2009年7月2日の相場概要
ゴゴヴィの注目 発言・ニュース
米政府関係[NP HDP -2.1 CHDP -0.7 RHDP -2.1 CRHDP -0.7]
・米カリフォルニア州のシュワルツネッガー知事は予算難による財政緊急事態を宣言すると一部通信社が報じた。
トーマス・ジョーダン[NP-6.0 HDP -2.8 CHDP -0.4 RHDP -2.8 CRHDP -0.4]
・ジョーダンスイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）理事「依然として為替市場への介入の準備をしている」
トーマス・ジョーダン[NP-8.0 HDP -3.4 CHDP -0.6 RHDP -3.4 CRHDP -0.6]
・ジョーダンスイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）理事「（為替介入に関して）市場は我々の意図を理解していると思う」
トーマス・ジョーダン[NP-7.0 HDP -3.8 CHDP -0.4 RHDP -3.8 CRHDP -0.4]
・ジョーダンスイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）理事「（為替介入に関して）ＳＮＢは特定の水準を定めていない」
デビッド・マイルズ[NP-6.0 HDP -6.0 CHDP 0.00 RHDP -6.0 CRHDP 0.00]
・マイルズ英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）委員「利下げと量的緩和が雇用を支援している」
デビッド・マイルズ[NP-5.0 HDP -5.5 CHDP +0.5 RHDP -5.5 CRHDP +0.5]
・マイルズ英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）委員「金利の調節は資産価格を安定化し続けるためにもっとも良い方法ではない」
ニュース[NP HDP +0.0 CHDP +1.0 RHDP +0.0 CRHDP +1.0]
・北朝鮮が短距離ミサイルを2発発射したと韓国の一部通信社が伝えた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは2日、アイルランドのソブリン格付けを「AAA」から「ＡＡ1」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。
ジャン＝クロード・トリシェ[NP+5.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「今のところは、金融市場の制御方向を変更する計画はない。また、新たなオペレーションや対策などは考えていない」
期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -1.0 CHDP +3.0 RHDP -1.0 CRHDP +3.0]
・ラガルド仏経済財務雇用相「欧州はデリバティブに対する規制において米国に遅れをとっている」
2009年7月2日のFX要人発言・ニュース
チャールズ・エバンズ[NP-3.0 HDP +3.7 CHDP -2.3 RHDP +3.7 CRHDP -2.3]
・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「企業の行動の変化を目的とする政策が、危機を回避する助けとなるだろう」
チャールズ・エバンズ[NP HDP +3.7 CHDP -2.3 RHDP +3.7 CRHDP -2.3]・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「システミック上重要な企業を監督するための権限を持つ実体が必要」
チャールズ・エバンズ[NP+6.0 HDP +4.2 CHDP +0.5 RHDP +4.2 CRHDP +0.5]・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「2009年下期にプラス成長となり、2010年は2.5－3.0％成長となることを見込んでいる」
チャールズ・エバンズ[NP-4.0 HDP +2.8 CHDP -1.4 RHDP +2.8 CRHDP -1.4]・エバンズ･米シカゴ連銀総裁「出口戦略の議論に時間の枠組みは特にない」
連邦準備制度理事会(FRB)[NP HDP -1.8 CHDP +1.0 RHDP -1.8 CRHDP +1.0]
・米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は1日、2019年8月－2026年2月に償還期限を迎える米国債29億9900万ドルを購入したと発表した。
中国政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]
・中国は来週イタリア・ラクイラで行われる主要国（Ｇ8）首脳会議の場で、新しい世界の準備通貨の問題を議論するように求めたと関係者の話として一部通信社が報じた。
世界銀行関連[NP-5.0 HDP -2.3 CHDP -1.3 RHDP -2.3 CRHDP -1.3]
・世界銀行は1日、2009年融資残高が6月末時点で588億ドルと、昨年末の382億ドルと比べて54％増加したことを公表した。
米政府関係[NP HDP -2.1 CHDP -0.7 RHDP -2.1 CRHDP -0.7]
・米カリフォルニア州のシュワルツネッガー知事は予算難による財政緊急事態を宣言すると一部通信社が報じた。
ジョン・リプスキー[NP HDP -3.0 CHDP +2.0 RHDP -3.0 CRHDP +2.0]
・リプスキーＩＭＦ筆頭副専務理事「ドルは主要な通貨の地位にあるし、留まり続けるであろう」
国際通貨基金(IMF)[NP HDP +0.2 CHDP +0.2 RHDP +0.2 CRHDP +0.2]
・国際通貨基金（ＩＭＦ）は加盟国に対するＩＭＦ債の発行を初めて容認すると一部通信社が報じた。
米政府関係[NP HDP -2.1 CHDP -0.7 RHDP -2.1 CRHDP -0.7]・北朝鮮は長距離ミサイル発射の準備を進めている兆しは見られず、米国の独立記念日である7月4日に発射される状況にはないと米政府当局者の話として一部通信社が報じた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。 欧州株が堅調に推移したことを受けて対ユーロやドルスイスフランで円売りが目立った。現物の米国株が高く寄り付いたことも重しとなった。もっとも、ドルに対しては市場予想平均を下回る米雇用指標を受けた円買いが支えとなった。このほか、ポンドやオセアニア通貨に対しては底堅い値動きとなった。
S＆P(スタンダード＆プアーズ)[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は2日、カリフォルニア州の格下げ圧力が増加しつつあると認識していることを明らかにした。
中国政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]・中国が準備通貨に関する討議を要請したとの話は聞いていないと一部通信社が中国外務次官の話として伝えた。
中国政府関係[NP HDP +2.0 CHDP 0.00 RHDP +2.0 CRHDP 0.00]・ドルは世界の主要な準備通貨であり安定し続けることが望ましいが、中国は将来的な準備通貨の多様化をもちろん望んでいると一部通信社が中国外務次官の話として伝えた。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・2日午前のアジア･オセアニア外国為替市場で円はドルに対しては小安い。仲値決済に向けた円売りドル買いが出たほか、中国外務次官の話として「中国が来週のＧ8首脳会議で新しい準備通貨に関する討議を要請したとの話は聞いていない」などと伝わると、ドルの買い戻しが広がった。一方、ドル以外の通貨に対しては小高い。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が売られたことに連動した円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りが出た。ただ、円を積極的に買い進める材料に乏しいため、一方的に円買いが強まる展開にはならなかった。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・米格付け会社ムーディーズは2日、日本の証券業界の見通しは「ネガティブ」であるとコメントした。
日本政府関係[NP HDP +0.3 CHDP -0.5 RHDP +0.3 CRHDP -0.5]
・林芳正経済財政担当相「日本経済は水準面で非常に低く、雇用関係の数字は厳しい」
中国人民銀行関係[NP HDP -4.0 CHDP +0.0 RHDP -4.0 CRHDP +0.0]
・企業の人民元立て貿易決済を2日から承認する、と中国人民銀行が公表した。
世界の政策金利関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・スウェーデンのリクスバンク（中央銀行）は2日、政策金利を0.25％引き下げて0.25％にすることを決めたと発表した。市場の予想外の結果となった。
トーマス・ジョーダン[NP-6.0 HDP -2.8 CHDP -0.4 RHDP -2.8 CRHDP -0.4]
・ジョーダンスイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）理事「依然として為替市場への介入の準備をしている」
トーマス・ジョーダン[NP-8.0 HDP -3.4 CHDP -0.6 RHDP -3.4 CRHDP -0.6]・ジョーダンスイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）理事「（為替介入に関して）市場は我々の意図を理解していると思う」
トーマス・ジョーダン[NP-7.0 HDP -3.8 CHDP -0.4 RHDP -3.8 CRHDP -0.4]・ジョーダンスイス国立銀行（中央銀行、ＳＮＢ）理事「（為替介入に関して）ＳＮＢは特定の水準を定めていない」
日本政府関係[NP HDP +0.3 CHDP -0.5 RHDP +0.3 CRHDP -0.5]・杉本財務次官「中国側から来週のG8首脳会議で新しい準備通貨に関する討議の要請があったとの話は聞いていない」
イングランド銀行(BOE)[NP+3.0 HDP -1.2 CHDP +0.2 RHDP -1.2 CRHDP +0.2]
・英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）のベズリー委員「BOEはある時点で金融政策の引き締めを求めるだろう」
イングランド銀行(BOE)[NP-5.0 HDP -1.3 CHDP -0.1 RHDP -1.3 CRHDP -0.1]・英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）のベズリー委員「量的緩和の解除を開始する必要を判断するにはまだ早すぎる」
イングランド銀行(BOE)[NP-4.0 HDP -1.4 CHDP -0.1 RHDP -1.4 CRHDP -0.1]・英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）のベズリー委員「量的緩和の出口戦略について協議時期は決まっていない」
デビッド・マイルズ[NP-6.0 HDP -6.0 CHDP 0.00 RHDP -6.0 CRHDP 0.00]
・マイルズ英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）委員「利下げと量的緩和が雇用を支援している」
デビッド・マイルズ[NP-5.0 HDP -5.5 CHDP +0.5 RHDP -5.5 CRHDP +0.5]・マイルズ英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）委員「金利の調節は資産価格を安定化し続けるためにもっとも良い方法ではない」
デビッド・マイルズ[NP+2.0 HDP -3.0 CHDP +2.5 RHDP -3.0 CRHDP +2.5]・マイルズ英中銀金融政策委員会（ＭＰＣ）委員「住宅市場は多少改善した」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・2日午後のアジア･オセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては底堅い動き。ポンドドル相場の下落をきっかけに対ポンドで円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外の米株価指数先物の下落や欧州株安も円の支援材料となった。一方、ドルに対しては小安い。対欧州オセアニア通貨でのドル買いに連動した円売り・ドル買いが円の重しになった。
世界の政策金利関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・アイスランド中央銀行は2日、政策金利を12.00％に据え置くことを決めたと発表した。
ニュース[NP HDP +0.0 CHDP +1.0 RHDP +0.0 CRHDP +1.0]
・北朝鮮が短距離ミサイルを2発発射したと韓国の一部通信社が伝えた。
ムーディーズ[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・米格付け会社ムーディーズは2日、アイルランドのソブリン格付けを「AAA」から「ＡＡ1」に引き下げたと発表した。なお、見通しは「ネガティブ」とした。
世界の政策金利関係[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・欧州中央銀行（ＥＣＢ）は2日に開いた定例理事会で、政策金利を1.00％に据え置くことを決めたと発表した。市場の予想通りの結果となった。
クリスティーヌ・ラガルド[NP HDP -1.0 CHDP +3.0 RHDP -1.0 CRHDP +3.0]
・ラガルド仏経済財務雇用相「欧州はデリバティブに対する規制において米国に遅れをとっている」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP+5.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]
・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「今のところは、金融市場の制御方向を変更する計画はない。また、新たなオペレーションや対策などは考えていない」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP-2.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.6 CRHDP +0.0]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「現在の金利は適正な水準である」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP+2.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.7 CRHDP -0.1]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「経済は2009年下期の方が上期より落ち込みが緩和する見込みである」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP-3.0 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP -0.1]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「中長期のインフレ期待は抑制されている」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP+1.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「成長率は2010年半ばまでに四半期でプラスに転換すると思われる」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP-5.0 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.0]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「労働市場は今後数カ月でさらに悪化する見込み」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP-4.0 HDP -1.1 CHDP +0.0 RHDP -0.9 CRHDP -0.1]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「インフレ率は将来プラスになると見込んでいる」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP+4.0 HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.1]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「各国政府は意欲的に出口戦略を検討するべき」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP HDP -1.0 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.1]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「ＥＣＢは金融市場の機能が戻ることを強く望んでいる」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP-5.0 HDP -1.1 CHDP -0.1 RHDP -0.8 CRHDP +0.2]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「ＥＣＢは現行の政策金利が最低水準とは決めていない」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP-4.0 HDP -1.2 CHDP -0.1 RHDP -1.0 CRHDP -0.2]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「カバードボンドの購入は7月6日から開始する。規模は600億ユーロと確認する」
ジャン＝クロード・トリシェ[NP+1.0 HDP -1.1 CHDP +0.1 RHDP -1.0 CRHDP +0.0]・トリシェ欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁「我々の行動全ては出口戦略に結びつく。出口戦略は物価安定という目標と十分に一致している。」
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]・2日の欧州外国為替市場で円は堅調。序盤は対ユーロやポンドでの円買いが他の通貨に対する円買いを誘った。6月米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少数が予想よりも多く、米雇用市場の回復期待が後退するとリスク資産圧縮目的の円買いが膨らんだ。欧州株やダウ先物、現物の米国株が軟調に推移していることも円の支えとなり、ストップロスを巻き込んで上げ幅を広げている。
・ドル円は米雇用統計の発表前にポジション調整の買いで96円89銭前後と本日高値を付けたが、22時過ぎに95円93銭まで下げている。
・ユーロ円は1ユーロ＝134円62銭前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは下値を探る展開。一時１ユーロ＝1.4003ドル前後まで売り込まれた。米格付け会社ムーディーズが、アイルランドのソブリン格付けを「AAA」から「AA1」に引き下げたことを受けて売られた。米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少数が予想よりも多いと伝わり、米株価指数先物や現物の米国株が下落するとリスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いが加わり下げ幅が広がっている。
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）が定例理事会で、政策金利を1.00％に据え置くことを決めたと発表したが、市場の予想通りの結果となったこともあり反応は薄かった。トリシェＥＣＢ総裁の定例会見では「現在の金利は適正な水準である」「今のところは、金融市場の制御方向を変更する計画はない。また、新たなオペレーションや対策などは考えていない」「ＥＣＢは現行の政策金利が最低水準とは決めていない」などと述べたと伝わったが目立った反応はなかった。
FX相場に関係する主な重要人物
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| ベン・バーナンキ | マリオ・ドラギ | 白川方明 | マーヴィン・キング |
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為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。 欧州株が堅調に推移したことを受けて対ユーロやドルスイスフランで円売りが目立った。現物の米国株が高く寄り付いたことも重しとなった。もっとも、ドルに対しては市場予想平均を下回る米雇用指標を受けた円買いが支えとなった。このほか、ポンドやオセアニア通貨に対しては底堅い値動きとなった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジア･オセアニア外国為替市場で円はドルに対しては小安い。仲値決済に向けた円売りドル買いが出たほか、中国外務次官の話として「中国が来週のＧ8首脳会議で新しい準備通貨に関する討議を要請したとの話は聞いていない」などと伝わると、ドルの買い戻しが広がった。一方、ドル以外の通貨に対しては小高い。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が売られたことに連動した円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りが出た。ただ、円を積極的に買い進める材料に乏しいため、一方的に円買いが強まる展開にはならなかった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジア･オセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては底堅い動き。ポンドドル相場の下落をきっかけに対ポンドで円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外の米株価指数先物の下落や欧州株安も円の支援材料となった。一方、ドルに対しては小安い。対欧州オセアニア通貨でのドル買いに連動した円売り・ドル買いが円の重しになった。
為替・株式・商品マーケット概要[NP HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は堅調。序盤は対ユーロやポンドでの円買いが他の通貨に対する円買いを誘った。6月米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少数が予想よりも多く、米雇用市場の回復期待が後退するとリスク資産圧縮目的の円買いが膨らんだ。欧州株やダウ先物、現物の米国株が軟調に推移していることも円の支えとなり、ストップロスを巻き込んで上げ幅を広げている。
・ドル円は米雇用統計の発表前にポジション調整の買いで96円89銭前後と本日高値を付けたが、22時過ぎに95円93銭まで下げている。
・ユーロ円は1ユーロ＝134円62銭前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは下値を探る展開。一時１ユーロ＝1.4003ドル前後まで売り込まれた。米格付け会社ムーディーズが、アイルランドのソブリン格付けを「AAA」から「AA1」に引き下げたことを受けて売られた。米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少数が予想よりも多いと伝わり、米株価指数先物や現物の米国株が下落するとリスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いが加わり下げ幅が広がっている。
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）が定例理事会で、政策金利を1.00％に据え置くことを決めたと発表したが、市場の予想通りの結果となったこともあり反応は薄かった。トリシェＥＣＢ総裁の定例会見では「現在の金利は適正な水準である」「今のところは、金融市場の制御方向を変更する計画はない。また、新たなオペレーションや対策などは考えていない」「ＥＣＢは現行の政策金利が最低水準とは決めていない」などと述べたと伝わったが目立った反応はなかった。