G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)

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 2011年10月の期間中のG20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2011年10月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2011年10月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2011-10-14][NP     HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の高官の話として、「国際通貨基金(IMF)に3500億ドルの追加資本が必要と確信」「いかなるIMFの資本増強計画も現時点でユーロ圏の救済パッケージの一部でない」などと伝えた。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)による2011年10月 発言・ニュース

[2011-10-14][NP     HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の高官の話として、「国際通貨基金(IMF)に3500億ドルの追加資本が必要と確信」「いかなるIMFの資本増強計画も現時点でユーロ圏の救済パッケージの一部でない」などと伝えた。

[2011-10-17][NP     HDP +1.1 CHDP +0.2 RHDP +1.1 CRHDP +0.2]
・20か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)(2011年10月14-15日 於:フランス・パリ)
 1.我々、G20の財務大臣・中央銀行総裁は、信認と金融の安定と成長を回復するために、世界経済に対する緊張の高まりと重大な下方リスクに断固として対処する必要がある時期に会合した。
 2.我々がワシントンDCで3週間前に行ったコミットメントの実施は進展している。特に、我々は、欧州の経済ガバナンスについての野心的な改革の採用を歓迎する。我々は、また、EFSFの能力と柔軟性を高めるため2011年7月21日にユーロ圏の首脳が行った決定を実施するために必要な行動を、ユーロ圏諸国が完了したことを歓迎する。我々は、伝播を回避するためEFSFの影響力を最大化するための更なる作業、及び、包括的な計画を通して現在の挑戦に断固として対処するための10月23日の欧州理事会の結果に期待する。我々は、カンヌ・サミットにおける首脳による検討に向けて、協調的な政策についての我々のアクションプランについて進捗を見た。このアクションプランは、差し迫った脆弱性に対処し、強固で持続可能かつ均衡ある成長のための基礎を強化するための以下の一定の措置を含むこととなる。
 ・先進国は、異なる各国の状況を勘案しつつ、信認を構築し成長を支えるための政策を採用し、財政健全化を達成するために明確で信頼に足る具体的な措置を実施する。大きな経常黒字を持つ国は、より内需に基づいた成長にシフトするための政策も実施する。大きな経常赤字を持つ国は、国民貯蓄を増加させるための政策を実施する。
 ・新興市場国は、下方リスクに対して成長モメンタムを維持し、インフレ圧力を抑制し、変動する資本フローに対する強じん性を高めるよう努めるために、必要な場合は、マクロ経済政策を調整する。黒字の新興市場国は、需要をより国内消費へリバランスするための構造改革の実施を加速する。これは、より市場で決定される為替レートシステムに移行し、経済のファンダメンタルズを反映するよう為替レートの柔軟性を一層高めるための引き続いての努力によって支援される。
 ・全ての国は、潜在的な成長を高めるために更なる構造改革に取り組む。
 ・あらゆる行動において、我々は、成長と雇用創出を助長し、社会的包摂を促進するよう努力する。
 我々は、銀行システムや金融市場の安定を保つために必要な全ての行動を取ることに引き続きコミットしている。我々は、現在のリスクに対応するために銀行が十分な資本及び資金へのアクセスを有していることを確保する。中央銀行は、最近、この目的のために断固たる行動をとっており、必要な場合に銀行に流動性を供給する準備がある。金融政策は、物価の安定を維持し、引き続き経済回復を支える。
 3.我々は、現在のストレスへの対処と、より長期的な安定の促進の双方にとっての助けとなる、より安定的で強じんな国際通貨システムを構築するための具体的な手段をとりつつある。我々は、国境を越えた資本フローのリスクに対処し、利益を享受するために、資本フローの管理において我々を導く一貫した結論に合意した。これらの目的に更に到達するため、我々は、現地通貨建て債券市場の発展と深化を支援するための行動計画に合意した。我々は、IMFのサーベイランスの最近の改善を歓迎し、カンヌ・サミットまでの更なる進展をレビューする。この進展は、とりわけ金融セクターの対象範囲、財政、金融及び為替政策に関する、特に、より統合され公平で効果的なサーベイランスの枠組に向けた強化についてのものである。我々は、IMFと地域金融取極の間の協力のための共通原則を採択した。より構造的なアプローチへの貢献として、我々は、IMFに対し、システミックな場合を含む外性的なショックに直面する国々に対し、既存の制度やファシリティーを基に、ケースバイケースで短期流動性を供給する新しい方法を更に検討することを要請し、カンヌ・サミットまでに具体的な提案を策定するよう求めた。これに加え、我々は、中央銀行が、グローバルな流動性ショックへの対処において主要な役割を果たすことを認識する。我々は、IMFがシステム上の責任を果たすために十分な資金基盤を持つべきことにコミットした。我々は、カンヌにおける本件の議論を期待する。我々は、IMFの2010年のクォータ及びガバナンス改革を、合意されているように、完全に実施することを求める。我々は、国際通貨システムの発展への貢献として、既存の基準に基づき、SDR構成通貨を拡大するための基準ベースの道筋について、カンヌ・サミットまでに進捗を見ることを期待する。我々は、国際流動性の状況の評価、外貨準備の蓄積の要因に関する国ごとの分析、為替レートの継続した不均衡の回避、及び、SDRの役割についての我々の作業を継続する。
 4.我々は、強固で安定した国際金融システムが我々の共有する利益であること、及び、市場で決定される為替レートに対する我々の支持を再確認した。我々は、為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与えることを再確認する。
 7.我々は、今年の財務大臣・中央銀行総裁会議を開催したフランスに感謝し、2012年の議長としてメキシコを歓迎する。

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