2013年11月8日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・米ツイッターの初値は45.1ドルとなった。ちなみにIPO価格は26ドルだった。
イェンス・バイトマン[NP+2.8 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・バイトマン独連銀総裁「ECBの利下げに反対の姿勢示した」「利下げは12月のインフレ見通しを待つべきだった」
マリオ・ドラギ[NP+1.6 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
・ドラギECB総裁「金融政策に過剰な期待を持つべきではない」
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、フランスの格付けを「AA+」から「AA」に引き下げたと発表した。見通しは「安定的」とした。
トーマス・ジョーダン[NP+3.0 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
・ジョーダンSNB総裁「スイスの低い政策金利は継続へ」「低金利はスイスの資産バブルを導くかもしれない」「ECBの利下げは状況を複雑にする」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
トーマス・ジョーダン[NP+1.0 HDP -3.6 CHDP +0.1 RHDP -4.0 CRHDP +0.2]
・ジョーダンSNB総裁「ECB利下げのインパクト見極めにはもう少し待つ必要」「SNBは資産価格を注視」
2013年11月8日のFX要人発言・ニュース
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・デンマーク中銀は7日、政策金利を現行の0.20%で据え置くことを決めたと発表した。
国際通貨基金(IMF)[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]
・IMF「ECBの利下げを強く歓迎する」「ユーロ圏の回復はぜい弱」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は伸び悩み。強い7-9月期米GDP速報値を受けて23時過ぎに99.405円まで急伸したが、買い一巡後は伸び悩んだ。ダウ平均が下げに転じたことも重しとなり、0時22分時点では99.07-10円まで値を下げた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・7日の米国株式相場は軟調。ダウ工業株30種平均は0時36分時点では前日比40.97ドル安の15705.91ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同47.51ポイント安の3884.44で推移している。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・米ツイッターの初値は45.1ドルとなった。ちなみにIPO価格は26ドルだった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・豪ドル円は急失速。24時前に94.09円の高値まで上げたが、前日の高値94.17円が上値の目処として意識されると売りに押された。ダウ平均が50ドル超高から60ドル超安まで一転下落したことも重しとなり、93.29円の安値まで下げた。また、NZドル円は83.04円の高値から82.12円の安値まで急ピッチで下げた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は売り優位。前日の安値98.40円を下抜け、98.35円まで下げ足を速めた。また、ポンド円は158.16円、豪ドル円は93.11円、NZドル円は81.94円まで売り込まれるなど、全般円高が加速している。
イェンス・バイトマン[NP+2.8 HDP +1.1 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・バイトマン独連銀総裁「ECBの利下げに反対の姿勢示した」「利下げは12月のインフレ見通しを待つべきだった」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・7日の米10年物国債利回りは再び低下。1時32分時点では前日比0.0385%低い2.6036%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・7日の英国債相場は上昇(利回りは低下)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間8日3時時点の水準で、前日終値比0.047%低い2.668%だった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・7日の欧州国債相場は上昇(利回りは低下)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間8日3時時点の水準で、前日終値比0.057%低い1.684%だった。
ウィリアム・ダドリー[NP HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.0]
・ダドリー米ニューヨーク連銀総裁「最大の銀行を解体することが良いアプローチだと確信していない」「金融機関破綻のリスク低減に努力すべき」※金融政策に関する言及はなし
エワルド・ノボトニー[NP HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ユーロ圏の回復は低調」
マリオ・ドラギ[NP-4.0 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP -0.1]
・ドラギECB総裁「ECBは低インフレの長期化を予想している」「今日のECB理事会で自身は利下げを支持した」
マリオ・ドラギ[NP+1.6 HDP -2.3 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
・ドラギECB総裁「金融政策に過剰な期待を持つべきではない」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物は大幅安。12月物(円建て)は3時44分時点では前日比400円安の1万4005円で推移している。一時1万3960円まで下げた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・7日の米国株式相場はじり安。ダウ工業株30種平均は4時7分時点では前日比108.52ドル安の15638.36ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同56.38ポイント安の3875.57で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・7日の米10年物国債利回りはもみ合い。4時32分時点では前日比0.0348%低い2.6073%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物は下げ幅を拡大。12月物(円建て)は4時37分時点では前日比485円安の1万3920円で推移している。一時1万3890円まで下げ幅を広げた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・7日の米国債券相場で長期ゾーンは続伸。表面利率2.500%の10年物国債利回りは前日比0.04%低い(価格は高い)2.60%で終えた。欧州中央銀行(ECB)の予想外の利下げを受けて、欧州各国の国債が買われた流れに沿った。米国株式相場の大幅安も安全資産としての米国債需要を高めた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優勢。対ドルでは7-9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.8%増と予想より強い結果となったことで、欧州株や時間外のダウ先物が堅調に推移したため、投資家のリスク許容度改善を意識した売りが出た。他の通貨に対しても総じて円は売りに押されていたが、NY時間午後からは一転して円の買い戻しが優位に。高く始まったダウ平均がマイナス圏に沈み、ナイト・セッションの日経平均先物やシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物が大幅安となったことで、リスク回避目的の買いが強まった。米GDPなどを手掛かりに売りを進めた市場参加者の損失覚悟の円買い注文を巻き込むと急ピッチで買い戻しが進み、引けにかけても堅調に推移した。
一方、ユーロに対しては堅調な展開に終始した。欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例理事会で、政策金利を現行の0.50%から0.25%に引き下げることを決めたと発表。下限金利である中銀預金金利はこれまでのゼロ%で維持したものの、上限金利である限界貸出金利も1.00%から0.75%に引き下げた。市場予想に反して政策金利が引き下げられたことからユーロは独歩安となり、円も対ユーロでは買いが先行。その後も円が全面高となった流れに沿って上げ幅を広げた。
なお、ドラギECB総裁は理事会後の記者会見で「ユーロ圏は長期にわたり低インフレに直面する可能性がある」「景気見通しに下向きのリスクが見られる」などインフレ率の低下や景気見通しの悪化に懸念を示した。そのうえで「政策金利を長期にわたり低水準に維持すると予想」「ECBは全ての利用可能な手段を検討する用意がある」と追加緩和に対して前向きな姿勢を見せたものの、記者会見前からECBによる予想外の金利引き下げで円買いユーロ売りが進んでいたため、ドラギECB総裁の発言に対する反応は限定的だった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・7日午前の東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮めた。9時25分時点では前日比119.03円安の14109.41円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同7.27ポイント安の1177.46で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・複数の通信社が伝えたところによると、11月限オプションSQ(特別清算指数)暫定値は14013.07円となった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円はじり高。9時38分時点では98.17-20円で推移している。日経平均の下げ渋りにつれた買いが入ったほか、市場では「国内輸入企業の円売りドル買いが観測された」との指摘があった。
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-1.0 HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]
・豪準備銀行(RBA)四半期金融政策報告「利下げの可能性を排除しないのが適切」「2014年のGDPを2-3%増と予想」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP-2.6 HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
・豪準備銀行(RBA)四半期金融政策報告「鉱業投資減を背景に、14年成長予想引下げ」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・豪ドル米ドルは下げ渋り。RBA四半期報告を受けて9時30分過ぎに一時0.9428米ドルまで値を下げたものの、その後は値を戻した。日経平均株価の下げ渋りに伴って豪ドル円が買い戻されたことが支えとなったようだ。10時36分時点では0.9453-58米ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・8日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比123.71円安の14104.73円で午前の取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)は、同7.34ポイント安の1177.39で終えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。前日の米国市場で、株安と円高が進んだ流れを引き継いで高く始まったものの、東京市場に入ると値動きが鈍った。今晩の10月米雇用統計を前にしたポジション調整中心の動きで大きな方向感は出なかった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・8日午後の東京株式市場で日経平均株価はさえない。13時13分時点では前日比176.95円安の14051.49円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同10.83ポイント安の1173.85で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の12月限は時間外取引で小動き。13時49分時点では前日比0.9ドル高の1トロイオンス=1309.4ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・8日午後の東京株式市場で日経平均株価はもみ合い。14時35分時点では前日比151.33円安の14077.11円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同9.61ポイント安の1175.12で取引されている。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、フランスの格付けを「AA+」から「AA」に引き下げたと発表した。見通しは「安定的」とした。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ユーロ円は下げ渋り。S&Pによるフランス格下げを受けて15時過ぎに一時131.32円まで下げたものの、前日安値の131.22円が目先の下値目処となり徐々に値を戻した。16時10分時点では131.53-58円で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。今晩の10月米雇用統計を前にしたポジション調整中心の動きで大きな方向感は出なかった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスを格下げしたことで、対ユーロ中心に円買いが入る場面もあったが、反応は一時的だった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・8日夜の日経平均先物12月物はナイトセッションで小動き。17時40分時点では大証終値比10円安の1万4080円で取引されている。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP +0.6 CRHDP +0.1]
・日銀は8日、指数連動型上場投資信託受益権(ETF)を118億円買い入れたと発表した。なお、不動産投資法人投資口(J-REIT)の買い入れはなかった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・8日の米10年物国債利回りは時間外取引で上昇。18時18分時点では前日比0.0093%高い2.6092%前後で推移している。
世界の政策金利関係[NP HDP -3.8 CHDP -1.8 RHDP -3.8 CRHDP -1.8]
・ロシア中銀は8日、政策金利を現行の8.25%に据え置くと発表した。
トーマス・ジョーダン[NP+3.0 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -4.2 CRHDP +0.1]
・ジョーダンSNB総裁「スイスの低い政策金利は継続へ」「低金利はスイスの資産バブルを導くかもしれない」「ECBの利下げは状況を複雑にする」
トーマス・ジョーダン[NP+1.0 HDP -3.6 CHDP +0.1 RHDP -4.0 CRHDP +0.2]
・ジョーダンSNB総裁「ECB利下げのインパクト見極めにはもう少し待つ必要」「SNBは資産価格を注視」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP-1.0 HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
・ファンロンパイEU大統領「経済は成長を回復してきた」「EUは受け入れ難い水準の失業克服に挑む」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・8日の米10年物国債利回りは時間外取引で上昇一服。21時24分時点では前日比0.0056%高い2.6055%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・8日の米10年物国債利回りは急上昇。22時34分時点では前日比0.1060%高い2.7059%前後で推移している。10月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比20万4000人増と市場予想平均の前月比12万人増を上回り、米量的緩和の長期化観測が後退したほか、安全資産とされる米国債が売られた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ユーロ円は強含み。強い米雇用統計を手掛かりにドル円が上昇したことにつれて、円売りユーロ買いが入った。一時132.235円と本日高値を更新。もっとも、ユーロドルが下落した影響も同時に受けたため、上値も重かった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は上げ幅を拡大。米雇用統計が強い結果となったことで米10年債利回りが急ピッチで上昇しており、日米金利差拡大を意識した買いが続いている。一時98.93円の日通し高値をつけた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の12月限は軟調。米雇用統計が強い結果となったことで量的緩和の早期縮小観測が再び台頭したため、金相場へ余剰資金が流入するとの期待も後退した。一時1289.6ドルまで下げる場面も見られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスの格付けを「AA+」から「AA」に引き下げ、アジア時間に対ユーロなどで円買いが進んだ反動が出た。ただ、9月英貿易収支が予想を下回ったため、ポンドに対して円買い圧力がやや高まったほか、欧州株や時間外のダウ先物が弱含んだことも円全体を押し上げた。もっとも、22時30分に10月米雇用統計の発表を控えて様子見気分も強く、目立った方向感は見られなかった。
米労働省が8日発表した10月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比20万4000人増と市場予想平均の前月比12万人増を大きく上回ったほか、前月分が16万3000人、前々月分が23万8000人に上方修正された(経済指標データ参照:非農業部門雇用者数のデータ推移へ)。米量的緩和の長期化観測が後退し、米長期金利が急上昇すると円売りドル買いが加速。他の通貨に対しても円売りが波及した。なお、失業率は7.3%と市場予想平均の7.3%と同じだった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=97円97銭前後までじわりと下げた後、98円93銭前後まで急速に持ち直した。
・ポンド円は1ポンド=157円55銭前後から158円34銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは失速。10月米雇用統計の発表前に思惑的な買いが入り、1ユーロ=1.34375ドル前後まで小幅に上げた。ただ、非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったことがわかると、全般ドル買いが優位となり1.3355ドル前後まで下げ足を速めた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・米10年債利回りはさらに上昇幅を拡大。足元の堅調な米経済指標を受けて、米国の量的緩和の長期化懸念が和らいでいるようで、2.743%と10月16日以来の高水準をつけている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は買い優勢。対ドルでは7-9月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.8%増と予想より強い結果となったことで、欧州株や時間外のダウ先物が堅調に推移したため、投資家のリスク許容度改善を意識した売りが出た。他の通貨に対しても総じて円は売りに押されていたが、NY時間午後からは一転して円の買い戻しが優位に。高く始まったダウ平均がマイナス圏に沈み、ナイト・セッションの日経平均先物やシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物が大幅安となったことで、リスク回避目的の買いが強まった。米GDPなどを手掛かりに売りを進めた市場参加者の損失覚悟の円買い注文を巻き込むと急ピッチで買い戻しが進み、引けにかけても堅調に推移した。
一方、ユーロに対しては堅調な展開に終始した。欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例理事会で、政策金利を現行の0.50%から0.25%に引き下げることを決めたと発表。下限金利である中銀預金金利はこれまでのゼロ%で維持したものの、上限金利である限界貸出金利も1.00%から0.75%に引き下げた。市場予想に反して政策金利が引き下げられたことからユーロは独歩安となり、円も対ユーロでは買いが先行。その後も円が全面高となった流れに沿って上げ幅を広げた。
なお、ドラギECB総裁は理事会後の記者会見で「ユーロ圏は長期にわたり低インフレに直面する可能性がある」「景気見通しに下向きのリスクが見られる」などインフレ率の低下や景気見通しの悪化に懸念を示した。そのうえで「政策金利を長期にわたり低水準に維持すると予想」「ECBは全ての利用可能な手段を検討する用意がある」と追加緩和に対して前向きな姿勢を見せたものの、記者会見前からECBによる予想外の金利引き下げで円買いユーロ売りが進んでいたため、ドラギECB総裁の発言に対する反応は限定的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。前日の米国市場で、株安と円高が進んだ流れを引き継いで高く始まったものの、東京市場に入ると値動きが鈍った。今晩の10月米雇用統計を前にしたポジション調整中心の動きで大きな方向感は出なかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はもみ合い。今晩の10月米雇用統計を前にしたポジション調整中心の動きで大きな方向感は出なかった。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスを格下げしたことで、対ユーロ中心に円買いが入る場面もあったが、反応は一時的だった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスの格付けを「AA+」から「AA」に引き下げ、アジア時間に対ユーロなどで円買いが進んだ反動が出た。ただ、9月英貿易収支が予想を下回ったため、ポンドに対して円買い圧力がやや高まったほか、欧州株や時間外のダウ先物が弱含んだことも円全体を押し上げた。もっとも、22時30分に10月米雇用統計の発表を控えて様子見気分も強く、目立った方向感は見られなかった。
米労働省が8日発表した10月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比20万4000人増と市場予想平均の前月比12万人増を大きく上回ったほか、前月分が16万3000人、前々月分が23万8000人に上方修正された(経済指標データ参照:非農業部門雇用者数のデータ推移へ)。米量的緩和の長期化観測が後退し、米長期金利が急上昇すると円売りドル買いが加速。他の通貨に対しても円売りが波及した。なお、失業率は7.3%と市場予想平均の7.3%と同じだった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=97円97銭前後までじわりと下げた後、98円93銭前後まで急速に持ち直した。
・ポンド円は1ポンド=157円55銭前後から158円34銭前後まで一転上昇した。
・ユーロドルは失速。10月米雇用統計の発表前に思惑的な買いが入り、1ユーロ=1.34375ドル前後まで小幅に上げた。ただ、非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったことがわかると、全般ドル買いが優位となり1.3355ドル前後まで下げ足を速めた。