-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は弱含み。北朝鮮を巡る地政学リスクからアジア時間に円買いを進めた向きが反対売買を迫られる形で欧州勢参入後は全般円売りが強まった。一方で、本日はNY市場が休場で流動性が低いこともあり、一段と円安が進む展開にもなっていない。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円70銭台まで値を上げたほか、ユーロ円は1ユーロ=130円71銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは買い一服。ユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれる形で1ユーロ=1.19219ドル前後と本日高値を付けた。もっとも、ユーロ買いが一巡するとやや伸び悩んでいる。

[2017-09-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。北米市場がレーバーデーで休場となり、市場参加者が減少したため総じて値動きは緩慢だった。ニッキー・ハレイ国連大使は「北朝鮮の核プログラムはこれまでより一段と危険」「北朝鮮に対して全ての外交手段を使い尽くさなければいけない」などの見解を示したが、相場に目立った動きは見られなかった。

[2017-09-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はしっかり。本邦実需勢から円売りドル買いが観測されたものの下値は限られた。日経平均株価がマイナス圏に沈むと円買いが優位に。「北朝鮮が9日以前の発射の可能性に備えICBM移動開始」と伝わり、日経平均株価が150円超安まで下げ幅を広げると円がさらに買われた。米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りも見られた。

[2017-09-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。欧州勢の参入に伴い欧州通貨安ドル高が進んだ影響から円売りドル買いが広がった。一方、ユーロに対しては底堅い。ユーロドルの下落につれた円買いユーロ売りが強まる場面があった。

[2017-09-05][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は対ドルで底堅い。欧州勢参入後にドル高が進んだ流れに沿って売りが先行したが、下値は堅かった。米南部に接近中のハリケーン「イルマ」が「カテゴリー5」に発達したことが明らかになると、米経済への打撃を懸念して時間外のダウ先物が下落。米10年債利回りも低下したため円高ドル安が進んだ。ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が「低インフレのなかで利上げに慎重になるべき」と発言したことも全般ドルの重しとなり、円は総じて底堅く推移した。一方、対資源国通貨では軟調。ハリケーンによる供給懸念から原油先物相場が上昇すると、豪ドルやカナダドルなど資源国通貨が買われ円は下落した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円14銭前後まで下落した一方、豪ドル円は1豪ドル=87円50銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州勢が売りで参入し、1ユーロ=1.18683ドル前後まで値を下げた。もっとも、米長期金利の低下を背景に一巡後は買い戻しが進み1.19ドル台を回復した。

[2017-09-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりでダウ平均が一時270ドル超下げたほか、ナイトセッションの日経平均先物が170円下落したため、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが優勢となった。ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が「低インフレのなかで利上げに慎重になるべき」と述べ、米長期金利が低下すると円買いドル売りに拍車が掛かった。

[2017-09-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日本株安を見越す形で円買いが先行した。日経平均株価が130円超安から下げ幅を縮小すると調整売りに押し戻されたが、一巡すると再び円買いがじわりと進んだ。なお、豪ドルに対しては底堅い。4-6月期豪国内総生産(GDP)の発表を控えて思惑的な売りが強まったが、結果が予想を下回ったことがわかると円買い戻しが強まった。

[2017-09-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。欧州勢の参入に伴い円買いが先行したが、市場では「対ドルの上サイドでは本邦機関投資家の売りが観測されている」との指摘があり、上値が重いと見た向きが売りに動いた。ユーロドルの上昇につれた円売りユーロ買いもやや目立った。

[2017-09-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。欧州勢参入後は仕掛け的な円買いが持ち込まれたが、市場では「本邦機関投資家の売りが上サイドでは断続的に観測されている」との指摘があり、すぐに反落した。時間外のダウ先物や独DAX、日経平均先物が上昇したことも円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=108円46銭前後まで下落した後108円95銭前後まで反発。
・ユーロ円は1ユーロ=130円ちょうど前後まで値を上げた。
・ユーロドルは強含み。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれる形で買いが先行し、1ユーロ=1.19497ドル前後まで値を上げた。もっとも、ドル円が買い戻されるとやや上値が重くなった。

[2017-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は頭が重かった。時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇などを手掛かりに円売りドル買いが先行。フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長が10月中旬での辞任を明らかにすると円を買い戻す動きも出たが、戻りは限定的だった。トランプ米大統領が「北朝鮮での軍事行動は最初の選択肢ではない」と述べると北朝鮮情勢を巡る緊張がやや和らいだほか、債務上限問題を巡り、野党民主党指導部と12月中旬までの短期引き上げ案で合意したと伝わると、米債務問題への懸念が後退したため円売りドル買いが広がった。

[2017-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。米10年債利回りの低下を背景に円買いが先行。韓国首相の話として「北朝鮮は9日にミサイル発射の可能性」と伝わるとリスク回避目的の円買いが加速した。ただ、すぐに戻り売りに押されて失速した。一方、豪ドルに対しては底堅い。7月豪小売売上高や7月豪貿易収支が予想より弱く、円買いが広がった。

[2017-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対してじり高。日経平均株価が前日終値付近まで上げ幅を縮小。投資家のリスク許容度低下を意識した円買いが散見された。また、ユーロドルの上昇につれた円買いも見られた。一方、ユーロに対しては上値が重い。日経平均株価の失速を横目に円買いが広がったが、ユーロドルが上昇した影響から上値が切り下がった。

[2017-09-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで荒い値動き。欧州中央銀行(ECB)の政策発表を控えて思惑的なユーロ買いが先行し、円は序盤から軟調に推移した。ECBは予想通り政策の現状維持を発表し、その後の記者会見でドラギECB総裁が「最近のユーロ相場は不確実性のもと」と発言するとユーロは失速し、円は反発したが戻りは限定的。同総裁が「ECBは秋に政策調整を決定する」「QEに関する決定の大半は10月に下す」と述べたことで一転ユーロは反発。市場が警戒していたほどユーロ高へのけん制が強くなかったとの見方もユーロの買い戻しにつながり、円は急速に値を下げた。もっとも、ドラギECB総裁の会見が終了するとユーロにまとまった利食い売りが持ち込まれ円は買い戻されるなど上下に振らされる展開となった。一方、ドルに対しては伸び悩み。対ユーロでドル安が進んだ流れからじりじりと値を上げた。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったうえ、対ユーロでのドルが一段安となったことで上げ幅を広げた。もっとも、上値では本邦実需勢の売りが観測されていることもあり、一巡後は上値を切り下げている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=108円65銭前後まで値を下げたが、その後は下げ渋り。
・ユーロ円は1ユーロ=129円94銭前後まで下落した後131円09銭前後まで一転上昇したが再び130円台半ばまで上げ幅を縮めている。
・ユーロドルは乱高下。欧州勢が買いで参入するなど序盤から値を上げる展開となった。ドラギECB総裁がユーロ高に言及すると売りで反応したが、政策調整時期に言及すると一転して買い戻しが進み1ユーロ=1.20591ドル前後まで急反発した。ただ、8月29日高値の1.20702ドル前後が目先のレジスタンスとして意識されると失速。独長期金利の低下も利食い売りを促し1.1970ドル台まで一転下落した。

[2017-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。対ユーロ中心にドル安が進んだ影響を受けて円買いドル売りが先行。米10年債利回りが一時2.0318%前後と昨年11月10日以来の水準まで低下すると円買いドル売りが活発化した。ただ、そのあとは米金利が低下幅を縮めたためポジション調整に伴う円売りドル買いが出て伸び悩んだ。

[2017-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して神経質な値動き。日経平均株価の100円超安や米10年債利回りが一時低下したことが円買いを誘った。市場では「マクロ系ファンドからのドル売りが持ち込まれた」との指摘があり、全般ドル安が進んだことも円買いを後押しした。一方で、本日は週末の実質5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けて円売りが観測されたほか、上サイドでは本邦実需勢や本邦長期資金の売りが厚く、売買が交錯した。また、その他の通貨に対しては軟調。ドルに対して欧州資源国通貨買いが活発化した影響から、円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が進んだ。

[2017-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優位。米国の大型ハリケーン「イルマ」の脅威が高まるなか、メキシコでマグニチュード(M)8の地震が発生すると損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込んだ。米10年債利回りの低下が円買いドル売りを誘ったほか、日経平均株価の150円超安も円全体を押し上げた。欧州勢参入後は対欧州資源国通貨中心に円買いが活発化した。

[2017-09-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は伸び悩み。週末にかけた北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりや大型ハリケーン「イルマ」への警戒感から時間外のダウ先物が90ドル超下落するとリスク回避の円買いが強まった。もっとも、NY時間に入り、米10年債利回りが上昇に転じると一転してポジション調整の円売りが強まり上げ幅を縮めた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=107円33銭前後と昨年11月14日以来の安値を付けたが、その後は107円90銭台まで持ち直し。
・ポンド円は1ポンド=141円35円の安値から142円44円の高値まで一転上昇した。
・ユーロドルはもみ合い。ドル円の下落に伴う買いが入った半面、その後のドル円の反発や米長期金利の上昇を受けて上値も限られるなど1ユーロ=1.2050ドル前後を挟んで方向感が出ていない。

[2017-09-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりや超大型ハリケーン「イルマ」への警戒感から、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが先行した。ただ、週末を控えたポジション調整目的の円売りドル買いが出ると徐々に上値を切り下げる展開に。米10年債利回りが上昇に転じたことも相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに一時1ドル=107円33銭前後と昨年11月14日以来の安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢に。24時前に108円07銭付近まで上げた。
・カナダドル円は軟調。原油先物価格の下落に伴う円買いカナダドル売りが優勢となり、一時1カナダドル=88円57銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは上値が重かった。アジア時間に一時1ユーロ=1.20923ドル前後と2015年1月2日以来の高値を付けたあとだけに利益確定の売りなどが出やすかった。週末を控えたポジション調整目的の売りも出て一時1.20149ドル前後まで値を下げた。

[2017-09-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。米10年債利回りの上昇を背景に円売りドル買いが先行。他の通貨に対しても円売りが波及した。時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇も円全体を押し下げた。なお、8月カナダ住宅着工件数は22万3200件と予想の22万件を上回ったが、影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=108円87銭前後まで上昇。
・ポンド円は1ポンド=143円69銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは軟調。米長期金利の上昇に伴い全般ドル買いが進んだ流れに沿った。1ユーロ=1.19717ドル前後まで弱含んだ。

[2017-09-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。北朝鮮が週末に挑発行為を行わず、地政学リスクへの警戒感が和らいだため、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売りドル買いが優勢となった。ハリケーン「イルマ」による被害が想定ほど深刻ではないとの見方から、米国株が大きく上昇したことも相場の重しとなった。なお、ダウ平均は一時270ドル近く上昇したほか、ナイトセッションの日経平均先物は160円上げた。

[2017-09-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売りが一服。日経平均株価が一時220円超高まで上げるなど堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。国連安保理は北朝鮮制裁強化の決議を全会一致で採決したが、踏み込んだ内容ではなかったことから、米朝の軍事衝突への懸念が和らいだことも投資家心理を支えた面があった。もっとも、日経平均株価の上昇が一服すると、手掛かり材料難から利益確定の買い戻しも散見されるなど、次第に売りの勢いも収まった。

[2017-09-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。午後の日経平均株価が一時240円超高まで上げるなど堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが出た。対ドルでは時間外の米長期金利が上昇したことも売りを促したほか、対NZドルでは23日に総選挙を控えるNZの世論調査で与党国民党が野党労働党の支持率を上回ったことを受けて全般にNZドル高が進んだ影響を受けた。

[2017-09-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円はポンドやドルに対して軟調。8月英消費者物価指数(CPI)や8月英小売物価指数(RPI)、8月英卸売物価指数(PPI)がいずれも予想を上回り、円売りポンド買いが活発化した。また、米10年債利回りの上昇幅拡大をながめ、円売りドル買いも進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=109円99銭前後まで上昇。ポンド円は1ポンド=145円96銭前後まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは売り一服。ユーロポンドの下落や米長期金利の上昇が重しとなり、1ユーロ=1.19264ドル前後まで下げ足を速めた。一巡すると1.1935ドル前後での持ち高調整が続いている。

[2017-09-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感や大型ハリケーンの被害に対する懸念が後退するなか、円売り外貨買いが出やすかった。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出て、円全体を押し下げた。米国株相場が史上最高値を更新したことも相場の重し。

[2017-09-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。昨日の海外時間に全般円安が進んだ流れを引き継いで売りが先行したものの、一巡後は利益確定目的の買い戻しも散見されたため、徐々に下値が堅くなった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことを受けた買いも入ったが、依然として戻りを売りたい向きも多く、上値も重かった。

[2017-09-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。午後の日経平均株価が110円超高まで上げたことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、下値では利益確定の買い戻しが入ったことで下げ渋る展開に。欧州勢がドル売りで参入したことに伴い、対ドルでも次第に買い戻しが入った。

[2017-09-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。8月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことで一時円買いが入ったが、上値では戻り売り意欲が強かった。ナイトセッションの日経平均先物がプラス圏を回復したほか、米10年債利回りが上昇に転じたことも相場の重しとなった。一方、ユーロに対しては底堅い。しばらく方向感の定まらない取引が続いたが、ユーロドルの下落につれた円買いが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=110円割れの水準では押し目買いが入り、110円17銭付近まで上昇。ユーロ円は1ユーロ=131円80銭前後でのもみ合いから131円64銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは失速。欧州序盤に1ユーロ=1.1995ドル前後まで値を上げたが、1.2000ドル手前で上値の重さを確認すると売りが強まった。米長期金利が上昇に転じたことも重しとなり1.19543ドル前後まで下落した。

[2017-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対しては軟調だった。「トランプ米大統領は法人税率15%を断固として主張」との報道が伝わったほか、ライアン米下院議長は「9月25日の週に税制改革の草案を公表する」などと発言。米税制改革への期待からドル全面高となった流れに沿って円売りドル買いが優勢となった。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出た。一方、円はドル以外の通貨に対しては底堅く推移した。欧州通貨やオセアニア通貨がドルに対して下落したことにつれて円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア売りが入った。

[2017-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。対ドルでは仲値にかけて売りが出たほか、8月豪雇用統計で新規雇用者数が予想より強い結果となり、対豪ドルでも売りが強まった。もっとも、その後は日経平均株価が失速したことで買い戻しが入るなど、徐々に下値も堅くなった。

[2017-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで強含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後に対欧州通貨でドル安が進むと、つれて円買いドル売りが出た。なお、他の通貨に対しては高安まちまち。全般にユーロ買いが強まったことで対ユーロでは円も弱含んだ一方、23日投開票のNZ総選挙の世論調査で野党・労働党が与党・国民党の支持率を上回ると、対NZドルでは円買いが強まった。

[2017-09-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円はポンドに対して急落。英中銀(BOE)が政策金利の据え置きとともに発表した英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨で「0.25%の政策金利の据え置きを7対2で決定。資産買い入れプログラムの規模の維持を9対0で決定した」と伝わると円買いで反応した。ただ、同時に「過半数は向こう数カ月で金融緩和策の削減を見込む」との見解が示されたため、一転売りが優勢となった。一方、ドルに対しては荒い値動き。対ポンドで円売りが加速した影響を受けたが、「北朝鮮でミサイル発射の兆候。ICBMの可能性」との日経新聞の記事が英語のヘッドラインで流れると円買い戻しが強まった。直後に8月米消費者物価指数(CPI)や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強かったことがわかると、一転円売りが優勢に。朝日新聞が「北朝鮮がICBM発射の兆候。発射台が移動開始」と報じると円買い戻しが再開したが、一巡すると伸び悩むなど売買が交錯した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はポンド円の上昇につれて1ドル=110円75銭前後まで上げたが、日経新聞の報道を受けて110円40銭付近まで失速。良好な米経済指標が相次ぎ111円03銭前後と8月4日以来の高値を更新したが、朝日新聞の報道が伝わり110円32銭前後まで一転下落した。もっとも、一巡すると110円70銭台まで持ち直している。
ポンド円は1ポンド=145円23銭前後まで下げた後、148円13銭前後まで急上昇した。
・ユーロドルは行って来い。米インフレ・雇用指標が強く1ユーロ=1.18324ドル前後まで下げ足を速めたが、北朝鮮のミサイル発射の可能性が高まり、ドル円が一転下落すると1.19ドル台を回復した。

[2017-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はポンドに対しては大幅に下落した。イングランド銀行(BOE、英中央銀行)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の0.25%に据え置くことを決めた。同時に発表した議事要旨でインフレ率を適正水準にするために、「金融緩和措置の一部解除が今後数カ月で適切となる公算が大きい」と明記し、利上げに踏み切る可能性を強く示唆した。さらに、カーニーBOE総裁が「自分も向こう数カ月で金融緩和縮小を見込んだ1人」などと述べると円売りポンド買いが広がった。一方、ドルに対しては底堅く推移した。8月米消費者物価指数(CPI)や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったため円売りドル買いが出た半面、複数のメディアが「北朝鮮がICBM発射の兆候」と報じたことで、リスク回避的な円買いドル売りが入りやすく下押しは限定的となった。ムニューチン米財務長官が「トランプ政権は経済成長について懸念。インフレについては現時点であまり懸念していない」と述べると、米10年債利回りが低下に転じたため円買いドル売りが活発化した。

[2017-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。朝方には「北朝鮮がミサイルを発射した」との報道が伝わったことで一時リスク回避目的の買いが広がったものの、すぐに上値を切り下げた。小安く始まった日経平均株価が持ち直した影響を受けた売りが出たほか、本日は3連休前の5・10日(五十日)とあって対ドルで仲値にかけての売りも観測された。もっとも、仲値後は株価の方向感が乏しくなったこともあり、次第に動意が乏しくなった。

[2017-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。午後の日経平均株価が120円超高まで上昇幅を拡大し、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。アジア時間に北朝鮮によるミサイル発射報道を受けて買いを進めていた向きが反対売買を迫られると、損失覚悟の売り注文を巻き込みながら下げ幅を拡大した。

[2017-09-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は下げ渋り。ブリハ英中銀金融政策委員会(MPC)委員が「今後数カ月以内に利上げが必要となる可能性」と発言したことで、対ポンド中心に円売りが先行。米10年債利回りの上昇に伴う円売りドル買いも出たほか、ナイトセッションの日経平均先物の110円高も円全体を押し下げた。ただ、8月米小売売上高が予想を下回ったほか、前月の数値が下方修正されたことがわかると、米10年債利回りも低下に転じたことで対ドル中心に円買い戻しが進んだ。8月米鉱工業生産指数が予想を下回ったことも円買いドル売りを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円33銭前後と7月28日以来の高値を付けた後、110円60銭台まで失速。
ポンド円は昨年6月24日以来の高値となる1ポンド=151円55銭前後まで急伸した反動から150円10銭台まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは堅調。ポンドドルの急伸につれたほか、ラウテンシュレーガー欧州中央銀行(ECB)専務理事が「ECBは今こそQE縮小について決断を下す時期だ」と述べたことが買いを誘った。弱い米小売指標も支えに1ユーロ=1.19877ドル前後まで上値を伸ばした。

[2017-09-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。時間外の米10年債利回りの上昇や日経平均先物の上昇などを手掛かりに円売りドル買いが先行したものの、ニューヨーク市場では下値の堅さが目立った。8月米小売売上高が予想を下回ったほか、前月の数値が下方修正されたため円買いドル売りが優勢となり相場を下支えした。8月米鉱工業生産が予想より弱い内容となったことも円買いドル売りを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は欧州時間に一時1ドル=111円33銭前後と7月28日以来の高値を付けたものの、ニューヨーク市場では伸び悩んだ。22時30分前に一時110円62銭付近まで下押しした。
ポンド円も欧州時間に一時1ポンド=151円55銭前後と昨年6月24日以来の高値を付けたものの、そのあとは急ピッチで上昇した反動が出て伸び悩んだ。もっとも、英早期利上げ観測の高まりを背景にポンドが買われやすい地合いとなったため、下値も限られた。
・ユーロドルは予想を下回る米小売指標をきっかけにユーロ買いドル売りが先行すると、一時1ユーロ=1.19877ドル前後と日通し高値を付けた。ただ、そのあとは米長期金利の上昇やユーロクロスの下落につれた売りが出たため、やや上値が重くなった。

[2017-09-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。「安倍首相が衆院解散の意向を固めた」との報道が週末に伝わり、市場では「自民党が圧勝するのではないか」との見方から全般円売りが先行。シカゴ日経平均先物や時間外のダウ先物が上昇するなど株高を受けてリスク志向改善を意識した円安も進んだ。

[2017-09-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対してはさえない動き。しばらくはもみ合いが続いていたが、欧州勢参入後は対ポンドを中心にドル高が進んだ影響から円売りドル買いが強まった。一方、その他の通貨に対しては下げ渋り。週明け早朝取引から売りが進んだ反動が出たほか、欧州勢参入後に対ドルで欧州通貨売りやオセアニア通貨売りが優勢となったため円は反発した。

[2017-09-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。特に新規の取引材料は伝わらなかったものの、米10年債利回りの上昇などを背景に売りが広がった。一方、ポンドに対しては伸び悩み。足もとのポンド高に対する持ち高調整のポンド売りが強まった流れに沿って、円買いポンド売りが先行した。ただ、一巡すると対ドルなどで円売りが進んだ影響から上値が切り下がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円49銭前後と7月27日以来の高値を更新。
・ポンド円は1ポンド=150円44銭前後まで売り込まれた後、151円20銭付近まで反発した。
・ユーロドルは買い一服。ユーロポンドの急伸につれて1ユーロ=1.19694ドル前後まで買いが先行。一巡すると1.1955ドルを挟んだ方向感の定まらない展開となった。

[2017-09-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。米長期金利の上昇をきっかけに全般ドル高が進んだ流れに沿って、円売りドル買いが先行。ダウ平均やシカゴ日経平均先物が堅調に推移したことも円の重しとなった。一方、円はポンドに対しては下値が堅かった。カーニー英中銀(BOE)総裁が講演で「BOEの利上げは限定的かつ緩やかになるだろう」「見通しに著しいリスクがある」と述べたことを材料に円買いポンド売りが入った。

[2017-09-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小安い。日経平均株価が300円近く上昇するなど堅調に推移したことを受けて、リスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが広がった。もっとも、対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことを手掛かりに買いが進む場面も見られるなど、売りの勢いも限られた。

[2017-09-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。午後の日経平均株価が年初来高値を更新するなど堅調に推移したことを受けて、リスク志向改善を見越した売りの流れが継続した。もっとも、欧州勢の参入後は急ピッチで値を下げた反動が出たほか、利益確定目的の買いが散見されたことで徐々に下値も堅くなった。

[2017-09-19][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円は底堅い。ナイトセッションの日経平均先物の70円安を背景に、足もとの円安進行に対する持ち高調整の買い戻しが進んだ。8月米住宅着工件数や8月米建設許可件数、8月米輸入物価指数は予想より強かったが影響は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円26銭前後まで下落。
・スイスフラン円は1スイスフラン=115円63銭前後まで売られた。
・ユーロドルはもみ合い。「欧州中央銀行(ECB)政策委員会はQE終了日程の設定で意見が分かれている」と報じられると、1ユーロ=1.1955ドル前後まで下押しした。もっとも、追随する動きは見られず、総じて1.1980ドル前後で方向感のない取引が続いた。

[2017-09-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感に乏しかった。トランプ米大統領が国連総会での演説で「米国は軍事行動を取る用意や意志、能力がある」と述べると円買いドル売りが先行したものの、「米共和党は暫定的な税制改革案で合意した」との一部報道が伝わると米長期金利の上昇とともに円売りドル買いが出た。ただ、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的の円買いドル売りも入ったため、下値も限定的だった。なお、この日発表の8月米住宅着工件数建設許可件数や8月米輸入物価指数は予想より強い内容となったが、相場の反応は限定的だった。

[2017-09-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。本日は5・10日(五十日)とあって仲値に向けた売りが出たものの、一巡後は買い戻しも入るなど総じて方向感の乏しい動き。海外時間に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、全般に様子見ムードが強かった。

[2017-09-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでしっかり。人民元やオセアニア通貨などに対してドル安が進むと、つれて円買いドル売りが強まった。もっとも、上値では戻り売りも出るなど、海外時間に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて一方的に買いが進む展開にもなっていない。一方、NZドルに対しては軟調。23日投開票のNZ総選挙の世論調査で与党国民党の支持率が野党を上回り、全般にNZドル買いが強まった影響を受けた。

[2017-09-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円はポンドに対して行って来い。8月英小売売上高指数が予想を上回り円売りポンド買いが活発化したが、勢いは続かず一転して円買いポンド売りが強まった。一方、ドルに対しては伸び悩み。米10年債利回りの低下を背景に円買いが先行したが、米金利低下が一服すると持ち高調整の売りに押し戻された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円24銭前後まで下げたが、昨日安値の111円21銭前後を下抜け出来ず111円45銭付近まで反発。
・ポンド円は1ポンド=151円52銭前後まで急伸した後、150円40銭台まで一転下落した。
・ユーロドルは上値が重い。米長期金利の低下を背景に1ユーロ=1.20217ドル前後まで上げたが、米長期金利が低下幅を縮小すると1.1990ドル付近まで失速した。

[2017-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は大幅安。米連邦準備理事会(FRB)は19-20日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、市場の予想通り政策金利の据え置きと10月にバランスシート正常化プログラムを開始することを決めたと発表。金利見通しではFOMC参加者16人のうち、12人が年末までに追加利上げを予測していることを明らかにした。市場では低調なインフレやハリケーンの影響で、年内利上げ見送りを予想する声もあっただけに、FOMC結果を受けて円売りドル買いが活発化した。ダウ平均が連日で史上最高値を更新し、日経平均先物が堅調に推移したことも相場の重しとなった。なお、イエレンFRB議長は定例記者会見で「バランスシート縮小は段階的かつ予測可能に進める」「今年の低調なインフレは謎」「軟調なインフレが続けば金融政策の変更が必要」などと述べた。

[2017-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が連日で年初来高値を更新するなど堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。もっとも、一巡後は利益確定の買い戻しが入ったことで下げ渋る場面も見られた。なお、日銀は20-21日に開いた金融政策決定会合で長短金利操作付き量的・質的金融緩和を維持したことを発表したが、相場への影響は限定的だった。

[2017-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小安い。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、米系短期勢からの売りが観測されるとやや弱含んだ。もっとも、その後は利益確定の買い戻しに支えられて徐々に下げ渋った。一方、円は対豪ドルでは堅調。ロウ豪準備銀行(RBA)総裁が「金利は低下よりも上昇の可能性の方が高いが、いずれにせよ急いではいない」との見解を示し、全般に豪ドル安が進んだ影響を受けた。

[2017-09-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は底堅い。米格付け会社スタンダードアンドプアーズ(S&P)が中国の格付けを「AA-」から「A+」に引き下げると、対豪ドル中心に円買いが活発化。米10年債利回りの低下に伴う円買いドル売りも見られたほか、マクマスター米大統領補佐官が「トランプ米大統領が21日に北朝鮮関連で発表予定」と述べたことも円買いを誘った面があった。なお、「トランプ米大統領の発表は北朝鮮への制裁に関する内容」とも報じられている。一方、南アフリカランドに対しては軟調。南アフリカ準備銀行(中央銀行)は政策金利を現行の6.75%に据え置くことを決めたと発表。市場予想は6.50%への引き下げだったため、円売りランド買いが優位となった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円25銭付近まで下落。豪ドル円は1豪ドル=88円99銭前後まで売り込まれた。
・ランド円は1ランド=8円47銭前後まで急伸した。
・ユーロドルはじり高。米長期金利の低下を背景に買いが散見され、1ユーロ=1.19227ドル前後まで上げた。

[2017-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は頭が重かった。マクマスター米大統領補佐官が「トランプ米大統領は本日、北朝鮮関連で発表予定」と述べると思惑的な円買いドル売りが先行したものの、米10年債利回りが上昇に転じると徐々に弱含んだ。日経平均先物の上昇も相場の重し。なお、トランプ米大統領は「北朝鮮の収入源断絶を目指す」「中国人民銀行が銀行に北朝鮮企業との取引停止を勧告」などと述べた。円はポンドに対しては軟調だった。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだポンド買いのフローが入ったほか、市場では「メイ英首相が明日、欧州連合(EU)離脱について演説することから、離脱交渉の進展を期待した向きの円売りポンド買いが出た」との指摘があった。

[2017-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い優勢。「北朝鮮の対抗措置は太平洋での水爆実験を意味する可能性」との報道が伝わると、地政学リスクの高まりを背景にした買いが強まった。損失確定目的の買い注文を巻き込んで上げ幅を広げたほか、対ドルでは米長期金利の低下を背景にした買いも入った。

[2017-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。地政学リスクの高まりを受けて午前に急ピッチで買いが進んだ反動が出た。対ドルでは「本邦機関投資家からの売りが観測された」との指摘があったほか、午後の日経平均株価が次第に下げ幅を縮小したことも売りを促した面があった。

[2017-09-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円はオセアニア通貨に対してじり安。足もとのオセアニア通貨安に対するポジション調整の動きが出て、円売りオセアニア通貨買いが広がった。一方、カナダドルに対しては一転上昇。対オセアニア通貨などで円売りが進んだ流れに沿ったが、8月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことがわかると円買いカナダドル売りが活発化した。なお、その他の通貨に対しては方向感の定まらない動きが続いた。
 【 通貨ペア 】
・豪ドル円は1ドル=89円38銭前後まで上昇。
・カナダドル円は1カナダドル=91円46銭前後まで上げた後、90円90銭台まで失速した。
・ユーロドルは伸び悩み。仏・独・ユーロ圏の9月製造業サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)が予想を上回ったことなどを支えに1ユーロ=1.20042ドル前後まで上げた。ただ、1.20ドル台で上値の重さを確認すると、ユーロクロスの下落を横目に1.1960ドル付近まで失速した。

[2017-09-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。北朝鮮情勢をめぐる緊張の高まりを受けて、投資家のリスク選好姿勢が後退し円買いドル売りが入った。半面、米10年債利回りが低下幅を縮めた場面では円売りドル買いが出たため相場は方向感が出なかった。米経済指標の発表などがなく手掛かり材料に乏しかったため全般動意の薄い展開だった。一方、ポンドに対しては底堅く推移した。メイ英首相が欧州連合(EU)離脱方針を一部修正し、経済への悪影響回避策を示すとの期待感から円安ポンド高が進んでいただけに、演説が始まると一転円買いポンド売りが優勢に。米格付け会社ムーディーズが英国の格付けを引き下げたと伝わると円買いポンド売りが活発化した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円ちょうど挟んだもみ合いの展開が続いた。
・ポンド円は取引終了間際に一時1ポンド=150円69銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは上値が重かった。欧州時間に一時1ユーロ=1.20042ドル前後まで買われたあとはじりじりと値を下げる展開に。米長期金利が低下幅を縮小したことでユーロ売りドル買いが出たほか、週末の独総選挙を前にポジション調整目的の売りが出た。2時前に一時1.19372ドル前後と日通し安値を付けた。

[2017-09-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。週末に北朝鮮が新たな挑発行為を行わなかったことを背景に投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、円は売られて始まった。「安倍首相が2兆円経済対策の年内策定を指示へ」との報道が伝わったことも円安材料となったほか、本日は5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けた円売りドル買いも観測された。もっとも、仲値通過後は下げ渋り。160円近く上昇して始まった日経平均株価が上げ幅を縮めたことが円の支えとなり、持ち高調整の円買いが強まった。

[2017-09-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対欧州通貨で底堅い。アジア時間はポンドのショートカバーが進んだ影響から円売りポンド買いが強まったが、欧州勢が参入すると欧州通貨が全般売られたため円の買い戻しが広がった。なお、ドルに対してはもみ合い。日経平均株価が70円超高まで上げ幅を縮めたことなどを受けて買いが入った。半面、戻りを売りたい向きが多いうえ、対欧州通貨中心にドル買い圧力が高まったため上値も重く、総じて方向感が出なかった。

[2017-09-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円は対ユーロで買いが先行。独長期金利の低下を背景に全般ユーロ安が進んだ影響を受けた。また、対ドルでも米長期金利の低下を受けた買いが進んだが、一巡後は米長期金利が低下幅を縮小したことで次第に上値を切り下げた。なお、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は「依然としてインフレ見通しにいくぶん不確実性がみられる」「極めて大規模な金融緩和が必要」などの見解を示したほか、一部通信社から「北朝鮮の外相は日本時間23時に声明を発表する」との報道も伝わった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時前に1ドル=111円95銭前後まで下落したものの、一巡後は112円30銭台まで反発。
・ユーロ円も一時1ユーロ=133円04銭前後まで下押ししたが、その後は133円40銭付近まで下げ渋った。
・ユーロドルは軟調。独長期金利の低下を受けて売りが先行。一巡後も全般にドル買いが進んだ影響からさえない展開が続き、一時1ユーロ=1.18629ドル前後まで値を下げた。

[2017-09-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調だった。北朝鮮の李容浩外相が「トランプ米大統領の発言は宣戦布告に相当する」「国連加盟国は米国が宣戦布告したことに留意するべき」と述べたと伝わると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが優勢となった。ダウ平均が一時130ドル超下落し、ナイト・セッションの日経平均先物が170円下げたことも円買いドル売りを誘った。

[2017-09-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。日経平均株価が90円近く下落するとリスク回避の円買いが入ったが、その後に株価が下げ幅を縮めたため上値は限定的だった。一方で、下押しも限られるなど総じて方向感に乏しかった。

[2017-09-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して伸び悩み。日経平均株価が90円超下落したことを背景にリスク回避の買いが入ったが、本邦実需勢をはじめ戻りを売りたい向きが多く、上値は限られた。その後は時間外の米10年債利回りが小幅ながら上昇したことで持ち高調整の売りが強まった。一方、ユーロに対しては底堅い。日本株安が支えとなったうえ、欧州勢参入後にユーロ安が進んだ影響を受けて円買いユーロ売りが強まった。

[2017-09-26][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。対欧州通貨などでドル高が進んだ影響を受けたほか、時間外のダウ先物や日経平均先物が上昇したことを手掛かりにした売りが広がった。また、時間外の米長期金利が上昇したことも売りを促した面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は一時1ドル=112円20銭前後まで上昇。
・ユーロ円は20時過ぎに1ユーロ=131円76銭前後まで下押ししたが、その後は132円30銭台まで切り返した。
・ユーロドルはさえない。欧州勢の参入後に全般ドル高が進んだ流れに沿って、一時1ユーロ=1.1781ドル前後まで値を下げた。

[2017-09-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。8月米新築住宅販売件数や9月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことが分かると円買いドル売りが入る場面もあったが、上値は重かった。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「インフレ2%達成まで政策を据え置くことは賢明ではない」「FOMCはゆっくり過ぎないように注意するべき」と述べると全般ドル買いが強まった流れに沿って円安ドル高が進んだ。円はカナダドルに対しても軟調だった。モルノー・カナダ財務相が「政策金利は依然として歴史的低水準にある」「カナダ経済は現行のカナダドル水準で堅調を維持できる」などと述べたことで円売りカナダドル買いが優勢となった。

[2017-09-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。本日はスポット応答日が月末にあたり、仲値に向けて円売りドル買いが先行したが、市場では「本邦輸出勢から買いが観測された」との指摘があり、仲値通過後は下げ渋った。もっとも、110円超下落して始まった日経平均株価が下げ幅を縮めたため戻りも鈍かった。

[2017-09-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り優勢。東京市場はもみ合いが続いていたが、時間外の米10年債利回りが上昇したことをきっかけに円売りドル買いが強まった。市場では「今晩発表される米税制改革案を期待して欧州勢から円売りドル買いが持ち込まれた」との指摘があった。

[2017-09-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。米税制改革案への期待から全般にドル高が進んだ流れに沿ったほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことに伴う売りも出た。また、対ドルでの売りは他の通貨に対しても波及。時間外のダウ先物や日経平均先物などが上昇するなか、投資家のリスク志向改善を見越した売りも強まった。

[2017-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋った。米税制改革案への期待が高まるなか、円売りドル買いが先行。8月米耐久財受注額が予想を上回ったことも円売りドル買いを誘った。ただ、米トランプ政権と与党共和党指導部が税制改革の具体案を公表すると、事前に伝わった内容と同じだったため「材料出尽くし」として円買いドル売りが優勢に。約2カ月半ぶりに1ドル=113円台まで円安ドル高が進んだことで利益確定目的の円買いドル売りが入った面もある。

[2017-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。仲値に向けて全般円売りが強まったものの、130円超上昇して始まった日経平均株価が上げ幅を縮めたため下値は限定的だった。一方で、時間外の米10年債利回りが上昇したこともあり、対ドルでの買い戻しも限られるなど総じて方向感がなかった。

[2017-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻し。時間外の米10年債利回りが大幅に上昇したことを背景に円売りドル買いが強まったが、欧州時間に入り米金利上昇が一服すると一転して反発した。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことも円相場の支えとなった。

[2017-09-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことをながめ、リスク回避目的の買いが先行。対欧州通貨でドル安が進んだ影響もあって買いの流れが続いた。4-6月期米国内総生産(GDP)確定値が市場予想より強い結果となるといったんは伸び悩む場面もあったものの、総じて底堅く推移した。一方、ポンドに対しては一転下落。カーニー英中銀(BOE)総裁が「BREXITが英経済に与える打撃を消すことはできない」と述べたことが嫌気されて一時円買いポンド売りが進んだものの、その後に欧州連合(EU)のミシェルバルニエ主席交渉官からBREXIT交渉に対する前向きな姿勢が示されると一転して円売りポンド買いが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=112円50銭前後まで下押し。
・ポンド円は一時1ポンド=150円47銭前後まで下落した後、151円30銭台まで切り返した。
・ユーロドルはしっかり。対欧州通貨でドル安が進んだ影響を受けたほか、一部ユーロクロスの上昇につれた買いも入り、一時1ユーロ=1.17924ドル前後まで値を上げた。

[2017-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円はじり高。4-6月期米国内総生産(GDP)確定値が前期比年率3.1%増と予想の3.0%増を上回ったことが分かると円売りドル買いが先行したものの、反応は一時的だった。米10年債利回りが低下に転じたほか、ナイトセッションの日経平均先物が下落したことで円買いドル売りが優勢となった。市場関係者からは「月末期末を控えたポジション調整目的の円買いドル売りが入った」との声も聞かれた。

[2017-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。本日は月末半期末とあって仲値に向けて円売りドル買いが強まった。仲値通過後はやや下げ渋ったものの、時間外の米10年債利回りが小幅ながら上昇すると再び売りが強まるなど総じてさえない値動きとなった。

[2017-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。アジア時間は米10年債利回りの上昇や本邦実需勢の売りなどを背景に対ドルではさえない動きとなった。ただ、米10年債利回りが低下に転じると欧州勢が円買いドル売りで参入し、その他通貨に対しても円高が波及した。

[2017-09-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は対ドルで強含み。時間外の米10年債利回りが低下し、日米金利差縮小を見越した買いが先行した。いったんは伸び悩む場面もあったが、8月米PCEコアデフレータが予想を下回ると買いが再開した。また、円は対ポンドや対カナダドルでも堅調。4-6月期英国内総生産(GDP)確定値や4-6月期英経常収支が予想より弱い結果となったことで円買いポンド売りが先行。NY勢の参入後には7月カナダGDPが予想を下回り、円買いカナダドル売りも出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は昨日安値の1ドル=112円26銭前後を下抜けて一時112円22銭前後まで下押し。
・ポンド円は一時1ポンド=150円21銭前後まで下落。
・カナダドル円は1カナダドル=89円99銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは強含み。米長期金利が低下に転じたことを受けて一時1ユーロ=1.18325ドル前後まで上昇した。

[2017-09-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。8月米PCEコアデフレータが予想を下回ったことが分かると、米長期金利の低下とともに円買いドル売りが先行したものの、「トランプ米大統領は米連邦準備理事会(FRB)議長のポストについてタカ派として知られるケビンウォルシュ氏と会談した」との報道が伝わると一転円売りドル買いが優勢に。安く始まった米国株が持ち直し、米長期金利が上昇に転じたことも相場の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に一時1ドル=112円22銭前後と日通し安値を付けたものの、23時前には112円73銭前後と日通し高値を付けた。
・カナダドル円は軟調。7月カナダ国内総生産(GDP)が予想を下回ったことで円買いカナダドル売りが優勢となり、一時1カナダドル=89円85銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは底堅い動き。予想を下回る米物価指標をきっかけにユーロ買いドル売りが優勢となり、一時1ユーロ=1.18325ドル前後まで値を上げた。その後1.17916ドル付近まで下押しする場面もあったが、ユーロポンドやユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇につれたユーロ買いドル売りが入ると再び強含んだ。

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