為替・株式・商品マーケット概要

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 2017年11月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2017年11月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2017年11月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2017-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。10月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や10月米消費者信頼感指数が予想を上回ったことで円売りドル買いが先行。トランプ米大統領が「法人税引き下げの段階的導入は検討していない」と述べたことも円売りドル買いを誘ったほか、市場では「月末のロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングに絡んだ円売りドル買いが入った」との指摘があった。ナイトセッションの日経平均先物が280円上昇したことも相場の重しとなった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2017年11月 発言・ニュース

[2017-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。10月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や10月米消費者信頼感指数が予想を上回ったことで円売りドル買いが先行。トランプ米大統領が「法人税引き下げの段階的導入は検討していない」と述べたことも円売りドル買いを誘ったほか、市場では「月末のロンドン16時(日本時間25時)のフィキシングに絡んだ円売りドル買いが入った」との指摘があった。ナイトセッションの日経平均先物が280円上昇したことも相場の重しとなった。

[2017-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価が一時340円超の大幅高となったことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。下値では国内輸出企業からの買いが入ったことで下げ渋ったものの、米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも観測されたため、総じてさえない動きとなった。

[2017-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで上値の重い動き。午後の日経平均株価が440円超高まで上げ幅を広げたことで、投資家のリスク志向改善を見越した売りに押された。下値では国内輸出企業からの買いが観測されたことでいったん下げ渋ったものの、一巡後は時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇を受けて売りが再開した。

[2017-11-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外のダウ先物の140ドル近い上昇やナイトセッションの日経平均先物の170円高を背景に円売りが先行。10月ADP全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比23万5000人増と予想の19万6000人程度増を上回ったことが分かると、対ドル中心に円売りが続いた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円23銭前後まで上昇。ユーロ円は1ユーロ=132円85銭前後まで上げる場面があった。
・ユーロドルは一転下落。一時1ユーロ=1.16574ドル前後まで上げたが、昨日高値の1.16614ドル前後を上抜け出来ず頭の重さが嫌気された。ユーロポンドなどユーロクロスの下落に押されたうえ、強い米雇用指標を受けてドルが全面高となり、1.16078ドル前後まで下げ足を速めた。

[2017-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は戻りが鈍かった。10月ADP全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比23万5000人増と予想の19万6000人程度増を上回ったことが分かると円売りドル買いが先行したものの、10月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が58.7と予想の59.4を下回ったことが明らかになると円買いドル売りが優勢に。米10年債利回りが低下したことも相場の下支え要因となった。米連邦準備理事会(FRB)は10月31-1日、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.00%から1.25%の範囲に据え置くことを決めたと発表。市場の予想通りの結果となった。ただ、声明で「ハリケーン関連の混乱にもかかわらず、労働市場が引き締まり続け、景気は底堅いペースで成長している」と指摘し、前回の「緩やかに成長した」から景気認識をやや引き上げたことが分かると再び円売りドル買いが優勢となった。なお、「トランプ米大統領は次期FRB議長にパウエル氏を起用する」とのWSJ紙の報道を受けて円買いドル売りが入る場面もあったが、反応は一時的だった。

[2017-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで買い一服。高く始まった日経平均株価がマイナス圏まで失速したほか、米長期金利が低下したことで円買いドル売りが強まった。もっとも、日経平均の下げが一服すると伸び悩む展開に。市場では「上値で本邦機関投資家からの売りが観測されている」との指摘もあり、徐々に上値を切り下げた。一方、他の通貨に対して円は弱含み。対ドルで欧州通貨高やオセアニア通貨高が進んだことに伴い、円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが出た。

[2017-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後は時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小するなか、日米金利差拡大を見越した売りに押された。また、ナイトセッションの日経平均先物が90円高まで上げたことも売りを促した面があった。

[2017-11-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円はポンドに対して急伸。英中銀(BOE)はこの日、政策金利を現行の0.25%から0.50%に引き上げることを7対2で決めた。ただ、MPC議事要旨で「金融政策の控えめな引き締めが適切」「将来の利上げは限定的かつ緩やか」との見解が示され、ポンドが全面安となった流れに沿った。なお、カーニーBOE総裁は定例記者会見で「インフレが利上げなしに目標へ戻る可能性は低い」「CPIは2度の利上げでも2020年に目標をやや上回るだろう」「QEを縮小する前に政策金利が現在より高いことを望む」などと語った。一方、ドルに対してはもみ合い。前週分の米新規失業保険申請件数や7-9月期米非農業部門労働生産性速報値は予想より強かったが、影響は限定的だった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=114円10銭前後でのもみ合いに。
・ポンド円は1ポンド=149円39銭前後まで急落した。
・ユーロドルは伸び悩み。ユーロカナダドルなどユーロクロスの上昇につれて1ユーロ=1.16674ドル前後まで買われた。ただ、本日高値の1.16718ドル前後を上抜け出来ず1.1630ドル台まで失速した。

[2017-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが先行したものの、「米下院共和党の税制改革案は法人税率を20%へ引き下げる」と伝わると、一転円買いドル売りが優勢に。ダウ平均や日経平均先物が下げに転じたことも円買いドル売りを後押しした。もっとも、トランプ米大統領が「クリスマスまでに減税があるだろう」「ブロードコム本社がシンガポールから米国回帰へ」「ブロードコム、米国に200億ドル超の収入もたらす」と述べたと伝わると、再び円売りドル買いが強まった。ダウ平均や日経平均先物が持ち直したことも円の重しとなった。なお、トランプ米大統領はこの日、パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事を次期FRB議長に指名した。

[2017-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。東京市場が休場で取引参加者が減少するなか、持ち高調整目的の買いが先行した。もっとも、一巡後は対アジア通貨でドル高が進んだことに伴って円売りドル買いが出たことから、徐々に上値も重くなった。一方、円は対豪ドルでは堅調。9月豪小売売上高が予想より弱い結果となり、円買い豪ドル売りで反応した。

[2017-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。東京市場が休場で取引参加者が減少していたこともあり、しばらくは方向感の乏しい動きとなっていたが、欧州勢の参入後は米長期金利の上昇を受けて売りが出た。一方、NZドルに対しては売りが一服。対豪ドルでNZドル高が進んだことに伴って円売りNZドル買いが先行したが、一巡後は米長期金利の上昇を背景に米ドル高NZドル安が強まった影響から円買いNZドル売りが出た。

[2017-11-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円はドルに対して行って来い。10月米雇用統計で、失業率は4.1%と予想の4.2%より強かったものの、非農業部門雇用者数は前月比26万1000人増と予想の前月比31万2000人増を下回った。平均時給も前月比横ばいと予想の前月比0.2%増を下回ったことで円買いが先行した。ただ、低下していた米10年債利回りが上昇に転じるとすぐに円売りが強まった。なお、カナダドルに対しては売り優位。10月カナダ雇用統計で、失業率は6.3%と予想の6.2%より弱かったものの、新規雇用者数が3万5300人増と予想の1万5000人増を上回ったため全般カナダドル高が加速した流れに沿った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円64銭前後まで下げ足を速めたが、昨日安値の113円55銭前後が目先の下値目処として意識されると114円台を回復。
・カナダドル円は1カナダドル=89円62銭前後まで急伸した。
・ユーロドルは行って来い。低調な米雇用統計を受けて1ユーロ=1.16908ドル前後と昨日高値の1.16875ドル前後を上抜けたが、米長期金利が上昇に転じると1.1640ドル台まで失速した。

[2017-11-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。10月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比26万1000人増と予想の前月比31万2000人増を下回ったうえ、平均時給が前月比横ばいと予想の前月比0.2%増を下回ったため円買いドル売りが入った。半面、10月米ISM非製造業指数が60.1と予想の58.5を上回ったため円売りドル買いが出た。この日発表された米経済指標が強弱入り混じる内容となったため、大きな方向感が出なかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時1ドル=113円64銭前後まで下げたものの、24時過ぎには114円42銭前後まで上げた。もっとも、引けにかけては114円ちょうど付近まで押し戻されている。
・カナダドル円は大幅高。10月カナダ雇用統計で、新規雇用者数が3万5300人増と予想の1万5000人増を上回ったため全般カナダドル買いが先行。22時過ぎに一時1カナダドル=89円62銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重かった。低調な米雇用統計を受けて一時1ユーロ=1.16908ドル前後まで上げたものの、反応は一時的だった。米ISM非製造業指数が予想より強い内容となったことでユーロ売りドル買いが活発化し、一時1.15991ドル前後まで値を下げた。ユーロカナダドルなど一部ユーロクロスの下落につれた売りも出た。

[2017-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。日経平均株価や時間外の米10年債利回りが上昇したことを背景に円売りドル買いが先行。3連休明けとあって仲値に向けた円売りも観測され、目先のストップロスを断続的に巻き込みながら円は下げ足を速めた。ただ、一巡後は持ち高調整の買いが強まる展開に。日経平均株価が一時下げに転じたほか、米金利の上昇幅縮小も円相場を支えた。

[2017-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。対ユーロなどでドル高が強まった影響から円売りドル買いが出たが、下値は限定的。時間外の米10年債利回りが低下に転じると買い戻しが入るなど方向感が出なかった。

[2017-11-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は対ドルで買い一服。時間外の米10年債利回りが低下したことを背景に買いが先行。ナイトセッションの日経平均先物の下落も買いを誘った面があったが、米長期金利の低下や株安が一服すると次第に上値も重くなった。なお、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁は「FOMCは12月に金利を引き上げるべき」との見解を示したが、目立った反応は見られなかった。一方、円は対ユーロでは堅調。株安を背景にリスク回避の買いが進んだほか、全般にユーロ安が進んだ影響も受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=113円96銭前後まで下落したものの、その後は114円10銭台まで下げ渋り。
・ユーロ円は一時1ユーロ=132円21銭前後まで下押しした。
・ユーロドルはさえない。ユーロクロスが全般に下落したことに伴い、1ユーロ=1.15837ドル前後まで値を下げた。

[2017-11-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円はじり高。米長期金利の低下に伴って円買いドル売りが先行。ナイトセッションの日経平均先物が80円下げたことも円買い外貨売りを誘った。ユーロに対しては、ユーロ豪ドルなどユーロクロスが下落したことにつれた円買いユーロ売りが入った。

[2017-11-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前週末の海外市場で円高ドル安が進んだ流れを引き継いで朝方は円買いが入った。もっとも、日経平均株価が1992年3月以来の高値まで急伸するにつれて円を売る動きが強まった。一方で、一段と下落する展開にもならず、為替相場は総じて値動きが鈍かった。

[2017-11-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。市場では「海外政府系ファンドから日本株に買いが持ち込まれた」との指摘があり、日経平均株価が400円超高まで上げ幅を拡大したことを背景にじわりと円売りが強まった。欧州勢参入後は時間外の米10年債利回りの上昇などを背景にドル高が進んだ流れに沿って円は下げ幅を広げた。

[2017-11-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円はしっかり。「サウジアラビア国王による汚職の取り締まりは銀行口座の凍結まで範囲を広げるようだ」との報道を受けて全般にリスク回避の動きが広がるなか、ナイトセッションの日経平均先物は一時150円安まで売られ、株安を背景にした円買い外貨売りの動きが強まった。一方、円は対ドルでは売りが一服。時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて売りが先行したものの、一巡後は株安を手掛かりにした買い戻しが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分前に1ドル=114円34銭前後まで上げた後、114円06銭付近まで伸び悩み。
・ユーロ円は一時1ユーロ=131円87銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは軟調。米長期金利の上昇を受けて売りが進んだ。10月27日安値の1ユーロ=1.15746ドル前後を下抜けて、一時1.15545ドル前後と7月20日以来の安値を更新した。

[2017-11-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅かった。「サウジアラビア国王による汚職の取り締まりは銀行口座の凍結まで範囲を広げるようだ」との報道を受けて全般にリスク回避の動きが広がるなか、ナイトセッションの日経平均先物が200円下落したことが円買い外貨売りを誘った。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り円全体を押し上げた。

[2017-11-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。「米上院共和党が法人税減税の1年先送り検討」との報道をきっかけに円買いドル売りが先行。日経平均株価が180円近く下落したこともリスク回避の円買いにつながった。もっとも、日経平均株価がその後に下げ幅を縮めると円買い圧力は後退し、伸び悩んだ。

[2017-11-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価が引けにかけて下げ幅を縮めたことを背景にじわりと円を売る動きが強まった。その後、欧州勢が参入しナイトセッションの日経平均先物が下落して始まると円の買い戻しが強まる場面があったが、株価が持ち直したため戻りも限定的となるなど手掛かり材料に乏しいなか、総じて方向感が出なかった。

[2017-11-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は堅調。ナイトセッションの日経平均先物が100円安まで下げたことをながめ、リスク回避目的の円買い外貨売りが先行した。対ドルでは米長期金利の低下に伴う買いも入り、損失覚悟の買い注文を巻き込んで上げ幅を拡大した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は2日安値の1ドル=113円55銭前後を下抜けて、一時113円40銭前後まで下押し。
・ユーロ円は一時1ユーロ=131円41銭前後と9月15日以来の安値を更新した。
・ユーロドルは上値が重い。ユーロポンドの上昇につれて17時30分前に1ユーロ=1.16112ドル前後まで上げたものの、昨日高値の1.16158ドル前後が意識されると伸び悩んだ。その後は他のユーロクロスの下げにつれて上値を切り下げる動きとなり、一時1.15838ドル前後まで下押しした。

[2017-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。欧州の取引時間帯に円高ドル安が進んだ流れに沿って円買いドル売りが先行したものの、上値は限定的だった。米10年債利回りが上昇に転じたことで円売りドル買いが出たほか、日経平均先物が持ち直したことも相場の重しとなった。「米上院は税制改革法案を9日11時30分(日本時間10日1時30分)に公表する」との一部報道も円売りドル買いを誘った。

[2017-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。市場では「米系ファンドから日本株に買いが持ち込まれた」との指摘があり、日経平均株価が大幅に上昇して始まったことを背景に円売りが先行した。もっとも、一巡後は次第に値動きが鈍くなった。日経平均株価は前場引けにかけて470円近く上げ幅を広げたが、為替相場への影響は限定的だった。

[2017-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。市場では「CTA(商品投資顧問)から日本株にまとまった売りが持ち込まれた」との指摘があり、日経平均株価が390円超安まで急落するとリスク回避姿勢が高まり、円を買う動きが優勢となった。もっとも、その後に日経平均株価が急速に買い戻されたため一巡後は伸び悩み。欧州勢参入後は全般もみ合いとなっている。

[2017-11-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は強含み。ナイトセッションの日経平均先物が320円安まで下落し、リスク回避目的の円買い外貨売りが強まった。もっとも、米国勢の参入後は対ドルで欧州通貨高やオセアニア通貨高などが進んだ影響から、円売り欧州通貨買いや円売りオセアニア通貨買いが入る場面も見られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=113円40銭前後を下抜けて、一時113円25銭前後まで下押し。
・ユーロ円は18時前に1ユーロ=131円53銭前後まで下げたものの、一巡後は買い戻しが進み132円台を回復する場面もあった。
・ユーロドルはしっかり。昨日安値の1ユーロ=1.15793ドル前後の手前で下値の堅さを確認すると、ユーロポンドなどユーロクロスの上昇につれた買いが入った。全般にドル売りが進んだ影響もあり、21時前には一時1.1644ドル前後まで反発した。

[2017-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。米10年債利回りが上昇に転じた場面では円売りドル買いが出たものの、下値は堅かった。「米上院共和党案では法人税減税の実施を2019年に先延ばしする」と伝わり、ダウ平均が一時250ドル超下落。ナイトセッションの日経平均先物も580円下げたためリスク回避的な円買い外貨売りが優勢となった。もっとも、米国株相場が下げ幅を縮めたため、取引終了にかけては上値を切り下げた。

[2017-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。朝方は持ち高調整の円売りが先行したものの、日経平均株価が350円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが強まった。一方で、上値では本邦機関投資家などの売りが観測されるなか、一段と上昇する展開にもなっていない。

[2017-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価が下げ幅を縮めたことを背景に東京時間はじわりと円売りが強まった。欧州時間に入ると時間外の米10年債利回りが上昇したことで円安ドル高が進むなど対ドルで円は総じてさえない動きとなった。

[2017-11-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。米長期金利の上昇を受けた円売りドル買いが先行したものの、その後はナイトセッションの日経平均先物が180円安まで下げたことでリスク回避の円買いドル売りが出た。一方、円は対ポンドで軟調。9月英鉱工業生産指数などの英経済指標が軒並み強い結果となったことで全般にポンド買いが強まった影響を受けた。

[2017-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。米10年債利回りが上昇に転じた場面では円売りドル買いが出たものの、下値は堅かった。「米上院共和党案では法人税減税の実施を2019年に先延ばしする」と伝わり、ダウ平均が一時250ドル超下落。ナイトセッションの日経平均先物も580円下げたためリスク回避的な円買い外貨売りが優勢となった。もっとも、米国株相場が下げ幅を縮めたため、取引終了にかけては上値を切り下げた。

[2017-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感がない。朝方は持ち高調整の円売りが先行したものの、日経平均株価が350円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが強まった。一方で、上値では本邦機関投資家などの売りが観測されるなか、一段と上昇する展開にもなっていない。

[2017-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで弱含み。日経平均株価が下げ幅を縮めたことを背景に東京時間はじわりと円売りが強まった。欧州時間に入ると時間外の米10年債利回りが上昇したことで円安ドル高が進むなど対ドルで円は総じてさえない動きとなった。

[2017-11-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。米長期金利の上昇を受けた円売りドル買いが先行したものの、その後はナイトセッションの日経平均先物が180円安まで下げたことでリスク回避の円買いドル売りが出た。一方、円は対ポンドで軟調。9月英鉱工業生産指数などの英経済指標が軒並み強い結果となったことで全般にポンド買いが強まった影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は17時過ぎに1ドル=113円63銭前後まで上げたものの、その後は113円30銭台まで伸び悩み。
・ポンド円は一時1ポンド=149円65銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは神経質な値動き。米長期金利の上昇を受けて1ユーロ=1.16229ドル前後まで売りに押されたものの、その後はユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの上昇につれて1.16622ドル前後の高値まで切り返した。半面、買いが一巡するとユーロポンドの下げにつれて伸び悩む場面も見られるなどやや神経質な値動きとなった。

[2017-11-12][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。ダウ平均が一時60ドル超下落し、ナイトセッションの日経平均先物が180円下げたためリスク回避的な円買いドル売りが先行。11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が97.8と予想の100.9程度を下回ったことも円買いドル売りを誘った。ただ、米10年債利回りが上昇すると円売りドル買いが優勢となり値を消した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は24時30分過ぎに一時1ドル=113円23銭前後と日通し安値を付けたものの、前日の安値113円10銭前後が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢となり113円60銭台まで上げた。
・ユーロ円は堅調。5時過ぎに一時1ユーロ=132円55銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロドルは予想を下回る米経済指標をきっかけにユーロ買いドル売りが先行し一時1ユーロ=1.16779ドル前後と日通し高値を付けたが、米長期金利が上昇するとやや伸び悩んだ。

[2017-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで小安い。週明けのCME日経平均先物が買い戻されて始まったことを背景に円売りが先行した。もっとも、現物取引がスタートし、日経平均株価が一時200円超下落したため売りの動きも限られた。一方、ポンドに対しては買い優勢。英紙サンデータイムズが「英国議会の保守党議員40人がメイ首相に対する不信任を表明する書簡の署名に同意した」と先週末に報じたことが材料視される形で円買いポンド売りが進んだ。

[2017-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が300円超下げたほか、引け後も日経平均先物が下げ幅を広げたことを背景にリスク回避の円買いが強まった。また、メイ英首相に退陣圧力が高まるなか、欧州勢参入後には円買いポンド売りの流れが再開した。

[2017-11-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は強含み。ナイトセッションの日経平均先物が150円安まで下げたことを受けて、リスク回避の円買い外貨売りが出た。また、対ドルでは米長期金利の低下を背景にした買いも観測された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分前に1ドル=113円27銭前後まで下落。
・ユーロ円も一時1ユーロ=131円94銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは下値が堅い。ポンドドルなどの下げにつれて一時1ユーロ=1.1630ドル台まで下げたものの、一巡後はユーロクロスの上昇に伴った買い戻しが入り、1.1660ドル台まで下値を切り上げた。

[2017-11-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は失速。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が下落したため、投資家がリスク回避姿勢を強め円買いドル売りが先行した。ただ、安く始まったダウ平均が持ち直すと、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売りドル買いがじわりと強まった。日経平均先物が130円上昇したことも円の重し。

[2017-11-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。50円超下落して始まった日経平均株価が150円超高まで反発したことにつれて円売りが強まった。もっとも、その後に株価が伸び悩んだため売りも続かなかった。

[2017-11-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ユーロを中心に弱含み。東京市場ではもみ合いが続いていたが、7-9月期独国内総生産(GDP)速報値が予想より強い内容だったことが伝わると円売りユーロ買いが進んだ。また、対ユーロでの円安やナイトセッションの日経平均先物の60円高を受けて対ドルなどでも円売りが強まった。

[2017-11-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は一転上昇。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した円売り外貨買いの動きが先行した。もっとも、一巡後は買い戻しが優勢に。日経平均先物が50円安まで失速したことで買いが入ったほか、対ドルでは米長期金利の低下を受けた買いも進んだ。なお、10月米卸売物価指数(PPI)が予想より強い結果となったことから発表後に売りで反応する場面もあったが、影響は一時的だった。

[2017-11-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。ナイトセッションの日経平均先物が170円下げたことで、リスク回避的な円買いドル売りが先行。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入った。なお、10月米卸売物価指数(PPI)は予想を上回ったものの、相場の反応は限られた。一方、円はユーロに対しては軟調だった。欧州時間に発表された7-9月期独国内総生産(GDP)速報値が予想より強い内容となったことを手掛かりに、ユーロ全面高となった流れに沿った。

[2017-11-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が240円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが強まった。対ドルでは時間外の米10年債利回りが低下したことに伴う円買いも見られた。一方で、上値では本邦実需勢をはじめ戻りを売りたい向きも多く、一巡後はやや伸び悩んでいる。

[2017-11-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルで堅調。日経平均株価が引けにかけて軟調に推移したことを背景に円は下値の堅い動きとなった。欧州時間に入ると時間外の米10年債利回りの低下を背景にドル安が進み、円買いドル売りが強まった。ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が下落したことも支えとなった。

[2017-11-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円は対ドルで堅調。ナイトセッションの日経平均先物が210円安まで下げたことを受けてリスク回避の買いが入ったほか、時間外の米10年債利回りが低下したことで日米金利差縮小を見越した買いも入った。なお、10月米小売売上高は前月比0.2%増と市場予想の前月比横ばいを上回った一方、自動車を除いた数値は前月比0.1%増と市場予想の前月比0.2%増を下回った。また、同時に発表された11月NY連銀製造業景気指数はプラス19.4と予想を下回り、10月米CPIは予想通りの結果となった。総じて強弱まちまちの結果となったが、米長期金利の低下幅拡大に伴って、指標発表後には買いが強まった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は10月19日以来の安値となる1ドル=112円49銭前後まで下押し。
・ユーロ円はドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、1ユーロ=133円台半ばで方向感が乏しかった。
・ユーロドルは堅調。米長期金利の低下を背景に一時1ユーロ=1.18606ドル前後と10月13日以来の高値を更新した。

[2017-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が出なかった。ナイトセッションの日経平均先物が210円下げたことでリスク回避的な円買いドル売りが先行したものの、日経平均先物が持ち直し110円上昇すると一転円売りドル買いが優勢に。ただ、米10年債利回りが低下したこともあって下値も限定的だった。米国株相場の下落に伴う円買いドル売りも入った。

[2017-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。下落して始まった日経平均株価が180円超高まで反発したことを背景に投資家のリスク回避姿勢が後退し、円売りが先行した。対ドルでは時間外の米10年債利回りが上昇したことに伴う円売りも出た。

[2017-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルを中心に弱含み。日経平均株価が360円超上げたほか、ナイトセッションの日経平均先物も上昇して始まるなど株高を手掛かりに投資家のリスク志向改善を意識した円売りが進んだ。時間外の米10年債利回りが上昇したことで対ドルでの円売りが目立った。

[2017-11-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は対ドルで下値が堅い。ナイトセッションの日経平均先物が150円高まで上昇したことを受けて、投資家のリスク志向改善を見越した売りが先行した。米長期金利の上昇も相場の重しとなったが、その後は株高や米長期金利の上昇が一服したことで買い戻しが優勢に。前週分の米新規失業保険申請件数や10月米輸入物価指数、11月米フィリー指数などが予想を下回ったことも買いを誘った面があった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は19時30分前に1ドル=113円33銭前後まで上げたものの、その後は113円ちょうど付近まで伸び悩み。
・ユーロ円も一時1ユーロ=133円45銭前後まで上げた後、133円06銭近辺まで押し戻された。
・ユーロドルは弱含み。20時30分過ぎに1ユーロ=1.17572ドル前後まで下落したが、米長期金利の上昇が一服すると下げ渋った。

[2017-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ドルを中心に買い優勢。WSJ紙が「モラー特別検察官がトランプ選挙陣営に召喚状を出した」と報じたことをきかっけに円買いドル売りが先行。時間外の米10年債利回りが低下したことで全般ドル安が進んだ影響も受けたほか、一時は400円超上昇した日経平均株価が40円超高まで急速に上げ幅を縮めると円高が加速した。

[2017-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対オセアニア通貨で堅調。全般オセアニア通貨が売られた流れに沿って円買いオセアニア通貨売りが強まった。対米ドルでNZドルがストップロスを巻き込んで下げ幅を広げると円高NZドル安が加速した。一方、対ドルでは上値が重い。午前に買いが進んだ反動から持ち高調整の売りが出たほか、時間外の米10年債利回りが低下幅を縮めたことも重しとなった。

[2017-11-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は対欧州通貨で強含み。欧州勢の参入後に対ドルで欧州通貨安が進んだことにつれて、円買いユーロ売りや円買いポンド売りなどが入った。一方、円は対ドルではもみ合い。手掛かり材料に欠くなか、方向感の乏しい動きに終始した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円55銭前後を挟んだ小動きが継続。
・ユーロ円は17時過ぎに一時1ユーロ=132円62銭前後まで下落した後、132円90銭台まで下げ渋ったものの、戻りは鈍かった。
・ユーロドルはさえない。アジア時間に買いが進んだ反動が出た。18時前には一時1ユーロ=1.17841ドル付近まで弱含む場面も見られた。

[2017-11-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。ダウ平均が100ドル超下落したほか、ナイトセッションの日経平均先物が170円下げると、投資家がリスク回避姿勢を強め円買い外貨売りが優勢となった。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り円全体を押し上げた。なお、10月米住宅着工件数建設許可件数は予想より強い内容となったものの、相場の反応は限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は3時30分前に一時1ドル=111円95銭前後と10月16日以来の安値を付けた。
・ユーロ円は1時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=132円06銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは週末を控えるなか、相場材料に乏しく1ユーロ=1.1790ドルを挟んだもみ合いの展開に終始した。

[2017-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。「独自由民主党(FDP)がメルケル首相率いる与党キリスト教民主社会同盟(CDU・CSU)との連立協議から離脱した」と伝わり、独政局の先行き不透明感から円買いユーロ売りが優位に。他の通貨に対しても円買いが波及した。日経平均株価の150円超安も円全体を押し上げた。

[2017-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はポンドやユーロに対して弱含み。欧州勢が欧州通貨買いで参入した流れに沿って円安ポンド高や円安ユーロ高が進んだ。一方、ドルに対してはもみ合い。米10年債利回りの低下幅縮小が重しとなった半面、ナイトセッションの日経平均先物の下落が支えとなり方向感が出ていない。

[2017-11-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円はユーロやポンドに対して売り優勢。独政局の先行き不透明感からアジア時間にユーロ安が進んだ反動から欧州勢参入後はユーロを買い戻す動きが活発化し、円は売りが強まった。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る協議の進展を期待した円売りポンド買いも進んだ。また、ドルに対しても小安い。ナイトセッションの日経平均先物が買い戻されたほか、米10年債利回りが一時上昇に転じたことを背景に円売りドル買いが小幅ながら出た。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円28銭前後まで上げた。
・ユーロ円は1ユーロ=132円46銭前後、ポンド円は1ポンド=148円89銭前後までそれぞれ上昇した。
・ユーロドルは買い一服。欧州勢参入後にユーロのショートカバーが広がった流れに沿った。18時前には1ユーロ=1.18086ドル前後まで買い上げられたが、その後は米長期金利が上昇に転じた影響などから1.1760ドル台まで売りに押された。

[2017-11-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。ダウ平均が一時100ドル近く上げたほか、ナイトセッションの日経平均先物が270円上昇したため円売り外貨買いが優勢となった。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出て円全体を押し下げた。なお、トランプ米大統領はこの日、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定する方針を明らかにしたものの相場の反応は限定的だった。

[2017-11-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はオセアニア通貨に対して強含み。豪準備銀行(RBA)議事要旨で「賃金がどのように早く上がり、インフレを上昇させるか、かなり不確実」「さらなる豪ドルの上昇はインフレや景気の成長を鈍化させるだろう」などと伝わった後、次第に円買い豪ドル売りが優位に。つれる形で円買いNZドル売りも進んだ。また、ドルに対しては下値が堅い。日経平均株価の300円超高を背景に円売りが散見されたが、下値の堅さを確認すると円買い戻しが入った。

[2017-11-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。欧州勢がドル売りで参入すると円高ドル安が小幅に進んだが、追随する動きは見られなかった。また、全般ポンド高の流れに沿って円売りポンド買いが見られたが、勢いは長続きしないなど方向感が出なかった。米感謝祭を前に流動性が低下している面もあるようだ。

[2017-11-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。欧州通貨が全般売られた影響から序盤は円買い欧州通貨売りが強まった。もっとも、ナイトセッションの日経平均先物が170円、ダウ先物が100ドル超上昇するなど株価が堅調に推移したことを受けてその後は徐々に円を売る動きが強まった。ロウ豪準備銀行(RBA)総裁が「政策金利の次の動きは引き上げの可能性がより高い」と述べたことで円安・豪ドル高が急速に進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は方向感のない動き。1ドル=112円41銭前後まで下げた後112円60銭台まで持ち直したが、戻りも限られた。
・豪ドル円はRBA総裁の発言をきっかけに買いが優勢となり1豪ドル=85円32銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは頭が重い。欧州勢参入後に1ユーロ=1.17579ドル前後まで買われたものの、一巡後はユーロ豪ドルの急落などの影響から上値を切り下げ1.17132ドル前後まで下押しした。

[2017-11-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は上値が重かった。米長期金利の低下をきっかけに円買いドル売りが先行したものの、上値は限られた。ダウ平均が一時180ドル超上げたほか、ナイトセッションの日経平均先物が210円上昇したため円売りドル買いがじわりと強まった。10月米中古住宅販売件数が予想より強い内容となったことも相場の重し。

[2017-11-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「速過ぎる引き締めはインフレ率を2%未満でとどめる可能性がある」「低インフレが一時的かどうか確信が持てず、より長く続く可能性に留意」などと発言すると、対ドル中心に円買いが進んだ。米10年債利回りの低下も円買いドル売りを誘ったほか、日経平均株価が260円超高から130円高まで上げ幅を縮めたことも円全体を押し上げた。その後、米金利低下や株安が一服すると次第に上値が切り下がった。

[2017-11-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日経平均株価が90円超高まで上げ幅を縮めたことが円全体を押し上げた。欧州勢がユーロドル中心にドル売りで参入したことも円高ドル安につながったほか、全般ポンド売りの流れに沿って円高ポンド安が進んだ。

[2017-11-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は対ポンドを中心に強含み。しばらくは方向感がなかったが、英予算責任局(OBR)がGDP成長率見通しを下方修正したことが伝わると円高ポンド安が進んだ。また、ドルに対しても底堅い動き。欧州勢参入後にドル安が進んだ流れに沿って買いが先行した後は本邦実需勢などの売りに抑えられ伸び悩んだが、対ポンドで円高が進んだ影響が波及したため下値も限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円96銭前後まで下げ、その後の戻りも鈍い。
・ポンド円は1ポンド=148円11銭前後まで下落した。
・ユーロドルは上値が重い。欧州勢が買いで参入し1ユーロ=1.1773ドル前後まで値を上げたが、その後は米長期金利の上昇に伴って失速。
・ポンドドルの下落につれた面もあり本日安値の1.17324ドル前後に迫った。

[2017-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。シカゴ日経平均先物の下落を背景にリスク回避目的の円買いが先行した。ただ、上値の重さを確認すると、日経平均先物も下げ幅を縮めたことで持ち高調整の売りに押し戻された。

[2017-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。上海総合指数が大幅安となったほか、シカゴ日経平均先物や時間外のダウ先物が下落するとリスク回避目的の買いが広がった。ただ、11月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値や11月仏サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことがわかると円売りユーロ買いで反応。株価も反発したことで持ち高調整の円売りが進んだ。

[2017-11-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円はユーロに対しては弱含んだ。仏ユーロ圏の11月製造業サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことで円売りユーロ買いが優勢となった。シカゴ日経平均先物やダウ先物の上昇に伴う円売り外貨買いも出た。一方、カナダドルに対しては下げ渋った。カナダ統計局が発表した9月カナダ小売売上高が予想より弱い内容となったことで円買いカナダドル売りが入った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はもみ合い。米国市場が休場となるなか、新規材料に乏しく1ドル=111円台前半での狭いレンジ取引が続いた。
・ユーロ円は23時前に一時1ユーロ=131円88銭前後と日通し高値を付けた。
・カナダドル円は失速。22時過ぎに一時1カナダドル=87円77銭前後と日通し高値を付けたものの、低調なカナダ小売指標を受けて87円42銭付近まで下押しした。
・ユーロドルは強い欧州経済指標がユーロ買いドル売りを促し、一時1ユーロ=1.18559ドル前後まで値を上げた。なお、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨では「一部の当局者は市場が一段の量的緩和延長を期待している可能性を懸念」「オープンエンドの量的緩和維持に幅広い支持があったが、一部は明確な終了日を求めた」との見解が示されたものの、相場の反応は限定的だった。

[2017-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は小動き。米国市場が感謝祭の祝日で株式・債券・商品市場が休場。市場参加者が激減し商いは低調となった。ユーロに対しては、欧州時間に発表された欧州経済指標が予想より強い内容だったことで円売りがやや優勢となった。

[2017-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。本日は祝日明けの実質5・10日(五十日)の週末とあって仲値に向けた円売りが出た。日経平均株価が140円超安から40円超安まで下げ幅を縮めたほか、米長期金利の上昇も円売りを誘ったが、一巡すると買い戻しが進んだ。

[2017-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日経平均株価が上げに転じ40円超上昇するにつれて円売りが広がった。ただ、ナイトセッションの日経平均先物が下落すると円買い戻しが進んだ。

[2017-11-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は対ドルで方向感が定まらない。ナイトセッションの日経平均先物が下落したことで買いが先行したが、その後に株価が持ち直したほか、時間外の米10年債利回りが上昇すると徐々に上値を切り下げた。もっとも、米10年債利回りが上昇幅を縮めたため買い戻しが入るなど戻りも限られた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円30銭台まで下げた後はアジア時間の高値111円55銭前後に迫ったが、上値も重かった。
・カナダドル円は買い戻し。1カナダドル=87円41銭前後まで下げた後は「ロシアとOPECが減産延長の枠組みで合意」との報道で原油先物相場が上昇した流れに沿って87円66銭前後まで反発した。
・ユーロドルは堅調。ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれる形で買いが強まった。米長期金利の上昇幅縮小も支えとなり1ユーロ=1.18841ドル前後まで値を上げた。

[2017-11-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。ダウ平均や日経平均先物の上昇を手掛かりに円売り外貨買いが先行。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出た。ユーロに対しては、独連立協議への期待から円売りが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は5時30分前に一時1ドル=111円62銭前後と日通し高値を付けた。
・ユーロ円は1時30分前に一時1ユーロ=133円24銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは独連立政権樹立に向けた前向きな兆候が見られ、全般ユーロを買う動きが先行。重要なレジスタンスとして意識されていた一目均衡表雲の上限1ユーロ=1.1877ドル前後や10月12日の高値1.1880ドル前後を上抜けるとストップロスを誘発。1時30分前に一時1.19443ドル前後と9月22日以来の高値を付けた。

[2017-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。早朝から円買いが先行したものの、上値が重いと見た向きが反対売買に動き失速した。もっとも、日経平均株価が100円超高から100円超安まで一転下落すると、リスク回避目的の円買いが再開した。

[2017-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して底堅い。日経平均株価が120円超下げたことでリスク回避目的の円買いが散見されたが、一巡すると次第に方向感が出なくなった。その後、欧州勢が参入すると円買いが再開。ナイトセッションの日経平均先物が40円高から下げに転じたうえ、米10年債利回りが小幅に低下したことも相場を支えた。

[2017-11-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は対ドルで堅調に推移。時間外の米10年債利回りが低下に転じたことを背景に円買いドル売りが強まった。ナイト・セッションの日経平均先物など株価が失速したこともリスク回避の円買いを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円01銭前後と9月18日以来の安値を付けた。
・南アフリカランド円は反発。米格付け会社スタンダードアンド・プアーズ(S&P)による格下げで先週末に売られた反動からショートカバーが優勢となり1ランド=8円11銭前後まで上昇した。
・ユーロドルは底堅い。欧州勢が買いで参入し1ユーロ=1.19568ドル前後と9月22日以来の高値を付けた。一巡後は利食い売りに押されたが、米長期金利の低下などを背景にドル安が進んだため下値は堅かった。

[2017-11-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は強含み。米10年債利回りが低下に転じたほか、ナイトセッションの日経平均先物が失速したことを受けて円買いドル売りが先行。「政府は北朝鮮の弾道ミサイルの発射準備とみられる信号を感知し、警戒を強めている」との報道をきっかけに、投資家がリスク回避姿勢を強めると円買い外貨売りが加速した。

[2017-11-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一進一退。パウエル次期米連邦準備理事会(FRB)議長が承認公聴会の証言原稿で「FRBは金利が幾分さらに上昇すると予想」「FRBのバランスシートの規模は徐々に縮小へ」などの見解を示すと円売りが先行したが、勢いは続かなかった。日経平均株価が130円超下落するとリスク回避の円買いが優位に。もっとも、本日はスポット応答日が月末にあたり仲値に向けて売りが出たほか、日経平均株価が80円超高まで持ち直したことで円売りが再開するなど方向感が定まらなかった。

[2017-11-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。日経平均株価が80円超高から100円超安まで失速すると円買いが散見された。もっとも、日経平均株価は引けにかけて前日終値付近まで持ち直したうえ、米10年債利回りが小幅に上昇したことで戻りも限られた。

[2017-11-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は対ドルでもみ合い。時間外の米10年債利回りが小幅に上昇したことで円売りドル買いが出たが、全般手掛かり材料に乏しいなかで下値も限定的だった。一方、目立った材料は伝わっていないものの、全般ポンド安が進んだ影響から対ポンドで円は堅調に推移した。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=111円38銭前後まで買われたが、上値は重かった。
・ポンド円は軟調に推移し、1ポンド=147円61銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは方向感がない。米長期金利の上昇を背景に売りが先行した後は1ユーロ=1.1920ドル前後まで反発する場面があったが、すぐに戻り売りに押され1.18749ドル前後まで値を下げた。一方で、ユーロポンドが上昇すると下げ渋るなど総じて方向感が定まらなかった。

[2017-11-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。11月米消費者信頼感指数や11月リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上回ったことで円売りドル買いが先行。「米民主党下院トップのペロシ院内総務と米民主党上院トップのシューマー院内総務はトランプ米大統領との会談を拒否した」との報道や、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて円買いドル売りが入る場面もあったが、反応は限定的だった。米上院予算委員会が共和党の税制改革法案を可決すると、米長期金利や米国株が上昇したため再び円売りドル買いが広がった。円はポンドに対しては軟調だった。「英国とEUは離脱に伴う清算金で合意した」との報道を受けて全般ポンド買いが進んだ流れに沿った。

[2017-11-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日本株高を見越した円売りが先行したほか、日経平均株価の150円超高も相場の重しとなった。「北朝鮮が日本時間12時30分に重大発表を行う」と報じられると円買い戻しが進んだが、北朝鮮が「新たなタイプのICBMを発射」「ICBM火星15を試射」「新たなICBMは米全体を射程に」などと発表すると、材料出尽くしとして円売りが再開した。

[2017-11-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はユーロやポンドに対して弱含み。欧州勢の参入に伴いユーロドルやポンドドルが上昇した影響から円売りが進んだ。一方、その他の通貨に対してはもみ合い。北朝鮮の重大発表に絡んだ売買が一巡し、取引材料難のなかで方向感を欠いた。なお、中曽宏日銀副総裁は「出口局面で必要になる政策手段を日本は持っている」などと発言した。

[2017-11-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は対ドルで軟調。時間外の米10年債利回りが上昇したほか、ナイトセッションの日経平均先物やダウ先物が堅調に推移したことを背景に円売りドル買いが強まった。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言原稿として「米景気拡大はますます広がりを見せている」と伝わったことが売り材料視された面もあり、米長期金利の上昇幅拡大とともに下げ足を速めた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は200日移動平均線の1ドル=111円69銭前後を上抜けると目先のストップロスを巻き込みながら111円99銭前後まで上値を伸ばした。
・ポンド円も堅調に推移。英EU離脱交渉の進展期待が高まるなか、1ポンド=149円96銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは一転下落。欧州勢が買いで参入し1ユーロ=1.18828ドル前後まで上げたが、その後はユーロNZドルなどユーロクロスの下落につれて失速。米長期金利の上昇も嫌気され1.18177ドル前後まで下落した。

[2017-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。7-9月期米国内総生産(GDP)改定値や10月米住宅販売保留指数が予想を上回ったことで円売りドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出て円全体を押し下げた。なお、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は「米景気拡大はますます広がりを見せている」「政策金利は徐々に中立に近づけることが重要」との見解を示したほか、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁は「来年末までに4回の利上げが基本的な見通し」などと述べた。また、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「他の手段を使い果たしたならばマイナス金利も排除しない」などと発言した。

[2017-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して売り一服。本日は月末の510日(五十日)とあって仲値に向けた売りが出た。ただ、豪ドル・米ドルが上昇した影響などからやや下げ渋った。一方、豪ドルに対しては軟調。10月豪住宅建設許可件数や11月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回り、豪ドル高が進んだ流れに沿った。なお、NZドルに対しては買い優位。11月NBNZ企業信頼感指数がマイナス39.3と前回のマイナス10.1から大幅に悪化したことで円買いNZドル売りが加速した。

[2017-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が引けにかけて150円超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物の50円高を背景に円売りが広がった。市場では「月末絡みの実需の売りも出ているようだ」との声があった。

[2017-11-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は売り一服。市場では「月末に絡んだ円売りのフローが観測された」との指摘があるなど、アジア時間からの円安の流れを引き継いだ。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したほか、対ドルでは米10年債利回りの上昇に伴う売りも出た。もっとも、株高が一服したうえ、米10年債利回りが低下に転じたこともあり、その後は下げ渋っている。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=112円48銭前後まで上昇したが、22日高値の112円49銭前後が目先の上値目処として意識されると112円20銭台まで伸び悩み。
・ユーロ円は1ユーロ=133円31銭前後まで買われたが、11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想を下回ったことが伝わると132円60銭台まで失速する場面があった。
・ユーロドルは下げ渋り。序盤に1ユーロ=1.18762ドル前後まで買われたものの、その後はドル高が進んだ流れに沿って失速。ユーロ圏HICP速報値が予想を下回ったことも売りを促し1.18093ドル前後と前日安値の1.18156ドル前後を下抜けた。もっとも、その後は米長期金利の低下などからショートカバーが入り1.1850ドル台まで持ち直している。

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