2010年5月27日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
国際通貨基金(IMF)[NP-4.8 HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
・国際通貨基金(IMF)は26日、NZに関するリポートを発表した。リポートでは「2010年のNZ経済成長見通しは2.9%、2011年は3.2%」「NZの緩和的な金融政策は適切」「NZの中期的な財政見通しは悪化」「NZドルは10-25%過大評価されている」とした。
ジェフリー・ラッカー[NP+5.8 HDP +1.6 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「長期間との文言に以前ほど満足していない」
ジェームズ・ブラード[NP+5.8 HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.0]
・ブラード・セントルイス連銀総裁(ストックホルムでの講演)「ゼロ%に近い金利が長期にわたり継続することには、将来のバブルを発生させるリスクがある」
米倉弘昌[NP-5.4 HDP -0.7 CHDP -4.7 RHDP -0.7 CRHDP -4.7]
・米倉弘昌・日本経団連会長「1ドル=90円は日本企業の利益にとって厳しい」
エワルド・ノボトニー[NP+4.8 HDP -1.4 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「長期的にはユーロは依然として正常なレンジ以内」、「現在の低金利は永遠に続くものではない」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]
・ショイブレ独財務相「米国がネーキッド取引について異なる考えを持っていることを認識している」「ドイツのネーキッド取引禁止は欧州で重大な問題に至った」
ゴンザレス・パラモ[NP-6.8 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「もうひとつのギリシャが存在すればユーロは生き残れないだろう」「ユーロは底堅い通貨」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
米倉弘昌[NP-5.4 HDP -0.7 CHDP -4.7 RHDP -0.7 CRHDP -4.7]
・米倉弘昌・日本経団連会長「1ドル=90円は日本企業の利益にとって厳しい」
2010年5月27日のFX要人発言・ニュース
ジム・フラハティ[NP+4.8 HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP -0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「カナダの金融システムは力強い」
ドミニク・ストロス=カーン[NP+2.0 HDP -1.8 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP -0.1]
・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事「世界の景気回復の見通しは欧州危機によって変化しない」
アンゲラ・メルケル[NP HDP -0.8 CHDP -0.3 RHDP -0.8 CRHDP -0.3]
・メルケルドイツ首相「ドイツはユーロを支援し、力強くすることを望む」
ジム・フラハティ[NP HDP -0.1 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP -0.3]
・フラハティ・カナダ財務相「カナダは銀行課税を実施しない見通し」「G20での銀行課税について合意はない」
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
・米財務省によると、5年債入札(ダッチ方式)の落札結果は最高落札利回りが2.130%、応札倍率(カバー)が2.71倍となった。
国際通貨基金(IMF)[NP-1.0 HDP +0.1 CHDP -0.1 RHDP +0.1 CRHDP -0.1]
・国際通貨基金(IMF)は26日、イタリアに関するリポートを発表した。リポートでは「イタリアの銀行は比較的順調に危機を切り抜けた」「イタリアは公的債務が大きく、所得の伸びは低い」との見方が示された。
ジム・フラハティ[NP-4.0 HDP -0.2 CHDP -0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.0]
・フラハティ・カナダ財務相「カナダは欧州の状況について依然懸念している」「カナダ銀行(中央銀行、BOC)の政策金利決定についてコメントしない」
ジェフリー・ラッカー[NP HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP +0.8 CRHDP -0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「市場規律を高める法律を希望する」「FRBの金利政策に対する監査について非常に懸念している」
中国政府関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]
・英フィナンシャルタイムズ紙は26日、中国国家外為管理局(SAFE)が欧州の政府債保有について再検討を行っている、と伝えた。ギリシャやポルトガルを含めた国々の財政赤字拡大に懸念が高まっているためだという。
国際通貨基金(IMF)[NP-4.8 HDP +0.0 CHDP -0.1 RHDP +0.0 CRHDP -0.1]
・国際通貨基金(IMF)は26日、NZに関するリポートを発表した。リポートでは「2010年のNZ経済成長見通しは2.9%、2011年は3.2%」「NZの緩和的な金融政策は適切」「NZの中期的な財政見通しは悪化」「NZドルは10-25%過大評価されている」とした。
米政府関係[NP HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP -0.2]
・米財務省が保有シティ株の20%を62億ドルで売却したと伝えられている。
ジェフリー・ラッカー[NP+4.8 HDP +1.5 CHDP +0.0 RHDP +0.9 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「利上げ前の資産売却は正当化される政策の選択肢がある」
ジェフリー・ラッカー[NP+5.8 HDP +1.6 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁「長期間との文言に以前ほど満足していない」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して上げ幅拡大。米商務省が発表した4月米耐久財受注額(季節調整済みで半導体は除く)や4月米新築住宅販売件数は予想より強い内容となった。また、市場関係者からは「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだまとまった規模のユーロ売りの噂がある」「スペインのソブリン格付けが引き下げられる噂がある」との声が聞かれ、ユーロ売り・ドル買いが優位に。ユーロに対して円が同時に買われた。英フィナンシャルタイムズ紙が「中国国家外為管理局(SAFE)が欧州の政府債保有について再検討を行っている」と報じると、ユーロ安・円高が加速。前日比100ドルを超す上昇となったダウ平均が下げ幅を拡大したことも円に逃避的な買いを集め、引けにかけても堅調地合いが継続した。
一方、円はユーロ以外の通貨に対して売り先行後、買い優位。英・独の株価や時間外のダウ先物、原油先物相場が強含むと、リスク許容度が改善したとの見方から円売りが先行した。対ドルでは米長期金利の上昇に伴う日米金利差の拡大が重しとなったほか、米経済指標が予想を上回ったことも売りを促した。ただ、対ユーロで円買いが加速すると、その他の通貨にも買いが波及。円全体が一転上昇した。
中国政府関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]
・中国税務当局は土地課税を強化する方針のようだ。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日の米国市場で、米株安や、英フィナンシャルタイムズ(FT)紙が「中国国家外為管理局(SAFE)がユーロ圏の国債保有を見直す」と報じたことなどを背景に、対ユーロ中心に円が買われた流れを引き継いだ。もっとも、日経平均株価は安く寄り付いたものの、一時持ち直すなど底堅さを見せたためポジション調整の円売りが出て上値を切り下げた。時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げると、円売りの勢いが増した。また、市場参加者からは「機関投資家から円売りが出ていた」との声も聞かれた。
中国政府関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]
・中国の政府系ファンド(SWF)が、「ギリシャの財政危機は、中国の海外投資に大きな影響はないだろう」との見方を示したと伝えている。
中国政府関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]
・中国政府の高官が外貨準備の多様化の目的は変わらないと述べたと報じられた。
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.1]
・ラガルド仏経済財務雇用相「フランスは金融市場監督庁(AMF)の権限を拡大した」、「AMFのCDS市場での権限を拡大した」
韓国政府関係[NP HDP -7.2 CHDP -0.1 RHDP -7.2 CRHDP -0.1]
・韓国中銀の高官が、外貨準備においてユーロを減らす計画はないと述べたと、伝えている。
ジェームズ・ブラード[NP-2.0 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.0 CRHDP +0.1]
・ブラード・セントルイス連銀総裁(ストックホルムでの講演)「将来はより変動率の大きい経済環境になる可能性」
ジェームズ・ブラード[NP+5.8 HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +1.0 CRHDP +0.0]
・ブラード・セントルイス連銀総裁(ストックホルムでの講演)「ゼロ%に近い金利が長期にわたり継続することには、将来のバブルを発生させるリスクがある」
中国政府関係[NP HDP +1.2 CHDP +0.0 RHDP +2.2 CRHDP +0.0]
・中国国家外為管理局(SAFE)が、欧州は中国にとって主要な投資先のままであるとの認識を示したと報じられた。
中国人民銀行関係[NP HDP +0.5 CHDP +0.1 RHDP +2.0 CRHDP -0.3]
・中国人民銀行は27日、ユーロ圏債券の保有を見直すとの報道について「根拠がない」との認識を示した。また、「中国は外貨資産の多様化という原則を維持する」と表明した。
デーヴィッド・キャメロン[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・キャメロン英首相「財政赤字の取り組みの必要性について、世界的なコンセンサスがある」、「英国は強いユーロ圏を望む」
ジェームズ・ブラード[NP-2.0 HDP +0.3 CHDP -0.1 RHDP +1.3 CRHDP +0.3]
・ブラード・セントルイス連銀総裁(ストックホルムでの講演)「米国のインフレは問題となっていないようだ。リスクはあっても中期的なものだろう。」
ジェームズ・ブラード[NP-4.8 HDP +0.3 CHDP +0.0 RHDP +1.1 CRHDP -0.2]
・ブラード・セントルイス連銀総裁(ストックホルムでの講演)「現在の状況下では、公定歩合引き上げの可能性は低い」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・クウェートの政府系投資ファンド(SWF)のクウェート投資庁(KIA)は、ユーロ圏への投資を減少させることを計画していると伝えている。
米倉弘昌[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米倉弘昌・日本経団連会長「(為替について)急激な変動だけは避けて欲しい」
米倉弘昌[NP+4.0 HDP +4.0 CHDP 0.00 RHDP +4.0 CRHDP 0.00]
・米倉弘昌・日本経団連会長「円のためだけに市場介入が許される経済規模ではない」
米倉弘昌[NP-5.4 HDP -0.7 CHDP -4.7 RHDP -0.7 CRHDP -4.7]
・米倉弘昌・日本経団連会長「1ドル=90円は日本企業の利益にとって厳しい」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一時売りが強まったものの、下げ渋り。中国政府の高官が「外貨準備の多様化の目的は変わらない」と述べたと一部通信社が報じたほか、中国国家外為管理局(SAFE)は「欧州は中国にとって主要な投資先のままである」と表明したと伝わった。昨日の「中国がユーロ圏の国債保有を見直す」との英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道が否定された形となり、対ユーロ中心に円買いポジションを解消する動きが強まった。時間外の米株価指数先物が150ドル超の上昇となったことも円の重しとなった。
もっとも、クウェートの政府系投資ファンド(SWF)のクウェート投資庁(KIA)は、「ユーロ圏に対する投資を減少させることを計画している」と伝わったため、ユーロに対する円売りは失速し、円全体の下げ幅が縮まった。
アクセル・ウェーバー[NP-4.6 HDP +0.4 CHDP -0.1 RHDP +1.2 CRHDP -0.2]
・ウェーバー・ドイツ連銀総裁「金融危機が終わったと言うことは時期尚早」、「業績不振の銀行を清算あるいは分離分割するメカニズムが必要」、「欧州中央銀行(ECB)は市場を注意深く監視する」
ロシア連邦中央銀行(ロシア中銀)関係[NP HDP -8.9 CHDP -0.1 RHDP -8.9 CRHDP -0.1]
・イグナチェフ・ロシア中銀総裁「ユーロ相場の最近の変動は急激ではない。外貨準備の構造の変更について議論していない。」
米政府関係[NP+2.0 HDP -1.2 CHDP +0.0 RHDP -1.8 CRHDP +0.0]
・ローマー大統領経済諮問委員会(CEA)委員長(OECDでの講演で)「米経済は回復の段階にあるが、まだ本格的ではない」、「失業率は正常になったのではなく、季節的な要因で改善した部分もある」
エワルド・ノボトニー[NP+4.8 HDP -1.4 CHDP +0.1 RHDP -0.9 CRHDP +0.0]
・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「長期的にはユーロは依然として正常なレンジ以内」、「現在の低金利は永遠に続くものではない」
ロドリゲス・サパテロ[NP HDP +1.4 CHDP -1.8 RHDP +1.4 CRHDP -1.8]
・スペイン議会がサパテロ・スペイン首相の財政削減計画を承認した、と伝えた。
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]
・ショイブレ独財務相「金融市場の規制や財政赤字削減でさらなる進展が必要」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.3]
・ガイトナー米財務長官「金融規制におけるドイツの主導的役割や迅速な行動を歓迎」
OECD(経済協力開発機構)[NP HDP -2.2 CHDP +0.1 RHDP -2.2 CRHDP +0.1]
・経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長「ユーロは健全でうまくいっている」「ユーロから離脱する国はないだろう」
ティモシー・フランツ・ガイトナー[NP HDP +0.4 CHDP +0.1 RHDP +1.7 CRHDP +0.3]
・ガイトナー米財務長官「米国と欧州は規制強化の必要性で合意しており、新たな金融規制はよくバランスがとれたものでなければならない」
ヴォルフガング・ショイブレ[NP HDP -4.8 CHDP 0.00 RHDP -4.8 CRHDP 0.00]
・ショイブレ独財務相「米国がネーキッド取引について異なる考えを持っていることを認識している」「ドイツのネーキッド取引禁止は欧州で重大な問題に至った」
ゴンザレス・パラモ[NP-6.8 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「市場の緊張感は高い」「市場の問題はECBの行動によって全て解決することは出来ない」「債券購入は今のところ市場を安定化させている」
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「ユーロは危険な通貨ではない」「ユーロを保護するため、経済統治を改善する必要」
ニュース[NP HDP -1.8 CHDP -1.2 RHDP -1.8 CRHDP -1.2]
・クウェートの政府系投資ファンド(SWF)のクウェート投資庁(KIA)が27日、欧州の投資戦略に変更がないとの見方を示した、と伝えた。
ゴンザレス・パラモ[NP HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.1]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「最近の通貨の急激な動きは歓迎されない」「為替相場はファンダメンタルズを反映すべき」
ゴンザレス・パラモ[NP-6.8 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -0.3 CRHDP +0.0]
・ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事「もうひとつのギリシャが存在すればユーロは生き残れないだろう」「ユーロは底堅い通貨」
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・格付け会社ムーディーズは27日、キプロスの銀行3行を格下げ方向で見直す、と発表した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は売りが先行。対資源国通貨では、時間外のダウ先物やコモディティ価格が堅調に推移したことを背景に円売りが進んだ。ドルに対しては、米長期金利の上昇を背景にした円売りが出た。一方、ポンドに対しては、英保険大手プルデンシャルによる米保険大手AIGのアジア生保部門買収が頓挫するとの思惑から円売りが強まったものの、すぐに持ち直した。「プルデンシャルはAIGアジア生保部門の買収を進める方向で変更がない」との報道をきっかけに、円買いポンド売りが広がった。また、円はユーロに対しても底堅かった。中国金融当局から「中国はユーロ圏の国債保有を見直している」との英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道を否定するコメントが相次いだことを受け、円売りユーロ買いが出た。ただ、クウェートの政府系投資ファンド(SWF)のクウェート投資庁(KIA)が「ユーロ圏に対する投資を減少させることを計画している」と伝わると、ユーロに対する円売りは失速した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は強含み。昨日の高値1ドル=90円68銭前後を上抜けて、23時前に一時90円74銭前後まで値を上げた。米商務省が発表した1-3月期米国内総生産(GDP)改定値や、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことを受け、伸び悩む場面もあったが、米長期金利が上昇し日米金利差拡大が意識されると円売りドル買いが強まった。
・ユーロ円は頭が重い。16時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=111円54銭前後まで値を上げた後、110円台半ばまで押し戻された。
・ユーロドルは上値が重い。中国の金融当局からFTの記事を否定する内容のコメントが相次ぐとユーロを買い戻す動きが強まり、16時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.2343ドル前後まで値を上げた。ただ、欧州経済に不透明感が強まる中で、KIAの報道が伝わったため1.22ドル台前半まで下押しした。ポンドドルの下落につれたユーロ売りドル買いも相場の重しとなったほか、ニューヨークの取引時間帯に入り全般的にドル買いが進んだ影響も受けた。なお、KIAは「欧州の投資戦略に変更はない」との声明を発表したものの、ユーロの戻りは鈍かった。
ポルトガル銀行(ポルトガル中銀)関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ポルトガル銀行(ポルトガルの中央銀行)が「緊縮財政策は経済成長にとってネガティブな影響を与える」との考えを示した、と伝えた。また、「財政赤字削減に伴い、金利の保護促進が必要」とした。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・26日のニューヨーク外国為替市場で円はユーロに対して上げ幅拡大。米商務省が発表した4月米耐久財受注額(季節調整済みで半導体は除く)や4月米新築住宅販売件数は予想より強い内容となった。また、市場関係者からは「ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだまとまった規模のユーロ売りの噂がある」「スペインのソブリン格付けが引き下げられる噂がある」との声が聞かれ、ユーロ売り・ドル買いが優位に。ユーロに対して円が同時に買われた。英フィナンシャルタイムズ紙が「中国国家外為管理局(SAFE)が欧州の政府債保有について再検討を行っている」と報じると、ユーロ安・円高が加速。前日比100ドルを超す上昇となったダウ平均が下げ幅を拡大したことも円に逃避的な買いを集め、引けにかけても堅調地合いが継続した。
一方、円はユーロ以外の通貨に対して売り先行後、買い優位。英・独の株価や時間外のダウ先物、原油先物相場が強含むと、リスク許容度が改善したとの見方から円売りが先行した。対ドルでは米長期金利の上昇に伴う日米金利差の拡大が重しとなったほか、米経済指標が予想を上回ったことも売りを促した。ただ、対ユーロで円買いが加速すると、その他の通貨にも買いが波及。円全体が一転上昇した。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は上値が重い。前日の米国市場で、米株安や、英フィナンシャルタイムズ(FT)紙が「中国国家外為管理局(SAFE)がユーロ圏の国債保有を見直す」と報じたことなどを背景に、対ユーロ中心に円が買われた流れを引き継いだ。もっとも、日経平均株価は安く寄り付いたものの、一時持ち直すなど底堅さを見せたためポジション調整の円売りが出て上値を切り下げた。時間外の米株価指数先物が上げ幅を広げると、円売りの勢いが増した。また、市場参加者からは「機関投資家から円売りが出ていた」との声も聞かれた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一時売りが強まったものの、下げ渋り。中国政府の高官が「外貨準備の多様化の目的は変わらない」と述べたと一部通信社が報じたほか、中国国家外為管理局(SAFE)は「欧州は中国にとって主要な投資先のままである」と表明したと伝わった。昨日の「中国がユーロ圏の国債保有を見直す」との英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道が否定された形となり、対ユーロ中心に円買いポジションを解消する動きが強まった。時間外の米株価指数先物が150ドル超の上昇となったことも円の重しとなった。
もっとも、クウェートの政府系投資ファンド(SWF)のクウェート投資庁(KIA)は、「ユーロ圏に対する投資を減少させることを計画している」と伝わったため、ユーロに対する円売りは失速し、円全体の下げ幅が縮まった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は売りが先行。対資源国通貨では、時間外のダウ先物やコモディティ価格が堅調に推移したことを背景に円売りが進んだ。ドルに対しては、米長期金利の上昇を背景にした円売りが出た。一方、ポンドに対しては、英保険大手プルデンシャルによる米保険大手AIGのアジア生保部門買収が頓挫するとの思惑から円売りが強まったものの、すぐに持ち直した。「プルデンシャルはAIGアジア生保部門の買収を進める方向で変更がない」との報道をきっかけに、円買いポンド売りが広がった。また、円はユーロに対しても底堅かった。中国金融当局から「中国はユーロ圏の国債保有を見直している」との英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道を否定するコメントが相次いだことを受け、円売りユーロ買いが出た。ただ、クウェートの政府系投資ファンド(SWF)のクウェート投資庁(KIA)が「ユーロ圏に対する投資を減少させることを計画している」と伝わると、ユーロに対する円売りは失速した。
【 通貨ペア 】
・ドル円は強含み。昨日の高値1ドル=90円68銭前後を上抜けて、23時前に一時90円74銭前後まで値を上げた。米商務省が発表した1-3月期米国内総生産(GDP)改定値や、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことを受け、伸び悩む場面もあったが、米長期金利が上昇し日米金利差拡大が意識されると円売りドル買いが強まった。
・ユーロ円は頭が重い。16時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=111円54銭前後まで値を上げた後、110円台半ばまで押し戻された。
・ユーロドルは上値が重い。中国の金融当局からFTの記事を否定する内容のコメントが相次ぐとユーロを買い戻す動きが強まり、16時過ぎに一時本日高値となる1ユーロ=1.2343ドル前後まで値を上げた。ただ、欧州経済に不透明感が強まる中で、KIAの報道が伝わったため1.22ドル台前半まで下押しした。ポンドドルの下落につれたユーロ売りドル買いも相場の重しとなったほか、ニューヨークの取引時間帯に入り全般的にドル買いが進んだ影響も受けた。なお、KIAは「欧州の投資戦略に変更はない」との声明を発表したものの、ユーロの戻りは鈍かった。