2010年3月26日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「IMFのギリシャ救済は非常に悪い」
ジェームズ・ブラード[NP+5.8 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「FRBは資産売却の準備にとりかからなければならない」
ジェームズ・ブラード[NP-4.6 HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「あらゆる金融引き締めは時期尚早」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「国際通貨基金(IMF)のギリシャ支援に関するトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の懸念を共有する」
OECD(経済協力開発機構)[NP HDP -2.3 CHDP +2.2 RHDP -2.3 CRHDP +2.2]
・経済協力開発機構(OECD)の見解として「G7内で日本の成長見通しは最悪」「2011-17年の日本の潜在成長率は0.9%」「日本は生産性を促進し、法人税を引き下げるべき」「日本の子ども・教育手当ては出産を促進しない見通し」となどと伝えた。
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ロシア中銀は26日、政策金利を8.50%から8.25%へ引き下げる、と発表した。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは26日、ポーランドの格付けを「A-」に据え置いたと発表した。また見通しは「安定的」とした。
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
ベン・バーナンキ[NP-4.0 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「『長期間に渡る』という表現は決まった期間を言及したものではなく、景気がどう回復するかで決まる」
2010年3月26日のFX要人発言・ニュース
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・デンマーク中銀は25日、預金準備率を現行の0.80%から0.70%に引き下げることを決めたと発表した。また、政策金利は1.05%に据え置いた。
ベン・バーナンキ[NP-4.0 HDP -1.8 CHDP -0.1 RHDP -1.2 CRHDP +0.4]
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長「『長期間に渡る』という表現は決まった期間を言及したものではなく、景気がどう回復するかで決まる」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.2 CHDP +0.1 RHDP -7.2 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャ経済は成長することを確実にする」「ユーロを安定させる必要がある」
ニコラ・サルコジ[NP HDP -2.0 CHDP +0.8 RHDP -2.0 CRHDP +0.8]
・サルコジ大統領とメルケル独首相はギリシャ支援策について、ユーロ圏内での2国間融資の枠組み作りに基づく案で合意したとが報じられた。また、合意案にはIMFによる関与も含まれている。
イブ・メルシュ[NP HDP -0.7 CHDP -0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁「ギリシャの財政再建は勇気があり、市場を納得させる」、「2国間融資以外の支援案は、格付け機関に依存し過ぎる状態を回避するよう考案されなければならない」
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP +0.0]
・米財務省によると、7年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが3.374%、応札倍率(カバー)が2.61倍となった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の米10年物国債利回りは上昇幅を拡大。一時2009年12月31日以来となる前日比0.0486%高い3.9010%まで上昇した。米7年債入札が低調だったとの見方から債券売り(金利は上昇)が出たようだ。
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官「米国は世界銀行が必要な資本を持つよう促していくべき」
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「IMFのギリシャ救済は非常に悪い」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官「IMFの支援は世界的な金融危機の緩和を支える」
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -0.9 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP +0.2]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「財政の引き締めは金融政策より先に行うべき」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP +0.2]
・ガイトナー米財務長官「米財政赤字は高筋手持続不可能だ」
欧州連合(EU)[NP HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・ユーロ圏会合の合意草案によると、「ユーロ圏はギリシャに対し2国間融資を行う用意がある」、「ギリシャ支援の枠組みでユーロ圏が半分以上を占めるが、IMFも相当な規模」、「現時点でギリシャを救済するため枠組みを適用するかは決定していない」などとの文言が盛り込まれていると報じられている。
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.2 CHDP +0.1 RHDP -7.2 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ユーロ圏グループの決定に満足している」、「合意はギリシャの利益とユーロを守る」、「ギリシャ政府は決意して前進する」
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・ギリシャ支援の負担は、ユーロ圏が全体の3分の2、国際通貨基金(IMF)は3分の1の割合になると、欧州連合の関係者の話として伝えている。
ジェームズ・ブラード[NP+5.8 HDP +0.2 CHDP +0.1 RHDP +0.8 CRHDP +0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「FRBは資産売却の準備にとりかからなければならない」
ジェームズ・ブラード[NP-4.6 HDP +0.2 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP +0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁「あらゆる金融引き締めは時期尚早」
ニコラ・サルコジ[NP HDP -2.0 CHDP +0.8 RHDP -2.0 CRHDP +0.8]
・サルコジ・フランス大統領「ギリシャが破たんすることは想像できない」
ニコラ・サルコジ[NP HDP -2.0 CHDP +0.8 RHDP -2.0 CRHDP +0.8]
・サルコジ・フランス大統領「ドイツとフランスは、国際通貨基金(IMF)がギリシャ支援の3分の1を負担することを話し合った」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。前週分の新規失業保険申請件数が市場予想平均よりも強く、ダウ工業株30種平均が一時堅調に推移したため、対ドルで円売りが膨らみ、他の通貨にも円売りが波及した。米7年債入札が不調となり米長期金利が上昇幅を広げたことも対ドルでの円売りを誘い、円全体を押し下げた。ただ、ダウ平均が引けにかけて上げ幅を縮めると利益確定の円買いが入り、下げ幅を縮めた。
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「国際通貨基金(IMF)のギリシャ支援に関するトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の懸念を共有する」
ヘルマン・ファンロンパイ[NP HDP -5.0 CHDP 0.00 RHDP -5.0 CRHDP 0.00]
・ファンロンパイ・欧州連合(EU)大統領「ユーロ圏はギリシャに対し特別な条件で金融支援を行う見通し」、「全てのユーロ圏諸国が喜んでギリシャ支援の仕組みに参加する」
オーストラリア準備銀行(RBA)関係[NP HDP +2.7 CHDP +0.0 RHDP +4.7 CRHDP +0.3]
・豪州中央銀行(RBA)の見解として、「中国は自国に合った方法で通貨を調整するだろう」「人民元の上昇は中国の利益にかなう」などと伝えている。
ジャン=クロード・トリシェ[NP HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP -0.3]
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁「ユーログループが必要に応じてギリシャ支援を行うことに満足」「ギリシャ救済計画が実行されないことに自信」
中国人民銀行関係[NP HDP +0.3 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.3]
・中国人民銀行高官の話として「突然の人民元上昇は米雇用を増加させない」「人民元の緩やかな上昇は米インフレを押し上げ、米景気回復を弱体化させる」などと伝えた。
菅直人[NP-4.8 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.4]
・菅直人財務相「消費者物価指数の下落ペースは鈍化しているが、デフレ脱却に向けてさらなる努力が必要」
菅直人[NP-2.8 HDP -2.1 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.0]
・菅直人財務相「まだ内閣として追加経済対策の検討に入っていないが、予備費活用の具体化は進めていきたい」
OECD(経済協力開発機構)[NP HDP -2.3 CHDP +2.2 RHDP -2.3 CRHDP +2.2]
・経済協力開発機構(OECD)の見解として「G7内で日本の成長見通しは最悪」「2011-17年の日本の潜在成長率は0.9%」「日本は生産性を促進し、法人税を引き下げるべき」「日本の子ども・教育手当ては出産を促進しない見通し」となどと伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後、下げ渋った。前日に急ピッチで円安が進んだ反動で持ち高調整の円買いが入った。対ドルでは「国内輸出企業などからの円買いが入った」との声が聞かれた。ただ、26日の日本株や中国株が上昇していることなどを材料に、一方的に円買いが強まる展開にはなっていない。
中国人民銀行関係[NP-1.0 HDP +0.2 CHDP -0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・中国人民銀行副総裁は26日、今年の金融政策は適度に緩和的でより柔軟なものになるとの見方を示した。
鳩山由紀夫[NP-5.4 HDP -2.8 CHDP -0.1 RHDP -2.8 CRHDP -0.1]
・鳩山由紀夫首相「デフレ克服に向けて全力をあげる」
日本銀行(日銀)関係[NP-3.4 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.7 CRHDP +0.1]
・宮尾龍蔵日銀審議委員(就任会見で)「景気はかなり持ち直してきているが、景気や雇用、所得は依然厳しい」
日本銀行(日銀)関係[NP-4.0 HDP -0.8 CHDP +0.0 RHDP -1.6 CRHDP +0.1]
・宮尾龍蔵日銀審議委員(就任会見で)「極めて緩和的な環境を維持する」「景気・物価に対する量的緩和の影響は結論に達していない」
アンゲラ・メルケル[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相「ギリシャへの対応に満足している」「ギリシャへの対応はユーロの支援となる」
世界の政策金利関係[NP HDP -2.0 CHDP 0.00 RHDP -2.0 CRHDP 0.00]
・ロシア中銀は26日、政策金利を8.50%から8.25%へ引き下げる、と発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。日本、アジア株高を背景に投資家のリスク志向が高まるとの見方から円売り・外貨買いが出た。欧州勢参入後に、ポンドに対して円買いが強まると他の通貨に対しても一時円買いが強まる場面があったが、円買いの勢いはすぐに失速。対ユーロ中心に、ロンドン8時(日本時間17時)のフィキシングに向けた円売りが出たため、再び値を下げた。市場関係者からは「国内機関投資家からの円売りユーロ買いの噂があった」との声が聞かれた。
ホセ・マヌエル・バローゾ[NP HDP -2.7 CHDP -0.2 RHDP -2.7 CRHDP -0.2]
・バローゾ欧州連合(EU)委員長「ギリシャへの対応は非常に満足」
ゲオルギオス・パパンドレウ[NP HDP -7.2 CHDP +0.1 RHDP -7.2 CRHDP +0.1]
・パパンドレウ・ギリシャ首相「ギリシャへの措置はユーロを補強する」
欧州連合(EU)[NP HDP -0.3 CHDP +0.5 RHDP -0.3 CRHDP +0.5]
・欧州連合(EU)の報道官はギリシャ以外の他の国々から懸念すべき兆候は見られないとの認識を示したとが報じられた。
ヴィトル・コンスタンシオ[NP HDP -2.8 CHDP -0.2 RHDP -2.8 CRHDP -0.2]
・コンスタンシオ・ポルトガル中銀総裁「ギリシャ支援についてIMFの役割は必要ない」[IMFはギリシャに融資や支援をするべきではない」
アンゲラ・メルケル[NP HDP +0.0 CHDP -0.4 RHDP +0.0 CRHDP -0.4]
・メルケルドイツ首相「ギリシャについての重要な決定はユーロを支えるものとなるだろう」、「全てのユーロ圏諸国はギリシャ支援に同意している」
ジャン=クロード・ユンケル[NP HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]
・ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相(ユーログループ議長)「ギリシャは金融支援を必要としないだろう」
ロレンツォ・ビニ・スマギ[NP HDP +0.1 CHDP +0.1 RHDP +0.2 CRHDP +0.3]
・ビニスマギ欧州中央銀行(ECB)理事「我々がギリシャ支援で解決策を得たことは重要」、「ギリシャは要求されたことを行っている」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。対ユーロでは、ギリシャ支援策がひとまずまとまったことを背景に、これまでの円買いポジションを解消する動きが見られた。一方、その他通貨に対しては一時値を上げた。ユーロに対してドルが売られたことにつれて円買いドル売りが入り、その他通貨にも円買いが入った。欧州勢が資源国通貨に対して利益確定の円買いを進めた面もある。もっとも、時間外の原油先物相場の買いが強まった場面で、オセアニア通貨やカナダドルに対して円売りが出たため円全般が値を下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は米10年債利回りの上昇を受けて22時過ぎに1ドル=92円90銭前後まで上げた。
・ユーロ円は21時過ぎに1ユーロ=124円19銭前後と本日高値をつけた。
・ユーロドルは買い戻し一巡。ギリシャ支援策の大枠がまとまったことを背景に、週末を控えてポジション調整の買いが入った。20時過ぎに1ユーロ=1.3407ドル前後と本日高値を付けた。その後は、1.3400ドル台での上値の重さが意識されて買い戻し圧力は後退し徐々に上値を切り下げた。
ギリシャ政府関係[NP HDP -4.3 CHDP -1.3 RHDP -4.3 CRHDP -1.3]
・ギリシャ中銀の当局者が、ギリシャはEUの支援の枠組みを利用すると見ていないと述べたと報じられた。
フィッチ・レーティングス[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社フィッチは26日、ポーランドの格付けを「A-」に据え置いたと発表した。また見通しは「安定的」とした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日の米10年物国債利回りは上昇幅を拡大。一時2009年12月31日以来となる前日比0.0486%高い3.9010%まで上昇した。米7年債入札が低調だったとの見方から債券売り(金利は上昇)が出たようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・25日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。前週分の新規失業保険申請件数が市場予想平均よりも強く、ダウ工業株30種平均が一時堅調に推移したため、対ドルで円売りが膨らみ、他の通貨にも円売りが波及した。米7年債入札が不調となり米長期金利が上昇幅を広げたことも対ドルでの円売りを誘い、円全体を押し下げた。ただ、ダウ平均が引けにかけて上げ幅を縮めると利益確定の円買いが入り、下げ幅を縮めた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後、下げ渋った。前日に急ピッチで円安が進んだ反動で持ち高調整の円買いが入った。対ドルでは「国内輸出企業などからの円買いが入った」との声が聞かれた。ただ、26日の日本株や中国株が上昇していることなどを材料に、一方的に円買いが強まる展開にはなっていない。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はさえない。日本、アジア株高を背景に投資家のリスク志向が高まるとの見方から円売り・外貨買いが出た。欧州勢参入後に、ポンドに対して円買いが強まると他の通貨に対しても一時円買いが強まる場面があったが、円買いの勢いはすぐに失速。対ユーロ中心に、ロンドン8時(日本時間17時)のフィキシングに向けた円売りが出たため、再び値を下げた。市場関係者からは「国内機関投資家からの円売りユーロ買いの噂があった」との声が聞かれた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。対ユーロでは、ギリシャ支援策がひとまずまとまったことを背景に、これまでの円買いポジションを解消する動きが見られた。一方、その他通貨に対しては一時値を上げた。ユーロに対してドルが売られたことにつれて円買いドル売りが入り、その他通貨にも円買いが入った。欧州勢が資源国通貨に対して利益確定の円買いを進めた面もある。もっとも、時間外の原油先物相場の買いが強まった場面で、オセアニア通貨やカナダドルに対して円売りが出たため円全般が値を下げた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は米10年債利回りの上昇を受けて22時過ぎに1ドル=92円90銭前後まで上げた。
・ユーロ円は21時過ぎに1ユーロ=124円19銭前後と本日高値をつけた。
・ユーロドルは買い戻し一巡。ギリシャ支援策の大枠がまとまったことを背景に、週末を控えてポジション調整の買いが入った。20時過ぎに1ユーロ=1.3407ドル前後と本日高値を付けた。その後は、1.3400ドル台での上値の重さが意識されて買い戻し圧力は後退し徐々に上値を切り下げた。