2014年8月23日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジョン・ウィリアムズ[NP-3.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP +2.1 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「失業率は依然として高すぎる」「非常に緩和的な政策は必要」
ジョン・ウィリアムズ[NP+3.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「2015年半ばの利上げを予想」
デニス・ロックハート[NP+4.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.0]
・ロックハート・アトランタ連銀総裁「想定を上回る強い経済指標は早期の利上げの可能性を強める」
デニス・ロックハート[NP-1.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP -0.1]
・ロックハート・アトランタ連銀総裁「他のメンバーに比べまだ、転換点にさしかかったとの見解に納得していない」
チャールズ・プロッサー[NP+4.6 HDP +3.0 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「利上げは遅過ぎるより早過ぎるほうが良い」「かなり早期の利上げを求める」
マリオ・ドラギ[NP-3.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「かい離が見込まれる欧米の金融政策の方向性が為替レートのトレンドを持続するだろう」「ABSプログラムの準備は迅速に前進しており、一段の信用緩和に貢献するだろう」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ジョン・ウィリアムズ[NP-3.2 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.9 CRHDP -0.2]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「インフレがオーバーシュートするリスクを意識していない」
2014年8月23日のFX要人発言・ニュース
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・22日の米国株式相場は軟調。ダウ工業株30種平均は0時02分時点では前日比51.76ドル安の16987.73ドルで推移している。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同6.68ポイント安の4525.42で推移している。
会社・企業関係[NP HDP -2.0 CHDP -1.0 RHDP -2.0 CRHDP -1.0]
・GMOのグランサム氏「90年後半のドットコム時、2007-2008年時のクレジットバブル時には隠れる場所があった(安いアセットクラス)、現在の環境は今後7年間の我々の予想によれば5%のリアルリターンを上げるアセットクラスはなく、隠れる場所もない」
ウラジーミル・プーチン[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・プーチン露大統領「ウクライナ軍の激化を懸念」「メルケル独首相とウクライナの状況に関し協議」
ウラジーミル・プーチン[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・プーチン露大統領「支援物資は先延ばししない」「ウクライナでの軍事的激化を懸念している」
ウラジーミル・プーチン[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・プーチン露大統領「メルケル独首相に、ロシアは待ちきれず人道支援物資車をウクライナ側に移動することを決定したことを伝えた」「ウクライナ東部での政府軍の激化を懸念」
ロシア政府関係[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ロシアはウクライナ国境に戦闘準備のある1万8000人の部隊を配置したという。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・22日の米10年物国債利回りは上昇幅を縮小。0時27分時点では前日比0.0062%高い2.4131%前後で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドルは買いが一服。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演内容を受けてドル高が進んだものの、米10年債利回りが上昇幅を縮めたこともありドルはやや伸び悩んでいる。ドル円は104.20円まで上げたものの、0時41分時点では103.97-00円まで上値を切り下げた。また、ユーロドルも1.3220ドルまで下落した後は1.3235-38ドルまで下げ渋っている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ラスムセンNATO事務総長 「ウクライナ近郊で、ロシアの地上、空軍に警戒すべき拡大が見られる」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・エネルギー市場は軟調地合いとなっている。売り圧力が意識される中で下落基調が継続している。
ジョン・ウィリアムズ[NP-3.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP +2.1 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「失業率は依然として高すぎる」「非常に緩和的な政策は必要」
ジョン・ウィリアムズ[NP-3.2 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.9 CRHDP -0.2]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「インフレがオーバーシュートするリスクを意識していない」
ジョン・ウィリアムズ[NP+2.2 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP -0.1]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「FOMCは緩やかなペースでの利上げを予想」「利上げの時期は指標次第」
ジョン・ウィリアムズ[NP+3.0 HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「2015年半ばの利上げを予想」
ジョン・ウィリアムズ[NP HDP -1.3 CHDP +0.0 RHDP +1.8 CRHDP +0.0]
・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁「利上げは経済指標次第」
デニス・ロックハート[NP+4.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.0]
・ロックハート・アトランタ連銀総裁「想定を上回る強い経済指標は早期の利上げの可能性を強める」
デニス・ロックハート[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP +1.1 CRHDP +0.1]
・ロックハート・アトランタ連銀総裁「利上げは引き続き2015年中旬を予想」
デニス・ロックハート[NP-1.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP -0.1]
・ロックハート・アトランタ連銀総裁「他のメンバーに比べまだ、転換点にさしかかったとの見解に納得していない」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・22日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場の12月限は底堅い。1時26分時点では前日比6.5ドル高の1トロイオンス=1281.9ドルで推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・欧州株式市場はマイナス圏での引け。調整の動きが意識され、上値を抑えられた。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・欧州各国の10年債利回りはまちまちの動きとなっている。ドイツ債利回りは低下しての動き。スペイン債利回りも低下しての動き。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・NATO「高性能の武器がウクライナの親露派に譲渡されている」「ウクライナに対して、ロシアの支援砲兵が使用された」
イギリス政府関係[NP HDP -2.4 CHDP +0.4 RHDP -2.4 CRHDP +0.4]
・英政府「ロシアの支援物資輸送車をひどく懸念」
ロシア政府関係[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ロシア支援物資の車両が混乱なくルガンスクに無事到着したという。
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP +0.1]
・メルケル独首相「ロシア支援物資の車両が許可なく越境したことについて懸念」「支援物資車両が越境したことはウクライナ情勢をすでに激化させている」
ロシア政府関係[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ロシア支援物資輸送車がルガンスクに到着、何の挑発なし
ロシア政府関係[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ロシアはウクライナに向けミサイル発射
ロシア政府関係[NP HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ペンタゴン、ロシアは速やかに支援物資団を退去させるよう要求
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・大証ナイト終値15500円、通常取引終値比50円安
チャールズ・プロッサー[NP+4.6 HDP +3.0 CHDP +0.0 RHDP +3.6 CRHDP +0.0]
・プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁「利上げは遅過ぎるより早過ぎるほうが良い」「かなり早期の利上げを求める」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・22日の英国債相場は下落(利回りは上昇)。長期金利の指標となる表面利率2.25%の10年物国債の利回りは、日本時間23日3時時点の水準で、前日終値比0.008%高い2.405%だった。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・22日の欧州国債相場は上昇(利回りは低下)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間23日3時時点の水準で、前日終値比0.011%低い0.982%だった。
デニス・ロックハート[NP+3.0 HDP -1.0 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.1]
・ロックハート・アトランタ連銀総裁「経済データに励まされる」「結論を出すには時期尚早」「FEDの政策に対する透明性がカギ」
マリオ・ドラギ[NP-3.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.3 CRHDP +0.0]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBはさらに政策のスタンスを調整する用意がある」
マリオ・ドラギ[NP-2.0 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「6月の刺激策が需要を促進すると確信」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「為替レートは総需要とインフレを支援すべき動きをすでに見せている」
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「財政政策の景気回復期における役割はより拡大」「柔軟な財政ルールの運用を要請」「金融政策が有効性を失う現実的なリスクを認識」
マリオ・ドラギ[NP-3.8 HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「かい離が見込まれる欧米の金融政策の方向性が為替レートのトレンドを持続するだろう」「ABSプログラムの準備は迅速に前進しており、一段の信用緩和に貢献するだろう」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・ドル円はやや上値が重い。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁から追加の金融緩和について踏み込んだ発言がなかったことから対ユーロでドル売りが強まった影響を受けたようだ。3時53分時点では103.87-90円で推移している。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・米国株式市場はまちまちでの推移となっている。全体的には大きな動きではないが、ダウが下落し、NASDAQは上昇しての動きとなっている。
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・22日の米10年物国債利回りはもみ合い。4時3分時点では前日比0.0035%低い2.4033%前後で推移している。
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ウクライナ危機は経済にネガティブな影響を及ぼす」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物は小動き。9月物(円建て)は4時23分時点では前日比105円安(大証終値比5円安)の1万5545円で推移している。
マリオ・ドラギ[NP HDP -2.2 CHDP +0.0 RHDP -2.4 CRHDP -0.2]
・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁「ECBは責務の範囲内であらゆる手段を使う」「ECBはインフレ期待の変化を認識している」
ニュース[NP HDP -2.2 CHDP +0.5 RHDP -2.2 CRHDP +0.5]
・米国債利回りは短期債が上昇し、長期債が下落しての動きとなった。10年債利回りは小幅に低下し、2.4%を割り込んでの動き。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは22日、ウクライナの自国通貨建て格付けを「B-」から「CCC」に引き下げると発表した。
黒田東彦[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.1 CRHDP +0.0]
・黒田東彦日銀総裁(ジャクソンホールで記者に語る)「日本経済の基本的な強さは良好」「内需は底堅い」「雇用も上がって名目賃金も伸びている」
黒田東彦[NP-2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁(ジャクソンホールで記者に語る)「日銀はインフレ目標に達しなければ政策を調整する」「日本は物価安定の達成で道半ば」「緩和は物価安定が見られるまで続ける」
黒田東彦[NP HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.3 CRHDP +0.2]
・黒田東彦日銀総裁(ジャクソンホールで記者に語る)「目標達成にリスクが生じれば金融政策の調整行う」
黒田東彦[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP -0.1]
・黒田東彦日銀総裁(ジャクソンホールで記者に語る)「消費増税による影響は弱まった」
黒田東彦[NP+2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.0]
・黒田東彦日銀総裁(ジャクソンホールで記者に語る)「企業の設備投資もしっかりしている」
黒田東彦[NP-2.0 HDP -1.7 CHDP +0.0 RHDP +0.2 CRHDP +0.0]
・黒田東彦日銀総裁(ジャクソンホールで記者に語る)「経済についての見通しを変える必要はない」「現在の金融政策を継続していく」
バラク・オバマ[NP HDP -1.7 CHDP +0.1 RHDP -2.1 CRHDP +0.1]
・オバマ米大統領、メルケル独首相とウクライナに関して協議
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は22日、ジャクソンホールでの講演で「FOMCは労働力の活用が極端に低いと判断」「雇用増加でも労働市場は完全に回復していない」「目標への進展が緩やかなら利上げが遅れる公算」「目標への進展が早ければ利上げが早まる公算」「賃金はインフレの上昇の影響を受けず上がる余地がある」などと語った。講演内容がハト派的ではなかったとの見方から円売りドル買いが優勢となり、その他の通貨に対しても円売りが波及した。
ただ、上昇に転じていた米長期金利が再び低下すると、対ドル中心に円買いが入り下値が切り上がった。週末を控えて足もとの円安進行に対する買い戻しも見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は4月4日の高値1ドル=104円13銭前後を上抜け、104円20銭前後と1月23日以来の高値を更新した。その後、103円80銭台まで利益確定の売りに押された。
・ポンド円は1ポンド=172円63銭前後まで値を伸ばした後、172円20銭付近まで失速した。
・ユーロドルは売り一服。イエレンFRB議長の講演を受けて全般ドル高が加速した流れに沿った。前日の安値1ユーロ=1.3242ドル前後を下抜け、1.3220ドルと昨年9月9日以来の安値まで下げ足を速めた。売り一巡後はドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演待ちとなり、1.3240ドル前後で方向感を欠いた。
ドラギECB総裁はジャクソンホールで講演し「ECBはさらに政策のスタンスを調整する用意がある」「6月の刺激策が需要を促進すると確信」「為替レートは総需要とインフレを支援すべき動きをすでに見せている」「ABSプログラムの準備は迅速に前進しており、一段の信用緩和に貢献するだろう」などと述べた。新味の内容に乏しく早期の追加緩和観測が高まらなかったとして1.3263ドル前後まで買い戻されたが、戻りも限られた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は22日、ジャクソンホールでの講演で「FOMCは労働力の活用が極端に低いと判断」「雇用増加でも労働市場は完全に回復していない」「目標への進展が緩やかなら利上げが遅れる公算」「目標への進展が早ければ利上げが早まる公算」「賃金はインフレの上昇の影響を受けず上がる余地がある」などと語った。講演内容がハト派的ではなかったとの見方から円売りドル買いが優勢となり、その他の通貨に対しても円売りが波及した。
ただ、上昇に転じていた米長期金利が再び低下すると、対ドル中心に円買いが入り下値が切り上がった。週末を控えて足もとの円安進行に対する買い戻しも見られた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は4月4日の高値1ドル=104円13銭前後を上抜け、104円20銭前後と1月23日以来の高値を更新した。その後、103円80銭台まで利益確定の売りに押された。
・ポンド円は1ポンド=172円63銭前後まで値を伸ばした後、172円20銭付近まで失速した。
・ユーロドルは売り一服。イエレンFRB議長の講演を受けて全般ドル高が加速した流れに沿った。前日の安値1ユーロ=1.3242ドル前後を下抜け、1.3220ドルと昨年9月9日以来の安値まで下げ足を速めた。売り一巡後はドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演待ちとなり、1.3240ドル前後で方向感を欠いた。
ドラギECB総裁はジャクソンホールで講演し「ECBはさらに政策のスタンスを調整する用意がある」「6月の刺激策が需要を促進すると確信」「為替レートは総需要とインフレを支援すべき動きをすでに見せている」「ABSプログラムの準備は迅速に前進しており、一段の信用緩和に貢献するだろう」などと述べた。新味の内容に乏しく早期の追加緩和観測が高まらなかったとして1.3263ドル前後まで買い戻されたが、戻りも限られた。