2013年11月22日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米量的緩和の早期縮小観測が再浮上するなか、前週分の米新規失業保険申請件数が強い内容となったことで米10年債利回りが上昇。日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが強まった。また、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「マイナス金利を暗示しようとしていない」「前回会合以降、マイナス金利に関して議論されていない」などとマイナス金利導入に慎重な姿勢を示したため円安ユーロ高が優勢となった。ダウ平均が100ドル超上昇し、1万6000ドル台に乗せたことも円売りを促した。
 一方、豪ドルに対しては堅調。欧州時間序盤にスティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が「RBAは引き続き為替介入にオープン」「豪ドルはRBAの中期的な予想を上回る水準」と豪ドル高をけん制する発言をしたことがニューヨーク時間に入っても豪ドル相場の重しとなり、円は強含んだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は戻りが鈍い。ダウ平均が16000ドルを上回り史上最高値を更新したことを背景に、日本株の上昇を見込んだ円売りが先行した。マクダーモットNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁補佐が「為替相場について金融政策でできることは乏しい」と発言したことを受けて、NZドルに対する円売りが目立った。市場では「週末とあって利益確定の円買い戻しが見られた」との指摘があり、やや下げ渋ったが戻りは鈍かった。
 一方、円は豪ドルに対してしっかり。日本株高への期待から円売りが先行したが、豪ドルNZドルが急落した影響から円買い豪ドル売りが強まり、一転上昇した。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価が210円超高から50円超安まで下落し、リスク許容度の低下した投資家から円買い戻しが入った。対NZドル中心に豪ドル売りが強まった流れに沿って、円高豪ドル安が加速する場面も見られた。
 ただ、日経平均株価がプラス圏を回復すると円買い圧力は後退。欧州勢が欧州通貨買いドル売りで参入し、つれる形で円安欧州通貨高がじわりと進んだ。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。足もとで円安傾向が続いたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の円買いが先行したものの上値は限定的だった。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したほか、対ユーロで円売りが強まった影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は15時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=100円96銭前後まで値を下げたものの、そのあとはじりじりと下値を切り上げた。
・ユーロ円は独経済指標の改善を手掛かりに買いが進み、一時1ユーロ=136円99銭前後と2009年10月27日以来の高値を更新した。
・ユーロドルはしっかり。欧州勢の参入に伴ってユーロ買いドル売りが入ると、アジア時間の高値1ユーロ=1.3488ドル前後を上抜け上昇に弾みが付いた。11月独Ifo企業景況感指数が109.3と予想を上回ったことも買いを促し、一時1.3539ドル前後まで上値を伸ばした(経済指標データ参照:独IFO景気動向指数の推移グラフへ)。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

ジェームズ・ブラード[NP-3.4 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「個人的には超過預金準備金利の変更を予想していない」「インフレ率の下限を防衛する必要がある」

ジェームズ・ブラード[NP-4.0 HDP +0.3 CHDP -0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.1]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「インフレの下限を1.5%に設定することを支持」「FRBのバランスシートは依然として拡大の余地がある」

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP-4.0 HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・マクダーモットNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁補佐「NZドルは過大評価されている」「為替レートは歴史的にみて高い水準にある」

黒田東彦[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁「出口戦略について具体的に話すことは適切ではない」「出口政策として、保有国債償還や付利金利引き上げなどが考えられる」

マリオ・ドラギ[NP+3.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「過度に長期間の低金利は金融安定にリスクをもたらす」

エワルド・ノボトニー[NP+3.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.2]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「現在の金利水準は極端に低い」「低金利がもたらす長期的な影響を考慮しなければならない」

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

ジェームズ・ブラード[NP-3.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「政策金利は長期に渡りゼロ付近にとどまるだろう」「量的緩和は今のところ継続する必要がある」

2013年11月22日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
米政府関係・米上院銀行委員会は21日、イエレン米連邦準備理事会(FRB)副議長の次期FRB議長指名を承認した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・21日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近1月限は買いが優勢。0時32分時点では前日比0.90ドル高の1バレル=94.75ドルで取引されている。一時94.83ドルまで値を上げた。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・カナダドルは軟調。ユーロカナダドルは一時1.41597カナダドルと本日高値を付けたほか、米ドルカナダドルも一時1.0517カナダドルと日通し高値を更新した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・21日の米10年物国債利回りは上昇幅を縮小。0時58分時点では前日比0.0045%高い2.8032%前後で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・クロス円はしっかり。ユーロ円は1時過ぎに一時136.03円と2009年10月27日以来の高値を更新した。また、ポンド円は163.18円、スイスフラン円は110.42円まで値を上げた。ダウ平均が堅調に推移していることをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いが出ている模様。

イェンス・バイトマン[NP-3.0 HDP +1.1 CHDP -0.1 RHDP +1.3 CRHDP +0.1]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「ECBは必要な限り無制限の資金供給を行う」「欧州の金融政策は依然として緊急事態の対応」

イェンス・バイトマン[NP     HDP +1.1 CHDP -0.1 RHDP +1.3 CRHDP +0.1]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「適時の議事録公表は透明性拡大に寄与」「ECBからの借り入れは国債購入に充てられるべきではない」

イェンス・バイトマン[NP     HDP +1.1 CHDP -0.1 RHDP +1.3 CRHDP +0.1]
イェンス・バイトマン・バイトマン独連銀総裁「いずれは低政策金利から脱出しなければならない」「低政策金利政策は安定性にとってリスク」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省は21日、来週の米国債の入札予定を発表。25日に2年債320億ドル、26日に5年債350億ドル、27日に7年債290億ドル規模の入札を実施するとした。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ポンドドルは堅調。1時30分前には一時1.6164ドルの高値まで上昇した。弱い11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数を受けてポンド買いドル売りが強まったほか、市場では「米系ファンドから円売りポンド買いが観測された」との指摘があり、ポンド円が163.18円まで上昇したことにつれた。なお、市場では「1.6180ドルには売り注文が観測されている」との指摘があった。

連邦準備制度理事会(FRB)[NP     HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.1]
連邦準備制度理事会(FRB)・米連邦準備理事会(FRB)は21日、ニューヨーク連銀を通じて2017年11月-18年7月に償還を迎える米国債48億1100万ドルを購入したと発表した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・21日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の12月限はさえない。2時16分時点では前日比14.7ドル安の1トロイオンス=1243.3ドルで推移している。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・21日の米10年物国債利回りは低下。2時26分時点では前日比0.0181%低い2.7806%前後で推移している。

ジェフリー・ラッカー[NP+2.0 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +2.2 CRHDP -0.1]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「2013年のGDP成長率は2%、2014年は2%を若干上回ると予想」「1、2年をかけてインフレは2%まで戻すだろう」

ジェフリー・ラッカー[NP+1.8 HDP +2.2 CHDP +0.0 RHDP +2.1 CRHDP -0.1]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「経済的基礎からして楽観的になる余地ある」「企業は投資や雇用に極めて慎重」

ジェフリー・ラッカー[NP-1.0 HDP +2.1 CHDP -0.1 RHDP +2.1 CRHDP +0.0]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「オバマケアは多くの企業にとって採用コストを増加させる可能性」「短期的な雇用拡大は起こりそうにない」

スペンサー・デール[NP-3.6 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.1]
スペンサー・デール・デール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国の金利は長期間維持されるだろう」「英国が正常に戻るには長年に渡る」

スペンサー・デール[NP-3.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
スペンサー・デール・デール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「持続的な英経済成長を望む」「英金融当局は住宅市場を監視」「英住宅市場が過熱している兆候はない」

ジェームズ・ブラード[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「債券購入とフォワードガイダンスはゼロ金利における最善の手段」(経済見通しには言及せず)

ジェームズ・ブラード[NP     HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP +0.3]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「2008年の利下げは日本の教訓に留意していなかった」「ゼロ金利政策の帰結は未知数」

ヨルグ・アスムッセン[NP+1.6 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.5 CRHDP -0.1]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロ圏の景気は徐々に回復している兆しがある」「日本のような失われた10年になると予想せず」

ヨルグ・アスムッセン[NP+2.0 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP +0.1]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「経常黒字は調整の一環」「デフレは欧州の見通しにはない」

ヨルグ・アスムッセン[NP-1.0 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
ヨルグ・アスムッセン・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「マイナス預金金利を排除しない」「マイナス預金金利の利用にはかなり慎重」「マイナス預金金利の利用について技術的な準備はできている」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
米政府関係・米財務省によると、10年物インフレ指数連動債(TIPS)入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが0.560%、応札倍率(カバー)が2.59倍となった。

ジェフリー・ラッカー[NP+2.4 HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP -0.1]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「米成長の下振れリスクはここしばらく相対的に上昇していない」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・21日の英国債相場は下落(利回りは上昇)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間22日3時時点の水準で、前日終値比0.085%高い2.818%だった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・21日の欧州国債相場は下落(利回りは上昇)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間22日3時時点の水準で、前日終値比0.027%高い1.741%だった。

ジェームズ・ブラード[NP-3.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.2]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「政策金利は長期に渡りゼロ付近にとどまるだろう」「量的緩和は今のところ継続する必要がある」

ジェームズ・ブラード[NP-2.0 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.0]
ジェームズ・ブラード・ブラード米セントルイス連銀総裁「政策金利とQEでの政策分離は進展」「新規失業保険申請件数は良い兆候」「FEDは超過預金準備金利の変更を検討する可能性ある」

ジェームズ・ブラード[NP-3.4 HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP +0.4 CRHDP -0.2]
ジェームズ・ブラード・ブラード米セントルイス連銀総裁「個人的には超過預金準備金利の変更を予想していない」「インフレ率の下限を防衛する必要がある」

ジェフリー・ラッカー[NP     HDP +2.1 CHDP +0.0 RHDP +2.0 CRHDP -0.1]
ジェフリー・ラッカー・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「現在のFOMC声明は複雑で長い」「量的緩和の効果について楽観的ではない」「フォワードガイダンスの微調整には慎重」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ポンドドルは伸び悩み。2時30分過ぎに一時1.6172ドルまで上昇したものの、前日高値の1.6178ドルが上値の目処となったほか、1.6180ドルに観測されている売り注文が意識され徐々に売りに押された。4時30分時点では1.6157-62ドルで推移している。

ジェームズ・ブラード[NP-4.0 HDP +0.3 CHDP -0.1 RHDP +0.3 CRHDP -0.1]
ジェームズ・ブラード・ブラード・セントルイス連銀総裁「インフレの下限を1.5%に設定することを支持」「FRBのバランスシートは依然として拡大の余地がある」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円はじり高。4時40分過ぎに一時101.14円と7月10日以来の高値まで値を上げた。また、ユーロ円も136.15円と2009年10月27日以来の高値をつけた。米国株が堅調に推移していることが相場を支えているようだ。

国際通貨基金(IMF)[NP-3.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
国際通貨基金(IMF)・朱民・国際通貨基金(IMF)副専務理事「世界の経済成長は低い。下方リスクが続いている」「新興国の成長は高い水準から鈍化した」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・21日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前日比0.02%低い(価格は高い)2.78%で終えた。前週分の新規失業保険申請件数が予想以上に改善したことで売りが先行。10年債利回りは一時2.83%と約2カ月ぶりの高水準を付けた。ただ、11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回ると、次第に債券を買い戻す動きが広がった。

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP-4.0 HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係・マクダーモットNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁補佐「NZドルは過大評価されている」「為替レートは歴史的にみて高い水準にある」

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係[NP+1.0 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.2]
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)関係・マクダーモットNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁補佐「金融政策で為替に関してできることは限られる」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・21日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米量的緩和の早期縮小観測が再浮上するなか、前週分の米新規失業保険申請件数が強い内容となったことで米10年債利回りが上昇。日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが強まった。また、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「マイナス金利を暗示しようとしていない」「前回会合以降、マイナス金利に関して議論されていない」などとマイナス金利導入に慎重な姿勢を示したため円安ユーロ高が優勢となった。ダウ平均が100ドル超上昇し、1万6000ドル台に乗せたことも円売りを促した。
 一方、豪ドルに対しては堅調。欧州時間序盤にスティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が「RBAは引き続き為替介入にオープン」「豪ドルはRBAの中期的な予想を上回る水準」と豪ドル高をけん制する発言をしたことがニューヨーク時間に入っても豪ドル相場の重しとなり、円は強含んだ。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円は買いが先行。前日の海外市場で円安ドル高が進んだ流れを引き継いで始まった。日本株の上昇を期待した買いも入り、一時101.28円と7月9日以来の高値を付けた。

麻生太郎[NP+1.0 HDP -2.8 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
麻生太郎・麻生太郎副総理兼財務・金融相「デフレ状況ではなくなりつつある」「内需が堅調であることは間違いない」

黒田東彦[NP+2.0 HDP -2.8 CHDP +0.1 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「(7-9月期GDPについて)おおむね予想した通りの成長が続いている」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
日本政府関係・甘利明経済再生担当「(GPIFの運用について)一極集中だと全体に影響を与えかねず、リスク分散の視点が重要」

日本政府関係[NP-1.0 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
日本政府関係・甘利明経済再生担当「為替相場は徐々に落ち着くところに落ち着くだろう」「円安は輸入には不利も、輸出には有利」「為替、株価についてはコメントを差し控える」

黒田東彦[NP-1.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「消費者物価は2015年度までの見通し期間後半にかけて2%へ」

黒田東彦[NP+2.4 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「内需が堅調で、外需も緩やかに増加する見込み」「輸出の先行きは、緩やかに増加していく見込み」

黒田東彦[NP-3.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「資産市場でバブルが生じているとは思わない」「資産市場の動向には引き続き十分注意していきたい」

黒田東彦[NP-2.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「行き過ぎの円高が修正されており、バブル的円安ではない」

黒田東彦[NP+2.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP -0.2]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「個人消費は底堅い動きを続けていく」「下方リスクがあれば必要な調整を行う」

黒田東彦[NP-3.4 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「できるだけ長期金利の上昇を抑制する」「今後とも金融市場の動向を注視し、国債買い入れを実施する」

黒田東彦[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「出口戦略について具体的に話すことは適切ではない」「出口政策として、保有国債償還や付利金利引き上げなどが考えられる」

黒田東彦[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「内需は底堅く堅調、外需は弱めだが今後は穏やかに増加する」「上下双方のリスクは潜在的にはある」

黒田東彦[NP-4.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.0]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「個人消費は底堅い動きが継続するだろう」「下方リスクがあれば、物価安定目標のために必要な措置取る」

黒田東彦[NP-3.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「出口戦略の具体的な話しは適当ではない」

黒田東彦[NP     HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
黒田東彦・黒田東彦日銀総裁「米金融政策には十分に注視したい」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円は底堅い。日経平均株価が200円超上昇したことをながめ、投資家のリスク許容度改善を意識した買いが入った。11時時点では101.25-28円で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・22日の米10年物国債利回りは時間外取引で小幅に低下。11時13分時点では前日比0.0090%低い2.7752%前後で推移している。

麻生太郎[NP     HDP -2.8 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
麻生太郎・麻生太郎副総理兼財務・金融相「日銀と緊密な連携を取りながら政策に取り組む」「民間設備投資が増えるような政策を考える必要がある」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は戻りが鈍い。ダウ平均が16000ドルを上回り史上最高値を更新したことを背景に、日本株の上昇を見込んだ円売りが先行した。マクダーモットNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁補佐が「為替相場について金融政策でできることは乏しい」と発言したことを受けて、NZドルに対する円売りが目立った。市場では「週末とあって利益確定の円買い戻しが見られた」との指摘があり、やや下げ渋ったが戻りは鈍かった。
 一方、円は豪ドルに対してしっかり。日本株高への期待から円売りが先行したが、豪ドルNZドルが急落した影響から円買い豪ドル売りが強まり、一転上昇した。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円は弱含み。節目の101.00円を下抜けて、一時100.96円と日通し安値をつけた。

スペンサー・デール[NP-3.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
スペンサー・デール・デール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「依然として英経済のために実施できる複数の手段がある」

スペンサー・デール[NP-3.2 HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
スペンサー・デール・デール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英国は非常に深刻な不況に見舞われた」「経済はもち直しつつある」「英経済にとってやるべきことはまだある」

スペンサー・デール[NP+1.0 HDP -1.2 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
スペンサー・デール・デール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「利上げを実施する前に英経済は回復を持続させる必要がある」「英経済はより高い金利水準へ対応する準備が整っていない」

スペンサー・デール[NP+1.2 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.2]
スペンサー・デール・デール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「利上げ前に持続的成長の確認必要」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・22日の欧州株式市場でロンドン株式相場は強含み。FTSE100種総合株価指数は17時18分現在、前日比21.97ポイント(0.33%)高の6703.30で取引されている。ドイツ株式指数(DAX)は同17.59ポイント(0.19%)高の9213.67で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・22日の米10年物国債利回りは時間外取引でもみ合い。17時32分時点では前日比0.0054%低い2.7788%前後で推移している。

クリスチャン・ノワイエ[NP     HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.1]
クリスチャン・ノワイエ・ノワイエ仏中銀総裁「単一破綻処理メカニズム(SRM)のための政治的な決断求める」

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価が210円超高から50円超安まで下落し、リスク許容度の低下した投資家から円買い戻しが入った。対NZドル中心に豪ドル売りが強まった流れに沿って、円高豪ドル安が加速する場面も見られた。
 ただ、日経平均株価がプラス圏を回復すると円買い圧力は後退。欧州勢が欧州通貨買いドル売りで参入し、つれる形で円安欧州通貨高がじわりと進んだ。

マリオ・ドラギ[NP     HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーロ圏の状況は改善している」「ECBはユーロ圏全体のために行動しなければならない」「ECBはインフレリスクが高過ぎたり、低過ぎるときに行動する必要」

マリオ・ドラギ[NP+3.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.2]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「過度に長期間の低金利は金融安定にリスクをもたらす」

マリオ・ドラギ[NP+1.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.2]
マリオ・ドラギ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ストレステストのパラメータを来年1月末までに発表」「金融政策には副作用ある」

エワルド・ノボトニー[NP+3.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「現在の金利水準は極端に低い」「低金利がもたらす長期的な影響を考慮しなければならない」

ピーター・プラート[NP-2.0 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
ピーター・プラート・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「ECBは不確実性を低下させるのを支援した」

ピーター・プラート[NP     HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
ピーター・プラート・プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事「欧州は過剰債務問題に対応しなければいけない」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
日本政府関係・甘利明経済再生担当相は22日、11月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。表現を「緩やかに回復しつつある」とし、景気の総括判断を2カ月連続で据え置いた。先行きについては「景気回復の動きが確かなものとなることが期待される」とした。

日本政府関係[NP-2.0 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
日本政府関係・月例経済報告「基調判断据え置き、3カ月連続で輸出は下方修正」

エワルド・ノボトニー[NP+2.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.0]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロ圏のデフレを想定していない」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.0]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリー中銀総裁「欧州経済は需要が少なすぎる」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ユーロ円はしっかり。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移していることを受けて、一時136.80円と2009年10月27日以来の高値を更新した。

日本政府関係[NP+1.0 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
日本政府関係・甘利明経済再生担当「期待した経済の好循環への道のりが確かなものになりつつある」「輸出の先行きは伸びると期待」「輸出への円安効果は遅れるだろう」

日本政府関係[NP     HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
日本政府関係・甘利明経済再生担当「賃金上昇の明確な道筋がみられる」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP     HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「ユーロ圏はより競争力をつける必要」

ヴォルフガング・ショイブレ[NP+1.4 HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.4 CRHDP -0.1]
ヴォルフガング・ショイブレ・ショイブレ独財務相「金融政策は成長維持を生み出さない「労働市場の改善が必要」「金融政策は万能ではない」」

デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.2]
デニス・ロックハート・ロックハート米アトランタ連銀総裁「米経済成長は遅い」「米緩和縮小(テーパリング)は12月の会合で協議するべき。1月と3月にも協議はするべき」

デニス・ロックハート[NP-3.0 HDP -1.5 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.1]
デニス・ロックハート・ロックハート米アトランタ連銀総裁「米金融政策はかなりの期間緩和的。数年続く公算が大きい」「米雇用情勢は大きな進展が見られる」

エスター・ジョージ[NP     HDP +2.3 CHDP +0.0 RHDP +3.2 CRHDP -0.2]
エスター・ジョージ・ジョージ米カンザスシティ連銀総裁「市場の規律を高めるには透明性が必要」(金融政策や経済見通しについては言及せず)

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・22日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。足もとで円安傾向が続いたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の円買いが先行したものの上値は限定的だった。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したほか、対ユーロで円売りが強まった影響を受けた。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は15時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=100円96銭前後まで値を下げたものの、そのあとはじりじりと下値を切り上げた。
・ユーロ円は独経済指標の改善を手掛かりに買いが進み、一時1ユーロ=136円99銭前後と2009年10月27日以来の高値を更新した。
・ユーロドルはしっかり。欧州勢の参入に伴ってユーロ買いドル売りが入ると、アジア時間の高値1ユーロ=1.3488ドル前後を上抜け上昇に弾みが付いた。11月独Ifo企業景況感指数が109.3と予想を上回ったことも買いを促し、一時1.3539ドル前後まで上値を伸ばした(経済指標データ参照:独IFO景気動向指数の推移グラフへ)。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・22日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近1月限は下げ渋り。23時1分時点では前日比0.01ドル安の1バレル=95.43ドルで取引されている。一時95.02ドルまで下げる場面があった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・22日の米10年物国債利回りは時間外取引で小動き。23時13分時点では前日比0.0090%低い2.7752%前後で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・22日の米国株式相場は小動き。ダウ工業株30種平均は23時31分時点では前日比7.96ドル安の16002.03ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同7.66ポイント高の3976.82で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・22日夜の日経平均先物12月物はナイトセッションで上げ幅を縮めた。23時42分時点では大証終値比20円高の1万5450円で取引されている。

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ベン・バーナンキ マリオ・ドラギ 黒田東彦 マーヴィン・キング
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