2013年6月11日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
マリオ・ドラギ[NP-5.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは他の中央銀行より債券を購入した」
日本銀行(日銀)関係[NP+1.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.3]
・日銀は10-11日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表した。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ルイス・リンデ[NP+1.0 HDP -1.9 CHDP +2.9 RHDP -1.9 CRHDP +2.9]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリンデ・スペイン中銀総裁「スペインは景気後退(リセッション)から徐々に持ち直す見通し」
2013年6月11日のFX要人発言・ニュース
S&P(スタンダード&プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社S&P「米国経済は仮に弱々しくても、十分に成長する」「QEは米国にとって適切な対応」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ドル円は伸び悩み。22時30分過ぎに一時本日高値となる99.28円まで値を上げたものの、そのあとはやや上値を切り下げた。市場では「99.35円や99.50円には売り注文が観測されている」との指摘があった。0時28分時点では98.78-81円で推移している。
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -0.2 CHDP +0.0 RHDP +1.2 CRHDP +0.1]
・米連邦準備理事会(FRB)は10日、ニューヨーク連銀を通じて2041年2月-43年2月に償還を迎える米国債13億8000万ドルを購入したと発表した。
ブラジル(ブラジル中銀)中央銀行関係[NP HDP +0.0 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP -0.2]
・ブラジル中銀は2回目の為替スワップ入札を実施。入札後、ブラジルレアル(BRL)は大きく上昇しておりドルBRLは2.1595BRLまでドル買い・BRL売りが進んだ後は2.1360BRL近辺まで押し戻されている。
マリオ・ドラギ[NP-5.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは他の中央銀行より債券を購入した」
マリオ・ドラギ[NP+1.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは加盟国の支払い能力を保証するために、債券市場で介入することはない」「景気回復への信頼が戻れば金利は再び上昇する」
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチ「銀行同盟の進捗が、ユーロ圏の信頼のカギとなる」
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・グリアOECD事務総長「金融政策を減速させる時期にきている」
ジェームズ・ブラード[NP HDP +0.4 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・ブラード米セントルイス連銀総裁「資産購入の縮小はデータによって決められるべき」
カルロス・コスタ[NP-3.6 HDP -0.6 CHDP -0.2 RHDP -0.6 CRHDP -0.2]
・コスタ・ポルトガル中銀総裁「内需は減退している」「輸出はポルトガルにとって唯一の原動力」
ジェイコブ・ルー[NP HDP +0.6 CHDP -0.4 RHDP +0.6 CRHDP -0.4]
・ルー米財務長官「政府は中小企業への融資で障害引き下げ望む」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ユーロ円は強含み。米株高を手掛かりにした買いが続いているほか、ユーロドルの上昇につれた面もあり、一時131.10円と日通し高値をつけた。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・10日の米10年物国債利回りは上昇幅を拡大。1時30分時点では前営業日比0.0505%高い2.2223%前後で推移している。
日本銀行(日銀)関係[NP+1.0 HDP -2.4 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.3]
・日経新聞が報じたところによると、日銀は10-11日の金融政策決定会合で、不安定な値動きになっている金融資本市場の動向を点検する。長期金利の上昇抑制策も議論するが、日銀内で浮上していた低利資金の供給を拡充する案は政策委員の間で「時期尚早」との慎重論が強まっているという。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ドル円はさえない。ダウ平均がさえない動きとなっていることに伴って、徐々にリスク回避目的の円買いが強まっている。2時42分時点では98.66-69円で推移している。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・10日の英国債相場は下落(利回りは上昇)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間11日3時時点の水準で、前営業日終値比0.074%高い2.143%だった。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・10日の欧州国債相場は下落(利回りは上昇)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間11日3時時点の水準で、前営業日終値比0.055%高い1.601%だった。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・10日の米10年物国債利回りは上昇幅を縮小。3時56分時点では前営業日比0.0388%高い2.2106%前後で推移している。
ルイス・リンデ[NP+1.0 HDP -1.9 CHDP +2.9 RHDP -1.9 CRHDP +2.9]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリンデ・スペイン中銀総裁「スペインは景気後退(リセッション)から徐々に持ち直す見通し」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP+2.0 HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.1]
・ダンティーヌ・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)副総裁「年末までにインフレ率はプラス圏を回復すると確信している」「SNBの政策は競争力を低下させなかった」
スイス国立銀行(スイス中銀)関係[NP HDP -3.9 CHDP +0.0 RHDP -4.9 CRHDP +0.1]
・ダンシンSNB副総裁「スイスフラン高は乗り越えられない経済的なハードル」「SNBの金融政策は通貨安競争ではない」「スイスフランは引き続き高く、問題をもたらしている」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたと伝わり、全般にドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが先行した。もっとも、高く始まったダウ平均が下げに転じるなど伸び悩んだため、投資家のリスク志向改善を意識した円売りドル買い圧力は徐々に後退。売り一巡後は底堅く推移した。日経新聞電子版が「日銀は10-11日の金融政策決定会合で、長期金利の上昇抑制策も議論するが、日銀内で浮上していた低利資金の供給を拡充する案は政策委員の間で時期尚早との慎重論が強まっている」と報じたことも円買いドル売りを後押しした面もあった。
また、他の通貨に対しても円は下げ渋り。対ドルでの円売りが波及したため、序盤は円売り外貨買いが優勢となったが、米株が伸び悩んだ影響で次第に円売りの勢いも後退。総じて下値は堅かった。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ドル円は弱含み。日経平均株価が下落したことで投資家のリスク志向低下を意識した売りが入り、一時98.665円まで値を下げた。ユーロ円も130.85円まで下落した。
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・榊原元財務官「3本の矢は非常に期待外れだった」「黒田氏は新たなレジームに入った」「安倍首相のコメントは強いメッセージ欠く」
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・榊原元財務官「日本のインフレ率2%は夢」「いわゆる構造改革には悲観的」「現時点で一段の円安はない可能性強い-100円近辺で推移へ」「金融緩和は継続へ」
麻生太郎[NP HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.0]
・麻生太郎財務相「税制改正はスピード感もってやっていく」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・11日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)期近7月限は小動き。9時33分時点では前日比0.07ドル高の1バレル=95.84ドルで取引されている。
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・甘利明経済再生担当相「金融政策の独立性から、こちからあれこれ言わない」
日本政府関係[NP-4.0 HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.2]
・甘利明経済再生担当相「相当大胆な手法を考えていくことに-設備投資減税」
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.2]
・甘利明経済再生担当相「日銀には市場との対話を期待する」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ドル円はもみ合い。日経平均株価が上昇したことにつれて10時50分過ぎに一時98.96-99円まで上昇した。もっとも、朝方につけた高値99.05円が意識されるとその後はもみ合いとなった。市場では「日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたい」との指摘があった。11時19分時点では98.86-89円で推移している。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・11日の東京株式市場で日経平均株価は、前日比0.92円安の13513.28円で午前の取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)は、同3.79ポイント高の1115.76で終えた。
日本銀行(日銀)関係[NP+1.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -0.5 CRHDP +0.3]
・日銀は10-11日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表した。
日本銀行(日銀)関係[NP+1.0 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.3]
・日銀は11日、共通担保資金供給オペレーションの期間を現行の1年以内で据え置いた。
日本銀行(日銀)関係[NP+1.6 HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
・日銀金融政策会合「日銀、固定金利方式の共通担保オペの期間を据え置き」「J-REIT、ETFの買い入れ枠を据え置き」「政策維持の決定は全員一致」「景気は持ち直しているに小幅前進-景気判断」「木内委員が前回同様、緩和継続の約束変更を提案も、否決」
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
・当面の金融政策運営について(日銀ホームページより)
1.日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針を、以下のとおりとすることを決定した(全員―致)。
2.資崖の買入れについては、以下の方針を継続する。
①長期国債について、保有残高が年間約50兆円に相当するペースで増加し、平均残存期間が7年程度となるよう買入れを行う。
②ETFおよびJ-REITについて、保有残高が、それぞれ年間約1兆円、年間約300億円に相当するペースで増加するよう買入れを行う。
③CP等、社債等について、本年末にそれぞれ2.2兆円、3.2兆円の残高まで買入れたあと、その残高を維持する。
3.わが国の景気は、持ち直している。海外経済は、引き続き製造業部門に緩慢な動きもみられているが、全体としては徐々に持ち直しに向かっている。そうしたもとで、輸出は持ち直しつつある。設備投資は、非製造業が引き続き底堅く推移するなか、全体としても下げ止まりつつある。公共投資は増加を続けており、住宅投資も持ち直し傾向にある。個人消費は、消費者マインドが改善するもとで、引き続き底堅<推移している。以上の内外需要を反映して、鉱工業生産は持ち直している。この間、わが国の金融環境は、緩和した状態にある。物価面では、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、前年のエネルギー関連や耐久消費財の動きの反動から、マイナスとなっている。予想物価上昇率については、上昇を示唆する指標がみられる。
4.先行きのわが国経済については、金融緩和や各種経済対策の効果もあって国内需要が底堅さを増し、海外経済の成長率が緩やかながらも次第に高まっていくことなどを背景に、緩やかな回復経路に復していくと考えられる。消費者物価の前年比は、次第にプラスに転じていくとみられる。
5.リスク要因をみると、欧州債務問題の今後の展開、米国経済や新興国・資源国経済の成長力など、日本経済を巡る不確実性は引き続き大きい。
6.日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「量的・質的金融緩和」を継続する。その際、経済・物価情勢について上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う。このような金融政策運営は、実体経済や金融市場における前向きな動きを後押しするとともに、予想物価上昇率を上昇させ、日本経済を、15年近く続いたデフレからの脱却に導くものと考えている。
日本銀行(日銀)関係[NP HDP -2.4 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.0]
・日銀は11日、貸出増加を支援するための資金供給の実施予定を明らかにした。貸付日は6月20日で、貸付先数は70金融機関、貸付予定総額は3兆1519億円になるという。
日本政府関係[NP HDP -3.2 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.2]
・菅官房長官「日銀を信頼して見守る」「金融政策の具体的な手段は日銀に委ねられている」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・11日午後の東京株式市場で日経平均株価は大幅安。12時30分時点では前日比201.96円安の13312.24円で推移している。東証株価指数(TOPIX)は同12.59ポイント安の1099.38で取引されている。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上げ幅縮小。市場では「本邦勢から円買い豪ドル売りが出た」との指摘があったほか、日経平均株価が安く始まったことを手掛かりに円買いが先行した。ただ、その後の日経平均株価がプラス圏に浮上したため、円買いは長続きしなかった。
日銀は10-11日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表。また、共通担保資金供給オペレーションの期間を現行の1年以内で据え置いた。一部市場で資金供給オペの期間を2年以上に延長するとの思惑があっただけに円買いが優勢に。日経平均先物が450円下落したことも円買いを促した。
もっとも、円の上値では戻り売り意欲が強かったほか、日経平均先物や日経平均株価の下げ幅縮小を背景に持ち高調整の円売りが進んだ。
トルコ政府関係[NP HDP +1.0 CHDP -0.8 RHDP +1.0 CRHDP -0.8]
・トルコ中銀は11日、「追加の金融引き締めを開始する」「為替市場で過度な変動が見られる」「必要に応じてドル売り入札や直接的な介入を実施する」などの見解を示した。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・11日の米10年物国債利回りは時間外取引でもみ合い。14時50分時点では前日比0.0019%高い2.2116%前後で推移している。
黒田東彦[NP+1.0 HDP -4.1 CHDP +0.0 RHDP -3.1 CRHDP +0.0]
・黒田東彦日銀総裁「1年超のオペについて将来必要になった時は検討する」
黒田東彦[NP+2.0 HDP -4.0 CHDP +0.1 RHDP -2.9 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁「景気は持ち直している」「先行き緩やかな回復経路へ」
黒田東彦[NP HDP -4.0 CHDP +0.1 RHDP -2.9 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁「長期金利の動向を注視している」「為替・株、トレンドを考えて金融政策は運営される」
黒田東彦[NP+1.0 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -2.7 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁「金利変動率はだいぶおさまっており、1年超の固定金利オペはすぐには必要ないと判断した」
黒田東彦[NP-3.0 HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -2.5 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁「引き続き年間300億円ペースで買い入れ継続-REIT」「弾力的に対応できるところは対応-今後のREIT購入」「1年超のオペ導入で功罪の議論あったのは事実」「出口を議論するのは全くの時期尚早」
欧州中央銀行(ECB)関係[NP-3.0 HDP -3.0 CHDP +0.0 RHDP -3.4 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁「ECBは入ってくるデータを注意深く監視」「ECBは行動する用意がある」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日銀金融政策決定会合で資金供給オペの期間延長が見送られたことが失望され、円買いが加速した反動が出た。ただ、午後の日経平均株価が150円安前後で一進一退となったこともあり、円相場は次第に方向感を欠いた。
その後、欧州株が安く始まると、対資源国通貨中心に円買いが再開した。黒田日銀総裁が定例記者会見で「1年超の固定金利オペはすぐには必要ないと判断した」と発言したことも円買い材料と見なされた。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・11日の米10年物国債利回りは時間外取引で急上昇。17時43分時点では前日比0.0480%高い2.2577%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・11日夜の日経平均先物6月物はナイト・セッションで下げ幅拡大。18時16分時点では大証終値比280円安の1万3100円で取引されている。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・ドル円は下値を模索する展開。一時96.49円まで急ピッチで下げた。ナイト・セッションの日経平均先物の420円下落したうえ、欧州株や時間外のダウ先物が下げ幅を拡大したことが嫌気された。
ヨゼフ・マクチ[NP+1.0 HDP -1.9 CHDP +0.3 RHDP -1.9 CRHDP +0.3]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「今は、政策金利でのオプションの議論の必要ない」
ヨゼフ・マクチ[NP-1.0 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -1.8 CRHDP +0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁「ECBはユーロ圏経済の進展を監視している」「必要とされれば、解決策がECBにより展開される」「多くの可能性のある解決策が技術的に用意できている」「ECBは必要に応じて金利に関して措置を取る」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・11日の欧州債券市場でイタリアの10年債利回りは大幅に上昇。21時39分時点では前日比0.166%高い4.459%で推移している。
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・11日の欧州債券市場でスペインの10年債利回りは急上昇。21時40分時点では前日比0.156%高い4.751%で推移している。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は堅調。日銀は金融政策決定会合で政策の現状維持を決め、市場の一部で観測が出ていた長期金利の上昇抑制策を見送った。夕方に記者会見した黒田日銀総裁の発言も追加的な政策を打ち出すことに積極的ではないと受け止められ、海外勢の円買いを誘っている。ナイト・セッションの日経平均先物が420円下げ、ダウ先物が100ドル超下落したことも円の支援材料となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=96円49銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=128円25銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは頭が重かった。ドル円の急落を受けたユーロ買いドル売りが先行し、18時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.3299ドル前後まで値を上げた。ただ、ユーロ円が下落し、1.3300ドルに観測されている売り注文に上値を抑えられると徐々に伸び悩んだ。欧州株相場の下落や欧財政懸念国の国債利回り上昇もユーロ売りを誘い、一時1.3232ドル前後と日通し安値を更新した。
イブ・メルシュ[NP-2.0 HDP +0.8 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP -0.2]
・メルシュECB理事「国債購入プログラム(OMT)に形式的な制限はない」「OMTは今のところかなり有効」「独連邦憲法裁判所がECBに必要な行動の余地を残すと確信」
オッリ・レーン[NP+1.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP -1.1 CRHDP +0.1]
・レーン欧州委員「成長は今年後半にポジティブに変わる」「欧州は財政再建のペースを鈍化」
イギリス政府関係[NP HDP -4.1 CHDP -0.1 RHDP -4.1 CRHDP -0.1]
・英国立経済研究所(NIESR)GDP予想は+0.6%となり、前回の+0.8%より弱い結果となった。
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・アスムッセンECB理事「OMTは厳密な条件を持ち、改革を確実にする」
ヨルグ・アスムッセン[NP HDP -0.3 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBの債券買い入れは物価安定確保に向けたECBの真摯な姿勢を示すために無制限である必要」
ヨルグ・アスムッセン[NP-2.0 HDP -0.4 CHDP -0.1 RHDP +0.9 CRHDP +0.0]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「ECBの国債購入計画(OMT)がインフレを押し上げるリスクは全くない」
ニュース[NP HDP -3.5 CHDP -0.4 RHDP -3.5 CRHDP -0.4]
・11日の米10年物国債利回りは上昇幅を縮小。23時30分時点では前日比0.0100%高い2.2198%前後で推移している。
ヨルグ・アスムッセン[NP+1.0 HDP -0.3 CHDP +0.1 RHDP +0.7 CRHDP -0.2]
・アスムッセン欧州中央銀行(ECB)理事「存続に疑念のない通貨のみが安定通貨となり得る」「各国が国債発行をすべて短期債にシフトすればECBは行動する」「どのユーロ圏の国であっても債務のヘアカットは想定しない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は対ドルで下げ渋り。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたと伝わり、全般にドル高が進んだ流れに沿って円売りドル買いが先行した。もっとも、高く始まったダウ平均が下げに転じるなど伸び悩んだため、投資家のリスク志向改善を意識した円売りドル買い圧力は徐々に後退。売り一巡後は底堅く推移した。日経新聞電子版が「日銀は10-11日の金融政策決定会合で、長期金利の上昇抑制策も議論するが、日銀内で浮上していた低利資金の供給を拡充する案は政策委員の間で時期尚早との慎重論が強まっている」と報じたことも円買いドル売りを後押しした面もあった。
また、他の通貨に対しても円は下げ渋り。対ドルでの円売りが波及したため、序盤は円売り外貨買いが優勢となったが、米株が伸び悩んだ影響で次第に円売りの勢いも後退。総じて下値は堅かった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上げ幅縮小。市場では「本邦勢から円買い豪ドル売りが出た」との指摘があったほか、日経平均株価が安く始まったことを手掛かりに円買いが先行した。ただ、その後の日経平均株価がプラス圏に浮上したため、円買いは長続きしなかった。
日銀は10-11日に開いた金融政策決定会合で、「マネタリーベースが、年間約60~70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」との目標を維持することを、全会一致で決めたと発表。また、共通担保資金供給オペレーションの期間を現行の1年以内で据え置いた。一部市場で資金供給オペの期間を2年以上に延長するとの思惑があっただけに円買いが優勢に。日経平均先物が450円下落したことも円買いを促した。
もっとも、円の上値では戻り売り意欲が強かったほか、日経平均先物や日経平均株価の下げ幅縮小を背景に持ち高調整の円売りが進んだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い。日銀金融政策決定会合で資金供給オペの期間延長が見送られたことが失望され、円買いが加速した反動が出た。ただ、午後の日経平均株価が150円安前後で一進一退となったこともあり、円相場は次第に方向感を欠いた。
その後、欧州株が安く始まると、対資源国通貨中心に円買いが再開した。黒田日銀総裁が定例記者会見で「1年超の固定金利オペはすぐには必要ないと判断した」と発言したことも円買い材料と見なされた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日の欧州外国為替市場で円は堅調。日銀は金融政策決定会合で政策の現状維持を決め、市場の一部で観測が出ていた長期金利の上昇抑制策を見送った。夕方に記者会見した黒田日銀総裁の発言も追加的な政策を打ち出すことに積極的ではないと受け止められ、海外勢の円買いを誘っている。ナイト・セッションの日経平均先物が420円下げ、ダウ先物が100ドル超下落したことも円の支援材料となった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は18時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=96円49銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=128円25銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは頭が重かった。ドル円の急落を受けたユーロ買いドル売りが先行し、18時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.3299ドル前後まで値を上げた。ただ、ユーロ円が下落し、1.3300ドルに観測されている売り注文に上値を抑えられると徐々に伸び悩んだ。欧州株相場の下落や欧財政懸念国の国債利回り上昇もユーロ売りを誘い、一時1.3232ドル前後と日通し安値を更新した。