為替・株式・商品マーケット概要
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
[2013-11-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けた円買い外貨売りが進み、円は底堅く推移した。フィキシング通過後は安く始まったダウ平均が持ち直したことで円が売りに押される場面も見られたものの、引けにかけてはダウ平均が再びマイナス圏に沈んだため、円の下値が切り上がった。
一方、カナダドルに対しては軟調。8月カナダ国内総生産(GDP)が市場予想より強い結果となったことで全般にカナダドル買いが進んだ影響を受けた。半面、ユーロに対しては欧州経済指標の悪化でユーロ売りが強まった影響から堅調に推移した。
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。
為替・株式・商品マーケット概要による2013年11月 発言・ニュース
[2013-11-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けた円買い外貨売りが進み、円は底堅く推移した。フィキシング通過後は安く始まったダウ平均が持ち直したことで円が売りに押される場面も見られたものの、引けにかけてはダウ平均が再びマイナス圏に沈んだため、円の下値が切り上がった。
一方、カナダドルに対しては軟調。8月カナダ国内総生産(GDP)が市場予想より強い結果となったことで全般にカナダドル買いが進んだ影響を受けた。半面、ユーロに対しては欧州経済指標の悪化でユーロ売りが強まった影響から堅調に推移した。
[2013-11-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は堅調。欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和観測が台頭するなか、前日海外時間に円買いユーロ売りが加速した地合いを引き継いだ。日経平均株価が80円超高から140円超安まで一転下落し、投資家のリスク許容度が急速に低下したことも円全体を押し上げた。
[2013-11-01][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は失速。米長期金利の上昇などをながめ円売りドル買いが出たほか、全般ドル買いが進んだ流れに沿って円安ドル高が進んだ。一方、ユーロに対してはもみ合い。対ドルでの円売りにつれた半面、ユーロドルの下落に伴って円買いユーロ売りが入ったため相場は方向感が出なかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分前に一時本日高値となる1ドル=98円44銭前後まで値を上げた。
・ユーロ円はもみ合い。1ユーロ=133円ちょうどを挟んだ狭いレンジ取引が続いた。
・ユーロドルは軟調。前日のユーロ圏のインフレ率低下を受けて、欧州中央銀行(ECB)が追加の金融緩和に踏み切るとの思惑が浮上。主要通貨に対してユーロが売られる展開となった。米金利の上昇に伴ってドル買いが進んだ面もあり、一時10月16日以来の安値となる1ユーロ=1.34985ドル前後まで値を下げた。
[2013-11-02][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで弱含み。欧州時間から対ドルで円売りが強まった流れを引き継いだほか、10月米ISM製造業指数が予想より強い結果となったことも円売りドル買いを促した(経済指標データ参照:米ISM製造業指数の推移グラフへ)。また、強い米指標を手掛かりにダウ平均が堅調に推移したため、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いも進んだ。その後はダウ平均が失速したことで円の下値が切り上がる場面も見られたが、買い戻しの勢いは限定的。総じて円はさえない動きだった。
なお、NZドルに対しては引け前にウィーラーNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁が「RBNZは2015年末までに政策金利を2%引き上げる可能性がある」「RBNZは来年中に政策金利を引き上げ始める必要があるだろう」などの見解を示したことを受けて、円売りが進む場面も見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は米10年債利回りの上昇で日米金利差拡大を意識した買いが入り、23時過ぎに1ドル=98円86銭前後と10月17日以来の高値まで上昇。
・ユーロ円も欧州時間までの売りが一服し、一時1ユーロ=133円43銭前後まで買い戻される場面が見られた。
・ユーロドルは軟調。全般にドル買いが進んだ流れに沿ったほか、欧州中央銀行(ECB)による金融緩和観測が高まっていることも相場の重しとなり、1時前には1ユーロ=1.3480ドル前後と10月16日以来の安値をつけた。
[2013-11-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。前週末の米国市場で、米経済指標の改善を背景に円売りドル買いが進んだ流れを引き継いで小安く始まった。ただ、文化の日の振替休日で東京市場が休場となるため、市場参加者が少なく大きな方向感は出なかった。一方、ユーロに対しては強含んだ。ユーロドルの下落をきっかけに円買いユーロ売りが優勢となった。
[2013-11-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はじり高。米長期金利の低下などを材料に円買いドル売りが入る場面もあったが、東京市場が休場で市場参加者が少なく大きな方向感は出なかった。一方、ユーロに対しては伸び悩んだ。ユーロドルの持ち直しにつれた円売りユーロ買いが出て上値が重くなった。
[2013-11-04][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日の欧州外国為替市場で円は欧州資源国通貨に対してじり安。欧州株や時間外のダウ先物が底堅く推移したことを手掛かりに円売りが散見された。
一方、円はドルに対してもみ合い。新規の取引材料に乏しく方向感が出なかった。ブラード米セントルイス連銀総裁が「量的緩和縮小(テーパリング)に関して急ぐ必要はない」と述べたが反応は薄かった。24時には8月・9月の米製造業新規受注が発表される(米製造業新規受注の推移グラフへ)。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=98円70銭前後でのもみ合いに終始した。
・ポンド円は1ポンド=157円68銭前後まで強含んだ。
・ユーロドルは高値圏でもみ合い。10月独製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が予想を上回ったことを手掛かりに、1ユーロ=1.3513ドル前後までじわりと上げた。ただ、追随する動きは見られず、次第に1.3505ドル前後で方向感を欠いた。ニューヨーク勢の本格参入待ちの状態だ。
[2013-11-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・4日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。全般に手掛かり材料に乏しかったため、方向感を欠いた動きとなった。週末にかけてイングランド銀行(BOE)、欧州中央銀行(ECB)の金融政策や米雇用統計など重要イベントを控えていることも投資家の様子見ムードを強めた面がある。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事は「FRBは当面景気刺激策を継続する可能性がある」と述べたほか、ローゼングレン米ボストン連銀総裁は「FRBの政策はしばらくの間、景気刺激的であるべき」との見解を示したが、目立った反応は見られなかった。
[2013-11-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。3連休明けの5・10日(五十日)とあって仲値に向けた円売りドル買いが意識されたものの、市場では「国内輸出企業の円買いドル売りが入った」との指摘があり底堅く推移した。一時は120円超上昇した日経平均が50円超下げると、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いがさらに進んだ。
[2013-11-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は上昇。新規材料難からしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、夕刻にかけて円買い外貨売りが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)が追加の金融緩和に踏み切るとの思惑が浮上するなか、欧州勢が円買いユーロ売りで参入。他の通貨に対しても円買いが波及した。
[2013-11-05][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、売られた。欧州中央銀行(ECB)の金融緩和観測がくすぶるなか、欧州勢が円買いユーロ売りで参入した影響が残った。欧州委員会が2014年のユーロ圏成長率見通しを下方修正したことがわかると、欧州株の下げ幅拡大とともに円買いが継続した。
ただ、10月英サービス業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことで円売りポンド買いが活発化。アジア時間に加速した円高オセアニア通貨安を調整する動きも出て、対資源国通貨中心に円売りが優位となった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は1ユーロ=132円37銭前後まで売り込まれた後、132円74銭前後まで買い戻された。
・ポンド円は1ポンド=156円64銭前後から157円95銭前後まで急速に持ち直した。
・ユーロドルは戻りが鈍い。ECBの金融緩和観測や欧州委員会のユーロ圏成長率見通し下方修正を嫌気して、1ユーロ=1.3478ドル前後まで値を下げた。ポンドドルの急伸を支えに1.3512ドル前後まで買い戻される場面もあったが、ユーロクロスが下値を模索する展開となったため戻りは限られた。米長期金利の上昇も重しとなり、1.34635ドル前後まで再び下げた。
[2013-11-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・5日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。ダウ平均が110ドル超安から一時プラス圏を回復するなど買い戻しが進んだことを受けて、投資家のリスク許容度改善を意識した円売り外貨買いの動きが広がった。また、10月米ISM非製造業指数が予想より強い結果となったことを受けて、米10年債利回りが上昇幅を広げると、日米金利差拡大への思惑からドルに対して円売りが進行。他の通貨に対しても円売りが波及した。
[2013-11-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下落。新規材料難から様子見ムードが広がり、しばらくはもみ合いの展開が続いた。市場関係者からは「7日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会や8日の10月米雇用統計を前に動きにくい面がある」との声が聞かれた。
ただ、午後に入り「トヨタ自動車は営業利益を2兆2000億円に上方修正する」との報道が伝わると、日経平均が一時180円超上昇。投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが優勢となった。
[2013-11-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日経平均が一時180円超上昇したことで円売り外貨買いが出たものの、そのあとはじりじりと下値を切り上げた。時間外の米長期金利が低下したことを受けて円買いドル売りが入り、他の通貨にも円買いが波及したようだ。
[2013-11-06][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。9月英鉱工業生産指数や9月独製造業新規受注が予想を上回ったことを受けて、ポンドやユーロなどに対して円売りが散見された(経済指標データ:鉱工業生産指数(前月比)のデータ推移へ、製造業生産高(前月比)のデータ推移へ)。時間外のダウ先物が底堅く推移したことも円全体を押し下げた。ただ、7日に欧州中央銀行(ECB)定例理事会、7-9月期米国内総生産(GDP)速報値、8日に10月米雇用統計と重要イベントを控えており、一方的に円が売られる展開にはならなかった。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は1ユーロ=133円45銭前後とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせしたが、買いは一服した。
・ポンド円は1ポンド=158円89銭前後まで値を上げたが、アジア時間に付けた日通し高値158円92銭前後に上値を抑えられた。
・ユーロドルは強含み。9月独製造業新規受注が予想を上回ったことが買い材料視された。前日の高値1ユーロ=1.3523ドル前後を上抜け、1.35325ドル前後まで値を上げた。ただ、明日にECB定例理事会を控えて買いの勢いは続かなかった。
[2013-11-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。ダウ平均が堅調に推移したことで、投資家のリスク許容度拡大を意識した円売り外貨買いの動きが進む場面もあったが、総じて値動きは鈍かった。明日に7-9月期米国内総生産(GDP)速報値や欧州中央銀行(ECB)理事会、8日に10月米雇用統計と重要イベントを控えて、様子見ムードが強かった面もある。
一方、カナダドルやユーロに対してはさえない。10月カナダIvey指数が予想を大幅に上回る結果となったことで全般にカナダドル買いが進んだ流れに沿ったほか、ユーロに対してはECB関係者筋の話として「ECBは明日の会合で金融政策の変更を行わないだろう」と伝わったことを手掛かりに円売りが強まる場面も見られた。
[2013-11-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。市場では「カストディアン系銀行や国内輸入企業の円売りドル買いが出た」との指摘があった半面、輸出企業の円買いドル売りが入ったため相場は方向感が出なかった。今晩の欧州中央銀行(ECB)定例理事会や7-9月期米国内総生産(GDP)速報値など、重要イベントを前に動きづらい面もあるようだ。
[2013-11-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。今晩の欧州中央銀行(ECB)定例理事会やドラギECB総裁の定例記者会見、7-9月期米国内総生産(GDP)速報値など、重要イベントを前に相場は方向感が出なかった。
[2013-11-07][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は欧州通貨に対して買い先行後、売られた。イングランド銀行(英中央銀行)は7日、政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表。資産買取プログラムの規模を3750億ポンドで維持した。いずれも市場予想通りの結果となったが、発表後に円買いポンド売りが強まった。また、欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例理事会で、政策金利を現行の0.50%から0.25%に引き下げることを決めたと発表。中銀預金金利をこれまでのゼロ%に維持した一方、限界貸出金利を1.00%から0.75%に引き下げた。市場予想に反して政策金利が引き下げられたため、対ユーロ中心に円買いが加速した。
ただ、7-9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.8%増と市場予想平均の2.0%増を上回ったことがわかると、対ドル中心に円売りが強まり上値が切り下がった。
一方、円はドルや資源国通貨に対して弱含み。ECBの予想外の利下げを受けて対ドルや資源国通貨でユーロ売りが活発化すると、つれる形で円が売られた。また、7-9月期米GDP速報値が予想を上回ったことも対ドル中心に円売りを後押しした(経済指標データ参照:米GDP速報値の推移グラフへ)。
【 通貨ペア 】
・ドル円は前日の高値1ドル=98円76銭前後を上抜け、99円40銭前後と9月20日以来の高値を更新した。
・ユーロ円は10月10日以来の安値となる1ユーロ=131円91銭前後まで売り込まれた後、132円65銭前後まで買い戻された。
・ユーロドルは売り一服。ECBの利下げを受けてユーロが全面安となった流れに沿った。7-9月期米GDP速報値が予想を上回ったことも売りを促し、1ユーロ=1.3295ドル前後と9月16日以来の安値まで急落した。ただ、1.33ドル割れの水準では押し目買いや買い戻しが入り、1.3372ドル前後まで下げ渋った。
なお、ドラギECB総裁は定例理事会後の記者会見で「ユーロ圏は長期にわたり低インフレに直面する可能性がある」「ユーロ圏の成長リスクは引き続き下向き」と語り、インフレや景気に慎重な見通しを示した。また、「政策金利を長期にわたり現水準かそれを下回る水準に維持」「ECBは全ての利用可能な手段を検討する用意がある」として追加緩和の可能性を示唆したが、足もとで急落した直後とあって反応は限定的だった。
[2013-11-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優勢。対ドルでは7-9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.8%増と予想より強い結果となったことで、欧州株や時間外のダウ先物が堅調に推移したため、投資家のリスク許容度改善を意識した売りが出た。他の通貨に対しても総じて円は売りに押されていたが、NY時間午後からは一転して円の買い戻しが優位に。高く始まったダウ平均がマイナス圏に沈み、ナイト・セッションの日経平均先物やシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物が大幅安となったことで、リスク回避目的の買いが強まった。米GDPなどを手掛かりに売りを進めた市場参加者の損失覚悟の円買い注文を巻き込むと急ピッチで買い戻しが進み、引けにかけても堅調に推移した。
一方、ユーロに対しては堅調な展開に終始した。欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例理事会で、政策金利を現行の0.50%から0.25%に引き下げることを決めたと発表。下限金利である中銀預金金利はこれまでのゼロ%で維持したものの、上限金利である限界貸出金利も1.00%から0.75%に引き下げた。市場予想に反して政策金利が引き下げられたことからユーロは独歩安となり、円も対ユーロでは買いが先行。その後も円が全面高となった流れに沿って上げ幅を広げた。
なお、ドラギECB総裁は理事会後の記者会見で「ユーロ圏は長期にわたり低インフレに直面する可能性がある」「景気見通しに下向きのリスクが見られる」などインフレ率の低下や景気見通しの悪化に懸念を示した。そのうえで「政策金利を長期にわたり低水準に維持すると予想」「ECBは全ての利用可能な手段を検討する用意がある」と追加緩和に対して前向きな姿勢を見せたものの、記者会見前からECBによる予想外の金利引き下げで円買いユーロ売りが進んでいたため、ドラギECB総裁の発言に対する反応は限定的だった。
[2013-11-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。前日の米国市場で、株安と円高が進んだ流れを引き継いで高く始まったものの、東京市場に入ると値動きが鈍った。今晩の10月米雇用統計を前にしたポジション調整中心の動きで大きな方向感は出なかった。
[2013-11-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。今晩の10月米雇用統計を前にしたポジション調整中心の動きで大きな方向感は出なかった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスを格下げしたことで、対ユーロ中心に円買いが入る場面もあったが、反応は一時的だった。
[2013-11-08][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスの格付けを「AA+」から「AA」に引き下げ、アジア時間に対ユーロなどで円買いが進んだ反動が出た。ただ、9月英貿易収支が予想を下回ったため、ポンドに対して円買い圧力がやや高まったほか、欧州株や時間外のダウ先物が弱含んだことも円全体を押し上げた。もっとも、22時30分に10月米雇用統計の発表を控えて様子見気分も強く、目立った方向感は見られなかった。
米労働省が8日発表した10月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比20万4000人増と市場予想平均の前月比12万人増を大きく上回ったほか、前月分が16万3000人、前々月分が23万8000人に上方修正された(経済指標データ参照:非農業部門雇用者数のデータ推移へ)。米量的緩和の長期化観測が後退し、米長期金利が急上昇すると円売りドル買いが加速。他の通貨に対しても円売りが波及した。なお、失業率は7.3%と市場予想平均の7.3%と同じだった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=97円97銭前後までじわりと下げた後、98円93銭前後まで急速に持ち直した。
・ポンド円は1ポンド=157円55銭前後から158円34銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは失速。10月米雇用統計の発表前に思惑的な買いが入り、1ユーロ=1.34375ドル前後まで小幅に上げた。ただ、非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったことがわかると、全般ドル買いが優位となり1.3355ドル前後まで下げ足を速めた。
[2013-11-09][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで軟調。10月米雇用統計では非農業部門雇用者数が20万4000人増と市場予想平均の前月比12万人増より大幅に増加し、8月分や9月分の雇用者数も上方修正された。指標を手掛かりに全般ドル買いが強まった流れに沿ったほか、米長期金利が急上昇したことで日米金利差拡大を意識した円売りドル買いも進んだ(経済指標データ参照:非農業部門雇用者数のデータ推移へ)。また、他の通貨に対しても円売りの動きが波及。ダウ平均が170ドル超上昇したことで投資家のリスク許容度改善を意識した円売り外貨買いの動きも広がり、円は総じてさえない動きとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は24時30分過ぎに1ドル=99円23銭前後まで上昇。昨日高値の99円41銭前後が意識されていったんは上値も重くなったが、その後も米長期金利の上昇などを手掛かりに底堅く推移した。
・ユーロ円も米株高を支えに1ユーロ=132円52銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは弱含み。強い米雇用統計を受けてドル高が進んだため、一時1ユーロ=1.3318ドル前後まで値を下げた。もっとも、昨日安値の1.3295ドル前後が意識されて下げ止まると、週末に向けた持ち高調整目的の買い戻しも入り、1.3370ドル台まで下値を切り上げた。
[2013-11-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋った。前週末の米国市場で、好調な10月米雇用統計を背景に円売りドル買いが強まった流れを引き継いで安く始まったものの、東京市場に入ると徐々に下値を切り上げた。国内輸出企業の円買いドル売りが入ったほか、市場では「オプション絡みの円買いドル売りが入った」との指摘があった。
[2013-11-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。新規材料難から様子見ムードが広がり、狭いレンジでの値動きとなった。市場関係者からは「全般材料不足とあってインターバンク勢中心のポジション調整に終始した。特に午後に入ってこう着感が強まった」との声が聞かれた。
[2013-11-11][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円はポンドやオセアニア通貨に対して下値が堅い。ユーロを買ってポンドやオセアニア通貨を売る動きが強まった影響から、円高・ポンド安や円高・オセアニア通貨安がじわりと進んだ。
一方、円はポンドやオセアニア以外の通貨に対して上値が重い。欧州株や時間外のダウ先物が底堅く推移するなか、対ユーロ中心に円売りが広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=98円92銭前後から日通し高値の99円24銭前後に迫る水準まで下値が切り上がった。
・NZドル円は1NZドル=81円63銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは買い一服。強い10月米雇用統計を受けた前週末の下落に対する買い戻しが進んだ。株価の底堅さを支えに1ユーロ=1.34065ドル前後まで値を上げた。ただ、前週末の高値1.3438ドル前後が上値の目処として意識されると、1.3390ドル台で次第に方向感を欠いた。
[2013-11-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。足もとでユーロ安が進んでいただけに、全般にユーロを買い戻す動きが強まった影響から円売りユーロ買いが出た。他の通貨に対しても円安が波及したほか、欧州株が底堅く推移したことも円売り材料となった。もっとも、米国債券相場がベテランズデーで休場となるなか、総じて手掛かり材料に乏しく積極的にポジションを傾ける動きは限られた。
[2013-11-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下落。日経平均が一時280円超上昇したことを背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが出た。米量的緩和の縮小観測が意識されるなか、時間外で米長期金利が上昇すると日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが優勢となった。
[2013-11-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ幅を拡大。日経平均が300円超上昇したことを背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが出た。米長期金利の上昇に伴う円売りドル買いも出て円全体を押し下げた。市場関係者からは「直近の三角持ち合いを下抜けたことで、テクニカル的に円売りドル買いが出やすい」との声が聞かれた。
[2013-11-12][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日の欧州外国為替市場で円はポンドに対して伸び悩み。10月英消費者物価指数(CPI)が予想を大幅に下回り円買いポンド売りが優勢となったが、一巡すると持ち高調整の円売りが出て伸び悩んだ(経済指標データ参照:英消費者物価指数(CPI)の推移グラフへ)。
一方、円はユーロに対して戻りが鈍い。アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事が「マイナス金利に対しては慎重だが、可能性は排除しない」と発言したことを手掛かりに円買いユーロ売りが先行した。ただ、弱い英CPIを受けてユーロ買いポンド売りが膨らんだほか、ユーロクロスが堅調に推移した影響から円安ユーロ高が加速した。
なお、円はその他の通貨に対してもみ合い。ユーロやポンド絡みの取引が中心となり方向感が出なかった。
【 通貨ペア 】
・ポンド円は1ポンド=159円24銭前後から158円03銭前後まで急落したが、売り一巡後は158円60銭付近まで値を戻した。
・ユーロ円は1ユーロ=133円20銭前後まで失速した後、133円89銭前後まで持ち直した。
・ユーロドルは一転上昇。アスムッセンECB理事の発言を受けて、1ユーロ=1.33595ドル前後まで売りが先行した。ただ、一目均衡表雲下限の1.3375ドル前後がサポートとして意識されると、ユーロポンドなどユーロクロスの急伸につれて買い戻しが優位となった。前日の高値1.3417ドル前後を上抜け、1.34345ドル前後まで値を伸ばした。市場では「8日の高値1.3438ドル前後が上値の目処となる」との声が聞かれた。
[2013-11-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・12日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して弱含み。弱い10月英消費者物価指数(CPI)をきっかけにユーロ高・ポンド安が進んだほか、ユーロクロスが堅調に推移したことで円売りユーロ買いが強まった。
ドルに対しては伸び悩み。米長期金利が上昇幅を縮めたうえ、ダウ平均が下落したことを嫌気して円買いドル売りが入った。もっとも、引けにかけて米国株が下げ幅を縮めたため、徐々に上値が重くなった。
一方、オセアニア通貨に対しては一時買いが強まった。対ドルで豪ドルにまとまった売りが出たため、対円でも豪ドル売りが波及した。また、NZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)が金融安定報告の中で「NZドルは引き続き高い」との見解を示したことを受けて円買いNZドル売りが強まる場面があった。
[2013-11-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。前日の海外市場で、約2カ月ぶりの円安水準まで売られたあとだけにポジション調整に伴う円買いが先行。日本や中国などアジア株相場が総じて軟調だったことも円の買い戻しを誘った。市場では「本日は15日がスポット応答日にあたり、米国債の利払いや償還に絡んだ円買いドル売りが意識される」との指摘もあった。
[2013-11-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。新規材料難から様子見ムードが広がり、狭いレンジでのもみ合いが続いた。市場では「本日のNYカット(日本時間24時)で権利行使期限を迎える1ドル=100円ちょうどのオプションの存在が意識され、小幅なレンジでの値動きに収れんしやすい」との指摘があった。「明日の米上院銀行委員会でのイエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長の指名公聴会を前に動きにくい面がある」との声も聞かれた。
[2013-11-13][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円はドルやユーロに対して強含み。欧州株や時間外のダウ先物の下げ幅拡大に伴い、リスク回避目的の円買いが広がった。米長期金利の低下を意識した円買いドル売りも見られた。
一方、円はポンドやオセアニア通貨に対して一進一退。株安を背景に円買いが先行した。ただ、10月英雇用統計が予想より強かったうえ、イングランド銀行(BOE)が四半期ごとの物価報告(インフレリポート)で「英失業率は8月時点の予想よりも早く低下する見通し」との見解を示し、英早期利上げへの思惑が浮上すると円売りポンド買いが優勢となった。対ユーロでオセアニア通貨買いが強まったことも円売りオセアニア通貨買いを後押しした。もっとも、株安が一段と進んだ影響から円買い圧力が再び高まり、下値が切り上がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=99円30銭前後まで値を下げた。
・ポンド円は1ポンド=158円ちょうど手前から159円28銭前後まで急伸した後、158円台後半まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは売り一服。株安やユーロポンドの急落に押され、1ユーロ=1.34805ドル前後まで売りが先行したが、一巡すると1.3420ドル前後で方向感を欠いた。バイトマン独連銀総裁が「低インフレや弱い経済は金融緩和を正当化する」「低金利の環境は長期に渡るリスクがないとは言えない」などと発言したが、影響は限定的だった。
[2013-11-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して上値が重かった。欧州株や時間外のダウ先物が下げ幅を広げたことを受けてリスク回避の円買いが先行。市場では「リアルマネーから円売りユーロ買いが観測された」との指摘があり上値を切り下げたものの、その後ユーロ売りが優勢に。米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)がプラート欧州中央銀行(ECB)専務理事の見解として「ECBはインフレを高めるため、必要に応じて資産を購入する可能性」「ECBはマイナス金利を導入する可能性」と報じたことが材料視された。ただ、ユーロ売りは長続きせず、対ドルでユーロの買い戻しが優勢となるとつれて円安ユーロ高が進んだ。一時は70ドル超下落したダウ平均が持ち直したことも円売りを促した。
一方、ドルに対しては下値が堅かった。欧米株安や米10年債利回りの低下を背景に円買いドル売りが入ったが、プラートECB専務理事の発言をきっかけに対ユーロでドル買いが進んだ影響を受けたため伸び悩んだ。その後、再びユーロに対してドル売り圧力が強まると円高ドル安が進む場面があったが、米国株が持ち直したため徐々に円は弱含んだ。
ただ、14日の米上院銀行委員会でのイエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長の証言原稿が事前に配布され、「失業率は高すぎ、インフレは2%の目標に達していない」「経済や雇用は潜在力を大きく下回る」「経済はFRBが刺激策を縮小する前に改善しなければならない」とハト派な内容だったため、引けにかけて円買いドル売りが再開した。
[2013-11-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は下落。日本株相場が大幅に上昇したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが優勢となった。市場関係者からは「米マクロ系ファンドや欧州系年金資金の円売りドル買いが観測された」との声も聞かれた。損失覚悟の円売り注文を巻き込んで下げ足を速めている。
麻生太郎副総理兼財務・金融相が参院財政金融委員会で「為替介入という手段を有していることは大事」「一方的な円安や急激な円高にはきちんとシグナルを送り、止める」など発言したことも円の重しとなったようだ。
[2013-11-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は軟調。日経平均の伸び悩みや短期間で円安が進んだ反動で円を買い戻す動きが出たものの、円買いの勢いは長く続かなかった。米長期金利の上昇などをながめ、欧州勢が円売りドル買いに動いたほか、欧州株高に伴う円売り外貨買いが出た。
[2013-11-14][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は売り一服。米長期金利の上昇に伴い円売りドル買いが強まったほか、欧州株や夜間取引の日経平均先物の上げ幅拡大が円売りを促した。その後、10月英小売売上高指数が予想を下回ったうえ、7-9月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値も前年同月比で予想を下回ったことがわかると、対ポンドやユーロ中心に円が買い戻される場面があった(経済指標データ参照:10月英小売売上高指数の推移グラフへ、7-9月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値の推移グラフへ)。ただ、24時に米上院銀行委員会でイエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長の指名公聴会が予定されており、質疑応答の内容を見定めたいとして円買いは長続きしなかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=100円04銭前後と9月11日以来の高値を更新したが、買い一巡後は99円90銭前後でのもみ合いとなった。市場では「本日のNYカット(日本時間24時)に行使期限を迎えるオプションが100.00円に観測されており、24時まではこの水準に収れんしやすい」との声が聞かれた。前週分の米新規失業保険申請件数や7-9月期米労働生産性、9月米貿易収支がいずれも予想を下回り、米長期金利は上昇幅を縮小したが、総じて影響は限定的だった。
・ユーロ円は1ユーロ=134円61銭前後から134円09銭前後まで失速した後、ユーロドルの買い戻しを支えに134円50銭前後まで再び上げた。
・ユーロドルは下げ渋り。アジア時間から売られた地合いを引き継いだ。弱いユーロ圏GDP速報値も嫌気され、1ユーロ=1.34185ドル前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後は足もとの下落に対するショートカバーが進んだ。弱い米経済指標が相次いだこともユーロ買いドル売りを誘い、1.3462ドル前後まで値を戻した。
[2013-11-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して神経質な展開。ナイトセッションの日経平均先物が1万5000円台に乗せる上昇を見せたことで全般円売りが強まった。イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院銀行委員会で「量的緩和は永久に続けられない」と量的緩和の縮小について言及したことも円安ドル高につながった。もっとも、「量的緩和縮小に時間を設定しない」「景気回復がぜい弱な間に支援を取り除いてはならない」と量的緩和の継続を示唆する発言もしたことで米長期金利が低下に転じると、つれて円買いドル売りが強まった。その後、米国株が底堅く推移したことをながめ、再び円売りが強まる場面があったが長続きしなかった。
一方、ドル以外の通貨に対しては弱含み。ナイトセッションの日経平均株価が大幅高となったほか、米国株が上昇したことを背景に投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが進んだ。
[2013-11-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日の米国株価の上昇や15日の日本、アジア株の上昇など世界的な株高を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から低金利の円が売られた。市場では「米系ファンドの円売りドル買いが出た」との指摘があった。半面、円の下値では日本の輸出企業の円買いドル売りが入ったため、一本調子で下落する展開にはならなかった。
[2013-11-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。週末のポジション調整に伴う円買いが入ったほか、市場では「国内輸出企業の円買いドル売りが入った」との指摘があり下げ渋る場面もあったが戻りは鈍かった。
ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが先行。市場関係者からは「カストディアン系銀行の円売りドル買いが出た」との声も聞かれ軟調に推移した。
[2013-11-15][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が210円上昇したほか、欧州株や時間外のダウ先物も強含み、リスク選好度を高めた投資家の円売りが活発化した。米長期金利の上昇を意識した円売りも見られたほか、市場では「カストディアン系銀行の円売りが観測された」との指摘があった。その後、株高の一服に伴い円売り圧力は後退。11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や10月米輸入物価指数、10月米鉱工業生産指数が予想を下回ったことがわかると、米長期金利の上昇幅縮小とともに円買いドル売りで反応した(経済指標データ参照:米ニューヨーク連銀製造業景気指数の推移グラフへ、米輸入物価指数の推移グラフへ、米鉱工業生産指数の推移グラフへ)。
一方、その他の通貨に対しては軟調。株高を背景に円売りが広がった。また、弱い米経済指標を手掛かりに対ドルで欧州資源国通貨買いが強まった影響から、円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が進んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=100円43銭前後と9月11日以来の高値を更新した。ただ、9月11日の高値100円62銭前後に上値を抑えられると、100円09銭前後まで失速した。
・ユーロ円は1ユーロ=135円20銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは底堅い。米長期金利やドル円の上昇を横目にユーロ売りドル買いが先行した。1ユーロ=1.3433ドル前後まで値を下げた。ただ、前日の安値1.3418ドル前後がサポートとして意識されると、ドル円の伸び悩みにつれて買い戻された。弱い米経済指標も買いを後押しし、アジア時間の高値1.3463ドル前後を上抜け1.35055ドル前後まで持ち直した。
[2013-11-16][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対してもみ合い。11月NY連銀製造業景気指数や10月米輸入物価指数、10月米鉱工業生産指数が相次いで市場予想を下回る結果となったことで米10年債利回りが上昇幅を縮めると日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが強まった(経済指標データ参照:米ニューヨーク連銀製造業景気指数の推移グラフへ、米輸入物価指数の推移グラフへ、米鉱工業生産指数の推移グラフへ)。ただ、その後に米長金利が上昇したほか、米国株が底堅く推移したため上値は限られた。
一方、欧州通貨や資源国通貨に対しては弱含み。弱い米経済指標を受けてドルに対して欧州通貨や資源国通貨が買われると、つれる形で円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が進んだ。米国株が上昇したことで投資家のリスク志向改善を見越した円売りも出た。
【 通貨ペア 】
・ドル円は欧州時間序盤に1ドル=100円43銭前後まで上昇したものの、9月11日高値の100円62銭前後が上値の目処として意識され100円09-12銭まで売りに押された。もっとも、下押しも限られその後は100円20銭付近での値動きが続いた。
・ユーロ円は1ユーロ=135円32銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは堅調。米経済指標が軒並み弱い結果となったことをきっかけに全般ドル安が進んだ流れに沿った。ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員が英利上げの可能性を示唆し、ポンド高を容認する発言をしたことでポンド高ドル安が優勢となったことも支えとなった。前日高値の1ユーロ=1.3499ドル前後を上抜けて、一時1.3506ドル前後まで上値を伸ばした。買いが一巡すると米長期金利の再上昇を嫌気して1.3469-72ドルまで売りに押される場面があったが、引けにかけて底堅く推移した。
[2013-11-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。前週末の米国株式相場の上昇を背景に、日本株高を見越した円売りドル買いが先行した。ただ、日経平均株価が80円超高からマイナス圏に沈むと、投資家のリスク許容度が低下し円買い戻しが強まった。その後の日経平均株価は100円超上昇したものの、再び下げに転じるなど方向感の定まらない展開となった。
[2013-11-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は強含み。日経平均株価が上値の重い展開となったほか、時間外のダウ先物や夜間取引の日経平均先物が小幅に下落。投資家のリスク許容度低下を意識した円買いが散見された。対ドルでは米長期金利が低下に転じたことが円買いを誘った。
[2013-11-18][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。ナイトセッションの日経平均先物が110円下落したことで投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買いが先行。米長期金利の低下に伴う円買いドル売りも入り円全体を押し上げた。ただ、そのあとは日経平均先物が上昇に転じたため、じりじりと上げ幅を縮める展開に。欧州株やダウ先物が堅調に推移したことも相場の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分前に一時本日安値となる1ドル=99円78銭前後まで値を下げたものの、そのあとは100円台前半まで下げ渋った。
・ユーロ円も18時前に一時1ユーロ=134円80銭前後と日通し安値を付けたあとは135円30銭台まで買い戻しが進んでいる。
・ユーロドルは強含み。米金利の低下を手掛かりにユーロ買いドル売りが入ったほか、欧州株高に伴う買いが入り一時1ユーロ=1.35225ドル前後まで値を上げた。もっとも、6日の高値1.3548ドル前後が上値の目処として意識されたため、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
[2013-11-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・18日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して下値が堅い。11月NAHB住宅市場指数が市場予想を下回る結果となり米10年債利回りが低下すると、日米金利差縮小を見越した円買いドル売りが入った。ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「米経済を巡り、一段と希望を持っていると認めざるを得ない」「第3四半期米GDPや10月米雇用統計など前向きな兆しが見られる」と景気先行きについてやや前向きな見解を示したことで円売りドル買いが進む場面があったが、下値は堅かった。ダウ平均が引けにかけて一時下げに転じるとリスク回避姿勢が強まり、円を買い戻す動きが優勢となった。
一方、その他の通貨に対しては強含み。ドル絡みの取引が中心となったため、しばらくは方向感を欠いた動きが続いた。ただ、米国株が失速したことを背景に投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが進んだ。
[2013-11-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価の140円超安を背景にリスク回避目的の円買いが強まった。市場では「本邦実需から円買いドル売りが観測された」との声が聞かれた。その後、株安の一服に伴い円買い圧力が後退。短期投機筋から円売りドル買いも入り、円全体がやや伸び悩んだ。
[2013-11-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。日経平均株価が140円超安から前日終値手前まで下げ幅を縮小。投資家のリスク許容度が改善するとして、午前に進んだ円高を調整する動きが出た。周小川・中国人民銀行(PBOC)総裁の話として「PBOCは人民元の取引バンドを拡大させる予定」と伝わると、中国と経済的な結びつきが強い豪ドルなどに対してドル売りが優位に。つれる形で円売り豪ドル買いが強まり円全体を押し下げた。ただ、勢いは長続きせず次第に円が買い戻された。
[2013-11-19][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。周小川・中国人民銀行(PBOC)総裁が人民元相場の変動幅拡大方針を示したことで、円売り豪ドル買いが強まる場面もあったが反応は一時的だった。主要な米経済指標の発表がなく、特段の材料も見当たらないため相場は方向感が出にくいようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=99円台後半でのもみ合い。市場では「本日のNYカット(日本時間24時)で権利行使期限を迎える1ドル=99円75銭や100円ちょうどのオプションの存在が意識され、小幅なレンジでの値動きに収れんしやすい」との指摘があった。
・豪ドル円は夕刻に一時1豪ドル=94円30銭前後まで上げたものの、そのあとは94円台前半での狭いレンジ取引が続いた。
・ユーロドルは頭が重かった。周小川PBOC総裁の発言を受け、中国と経済的な結びつきが強い豪ドル米ドルが上昇。これにつれる格好でユーロ買いドル売りが進み、一時1ユーロ=1.3543ドル前後まで値を上げた。ただ、6日の高値1.3548ドル前後がレジスタンスとして意識されると徐々に上値を切り下げた。市場では「1.3550ドル付近にはアジア系ソブリンネームの売りが観測されている」との指摘もあった。経済協力開発機構(OECD)がユーロ圏成長率見通しを下方修正したことも相場の重しとなり、21時過ぎに一時1.3488ドル前後と日通し安値を付けている。
[2013-11-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・19日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米10年債利回りが上昇したことを受けて、日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが強まった。市場では「マクロ系ファンドの円売りドル買いが観測された」との指摘があった。また、米国株が上昇して始まったことをながめ投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から、対ユーロを中心に円売りが活発化した。
[2013-11-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が「FRBは必要な限り非常に緩和的な政策を維持することにコミットする」「金融政策正常化までに時間がかかるとのイエレン副議長の見解に賛同」などの見解を示したことで、欧州資源国通貨に対してドル売りが先行。つれる形で円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が進んだ。
ただ、日経平均株価が80円超高から30円超安まで下落すると、投資家のリスク許容度が低下し円買い戻しが広がった。市場では「本邦輸出勢から円買いドル売りが出た」との声も聞かれた。対豪ドルでは、デベル豪準備銀行(RBA)総裁補佐が「豪ドルの下落が望ましい」と述べたことを手掛かりに円買いが進んだ。
[2013-11-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルに対して神経質な値動き。夕方に公表される年金資金の運用方針などに関する有識者会議の最終報告を控えて、思惑的な円売りが先行した。最終報告では「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債中心のポートフォリオを見直すべき」「GPIFは分散投資すべき」などの見解が示されたが、新味の内容に乏しいとの見方から円買い戻しが強まった。もっとも、「GPIFは外貨建て資産の割合を引き上げるべき」と伝わったことで円売りが再開するなど、売買が交錯した。
一方、ユーロやオセアニア通貨に対して伸び悩み。日経平均株価の50円超安を背景に円買いオセアニア通貨売りが強まったほか、欧州勢がユーロ売りで参入すると円高ユーロ安が進んだ。ただ、有識者会議の最終報告で「GPIFは外貨建て資産の割合を引き上げるべき」と伝わり、円売りドル買いが活発化すると上値が切り下がった。
[2013-11-20][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円は強含み。欧州株相場の下落を背景に、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い外貨売りが入った。年金資金の運用方針などに関する有識者会議の最終報告では「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内債中心のポートフォリオを見直すべき」「GPIFは外貨建て資産の割合を引き上げるべき」との見解が示されたものの、市場では「中間報告から大きな変更点がなかった」と受け止められた。これが失望されて円買いにつながった面もある。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=99円78銭前後まで値を下げた。ただ、前日の安値99円56銭前後が目先下値の目処として意識されると下げ渋った。豪ドル円は軟調。
・豪ドル米ドルの下落につれた円買い豪ドル売りも入り、22時過ぎに一時1豪ドル=93円68銭前後と日通し安値を付けた。
・ユーロドルはじり安。対ポンドや円でユーロ売りが出た影響を受けたほか、市場では「米系ネームから売りが観測された」との声が聞かれ一時1ユーロ=1.3517ドル前後まで値を下げた。半面、一目均衡表雲上限が位置する1.3498ドル前後がサポートとして意識されたため、一本調子で下落する展開にはならなかった。
[2013-11-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して下げ渋り。ブラード米セントルイス連銀総裁が講演で「11月の雇用統計が強い内容となれば12月のテーパリングの可能性を高める」などと発言したほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「より良好な経済データ次第で数カ月内に量的緩和の縮小が実施される可能性がある」との見解が示され、米量的緩和の早期縮小観測が高まり米長期金利が上昇。日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが強まった。もっとも、ダウ平均が100ドル超下落したことをながめ円を買い戻す動きが出た。
一方、ユーロに対しては買い優位。「欧州中央銀行(ECB)は追加緩和が必要ならマイナス0.1%の預金金利を検討している」との一部報道が伝わったことで円高ユーロ安が優勢となった。米国株が下落したことで投資家のリスク志向低下を見越した円買いユーロ売りも活発化した。
また、豪ドルに対しては堅調。国際通貨基金(IMF)が「豪ドルは依然として10%程度過大評価されている」との見解を示したことで円買い豪ドル売りが先行した。米株安も円買いを誘った。
[2013-11-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。日経平均株価が300円超高となり、投資家のリスク選好度が急速に高まる形で円売りが先行した。ただ、11月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が50.4と市場予想平均の50.8を下回ったことがわかると、同国と資源貿易関係の深い豪ドルなどに対して円を買い戻す動きが見られた。日経平均株価の伸び悩みも円の上値を抑えた。
日銀は20-21日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決定。発表後に円売りが進む場面もあったが、勢いは長続きしなかった。
[2013-11-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。日経平均株価の大幅高を背景に投資家のリスク志向が高まるなか、欧州勢が円売りドル買いで参入した。市場では「本邦機関投資家から円売りドル買いが観測された」との指摘もあり、全般円売りが優位となった。ただ、11月仏製造業サービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことがわかると、対ユーロ中心に円を買い戻す動きが出た。
[2013-11-21][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は軟調。米量的緩和縮小(テーパリング)早期開始への思惑が浮上するなか、米長期金利の上昇に伴って円売りドル買いが優勢となった。時間外のダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が上昇したことも相場の重し。ニューヨークの取引時間帯に入り、前週分の新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると、さらに円を押し下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円はしっかり。市場では「リアルマネーや本邦機関投資家の買いが観測された」との声が聞かれ一時1ドル=101円01銭前後と7月10日以来の高値を付けた。
・豪ドル円は頭が重かった。スティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が「RBAは引き続き為替介入にオープン」「豪ドルはRBAの中期的な予想を上回る水準」の述べ、足もとの豪ドル高をけん制したことが嫌気された。「豪ドル売り介入の可能性も意識された」といい、一時1豪ドル=93円27銭前後まで値を下げた。
・南アフリカランド円は堅調。南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)は21日、政策金利を現行の5.00%に据え置くことを決めたと発表。市場の予想通りの結果となった。ただ、マーカスSARB総裁が会見で「一段の緩和余地はない」「確かに利上げは協議した」と述べるとランド買いが優勢に。ランド円は一時1ランド=9円98銭前後まで上げた。
・ユーロドルは底堅い動き。11月仏製造業サービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことで売りが先行。17時過ぎに一時1ユーロ=1.33995ドル前後まで値を下げた。ただ、一目均衡表雲の下限1.3393ドル前後がサポートとして意識されると徐々に買い戻しが優勢に。11月独製造業サービス業PMI速報値が予想を上回ったことも相場の支えとなった(経済指標データ参照:独製造業サービス業PMI速報値のデータ推移へ)。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「マイナス金利を暗示しようとしていない」「前回会合以降、マイナス金利に関して議論されていない」と述べ、マイナス金利導入に慎重な姿勢を示すとユーロ買い戻しが活発化し、一時1.3477ドル前後と日通し高値を付けている。
[2013-11-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米量的緩和の早期縮小観測が再浮上するなか、前週分の米新規失業保険申請件数が強い内容となったことで米10年債利回りが上昇。日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが強まった。また、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が「マイナス金利を暗示しようとしていない」「前回会合以降、マイナス金利に関して議論されていない」などとマイナス金利導入に慎重な姿勢を示したため円安ユーロ高が優勢となった。ダウ平均が100ドル超上昇し、1万6000ドル台に乗せたことも円売りを促した。
一方、豪ドルに対しては堅調。欧州時間序盤にスティーブンス豪準備銀行(RBA)総裁が「RBAは引き続き為替介入にオープン」「豪ドルはRBAの中期的な予想を上回る水準」と豪ドル高をけん制する発言をしたことがニューヨーク時間に入っても豪ドル相場の重しとなり、円は強含んだ。
[2013-11-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は戻りが鈍い。ダウ平均が16000ドルを上回り史上最高値を更新したことを背景に、日本株の上昇を見込んだ円売りが先行した。マクダーモットNZ準備銀行(中央銀行、RBNZ)総裁補佐が「為替相場について金融政策でできることは乏しい」と発言したことを受けて、NZドルに対する円売りが目立った。市場では「週末とあって利益確定の円買い戻しが見られた」との指摘があり、やや下げ渋ったが戻りは鈍かった。
一方、円は豪ドルに対してしっかり。日本株高への期待から円売りが先行したが、豪ドルNZドルが急落した影響から円買い豪ドル売りが強まり、一転上昇した。
[2013-11-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い一服。日経平均株価が210円超高から50円超安まで下落し、リスク許容度の低下した投資家から円買い戻しが入った。対NZドル中心に豪ドル売りが強まった流れに沿って、円高豪ドル安が加速する場面も見られた。
ただ、日経平均株価がプラス圏を回復すると円買い圧力は後退。欧州勢が欧州通貨買いドル売りで参入し、つれる形で円安欧州通貨高がじわりと進んだ。
[2013-11-22][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は上値が重かった。足もとで円安傾向が続いたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の円買いが先行したものの上値は限定的だった。ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したほか、対ユーロで円売りが強まった影響を受けた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は15時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=100円96銭前後まで値を下げたものの、そのあとはじりじりと下値を切り上げた。
・ユーロ円は独経済指標の改善を手掛かりに買いが進み、一時1ユーロ=136円99銭前後と2009年10月27日以来の高値を更新した。
・ユーロドルはしっかり。欧州勢の参入に伴ってユーロ買いドル売りが入ると、アジア時間の高値1ユーロ=1.3488ドル前後を上抜け上昇に弾みが付いた。11月独Ifo企業景況感指数が109.3と予想を上回ったことも買いを促し、一時1.3539ドル前後まで上値を伸ばした(経済指標データ参照:独IFO景気動向指数の推移グラフへ)。
[2013-11-23][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は欧州通貨に対して軟調。11月独Ifo企業景況感指数が強い内容だったことが引き続きユーロ相場を支え円売りユーロ買いが強まると、スイスフランやポンドに対しても円安が波及した。ナイトセッションの日経平均先物が上昇したほか、ダウ平均が史上最高値を更新したことも円を押し下げた(経済指標データ参照:ドイツIFO企業景況感指数)。
なお、ドルに対しては上値が重かった。週末を前に目先の利益を確定する円買いドル売りが先行した。ただ、米国株や日経平均先物の上昇を背景に投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から、引けにかけて円売りが進んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=101円02-05銭まで下押す場面があったものの、その後は徐々に下値を切り上げ101円36銭前後まで買い戻された。
・ユーロ円は節目の1ユーロ=137円ちょうど前後を上抜けると上昇に弾みがつき、一時137円37銭前後と2009年10月27日以来の高値まで上げ幅を広げた。
・ユーロドルは堅調。独経済指標を受けた買いの流れが続いた。株高を好感してユーロ円が上昇したことにつれた面もあり、1ユーロ=1.3560ドル前後まで値を上げた。
[2013-11-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は一転下落。市場では「米系短期筋から利益確定の円買いドル売りが観測された」との声が聞かれ、全般円買いが先行した。ただ、本日は週明けの5・10日(五十日)にあたり、仲値に絡んだ円売りドル買いが強まると、損失覚悟の円売り注文を断続的に誘発。日経平均株価の220円超高も円全体を押し下げた。
[2013-11-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は売り一服。午前に円売りが加速した地合いを引き継いだほか、日経平均株価の230円超高が円全体を押し下げた。市場では「早朝の欧州勢が円売りで参入した」との声も聞かれた。その後、安値圏でのもみ合いがしばらく続いたが、夜間取引の日経平均先物の50円安を横目に円買い戻しが散見され、下値が切り上がった。
[2013-11-25][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。世界的な株高を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが出た。半面、足もとの急速な円安進行から、利益確定や持ち高調整に伴う円の買い戻しが入った。市場では「欧州市場では新規材料に乏しく方向感が出なかった。ニューヨーク勢参入待ちの様相だ」との指摘があった。
【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間に一時1ドル=101円91銭前後と約6カ月ぶりの高値を付けたものの、そのあとは101円台後半でのもみ合いに終始した。
・豪ドル円は強含み。ユーロ豪ドルの下落に伴って円売り豪ドル買いが優勢となり、21時過ぎに一時1豪ドル=93円34銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは下落。ハンソン・エストニア中銀総裁が「欧州中央銀行(ECB)は一段と利下げを行う用意がある」などと発言。ECBによる追加緩和観測が高まりユーロを売る動きが広がった。22時30分過ぎに一時1ユーロ=1.3505ドル前後と日通し安値を付けた。
[2013-11-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円はしっかり。対ドルではしばらくもみ合いとなっていたが、引けにかけてダウ平均が失速すると、リスク回避目的の円買いが強まった。10月米住宅販売保留指数が予想を下回り、米10年債利回りが低下に転じたことも対ドルでの円買いにつながった面がある。
また、円は対ユーロでも強含み。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を手掛かりに、欧州時間に対ユーロで円買いが強まった流れを引き継いだ。その後はいったん伸び悩む場面も見られたが、引けにかけては株安を受けて再び上昇。総じて円は底堅く推移した。
[2013-11-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は方向感が定まらない。市場では「米系短期筋から利益確定の円買いドル売りが先行した」との声が聞かれ、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、日経平均株価が150円超安から下げ渋るにつれて円買い圧力が後退。朝方にロウ豪州中央銀行(RBA)副総裁が「介入に踏み切る条件はかなり高い」と発言したことが引き続き意識され、対豪ドル中心に円売りが強まる場面があった。その後、対欧州資源国通貨でややまとまった円買いが入り下値が切り上がった。
[2013-11-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日経平均株価が40円超安まで下げ幅を縮小すると、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りがやや出たが、日経平均株価が引けにかけて100円超下落したため長続きしなかった。欧州勢が欧州通貨買いで参入し、円安・欧州通貨高が進んだが、他の通貨に対しては方向感のない取引が続いた。
[2013-11-26][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は強含み。ナイトセッションの日経平均先物や時間外のダウ先物が軟調に推移した影響で、リスク回避目的の円買いが先行した。もっとも、ダウ先物の売りが一服して買い戻しが進むと、円買いの勢いも後退。次第に方向感の乏しい動きとなった。
なお、円は豪ドルに対しては堅調。海外ヘッジファンドから豪ドル売りが強まった流れに沿って円買い豪ドル売りが優勢となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円はアジア時間につけた安値の1ドル=101円33銭前後に迫る水準まで下押し。
・豪ドル円は欧州勢参入後に売りが優勢となり、昨日安値の1豪ドル=92円78銭前後を下抜けて、一時92円33銭前後まで下押しした。
・ユーロドルは伸び悩み。前日高値の1ユーロ=1.3561ドル前後を上抜けて1.3571ドル前後まで上昇する場面もあったが、20日高値の1.3584ドル前後などが目先の上値目処として意識されると1.3530ドル台まで失速した。
[2013-11-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円は下値が堅かった。10月米建設許可件数が予想より強い内容となったことで円売りドル買いが先行したものの、11月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことが分かると、徐々に円を買い戻す動きが広がった。米長期金利が低下したことも円買いドル売りを誘った。
豪ドルに対してはしっかりだった。欧州時間に豪ドル全面安となった流れに沿って円買い豪ドル売りが進行したほか、市場では「海外ヘッジファンドの豪ドル売りが観測された」との指摘があった。
[2013-11-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。日経平均株価の下落を見越した円買いが先行した。ただ、日経平均株価が100円超安から10円超安まで下げ幅を縮めたほか、上海総合指数の上昇を背景に一転円売りが強まった。
[2013-11-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は戻りが鈍い。日経平均株価が前日終値付近まで下げ幅を縮め、投資家のリスク許容度改善を意識した円売りが出た。日経平均株価が引けにかけて100円近く下落すると円売り圧力は後退したが、ナイトセッションの日経平均先物が高く始まったことを手掛かりに欧州勢が円売りで参入した。
[2013-11-27][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円はさえない。アジア時間から円売りが優勢となった流れを引き継いだほか、ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した円売り外貨買いの動きも広がった。対ポンドでは7-9月期英国内総生産(GDP)改定値の発表後にポンド買いドル売りが強まったことにつれて、円売りポンド買いが進んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに1ドル=101円89銭前後まで上昇。
・ユーロ円はユーロドルの上昇につれた買いも入り、1ユーロ=138円52銭前後と2009年8月10日以来の高値を更新した。
・ユーロドルは強含み。アジア時間高値の1ユーロ=1.3600ドル前後を上抜けて買いが強まり、一時1.3613ドル前後と10月31日以来の高値を更新。もっとも、市場では「一目均衡表雲の上限が位置している1.3599ドル前後がレジスタンスとして意識されている」との指摘もあり、その後はやや伸び悩んだ。
[2013-11-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は下落。前週分の新規失業保険申請件数や11月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、11月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報値など米経済指標の改善が相次いだことから、米長期金利が上昇。日米金利差拡大を見越した円売りドル買いが優勢となった。ただ、中盤以降は狭いレンジ取引に終始した。米感謝祭を控えて市場参加者が減少したため、徐々に値動きが細った。
[2013-11-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は豪ドルに対して軟調。7-9月期豪民間設備投資が前期比3.6%増と市場予想平均の1.2%減に反して増加し、円売り豪ドル買いが優位となった。
一方、その他の通貨に対しては上値が重い。強い豪経済指標を受けて豪ドル買いドル売りや豪ドル買い欧州通貨売りが先行。つれる形で円高ドル安や円高欧州通貨安が進んだ。ただ、一時210円超上昇した日経平均株価が高値圏を維持したほか、上海総合指数の上げ幅拡大を背景に円売りが広がり、上値が切り下がった。
[2013-11-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日経平均株価が引けにかけて270円を超す上げ幅となり、投資家がリスクを取りやすくなるとして円が売られた。また、11月スペイン消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、市場では「明日発表の11月ユーロ圏HICP速報値が強い内容となるのでは」との思惑が広がり、円売りユーロ買いが優位に。他の通貨に対しても円安が進んだ。
[2013-11-28][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は弱含み。世界的な株価の上昇で投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが出やすい地合いとなっている。ただ、円の下値ではオプション絡みの円買い注文などが観測されており、一本調子で下落する展開にはならなかった。足もとの急速な円安進行から、利益確定や持ち高調整に伴う円の買い戻しも入ったようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は底堅い。21時30分過ぎに一時5月29日以来の高値となる1ドル=102円37銭前後まで値を上げた。市場関係者からは「急速な上昇には警戒感もくすぶるが、5月22日に付けた年初来高値103円74銭前後が視野に入っている」との声が聞かれた。
・ユーロ円もしっかり。21時30分過ぎに一時1ユーロ=139円16銭前後と2009年6月5日以来約4年半ぶりの高値を付けた。
・ユーロドルは11月スペイン消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、市場では「明日発表の11月ユーロ圏HICP速報値が強い内容となるのでは」との思惑が浮上。全般ユーロを買う動きが広がり、18時過ぎに一時1ユーロ=1.36185ドル前後と10月31日以来の高値を更新した。ただ、一目均衡表雲の上限1.3646ドル前後がレジスタンスとして意識されると徐々に上値を切り下げる展開に。11月独CPI速報値が予想を上回ったことで再び1.3607ドル付近まで上げたものの、戻りは鈍かった。
[2013-11-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は弱含み。日本やドイツなど世界的な株価の上昇で投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが出た。ただ、円の下値ではオプション絡みの円買い注文などが観測されており、一本調子で下落する展開にはならなかった。足もとの急速な円安進行から、利益確定や持ち高調整に伴う円の買い戻しも入ったようだ。
もっとも、本日は米国市場が感謝祭の祝日で休場。取引参加者が減少しており、大きな方向感は出なかった。
[2013-11-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円はドルや欧州通貨に対して軟調。本日は月末の実質5・10日(五十日)にあたり、仲値に向けた円売りが活発化。目先のストップロスを巻き込んで円安が加速した。日経平均株価がプラス圏に浮上したことも円の重しとなった。
一方、円はオセアニア通貨に対して上値が重い。ドルやユーロに対してオセアニア通貨売りが先行した流れに沿って、円高オセアニア通貨安が進んだ。ただ、仲値に絡んで全般円売りが強まった影響が波及し、上値が切り下がった。
[2013-11-29][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。アジア時間に持ち高調整の買いが強まった流れを引き継いだ。もっとも、円の先安観を手掛かりにした売り意欲も根強く、その後は上げ幅を縮小。感謝祭翌日で取引参加者が通常よりも減少、重要な指標などの発表がなかったこともあり、次第に値動きが細った。
【 通貨ペア 】
・ドル円は底堅い。16時30分過ぎに1ドル=102円12銭前後まで下落したが、一巡後は押し目買いに支えられて102円40銭付近まで下値を切り上げた。
・ユーロ円も一時1ユーロ=138円98銭前後まで下げたが、その後は139円台前半まで下げ渋った。
・ユーロドルはもみ合い。18時30分過ぎに1ユーロ=1.3597ドル前後まで値を下げたものの、下値も堅かった。クーレ欧州中央銀行(ECB)理事が「インフレ見通しは量的緩和(QE)を正当化しない」との見解を示したことで買い戻し入り、一時1.3620ドル近辺まで反発。半面、全般に動意が乏しいなかで一段の買い戻しにはつながらず、総じて狭い値幅でのもみ合いが続いた。
[2013-11-30][NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日のニューヨーク外国為替市場で円はもみ合い。アジア市場では約半年ぶりの円安水準まで下落したものの、そのあとは週末を控えたポジション調整に伴う円買いが入り下げ渋った。ただ、ニューヨーク市場に限れば狭いレンジ取引となった。本日は感謝祭の翌日で米債券、株式、商品市場が短縮取引となったうえ、休暇を取る参加者が多く商いは低調だった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は欧州市場では1ドル=102円30銭台、ニューヨーク市場では102円40銭台中心でのもみ合いとなった。
カナダドル円は頭が重かった。7-9月期カナダ国内総生産(GDP)が市場を上回ったことから一時1カナダドル=96円85銭前後まで上げたものの、その後失速した。米ドルカナダドルが約2年ぶりの高値を付けた影響を受けて、円買いカナダドル売りがじわりと強まった。一時96円37銭前後まで下げた。
・米ドルカナダドルは一時1米ドル=1.0629カナダドル前後と2011年10月4日以来の高値を付けた。
・ユーロドルはユーロドルは弱含み。新規材料に乏しいなか、1ユーロ=1.36ドル台前半でのもみ合いが続いていたが、ダウ平均が下げに転じたことをきっかけにユーロ売りドル買いが出た。欧州時間の安値1.3597ドル前後を下抜けると目先のストップロスを誘発し、一時1.3580ドル前後まで値を下げた。なお、米格付け会社ムーディーズはギリシャを格上げしたものの、ユーロ買いでの反応は限定的だった。
・ポンドドルはしっかり。市場では「月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けたポンド買いのフローが出た」との指摘があり、一時1ポンド=1.6384ドル前後と2011年8月30日以来の高値を付けた。
2013年11月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。
「期間最大RHDP」は、2013年11月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。
そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2013年11月の中で最も新しい内容を掲載しています。