2013年10月12日の相場概要

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・11日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。米財政協議に関して新規の材料は伝わらなかったものの、小安く始まったダウ平均が持ち直したことを受けて、全般に円売り外貨買いが進行した。半面、米国の3連休を控えた週末ということもあって積極的な取引が手控えられたため、円売りの勢いも限定的だった。
 なお、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は「米国は財政の不確実性を解消するために迅速な行動をとるべき」「世界経済の回復は継続している」「金融政策は慎重に調整し、十分な意思の伝達を行う必要がある」などの声明を採択。為替政策への言及は今回盛り込まれなかったが、目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は引け前に1ドル=98円60銭前後と1日以来の高値を更新。
・ユーロ円も欧州時間につけた高値の1ユーロ=133円62銭前後に迫るなど底堅く推移した。
・ユーロドルは伸び悩み。24時過ぎに1ユーロ=1.3576ドル前後まで上昇したが、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロの水準が輸出に悪影響を及ぼす可能性」と述べたことが嫌気されて、買い一巡後は1.3522ドル前後まで下押しした。もっとも、引けにかけては週末を前に持ち高調整目的の買い戻しが入るなど、下値も限定的だった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
・米当局者筋の話として「為替市場の不正操作に関して米当局が捜査を開始した」と伝えた。なお、EUやスイス、英当局も不正捜査疑惑を調査しているという。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

エワルド・ノボトニー[NP-1.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
・ノボトニー・オーストリー中銀総裁「インフレ期待は十分に抑制されている」「複数の手段のなかで一つに集中するのは早計」

2013年10月12日のFX要人発言・ニュース

米政府関係[NP-2.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
米政府関係・パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事「緩和縮小見送りの決定はFOMCのコミュニケーションを損なわない」

米政府関係[NP     HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -1.3 CRHDP +0.1]
米政府関係・パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事「米財政問題が重しとなるなかで雇用改善は進展」「量的緩和は完全に経済指標次第」「量的緩和の継続は合理的なリスク管理」

米政府関係[NP-3.6 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
米政府関係・パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事「非常に緩和的な政策はかなり長期間になると予想」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
米政府関係・米当局者筋の話として「為替市場の不正操作に関して米当局が捜査を開始した」と伝えた。なお、EUやスイス、英当局も不正捜査疑惑を調査しているという。

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.2 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBはユーロの為替レートを目標にしない」

エワルド・ノボトニー[NP-1.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP +0.0 CRHDP +0.2]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリー中銀総裁「インフレ期待は十分に抑制されている」「複数の手段のなかで一つに集中するのは早計」

エワルド・ノボトニー[NP+1.0 HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリー中銀総裁「新たな長期資金供給オペは手段の一つ」「しばらくは重大な政策変更はない見通し」

エワルド・ノボトニー[NP     HDP -0.9 CHDP +0.0 RHDP -0.1 CRHDP -0.1]
エワルド・ノボトニー・ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECBは年末の流動性の崖を回避したい」「ECBの金利行動に差し迫った必要はないとみる」「ユーロの水準が輸出に悪影響を及ぼす可能性」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・ドル円は小高い。ダウ平均が底堅く推移していることをながめ、98円台半ばまで値を上げた。米10年債利回りが低下幅を縮小していることも下支え要因。1時5分時点では98.40-43円で推移している。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・11日の米10年物国債利回りは低下幅を縮小。1時18分時点では前日比0.0154%低い2.6660%前後で推移している。

G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)[NP     HDP -2.6 CHDP +0.0 RHDP -2.6 CRHDP +0.0]
G20(20カ国地域財務大臣中央銀行総裁会議)・20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は11日、「米国は財政の不確実性を解消するために迅速な行動をとるべき」「世界経済の回復は継続している」「金融政策は慎重に調整し、十分な意思の伝達を行う必要がある」「主要国経済は回復を示している」などの声明を採択した。

エリック・ローゼングレン[NP-3.2 HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
エリック・ローゼングレン・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「弱い経済データや財政問題での混乱が、量的緩和縮小を遅らせることを正当化した」

エリック・ローゼングレン[NP     HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -3.3 CRHDP +0.1]
エリック・ローゼングレン・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「QE縮小の言及は長期金利にかなりの影響があった」「失業率は常に労働市場を計測する最良の指標ではない」

エリック・ローゼングレン[NP-3.6 HDP -3.4 CHDP +0.0 RHDP -3.2 CRHDP +0.1]
エリック・ローゼングレン・ローゼングレン米ボストン連銀総裁「FRBは10月の会合時に本当によい経済データを得ることはできないだろう」「データの不足が金融政策の変更をより困難にしている」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
米政府関係・マケイン上院議員(共和党)「大統領は共和党から妥協案を引き出しつつあり期待が持てる」「ただ、合意に辿り着くまでの道のりはまだ長い」

ブノワ・クーレ[NP-3.4 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP -0.1]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「景気の回復は今後数カ月に渡って弱いままだろう」「長期に渡る緩和的な環境が必要である」

ブノワ・クーレ[NP-3.4 HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「今後数カ月間の回復は依然として弱い見通し」「景気回復は守られ、維持されなければならない」

ブノワ・クーレ[NP     HDP -1.9 CHDP +0.0 RHDP -2.1 CRHDP +0.0]
ブノワ・クーレ・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事「ECBは適切な金融政策を維持する」「景気回復に関してユーロ圏は他の国より遅れている」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・11日の英国債相場は上昇(利回りは低下)。長期金利の指標となる表面利率1.75%の10年物国債の利回りは、日本時間12日3時時点の水準で、前日終値比0.013%低い2.737%だった。

スティーブン・ポロズ[NP-3.0 HDP -1.0 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.1]
スティーブン・ポロズ・ポロズ・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁「カナダは景気の緩みを弱めるため、2.5%を上回る成長を必要とする」

スティーブン・ポロズ[NP-3.4 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -1.1 CRHDP -0.1]
スティーブン・ポロズ・ポロズ・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁「加成長率には落胆しており、想定通りには進んでいない」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・11日の欧州国債相場は上昇(利回りは低下)。指標銘柄となるドイツ連邦債10年物の利回りは、日本時間12日3時時点の水準で、前営業日終値比0.005%低い1.864%だった。

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・11日の米10年物国債利回りは上昇に転じた。4時44分時点では前日比0.0002%高い2.6816%前後で推移している。

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
米政府関係・カーニー米政府報道官「オバマ米大統領とベイナー米下院議長は対話を続けることで合意」「建設的な対話があったと聞いている」「大統領は下院共和党の提案を一部懸念」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
米政府関係・カーニー米政府報道官「6週間の債務上限引き上げは不確実性を生み出す」「大統領は債務上限の引き上げについて、より長い期間を望んでいる」「デフォルトの脅威が予算協議の一部分となってはならない」

米政府関係[NP     HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP +0.0]
米政府関係・米ホワイトハウス「オバマ米大統領は米共和党のベイナー下院議長と電話会談を行った」「大統領と下院議長は建設的な協議ができ、今後も協議を続ける必要性で合意した」

ニュース[NP     HDP -2.7 CHDP +0.4 RHDP -2.7 CRHDP +0.4]
ニュース・11日の米国債券相場で長期ゾーンは横ばいだった。表面利率2.500%の10年物国債利回りは前日と同じ2.68%で終えた。3連休を控えて前日までの3日続落に対する持ち高調整の買い戻しが強まった。ただ、米財政協議の進展期待から米国株式相場が上げ幅を拡大すると、債券相場は売りに押されマイナス圏に沈む場面もあった。

為替・株式・商品マーケット概要[NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
為替・株式・商品マーケット概要・11日のニューヨーク外国為替市場で円はさえない。米財政協議に関して新規の材料は伝わらなかったものの、小安く始まったダウ平均が持ち直したことを受けて、全般に円売り外貨買いが進行した。半面、米国の3連休を控えた週末ということもあって積極的な取引が手控えられたため、円売りの勢いも限定的だった。
 なお、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は「米国は財政の不確実性を解消するために迅速な行動をとるべき」「世界経済の回復は継続している」「金融政策は慎重に調整し、十分な意思の伝達を行う必要がある」などの声明を採択。為替政策への言及は今回盛り込まれなかったが、目立った反応は見られなかった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は引け前に1ドル=98円60銭前後と1日以来の高値を更新。
・ユーロ円も欧州時間につけた高値の1ユーロ=133円62銭前後に迫るなど底堅く推移した。
・ユーロドルは伸び悩み。24時過ぎに1ユーロ=1.3576ドル前後まで上昇したが、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロの水準が輸出に悪影響を及ぼす可能性」と述べたことが嫌気されて、買い一巡後は1.3522ドル前後まで下押しした。もっとも、引けにかけては週末を前に持ち高調整目的の買い戻しが入るなど、下値も限定的だった。

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