2013年11月15日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジャネット・イエレン[NP-3.8 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「失業率は高いままだ」「長期間の失業は特に痛みを伴う」
ジャネット・イエレン[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「早すぎるQEの終了は危険」「回復が脆弱な期間は支援を引き揚げるべきではない」
ジャネット・イエレン[NP+2.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「量的緩和は永久に続けられない」
ジャネット・イエレン[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「広範な失業関連指標は7.3%より高い」「金融政策が不均衡を是正することを排除しない」「景気回復に失望している」
ジャネット・イエレン[NP+3.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「資産価値のズレや金融リスク拡大の兆候はない」「我々は資産価格のバブルの発生に警戒している」「金融政策による不均衡の是正を排除しない」
ジャネット・イエレン[NP+3.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「政策で市場に与える影響を考慮する必要」「これまでに27回の利上げを支持してきた」「FRBは資産バブルの出現を回避するツールを有する」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+3.4 HDP -3.7 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「リスクなく低金利を維持することはできない」「長引く低金利が金融不安を繁殖させる恐れ」「低金利は資産価格の上昇を引き起こす恐れ」
中国政府関係[NP HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
・新華社が中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議で打ち出された改革案について「一人っ子政策を緩和へ」「不動産税を改革、環境税を推進へ」「2020年までに国有企業の配当を30%に引き上げへ」「集団所有の土地に固有地と同等の権利付与へ」などと報じた。
周小川[NP HDP +1.7 CHDP -0.1 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
・周小川・中国人民銀行総裁「すべての金融改革の制限を撤廃する」
マーティン・ウィール[NP+3.2 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「インフレ期待に好転がある」「ガイダンスがインフレ期待の重要性を高めた」「ポンド高がインフレを低下させている」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ジャネット・イエレン[NP-3.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.3]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「量的緩和縮小に時間を設定しない」「FOMCは量的緩和長期化のリスクを理解している」
2013年11月15日のFX要人発言・ニュース
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は伸び悩み。23時30分前に一時100.12円まで上昇したものの、イエレン次期FRB議長の指名公聴会を控えて持ち高調整の売りが出たようだ。0時3分時点では99.90-93円で推移している。
ジャネット・イエレン[NP-3.6 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「景気回復の促進に強くコミット」
ジャネット・イエレン[NP-3.8 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -3.0 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「失業率は高いままだ」「長期間の失業は特に痛みを伴う」
ジャネット・イエレン[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「早すぎるQEの終了は危険」「回復が脆弱な期間は支援を引き揚げるべきではない」
ジャネット・イエレン[NP-3.8 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「量的緩和の効果は依然としてコストを上回る」
ジャネット・イエレン[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「景気回復がぜい弱な間に、支援を取り除いてはならない」「早期に支援を取り除かないことが重要」「量的緩和は金利の押し下げを支援した」
ジャネット・イエレン[NP+2.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.9 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「量的緩和は永久に続けられない」
ジャネット・イエレン[NP-3.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.3]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「量的緩和縮小に時間を設定しない」「FOMCは量的緩和長期化のリスクを理解している」
ジャネット・イエレン[NP-3.4 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「QEは金利を押し下げ米国の経済成長に大きく貢献した」「低水準の住宅ローン金利が住宅市場の回復に役立った」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は底堅い。一時99.78-81円まで下押しした後、100.145円の高値まで持ち直した。イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長は米上院銀行委員会で「景気回復の促進に強くコミット」「量的緩和の効果は依然としてコストを上回る」「景気回復がぜい弱な間に、支援を取り除いてはならない」「量的緩和は永久に続けられない」「量的緩和縮小に時間を設定しない」などと発言した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ユーロドルは神経質な値動き。イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて、1.3468-71ドルまで上げた後、1.3431-34ドルまで失速したが、0時39分時点では1.3440-43ドルで推移している。
ジャネット・イエレン[NP-4.0 HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「広範な失業関連指標は7.3%より高い」「金融政策が不均衡を是正することを排除しない」「景気回復に失望している」
ジャネット・イエレン[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「大きすぎて潰せない問題の対応は最重要目標の一つであるべき」
ジャネット・イエレン[NP+2.0 HDP -2.8 CHDP +0.1 RHDP -2.6 CRHDP -0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「経済成長率は2%前後で勢いづいており、今後加速すると予想」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・14日の米国株式相場はじり高。ダウ工業株30種平均は1時8分時点では前日比41.74ドル高の15863.37ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同3.09ポイント安の3962.49で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・14日の米10年物国債利回りは低下に転じた。1時9分時点では前日比0.0051%低い2.6944%前後で推移している。
ジャネット・イエレン[NP-3.8 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.2]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「超過準備金利の引き下げは過去のFOCMで検討しており、依然として可能性はある」
ジャネット・イエレン[NP+3.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「資産価値のズレや金融リスク拡大の兆候はない」「我々は資産価格のバブルの発生に警戒している」「金融政策による不均衡の是正を排除しない」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は上値が重い。0時30分過ぎに一時100.145円まで上昇したものの、米10年債利回りが低下に転じたことをながめ、日米金利差縮小を見越した売りが出た。1時19分時点では99.82-85円で推移している。
ジャネット・イエレン[NP-2.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.3]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「政策が株価をいくらか押し上げた」「米国株は堅調に推移しているが、バブルのような領域にはない」
ジャネット・イエレン[NP-2.0 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「QEは米国の財政赤字のファイナンスへの貢献を目的としていない」「広義の失業関連指標は7.3%よりも高い水準にある」「早急にサポートを終了させないことが重要」
ジャネット・イエレン[NP-2.6 HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「政策はすべての米国人に広い利益をもたらすことが目的」「回復は緩慢で依然として期待はずれ」「力強い賃金の上昇を期待している」
ジャネット・イエレン[NP HDP -2.8 CHDP +0.0 RHDP -1.9 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「FEDの政策の透明性を強くサポート」「政策の独立性が保持される必要」「FEDは短期的な政治的圧力から解放されるべきである」
ジャネット・イエレン[NP+2.0 HDP -2.7 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「米成長率は2%前後で勢いある、今後加速すると予想」「米経済は財政問題で悪影響を被ったが勢いを見せた」
ジャネット・イエレン[NP-2.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.3]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「FEDの政策が米株価を幾分押し上げた」「政策は住宅価格に広く有益な刺激を与えた」「FRBは市場の虜になるべきではない」
ジャネット・イエレン[NP+3.0 HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長「政策で市場に与える影響を考慮する必要」「これまでに27回の利上げを支持してきた」「FRBは資産バブルの出現を回避するツールを有する」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ユーロ円は強含み。1時20分過ぎに一時134.67円と本日高値を更新した。米長期金利の低下に伴いユーロドルが1.3487-90ドルまで買い戻されたことにつれたほか、ダウ平均が上昇したことが支えとなった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・14日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の12月限は堅調。1時48分時点では前日比21.0ドル高の1トロイオンス=1289.4ドルで推移している。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.1 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.1]
・米連邦準備理事会(FRB)は14日、ニューヨーク連銀を通じて2020年11月-23年8月に償還を迎える米国債31億7100万ドルを購入したと発表した。
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+0.0 HDP -3.8 CHDP +0.0 RHDP -3.7 CRHDP +0.0]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「スイスフランの上限設定は引き続き不可欠な手段」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+3.4 HDP -3.7 CHDP +0.1 RHDP -3.6 CRHDP +0.1]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「リスクなく低金利を維持することはできない」「長引く低金利が金融不安を繁殖させる恐れ」「低金利は資産価格の上昇を引き起こす恐れ」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-3.0 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.2]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「スイスフランは高く評価されている通貨」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP-3.0 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.2]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「スイスの不動産市場に不均衡の兆候」「インフレ圧力はしばらく抑制される見通し」「低金利は物価の安定に脅威をもたらさない見込み」「金利は徐々に通常の水準に回復していくだろう」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+1.0 HDP -3.7 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.1]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「欧州で構造的な問題が継続している」「欧州の銀行システムは依然として脆弱」「スイス経済は次の四半期も拡大する見通し」「下半期に指標はかなり改善した」「依然として下振れリスクは残っている」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ランドは買いが強まった。ランド円は9.78円まで急ピッチで上げたほか、ドルランドは10.2147ランドまで下げ足を速めた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・14日夜の日経平均先物12月物はナイトセッションで引き続き高い。2時31分時点では大証終値比260円高の1万5080円で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・14日のフランクフルト株式相場は3営業日ぶりに大幅反発。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日終値比94.83ポイント高の9149.66となり、終値ベースで史上最高値を更新した。イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長の証言原稿を受けて米量的緩和の長期化観測が再浮上し、株式相場に余剰資金が向かうとの期待が高まった。個別では、バイエル(2.17%高)やBASF(2.05%高)、シーメンス(1.87%高)などが堅調だった。半面、RWE(5.10%安)やK+S(4.14%安)などは下げが目立った。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・14日の英国債相場は上昇(利回りは低下)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間15日3時時点の水準で、前日終値比0.047%低い2.755%だった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・14日の米10年物国債利回りは上昇。3時31分時点では前日比0.0199%高い2.7195%前後で推移している。
イェルーン・ダイセルブルーム[NP HDP -1.2 CHDP -0.2 RHDP -1.2 CRHDP -0.2]
・ダイセルブルーム・ユーログループ議長「EMUの経済見通しは非常にポジティブ」「ユーロ圏の重要な課題はまだ残る」「ユーログループ会合を来週追加開催」
オッリ・レーン[NP HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.8 CRHDP -0.2]
・レーン欧州委員「スペインの銀行の構造改革は進行している」「スペインの銀行セクターは2012年7月よりも非常に安定している」「スペインの銀行セクターはまだぜい弱」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は底堅い。一時99.80円付近まで下げる場面があったが、米長期金利が再び上昇したことで円売りドル買いが出て100.00円台まで持ち直した。3時39分時点では100.00-03円で推移している。
デビッド・マイルズ[NP HDP -2.0 CHDP +0.1 RHDP -1.7 CRHDP +0.3]
・マイルズ英中銀金融政策委員会(MPC)委員「金融政策は住宅市場を守る最後の手段」
ジャネット・イエレン[NP HDP -2.7 CHDP +0.0 RHDP -1.5 CRHDP +0.0]
・「米上院銀行委員会はイエレン氏の次期FRB議長指名について来週に採決する可能性」と報じた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・14日の米10年物国債利回りは再び低下に転じた。3時31分時点では前日比0.0016%低い2.6980%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物は上昇。12月物(円建て)は5時15分時点では前日比360円高(大証終値比260円高)の1万5080円で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して神経質な展開。ナイトセッションの日経平均先物が1万5000円台に乗せる上昇を見せたことで全般円売りが強まった。イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院銀行委員会で「量的緩和は永久に続けられない」と量的緩和の縮小について言及したことも円安ドル高につながった。もっとも、「量的緩和縮小に時間を設定しない」「景気回復がぜい弱な間に支援を取り除いてはならない」と量的緩和の継続を示唆する発言もしたことで米長期金利が低下に転じると、つれて円買いドル売りが強まった。その後、米国株が底堅く推移したことをながめ、再び円売りが強まる場面があったが長続きしなかった。
一方、ドル以外の通貨に対しては弱含み。ナイトセッションの日経平均株価が大幅高となったほか、米国株が上昇したことを背景に投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが進んだ。
ピエール・モスコビシ[NP HDP -0.7 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
・モスコビシ仏財務相「為替レートは経済のファンダメンタルズを反映するべき」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比157.92円高の15034.33円で寄り付いた。東証株価指数(TOPIX)は10.65ポイント高の1229.20で始まった。
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -1.5 CHDP -0.2 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「ギリシャ追加措置は構造的なものになる見込み」「トロイカとの協議は順調に進んでいる」
ヤニス・ストゥルナラス[NP HDP -1.5 CHDP -0.2 RHDP -1.5 CRHDP -0.2]
・ストゥルナラス・ギリシャ財務相「現行以上の追加的な緊縮財政はない」「債権者との協議は進展している」
日本政府関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.0]
・甘利明経済再生担当「米国の政策について批判や評価をすべきではない」「為替について言及するのは不適切」
日本政府関係[NP+2.4 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・甘利明経済再生担当「経済対策、近々に取りまとめるよう各閣僚に要請」「為替レートは各国の実態に沿ったかたちで現れていくと思う」「株価は実体経済をもろに反映」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日の米株価指数先物は時間外取引で小安い。9時33分時点では前日比6ドル安の15833ドルで推移している。
日本政府関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・参院は15日午前の本会議で、外国為替資金特別会計(外為特会)の外貨準備の一部の運用を民間委託することなどを盛り込んだ特別会計改革法案を可決した。
日本政府関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・菅義偉官房長官「株価についてはコメントしない。一般論として低いより高い方が良い」「為替についても発言は控えたい」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日午前の東京株式市場で日経平均株価は一段高。10時14分時点では前日比213.73円高の15090.14円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同15.79ポイント高1234.34で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日の米株価指数先物は時間外取引で底堅い。10時35分時点では前日比6ドル高の15845ドルで推移している。
麻生太郎[NP HDP -2.9 CHDP +0.0 RHDP -2.0 CRHDP +0.0]
・麻生太郎副総理兼財務・金融相「米国など他国の金融政策については発言しない」「(次期FRB議長イエレン氏の発言について)他国の金融政策について発言せず」
ジェイコブ・ルー[NP-3.0 HDP +0.3 CHDP -0.2 RHDP +0.3 CRHDP -0.2]
・ルー米財務長官「(中国)三中全会、結果でさらなる詳細求める」「中国は成長維持のために必要な改革を行っている」「米国は景気回復のなかにおいて、さらに行うべきことがある」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円はもみ合い。日経平均株価は270円超上昇したものの、株高を手掛かりにした買いは限定的だった。昨日から急ピッチで値を上げた反動もあって、やや上値が抑えられている。11時18分時点では100.24-27円で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比262.81円高の15139.22円で午前の取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)は、同18.61ポイント高の1237.16で終えた。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日の米10年物国債利回りは時間外取引でもみ合い。11時53分時点では前日比0.0089%高い2.6989%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近12月限は時間外取引で強含み。12時8分時点では前日比0.39ドル高の1バレル=94.15ドルで取引されている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の12月限は時間外取引で小高い。12時11分時点では前日比2.1ドル高の1トロイオンス=1288.4ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日午後の東京株式市場で日経平均株価はしっかり。12時37分時点では前日比269.02円高の15145.43円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同19.04ポイント高の1237.59で取引されている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日の米国株価の上昇や15日の日本、アジア株の上昇など世界的な株高を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から低金利の円が売られた。市場では「米系ファンドの円売りドル買いが出た」との指摘があった。半面、円の下値では日本の輸出企業の円買いドル売りが入ったため、一本調子で下落する展開にはならなかった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日の米株価指数先物は時間外取引で強含み。13時35分時点では前日比15ドル高の15854ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円はもみ合い。日経平均株価の上昇が一服したこともあって、手掛かり材料を欠いた。14時4分時点では100.16-19円で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日午後の東京株式市場で日経平均株価は再び上昇。14時34分時点では前日比311.65円高の15188.06円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同21.66ポイント高の1240.21で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・市場では「ポーランドズロチの反発を予想する声」が増えてきた。ポーランド中銀は7日、金融政策委員会で「2014年半ばまで現行の政策を維持する」との方針を明示。市場参加者からは「ハンガリー中銀などが利下げを続けているだけに、ポーランドの通貨ズロチは周辺国の通貨に比べて買われやすい」との指摘があった。ポーランド景気は持ち直しつつあり、経常収支も黒字に転換している。需給面でもズロチは買われやすいだろう。
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、エジプトの長期格付けを「CCC+」から「B-」に引き上げたと発表した。また、見通しは「安定的」とした。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は弱含み。15時30分前に一時99.93円まで値を下げた。市場では「国内輸出企業など実需の売りが観測された」との指摘があった。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の12月限は時間外取引でもみ合い。16時12分時点では前日比0.3ドル高の1トロイオンス=1286.6ドルで推移している。
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「単一破綻処理メカニズム(SRM)に関する協議が本日中に決着するとは考えていない」
日本政府関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・浜田内閣官房参与「増税のインパクトはそれほど懸念していない」
日本政府関係[NP HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.2]
・浜田内閣官房参与「日銀は責任をもって金融政策を」「黒田日銀総裁は適切に政策を実施する」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日夜の日経平均先物12月物はナイトセッションで堅調。17時12分時点では大証終値比120円高の1万5290円で取引されている。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日の米10年物国債利回りは時間外取引で上昇。17時19分時点では前日比0.0250%高い2.7150%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は底堅い動き。17時30分前に一時100.35円と9月11日以来の高値を付けた。ナイトセッションの日経平均先物が120円上昇したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが出た。米長期金利の上昇に伴う買いも入ったようだ。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円はしっかり。17時30分前に一時100.36円と9月11日以来の高値を付けた。ナイトセッションの日経平均先物が120円上昇したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが出たほか、市場では「カストディアン系銀行の円売りドル買いが出た」との声が聞かれた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。週末のポジション調整に伴う円買いが入ったほか、市場では「国内輸出企業の円買いドル売りが入った」との指摘があり下げ渋る場面もあったが戻りは鈍かった。
ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが先行。市場関係者からは「カストディアン系銀行の円売りドル買いが出た」との声も聞かれ軟調に推移した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は堅調。18時30分過ぎに一時100.43円と9月11日以来の高値を付けた。ナイトセッションの日経平均先物が180円上昇したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが出たようだ。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは、インドネシアの格付け「BBB-」を確認したと発表した。見通しは安定的とした。
オッリ・レーン[NP+2.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.7 CRHDP +0.1]
・レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)「ユーロ圏の景気回復は穏やかに進んでいる」
中国政府関係[NP HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
・新華社が報じたところによると、「中国は一人っ子政策の緩和を進める」ようだ。
中国政府関係[NP HDP +1.4 CHDP +0.0 RHDP +0.7 CRHDP +0.0]
・新華社が中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議で打ち出された改革案について「一人っ子政策を緩和へ」「不動産税を改革、環境税を推進へ」「2020年までに国有企業の配当を30%に引き上げへ」「集団所有の土地に固有地と同等の権利付与へ」などと報じた。
イェルーン・ダイセルブルーム[NP-2.0 HDP -1.4 CHDP -0.2 RHDP -1.4 CRHDP -0.2]
・ダイセルブルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)「EUの経済回復はとても不安定」
エルッキ・リーカネン[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ECB理事会での言論の自由を守るべき」
イブ・メルシュ[NP HDP +0.5 CHDP -0.1 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルシュ欧州中央銀行(ECB)専務理事「ユーロ圏の金融市場の断片化は緩和」「ユーロ圏は安定した金融地域になっている」「より大きいユーロ圏の国々が改革を急がなければいけない」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・ドル円は伸び悩み。18時40分過ぎに一時100.43円まで上昇したものの、その後はやや利食い売りに押された。市場では「9月11日の高値100.62円が目先の上値目処として意識されている」との指摘があった。21時22分時点では100.31-34円で推移している。
周小川[NP HDP +1.7 CHDP -0.1 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
・周小川・中国人民銀行総裁「すべての金融改革の制限を撤廃する」
イブ・メルシュ[NP+1.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.1]
・メルシュ欧州中央銀行(ECB)専務理事「ECBは経済に流動性を送り込む手段があるが、現時点では必要ない」
イブ・メルシュ[NP-2.0 HDP +0.5 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・メルシュ欧州中央銀行(ECB)専務理事「強い通貨は強い経済を反映」「必要なら、後で導入も検討」
ルイス・デギンドス[NP HDP -0.3 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP -0.1]
・デギンドス・スペイン経済相「今日のEU財務相会合では単一破綻処理メカニズム(SRM)に関する合意はない見通し」
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・15日夜の日経平均先物12月物はナイトセッションで上げ幅を縮めた。21時48分時点では大証終値比110円高の1万5280円で取引されている。
マーティン・ウィール[NP+3.2 HDP -0.5 CHDP +0.1 RHDP -1.9 CRHDP +0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「インフレ期待に好転がある」「ガイダンスがインフレ期待の重要性を高めた」「ポンド高がインフレを低下させている」
マーティン・ウィール[NP+3.4 HDP -0.4 CHDP +0.1 RHDP -1.6 CRHDP +0.3]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「英経済はBOEの見通しより速く成長する可能性」「英国の消費者信頼感は改善している」
マーティン・ウィール[NP+3.6 HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「ポンド高は国際収支への懸念を後押しする可能性も」「ユーロ圏の問題は以前より管理しやすくなった」
マーティン・ウィール[NP HDP -0.4 CHDP +0.0 RHDP -1.4 CRHDP +0.2]
・ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員「BOEはガイダンスのもとでインフレ期待の上昇を意図的に無視するという危険を冒せない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が210円上昇したほか、欧州株や時間外のダウ先物も強含み、リスク選好度を高めた投資家の円売りが活発化した。米長期金利の上昇を意識した円売りも見られたほか、市場では「カストディアン系銀行の円売りが観測された」との指摘があった。その後、株高の一服に伴い円売り圧力は後退。11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や10月米輸入物価指数、10月米鉱工業生産指数が予想を下回ったことがわかると、米長期金利の上昇幅縮小とともに円買いドル売りで反応した(経済指標データ参照:米ニューヨーク連銀製造業景気指数の推移グラフへ、米輸入物価指数の推移グラフへ、米鉱工業生産指数の推移グラフへ)。
一方、その他の通貨に対しては軟調。株高を背景に円売りが広がった。また、弱い米経済指標を手掛かりに対ドルで欧州資源国通貨買いが強まった影響から、円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が進んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=100円43銭前後と9月11日以来の高値を更新した。ただ、9月11日の高値100円62銭前後に上値を抑えられると、100円09銭前後まで失速した。
・ユーロ円は1ユーロ=135円20銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは底堅い。米長期金利やドル円の上昇を横目にユーロ売りドル買いが先行した。1ユーロ=1.3433ドル前後まで値を下げた。ただ、前日の安値1.3418ドル前後がサポートとして意識されると、ドル円の伸び悩みにつれて買い戻された。弱い米経済指標も買いを後押しし、アジア時間の高値1.3463ドル前後を上抜け1.35055ドル前後まで持ち直した。
ニュース[NP HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
・豪ドル円は堅調。23時40分過ぎに一時93.90円と日通し高値を更新した。市場予想を下回る米経済指標が相次いだほか、ウィール英中銀金融政策委員会(MPC)委員の発言を受けてポンド高ドル安が進んだ影響を受けて豪ドル買い米ドル売りが優勢となったことにつれた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円はドルに対して神経質な展開。ナイトセッションの日経平均先物が1万5000円台に乗せる上昇を見せたことで全般円売りが強まった。イエレン次期米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院銀行委員会で「量的緩和は永久に続けられない」と量的緩和の縮小について言及したことも円安ドル高につながった。もっとも、「量的緩和縮小に時間を設定しない」「景気回復がぜい弱な間に支援を取り除いてはならない」と量的緩和の継続を示唆する発言もしたことで米長期金利が低下に転じると、つれて円買いドル売りが強まった。その後、米国株が底堅く推移したことをながめ、再び円売りが強まる場面があったが長続きしなかった。
一方、ドル以外の通貨に対しては弱含み。ナイトセッションの日経平均株価が大幅高となったほか、米国株が上昇したことを背景に投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売り外貨買いが進んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。前日の米国株価の上昇や15日の日本、アジア株の上昇など世界的な株高を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から低金利の円が売られた。市場では「米系ファンドの円売りドル買いが出た」との指摘があった。半面、円の下値では日本の輸出企業の円買いドル売りが入ったため、一本調子で下落する展開にはならなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。週末のポジション調整に伴う円買いが入ったほか、市場では「国内輸出企業の円買いドル売りが入った」との指摘があり下げ渋る場面もあったが戻りは鈍かった。
ナイトセッションの日経平均先物が堅調に推移したことで、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが先行。市場関係者からは「カストディアン系銀行の円売りドル買いが出た」との声も聞かれ軟調に推移した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日の欧州外国為替市場で円はドルに対して上値が重い。ナイトセッションの日経平均先物が210円上昇したほか、欧州株や時間外のダウ先物も強含み、リスク選好度を高めた投資家の円売りが活発化した。米長期金利の上昇を意識した円売りも見られたほか、市場では「カストディアン系銀行の円売りが観測された」との指摘があった。その後、株高の一服に伴い円売り圧力は後退。11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や10月米輸入物価指数、10月米鉱工業生産指数が予想を下回ったことがわかると、米長期金利の上昇幅縮小とともに円買いドル売りで反応した(経済指標データ参照:米ニューヨーク連銀製造業景気指数の推移グラフへ、米輸入物価指数の推移グラフへ、米鉱工業生産指数の推移グラフへ)。
一方、その他の通貨に対しては軟調。株高を背景に円売りが広がった。また、弱い米経済指標を手掛かりに対ドルで欧州資源国通貨買いが強まった影響から、円安欧州通貨高や円安資源国通貨高が進んだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円は1ドル=100円43銭前後と9月11日以来の高値を更新した。ただ、9月11日の高値100円62銭前後に上値を抑えられると、100円09銭前後まで失速した。
・ユーロ円は1ユーロ=135円20銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは底堅い。米長期金利やドル円の上昇を横目にユーロ売りドル買いが先行した。1ユーロ=1.3433ドル前後まで値を下げた。ただ、前日の安値1.3418ドル前後がサポートとして意識されると、ドル円の伸び悩みにつれて買い戻された。弱い米経済指標も買いを後押しし、アジア時間の高値1.3463ドル前後を上抜け1.35055ドル前後まで持ち直した。