為替・株式・商品マーケット概要

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 2009年7月の期間中の為替・株式・商品マーケット概要による発言や関係のあるニュースが掲載されています。

 「期間最大RHDP」は、2009年7月の中でも直近の最大RHDPとなっている発言・ニュースを紹介しています。

 そのため、最大RHDPとなっている発言やニュースが同値で2回以上有った場合には、2009年7月の中で最も新しい内容を掲載しています。

期間最大CRHDPとなっている 発言・ニュース

[2009-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。4月ケースシラー住宅価格指数が予想を上回ったことを受けてリスク志向の改善が進むとの見方から円売りが出た。30日の米国株式相場が高く寄り付いたことも円売りを誘った。ただ、6月米消費者信頼感指数が予想を下回り米国株が下落すると、一転して円買いが強まった。その後は、米株安を受けた円買いが支えとなる半面、対ドルでの円売りが他の通貨に対しても円売りを誘い方向感がなくなった。

ゴゴヴィの注目 発言・ニュース

 ・期間中にゴゴヴィが注目する発言・ニュースは有りません。

為替・株式・商品マーケット概要による2009年7月 発言・ニュース

[2009-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。4月ケースシラー住宅価格指数が予想を上回ったことを受けてリスク志向の改善が進むとの見方から円売りが出た。30日の米国株式相場が高く寄り付いたことも円売りを誘った。ただ、6月米消費者信頼感指数が予想を下回り米国株が下落すると、一転して円買いが強まった。その後は、米株安を受けた円買いが支えとなる半面、対ドルでの円売りが他の通貨に対しても円売りを誘い方向感がなくなった。

[2009-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は弱含み。仲値決済に絡んで対ドル中心に円売りが出ると、他の通貨に対しても円売りが強まった。損失覚悟の円売り・ドル買い注文を断続的に巻き込んだ。6月中国製造業PMIが予想より強い内容となったことをきっかけに、日本株相場が持ち直したことも円の重しになった。市場関係者からは「大手米銀からのまとまった規模のポンド・ドルの売りをきっかけに、他の通貨に対してもドル買いが強まった」との声が聞かれた。

[2009-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はさえない。ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けた円売り・外貨買いが入ったほか、米株価指数先物の上昇や欧州株高を背景に投資家のリスク志向が改善するとの見方から円売りが優勢となった。

[2009-07-01][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日の欧州外国為替市場で円は方向感が定まらない。欧州株や時間外のダウ先物の上昇を受けた円売りが先行した。早朝のニューヨークの市場参加者から欧州通貨に対してドル売りが強まると、連動して円売り欧州通貨買いが進んだ。一方で、対ドルでは円買いが強まったことが他の通貨に対しても若干円買いを誘い下値が堅くなっている。
・ドル円はやや売りに押されている。 米給与計算サービス会社オートマチックデータプロセッシング(ADP)が発表した6月の全米雇用リポートで、政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比47万3000人減と予想よりも減少数が大きかったことを受けて売りが出た。対欧州通貨でドル売りが進んでいることも重しとなっている。22時過ぎに96.35-38円まで下押しした。
・ユーロ円はユーロドルの買いにつれて1ユーロ=136円69銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは上値を追う展開。一時1ユーロ=1.4172ドル前後まで上昇した。欧州株やダウ先物の上昇を受けて、リスク志向が改善するとの見方が広がりユーロ買いドル売りが入った。もっとも、ADP雇用リポートが弱い内容でダウ先物が売りに押されると、リスク資産圧縮目的の売りが強まる場面もあった。

[2009-07-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・1日のニューヨーク外国為替市場で円は高安まちまち。 欧州株が堅調に推移したことを受けて対ユーロやドルスイスフランで円売りが目立った。現物の米国株が高く寄り付いたことも重しとなった。もっとも、ドルに対しては市場予想平均を下回る米雇用指標を受けた円買いが支えとなった。このほか、ポンドやオセアニア通貨に対しては底堅い値動きとなった。

[2009-07-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はドルに対しては小安い。仲値決済に向けた円売りドル買いが出たほか、中国外務次官の話として「中国が来週のG8首脳会議で新しい準備通貨に関する討議を要請したとの話は聞いていない」などと伝わると、ドルの買い戻しが広がった。一方、ドル以外の通貨に対しては小高い。対ドルで欧州通貨やオセアニア通貨が売られたことに連動した円買い欧州通貨売りや円買いオセアニア通貨売りが出た。ただ、円を積極的に買い進める材料に乏しいため、一方的に円買いが強まる展開にはならなかった。

[2009-07-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては底堅い動き。ポンドドル相場の下落をきっかけに対ポンドで円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。時間外の米株価指数先物の下落や欧州株安も円の支援材料となった。一方、ドルに対しては小安い。対欧州オセアニア通貨でのドル買いに連動した円売り・ドル買いが円の重しになった。

[2009-07-02][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日の欧州外国為替市場で円は堅調。序盤は対ユーロやポンドでの円買いが他の通貨に対する円買いを誘った。6月米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少数が予想よりも多く、米雇用市場の回復期待が後退するとリスク資産圧縮目的の円買いが膨らんだ。欧州株やダウ先物、現物の米国株が軟調に推移していることも円の支えとなり、ストップロスを巻き込んで上げ幅を広げている。
・ドル円は米雇用統計の発表前にポジション調整の買いで96円89銭前後と本日高値を付けたが、22時過ぎに95円93銭まで下げている。
・ユーロ円は1ユーロ=134円62銭前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは下値を探る展開。一時1ユーロ=1.4003ドル前後まで売り込まれた。米格付け会社ムーディーズが、アイルランドのソブリン格付けを「AAA」から「AA1」に引き下げたことを受けて売られた。米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少数が予想よりも多いと伝わり、米株価指数先物や現物の米国株が下落するとリスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いが加わり下げ幅が広がっている。
・欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で、政策金利を1.00%に据え置くことを決めたと発表したが、市場の予想通りの結果となったこともあり反応は薄かった。トリシェECB総裁の定例会見では「現在の金利は適正な水準である」「今のところは、金融市場の制御方向を変更する計画はない。また、新たなオペレーションや対策などは考えていない」「ECBは現行の政策金利が最低水準とは決めていない」などと述べたと伝わったが目立った反応はなかった。

[2009-07-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・2日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。6月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比46万7000人減と市場予想平均よりも弱かったことを受けて円買いが強まった。米国株式相場やWTI原油先物相場が大幅に下落したこともリスク資産圧縮目的の買いを誘った。

[2009-07-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。前日の海外市場の流れを引き継いで、対ユーロ中心に円買いが先行。日本株の下落を背景にリスク資産圧縮目的の円買い外貨売りも入った。損失覚悟の円買い注文も見られた。ただ、急ピッチで円買いが進んだため、買い一巡後は短期筋から利益確定の円売りが入り、伸び悩んでいる。

[2009-07-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。日本株相場が下げ幅を縮小したことや時間外の米株価指数先物の上昇が意識されて、持ち高解消の円売りが出た。ロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに向けた円売り外貨買いも見られた。ただその後は、円を積極的に売り進める材料に乏しかったため、徐々に円売り圧力が後退。欧州株が安く始まったことも意識された。

[2009-07-03][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。対欧州通貨では、序盤にロンドン8時のフィキシングに向けた円売りの勢いが強かった反動で持ち高調整の円買いが強まる場面があった。もっとも、3日の米国市場が独立記念日の振り替え休日で休場となり、参加者の減少が見込まれることから、徐々に商いが細り方向感がなくなっている。
・ポンド円は一時156円43銭前後と本日安値を付けた。
・スイスフラン円は1スイスフラン=88円21-26銭まで下押しする場面があった。
・ポンドドルは一進一退。ポンド円の買いにつれたほか、仕掛け的が買いも散見されて欧州市場の序盤に1ポンド=1.6428ドル前後と本日高値をつけた。ただ、ロンドン8時のフィキシングを通過すると短期筋から一転売りが優位になり20時過ぎには1.6303ドル前後と本日安値をつけた。

[2009-07-04][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・3日のニューヨーク外国為替市場で円は動意薄。3日の米国市場が独立記念日の振替休日で株式市場と債券市場が休場のため参加者が少なく、積極的な取引は手控えられた。
・ユーロポンドは、しっかり。欧州市場で一時1ユーロ0.85843ポンドまで買われるなど堅調に推移した影響が残った。市場参加者からは「米系金融機関の買いが入っていたようだ」との指摘があった。

[2009-07-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は堅調。時間外のダウ先物や日本株が軟調に推移しているため、リスク資産圧縮目的の円買いが続いた。ストップロスを断続的に巻き込んで下げ幅が広がっている。対ユーロでは「ユーロ建て債券の償還を意識した円買いが入った」との声があった。

[2009-07-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は一段高。午前中に円買いが進んでいたこともあり、時間外のダウ先物や日本株がやや下げ幅を縮小したことを背景に持ち高調整の円売りが出る場面があった。ただ、欧州勢が参入すると対ユーロやポンドなど中心に円買いが再開し、他の通貨にも円買いが波及した。インドの株価指数が5%超の下げとなっていることも円の支えとなった。

[2009-07-06][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日の欧州外国為替市場で円は強含み。時間外の米株価指数先物の下落や欧州株安などを背景にリスクマネー収縮に伴う円の買い戻しが優勢となった。対ドルでは、損失覚悟の円買い注文を断続的に巻き込んだ。
・ドル円は22時30分過ぎに一時本日安値となる1ドル=94円66銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=131円80銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは売り先行後は下げ渋り。ユーロ円の下落や、株安を受けたリスクポジション解消目的のユーロ売り・ドル買いが出た。原油先物価格の下落も重しになり、一時1ユーロ=1.3876ドル前後まで値を下げた。ただ、売り一巡後はショートカバーが入ったほか、ドル円の下落につれたユーロ買いドル売りが下値を支えた。

[2009-07-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・6日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。欧州株式相場やダウ先物が軟調に推移したことを受けてリスク回避目的の円買いが入った。WTI原油先物相場が大幅に下落したことも対資源国通貨を中心に買いが広がった。ただ、安く始まったダウ工業株30種平均が上げに転じたため一転して円売りが強まった。

[2009-07-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はもみ合い。7日前場の日経平均株価が高く寄り付いたことを受けて円売りが出る場面があったが、日経平均株価が下げに転じたこともあって長続きしなかった。その後は、新規の取引材料に乏しく積極的な取引は見られなかった。

[2009-07-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は堅調。手掛かり難からしばらく方向感が乏しかったが、欧州勢が参入すると対ユーロやポンドで円買いが強まり、他の通貨に対しても買いが波及した。時間外のダウ先物が弱含んでいることも円の支えとなった。

[2009-07-07][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日の欧州外国為替市場で円は買い先行後、失速。仏金融機関がCDS関連の損失を計上する話を蒸し返す格好で対ユーロ円中心に円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。市場関係者からは「中東勢からのユーロ売りが目立つ」との声が聞かれた。ただ、買い一巡後は一転売りが優勢に。欧州株高や原油先物価格の上昇を背景に短期筋から持ち高解消の円売りが入った。対ユーロでは5月独製造業新規受注が予想より強い内容となったことも影響した。
・ドル円はもみ合い。クロス円の上昇と、対欧州オセアニア通貨でのドル売りの影響を同時に受けて方向感が出なかった。
・ユーロ円は17時過ぎに1ユーロ=132円19銭前後まで値を下げた後、20時30分過ぎに133円93銭前後の本日高値まで買われた。
・米ドルカナダドルは弱含み。21時30分過ぎに一時本日安値となる1米ドル=1.1544カナダドル前後まで値を下げた。対欧州オセアニア通貨でのドル売りの影響を受けたほか、カナダ統計局が発表した5月カナダ住宅建設許可件数が前月比14.8%増加と予想より強い内容となったことが米ドル売りカナダドル買いを後押しした。
・ユーロドルは仏金融機関の損失計上関連の報道を蒸し返す格好で、一時1ユーロ=1.3903ドル前後まで値を下げたものの、売り一巡後はショートカバーで持ち直した。目先のストップロスを巻き込んで、20時30分過ぎに1.4051ドル前後の本日高値まで値を上げた。

[2009-07-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・7日のニューヨーク外国為替市場で円は堅調。米企業決算発表を控え業績に対する懸念から米国株式相場が軟調に推移したため円買いが優勢だった。対欧州オセアニア通貨でのドル買いを受けた円買い欧州通貨売り、円買いオセアニア通貨売りも支えとなった。対資源国通貨では、WTI原油先物相場が大幅に下落したことも買いを誘った。

[2009-07-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は買い先行後、もみ合い。日米株安や時間外の原油先物相場の下落を受けて、リスクポジションの解消目的で買いが先行した。中国株が安く寄り付いたことも支えとなった。買い一巡後は、さらに円買いを進める材料に乏しく高値圏でもみ合っている。

[2009-07-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は一時買いが優勢。日本株や中国株の下落を受けてリスク資産圧縮目的の買いが入った。欧州勢が参入すると仕掛け的な買いも加わり上げ幅が広がった。ただ、中国株が下げ幅を縮小した上、時間外のダウ先物が一時持ち直すと円買いを進めた参加者から持ち高調整の円売りが出ていったん下げ止まっている。

[2009-07-08][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日の欧州外国為替市場で円は高値圏でもみ合い。アジア時間に日本や中国株相場の下落を受けてリスク資産圧縮目的の円買いが強まった流れを引き継いだ。ただ、円を積極的に買い進める材料に乏しかったことや、これまでに円買いを進めた参加者から持ち高調整の円売りが出たこともあって、一方的に円高が進む展開にはならなかった。国際通貨基金(IMF)が2010年の世界経済成長予測をプラス2.5%に上方修正したことも円の重しとなった。
・ドル円は1ドル=94円10-40銭台。
・ユーロ円は1ユーロ=130円台後半から131円台半ばでの値動きが続いている。
・南アフリカランド円はさえない。一時6月23日以来の安値となる1ランド=11円50銭前後まで値を下げた。市場関係者からは「南アフリカの労働組合がストライキに入ったこともランドの重しになった」との声が聞かれた。
・ユーロドルは方向感が定まらない。アジア時間に一時1ユーロ=1.3860ドル前後まで売り込まれた反動で、ショートカバーが先行。5月独鉱工業生産指数が予想より強い内容となったことも相場の支えとなり、19時過ぎに一時1.3939ドル前後の本日高値まで上げる場面があった。

[2009-07-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・8日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。ロンドン16時のフィキシングに向けて対ドル中心に買いが広がった。ストップロスを断続的に巻き込み上昇に弾みがついた。米国株式相場が軟調に推移した場面では買いを誘った。もっとも、買い一巡後は伸び悩み。短期筋からの利益確定の売りが上値を抑えたほか、米国株が引け際に上げに転じたことも重しとなった。

[2009-07-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は高く始まった後、戻り売りに押された。8日の米国市場で円買いが強まった流れを引き継いだ。ただ、国内輸入企業から売りが出たほか、日本株が底堅く推移したことを受けた持ち高調整の売りも見られた。河村官房長官が9日、「為替相場の過度の変動は経済や金融に悪影響を及ぼすため好ましくない。動向を引き続き注視してく」などと述べたことも円の重しとなった。

[2009-07-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが強まった。日本時間20時の英中銀金融政策委員会(MPC)を前に、対ポンドで持ち高調整の売りが強まると、他の通貨に対しても円売りが広がった。欧州株やダウ先物が上昇していることも円売りを誘ったようだ。

[2009-07-09][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日の欧州外国為替市場で円は上値が重い。欧州株高や時間外の米株価指数先物の上昇を受けて、円の買い持ちを解消する目的の売りが強まった。対ポンドでは、英中銀金融政策委員会(MPC)の結果を受けた売りも見られた。ただ、円の下値では押し目買い意欲が強く、一方的に円安が進む展開にはならなかった。
・ドル円は17時過ぎに1ドル=93円60銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=130円65銭前後の本日高値まで上げた後もみ合いの展開となっている。
・ポンド円は強含み。22時前に一時本日高値となる1ポンド=151円45銭前後まで値を上げた。イングランド銀行(BOE)は9日、政策金利を現行の0.50%に据え置いたほか、資産買取プログラムの規模を維持すると決めた。市場では「BOEは買取増額を決定するのではないか」との観測があったため、ポンド買いが優勢となった。
・ユーロドルはしっかり。22時前に一時本日高値となる1ユーロ=1.4008ドル前後まで値を上げた。ポンドドルの上昇につれたユーロ買いドル売りが入ったほか、中国が「金融システムや準備通貨に関して改善する必要性がある」との認識を示したことがドルの重しとなった。

[2009-07-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・9日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。中国が主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)の拡大会合で準備通貨の多様化を求めたことをきっかけにドル以外の通貨に対して円売りが出た。前日に米アルコアの第2四半期決算が市場予想を上回ったことを材料に、米国株式相場が高く寄り付いたことも重しとなった。米国株が一時弱含んだ場面では円買いが入ったが、対欧州通貨でのドル売りを受けた円売り欧州通貨買いが強まると他の通貨に対しても円売りが波及した。

[2009-07-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は買いが続いた。高く寄り付いた日経平均株価が下げに転じたほか、ダウ先物もマイナス圏で推移していることなどを受けてリスクポジション解消目的の買いが入った。

[2009-07-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて買いが強まった。ダウ先物や欧州株が弱含んでいることを受けて買いが入った。シュタインブリュック独財務相が「ドイツ連銀は必要ならば社債を購入するだろう」などと述べたことや、原油先物相場が軟調に推移したことなどを背景にユーロに対して買いが加速すると他の通貨に対しても買いの勢いが増した。

[2009-07-10][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日の欧州外国為替市場で円は堅調。シュタインブリュック独財務相が「社債買い取りの検討が必要」などと述べたことや、原油先物価格の下落を背景に対ユーロ中心に円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。欧州株安や時間外のダウ先物の下落も円の支援材料になった。
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=91円97銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=127円84銭前後の本日安値まで売り込まれた。
・カナダドル円は軟調。一時本日安値となる1カナダドル=78円78銭前後まで値を下げた。ダウ先物の下落や原油安を背景にリスクポジション解消の円買い・カナダドル売りが膨らんだ。もっとも、6月カナダ雇用統計が予想より強い内容となったことを背景に、一時79円87銭前後まで値を戻す場面もあった。
・ユーロドルはさえない。19時過ぎに一時1ユーロ=1.3878ドル前後の本日安値まで値を下げた。株安や原油安を背景にリスク資産圧縮目的のユーロ売りドル買いが出た。ただ、買い一巡後は下げ渋り。市場関係者からは「1.39ドル台割れの水準ではアジア系ソブリンネームの買いが見られた」、「1.3900ドルに設定された通貨オプションに絡んだ買いが入ったのでは」との声が聞かれた。

[2009-07-11][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・10日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。欧米の株式相場やWTI原油先物相場が下落したことを背景に、リスクポジション解消目的の円買いが入った。ロンドン16時のフィキシングに向けた円買いや損失覚悟の円買いが入り上昇の勢いが増した。もっとも、買い一巡後は上値の重さを嫌気した円売りで押し戻された。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は米株安やロンドン・フィキシングに向けた売りで、一時2月17日以来の安値となる1ドル=91円77銭前後まで売られた。ただ、下値では買いが厚くショートカバーで値を戻した。市場参加者からは「92円00銭前後に通貨オプションが設定されているかもしれない」との声も聞かれた。
・ユーロ円は一時1ユーロ=127円84銭前後まで下落した。
・ユーロドルは買い戻し。日欧市場で大幅に売り込まれた反動でショートカバーが入った。市場関係者からは1ユーロ=1.3900ドル前後の通貨オプションの設定を指摘する声もあったほか、NYダウが下げ渋ったことも支えとなった。

[2009-07-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は下値が堅い。序盤は対ドル中心に仲値決済に絡んだ円売りや、日本株や時間外の米株価指数先物の上昇を背景にした円売りが出た。ただ、売り一巡後は徐々に値を戻す展開に。前場の日本株が結局マイナスとなったことや、ダウ先物の失速が円買いを誘った。対ポンドでは、英大手銀行の損失計上観測も円買いを誘った。

[2009-07-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は伸び悩み。「麻生首相は7月21日解散、8月30日総選挙で合意」との報道を受けて日本株が下げ幅を拡大すると、円買いが膨らんだ。対ユーロでは「独政府は失業者増加に絡んで1000億ユーロの追加支出が必要」との報道が円買いを後押しした。
 ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。時間外の米株価指数先物が下げ幅を縮小したことなどが持ち高調整の円売りを誘ったほか、対ドルでは「1ドル=92円00銭に設定された通貨オプションを意識した円売りドル買いが見られた」との声が聞かれた。

[2009-07-13][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日の欧州外国為替市場で円は一時買いが強まった後、売りに押し戻された。ダウ先物が一時下落していたことを受けたリスクポジション解消目的の買いが入った。政府が13日に発表した7月の月例経済報告で景気の基調判断を3ヶ月連続で上方修正したと伝わった場面では、日本のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の改善を好感した円買いも見られた。ただ、ダウ先物が持ち直すと、これまでの円の上昇過程で円買いを進めてきた参加者から持ち高調整の円売りが断続的に出て押し戻された。英・独の株価指数が上昇していることも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は19時前に1ドル=91円73銭前後と2月17日以来の安値を付けた。
・ユーロ円も同じタイミングで1ユーロ=128円00前後と本日安値を付けた。
・ユーロドルは一時買いが強まった。20時前に1ユーロ=1.3993ドル前後と本日高値を付けた。市場参加者からは「実需の買いや米金融機関からの買いが入ったようだ」との指摘があった。ただ、1.4000ドルに接近すると利益確定の売りが厚く上値を切り下げた。原油先物相場が再びマイナス圏に沈んでいることも重しのようだ。

[2009-07-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・13日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。米国株式相場が金融株に買いが入り上昇したことを受けて円売りが出た。これまでに円買いを進めた参加者からの損失覚悟の円売りを巻き込んだ。

[2009-07-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は下げ渋り。前日のニューヨーク市場で、米株高を背景に円売りが進んだ流れを受けて安く始まったものの、その後は利益確定の円買いや国内輸出企業からの円買いが入った。市場関係者からは「国内機関投資家からの円買い外貨売りも見られた」との声が聞かれた。

[2009-07-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は下落。日本、アジア株高を背景に、投資家のリスク許容度が改善するとの見方から円売り・外貨買いが優勢となった。欧州勢が参入すると仕掛け的な円売りも加わり下げ幅が広がった。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。急ピッチで円安が進んだ反動で利益確定の円買いが入ったほか、市場関係者からは「対ユーロ中心にロンドン8時(日本時間16時)のフィキシングに絡んだまとまった規模の円買いが入ったのでは」との声が聞かれた。ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が18時に発表した7月独景況感指数が予想より弱い内容となったことも円買いユーロ売りを誘った。

[2009-07-14][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円はもみ合い。ダウ先物が上げ幅を拡大したことを受けてリスク志向の改善が進むとの見方から円売りが出る場面があった。米ジョンソンエンドジョンソンの第2四半期決算が予想を上回ったことも円売りを誘った。もっとも、米ゴールドマン・サックス(GS)の第2四半期決算も予想より強い内容だったが、事前に伝わっていたこともあり材料出尽くしとして利益確定の円買いが入り値を戻した。GSの決算発表後にダウ先物が上げ幅を縮小したことも円の支えとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時前に1ドル=93円38銭前後と本日高値を付けた。米小売売上高や米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったが、ダウ先物が伸び悩んでいたため反応は限られた。
・ユーロ円も同じタイミングで1ユーロ=130円76前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは一進一退。21時前にユーロ円の買いや、米ジョンソンアンドジョンソンの決算を受けた1ユーロ=1.4009-12ドルまで上げた。ただ、ダウ先物が伸び悩むと利益確定の売りが出たほか、強い米経済指標を受けて米長期金利が上昇すると売りが加速。一時1.3948ドル前後と本日安値を付けている。

[2009-07-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。ジョンソンエンドジョンソンやゴールドマンサックスの第2四半期決算が市場予想を上回ったことを背景に米国株式相場が上昇したため円売りが出た。米長期金利の上昇も対ドルで円売りを誘った。米国株の引け後に発表されたインテルの第2四半期決算が市場予想を大幅に上回ると売りが加速した。もっとも、米国株が一時弱含んだ場面では円買いが膨らんでいた。

[2009-07-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は安く始まった後もみ合い。日本、アジア株高が円の重しになる半面、前日に下落した反動で持ち高調整の円買いが入った。市場関係者からは「円の下値では押し目買い意欲が強い」との指摘もあった。

[2009-07-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円はさえない。しばらくは動意の薄い展開が続いていたが、欧州勢参入後に対ドルで欧州・オセアニア通貨が買われると、円売り欧州通貨買い、円売りオセアニア通貨買いが広がった。時間外の米株価指数先物の上昇や原油高を背景にリスク志向が高まったことも円の重しとなった。

[2009-07-15][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・14日の欧州外国為替市場で円は軟調。英独の株価指数の上昇や時間外のダウ先物の上昇を背景に、リスク志向の改善した投資家から売りが出た。21時30分に発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数が前月から改善し、予想を上回る内容となると一段と円売りが進んだ。
 【 通貨ペア 】
・ポンド円はじり高。株高を背景に買いが続いている。23時過ぎに1ポンド=154円14銭前後と本日高値を付けている。
・ユーロ円は21時30分過ぎに1ユーロ=131円97前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは、しっかり。22時30分過ぎに1ユーロ=1.4104ドル前後と本日高値まで買われた。原油高や株高を受けた動き。

[2009-07-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。市場予想を上回る米企業決算を背景にダウ先物や欧州株式相場が上昇。7月ニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想より強く、米国株式相場も高く寄り付くと円売りが強まった。WTI原油先物相場が61ドル台へ上昇したことも円売りを誘った。

[2009-07-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は買い戻しが目立つ。格付け会社フィッチがNZのソブリン格付け見通しを「ネガティブ」に変更したと伝わると対NZドルで円が急伸、他の通貨に対しても円買いが波及した。「米金融サービスCITは明日17日にも破産法適用を申請する可能性がある」との報道を受けて、米株価指数先物が下げたことや日本株が上げ幅を縮小したことも円の買い戻しを誘った。

[2009-07-16][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・16日の欧州外国為替市場で円は一進一退。欧州勢からも、米金融サービスCITが17日にも、破産法適用を申請する可能性があるとの報道を意識し、リスクポジションを解消する動きが見られた。ダウ先物の下落も円買いを誘った。JPモルガン・チェースの決算が予想を上回り、ダウ先物が持ち直すと短期スタンスで円買いを進めていた参加者から円売りが出たほか、前週分の米新規失業保険申請件数が強い内容で米雇用市場への懸念が若干緩和したことも円売りを誘ったが、現物の米国株が上値の重い展開となっているため再び円買いが目立っている。
 【 通貨ぺア 】
・ドル円はじり安。22時過ぎに1ドル=93円35銭前後と本日安値を付けている。
・ユーロ円は強い米新規失業保険申請件数を受けて21時30分過ぎに1ユーロ=133円21前後と本日高値を付ける場面があった。
・ユーロドルは、しっかり。JPモルガン・チェースの決算や強い米雇用指標を受けて21時30分過ぎに1ユーロ=1.4166ドル前後と本日高値まで買われた。ただ、現物の米国株が上値が重いため徐々に値を下げている。

[2009-07-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・15日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。予想より強いJPモルガン・チェースの第2四半期決算や米新規失業保険申請件数を背景にダウ先物が買われたため円売りが出た。その後、ダウ先物が伸び悩み、米国株式市場も不安定な値動きで始まったため円買いが入ったほか、市場予想より弱い7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(フィリー指数)も支えとなった。ただ、ニューヨーク大学のルービニ教授がチリ人投資家へのセミナーで「米経済は年末までにリセッションから脱却する可能性がある」と発言したことが伝わると米国株が上げ幅を広げ円売りが強まった。

[2009-07-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。時間外の米株価指数先物の下落を背景に円買いが入ったほか、対ドルやユーロでは国内輸出企業などからの円買いも見られた。市場関係者からは「ジャカルタのホテルで爆弾が爆発したとの報道を受けて、対高金利通貨中心に円買いが入った」との声が聞かれた。

[2009-07-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は夕刻にドル以外の通貨に対して買いが強まった。国内勢が3連休を前に積極的な売買を手控えたため、動意の薄い展開が続いていたが、欧州勢参入後に対ポンド中心に円買いが膨らんだ。ポンドドルが損失覚悟のポンド売りドル買いを巻き込んで、一時1ポンド=1.6285ドル前後まで売り込まれた影響を受けた。一方、ドルに対してはもみ合い。クロス円の下落につれた円買い・ドル売りが相場の支えとなる半面、対欧州オセアニア通貨でのドル買いにつれた円売り・ドル買いが重しとなった。

[2009-07-17][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日の欧州外国為替市場で円は売りが強まっている。バンク・オブ・アメリカ(BOA)の第2四半期の1株利益は予想を上回ったが、貸し倒れ引当金が積み増されていたことが嫌気されてダウ先物が値を下げると、リスクポジション解消目的で円買いが入る場面があった。ただ、21時30分の米住宅指標が予想を上回るとダウ先物が急速に下げ幅を縮小したため円売りが優位になった。BOAの決算発表後に仕掛け的に円買いを進めた参加者が損失覚悟の円売りを迫られたようだ。また、シティ・グループや、ゼネラル・エレクトリック(GE)などの決算が発表されたが反応は薄かった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は買いが強まった。22時過ぎに1ドル=94円21銭前後と本日高値を付けている。
・ユーロ円は22時30分前に1ユーロ=133円03前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは一進一退。対スイスフランでドル買いが強まったことにつれて21時30分過ぎに1ユーロ=1.4062ドル前後と本日安値を付けた。ただ、強い米住宅指標を背景にダウ先物が下げ渋ると買い戻しが優位になり1.41ドル台を回復している。

[2009-07-18][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・17日のニューヨーク外国為替市場で円は軟調。序盤はダウ先物が弱含んだことを背景に円買いが先行した。もっとも、6月米住宅着工件数や建設許可件数が市場予想平均より強かったことを受けてリスク許容度が改善すると、一転して円売りが優位となった。ダウ工業株30種平均の上昇も円売りを誘った。
 【 通貨ペア 】
・ドル円はダウ平均の上昇を受けて買いが入り、断続的にストップロスを巻き込んだ。一時1ドル=94円38銭前後まで上昇した。
・ユーロ円は7日以来の高値の一時1ユーロ=133円48銭前後まで買いが進んだ。
・ユーロドルは買い戻し。序盤はダウ先物が一時弱含んだことやドルスイスランの上昇を受けたユーロ売りドル買いで一時1ユーロ=1.4062ドルまで値を下げた。強い米住宅指標を受けて一時1ユーロ=1.4145-48ドルまで値を戻したが、米長期金利の上昇を受けた売りが出て上値を抑えた。

[2009-07-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円はじり安。米ノンバンクCITが30億ドルのつなぎ融資を得ることで暫定合意したとの一部報道や、ダウ先物が持ち直したことなどを受けて投資家のリスク志向が改善。対ユーロやオセアニア通貨中心に円売りが断続的に出ている。

[2009-07-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻にかけて売りが強まった。午後に入り手掛かり難から暫く値動きが細ったものの、ロンドン勢が参入するとダウ先物の上昇などを背景に円売りが強まった。一方、対ドルでは欧州通貨やオセアニア通貨に対するドル売りにつれた円買い・ドル売りが入り下げ渋っている。

[2009-07-20][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日の欧州外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調。対欧州・オセアニア通貨でのドル安の流れにつれた円売り・外貨買いや、欧州株高やダウ先物の上昇を背景にした円売りが優勢となった。一方、ドルに対してはもみ合い。対欧州通貨などでのドル安の流れが円の支援材料になる半面、株高が円の重しとなった。
 【 通貨ペア 】
・ユーロ円は19時過ぎに1ユーロ=134円76銭前後。
・ポンド円は21時過ぎに1ポンド=156円46銭前後まで値を上げた。
・カナダドル円は一時強含み。19時30分過ぎに一時本日高値となる1カナダドル=85円86銭前後まで値を上げた。ただ、買い一巡後は利食い売りや戻り売りにやや押されている。カナダ統計局が発表した5月対カナダ証券投資額や5月カナダ卸売売上高は予想より強い内容となったものの、特に反応は見られなかった。
・ユーロドルは、しっかり。22時30分過ぎに一時6月5日以来の高値となる1ユーロ=1.4250ドル前後まで値を上げた。欧米株高を背景に投資家のリスク志向が高まるとの見方から、ユーロ買いドル売りが広がった。もっとも、市場関係者からは「1.4250ドル前後には通貨オプションが設定されている可能性が高い」との声が聞かれており、1.4250ドル前後に接近した場面では売りが目立つ。

[2009-07-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・20日のニューヨーク外国為替市場で円は方向感が出ない。米国株式相場が高く寄り付いたことを背景に円売りが出たが、売り一巡後は利益確定の円買いが下値を支えた。対ドルで米長期金利の低下を受けた円買いドル売りが入ると、他の通貨に対しても円買いが波及した。ただ、対オセアニア通貨ではWTI原油先物相場など商品相場の上昇を背景にした円売りが目立った。

[2009-07-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は堅調。前日の東京市場が休場の中で円売りが進んでいたこともあって東京勢から円買いが入った。国内輸出企業からの円買いも散見された。時間外の米株価指数先物が下落していることや、上海総合指数が一時下げに転じたことも買いを誘ったようだ。

[2009-07-21][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日の欧州外国為替市場で円は弱含み。本日発表された米企業決算が底堅い内容となったことを受けて、時間外の米株価指数先物や欧州株相場が上昇。投資家のリスク許容度が回復するとの期待から円売り外貨買いが広がった。
 【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=94円40銭前後。
・ユーロ円は22時過ぎに1ユーロ=134円52銭前後まで値を上げた。
・カナダドル円は堅調。22時過ぎに一時本日高値となる1カナダドル=86円00銭前後まで値を上げた。株高や原油高を背景に円売りカナダドル買いが出たほか、カナダ銀行(BOC)が政策金利を0.25%に据え置くことを決めたと発表した後の声明で「2009年の成長見通しを前回のマイナス3.0%からマイナス2.3%に、2010年を2.5%から3.0%に上方修正した」ことなどを明らかにしたためカナダドル買いが強まった。
・ユーロドルは、しっかり。昨日高値1ユーロ=1.4250ドル前後を上抜けると、ストップロスを誘発。一時6月3日以来の高値となる1.4278ドル前後まで値を上げた。株高を背景に投資家のリスク志向が高まるとの見方から、ユーロ買いドル売りが広がった。原油先物価格の上昇も相場の支えとなった。

[2009-07-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・21日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。米キャタピラーの第2四半期決算が市場予想を上回りダウ先物が上昇したため円売りが先行した。米国株式相場は高く寄り付いたが下値では円買いが厚かったほか、米ノンバンク大手CITが債権団との交渉次第では破産法適用申請の可能性があると伝わったことをきっかけに円買いが膨らんだ。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言で「FRBは異例とも言える低金利を長期間継続する見通し」と述べたことが伝わると米長期金利が低下。対ドルで円買いが強まると、他の通貨に対しても円買いが波及した。もっとも、買い一巡後は短期スタンスで円買いを進めた参加者からの利益確定の売りが出たほか、米国株が持ち直すと円は上値を切り下げた。

[2009-07-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。米ノンバンクCITの破綻懸念が再び高まったことや、時間外の米株価指数先物が下落していることなどを背景にリスク資産圧縮目的の買いが先行した。日経平均株価が安く寄り付いたことも円買いを誘った。もっとも、中国株が上昇し日本株が小幅ながら持ち直すと、円買いを進めた参加者から利益確定の円売りが出た。

[2009-07-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は夕刻に買い優勢。暫くもみ合いの展開が続いたが、ロンドン勢から対ポンド中心に円買いが強まると他の通貨に対しても円買いが広がった。時間外のダウ先物が下げ幅を拡大するとリスク資産圧縮目的の買いも入ったため上げ幅が広がった。

[2009-07-22][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日の欧州外国為替市場で円は強含み。序盤は英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨の公表を前に、ロンドン勢から対ポンド中心に円買いが強まったため他の通貨に対しても円買いが波及した。その後、モルガンスタンレーの第2四半期決算が予想より弱い内容となったことを背景に時間外の米株価指数先物が下げ幅を拡大すると上昇に弾みが付いた。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時過ぎに一時本日安値となる1ドル=93円09銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=132円10銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。ポンドドルやユーロポンドの値動きの影響を受けて、方向感が定まらない。この日発表された5月ユーロ圏製造業新規受注が予想より弱い内容となったことへの反応は特に見られなかった。

[2009-07-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・22日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後、伸び悩み。米モルガン・スタンレーが第2四半期決算を発表し、市場予想を下回ったことを受けてダウ先物が下げ幅を広げたため、リスクポジション解消目的の円買いが入った。もっとも、5月米住宅価格指数が市場予想平均よりも強かったことを受けてダウ工業株30種平均が一時持ち直したため、一転して円売りが膨らんだ。その後ダウ平均が動意の薄い値動きとなると円売りは弱まった。

[2009-07-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は軟調。対ドルでは仲値に向けた売りが見られた。ユーロに対して断続的に売りが出ると他の通貨にも売りが広がり、ストップロスを巻き込んで下げ幅が広がった。市場参加者からは「外貨建て投資信託の新規設定を意識した円売りが出ていた」との指摘があった。

[2009-07-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・市場関係者によれば、タイ中銀がドル買いバーツ売り介入を実施している模様。

[2009-07-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は安値圏でもみ合い。明日の外貨建て投信の新規設定が意識されていることが円の重しとなった。ただ、午前中に円売りが進んでおり、一段と売り込むには材料不足で安値圏でのもみ合いが続いた。

[2009-07-23][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日の欧州外国為替市場で円はさえない。明日の外貨建て投信の新規設定などを意識した円売りが出たほか、時間外のダウ先物の上昇などを背景に円売りが出た。対スイスフランやユーロでドルの買い戻しが強まった影響で円売りドル買いが強まると、他の通貨に対しても円売りが波及した。現物の米国株が上昇したことも円の重しとなった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時30分過ぎに一時本日高値となる1ドル=94円79銭前後。
・ユーロ円は1ユーロ=134円77銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは上値が重い。22時過ぎに一時本日安値となる1ユーロ=1.4187ドル前後まで値を下げた。ドルスイスフランの上昇を受けたユーロ売りドル買いが出たほか、原油先物価格の下落が相場の重しとなった。ただ、ユーロ円の上昇や米株高などが意識されて、一方的にユーロ安ドル高が進む状況にはならなかった。

[2009-07-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・23日のニューヨーク外国為替市場で円は下げ渋り。予想より強い米企業決算や6月米中古住宅販売件数を受けて米国株式相場が大幅に上昇した。投資家のリスク志向が改善し円売りが膨らんだ。米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが入ると、他の通貨に対しても円売りが広がった。ただ、米国株式市場の取引終了後にマイクロソフトが4-6月期決算を発表。市場予想を下回ったため、一転して円買いが入り下げ幅を縮めた。

[2009-07-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は買い戻しが目立った。米国株の取引終了後に発表されたマイクロソフトなどの決算が予想を下回ったことや、時間外のダウ先物が弱含んでいることなどが買いを誘った。国内輸出企業からの買いも入った。昨日は外貨建て投資信託の新規設定をはやして円売りが見られたが、「事前に聞かれたほどの設定額ではないとの見方があり短期筋からは円の買い戻しが入っている」との指摘もあった。

[2009-07-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は一時売りが強まった。24日後場の日本株が伸び悩んだ場面でやや買いが入ったが、日本株が再び上げ幅を拡大すると売りに押し戻された。ダウ先物が持ち直したことを受けた売りが出たほか、強いユーロ圏の経済指標を受けて対ユーロで売りが強まると他通貨に対する売りも勢いが増した。その後は、4-6月期の英国内総生産(GDP)速報値が予想を下回り、ポンドに対して円買いが強まっている影響で下げ止まっている。

[2009-07-24][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日の欧州外国為替市場で円は高安まちまち。対ユーロでは、ユーロ圏製造業・サービス業PMIや独IFO企業景況感指数が予想を上回ったことなどを背景に円売りが広がった一方で、対ポンドでは4-6月期英国内総生産(GDP)速報値が予想より弱い内容となったことをきっかけに円買いが膨らんだ。このほか、対ドルではもみ合い。欧州通貨絡みの取引が中心に方向感に乏しかった。市場関係者からは「本日23時に権利行使期限となる95.00円のオプションが意識されている」との声が聞かれた。
【 通貨ペア 】
・ユーロ円は21時前に一時1ユーロ=135円20銭前後まで値を上げた。
・ポンド円は21時30分過ぎに一時本日安値となる1ポンド=155円39銭前後まで値を下げた。
・ユーロドルは強含み。予想より強い欧独経済指標を材料に一時本日高値となる1ユーロ=1.4255ドルまで値を上げた。対ポンドで、モデル系ファンドや実需筋からユーロ買いが強まった影響もある。

[2009-07-25][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・24日のニューヨーク外国為替市場で円は一進一退。序盤ダウ先物が伸び悩んだため円買いが入った。現物の米国株も安く寄り付き、WTI原油先物相場が一時下げに転じたことなども支えとなった。ロンドン16時のフィキシングに向けて円買いが続いたが、ロンドン16時を過ぎると一転して円売りが出た。米国株が一時上げに転じ、原油相場も持ち直して引けたことも重しとなった。ただ、売り一巡後は米国株が上値の重さが意識され下げ渋った。また、ガイトナー米財務長官やバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が下院金融委員会の公聴会で証言を行ったが、特に目立った反応はなかった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は狭い値幅の取引に終始した。
・ユーロ円はダウ先物の伸び悩みや米国株の上値の重さが意識されて、一時1ユーロ=134円37-42円前後まで値を下げた。
・ユーロドルは一進一退。米株安が重しとなったほか、ロンドン16時のフィキシングに向けた売りで一時1ユーロ1.4184-89ドルまで値を下げた。下値ではショートカバーが入ったほか、米国株が一時上げに転じたことも支えとなったが、米国株の上値が重くなると買いの勢いは弱まった。

[2009-07-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小動き。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が「米政府は強いドル政策を支持しており、ドルは強くなるべきだと考えている」などと述べたことをきっかけに、欧州通貨やオセアニア通貨が対ドルで下落。これにつれて円買い欧州通貨売りや円買い・オセアニア通貨売りが出た。ただ、27日前場の日経平均株価が堅調に推移すると、徐々に円買い圧力は後退した。もっとも、売買一巡後は新規材料難から、徐々に値動きが鈍っている。

[2009-07-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は弱含み。日本、アジア株相場の上昇を背景に投資家のリスク許容度が回復するとの見方から対欧州通貨や資源国通貨中心に円売りが広がった。対ユーロでは、8月独Gfk消費者信頼感指数が予想より強い内容となったことも円売りを誘った。

[2009-07-27][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日の欧州外国為替市場で円は売り先行後下げ止まり。ダウ先物や英独の株価指数が上昇していたことを背景に、日本と金利差のあるオセアニア通貨に対して円売りが先行した。国内機関投資家からの円売りも散見されて下げ幅が拡大した。ただ、ダウ先物が下げに転じ、英独の株価指数が伸び悩むと利益確定の円買いが入り下げ止まった。
【 通貨ペア 】
・ドル円はニューヨーク勢からの買いで21時30分過ぎに1ドル=95円23銭前後まで上げた。
・ユーロ円は20時前に一時1ユーロ=136円05銭前後まで値を上げた。
・ユーロドルは買い一服。21時前に1ユーロ=1.4299ドル前後と本日高値を付けた。ただ、1.4300ドルを上抜けできなかったこともあって短期筋から利益確定の売りが出て1.42ドル半ばまで値を下げている。

[2009-07-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・27日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後に下げ渋り。6月米新築住宅販売件数が市場予想平均を上回ったことを受けて、投資家のリスク志向が改善し円売りが出た。指標を受けて買われた米国株式相場が下げに転じると円買いが入った。ただ、その後米国株が引けにかけて持ち直したため、一方的に円買いが入る展開とはならなかった。

[2009-07-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は小高い。28日前場の日本株がさえない値動きとなったことや、時間外の米株価指数先物の下落を背景に円買いが入った。対ドルでは国内輸出企業などからの円買いドル売りが入った。ただ、スティーブンス豪州中央銀行(RBA)総裁が講演で「豪経済の回復は予想よりも早いだろう」などと述べたと伝わると、対豪ドルで円売りが出たため他の通貨にも円売りが波及し伸び悩んだ。

[2009-07-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円はドル以外の通貨に対しては軟調。対欧州・資源国通貨でのドル安の流れにつれた円売り外貨買いや、欧州株高を背景にした円売りが出た。一方、ドルに対しては底堅い動き。クロス円の上昇つれた円売りドル買いが重しになる半面、対欧州通貨などでのドル売りにつれた円買いドル売りが支えとなった。

[2009-07-28][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日の欧州外国為替市場で円は堅調。時間外の米株価指数先物が下げに転じたことに連動して、リスクポジション解消目的の円買いが入った。東京時間に円売りポジションを形成した参加者が反対売買を進めたようだ。
【 通貨ペア 】
・ドル円はダウ先物の下げ幅拡大を受けてクロス円の売りが膨らむと21時前に1ドル=94円38銭前後と本日安値を付けた。5月ケース・シラー住宅価格指数が予想よりも強い内容だったが反応は薄かった。
・ユーロ円はユーロドルの売りも重しとなり22時過ぎに一時1ユーロ=134円23銭前後と本日安値を付けている。
・ユーロドルは軟調。欧州市場の序盤に1ユーロ=1.4305ドル前後と本日高値を付けた。ただ、上値が重かったことが嫌気されて利食いの売りが出た。ダウ先物や原油先物相場が軟調に推移していることも売りを誘い、22時30分過ぎに1.4182ドルと本日安値を付けている。

[2009-07-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・28日のニューヨーク外国為替市場で円は買い先行後は伸び悩み。序盤ダウ先物が下げ幅を広げ円買いが入った。7月米消費者信頼感指数が前回値と市場予想平均いずれも下回り、景気底入れに対する期待感が後退したためWTI原油先物相場が大幅に下落。リスク資産圧縮目的の円買いが膨らんだ。損失覚悟の円買いストップを巻き込み上昇に弾みが付いた。もっとも、軟調に推移した米国株式相場が一時持ち直したため円の上値は重くなった。

[2009-07-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は高く始まった後はもみ合い。対ドルやユーロを中心に仲値決済に絡む円売りや、29日前場の日本株相場が持ち直したことなどを背景に円売りが出た。半面、時間外の米株価指数先物や中国株相場の下落を意識した円買い外貨売りが入った。対ドルでは、「1ドル=94円台後半から円安・ドル高の水準に観測されている円買い注文が意識されている」との声が聞かれた。

[2009-07-29][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・29日の欧州外国為替市場で円は一進一退。時間外の米株価指数先物の下げ幅縮小や英・独の株価指数の上昇を背景に円売りが見られた。対ドルで英系金融機関の売りでストップロスを巻き込んだことが他の通貨にも重しとなった。ただ、ダウ先物の戻り一服した上、現物の米国株が軟調に推移しているためリスクポジション解消目的の買いが入り値を戻している。
【 通貨ペア 】
・ドル円は20時過ぎに1ドル=95円12銭前後と本日高値を付けた。英系金融機関の買いが損失覚悟の円売りドル買いを巻き込んだことを受けた。
・ユーロ円はダウ先物の下げ幅縮小をきっかけとしたショートカバーで20時前に一時1ユーロ=134円40銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロドルは軟調。22時30分過ぎに1ユーロ=1.4077ドルと本日安値を付けた。原油先物相場が軟調に推移していることや、対スイスフランでドル買いが進んだことが売りを誘った。

[2009-07-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・ドル円は強含み。一時95.31円と昨日高値の95.37円に接近した。また、ユーロ円は133.75円まで値を上げた。本日は五十日ということもあり、仲値決済に向けたドル買いが入ったほか日本株高が相場の支えとなった。市場参加者からは「月末の外貨建て投信の新規設定に対する期待感も円売り外貨買いを誘ったのでは」との声も聞かれた。

[2009-07-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午前のアジアオセアニア外国為替市場で円は底堅い動き。序盤は対ドルやユーロ中心に仲値決済に向けた円売りが出たほか、30日前場の日本株が上昇したことを背景にした円売りが出た。ただ、売り一巡後は下値を切り上げる展開に。高く始まった中国株が下落に転じたことをきっかけに円買い外貨売りが広がった。

[2009-07-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日午後のアジアオセアニア外国為替市場で円は対ポンド中心に売りが優勢。英住宅金融大手ネーションワイドビルディングソサイエティが発表した7月英住宅価格が3カ月連続で上昇し、英住宅市場の底入れ期待が高まったことを受けた。時間外の米株価指数先物の上昇も円の重しになった。一方、ドルに対しては方向感が定まらない。ダウ先物の上昇などが円の重しになる半面、対ポンドでのドル売りにつれた円買いドル売りが相場を支えた。

[2009-07-30][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日の欧州外国為替市場で円は軟調。時間外のダウ先物や原油先物相場の上昇を受けて投資家のリスク志向が回復し対豪ドル中心に円売りが見られた。ポンドに対しては英住宅指標が強い内容だったことが円売りを誘った。米失業保険継続受給者数が予想よりも少なかったと伝わると対ドル中心に円売りが加速し下げ幅が広がった。
【 通貨ペア 】
・ドル円は22時前に1ドル=95円69銭前後と本日高値を付けた。
・ユーロ円はドル円の買いを受けて22時過ぎに一時1ユーロ=134円55銭前後と本日高値を付けている。
・ユーロドルは上値が重い。原油先物相場やダウ先物の上昇が支えとなる半面、円やスイスフランに対してドル買いが進んだことが上値を抑えている。

[2009-07-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・30日のニューヨーク外国為替市場で円は売り先行後は下げ渋り。米失業保険継続受給者数が市場予想平均よりも強い内容となったことを受けて円売りが強まった。ダウ工業株30種平均が一時170ドルを超す上昇となったことも円の重しとなった。もっとも、米7年債入札が好調だったとの見方から米長期金利が低下したことを受け、対ドルでの円買いが入ると他の通貨にも円買いが広がった。米国株が引けにかけて伸び悩んだことも円の買い戻しを誘った。

[2009-07-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・韓国為替当局がドル買いウォン売り介入を行った模様と市場関係者の話として伝えた。

[2009-07-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午前のアジア・オセアニア外国為替市場で円は高安まちまち。対ドルでは、前日のニューヨーク市場で米株高を背景に円売りが進んだ流れを受けて安く始まったものの、その後は持ち高調整の円買いが入り持ち直した。対ユーロなどでのドル売りの流れを受けた円買いドル売りや国内輸出企業からの円買いドル売りも見られた。一方、ドル以外の通貨に対しては安値圏で一進一退。外貨建て投信の新規設定を期待した円売り外貨買いや日本株高を背景にした円売りが出る半面、ドル円の下落につれた円買いが入った。

[2009-07-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日午後のアジア・オセアニア外国為替市場で円は荒い値動き。対ドルやユーロ中心に、月末特有の国内輸出企業などからの円買いが入りジリジリ値を上げる展開が続いていたが、大手米銀のリポートをきっかけに一転円売りが膨らんだ。市場参加者からは「大手米銀がドル円の目標水準を1ドル=105円とする買い推奨リポートを出したことをはやす格好でまとまった規模の買いが入ったほか、その大手米銀からの円売りドル買いも出たようだ」との声が聞かれた。

[2009-07-31][NP     HDP CHDP RHDP CRHDP ]
・31日の欧州外国為替市場で円は売り先行後は買い戻しが進んだ。ダウ先物が一時堅調に推移し投資家のリスク志向が高まり円売りが出た。米金融機関の円売り推奨リポートを背景に対ドルで円売りが加速すると、他の通貨に対する円売りも勢いが増した。もっとも、4-6月期実質米国内総生産(GDP)速報値は前期比年率で1.0%減と市場予想平均の1.5%減よりも強い内容だったが、1-3月期が下方修正されたほか4-6月米個人消費が予想よりも弱かったこともあり、時間外のダウ先物が下げに転じたため利益確定の円買いが優位になった。仕掛け的に円売りを進めた短期筋が反対売買を迫られた模様。
【 通貨ペア 】
・ドル円は21時30分過ぎに1ドル=95円88銭前後と本日高値を付けたが、ダウ先物が一時下げに転じると95.21-24円まで下押しした。
・ユーロ円も21時30分過ぎに一時1ユーロ=135円60銭前後と本日高値を付けたものの、22時過ぎには134円30銭前後と本日安値を付けている。
・ユーロドルは一進一退。原油先物相場が一時持ち直したことやダウ先物が一時上昇したことを支えに20時過ぎに1ユーロ=1.4155ドルと本日高値を付けた。ただ、米GDP速報値発表後のダウ先物の下落やユーロ円の売りなどを受けて1.41ドル台前半まで押し戻された。

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